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コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS SSスレ 18

1 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 01:47:06 ID:2ccLNKx2
ここはPS2/PSPソフト「コードギアス反逆のルルーシュ LOST COLORS」SS投稿スレです。
感想等もこちらで。このゲームについて気になる人はゲーム本スレにもお越しください。
基本sage進行で。煽り・荒し・sageなし等はスルーするか専ブラでNG登録して下さい。

■SS保管庫 http://www1.ocn.ne.jp/~herma/CodeGeass_LostColors/2ch/0.html

■過去スレ
1:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1209886757/
2:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1211557284/
3:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1213103523/
4:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1213952942/
5:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1214728916/
6:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1215348991/
7:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1215868597/
8:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1216128228/
9:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1216281315/
10:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1216490882/
11:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1216733413/
12:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1217157909/
13:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1217455545/
14:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1217765669/
15:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1218030302/
16:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1218359218/
17:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1218549757/

2 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 01:47:55 ID:2ccLNKx2
■関連スレ
コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS 16(本スレ)
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1216262075/
コードギアス ロスカラのライはフラグ一級建築士 フラグ3本目(主人公スレ)
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1215012689/
【PS2】コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1203247087/
【PSP】コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1207641630/
コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS 攻略スレ4
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gameover/1209720651/

■公式サイト http://www.geass-game.jp/ps/
■アニメ公式サイト http://www.geass.jp/

■攻略wiki http://www9.atwiki.jp/codegeasslc/

3 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 01:48:54 ID:2ccLNKx2
■SSを投下される方へ
1.投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れて下さい(または「何レス目/総レス」を名前欄に)
2.規制に掛かりやすくなっていますので、支援要請の旨も冒頭に書いて下さい。
3.投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為に必ずリロード。尚、直前の投下完了宣言から15分程度の時間を置いてください。
4.投下許可を求めないこと。みんな読みたいに決まってます!
5.ゲーム内容以外で本編放送前バレ情報があるSSは始めに注意書きを。
6.なるべくタイトル・カップリング・分類の表記をして下さい。(特にタイトルはある意味、後述の作者名よりも重要です)
・読む人を選ぶような内容(オリキャラ・残酷描写など)の場合、始めに注意を入れて下さい。
7.作者名(固定ハンドルとトリップ)について
・投下時(予告・完了宣言含む)にだけ付けること。その際、第三者の成りすましを防ぐためトリップもあるとベスト。
トリップのつけ方:名前欄に「#(好きな文字列)」#は半角で。
・トリップがあってもコテハンがないと領地が作れず、??????自治区に格納されます。

■全般
1.支援はあくまで規制を回避するシステムなので必要以上の支援は控えましょう。
2.次スレ建設について
・950レスもしくは460kB近くなったらスレを立てるか訊くこと。立てる人は宣言してから
・重複その他の事故を防ぐためにも、次スレ建設宣言から建設完了まで投稿(SS・レス共に)は控えることが推奨されます
※SS投稿中に差し掛かった場合は別です。例 940から投稿を始めて950になっても終わらない場合など
3.誤字修正依頼など
・保管庫への要望、誤字脱字等の修正依頼は以下のアドレス(geass_lc_ss@yahoo.co.jp)に
    ※修正依頼の際には 作品の管理番号(その作品が始まる際の、スレ番号-レス番号。保管庫の最優先識別コード)を“必ず”記述して下さい
    例 0003-0342 のタイトルを ○○○ カップリングを ○○○
(↑この部分が必須!)
  もし、管理番号を記述されず○スレ目の○番目の……などという指定をされると処理が不可能になる場合があります
4.睡眠は1日7時間は取りましょう

4 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 01:50:58 ID:Cn/XxuEX
>>1 乙
しかし、危なかった。

5 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 01:52:57 ID:yZ3JI2Ya
>>1 乙!
………あれ? もっふー!

6 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 01:56:33 ID:U+/oEY1G
>>1
乙!もっふーは落ちてるのかな?

7 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 01:56:33 ID:Cn/XxuEX
2時5分に投下します。

8 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 01:57:46 ID:2ccLNKx2
>>4 そうですね。なんか偶然目が覚めて17スレ目を見たときには一気に眠気がふっとびましたよ。
(ホテルの)有線回線弾かれて、モバイル用の予備回線でなんとかいけましたが。

ピンクもふもふ卿、流石に寝てましたかww

9 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 01:57:51 ID:/NiZ2GJq
>>1
マジでありがとう!
今までいた他スレでもギリギリまでスレたたないことあったけど、
こんなにドキドキハラハラしたのは初めてだったよ!

<フォロー>

コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS 17(本スレ)
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1218174588/

コードギアス ロスカラのライは折り紙先生 折り鶴4羽目 (主人公スレ)
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1218532294/



あと、家ゲー板のは落ちてて、次スレ見つけられなかった

10 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:02:05 ID:RB4kK/Si
>>1
乙!!スレ立て勉強しときます・・・

11 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:04:36 ID:aIu6Be+W
『黒の騎士団、斑鳩艦隊に告げる。
ゲフィオンディスターバーによってブリタニア側の支援ライン、保管庫、そして第5世代以前の職人は投下を停止した。
敵の戦力は半減している。各主要カップリングを投下し、スレッド18を埋め尽くせ!
シュナイゼル率いるBL投下部隊が到着するまでが勝負となる。支援を敷きつつ、BL保管庫を孤立させろ。長編ライナナSSを投下すれば、我が軍の勝利だ』


THREAD 18『第ニ次 東京 投下戦』


『聞こえるか、ゼロ!投下を停止しろ。こちらは重戦術級のライスザを搭載している。
投下されれば400KB以上が使用される。その前に…』
「お前の言う事など信じられるか!!……ジェレミア!!」
『っ!?……これは!』
『枢木スザク、私もBLは好きだ。ライルルも好きだ。ライスザも好きだ。しかし、この板ではノーマルカップリングが勝る!』
『くっ……あなたにどんな事情があろうと、今はっ!!』
『受けよ、ライカレの嵐!』
『ぐ…ジェレミア卿、自分はこんな投下を終わらせたくて!』
『ならば君にできるというのか?我が君の苦悩(BL)を消しさることがっ!!』
『みんなを巻き込む必要なんて!』



「ロロ、ライナナを読ませてくれないか?」
『……兄さん、保管するのが間に合わなかったんだ。ライナナは、あの大容量ライスザSSのせいで…』
「そんなことを聞いているんじゃないんだ。ライナナを読みたいだけなんだよ」
『でも、ライナナは消えたんだ。スレッドごと落ちたんだよ、兄さん!』
「嘘をつくなっ!!!!」
『っ…』
「なぁ、ロロ。ほんの少しでいいんだ。……ライナナを読ませてくれ」


12 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:05:01 ID:MawIAs3B
>>1

逆にもふもふ卿が来てない事に軽い安心をしてしまった
と言うか来たらもう寝てないと心配してしまう

13 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:06:05 ID:MawIAs3B
>>13
って言ってる間に来てた
どうするんですか20スレ目以降はwwwww

14 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:07:02 ID:g7BRn02V
>>1乙ですwホント危なかった・・・
僕を含め2、3人弾かれたからな・・・
家ゲーが無かったのは落ちてたからなのねw
>>13
とうとう神話が終わったwww

15 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:08:22 ID:Cn/XxuEX
えーと、投下してもいいんですかね?一応15分に延ばしましょうか?

16 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/16(土) 02:09:11 ID:2ccLNKx2
>>11 噴いたwww貴方いつ寝てるんだwww

>>12 私たちのような凡人の予測など当てにはならなかったようですww

そろそろか。すいませんが支援の方お願いします。私は折角なので前スレの分の更新作業に入ります。

17 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:09:54 ID:yZ3JI2Ya
>>11 もっふー乙!
とうとう追い付きましたね
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

18 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:10:10 ID:g7BRn02V
>>15
どうぞ投下してください

19 :銀飯:2008/08/16(土) 02:11:02 ID:Cn/XxuEX
では投下します。

前書き
『世界の色』の6話目で、今回はライのルシフェル(羽根付きマーク・ネモ)対アリスのランスロット・クラブ・ザ・スピードの話です。シリアスに力尽きたので、ギャグ要素がだいぶ増えています。
よく考えたらライの専用機、ルシフェルの名前使うんだったら、ラクシャータが弄繰り回した金色ヴィンセントでよかったと後悔しています。


20 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:11:45 ID:g7BRn02V
支援

21 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:11:53 ID:yZ3JI2Ya
全力で支援!

22 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:12:03 ID:aIu6Be+W
>>15
割り込みすみませんでした。最初のSSにはしておきたかったので

23 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:12:26 ID:xh+uOGv+
ならば支援!!


24 :銀飯:2008/08/16(土) 02:13:21 ID:Cn/XxuEX
『世界の色6@』

(トウキョウ租界政庁上空付近)
「ぐわぁ!」
「ば、馬鹿な!?」
「いつの間に!?」
政庁へ近づくのを阻もうとするブリタニア軍のKMFは黒の騎士団が投入した新型KMFルシフェルによって、ことごとく視認からわずか3秒の間に撃墜されていった。
スラッシュハーケンで撃たれ、輻射波動で破壊され、同士討ちにさせられた。
圧倒的な初速のスピードで死角に入り、そこから一気に攻撃を仕掛けてくるため、まるで亡霊と戦っている錯覚に陥っている兵士もいた。
「くっ、包囲陣をしきつつやつを狙撃しろ!」
サザーランド・エアの散弾の弾幕が容赦なく向けられたが、すべて回避したのだった。
「馬鹿な!?散弾の包囲射撃をすべてかわしただと?こ、こんな軌道が・・・。」
「し、新型ナイトメアといえどありえない!」
混乱に陥り包囲陣形が完全に整わなかったことが最大の原因であるのだが、ブリタニア軍にはそれに頭を回す余裕がなかった。
『ちょっと、ちょっと。シールドやハドロン砲もちゃんと使ってよね。ウイングだって、切り離し可能な独立小型ブースター付きハドロンブラスターとしての機能もあるんだし、背中の剣もねぇ。』
そういい終わると、ラクシャータは煙をふかした。
「この機体の機動力を確かめたかったんですよ。それに今は忙しい。」
引き続きライの駆るルシフェルは回避運動を続けたが、混乱に陥っているブリタニア軍にその真意を見抜けるものはいなかった。
中華連邦での戦いに参加したものや、ゼロの蜃気楼について分析したものがいればライの次の行動を予測できたかもしれないが、ルルーシュのギアスによって指揮官のギルフォードを失った部隊にそれを求めるのは酷だった


25 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:13:44 ID:yZ3JI2Ya
皆落ち着きを徹底しろ!そして全力で投下を支援するんだ!

26 :銀飯:2008/08/16(土) 02:18:19 ID:Cn/XxuEX
『世界の色6A』

「そろそろ頃合だな。」
12,3機のブリタニア軍のKMFがレーダーに補足され、ライはロック・オンをかけた。
ピューン!
次の瞬間レーダーに捉えられていたKMFはすべてルシフェルのウイングから放たれた拡散構造相転移砲によって撃墜された。
後にこの戦いに生き残ったブリタニア軍の元パイロットはこう振り返っている。
『あ、あれはまさに亡霊だった。いつの間にか視界から消えて、気がついたときには撃墜されていた。にもかかわらず俺たちは全員脱出できたんだ。まるで俺たちの命なんてその気になればいつでも奪えるって言わんばかりに。まさに青い悪夢だったよ』と。

一方政庁上空ではブリタニア軍の投入した青い白兜によって息を吹き返していた。
「ザ・スピード」
アリスがギアス伝導回路を使い、ランスロット・クラブ・ザ・スピードを超高速移動させ、黒の騎士団の暁や月下を破壊していく。
「くっ、なめるな!」
黒の騎士団の部隊指揮官である千葉は暁直参仕様でクラブに切りかかったが、
「消えた!?」
目の前にいたはずの青い白兜は消え、次の瞬間爆発音と共に左腕部が切り落とされた。
「こ、この動きはまるで・・・。」
クラブの動きに千葉は見覚えがあった。なぜならクラブの動きは黒の騎士団の戦闘隊長であり、自分や朝比奈が藤堂と共に命を預けるのにふさわしいと思っている人物の動きに限りなく似ていたからだ。
ドン!
今度はガレスの砲撃が右脚部分に被弾し、千葉の暁は大きくバランスを崩した。そしてクラブのMVSロンドが振りかざされた。
「こ、こんなところで。」
死を覚悟した千葉の脳裏に浮かんだのは、返事をすっぽかされた藤堂、同僚の四聖剣、そして・・・。
ジジジッ!
しかしMVSショートソードは千葉の暁を切り裂くことはなかった。
「千葉中尉、大丈夫ですか?」
「戦闘隊長殿か?かたじけない!」
クラブの攻撃をライのKMFルシフェルの絶対守護領域のシールドが防いでいた。それを確認したクラブは間合いを取り次の行動に備えた。


27 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:18:37 ID:yZ3JI2Ya
支援をサポートに!

28 :銀飯:2008/08/16(土) 02:22:07 ID:Cn/XxuEX
『世界の色6B』

「状況を教えてもらえますか?それに、どうしてランスロットが?」
「あ、ああ。部隊損壊率は59%に達しているが、既に朝比奈の部隊が政庁内部への侵入を開始している。主だった士官クラスの戦死者は木下で・・・。」
そう言って千葉は言葉を詰まらせた。
「木下さんが!?」
ライは驚愕した。ギアス狩りに反対した自分や捕虜となったカレンの代わりに、現地で部隊の統率を行い、罪のない子供や民間人を殺したことで大いに苦しんでいた人物だ。
(そんな、木下さんが・・・。)
「ああ、そのことで戦闘隊長殿に伺いたいことが・・・。」
千葉の言葉が言い終わらないうちにブリタニア軍から一斉砲火を浴びせられた。絶対守護領域のルミナスシールドがそれを阻むが、
「とりあえず、この状況をどうにかしないといけませんね。千葉中尉?」
「あの青い白兜だが、恐ろしいほどの機動力を持っている。だが瞬間移動といった類のものではなく、動きも直線的なので予測さえたてれば回避は可能だ。それと、左腕をやられたが、戦闘継続に支障はない!」
自分のことは気にするなといった感じで千葉は現状報告を終えた。
「わかりました。じゃあ、僕はランスロットを抑えるんで、千葉さんは部隊指揮と周辺の敵に当たってください。」
「承知!」
千葉の返事を聞いてから、ライはシールドを展開させた状態で、クラブの方に向かった。どこかの坊やみたいに攻勢に転じるのと同時にシールドを解除しないのは、解除の瞬間に狙い撃ちにされるのを避けるためと、もう一つは敵の主砲を見極めるためだった。
(もっとも、出力30%でこの動きなら、50%も出せばほとんどの攻撃はかわせるだろうけど・・。)


29 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:22:25 ID:yZ3JI2Ya
投下!ならばこそ、オォォーール・ハイィィィル・シィィィエェェェェェン!!!

30 :銀飯:2008/08/16(土) 02:25:18 ID:Cn/XxuEX
『世界の色6C』

ライの考えに応えるようにクラブが撃ってきたのは、可変式アサルトライフルだった。ランスロットのハドロンブラスターのような殲滅型ではなく、射撃の正確性と貫通力を重視しているのかハドロン粒子砲特有の黒い光の束はかなり収束されていた。
ルシフェルのシールドは難なくそれを防いだが、
「いない!?」
画面がハドロン粒子砲の光で覆われた一瞬の間にライはクラブを見失った。
「くっ。」
(こ、こんな時に)
胸の痛みを感じ、動きが止まったライのルシフェルをクラブは見逃さなかった。今度はマシンガンと化したハドロン粒子砲が襲い掛かってきたのだ。シールドが展開中のため、ダメージはない。
「ぜぇ、ぜぇ。」
胸の痛みが治まったライはクラブの動きを分析し始めた。
(便利な武器だな。あれがあれば先頭がかなり楽になるだろうな。)
敵の武器に感心しながらも、画面の時間表示を見て、クラブのスピードのからくりはロロのような体感時間を奪うものではないと確信した。と、同時にこれほどのスピードをクラブの性能だけで引き出せるとも思えなかった。
(アリスか?)
ライはそれを確認するために、スラッシュハーケンを全開にした。
「いけ、ブロンドナイフ」(注:ナ○ナの○巻でのヴィレッタとの戦闘シーン参照)
クラブはそれらをすべてかわす。最もライにとって予測済みの行動であり、実際に狙ったのは、クラブの後ろにいたサザーランド・エアやグロースター・エアだった。
今度は輻射波動の徹甲砲撃を打ったが。それもかわし、クラブの後ろにいたヴィンセントに命中した。
(僕を誘導しているのか?ナナリーが脱出する時に戦闘に巻き込まれる危険性を少しでも減らすために・・・。でもそんな悠長なことをしている時間はないんだ!)
「なら接近戦で!」
僕は背中の剣を抜き、アリスのクラブとの間合いを一気に詰めた。
(アリス、ナナリーのところへ連れて行ってもらうよ!それに・・・)


31 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:25:32 ID:yZ3JI2Ya
受けよ!支援の嵐!

32 :銀飯:2008/08/16(土) 02:26:51 ID:Cn/XxuEX
『世界の色6D(注:ギャグ)』

「その機体は僕のものだー!」
なぜかライはそう叫んだ。いや、叫ばなければならぬという衝動を抑えきれなかった。
しかし、
『マーク・ネモは私のものです!』
『魔人コードギアスは私のものよ!』
ナナリーとアリスが自分の乗っているルシフェルと名づけた異形のナイトメアについて、勝手に使うなと文句を言っている空耳をライは聞いた。
(僕の存在って二人にとったら魔動器マーク・ネモなのかもな?)
なぜかそんな考えがライの頭の中に浮かんでいた。


33 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:27:51 ID:yZ3JI2Ya
支援!それは我が忠誠の名前!

34 :銀飯:2008/08/16(土) 02:30:15 ID:Cn/XxuEX
投下は以上です。なんか混雑してたのに空気を読まずにすみませんでしたorz

あと、KMFの空中戦に関してですが、2期に入ってからやたら空中戦が増えたのは、ギルフォードの失態と太平洋上戦で制空権の重要性が明らかになったのが背景にあるのではないかと。



35 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 02:34:37 ID:yZ3JI2Ya
>>34 銀飯卿、GJでした!
……ギャグいらないんじゃ、というかあんまりギャグとして感じられなかったです
確かに毎度毎度足場崩されてたら対抗策として飛ぶよね、普通
ただ、強力な対空兵器がでてきて再び地上戦メインになるといいなと思う
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

眠い………おやすみ

36 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 07:16:04 ID:j2MfcQ4K
>>35
強力な対空兵器…ナナフシですね?わかります。

37 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 07:30:08 ID:y15igvug
>>34
銀飯卿GJでした。
しかしすごいな。アリスはともかくオリジナルの機体が出てきても話にまったく違和感がない……。
これもある種の才能ですね。次回を楽しみにしてます。

あ、重箱の隅をつつくようで恐縮ですが、>>30『世界の色6C』の
(便利な武器だな。あれがあれば『先頭』がかなり楽になるだろうな。)

この文の『先頭』は『戦闘』の誤変換で間違いないですか?ご確認ください。

38 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 08:02:25 ID:XvMn3su6
>>36
マイクロブラックホールか。
フレイヤなみにやばい兵器だな。

それにしてもフロートシステムは馬鹿みたいにエナジーフィラーを消費するって設定は忘却のかなたへと追いやられてるねぇ。
作品的に元々のKMFのコンセプトは市街戦ができるサイズの機動兵器ってことだったのにな。

39 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 08:15:54 ID:1pBBLA2/
 

40 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 08:59:12 ID:/NiZ2GJq
0017-0930(前スレ966ライカレ厨卿)
乙&GJです
ラクシャータwww
よくあるネタといえばネタなんだけど、なんかスゴくツボにハマりました!
「バトレーだ!!ここにもバトレーが居たっ!!」はマジうけましたw
ディートハルトもスゲェ!
彼のゼロに対する思いがそこまでのものだったとは!
さすが、カオスの異名を持つ男だ!
ラクシャータとディートハルトの反応みたいと言った張本人ですが、
まさかここまでのものがくるとは思ってなかったです!本当にGJでした!


0017-0979(前スレ985ライ×C万歳卿)
乙&GJです
シャーリーの普通の女の子としての可愛らしさが嫌味なく描写されていて、素晴らしいと思います
シャーリーは良い意味で普通の女の子だから、その良さを書くのって逆に難しいと思うんですよね
ライシャリSSが少ないのは本編でのルル好きっぷりもありますが、
そのあたりも理由なんじゃないかなと勝手に思っています
この魅力的なシャーリーはお友達の熱弁の賜物って部分もありそうですねw
恋愛関係のみ空気が読めるスザクも「確かにヤツは、そういうところがあるw」と笑いました
誤変換と思われるものが一つ。979の時期は次期ですよね?
あと反響薄いも何も、あの状況では新スレを立てるのがなにより優先されます
新スレ立て完了宣言があるまでは、スレ立てのためのやりとり以外は遠慮するのが
>>3を読むまでもない「2ch的常識」なので、内容の良さや支持不支持とは関係ないと思いますよ

41 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 09:01:55 ID:UsjofWsQ
保管庫のライ×C万歳卿の、私の彼はエースパイロットが閲覧できないんですが。

42 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 09:42:38 ID:/NiZ2GJq
>>11
意図されたものではないと判っていても、微妙に思える箇所がありました
でも、ニーナやカノンを擁するシュナイゼルの麾下にBL投下部隊があるとか、
ジェレミアのセリフ改変なんかは純粋に笑いました
そうか、ジェレミアBL好きなのかwますます咲世子さんと良き関係が築けそうだなw
そして、この結末が示すものは……
この18スレ目が咲世子さんのアッー!なネタで埋め尽くされるという予言ですね
わかります


>>34乙&GJでした
戦闘描写が熱い!
こういうのを読むのは大好きなんですが、自分では絶対書けないので、
書ける人が純粋に凄い!と思います
特に千葉さんとアリスの戦闘にゾクゾクしました

ただ、これもギャグ要素の内のつもりで書かれているのかとおもいますが、
「どこかの坊やみたいに」は余分だと感じました
TURN18を下敷きにしているのは判りきっていますし、
このフレーズが無くても、文章自体もライの凄さも充分伝わります
わざわざ入れる必要はないと思います
ギャグでもたまにキツいと思うのに、シリアスで他キャラ落としっぽい表現を入れられると、
そのキャラと共にライも貶められている気分になり、辛いです


>>39
エナジー関連は空白の一年で改良が進んだとか脳内補完はいくらでもできるけど、
今までにない魅力としてKMFという機体に感じていたものが、描写されなくなって、
自分的にロボ物としてのコードギアスの魅力は半減したのは事実
今の戦い方だと、別にKMFじゃなくてもありだと思うから「KMFならでは」の戦いが見たい!と、
つい思っちゃうんだよな……

43 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/16(土) 09:46:09 ID:NthdOvNi
>>41 今確認しました。本日中に処理します。
昨日と違い、今日は1800頃まで全く来れないと思います。
会場内よりお伝えしました。

44 :41:2008/08/16(土) 10:19:03 ID:UsjofWsQ
>>43
相変わらずの迅速な対応に感謝します。
では戦場での健闘を祈ります

45 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 10:39:38 ID:Cn/XxuEX
>>37 御指摘の通りです。

保管者トーマス卿
>>30の上から14行目に変換ミスがありました。
誤「先頭が」→「戦闘が」
戦場から戻られた際に修正をお願いします。それとドミノ倒しなどに巻き込まれないように祈っております。

>>42
「坊やに」の表現はギャグ要素のつもりで入れたんですが、蛇足だったでしょうか?
もとは某大佐の「坊やだからさ」なんですが・・・。





46 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 11:02:46 ID:aIu6Be+W
11:15に投下します。

47 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 11:07:05 ID:Cn/XxuEX
イエス・マイ・ロード。

48 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 11:12:55 ID:yZ3JI2Ya
イエス、ユア・ハイネス
全力で支援します

49 :もっふー:2008/08/16(土) 11:14:54 ID:aIu6Be+W
じゃあ投下します

注意事項
・連載ではなく短編
・カップリングはライ×アーニャ
・甘く…は無い。ビターチョコレートみたいな感じ。食った事無いから分かんないけど。
・タイトルは『溢れる零れる桃色心』です。本文に入れるの忘れてた。


50 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 11:15:57 ID:yZ3JI2Ya
全員に徹底させろ!全力を挙げて投下を支援するんだ!

51 :溢れる零れる桃色心:2008/08/16(土) 11:16:35 ID:aIu6Be+W
「ライ」
「何だいアーニャ?」

アーニャは珍しく機嫌がいいのか、少し口元を緩めながら僕に話し掛けてきた。
恋人になったとはいえ、お互い恋愛には奥手。
あまり進まない関係の中で、こうしてアーニャから話し掛けられるのは、1つの進歩ではないだろうか。
僕は嬉しくなって、腰をかがめてアーニャの目線に合わせる。

「最近どう?」
「最近…?まあ、元気だよ」

変な質問をするアーニャ。
もしかしたら僕と話すために、一生懸命に話題を探っているのかもしれない。
僕はまた嬉しくなって、アーニャの頭を撫でようと手を伸ばした。

「……」
「あれ?」

しかし、僕の手は空を切る。
奥手な僕達の間の、互いの想いを確かめ合えるスキンシップ。いつもなら、アーニャの方から頭を傾けるのに。
(アーニャが、撫でられるのを拒んだ…!?)
その事実に僕はひどく衝撃を受けた。しかしアーニャはそんな事を気にもせず、携帯をいじり出す。

「………」
「あ、アーニャ…さん?あのぅ…」
「………」

そこで僕はようやく気付いた。アーニャは機嫌がいいのではない。怒っているのだ。
でも、一体なぜ?


52 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 11:16:58 ID:yZ3JI2Ya
全力で支援!

53 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 11:17:29 ID:rtdCB6gc
支援

54 :御錬師:2008/08/16(土) 11:17:31 ID:QPcyW6Fx
イエス、マイ、ロード
全力を挙げて支援します!


55 :溢れる零れる桃色心:2008/08/16(土) 11:18:07 ID:aIu6Be+W
僕は記憶の中をひっくり返して確認するも、アーニャを怒らせたような事をした覚えは全くない。
だから、とりあえず怒っている理由を聞く事にした。

「アーニャ…何を怒っているんだい?」
「自分の胸に聞いてみたら?」

聞いてみたがうんともすんとも言わない、なんて言えば殴られそうな程アーニャは鋭い目線で睨んでくる。
どうしたものか、と悩んでいると、ピロリン♪と僕の携帯が鳴った。
アーニャ専用のメール着信音であり、とりあえず見てみると本文は無く、画像が一枚添付されただけのメールだった。
画像が次第に読み込まれ、上の方から順々に表示されていき…

「うっ!?」

思わず唸ってしまった。
画像に写っているのは僕……とヴァルキリエ隊の皆さん。
美しい女性に囲まれた僕は、嬉しい状況にニヤニヤ……している訳じゃなく困っていたのだが。

「まだある」
「ぐっ!?」

次々に送信されるのは僕と女の子が一緒にいる写真。
マリーカが酒を飲んでしまい、酔っ払った勢いで抱きつかれてしまった写真。
リーライナと廊下の角でぶつかってしまい、組み合って倒れてしまった写真。
ノネットに、何故か話し掛けた瞬間腹にパンチを浴びせられ、胸に頭を押し付けられた写真。
たまたまモニカと街で会い、アクセサリーをねだられて、つい買ってしまった写真。
などなど…

「次は…」
「まだあるの!?」
「108枚ある」
「待って、待ってよ!!」


56 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 11:18:23 ID:yZ3JI2Ya
受けよ!我が忠義の支援!

57 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 11:19:46 ID:Cn/XxuEX
アーニャって助かってたっけ?
支援

58 :溢れる零れる桃色心:2008/08/16(土) 11:20:26 ID:aIu6Be+W
僕の叫びに、アーニャはやっとメールの送信を終える。

「ふぅ…しかし、こんなにもどうやって…?」
「モニカが最近写真を撮るようになって、昨日ライの写真を全部くれた」
(あの女…!)

神出鬼没のモニカならやりかねない。ていうか自分の写真はどうやって…?
ギアスか。ギアスなのか!?

「浮気者」
「なっ!?」
「ライなんて嫌い」
「そ、そんな…!説明くらいさせてよアーニャ!!」
「浮気の話なんて聞きたくない…」
「だから浮気じゃ!………アーニャ?」

よく見ると、アーニャは目に涙を浮かべていた。
僕はアーニャが機嫌が良さそうだの、関係の進展しただのと自惚れていた僕自身を殴り飛ばしたかった。
そうだ、僕は何を言い訳しようとしていたんだ。僕はまず最初に謝るべきだったのではないか。
どんなに言葉を重ねたって、アーニャ以外の女の子と何かをしていたのは覆せないのだ。

「ごめん、アーニャ」
「浮気を認めるの?」
「それは違う。だけど、写真にあった事は事実だから……。けど信じて欲しい。
僕が好きなのは、愛しているのはアーニャだけなんだ」
「………」

僕は黙るアーニャに、頭を下げる。
許してくれなかったらどうしよう。僕はアーニャに嫌われたままでいられるだろうか。
多分、耐えられないだろう。モニカを血祭りにあげた後、自らの命を絶つ程に。


59 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 11:20:43 ID:yZ3JI2Ya
支援、それは我が忠誠の名前!

60 :溢れる零れる桃色心:2008/08/16(土) 11:22:10 ID:aIu6Be+W
「条件…」
「え?」

頭を下げながら、うんうん悩んでいた僕に、ようやくアーニャがいつもの声色で話し掛けた。

「私が今から言う事を聞けば、許してあげる」
「何でもやります!」

どんな条件だろうと構わない。アーニャに許して貰えるなら。僕は藁にもすがる思いで頷いた。

「この子達とした%8

61 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 11:22:54 ID:yZ3JI2Ya
投下の敵は排除する!
規制?ならばこそ、オォォォール・ハイィィィル・シィィィエェェェェェーーーン!!!

62 :溢れる零れる桃色心:2008/08/16(土) 11:23:16 ID:aIu6Be+W
「条件…」
「え?」

頭を下げながら、うんうん悩んでいた僕に、ようやくアーニャがいつもの声色で話し掛けた。

「私が今から言う事を聞けば、許してあげる」
「何でもやります!」

どんな条件だろうと構わない。アーニャに許して貰えるなら。僕は藁にもすがる思いで頷いた。

「この子達としたの、私にも全部して」
「ぜ、全部……?」

アーニャはこくりと頷いて、僕に携帯を持たせた。
フォルダを開けば、先ほど送られたものを含め、108枚にも及ぶ写真が。

「お酒飲んで抱き合って、廊下で抱き合って、胸に顔うずめたり、街でアクセサリーも買って…」
「それ、全部やるの!?」
「やらないと、許さない」
「うっ……」

どうやらこちらに選択肢は無いみたいだ。
僕は諦めて写真を見て、どれからやるかを決めることに。
でも、見ればどれもがアーニャとやれば、嬉し恥ずかしのイベント。それ程苦にはならないだろうと思われる。
最近は進んでいなかったアーニャとの関係も、これで進展があればいいかもしれない。
そう思うと、僕の気持ちは朗らかな物となってきた。
そう、喧嘩しても誤解しても、僕達の想いはきっと離れないから。だから、

「アーニャ、大好きだよ」
「……そんなんじゃ、許してあげない」
「別にそんなつもりで言ったんじゃないよ。ただ言いたかっただけ」
「…………ふん」

63 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 11:24:07 ID:yZ3JI2Ya
投下は幸せ!私を実験体にして再現しようとしましたですねこの支援を!

64 :ピンクもふもふ ◆0rhUU6uqDE :2008/08/16(土) 11:25:28 ID:aIu6Be+W
以上、
溢れる零れる桃色心
でした。支援ありがとう。
途中エラーですね。>>60は無視して下さい。

内容に関しては特に言う事無いや。このシチュエーションが書きたかっただけだし。

THREADシリーズはもう終わりでいいかな?
話に追いついたし……ネタを考える時間も無いし。
ていうか間に合わなかった事に軽くショック…。
別の1レスネタも用意はしてあるけど…


で、天子に本名あったのねorz
おかげでライ天連載も設定崩壊したし、どうしてくれる!


65 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 11:29:56 ID:yZ3JI2Ya
>>64 ピンクもふもふ卿、GJでした!
うまい具合にエラーとオレンジ支援の内容が重なってちょっと嬉しい
……アーニャ、むねに顔をうずめるのは無理なんじゃ、うわ、何をす……
……貴公ノ次ノ投下ヲ全力デオ待チシテオリマス!

66 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 11:35:01 ID:Cn/XxuEX
>>64 GJ
でもアーニャに酒を飲ませて抱きつかせたら犯罪に・・・。

天子様に本名があっても、皇帝の座についている天子に名前で呼ぶ人間っていないから、
「私にはちゃんと名前があるの!」ってライが天子を泣かせるような話を入れれば・・・。


67 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 12:34:11 ID:2H6AG2vc
この日ライがもふもふした女人の数は2…いや3

68 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 12:54:59 ID:Cn/XxuEX
デュランダルて名前の武器を使ってるKMFって本編にあったっけ?

69 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 12:57:36 ID:XVOkoZnS
>>64
もふもふ卿GJでした。
拗ねるアーニャかわいすぎです。さすがですね。これができるのは卿だけかと。
誇っていいです。誇りましょう。むしろ誇れ。全力で誇れっ!(←なんで命令形!?

蒋 麗華(チェン・リーファ)―――天子の話は「ライといるときだけ、ライにだけ呼んでほしい
特別な名前がほしかったから」という展開もありかな、と。ほら、日本だと夫に合わせて
苗字変わりますし。(←それ違う

THREADシリーズ継続希望者がここに少なくとも一人→(・_・)ノシ
新スレ立つ度でなくてもいいんで、お願いしたいです。

70 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 13:14:10 ID:aIu6Be+W
>>68
無い

>>69
ありがとう。頑張ってTHREADシリーズ自体は最後まで続けてみるよ。



で、再び13:30から投下します。

71 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 13:24:07 ID:423fbJgI
sien

72 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 13:30:14 ID:Cn/XxuEX
承知

73 :もっふー:2008/08/16(土) 13:30:14 ID:aIu6Be+W
投下しまーす

注意事項
・またしても連載ほっぽって短編。
・カップリングはライ×アーニャ。最近はコレしか書いてない…。
何か他のも書くか。ちまーじょでないと書けないのが弱点だが。
・甘くない。辛くもない。不味くはない。でも美味しくもない。
・アーニャがかわいい、というよりライがかわいい……気がする
・昨日は、なのはブースに並んでました。

74 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 13:31:39 ID:Cn/XxuEX
支援開始

75 :曇る蒼空:2008/08/16(土) 13:32:26 ID:aIu6Be+W
本日の仕事を終え、僕は優雅に紅茶を味わって1日の疲れを癒やしていた。
そんなところに現れたのは、天敵モニカ。
モニカはすぐに僕をからかい、しかも絡んではその事をアーニャに報告するので、僕はアーニャに怒られっぱなし。
これを天敵と言わず何と言う。
しかし、モニカには何の恋愛感情も持ち得てないのを、いい加減アーニャも理解して欲しいのだが。

「あらライ、こんなところでぼーっとしてていいの?」
「モニカ、どうしてだい?もう今日の分の仕事は終わらせて…」
「そうじゃなくて、ほら、アーニャがまた男に呼び出されてたわよ?」
「なに!?」

モニカの言葉に僕は飛び上がった。これで今月に入って10人目だ。
やはり僕とアーニャは付き合ってる事を公に……いやいや、アールストレイム家は厳しいからな…。

「あの子、誰にでもほいほい付いていくから、心配になっちゃうのよね」
「なんで見てたら止めなかった!」
「だって、一応男の大勝負じゃない。止めたらかわいそうかな、と思って。
それに最近あなたアーニャと上手くいってなさそうだから、狙われちゃったのかもね」

痛いトコロを突かれた。前にアーニャに浮気者扱いされ、仲直りしてから一時は関係は良好であったが、
またしても最近は馬が合わないというか、2人きりになる機会にすら恵まれないのだ。

「くっ…それはそうだけど……それでも、アーニャの彼氏は僕だ!」
「はいはい、それはアーニャに言ってあげてね。屋上にいるから……ってもういないわ。
ほんと、似たものカップルというか……からかいがいがあるわ〜」






76 :曇る蒼空:2008/08/16(土) 13:33:42 ID:aIu6Be+W
「アールストレイム卿…いえ、アーニャさん!」
「なに?」

(面倒くさい…)
呼ばれたから来たものの、大した用事ではないようだ。
自分の事を卿、ではなく名前で呼んだ事はどうでもいいので黙っておく。

「その………お慕いしています!どうか私とお付き合いを!」
(………は?)

いきなりの告白に唖然。
思わず口から出そうになった“は?”を抑える事には成功した。
これで今月10人目。私にはライがいるから無駄なのに…。
それとも、

「私は必ず貴女を幸せにしてみせます!」

(ライと付き合ってると思われてない?)
そもそも私とライは付き合っているのか。答えはイエスだが、最近はどうだろうか。
相変わらずライは女の子と一緒にいるし、ライはやっぱり私より他の子の方が好きなのだろうか。

そう思うと、急激に冷めてきた。元々冷めた性格ではあるが。
告白を受けてもいいか、なんて気持ちにさえなる。

「アーニャさん!」

不意に手を取られた。その瞬間、びびっと何かが背筋を通った気がした。
(いやあ……)
いや、イヤ、嫌。ライじゃないと嫌。私は、ライじゃないと……!
けど、手が動かない。大して力も入っていないはずなのに、なんで…。


77 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 13:35:36 ID:5A7ILgQ8
支援

78 :曇る蒼空:2008/08/16(土) 13:36:25 ID:aIu6Be+W
「ちょーっと待った!その手を離せ!!」
「なに!?」
「ライ!」

バーーン!と扉を開いて現れたのは、ライ。
つかつかと私と男の間に入ってきたかと思えば、私はぐいっとライの腕の中へ引き寄せられてしまった。

「ライ…?」
「アーニャは黙ってて」
「何だ、君は…」
「そっちこそ誰だ。アーニャはこれからラウンズの仕事があるんだ。だから君はもう帰りたまえ」

そう言ってライは自分のラウンズの身分証を出し、男に見せつけた。

「ぐ…イエス、マイロード…」

男はそれに逆らえないまま、すごすごと引き下がっていく。
ライはそれを確認しても、私を離そうとはせず、そのまま喋り出した。

「ふん…本当に好きなら、この程度で引き下がっていては…」
「ライ」
「な、なに…?」

少し慌てたようにライが私から離れる。
消えていく温もりが名残惜しく、話し掛けなければ良かったと思った。

「何しに来たの?」
「何しにって…」

それを聞いたライは少し怒ったように鋭い目つきで睨んできた。ライのくせに、私を怒ろうというのだろうか。
何となく腹が立つが、先ほど助けて貰ったし、とりあえず聞くだけ聞いてやろうと思った。


79 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 13:36:59 ID:5A7ILgQ8
sage忘れたorz
支援

80 :曇る蒼空:2008/08/16(土) 13:39:07 ID:aIu6Be+W
「アーニャが変な男に付いていくからだろう!?」
「呼ばれたから」
「それじゃ駄目だ!アーニャはか……可愛いから、襲われちゃうかもしれない。さっきだってそうだったろう?」
「別に、あれくらい私1人で大丈夫」

本当は危なかったが。そんな事は微塵も感じさせないよう、強がって答える。
ライに弱みを見せるのは、何となく嫌だった。
モニカは、恋人は互いの弱みを理解しながら支え合っていく、と言っていたけど、これは理屈じゃない。

「大体アーニャはすぐにホイホイと…」
「ライ」
「何?今日という今日は…」
「ライだって、いつも他の女といる」
「うっ…いやそれは…」

とりあえず反撃してみたら、予想以上に堪えたみたいだった。
もしかしたら、ライも気付いてはいて、反省しているのかも。
(でも…)
それはいつもの事。どんなに反省しても、ライはフラグをバシバシ立てては捨て、立てては捨てるのだ。

「それとこれとは、話が別だよ。今はアーニャの…」
「?」

そこでふと気が付いた。
何故ライはこんなに怒っているのか。
ライが他の女と仲良くしているのが嫌、という私の感情と全く同じ。
ライもまた、私が他の男といるのが気に入らないのだ。
それに気が付いた瞬間、私は思わず口元を緩めてしまう。

「あ、アーニャ。何を笑って…」
「別に」


81 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 13:39:47 ID:5A7ILgQ8
支援

82 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 13:41:12 ID:K0NVJYfA
>>73

>昨日は、なのはブースに並んでました。
待てwww

支援

83 :曇る蒼空:2008/08/16(土) 13:41:34 ID:aIu6Be+W
ちょっといたずらをしたい気分になる。いつも、やきもきさせるライへのお返し。

「ライ、焼き餅焼いたんだ」
「んなっ!」
「私と他の男が一緒にいるのが嫌だったんだ」
「別にそんな事は!」

真っ赤になりながら否定しても、そうだと言っているようなもの。
なるほど、ライはこうやって押されるのは苦手なんだ。何かかわいい。
しばらくは退屈しなそうだと、私は思わずスキップしそうになるくらい浮かれた。

「ライ、そんなに私が好きなんだ」
「違う!あ、いや…好きだけど!ああもう〜…」
「いつもライが他の子といる時の、私の気持ちが分かった?」
「うっ……ごめんなさい」
「ん」

これからはライもそう他の女といちゃいちゃしないだろう……たぶん。
私も、他の男に付いていかないようにしないと。ライに嫌われたくはないし。
でも、

「私、ライに愛されてるんだ」
「うう〜。アーニャ、もう止めてよ…」

こんな可愛いライが見れるなら、当分は止めてあげない。そんな気持ちになるのだった。

84 :ピンクもふもふ ◆0rhUU6uqDE :2008/08/16(土) 13:44:12 ID:aIu6Be+W
以上
曇る蒼空
でした。支援ありがとう。

ライは、天然でどんなアプローチも交わすけど、ストレートな押しに意外と弱いんです。
あ、別に公式じゃなくて、ウチのライはそうなんです。

桃色心と続いてる訳じゃないけど、対照的にはさせた。
というより、この2作品はタイトルから考えて作ったのです。
なんで?と言われると答えにくいのですが。9月以降に投下するであろうシリーズ物に関係が…あったり無かったり。
別に覚えてなくていいんですが。


では、また後でロスメモかラウンズ大作戦を持ってきますね。
ライ天はアドバイスを参考にして、来週あたりに完結させます。

85 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 13:54:36 ID:XK4hBHn4
>>84
GJ
なんだかにやにやしてしまいますww

86 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 13:56:20 ID:nLs387Nk
>>84
GJでした。
今回の喧嘩もナイトオブライアニャの策略なのか、とか思ってしまいました。
個人的にはこういう話も大好きです

87 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 14:02:40 ID:j2MfcQ4K
>>84
乙でした。しかしライ、そこで言うべきは「俺の女に手をだすな」だろう。

88 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 14:09:52 ID:Cn/XxuEX
短い作品(4〜5レス)を2時20分くらいに投下させていただきます。

89 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 14:20:04 ID:Cn/XxuEX
時間になったので、投下いたします。
前書き
『世界の色』の7話目です。今回は黒ナナ復活の話です。本編と微妙に台詞の使いどころと、語尾が異なっていますのでご注意ください。
補足ですが5話の咲世子さんは記憶が完全に戻っているというより、C.C.が破棄し切れなかった「あーっ」な日記帳のおかげで、ライのことを他の人よりも知っていると考えてください。


90 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 14:21:41 ID:Cn/XxuEX
『世界の色7@』
(エリア11政庁上空)
ルシフェルの背中に装備された剣、エクスカリバーと並び称される伝説の聖剣デュランダルの名を持つ剣をアリスのクラブに振りかざした。クラブはMVSショートソードを連結させた状態でそれを受け止めたが、機体の出力の差でルシフェルの方が押し気味になる。
最も双方とも本気で戦う意思はないため、切りあいにならず、それぞれの得物を重ね合わせた状態で拮抗していたが、ライはルシフェルの背中からウイングを射出し、切り離されたウイングは搭載したハドロンブラスターによって、撃破されていった。
「さぁ、ナナリーのところへ案内してもらうよ。」
ライは否を言わせぬといった口調でアリスに言った。接近戦に持ち込んだのは周囲に怪しまれぬようにナナリーのもとに近づくためであり、このアリスとの会話を他のものに聞かれないためだった。
「こっちの意図に気付いてくれたみたいですね、先輩。」
アリスはナナリーが脱出する際に戦闘に巻き込まれるリスクを減らすために周辺のKMFの数を少なくするという考えをライが理解し、実行したことに満足した。
(今から、ナナリーのところへ連れて行ってあげますよ、先輩!)
そしてライのデュランダルの攻撃を受け流しつつ、ナナリーのいる格納庫の方に後退していった。

(トウキョウ租界上空)
カレンの紅蓮聖天八極式とスザクのランスロット・コンクエスターの戦いは完全に一方的な展開になっていた。
ランスロットはMVSを叩ききられ、シールドは左腕ごと破壊され、ハドロンブラスターによる攻撃は輻射波動のシールドによって、あっけなくはじかれた。
「き、機体性能が違いすぎる。」
「あんたは、ここで死にな!」
エナジーウイングを展開させた紅蓮は、気○斬のような形状をしたエネルギー波で今度はランスロットの両脚を破壊した。


91 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 14:22:11 ID:Cn/XxuEX
『世界の色7A』

(旗艦アヴァロン内部)
「スザク君、逃げて!」
「まずいね、わかっていたことだけど、ここまで一方的な展開になるとは・・・。」
スザクの窮地を作り出した張本人たちは自分たちの不安が的中したことをはっきりと理解した。
「それんしても、ラクシャータのあの機体・・・。嫉妬しちゃうねぇ〜。ぐはっ!」
「ロ〜イ〜ド〜さ〜ん、今はそんなときじゃないでしょう。」
科学者としての本能を抑えきれないロイドに対し、セシルはそれをたしなめた。
「何をしているの、スザク!さっさとフレイヤを撃ちなさいよ!」
ニーナは相変わらずフレイヤを撃つことを要求したが、それはスザクの身を案じてのことではなかった。
「ふむ、彼は撃つと思うかね?」
シュナイゼルは頬に左手を当てながら、副官のカノンに問うた。
「それは枢木卿のプライド次第かと。」
「そんな台詞を戦場で聞くことになるとはね。」
カノンの答えに対し、微笑を浮かべるシュナイゼルの真意を見抜けるものはいなかった。
「しかし、皇帝陛下は何処へ向かわれたのでしょうか?」
先ほどレーダーに皇帝専用機の反応があったがその目的が不明であるため、カノンはシュナイゼルに何か知っておられるのではというニュアンスをこめて尋ねた。
「少なくとも、ここには来ないだろうね・・・。彼は。」
実の父であり、皇帝であるシャルル・ジル・ブリタニアのことを、シュナイゼルは代名詞で呼んだ。

(政庁内部)
政庁内部では朝比奈がロロを捕縛するべく動いていた。先ほど藤堂に送信した木下の肉声データの証言の裏づけを取るためだ。
『せ、戦闘隊長殿は。ごはっ、はぁはぁ、反対なされたのですが・・・・。』
木下の語った内容は戦時といえども無視できるものではなかった。
「やっとわかったよ。専用機がないとはいえ、戦闘隊長を前線に出さなかった理由が・・・。やっぱりゼロは信用できない。」
朝比奈の暁が政庁内部を全速力で駆けていった。


92 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 14:24:51 ID:jLJKD3QW
支援

93 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 14:26:35 ID:Cn/XxuEX
『世界の色7B』
(政庁内部緊急脱出用格納庫)
専用シャトルの中でナナリーは疑心暗鬼にとらわれていた。
(どうして、どうしてアリスちゃんがライさんのペンダントを?ライさんがいなくなる前にお別れの挨拶をしたときにずっと持っていてくれると約束したのに・・・。)
一年前別れを告げに来たライに対して、離れ離れになってもこのペンダントを持っていてくれるようにと指切りをして約束したのだ。
だが、現実はアリスが持っていた。そしてそのペンダントは自分の手の中にある。ナナリーの不安は一層膨らんでいった。
(私が、私たち全員がライさんのことを忘れていたのに、アリスちゃんだけはしっかり覚えていた?)
先ほどアリスが自分の手にライの名前を手でなぞったことを思い出した。そしてナナリーの顔にはゆがんだ笑顔が浮かんでいた。
「総督?」
ミス・ローマイヤはナナリーの様子を不審に思い、声をかけたがナナリーの耳には入らなかった。
(つまり・・・。二人は、私たちに、いいえ、私に嘘を付いていた。そしてアリスちゃんのライさんに向ける感情は間違いなく恋愛感情。)
優しい世界を望む世界にとって、嘘はもっとも忌むべき行為である。二人の関係をよく知るナナリーにとって、その行為がもたらすものは自分に対する裏切り行為、すなわち不貞行為!
(不倫は文化だ、何て言わせませんよ!ライさん、アリスちゃん!)
ナナリーの怒りのボルテージに呼応するように量子シフトした異形のナイトメアが現れ・・・なかった。
(あら?なぜでしょう?いつもなら・・・。)
ドサッツ!
ナナリーがその音の方に意識を向けるとそこには懐かしい人物の気配があった。
「咲世子さん!?」
「お迎えに上がりました。ナナリー様。」
声の主は一年前に離れ離れになった、かつてのメイド篠崎咲世子だった。
「何故イレブンが?警護のものは何を?くっ・・・。」
「しばらくおとなしくしていて下さい。」
「このような所業を・・・。」
咲世子はミス・ローマイヤの体を縄で拘束した(縛り方は、各自御自由に想像してください)。


94 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 14:27:56 ID:Cn/XxuEX
投下終了です。
あと1、2話でこのシリーズを終わらせる予定です。一応フレイヤは爆発します。

95 :銀飯:2008/08/16(土) 14:49:55 ID:Cn/XxuEX
>>89〜91、92〜94に
コテハン付け忘れてましたorz

>>90の上から7行目に脱字がありましたorz
誤「撃破されていった。」
正「周辺のKMFは撃破されていった。」

自分で自分の武器を破壊して何してるんだってことになってましたね。


96 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 14:51:20 ID:mFLSrUMe
>>94
GJです。
その戦闘描写の上手さが羨ましいです。

各自自由に想像……亀甲しば(グシャ

97 :カズト:2008/08/16(土) 15:32:13 ID:Go6gfgci
タイトル「サトリサトラレ 絶望編」

カップリング 一応 ライカレで

前スレで書いた 「サトリサトラレ」続きです
運命の悪戯によって、ルルーシュとの第二ラウンドが
おじゃんになったマオ
幸せそうなライとカレンをみて
八つ当たり気味にターゲットを急変更
さらわれたカレンはどうなるのか?


注意 今回は欝気味でいきます
   やっぱり前書いた「少し」は外そうっと

修正依頼 保管庫のタイトルですが
ページの左下の方のボックスのタイトル紹介ですが
「サトリサトラレ 序章」第一話とかいてますが
数詞に関しては物語内の間みたいなものですから
第一話 運命の歯車を削除をお願いします

支援入り次第 投下いたします

98 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 15:36:28 ID:A8RZTPb1
sienn

99 :カズト:2008/08/16(土) 15:38:52 ID:Go6gfgci
第三話 悪意のサトリ

気がつくと、あたしはイスに座らされ、手を後ろ手に、腰に縛られてる縄もイスをがっちり固め、さらに、足をイスの脚部に縛られていた
どうやら、どこかのゲットーの廃ビルの一部屋の様だ……時間は日の位置から大体昼ごろか……

目の前には、あたしを襲った(ヘッドフォンを付けた)男が壁にもたれながら、何か本を読んでいた
「やあ……やっと起きたねぇ……はじめまして、カレン=シュタットフェルトさん……
僕の名前はマオっていうんだ」
マオと名乗ったその男を観察する
カレンはあらためて思った
(……この男、本当に危険だ!目が完全にイッている……人がパンを食べるように、平気で人を殺せる……そうゆう目だ!)
それでも、何か情報を集めるためにアプローチを試みる
「あたしに、何の用かしら?言っとくけど、家から身代金は無意味よ、あたし継母と仲悪いから……」
「んー違うんだよなあ……僕が用があるのは、君の彼氏だよ、昨晩お楽しみだったね……」嫌味ったらしくマオは言う
「なっ……!」カレンの顔が羞恥で染まる……
「いやあね、あいつを迎える準備はできたんだけど、時間が余っちゃってねえ
ちょっとお話でもしようかとね思って……」ニヤニヤしながら、本を弄ぶ……

あたしの隣に机がある、その上には本が置いてあり背表紙をカレンの方向に向けて
置いてある、(あたしに見せているように見えるのは気のせいだろうか?)

『一人ぼっちの皇子様』
『狂王とその真実』
『悲劇の狂王』
『狂王の謎と足跡』
『ブリタニアの少年王 ライエル=フォン=ブリタニア』



100 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 15:39:18 ID:A8RZTPb1
支援

101 :カズト:2008/08/16(土) 15:39:54 ID:Go6gfgci
(内容に一貫性が見られるわね、
確か、ブリタニア史の授業で習った事があるわ、図書館でも詳しく調べた事がある、
敵の歴史を知るのも、重要な事だから・・・
ブリタニア辺境の王で、父と兄を抹殺し、若くして王座につく、自らも戦いの前線に赴き
その戦いぶり、逆らうものと敵に対する非情さから「狂王」と呼ばれたらしい
ただ、彼の「最後の戦い」により、関係者もほとんど死に絶え、
第一級史料と呼ばれるものがほとんど焼け落ち、今書かれている
ほとんどの書物は推測の域を出ていないいうのが現状だ
この「最後の戦い」で彼は、信じられないことに国民を総動員させ、今は亡き北の大国
に無謀にも戦争を仕掛け、国民は総玉砕した……彼もそこで死んだと言われる
彼には子供も后もいなかったために、彼の血統はそこで途絶えた
しかし、話はそれで終わらない……
相手国もただではすまなかったのだ、その隙を狙って、ブリタニア本国が侵攻
当然、ブリタニア側の完全勝利で相手国は大幅に領土を割譲され、時代とともに
ブリタニアに吸収されていく……
この事件を機に、ブリタニアは国力を一気に増強した形になったのだ
あたしにとっては、憎むべき「ブリタニアの殉教者」!)

カレンがそんなことを考えていたら、マオは待ってましたとばかりに口を露骨に歪めながらニヤリと笑った……

102 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 15:41:08 ID:A8RZTPb1
支援

103 :御錬師:2008/08/16(土) 15:41:49 ID:QPcyW6Fx
支援


104 :カズト:2008/08/16(土) 15:43:00 ID:Go6gfgci
「殉教者かあ……いいねえ!そのフレーズ!」(パチパチパチ)
そういってマオはフラメンコの形で拍手をする
「えっ!?」(あたし、今声に出した!?)
「僕ねぇ君の事はみぃんな知ってるんだよぉ……確か君が読んだ昔話に「サトリ」って
怪物いるだろ?僕は例えるならその「サトリ」なんだよねえ……クックックッ……」
「サトリって……」(人の心を読む怪物……?信じられるものか!
確か聞いた事があるリーディングという……読心術なんて言って
「あなたには悩みありますね、ストレスがありますね、人間関係ですね」とか当たり前のことを言って自分を信じさせる、新興宗教や詐欺などで使われるテクニック……)
ふと、マオは不機嫌になった「あのさあ……僕のはそんなインチキじゃないんだよ……
まあ、信じないなら、証明してやるよえーと、○月×日土曜日だったかなあ……
君とライはカナガワ租界でデートしてたよねえ……ラングマークタワーとか室内プールに行って、ホテルの名前は「愛の…」


105 :カズト:2008/08/16(土) 15:43:52 ID:Go6gfgci
途端に、カレンの顔がサーッと青ざめる……
(ちょっと、それって……!)
「そう……君とライが初めて結ばれた日……へぇ……カレン、初めての時って、そんなに痛かったんだあ……でも、愛している人が相手なら耐えられるものなんだねぇ……
ライも初めてだったからさあ……つい、焦ってがっついちゃうんだよねえ……
その気持ち、僕にもわかるよ……クックックッ……」
(と、盗聴器でも使えば……し、信じるものか……!)
そう思いながらも、カレンの体はガタガタと震えていた
「んっ!」マオはカレンの口に猿轡をかけた
「ふぅん……まぁだ、信じてないのかい……じゃあこれはどうだい……」
カレンの心にヒビが入っているのを知りながら彼は口を開く
ライとの今までに愛し合った日付、時間、場所、回数、詳しい内容、
ベッドの上でのセリフ(これは特に生々しく、ライがカレンに言った愛の言葉を発音、トーンなどを限りなく本物に近く再現していた)をカレンに対して暴露していた……
「んー!んーー!!」(もうやめて!!信じるから!もうこれ以上あたしとライとの思い出を汚さないでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!)
カレンは涙ながらに訴えるが、マオは舌を出して「だぁぁぁぁめ!これからが、いい所なんだからねぇ……あははははは……」
こうして、マオはライとカレンの愛しあった全てを言い終えたのだった……

106 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 15:44:52 ID:A8RZTPb1
>>103
コテハンは投下時にだけつけるもんだぜ
支援

107 :カズト:2008/08/16(土) 15:48:41 ID:Go6gfgci
短いですが一旦投下終了です

文中に出てきた「リーディング」と言う言葉ですが
確かに、悪用できる面もありますが
営業や警察などで使われてる事もあります
少なくとも、マオのいう様なインチキではありません


閲覧者さんたちにとっての欝の度合いはわかりませんが
悪夢はまだ続きます……

108 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 15:48:47 ID:jLJKD3QW
欝だけどニヤニヤ出来る俺ドS支援

109 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 16:13:31 ID:ggIb0OmN
カズト卿GJ!

マオ!さすがマオだ。やることがSすぎる
って、これ以上悪夢になるのか!!予想できない・・・

次回も楽しみにまってます

110 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 16:21:12 ID:Cn/XxuEX
>>107
よくやってくれた。さすがマオだ。
ところでコードギアスの世界の医療技術って蜂の巣にされたマオが生きてるのに、ユフィは一発食らっただけで死亡。
この違いギアスもちかそうでないかのちがいなの?

111 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 16:33:50 ID:RDy5OXQf
ユフィはゼロに殺すつもりで撃たれたと思うけどマオは警察が殺すつもり無かったからかな
俺の勝手な考えだけど

112 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 16:35:00 ID:aIu6Be+W
>>107
乙ー

>>110
ランスロットの手に乗せたまま紅蓮に突撃した時などの、衝撃というか運動エネルギーが体に直撃。
さらに、その後のアヴァロンへの急上昇による急激な気圧変化。
などなど、様々な要因で体に負荷がかかったのだよ。
と、責任転嫁してみる。



16:50より投下します。
ロスメモとラウンズ大作戦のどっちか

113 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 16:46:25 ID:Cn/XxuEX
集中豪雨で動けないが、
支援

114 :もっふー:2008/08/16(土) 16:50:37 ID:aIu6Be+W
では投下。支援よろしくお願いします。そんなに長くないけど。


注意事項
・ロスメモ6話
・いつも通りカップリングはライ×???
・でもライ自体はほとんど出てこない。
・ジャンルは……まあ、あれだ。いつも通り普通の話。


115 :ロスメモ:2008/08/16(土) 16:52:58 ID:aIu6Be+W
コードギアス 反逆のルルーシュR2〜LOST MEMORIES〜
COLOR 6『囚われ の 学園』


アッシュフォード学園生徒会室。
ルルーシュはそこでただ1人、黙ってパソコンの画面を見つめ、アメジストの瞳を暗く輝かせていた。

(学園の生徒達まで入れ替えていたとは…まったくとんだ茶番だな。教師連中にも機密情報局員がまだいるだろうし…)
まずは機情を落とすのが先決か、とルルーシュはパソコンをパタンと閉じる。

学園の生徒会メンバーの記憶からナナリーが消え、ロロがすり替えられた事は分かった。
だがライについての処置はルルーシュにも理解が出来ない。
(みんなはライを覚えている。俺の偽りの記憶の中にも、ブラックリベリオンでどこかへ行ってしまったという事に…。
何故ライに関する記憶を消さなかった?消すまでもない、という考えだとすると、やはり殺されている可能性も…)
そこまで考えて、ルルーシュはぶんぶんと首を左右に振る。
可能性の問題だ。推測くらいはいくらでも出来る。
(ナナリーの居場所も分からない以上、ライに関しても動けないな。やはり、黒の騎士団の力が必要か)

「兄さん」
「ん?…ロロ、どうしたんだ?」

後ろから急に声をかけられ、ルルーシュが振り向くと、そこには偽りの弟ロロがいた。
ルルーシュは内心憎くてたまらない相手に、兄としての笑顔を向ける。

(まずは、こいつからか…いや、時間が惜しい。一気に機情ごと引きずり出す!)

ルルーシュは頭の中で策を練る。
囚われの学園の檻は、既にその意味を失っていた。




116 :ロスメモ:2008/08/16(土) 16:54:21 ID:aIu6Be+W
―・―・―・―・―・―・―・―・―…

「分かりました。引き続き、ルルーシュの監視をお願いします」
『イエス、マイロード』

パタンと携帯を閉じ、スザクは大きく息を吐いた。
(ルルーシュに変化は無い…いや、まだ分からない。何か手を打ってるかもしれない)
そもそもそれで一年前は欺かれてきたのだから。

「後はライか……ん?あれは…」

呟いたと同時、スザクは窓から見える庭園に、人影を見つけた。




その庭園内に備え付けられたテーブルでは、
アーニャ、ジノ、ナナリーが楽しそうに会話をしながら昼食を兼ねた少し優雅なお茶会を営んでいた。

「――では、それで勝ったのですか?」
「そう」
「それは見たかったな。ライが負けたらどういう反応するか見てみたかった」
「凄い悔しがってた」
「ほう…あのライがね…」
「ふふふ、ライさんとはつい最近にも、アーニャさんは負けず嫌いだ、とお話したところなんですよ」
「ライも負けず嫌い」

本人のいないところでライを肴に話が盛り上がる。
因みにライは、クラブの強化を終わらせ、モルドレッドと再戦しようと開発ルームにいるロイドと熱い討論を繰り広げていた。



117 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 16:54:21 ID:3fbBvQ98
支援

118 :ロスメモ:2008/08/16(土) 16:55:59 ID:aIu6Be+W
「あら…スザクさん?」

ふと、ナナリーがそう声を上げる。
アーニャとジノが振り返ると、近づいてくるスザクの姿があった。

「こんにちは、ナナリー。ジノもアーニャも」
「こんにちは、スザクさん。良かったらお茶でも、と言いたいところだったんですが…。
すいません、もう時間なので戻らなくては」

残念そうに俯くナナリーに、スザクはその手を握って笑顔を向ける。

「構わないよ。片付けは僕達がやっておくから」
「ありがとうございます、では…」
「ナナリー、ばいばい」

アーニャが手を振ってナナリーを見送る。

そして、ナナリーの影が見えなくなったところで、スザクが2人の方へ振り向く。
しかし先ほどナナリーに見せていた笑顔ではなく、冷たく暗い顔だ。
アーニャはその顔が嫌いだった。何故なら、その顔の先には大体ライがいるから。

「アーニャ、皇女殿下に変わったことは?」
「前にも言った。特に無い」
「そうか…」

少し考えるような素振りをして、スザクは再びたずねる。
「じゃあ…ライは?」
「……ライ?」

問われた内容に対し、アーニャは動揺したことを隠すのに、相当な集中力を必要とした。
最近のライは、どこか神経質になっていて、少し様子が変だったから。しかし、その事はスザクには伝えない。


119 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 16:56:27 ID:3fbBvQ98
支援

120 :ロスメモ:2008/08/16(土) 16:58:08 ID:aIu6Be+W
「なんで、ライ?」
「いや…それは…」

口ごもるスザクに、アーニャはいらっとした。

「あなたにとって、ライも餌なの?皇女殿下と同じ」
「それは違うよ」

否定の言葉を述べるスザクに、嘘、とアーニャは思った。
エリア11でゼロが現れてからのスザクのライに対する態度は、明らかに変わっていた。
以前、アーニャはスザクから『エリア11で何かあれば、皇女殿下の周辺でも異変が起こるかもしれない』と言われた。
その時、ナナリーがスザクにとって囮のような存在かと疑った事があったが、
ライに関してはそれ以上に注意していたのはスザクだとアーニャは理解している。

「そう、ならいい……でも、」
「でも?」
「ライを利用するなら、許さない」

確かな敵意を持って放たれた言葉に、へぇ、とそれまで黙っていたジノが反応する。

「アーニャ。ライの事、そんなに大事か。皇女殿下の時よりもきっつい反応だけど」
「当たり前。ライは、家族だから」
「でも、本当の家族じゃないだろ?」

アーニャはジノの言葉にむっとする。

「じゃあ、本当の家族ってなに?」
「へ?いや…」
「ジノは、私達が家族じゃないって思う?スザクも?」
「アーニャ、それは……」



121 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 16:58:39 ID:3fbBvQ98
支援

122 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 16:59:34 ID:Cn/XxuEX
いかん乗り遅れた
支援

123 :ロスメモ:2008/08/16(土) 16:59:40 ID:aIu6Be+W
「じゃあ本当の家族ってなに?」

――アールストレイム家では、私はいつも1人だった。
親も他の子供に付きっきりで、私には目もくれない。
何か原因があったのだろうか。しかしそれは分からない。
ずれた記憶と記録の中に、それらしきものは無かった。
でも、別に気にならなかった。
ラウンズに入り、一応友達が出来たし、アールストレイム家は貴族だから、お金に困らないし。
淡々と過ごす毎日――だが、そんな時、珍しく家の方から連絡があった。
ライという人物を引き取ると。
アールストレイム家の狙いはすぐに分かった。聞けばそのライという人は、純血ではないが皇族の血が流れていると言う。
アールストレイム家の血筋に、箔がつく。そんな目論見がありありとしていた。

「血の繋がり?戸籍?IDに登録されてるから?」

しかし、アーニャは自分の家にライが来ることを拒まなかった。
どうしてだろう?そんな内から出る疑問に、もともと断る権利が無かったからだとアーニャは無理やり納得した。

「それも、確かに家族」

そして、あの日、ライが来た。
最初は、やはり少し怖かった。でも案内しているうちに、何となく大丈夫な気もしていた。
結局、用意していた部屋ではなく、自分の部屋に無理やり連れてきた。
断られるかと思ったのに、まあ若干渋ってたけど、それでも承諾してくれたのは嬉しかった。

「でも、私には、私達にはそうじゃない」

それからというもの、毎日が楽しかった。
いつもワガママを聞いてくれて、でもやりすぎるとくすぐってきて。
一緒に料理もした。一緒に買い物もした。一緒に遊びに行った。


124 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 17:00:26 ID:3fbBvQ98
支援

125 :ロスメモ:2008/08/16(土) 17:01:35 ID:aIu6Be+W
暇さえあればライと一緒にいた。
ナナリーもその中に入ってくれたときは、いつもの倍は楽しかった。
ライの笑顔も、ナナリーの笑顔も、つい記録するのを忘れてしまうくらい。

「私達にとって、家族はそんなものじゃない。確かなものは何もない。だけど」

実際、私はライをあまり記録していない。
だって、記憶の中から彼がいなくなるなんて、考えたくなかった。
だから、記録しない。
そんなことしなくても、大丈夫。私達はずっと一緒だ。
何故なら、私達は――

「――私とライは、家族」

だから守ってみせる。
大事な大事なライの笑顔を。自分を笑顔にしてくれる、大切な存在を。
それを自分から奪おうものなら、絶対に許さない。ゼロだろうと、スザクだろうと―――


「覚えておいて」

そう言ってアーニャは庭園から去っていった。

「あ〜あ、なんか怒らせたかな」
「…そうかも」
「ま、しょうがないな。じゃあスザク、片付けよろしく!」
「ちょ、ちょっとジノ!?」

しかしスザクが止める間もなくジノは走り去る。こういう時は妙に速いんだよな、と感心しながらテーブルを見つめる。

「しょうがない……アーニャには悪いことしたみたいだし、ね」


126 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 17:01:48 ID:jLJKD3QW
支援

127 :ロスメモ:2008/08/16(土) 17:02:58 ID:aIu6Be+W

―――――…

「ただいま」
「おかえり、アーニャ」

家に帰ってきたアーニャを迎えたのは、いつもの笑みを浮かべたライ。
そのライを見て、自然とアーニャの口元もだらしなく緩む。
「おかえり」といつも返してくれるライに、どれだけ自分は救われただろうか。

「……アーニャ?」
「むぅ…」

けど、伝える表現が乏しい自分が恨めしい。
仕方なしに、アーニャは体で表現してみることにする。
ガバッとライの胸に飛び込み、そのまま顔をうずめる。

「よしよし、アーニャは甘えん坊だな」
「ん…」

苦笑しながらも、まんざらでもないようなライは、アーニャの頭を撫でる。

「今日のご飯は?」
「シチューを作ってみた」

2人は、間違いなく本当の家族だった。




「ギアス……時を止めた?」
「ルルーシュ…その悪魔の瞳と共に、死ね」

128 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 17:03:24 ID:3fbBvQ98
支援

129 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 17:05:09 ID:V0+jiUU6
いちゃついてる間にルルーシュがw支援

130 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 17:06:01 ID:Cn/XxuEX
>>129
大丈夫だ魔王ゼロ様に不可能はない。あっ、ルルだったか。
支援

131 :ピンクもふもふ ◆0rhUU6uqDE :2008/08/16(土) 17:07:00 ID:aIu6Be+W
コードギアス 反逆のルルーシュR2〜LOST MEMORIES〜
COLOR 6『囚われ の 学園』
終了で〜す!


学園は少ししか出てないけどね!
とりあえずエリア11に合流しないといけないな…でも、そうなると戦闘になってしまうというジレンマ。
まあ、どうあっても太平洋奇襲作戦は避けられないし……頑張ろう。

同じ偽りの関係も、ルルロロ兄弟は悲惨に、ライアニャ家族は良好です。
アーニャは妹というより姉のような感じですが。あ、最後は妹っぽかったな。

次回は、遂に逆襲の処刑台……が終わってます(爆
ようやくエリア11へと向かう手筈は整った。
カレン、ルルーシュ。もう少しでライが行くからね!……スザクも付くけど。


終わっているけど、サブタイトルは固定。


NEXT COLOR 7『逆襲 の 処刑台』
ナイトオブゼロ。
そんな肩書きも、何も背負っていない僕には、虚名でしかなくて。
ナナリー。それでも君は僕を頼ってくれるのかい?
だとしたら、僕は、それに応えるべきなのだろうか。
教えてくれ、アーニャ―――

132 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 17:10:47 ID:Cn/XxuEX
>>131 GJ。しかし、一体貴公は何時寝ておられるのか?
専用機でナナリーを救出したところで、ライの名前叫んだら、ルル立ち直れないんじゃ?
おや、なんかヤンデレな弟君が喜んでいるな。

133 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 17:55:11 ID:MawIAs3B
>>131
甘いっていいよね、GJ!

>>132
不思議とマゾギネヴィアが出てきた俺はどうすればいいんだろうか

134 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/16(土) 17:56:22 ID:yZC2uPwN
予想通り、両手が塞がってしまいPCを触る余裕が全くありませんでした。orz

……新着SSが5件!?拙い、戦利品を鑑賞する時間が無くなってしまう!
ただいまより全速で更新作業を開始します。




「トーマス、ご飯は?」
「これが終わったら食べに行きましょう」
「……わかった(お昼殆ど食べてない。おなかすいたよ)」

135 :カズト:2008/08/16(土) 18:02:41 ID:Go6gfgci
投下いいですかな?

「サトリサトラレ 崩壊編」

カップリング ライは出てこないけどライ×カレ

一応注意点
まだ欝は続けます

修正依頼
たびたびすいません
>>99 
『ブリタニアの少年王 ライエル=フォン=ブリタニア』
→『少年王 ライエル=フォン=ブリタニア』

推敲したつもりでも、なぜ、投下したら出てくるのでしょう

支援開始で投下いたします

136 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 18:13:26 ID:hBDI/c/+
支援

137 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 18:13:37 ID:QPcyW6Fx
支援

138 :カズト:2008/08/16(土) 18:14:55 ID:Go6gfgci
第四話 砕け散る心

「ようやく信じてくれたんだねぇ……カレン……話ができそうで嬉しいよ……」
白々しくマオは言う
カレンの顔はもう涙でグシャグシャだった
(あ、あなたは……い、一体何がしたいの……?)カレンは心で会話せざるを得なかった
「んー?僕はねえ、真実を知らない君に全てを教えてあげようと思うんだあ……
それと、君という恋人に秘密を隠してるライにちょっとお仕置きを与えようと思うんだあ……ところで……これなんだけどさあ……」そう言ってマオは持っていた「狂王」に関する本の一つをカレンに見せつける
「これの事なんだけどさあ……なんで、僕がこの本をわざわざ持ってるかわかる?」
ニヤニヤしながら言う
(退屈しのぎにしても、キーワードが共通している一体これがなんだってゆうのよ……)
心を立て直そうにも、マオに対する嫌悪感がそれを邪魔する
反撃の機会を窺おうにも、心を覗かれては全く意味がない


139 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 18:20:21 ID:725Zy4/4
支援

140 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 18:24:15 ID:Cn/XxuEX
おや規制か?

141 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 18:37:31 ID:QPcyW6Fx
支援


142 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 18:40:11 ID:Cn/XxuEX
>>141
E-mail欄にsageを入力し忘れてるよ。
ガスト卿どうなさった?

143 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 18:42:38 ID:yZC2uPwN
>>142 ファミレスww 規制ですかね?投下間隔はちゃんと開いてますが。

144 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 18:45:53 ID:Cn/XxuEX
>>143
すまん入力間違えた。いまからそのファミレスに食事しに行って来る。

145 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/16(土) 18:55:27 ID:yZC2uPwN
待あ〜てぇ〜ど暮ぅ〜らぁせぇどぉ来ぉ〜ぬぅレ〜スを〜(泣)

先に食事済ませてきます。もう耐えられないです。

146 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:03:56 ID:aIu6Be+W
まだでしょうか…?投下できないよぅ…

147 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/16(土) 19:10:08 ID:ECKY7u/N
>>146 う〜ん、1930まで待ってそれでもカズト卿が来れなかったら投下するというのは。
バラけても保管庫の方で修正すれば弊害は押さえられると思います。どうでしょうか、皆様?

って……>>146はピンクもふもふ卿……

148 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:15:23 ID:yZ3JI2Ya
今のうちに感想を

>>84 ピンクもふもふ卿、GJでした!
二人を煽りながらもどこか親身になっていそうなモニカ
……実際どんな人なんだろうか

>>94 銀飯卿、GJでした!
黒いナナリー……そこまで黒くはないのでは
というか、いつもなら、ってちょっと待て

>>107 カズト卿、GJでした!
うん、マオがとっても外道だね
これ以上の鬱展開……自分、精神的に打たれ弱いですが頑張ります

>>131 ピンクもふもふ卿、GJでしたpart2!
ライ、アーニャとルルーシュ、ロロの対比がいい感じに思えました
スザクが一体どういう行動をとるのか大変気になります

貴公らの次の投下を全力でお待ちしております!

149 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:18:17 ID:3fbBvQ98
>>147
それでいいと思います。
カズト卿やはり規制かな・・・

150 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:24:56 ID:MawIAs3B
>>147
それでいいと思います

…ついでに言うと参考までに聞きますが、
今日と昨日どちらにBLが多かったのでしょうか

151 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:25:40 ID:aIu6Be+W
>>150
今日

そろそろか…このまま19:30になったら、1レス小ネタで流れをぶっちして、それから投下しますね。

152 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:27:30 ID:yZ3JI2Ya
>>151 ちょっww
どんだけネタあるんですか

153 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:28:30 ID:ECKY7u/N
>>150 ぶっちぎりで今日ですな。私が今日買ったものの9割がそっち系。

>>151 支援、はできるかな……。

154 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:30:31 ID:aIu6Be+W
――おやすみ

「おい、起きろライ」
「ん……誰ですか、僕を起こすのは?」
「俺だよ、卜部だ」
「はあ!?」

ライの部屋 ゲスト1人目『卜部 巧雪』

「あれ、僕は神根島で眠りについて…」
「そうか、お前も死んだのか」
「え、“も”って卜部さん死んだんですか?あと僕は死んだのではなく眠っただけで…」
「おうよ、敵の新型からゼロと紅月を守るために…“四聖剣は、虚名に非ず!”って格好よくさ」
「はぁ…」
「でもよ、1期のキャラで最初に死ぬってのは辛いぜ」
「…まあ名前覚えて貰えて良かったんじゃ?ほら、四聖剣で一括りにされがちだったし」
「それだよ!なんで俺らがまとめられてるんだって話だよ!」
「うわっ、唾飛ばさないで下さい」
「大体名前を覚えられてないんだよ。ほら、お前呼んでみろよ『卜部巧雪』って」
「うらべ……うまゆき?」
「うまゆきって何だよ!?そこで訓読みか!こうせつだよ、こ・う・せ・つ!」
「(いいじゃないか、僕なんて名字そのものが無いのに…)す、すいませんでした……」
「他にもさ、あれよ。死ぬ時に『すまん、ラクシャータ』って言ったらさ、
“ラクシャータとデキてんの?”みたいな事言う馬鹿もいやがんの。あれは俺なりの月下とその開発者への敬意がだな!」
「(そんなの知らないよ…)はぁ…」
「最近の若い奴はすぐにそっち方面で考えるからいかん。日本男児たるもの、硬派でないとな」
「(言えない…フラグ一級建築士とか呼ばれているの言えない…)そ、そうですね……」
「しかし、最近は月下マンとかで活躍してるしな。俺の漢っぷりは伝えられたと満足はしているよ」
「(…月下マンって何?)それは良かったです」
「ああ、じゃあ後ろも詰まってるし、俺はもう逝くよ。じゃあな」
「はい、さようなら。……って後ろ!?まだ誰か来るんですか!?」

155 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:32:49 ID:yZ3JI2Ya
えっと……支援

156 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:35:05 ID:aIu6Be+W
じゃあ投下しますか。支援よろしく!


注意事項
・ラウンズ☆大作戦の3話目
・カップリングは勿論ライ×アーニャ!それ以外だとナイトオブライアニャに私が殺される!
・今回はギャグ要素薄め。4話への繋ぎ程度に
・ライアニャライアニャライアニャ!!


157 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:35:33 ID:3fbBvQ98
支援

158 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:36:10 ID:QPcyW6Fx
支援


159 :ラウンズ☆大作戦:2008/08/16(土) 19:36:48 ID:aIu6Be+W
§1

「まだかな…」

巨大テーマパーク前の噴水公園で、アーニャは想い人を待つ。
そのあまりの可愛さに周りの男どもは目を奪われ心を奪われ、声をかけるタイミングを計っている。
そしてその集団から一歩抜け出すのは薔薇の花が勝手に広がっていくようなキザな男。

「やあ可憐なお嬢さん。ここで何をしているんだい?」
「ライを待ってる」
「それはそれは…君を待たせるなんてとんでもない奴だね。どうだい、僕と一緒にお茶でも…」
「……」

うざい。アーニャはそう目で言う。しかしナルシーな男はナンパを続ける。
ライはまだだろうか。早く来て、デートを始めたい。いや、でもまだ心の準備が出来ていない。
そう思いアーニャは落ち着こうと深呼吸するも、目の前の男が未だに喋ってるのでなかなか上手くいかない。
(適当に殴り飛ばそうかな……うん、ライが来る前に片付けよう)
とさり気なく物騒な事を考えて、男をぎったんぎったんにしてやろうと構えた瞬間、

『待て、アーニャ!』

と超高性能イヤフォン『アーカーシャの剣』からノネットの静止する声が。
(なんで…)
『いいから、もう少し我慢しろ』
(……わかった)
と、小声で気付かれないよう会話する。
アーニャも本当なら男にシュタルケハドロン砲を撃ちたいと思っていたが、
一応デートなどの仕込みも手伝ってくれたナイトオブライアニャの指示。少々不満ではあるが、握った拳を緩める。
すると、

「僕の女に何をしている?」


160 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:37:54 ID:yZ3JI2Ya
全力で支援!

161 :ラウンズ☆大作戦:2008/08/16(土) 19:39:40 ID:aIu6Be+W
「ん?何だい君…は…」

と男が言葉を詰めたのも無理は無い。振り向いた先には、怒りの感情を露わにした、

「ライ!」

そう、ライがいたのだ。しかも『僕の女』などという衝撃的な言葉を放ちながら。
アーニャは嬉しくなって近寄ろうとするも、怒っているライの表情を見てひるんでしまう。
ライはそんなアーニャに対して、いつもの柔和な笑みを見せ、しかし強引に腕を掴んで引き寄せてしまった。

「ら、ライ…?」
「もう大丈夫だよアーニャ」

そのいつも通りの優しい声に、アーニャは安心……するどころか、
自分の目の前にあるライの顔と、そして厚い胸板に体ごと押し付けられた事で気が動転してしまっている。

男もその鮮やかと呼べるライの手際に呆気にとられながら、しかし引くに引けぬ状況に、弱々しい抵抗を続ける。

「き、君がライか。まったくこんな素敵な方を待たせるとは…」
「アーニャ、今日はすごく…その…綺麗だね。それに、かわいい」
「あ、ありがと…」
「おい、私を無視するな!!」
「“ナイトオブラウンズの仕事”で遅れちゃって。あと、勝手に『僕の女』なんて言ってごめん。そうでも言わないと…」
「ううん。気にしてない」
「な、ナイトオブラウンズ…!?し、失礼しました!!」
「良かった。さて、じゃあ続きといこう。アーニャに手を出した落とし前を……あれ?いなくなった」

ライの言葉に、アーニャも忘れかけていた男の存在を思い出す。しかし、どうやら帰ったようだ。
けれどアーニャはそんな事より、未だ離れないライとの距離に胸がドキドキしっぱなし。
これもノネットが止めてくれたおかげ。
ナイトオブライアニャには、感謝してもしきれない。とアーニャは改めて思うのだった。


162 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:40:02 ID:yZ3JI2Ya
全力で支援!

163 :ラウンズ☆大作戦:2008/08/16(土) 19:41:42 ID:aIu6Be+W



「グッジョォォォブ!ナイス判断ノネット!やりましたね!」
「ふ…見張りのジノからライが来たと連絡があったからな。それより…」
「ええ。ばっちり記録しました。ライがアーニャを抱き寄せてるト・コ・ロ。オマケにライの、『僕の女に何をしている』ってのも!」
「よし!」

わあい、とハイタッチして喜びを表すモニカとノネット。
彼女達にとって、これほどのご馳走は他に無いだろう。

見れば、ライとアーニャはすっかり親密な雰囲気で身を寄せ合いながらテーマパークに入ろうとしている。
その姿はまさにカップル。
彼女達の大好物、ライアニャ以外の何物でもなかった。

「ノネット。こうなったら今日はとことん勝負に出ましょう」
「そうだな……ジノ、テーマパークに入る。中で合流するぞ」
『イエス、アワ・ライアニャ』


【ラウンズ☆大作戦】
Mission3:『お化け屋敷 攻防戦』




164 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:42:00 ID:yZ3JI2Ya
普通に支援!

165 :ラウンズ☆大作戦:2008/08/16(土) 19:43:41 ID:aIu6Be+W
§2

「アーニャ、行きたいとこある?」
「どこでもいい」

ライと一緒ならどこだっていいわ、という甘い想いも天然ライにかかると、
(う〜ん、興味無いのかな?)
と誤解されてしまうのが悲しいところ。

それでも、先ほどからアーニャはライと手を繋いで歩けているので、少々の壁では堪えない。
頭の中では、ナイトオブライアニャから出された指示を懸命にシミュレートし、万全の対策をとっていた。

「じゃあ、最初はあのお化け屋敷に行こうか」
「うん」

お化け屋敷、という聞き慣れない単語は、ホラーハウスの事だとアーニャはモニカから教えられた。
何でもエリア11特有のゴーストやゾンビがいるらしく、人気を呼んでいるとのこと。
アーニャは、正直怖いものは嫌いだった。
しかし、ゲームセンターでゾンビが大量に出てくるのを撃ち殺すゲームをやるという、ビスマルク直伝の荒療治で克服したのだ。

「怖いモノは大丈夫?」
「たぶん」


デート前日――――――――…

「ホラーハウスは入り口から近いから、多分早めに行くと思うの」
「ではそこが最初の狙い目か」

モニカ、ジノ、そしてアーニャはデートの作戦会議。
因みに、ノネットはデート時のナイトオブライアニャの装備の買い出しに行っていた。


166 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:44:16 ID:yZ3JI2Ya
微力で支援!

167 :ラウンズ☆大作戦:2008/08/16(土) 19:45:50 ID:aIu6Be+W
「まずホラーハウスに入ったら、いきなり抱きつくの!」
「え…」

モニカの作戦案にアーニャは固まる。
無理もない。今まで奥手であったからこそ、こうしてナイトオブライアニャに頼っているのだから。
ライに抱きつくなんて、想像しただけでアーニャの顔は灼熱のごとく赤みを増す。
それを見たジノは、すぐにフォローする。

「モニカ。その作戦はアーニャにはいきなりハードじゃないか?」
「そうかもしれない。でも、アーニャを“女”として見せるのは、早めの方がいいと思うの」
「「女?」」

ジノとアーニャの重なる声に、モニカは神妙に頷きつつ答える。

「ええ。ライってさ、アーニャの事を、まだ子供や妹みたいな扱いするでしょう?」
「うん…」

心当たりが複数あるのか、もどかしい表情でアーニャは頷いた。

「だから、大胆な服装でおもいっきり抱きつくの!そうしたら今まで知らなかったアーニャの女の魅力に気付いてイチコロよ!」
「「ふむふむ」」
「それにライって、女の子は周りにいるから忘れがちだけど、意外と押しに弱いでしょ?」
「おお、それなら確かにライへのファーストアプローチとしてはバッチリだな!」
「が、頑張る」

アーニャは力強く頷き、お化け屋敷での作戦に思いを馳せたのだった。


―――――――…



168 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:46:14 ID:yZ3JI2Ya
多少なりとも支援!

169 :ラウンズ☆大作戦:2008/08/16(土) 19:47:48 ID:aIu6Be+W
§3

「あばああああ!!!」
「わっ」
「ひぅっ!?!」

お化け屋敷に入って5分。早くもアーニャの作戦は失敗を迎えていた。
(なに……これ?)
お化け、とはアーニャが想像していた物とは全く違った。
こちらのゴーストはどちらかというとコミカルな部分があったりするのだが、これらは普通に怖い。
ゾンビならゲームセンターで克服したが、井戸の中から出てくる女の人やお婆さんの首がいきなり取れるのは、
アーニャにはとてもじゃないが耐えられない。

「あ゛あ゛あ゛…」
「はぅっ!?」

今度は旧時代の鎧を着た死体が後ろから現れた。
思わずライに抱きついて怖さを紛らわすが、ライは「大丈夫だよ」というふうに頭を撫でてくれて、
これはこれでアーニャには嬉しいのだが、子供扱いされている感は拭えきれず、作戦は完全に失敗していた。
色っぽさなんて微塵も感じさせず、普通に怖がっていては、女らしさよりも庇護欲がかき立てるので精一杯だろう。

『アーニャ、何をやっている!もっと、こう、ぐいっと引き寄せる感じだ!』
(そんなの、むり…)
ノネットからの指示も無視して、ただただ必死にライにしがみつく。
『仕方がない。ジノを向かわせる。上手くやれよ』
とノネットはそれで『アーカーシャの剣』の通信を切った。
(ジノが…?)
上手くやれ、とはどういう意味だろうか。
アーニャが考えをまとめる間もなく、次のお化けが出てきた。
アーニャは身構えるが、普通の人間みたいで安心する。ソフトなお化けもいるものだ。こいつは好感が持てる。
と思ったが、よく見たらジノだった。何をやっている。


170 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:48:06 ID:yZ3JI2Ya
再び全力で支援!

171 :ラウンズ☆大作戦:2008/08/16(土) 19:49:30 ID:aIu6Be+W
「う゛ぁぁああああ!!!」
「きゃっ」「わわっ!」

急にそのジノお化けが襲いかかってきた。
避けようとしても、アーニャはライにしがみついたままで、バランスを崩して倒れてしまう。

「危ない、アーニャ!」
ドサッ!

結局転んでしまった。しかし、ライが頭を抱えているのか、痛みは無くて。
それどころか、目の前には、

「「あ……」」

ライの顔がすぐそこにあった。
アーニャの上に覆い被さるような格好は、まるで襲っているかのよう。
互いの吐息が感じられるほど近寄った顔は、もう少しで唇が重なってしまいそうで。
暗闇の中、2人の体は次第に寄り添っていき……

「ライ…」
「アーニャ…」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーー!!」
「うわあ!」「ひぅっ!?」

いきなり現れた1つ目のお化けに、ライとアーニャは驚いて起き上がってしまった。
ライとアーニャは互いに、あははと笑い合って先の出来事をごまかす。

(………はぅ)
もう少しでキスできたかもしれないのに。そう思うとアーニャはあのお化けを蹴り飛ばしたい衝動に駆られたが、
後ろで先ほど自分達を襲ったジノがお邪魔虫お化けに殴る蹴るの暴行を加えていたので、少しすっきりした。
それに、多分作戦も予想していた展開とは違うものの、成功したみたいだし、デートの出だしは好調のようだ。


172 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:50:10 ID:yZ3JI2Ya
支援………ジノ、GJ!

173 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:50:45 ID:XVOkoZnS
この支援、卿に止められるか?

174 :ラウンズ☆大作戦:2008/08/16(土) 19:51:29 ID:aIu6Be+W




「ジノぉぉぉ!さっきのお化けを殺しなさい!今すぐ!!」
「落ち着けモニカ!私がトドメを刺したい!」
『とりあえず捕縛しといた。まあ作戦は一応成功したからいいじゃないか』

ジノの言葉にGJ!とモニカとノネットは声を重ねる。
そして深呼吸を3回して、落ち着きを取り戻したモニカは一言。

「私が殺すわ」
「あまり落ち着けてないぞモニカ。それに、大事なキスシーンも暗がりでは上手く撮れないし、これで良かったのでは?」
『そうだな、離れていては私も暗くて見えなかったし』
「甘いわノネット、ジノ!暗がりの中で重なる2人の吐息。重なるからだ。
周りにバレないよう音を抑えて、2人はついイケナイ行為をしてしまうの。
人が通る度に『ライ、聞こえちゃうよぅ…』『そっちの方がいいんだろ、アーニャ。イケナイ子め』『うぅっ…ライのばかぁ』
ってな感じで!」
「そ、そいつは…」
『いいな…』
「でしょう!?私の書いたライアニャ本で一番人気のシチュエーションは、
“ナナリー皇女殿下の前で、何をしてるかバレないように、ライアニャがにゃんにゃんする”なんだから!」
「『よし、あいつは殺そう!』」

モニカの熱いライアニャ魂に心打たれ、2人も1つ目お化けを抹殺する事に決めたのだった。合掌。

『ん、ライアニャが移動を開始』
「よし、私達も行くわよ!」
「イエス、アワ・ライアニャ!」


175 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:51:52 ID:yZ3JI2Ya
これが支援の全力全開!

176 :ピンクもふもふ ◆0rhUU6uqDE :2008/08/16(土) 19:52:34 ID:aIu6Be+W
【ラウンズ☆大作戦】
Mission3:『お化け屋敷 攻防戦』
終了で〜す!支援センキュー


今回のナイトオブライアニャは緩めでしたね。
先に4話の構想から決まっていたのですが……次回のはっちゃけ具合が酷いので、少しソフトにしてみました。
だいぶ仲良く…っていうかもはやラブラブな2人ですが、まだまだ恋人と言うより兄妹。
こっからどう追い上げるか……ナイトオブライアニャの出番ですね。
2人だけで、やきもきさせながら仲良くしていってもいいんですが、ナイトオブライアニャの皆さんは我慢弱いので。


あとモニカを好き勝手動かしてますが、アニメで性格が分かったら、一度ライモニも書いてみたいものです。


177 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 19:57:49 ID:yZ3JI2Ya
>>176 ピンクもふもふ卿、GJでした!
>>154 卜部ーーー! ごめんなさい、卜部さん、文字だけみてとべさんだと思ってました

ナイトオブライアニャの了解に吹いたww
一つ目おばけ、今度こそ成仏しろよ……南無阿弥陀仏
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

178 :食卓:2008/08/16(土) 20:17:42 ID:Tcottwzt
動きがないようなら投下します。

・キューピッドの日〜受難編の別ルート(詳細は保管庫を参照して下さい)
・中華行こう! 以外で唯一リクエストのあったルートです。(1票だけど)
・オリジナルKMFが登場します。

179 :食卓:2008/08/16(土) 20:21:23 ID:Tcottwzt
○ KMFで逃げる


「そうだ、KMFで逃げよう!
 空中のナイトメアの中なら誰も手出しが出来ない。よし、そうと決まれば―」
早速僕は外に飛び出ると、こんなこともあろうかと腰に差しておいたピコピコハンマーを抜き取り、ハンマーで『B』の文字を空中に描く。周囲の視線が痛いが気にしない。
どういう原理かは知らないが、これで僕のラウンズでの専用機、『ベディヴィエール』が僕のいる所に飛んで来る仕組みなのだ。
そしてどこからともなく飛来したベディヴィエールに僕は乗り込んだ。


キューピッドの日〜決闘編




180 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 20:22:15 ID:yZ3JI2Ya
支援は全力で

181 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 20:22:16 ID:3fbBvQ98
支援

182 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 20:22:47 ID:Jqc1PgG2
>>176
ピンクもふもふ卿GJでした!やっぱり、ライアニャいいなぁ。
>>159
シュタルケハドロンではなく、シュタルクハドロンでは?自分が違っていたらすいません(汗


支援します

183 :食卓:2008/08/16(土) 20:24:51 ID:Tcottwzt
「ふぅ…」
シートに腰を下ろした僕はようやく追われる者の心地から解放され、一息ついた。
すでに校舎の3階に相当する高さまで浮き上がり、停止しているベディヴィエールには誰も手を出せず、先程まで僕を追っていた生徒達も諦めて去って行った。
『あ〜あ、逃げられちゃったか……』
どこか寂しそうなミレイさんの声もそれを最後に聞こえなくなった。
コックピットで寛いでいるうちに、キューピッドの日もあと1時間を残すだけとなった。
「何とか逃げ切れたかな?」
僕が安堵したその時、
「レーダーにナイトメアの反応? って、これは!」
ナイトメアの飛行音を響かせ、校舎の陰からモルドレッドが現れた。


『ライ、見つけた…』
モルドレッドから通信が入る、相手はもちろんアーニャだ。
パイロットスーツではなく学園中等部の制服に身を包み、頭にはピンクの帽子が被られている。
「アーニャ、なんでモルドレッドに!?」
『ライとルルーシュを探すのにこっちの方が確実だから』
淡々と質問に答えるアーニャ。君も僕たちを狙っていたのか?
「いや、だからってナイトメアを持ち出すなんて―」
『ライに言われたくない』
「う…」
言い返せない。
『それよりもライ、帽子ちょうだい』
「へ?」
『帽子…』
「ア、アーニャ。君まさか…」

184 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 20:25:31 ID:yZ3JI2Ya
支援
お好み焼きヤバイかもしれんので、後は任せました

185 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 20:25:39 ID:3fbBvQ98
支援

186 :食卓:2008/08/16(土) 20:27:52 ID:Tcottwzt
『あなたの帽子を会長に届けて、便宜を図ってもらう』
「……………ですよね」
危なく勘違いするところだった。
「何の便宜を図ってもらうつもりかは知らないけど、帽子は渡せないよ」
『誰か交換したい人がいるの?』
「え?い、いないよ」
一瞬、何故か『彼女』の顔が頭を過ぎった。
『じゃあ、交換でもいい』
「本気なら考えなくもないけど、先に本音を聞いてるから駄目」
でも先に交換を持ちかけられたら……いや、今は考えないようにしよう。
『なんで?』
「なんでって…」
『ライと恋人になれば一緒にいる時間ができる。そしたら昨日の続きが聞ける』
(昨日のって…あれか!?)

昨日僕とルルーシュが、こっそりクラブハウスに戻ろうとした時、アーニャが携帯の画像を僕達に突きつけたのを思い出す。
2つに分割された画面の一方には皇子だった頃のルルーシュが、もう一方には昔の絵師によって描かれた、『狂王』と呼ばれていた頃の僕自身の肖像画の写真が表示されていた。
皇族と名前が同じだったり、過去の王とそっくり(どちらも本人だから当然だけど)な僕らをアーニャは疑っていた。
その場はジノやシャーリーの乱入もありごまかせたけど……まだ諦めていなかったのか。

「それなら僕もルルーシュも違うって言っただろ。
 大体質問するために恋人になるなんて無茶苦茶だよ。駄目なものは駄目だ、交換も譲渡もできない」
『だめ?』
「駄目だ」
『だめ…』
(諦めてくれたか?)
『じゃあ、これ』

187 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 20:28:22 ID:3fbBvQ98
支援

188 :食卓:2008/08/16(土) 20:31:00 ID:Tcottwzt
モルドレッドの手から何かが放り投げられた。
ベディヴィエールでキャッチして見ると、それは大きな青い帽子だった。
「これは!」
『特派で作ってもらった。ナイトメア用の帽子』
モルドレッドが大きなピンクの帽子を器用に被る。
『ライ、帽子被って』
「まさかナイトメアでやりあうつもりなのか?」
『コックピットじゃ取れない』
臨戦態勢をとるモルドレッド。
『それに、投げられた帽子を取ったから決闘は受諾された』
心なしかやる気満々のアーニャ。
「いや、それ手袋だよ?あと何故決闘?」
『ベディヴィエールとはまだ模擬戦してない』
成る程、帽子のついでに僕の新型と模擬戦がしたいのか。
確かに太平洋での作戦以来、調整用の試乗しかしてなかったし、最後にアーニャと模擬戦したのはだいぶ前だったな。
でも、
「学園内で模擬戦とはいえ、ナイトメアで戦うなんて出来るわけないだろう?
 模擬戦したいって気持ちは分かるけど諦め―」
『そう、ライ負けるのが恐いんだ』

カチン

「…なんだって?」
『気にしないで、実戦投入1回のベディヴィエールとライじゃ私とモルドレッドに勝てないのは当然』
「聞き捨てならないな、アーニャ。太平洋で紅蓮にやられた君とジノの代わりに、あれと戦ったのは誰か忘れたのかい?」
『あれはやられたんじゃない、動けなくなっただけ。
 それにライも紅蓮に逃げられた』
「だとしても、もうベディヴィエールは僕の手足も同然だ。(本当はルルーシュを助けるためにカレンをワザと行かせたんだけど)
 ヴィンセントで戦っていた頃とは違う。今なら君はもちろん、ジノにだって負けない自信はある」
『口だけなら、なんとでも言える』
「………………」
『………………』

189 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 20:31:39 ID:3fbBvQ98
支援

190 :食卓:2008/08/16(土) 20:34:17 ID:Tcottwzt

僕はベディヴィエールの頭に帽子を被らせる。
「いいよ、アーニャ。手袋も帽子も人体に装備するモノには違いない。
 この勝負、受けて立つ!」
ベディヴィエールを戦闘態勢にする。
『わかった…』
モルドレッドもそれに応じる。
と、そこに


『ナイトオブシックス様、ナイトオブイレブン様!』
ヴィレッタ卿からの通信が割り込んできた。
『ここは騎乗の作戦空域ではありません、どうかナイトメアをお引き―』

「『ダメ(だ)!』」

僕とアーニャの声が重なる。
「これはナイトオブラウンズの決闘だ。諜報局のスパイは黙っていてください!」
『R2で一度も騎乗してない人は黙ってて!』
『そ、そんな………』 バタン。
ショックで倒れるヴィレッタ先生。
でも今はそんなのはどうでもいい。
「アーニャ、ベディヴィエールの特性の説明は要らないね?」

191 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 20:34:21 ID:Jqc1PgG2
支援

192 :食卓:2008/08/16(土) 20:37:15 ID:Tcottwzt
MFベディヴィエール。
ナイトオブイレブン、ライ・ランペールージの専用機にして、彼のラウンズ就任よりキャメロットで開発が始まったKMF。
メインの機体色は明るい青色。
一見すれば誰もがわかる最大の特徴は、『左腕がない』こと。そのため関係者の間では『隻腕のナイトメア』とよばれている。
左腕がない理由、それは状況に応じて装備を換装するためである。
ベディヴィエールの開発は当初難航した。
パイロットの操縦技術や指揮官としての優秀さが良い意味で裏目に出てしまい、機体のコンセプトが定まらなかったのである。
ギャラハットのように大剣を装備したものにしようという案。
トリスタンのような機動性重視の案。
モルドレッドのような火力と防御重視の案。
ランスロットのようなオールラウンダータイプの案。
パーシヴァルのような立ち回りと武装を強化する案。
いっそ完全な指揮専門機にしようという案まで出た。
搭乗者本人に希望や意見を聞きもしたが、結局1つに絞ることができなかった。
紆余曲折の末、ほぼ全ての案を採用し、多様な装備を戦況に応じて換装するタイプのナイトメアとして製作が進められた。
そして多様な武装を装備した左腕が幾つも造られ、格納庫や整備ドッグにある時は左腕ごと装備を外した状態でいるため、『隻腕』の二つ名がついた。

現在までには、エクスカリバーに勝らずとも劣らない大剣「アロンダイト」や、
飛距離と精度を重視した長距離狙撃ライフル「フェイルノート」などがそれらを扱う為の腕と共に完成している。
今ベディヴィエールが装備しているのは、掌からハドロン砲をパーシヴァルの両腿部と同じく、
弾丸のように発射する武装内蔵腕「バルムンク」。
連射性はパーシヴァルのそれに劣るが、1発の威力を向上させたことが特徴である。

193 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 20:38:39 ID:3fbBvQ98
支援

194 :食卓:2008/08/16(土) 20:40:54 ID:Tcottwzt
『いらない。どんな装備でもモルドレッドには傷1つ付けられない』
口調こそ変化は無いが、自信満々に答えるアーニャ。
「そうか、なら………行くよ!」
互いのプライド、技量、誇り、意地、そして何よりナイトメアの頭上にある帽子を賭け、
神聖ブリタニア帝国最強の12騎士の2人が今、決戦の火蓋を切って落とした。



注)2人のいる場所は学園内です



数日後

「ふう。やっと終った」
僕は磨き終え綺麗になった、公衆トイレの外壁を見渡し、身体を伸ばした。
「ライ、こっちも終った」
振り返ると両手に空き缶の詰まったゴミ袋をぶら下げたアーニャがいた。
僕とアーニャはここ数日、朝から夕方まで租界のあちこちにで、落書きの消去やゴミ拾いなどの無料奉仕を続けている。
言うまでもなく先日の一件の罰だ。

モルドレッドとの交戦中に通報で駆けつけたナイトポリス、スザク、ギルフォード卿らによって僕らは戦闘を停止され、多くの人に怒られた。


195 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 20:41:17 ID:yZ3JI2Ya
焼きそばはやはり塩がいいな
支援

196 :食卓:2008/08/16(土) 20:44:04 ID:Tcottwzt
「ラウンズ相手に無礼を承知で言わせていただきます。あなた方は……(長くなるので以下省略)」
とギルフォード卿に怒られ、
「間違ったやり方で……(以下省略)」
とスザクに怒られ、
「やり過ぎだぞ、ライ!」
とルルーシュにも怒られた。
何故かジノだけは
「その手があったか!」
と悔しがっていた。

そして僕らは、学生としてはアッシュフォード学園の一部損壊、一般生徒への迷惑などで、一週間の停学。
ラウンズとしてはバルトシュタイン卿から、次の作戦までナイトメアへに無期限の騎乗禁止と政庁への立ち入り禁止、反省文の提出、
そして停学中は租界内でボランティア活動を義務付けられ、2人でそれに勤しんでいる。

「ライ、反省文書いた?」
「いちおうね」
「私、まだ。どう書けばいいかわからないから教えて」
「うん、手伝うよ」
「ありがとう」
そんなことを話ながら次の現場に向かう僕とアーニャ。
今回の一件で得たモノがあるとするなら、ラウンズとしてではなく、学生としてアーニャと一緒に貴重な体験ができた事だろうか?
そんなことを空を眺めながら僕は思ったのだった。



○ラウンズ編・アーニャルートに分岐しました○

197 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 20:44:25 ID:yZ3JI2Ya
全力で支援!

198 :食卓の騎士:2008/08/16(土) 20:52:26 ID:Tcottwzt
以上です、如何でしたでしょうか?
最後は決闘関係ない展開になってしまいました。
最初はナイトメア同士のバトル路線だったのですが、学園が崩壊しそうなので
変更したんですが、変えないほうがよかったかも。
キャラの性格も壊れたし。


今更ですがリクエスト頂いたライ×C万歳卿にはお礼申し上げます。

トーマス卿、保管の際は
タイトル「キューピッドの日〜決闘編」
カップリング「ライアニャ」
でお願いします。
あと今更ですが前作の選択肢リンクありがとうございました。

199 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 20:55:40 ID:7QHhWTKg
>>198
GJです
ライもアーニャもいい意味でお馬鹿でしたwwww

9時10分くらいに投下しますよ

200 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 20:58:27 ID:yZ3JI2Ya
>>198 食卓の騎士卿、GJでした!
ベディヴィエール……何故か衝撃や攻撃を想像してしまった
というか戦い始めただけで学園ぶっ壊れる気がしないでもない
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

201 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:07:23 ID:cBJtV9G0
>>198
GJでした。ベディヴィエールの設定がすごくいいと思いました。
ベディヴィエールに騎乗したライの本格的な戦闘シーンを読みたいと思いました。
次の投下をお待ちしてます。

>>199
支援します。

202 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:10:43 ID:3fbBvQ98
>>198
GJです!KMFの設定もいいですねw
KMFにあの帽子ってwwwなんかシュールだw
次の投下をお待ちしてます
誤字指摘
>バルトシュタイン卿
バルトシュタイン→ヴァルトシュタイン
>>199
支援します

203 :萌は文化:2008/08/16(土) 21:10:51 ID:7QHhWTKg
じゃあ、投下します

魔法少女ライマーユニーシリーズでタイトル「行政特区日本」です

やっぱりギャグです

いつも通り広い心で見てください

204 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:12:19 ID:3fbBvQ98
支援

205 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:12:34 ID:yZ3JI2Ya
全力を挙げて投下を支援!

206 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:13:34 ID:Cn/XxuEX
ギル・ダル「支援」

207 :萌は文化:2008/08/16(土) 21:14:49 ID:7QHhWTKg
『私、ユーフェミア・リ・ブリタニアは行政特区日本の設立を宣言します!』

「な! 大変だ!」

テレビを見ていたライはニュースを見て驚愕した。

次の日、ライは急ぎ黒の騎士団の本拠地に向かった。

「ゼロ!」

急ぎ会議室に走りこむライ。

「行政特区日本おめでとー!」

会議室に入るなり、室内はお祝いムード一色に染まっていた。
ワイングラスを片手に乾杯をしていたゼロを見てライは激しくずっこけた。

「おお! 噂をすれば主役の登場ですよ!」

ライに気がついたディートハルトが言うとゼロが楽しげに近づいてきた。

「ハハハ、どうだライ。ついに我々は日本解放への第一歩が踏み出したぞ!」
「アホか!! 行政特区日本で一部とはいえエリア11は日本として名を取り戻すがこれは僕達、黒の騎士団を無力化するための……」
「何を言っているのだライ。この心配性め」

このこの、と肘でつつくゼロ。
ああ、あのレジスタンスの司令塔としてブリタニア軍相手に活躍してきたゼロは一体どこかへ行ってしまったのか?
ライの瞳から小さく輝く粒が流れた。

「さあ、今日は記念すべき日だ! 皆、盛大に楽しめ! だが明日からは忙しくなるぞ。何故なら『魔法少女ライマーユニー』の最新作の制作スケジュールを前倒すことになるからな!」

208 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:15:11 ID:yZ3JI2Ya
全力で支援!

209 :萌は文化:2008/08/16(土) 21:18:45 ID:7QHhWTKg
一方そのころ

「お姉様! いえ、総督! 大変です!」

仕事中のコーネリアの元へ血相を変えてユーフェミアが走ってきた。

「どうした騒々しい」
「実は行政特区日本に黒の騎士団の参加を要請するためコンタクトをとったところ、黒の騎士団側から条件があると……」
「何? クッ、おのれ黒の騎士団め、こちらの足下を見てからに……!」

悔しそうに顔をしかめるコーネリア。
その視線の先には仕事場にも関わらず壁に貼ってあるライのポスターに向けられていた。
ちなみにライのポスターは黒の騎士団製作のドラマ『狂王』の宣伝用ポスターである。

「それで、その条件とは?」
「はい、それが……『魔法少女ライマーユニー』の最新作の公開をするから準備をしておけ、と…」
「なんだと!?」
「さらに、先日発売された劇場版魔法少女ライマーユニーのDVDの中にある応募券を送ると抽選でライ様の握手会に参加出来るそうです!」

210 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:19:02 ID:3fbBvQ98
支援

211 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:20:48 ID:cBJtV9G0
支援

212 :萌は文化:2008/08/16(土) 21:24:09 ID:7QHhWTKg
「「「なんだって!?」」」

部屋の外で盗み聞きしていたのか、ジェレミア、ダールトン、ギルフォードが突然部屋の中に入るなり叫んだ。

「………お前ら」

盗み聞きしていた3人はコーネリアに睨まれ、慌てて部屋から逃げ出した。
そんなやりとりをユーフェミアは気にせずに語り続けた。

「さらにさらに、なんとライ様主演の完全新作映画、『春の月下』の全貌がついに明らかに……」
「なんだと!? あの噂だけで本当に作っているのか謎だったあの『春の月下』か!」
「はい、これらの情報を行政特区日本設立の日に公開させろと言うのが黒の騎士団の条件です!」
「なんと、なんと酷い条件なのだ黒の騎士団め!」

言葉とは裏腹に、喜びと興奮が隠しきれてないコーネリア。

「全軍に通達せよ! 行政特区日本の設立を急がせろと!!」
「了解ですわお姉様。ああ、ライ様……もうすぐ会えるのですね」

エリア11はこの日も平和であった。
そして、ついに行政特区日本の設立の日がやってきた。

213 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:24:52 ID:3fbBvQ98
支援

214 :萌は文化:2008/08/16(土) 21:27:51 ID:7QHhWTKg
式典が始まり、会場ではユーフェミアの演説を聞きながらコーネリア達が黒の騎士団の到着………というよりライの到着を今か今かとソワソワしながら待っていた。

(本当にゼロが来るのか?)

そんな中、1人だけ警戒態勢を崩さないスザク。
すると…

「あっ! ゼロだ! それにあれは…!」

誰かが叫ぶと皆、上空を見た。
そこには左手にゼロを、右手にはライを乗せたガウェインが上空から会場へとゆっくり降りて来た。

(ゼロ……やはり負けを認めたのか?)

1人真剣に考えるスザク。
その横では

「ライ様! ライ様ですわ!」
「馬鹿もの! 早く全てのナイトメアを下げんか!! ライ様が警戒してすぐ降りて来ないだろ!」
「おお! あれがライマーユニーを演じているライ様か!」
「男性でありながら女性的魅力も持ち合わせたあのお姿……可憐だ」
「カメラ、カメラ………しまった充電し忘れていた! バッテリーが!」

はしゃぐ総督と副総督、そしての将軍、純血派のリーダー、総督の騎士。
とりあえずスザクはライと彼らを無視し、ゼロだけに集中して自分の正気を保つことにした。

「ようこそゼロ。行政特区日本へ。そしてライ様もようこそ。私、感激のあまり震えが止まりませんわ」

215 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:28:10 ID:3fbBvQ98
支援

216 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:29:18 ID:dvW2mqPl
支援

217 :萌は文化:2008/08/16(土) 21:35:13 ID:7QHhWTKg
「ユーフェミア皇女殿下か。このたびは我々を式典に招いていただき感謝する」
(ゼロめ、一体何を企んでいる)

未だにゼロを警戒しているスザク。
その横では

「ら、ライ様。初めて発売されたライマーユニーのころからのファンです。特別プレゼントのDVD2巻も持っています。あの、サインください!」
「待てヴィレッタ! 総督の私を差し置いてどういうつもりだ」
「あ! 先程から姿が見えないと思っていたら色紙を準備していたのか!」

ライがらみでファンが喧嘩をしていた。
とりあえずライはぎこちなく笑うだけであった。

「勝手なことをされては困るな。サインは式典が終わってからのライの握手会かライマーユニーの握手会のどちらかで頼むのだな」
「なんと! ライ様だけでなくライマーユニーの握手会もあるのか!」
「当然だろ。ライあってのライマーユニー。ライマーユニーあってのライなのだからな」
「おお……!」

ゼロの言葉にギルフォードは感激をしている。

「ゼロ! 君は何を企んでいる!」

とうとう我慢出来なくなったスザクがゼロに厳しく叫ぶ。

「私が何を考えているかだと? いいだろう。教えてやろう枢木スザク。」

218 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:35:47 ID:yZ3JI2Ya
支援www

219 :萌は文化:2008/08/16(土) 21:40:36 ID:7QHhWTKg
ゼロが指を鳴らすと式典の外装が崩れだした。

「グッ、やはりゼロは………ん?」

辺りを見渡すと異常なほどに皆が落ち着いているのにスザクは気づいた。
嫌、むしろ皆、ワクワクしながら崩れる外装を見ていた。
外装が崩れると中には巨大なスクリーンがセットされていた。

「フッフッフ、我々黒の騎士団はこの日のために全てを準備していたのだ。私はここに宣言する! 今日、今、ここで『魔法少女ライマーユニー』の最新作をこれから上映する! 式典に参加した日本人の方々よ! 貴様らは運がいい」
「はぁ!?」

歓声が上がる会場。
そしてスザクは予想外の馬鹿げた発言に呆然としていた。

(スザク………よかった。マトモな人が他にも居て)

そんなスザクを見てホッとするライであった。

「ああ! 誰よりも早くライ様の最新作が見れるなんて………なんて幸せなのでしょう!」
「ではライ様はこちらの席へ」

コーネリアは自分の座っている隣の座席にライを手招きした。

「コーネリア殿下! それはいくらなんでも卑怯です!」
「そうです! ライ様はみんなのライ様なんですよ!」

ケンカを始めるコーネリア達。

220 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:41:07 ID:yZ3JI2Ya
支援wwwwww

221 :萌は文化:2008/08/16(土) 21:44:29 ID:7QHhWTKg
ライはそれを困ったように見ていた。

「ああ、頭が痛い……」

段々頭痛がしてきたスザクであった。


こうして行政特区日本が設立され、設立後も黒の騎士団は解散せずに活動を続け、エリア11はそう遠くない内に日本としての名を取り戻すことになるのであった。

「つまり、萌えが日本を救ったんですね」
「その通りだディートハルト!」
「日本万歳!!」
「ぶん殴るぞ貴様ら!」


222 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:44:48 ID:D0617kBa
皇帝も来てるとしか思えんwwwwwwwwww支援

223 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:44:49 ID:yZ3JI2Ya
支援wwwwwwwwwwww

224 :萌は文化:2008/08/16(土) 21:46:54 ID:7QHhWTKg
おまけ

皇帝「ヌアッハハハハ! あやつめ、やりおったな!!」
V.V「どうしたのシャルル?」
皇帝「ヌアッハハハハ!」
V.V「ああ、握手会の抽選に落ちたんだね」
皇帝「あやつめ、やりおったな!!」
V.V「残念だったね。じゃあ、僕はちょっと行政特区日本の様子を見てくるよ」
皇帝「兄さん。あなたは、ウソをつきましたね」
V.V「ギクッ……!」←ポケットからチラリと握手会のチケットが…

225 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:47:43 ID:3fbBvQ98
V.Vwwwwww支援

226 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:47:45 ID:yZ3JI2Ya
やっぱりかwwwwwというかV.V.wwwww
支援wwwwww

227 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:49:46 ID:2zaM1dzQ
V.V.おまえもかwww


228 :萌は文化:2008/08/16(土) 21:52:06 ID:7QHhWTKg
以上で終了

オチが弱かったかな?と反省

最終回の予定でしたがライマーユニーの最新作の本編がまだなので続きます

次回はまた間に別なSS挟んでから続きを投下予定です

支援ありがとうございました

229 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/16(土) 21:53:26 ID:yZC2uPwN
>>41 0017-0979 が見れない件を修正しました。ご迷惑をおかけしました。

>>45 誤字の件修正しました。混雑は大丈夫、伊達に10年通ってません。

>>94 ご指摘の誤字を修正しました。 最も双方とも本気で戦う → 尤も双方とも本気で戦う に修正しました。

>>97 >>135 ご指摘のサブタイトルの部分を修正しました、135の誤字も修正しました。確認願います。

>>224 保管完了しました。
取り敢えず全部終わったかな?

230 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:55:22 ID:7QHhWTKg
>>229
速い! 速いよ管理人卿!
感謝です!

231 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:56:09 ID:zE4GrmcP
>>228
GJ!!萌えで日本復活させやがったwww
ていうかV.V.、お前もかwww

22:15頃に投下してもいいですか?

232 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 21:57:02 ID:yZ3JI2Ya
>>228 萌は文化卿、GJでした!
オチが弱かったなんてとんでもない、笑いましたよ、V.V.に
なんか色々ダメだろwwブリタニアwww
それにしても日本を救う萌え、萌えってスゲーな
……でも萌えってどういうことなのかイマイチ分からないんだよなぁ
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

233 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:00:24 ID:yZC2uPwN
>>231 どうぞ。すいませんが、私は支援は出来ないので他の方お願いします。

234 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:06:57 ID:OK+oeCS/
OKです。支援いたします

235 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:09:22 ID:3fbBvQ98
>>228
GJ!!萌えで日本解放www
特区日本の式典が上映会になってるよwww
もうマトモな奴な居ないのかw
V.V.興味なさそうにしてたくせにwww
次の投下を楽しみにしております
>>231
支援します

236 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:13:19 ID:Cn/XxuEX
>>229
修正ありがとうございます。
風呂に入る前に支援

237 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:15:45 ID:XVOkoZnS
>>228
萌は文化卿GJでした。
いいのかこれ!?と思いながらもついつい笑ってしまう。
次回も楽しみにしています。

ところで、ひとつ質問。実際にそこまで設定はしてないと思うんですが、
……ライ→ライマーユニーの変身シーンって、やっぱ最初に服脱げるところから
始まったりするんでしょうかね?(マテコラ

いやー、南あたりが主張してそうな感じがしたんですよ。
某美少女戦士とか戦闘魔法少女シリーズとかど○みとかプ○キュアとかのDVD大量に
積み上げて「日本の魔法少女史における変身シーンの系譜」とか思いっきり論じてそうで。
……いかん、資料が変な方向に偏ってるorz

238 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/16(土) 22:16:24 ID:zE4GrmcP
ありがとうございます。では投下します。

作者:余暇
タイトル:恋人たちの休日・二日目
カップリング:ライ×カレン

『恋人たちの休日・一日目』の続きになります。カレン視点で進みます。
(注意)
・ひたすら甘くしてしまいました。甘味以外をお求めの方はスルーで。


239 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:17:06 ID:3fbBvQ98
支援

240 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:19:08 ID:OK+oeCS/
支援

241 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/16(土) 22:19:26 ID:zE4GrmcP
『恋人たちの休日・二日目』

鍋の中で煮物が湯気を立てている。私は卵焼きを包丁で切っていく。どうやら魚が焼き上がったようだ。
今日はライと二人で水族館などを見て回ることになっている。昨夜、彼と甘いひと時を過ごし、眠る前に二人で決めた。
水族館を見たことがない彼のために、先にそちらへ行くことになっている。そして今朝は早起きして、お昼に食べるお弁当を作っていた。
「できた。これでよし。」
私は、ライを起こしに行くことにした。


ライはベッドの中で、静かに寝息を立てていた。子供のような、あどけない寝顔だった。
「ふふ、かわいい寝顔しちゃって。」
私はライの髪をなで、顔を指でなぞっていく。戦闘中の厳しい顔、笑った時の顔、
優しい顔、私に甘い言葉をささやく時の顔。どの表情も私は好きだ。
「むー……。」
ライがゆっくりと目を開けた。寝ぼけまなこで私を見つめている。
「おはよう、そろそろ起きなさい。」
「あ…、カレン、おはよう。ふああ。」
彼は大きな欠伸とともに伸びをした。そしてその伸ばした腕をそのまま私の背中に回し、
ベッドの中に抱き寄せてきた。私は彼に自分の体を預けた。
「どうしたの?」
「今日もきれいだよ、カレン。」
「ふふっ。いきなり口説き文句?でも、ありがとう。」
私はライの唇に自分の唇を重ね合わせた。私たちはお互いの体温を確かめ合うように、しばらくの間抱き合った。


242 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:20:18 ID:3fbBvQ98
支援

243 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/16(土) 22:21:31 ID:zE4GrmcP
私が朝食の用意をしていると、シャワーを浴びたライが出てきた。
彼は私の姿を見つけるなり、私を後ろから抱きしめてきた。シャンプーの匂いが心地良い。
「どうしたの?甘えんぼさ…んむっ。」
彼の唇が私の唇をふさいできた。私を抱きしめる彼の力が強くなる。私は彼を押しのけた。
「こーら。パンが冷めちゃうでしょ?早く食べましょ。」
「ああ、そうか。残念。」
私たちはテーブルに座り、パンに蜂蜜を塗っていく。かじると、ほんのり甘い。
まるで昨夜の私たちのように、とろりとした甘い蜂蜜だった。


朝食を終えて洗い物を済ませた私は、おかずを詰めた弁当箱にふたをした。
彼は自分のカバンに水筒やビニールシートを入れ、私は自分のカバンに弁当箱を入れた。
「準備はいい?」
「うん、OKだよ。」
「そう、じゃあ行きましょ。」
私たちは荷物を持つと、部屋のカギを閉め、外に出た。
「やあ、ライ。っと、失礼。カレンも一緒だったか。」
ルルーシュが声をかけてきた。
「やあ、ルルーシュ。何か用?」
「いや、たまたま見かけたので声をかけただけだ。今日はお出かけか?」
「ああ、ちょっと水族館にね。」
「そうか、まあ楽しんで来い。しかし、本当に仲がいいな二人は。」
「あら、うらやましいの?ルルーシュもさっさとシャーリーに告白しちゃえばいいのに。」
「バ、バカ!別に俺はシャーリーのことなど。行くならさっさと行け!」
私たちはルルーシュと話をした後、腕を組んで駅へと向かった。
(くそ、見せつけおって!べ、別にうらやましくなんかないんだからな!)


244 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:21:59 ID:3fbBvQ98
支援

245 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:22:01 ID:OK+oeCS/
支援を

246 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/16(土) 22:23:51 ID:zE4GrmcP
私たちは水族館に着いた。チケット売り場で入場券を買い、別々に入場ゲートをくぐる。
ゲートをくぐった所で合流した私たちは、再び腕を組んで歩きだした。
「水族館は行ったことないのよね?」
「うん、楽しみだな。」
私たちは水族館の奥へと進んでいった。


「わー、すごいな。」
ライが天井を泳ぐ魚たちを見て、感嘆の声を上げた。
「水槽の下にトンネルを作るなんてね。魚の腹を見上げることになるとは思わなかったよ。」
「ふふっ、面白いでしょ?それにしても、子供みたいに目が輝いてるわよ。」
「ん?子供みたいだと、おかしいか?」
「ううん、そんなライもかわいくて素敵よ。」
そう言って私は、ライの腕に自分の胸を押しあてた。
「かわいい」と言われたからか、胸を押し当てられたせいか、ライは少し顔を赤くしていた。


「うわあ、かわいい。」
私は、館内を散歩するペンギンの群れに見とれていた。
「ああ、よちよち歩いてて危なっかしいけどね。」
「ああ、転んじゃった。大丈夫かな?」
「……カレン。何か、自分の子供を見守る母親みたいなんだけど。」
「ええ!?私たち、まだ子供いないじゃない。何でそうなるわけ?」
ライは急に顔を赤くして、あわて始めた。
「いやその、何となくだよ。後、子供がどうとか大声で言うな。みんなに見られてる。」
「!?」
見回すと、他の見物客たちが私たちを見て、クスクス笑っていた。
私は恥ずかしくて、ライの腕を引っ張ってその場を立ち去った。


247 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:24:31 ID:OK+oeCS/
支援

248 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/16(土) 22:25:52 ID:zE4GrmcP
ザッパーン!
水中から飛び出したイルカたちが、高くジャンプする。
そして水中に飛び込む瞬間に大きな水しぶきが上がり、観客たちが歓声を上げた。
「わあ、すっごーい!」
「へえ、こりゃすごいや。」
私たちは同時に拍手を送っていた。
「いやー、水族館がこんなに面白い所だったとはね。また来たいよ。」
「そう?楽しんでくれたみたいで、私も嬉しいわ。」
イルカショーが終わった後も、ライは興奮気味に話していた。良かった、水族館を満喫してくれたみたい。


「うーん、これがいいかな?」
私たちは館内の売店で、買い物をしていた。買い物と言っても、二人で水族館に来た記念の品を買うためである。
相手にプレゼントしたい物を買って、後で交換することになっている。
「カレン、もう決まった?」
「ええ、決まったけど内緒。あなたは?」
「それがまだなんだ。先に買って待っといて。」
私が先に買い物を済ませて店の外で待っていると、間もなくしてライも出てきた。
そして私たちは、手をつないで水族館の外へと出た。


249 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:26:52 ID:yZ3JI2Ya
支援!

250 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:26:52 ID:3fbBvQ98
支援

251 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/16(土) 22:27:58 ID:zE4GrmcP
水族館の近くにある公園の芝生の上に、ライがビニールシートを広げた。
私たちは靴を脱いでシートに座り、私はカバンから弁当箱を取り出した。
「それじゃ、食べましょうか。」
「うん。いただきます。」
ライはおにぎりを食べ始めた。
「む、梅干し入りか。ラッキー。」
「本当に梅干しが好きなのね、ライは。」
以前お弁当の中に梅干しを入れたところ、ライがいたくそれを気に入り、自分でも梅干を買って食べているそうだ。
「天気がいい日に外で食べるお弁当は、格別だな。」
「そうね。家族連れも多くてにぎやかだし、こっちまで楽しくなるわ。」
私たちは、和やかな昼食の時間を過ごした。


「それっ。」
「おお、ナイスキャッチ。」
私たちは、持ってきた赤いフリスビーを使って遊んでいた。今度は私が投げる番だ。
(普通に投げたんじゃ、面白くないわね。そうだ!)
「ライ、行くわよー。」
私はフリスビーを縦方向に向け、軽く手首のスナップを利かせて投げた。
「へっ、縦回転!?」
ギュンッ、パッコーン!!
フリスビーはライの顔面にクリーンヒットして、彼はその場に倒れた。
「ライ!?ごめんね、大丈夫?」
「す、すごいよカレン。今の動き、紅蓮の輻射波動に応用できるかも…ガクッ。」
「ライー!?」
見事に顔面にフリスビーの跡がついたライは、気を失った。


252 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:28:41 ID:3fbBvQ98
支援

253 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/16(土) 22:31:10 ID:zE4GrmcP
「うう……。」
「あ、ライ。気がついた?」
ビニールシートの上で、ライは目を覚ました。彼の頭は、私のひざ枕の上に乗っている。
「あれ?ここは……。」
「公園よ。あなた、フリスビーが顔に当たって気を失ってたのよ。」
「ああ、そうだった。」
ライは自分の顔面に手を当てた。フリスビーの跡は、だいぶ消えかかっている。
「その、ごめんね。少しふざけただけだったんだけど、こんなことになっちゃって。」
私は彼に謝罪した。
「私のせいで、もっといろんな場所を見て回るはずだったのに、完全に予定が狂っちゃって……。」
目頭が熱くなるのがわかった。ライと一緒に、いろんな所を歩くつもりだったのに。たくさん思い出を作るはずだったのに。
彼も今日を楽しみにしていたはずなのに。私がそれを、自らの手でめちゃくちゃにした。
「ほんとに…ごめん、なさい……。」
本当にバカな女。泣いて済む話じゃないのに。それでも私は、涙を抑えられなかった。
「もう泣かないで。」
すると、起き上がったライが、私を優しく抱きしめてきた。
私が顔を上げると、彼はその指で、私の頬を流れる涙をそっと拭った。
「別に構わないよ。今日見られなかった所は、また今度見に行けば済むんだから。
それよりも、僕は君の泣き顔を見る方がよっぽど辛い。」
「でも、私のせいで……。」
「うん、君のおかげですごく楽しかったよ。ちょっとだけ痛かったけど、
それも君と作った大切な思い出。いつか笑って話せる日が来るから、そんなに悩まないで。」
彼はニッコリほほ笑んだ。私は救われた気がして、彼の胸に飛び込んだ。
彼は私の髪をなで、その間、私は彼の胸の中で泣き続けた。


254 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:32:32 ID:OK+oeCS/
支援

255 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/16(土) 22:33:52 ID:zE4GrmcP
私たちは、夜のベイエリアを歩いていた。体を寄せ合い、お互いの腰に手を回しながら。
私の感触を確かめるように彼の手や指が動いていたが、私は拒むことなく、
さらにその動きをねだるように、自分の体を彼に密着させた。
「夜景がきれいだな。橋ってあんなに光るんだ。」
対岸にかかる橋は自己主張するかのようにまたたき、彼は珍しそうにそれに見入っていた。
「ねえ、そろそろプレゼント交換しない?」
私は、水族館で買ったプレゼントの交換を提案した。ライはすぐに了承し、私たちはプレゼントの入った紙袋を交換した。
「じゃあ、開けるよ。」
「ええ、同時にね。」
私が受け取った紙袋の中から出てきたのは、赤いイルカの形をしたキーホルダーだった。
ちなみに私が彼に送ったのは、同じ形をした青いキーホルダーだった。
「あっ、おそろい。」
「本当ね。かわいいし、ライにぴったりの色だから選んだんだけど。あなたは?」
「僕もまったく同じ理由。二人とも理由が単純明快だな。」
「あら、これくらい単純な方が、かえって相手の気持ちがストレートに伝わっていいんじゃない?」
「まあ、そういう見方もあるな。」
彼は笑って、私を抱き寄せた。私も彼の背中に腕を回す。
「今日はありがとう。私のせいで予定が狂ったのに、許してくれて。」
「いいよ、気にしないで。それよりさ、明日はどうする?これから予定を話し合いたいから、僕の部屋に来てくれる?」
「予定を決めるだけ?本当は別の理由があるんじゃないの?」
私が頬をなでると、ライは少し顔を赤くした。
「まあ、ね。君さえ良ければ、明日まで一緒に……。」
ライがそこまで言ったところで、私は彼の口を自分の唇でふさいだ。彼もすぐに私に応える。
今夜に限らず、ずっと二人で同じ時を過ごすという、契約の儀式。
明日も素敵な一日をともに過ごしたいという願いを込めて。


256 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:34:43 ID:yZ3JI2Ya
全力で支援!

257 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:34:51 ID:3fbBvQ98
支援

258 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/16(土) 22:36:36 ID:zE4GrmcP
以上です、支援ありがとうございました。
月下マンの方を投下しようか迷いましたが、こちらにしました。


259 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/16(土) 22:36:59 ID:yZC2uPwN
GJ、お疲れ様です。0017-0588 からをシリーズ扱い(部屋作成)なさいますか?

260 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:40:27 ID:OK+oeCS/
おつかれさまです!>余暇卿

甘味は幸せ。
聖天八極式の気円斬的なアレはフリスビーだったのか!!
海のような男ライに水族館はいいスポットですね。

261 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:41:25 ID:zE4GrmcP
>>259
ありがとうございます、よろしくお願いします。

262 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/16(土) 22:41:33 ID:yZC2uPwN
・単体間リンク張りました
・部屋作成しました

皆様、ちょっと早いですが私はハルマゲドンに備えなければならないので今日はもう寝ます。
SS投下の際は支援を宜しくお願い致します。では。

263 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:45:08 ID:yZ3JI2Ya
>>258 余暇卿、GJでした!
甘い……具体的にはみたらし団子をおかずに、ぜんざいをお茶がわりにおはぎを食べた時ぐらい甘い
そして結構エロい
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

264 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:46:35 ID:7QHhWTKg
>>237
一応チラッと劇場版 魔法少女ライマーユニーに書かれてますよ

265 :カズト:2008/08/16(土) 22:49:41 ID:2IsbmIL4
規制にかかってしまい流れを断ってしまいました
すいません
もう一回最初から
投下させてもらってよろしいでしょうか?
サトリサトラレ 崩壊編
カップリング ライカレ



266 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:52:24 ID:zcQXj7+L
支援します

267 :カズト:2008/08/16(土) 22:52:54 ID:2IsbmIL4
第四話 砕け散る心

「ようやく信じてくれたんだねぇ……カレン……話ができそうで嬉しいよ……」
白々しくマオは言う
カレンの顔はもう涙でグシャグシャだった
(あ、あなたは……い、一体何がしたいの……?)カレンは心で会話せざるを得なかった
「んー?僕はねえ、真実を知らない君に全てを教えてあげようと思うんだあ……
それと、君という恋人に秘密を隠してるライにちょっとお仕置きを与えようと思うんだあ……ところで……これなんだけどさあ……」そう言ってマオは持っていた「狂王」に関する本の一つをカレンに見せつける
「これの事なんだけどさあ……なんで、僕がこの本をわざわざ持ってるかわかる?」
ニヤニヤしながら言う
(退屈しのぎにしても、キーワードが共通している一体これがなんだってゆうのよ……)
心を立て直そうにも、マオに対する嫌悪感がそれを邪魔する
反撃の機会を窺おうにも、心を覗かれては全く意味がない


268 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:53:26 ID:3fbBvQ98
支援

269 :カズト:2008/08/16(土) 22:53:56 ID:2IsbmIL4
「会いたくないかい?伝説の「狂王」に……クックックッ……」
(何を言ってるのこの男は……)
「学園祭デートの時に確か「一人ぼっちの皇子様」ってお芝居あったよねえ……
その時のライの様子を聞きたいなあ……」
(確か、あの時ライの様子がおかしかったかもしれない……
会場を出た後、顔が少し青白かった気がする……
その後何もなかったようだったから特に気にしなかったけど)
「へえ……よく覚えてるじゃないか……」(パチパチ)
そう言ってマオは例のポーズで拍手する
(くっ……だから一体なんだって言うのよ……)
「もしもだよ……時間を越える力があったら、会えるんじゃないかなあ……
伝説の「狂王」に……ミレイっていったけ……生徒会長の言った言葉」
そうしてカレンは記憶を引き出してしまう……
(「はたまた、未来からのタイムトラベラー!!」
タイムトラベラー……タイムトラベラー?!)
「ああ!!それそれ!!それだよ!!それから、ベッドの中でもうなされてた時
あったんじゃないかなあ……」その通りなだけにカレンは何も言い返せない……
「クックックッ……そりゃあ、うなされちゃうよねえ……あれだけ殺したんだから……
国民も……家臣も……母親も……妹も!!」
(何を言ってるの!?話が繋がらない!!それってまるでライが……)
荒唐無稽すぎて、カレンの思考が話しについていかない
「彼……「狂王」が死んだとされる、年齢ってちょうどあれくらいだよねえ……
それから、どういうわけか好んで自分をこう呼ばせていたそうだよ…………「ライ」って……」
(う、嘘よ!嘘に決まってる!!ライがあの「狂王」だなんてそんな事あるはずがない!!)

270 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:54:25 ID:yZ3JI2Ya
全力で支援!

271 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:55:41 ID:Cn/XxuEX
支援いた

272 :カズト:2008/08/16(土) 22:56:03 ID:2IsbmIL4
(話が荒唐無稽すぎる!きっと血を継ぐ子孫よ!)
「彼には子供も后もいなかったじゃないか、
それとカレン、知ってんだろ?ライが皇家の血を継いでるのは、ついでにブリタニアの血も混じってるのも、
皇家ほどの大貴族になると、血統は管理されてるんだよねえ
彼のような人間って、皇家では該当する人物は確認できないはずだよ
もう半分の方の血も調べてみなよ……ブリタニア皇族の因子も出てくるはずだよ
タイムトラベルって信じられないかい?
だったらライは「ここに存在しえない人間」って事になるよねえ……」

(す、皇家とブリタニア皇族のハーフですって!!あ、ありえない……)
カレンの思考は混乱しきっていた、そしてマオが語ってく内に知らず知らずのうちに
受け入れていた、ライが「狂王」という事実を……

「やっとわかってくれたみたいだね、奴の正体が……
奴は恋人の君を過去から不幸にしてるんだよ……
彼が全てを犠牲にして、ブリタニアの歴史を進めたために
ニッポンに侵攻……
君の母親はリフレインでクスリ漬け……
兄貴はレジスタンスで死亡……」
(お兄ちゃんは、ゆ、行方不……)
「死んでるに決まってんだろ!!死体がグチャグチャで、骨になったから見分けつかないだけだろが!!そうでなきゃかわいい妹ほったらかしにするわけないだろ!!」
(ひ、ひどい……認めたくないのがわからないの……
こいつは……にんげんの……こころをもっていない……)カレンの心は完全に崩壊の一途を辿っていた……


273 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:56:24 ID:yZ3JI2Ya
支援は全力で!

274 :カズト:2008/08/16(土) 22:58:05 ID:2IsbmIL4
「ああ!!なんて崇高な精神なんだ!!自らの全てを差し出し!!
君を不幸にしてまで!!ブリタニア発展の為に、
忠誠を尽くした偉大なる「狂王ライ」!!
ねえ……君はそんな男に、……何回抱かれてきたんだい!!アーッハハハ!!」
(おね……がい……もう……や……めて……)

「僕のこの力「ギアス」って言うんだけどね、実はねえ、ライも持っていたんだよねえ……
ちなみにぃ、彼のはねえ、どんな命令でも実行させられる「絶対遵守」の力なんだよ
そうじゃなきゃ、全国民を総玉砕させる事なんてできないからね」
(え……ぜったい……じゅんしゅ……?それっ……て……)
(見ぃつけたあ……カレンを壊すキーワード)
「そう、例えば君をブリタニアの騎士にだってできるし、.薄汚い娼婦にする事だってできるんだよねえ……君にも「絶対遵守のギアス」がかかっているんだよねえ……クックックッ」
(まっ…て……ちが……う……あた……し……ライ……をあい)
「ライは思ってないんだよねえ……自分が愛される資格のある人間だって……
だって、自分はおぞましい殺戮者だから……前から好きだった君に命令したんだよ」
例え嘘でもカレンの心はボロボロであり、それを真実として受け入れてしまう状態にあった
(おね…がい……いわな…いで…あた…し……ほん……とに……ライ……を)

「……「自分を愛せ」ってね……」

その瞬間、カレンの心と愛は……砕け散った……

275 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 22:58:08 ID:Cn/XxuEX
18禁でやればもっと過激な・・・。
青い機体が飛んでくる前に支援

276 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:02:28 ID:3fbBvQ98
支援

277 :カズト:2008/08/16(土) 23:04:26 ID:2IsbmIL4
投下終了です

本編では 漏れ的にゼロ忠犬中堅属性というイメージが
このスレでは 職人さん達がツンデレ属性も思う存分発揮されてましたが
ヤンデレ属性も追加させていただきました
話自体は書き上げましたので、待っていてください

規制で面倒をおかけしました

278 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:07:37 ID:yZ3JI2Ya
>>277 カズト卿、GJでした!
なんでこんなにマオなんだろうか
鬱になりそうだかかなり引き込まれる文章が良いです
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

279 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:07:52 ID:Cn/XxuEX
>>277
規制に引っかかったのは残念だけど、作品自体はGJでした。
紙袋を被った緑髪の人から一言
「よくやったな、マオ。えらいぞ、マオ」

うん、何だろう。天然パーマーのおっさんが物凄い形相でこっちに・・・

280 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:26:15 ID:B+pjGfaS
11時30分頃投下していいですか?

281 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:29:29 ID:Cn/XxuEX
支援。
しかし、今日はおとなしいな。いや、これからか。

282 :とんぼ:2008/08/16(土) 23:35:17 ID:B+pjGfaS
では、時間になりましたので投下します。
題名は「レイヴン・システム」
カップリングは、ライ×マリーカかな?
オリジナル機
ランスロット・レイヴン

283 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:36:21 ID:zcQXj7+L
支援

284 :とんぼ:2008/08/16(土) 23:37:38 ID:B+pjGfaS
「レイヴン・システム」
エリア9で、EUの残党軍が、ブリタニアの基地を制圧したという報告を受けた。
そして僕は、僕直属の部下ヴァルキュリエ隊と共にエリア9に向かった。
カールレオン級浮遊航空艦 艦内
僕らはエリア9の総督スプルーアンス卿と他の官僚の人達と共に作戦会議をしていた。
スプルーアンス「以上が今回の作戦です。異論はある方は?」
マリーカ「このA地点には、住宅街です。この地点では、住民に被害が出ると思われます。ですが逃亡すると思われるB地点は国境前です。そこで襲撃すれば被害は最小限で食い止められます。」
スプルーアンスはため息をつきながらこう言った。
スプルーアンス「たしかにこのA地点は住宅街だ!だがこの地点にはナインの住宅街だ、最近ナインの連中もテロを行う連中がいるのでね!そこでこの地点で我らの威光を見せつける!
        子供じみた戦術だがこちらの戦力をみせつければ二度と逆らわなくなるだろう!それに避難勧告も出してある。問題はないだろう?」
マリーカ「くっ!しかし(そんな考えのせいで以前兄さんは・・・!)」
リーライナ「マリーカ!落ち着いて」
マリーカ「でも!」
ライ「マリーカ!!」
マリーカ「!?すみません・・・ライ卿」
スプルーアンス「以上で作戦会議を終了する。総員持ち場につけ!」
その場にいた全員「イエス・マイ・ロード!!」


285 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:38:12 ID:yZ3JI2Ya
いいか、全員に徹底させろ!全力を挙げて投下を支援するんだ!

286 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:38:31 ID:Cn/XxuEX
支援

287 :とんぼ:2008/08/16(土) 23:39:06 ID:B+pjGfaS
カールレオン級浮遊航空艦 格納庫
作戦開始前、僕は、迷っている彼女に声を掛けた
ライ「マリーカ」
マリーカ「ライ卿先程はすみませんでした。」
ライ「マリーカ」
マリーカは、変わった娘だ。 普通のブリタニア人なら日本人を憎むのにマリーカは、ブリタニアの思想を憎むなんて 
ライ「わかっているよ。大丈夫 ナインの人々は、ナイト・オブ・エイトの名にかけて僕が必ず守るよ。だから困った顔をしないでくれ。(そうだ第二、第三のゼロをつくらないために僕は戦う。あの時そう決めたんだ!)」
マリーカ「ありがとうございます。ライ卿・・・私は甘えていたのかもしれません。ですがもう大丈夫です。作戦の準備に入ります!」
ライ「その意気だ!マリーカ。これからも共に生き延びてよう!」
マリーカ「イエス・マイ・ロード!」
そう言ってマリーカは自分の乗るヴィンセントに向かった。
そして僕もロイドさんから貰った新型機ランスロット・レイヴンに乗り作戦時間を待った。
それを遠くでみつめていたリーライナはこうつぶやいていた。
リーライナ「あ〜あ 若いなぁ(ねぇキューエルもし今近くにいるのなら私達を導いて!)」

288 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:39:32 ID:yZ3JI2Ya
全力で支援!

289 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:40:35 ID:Cn/XxuEX
非常時である。立身栄達を望むならば支援に取り組め

290 :とんぼ:2008/08/16(土) 23:41:09 ID:B+pjGfaS
そして作戦時間になった。
ライ「スプルーアンス卿避難勧告は?」
スプルーアンス「避難勧告は出しました。発進してください。」
ライ「各機これより任務について説明する。目的は、「EU残党軍の弾圧」シンプルな任務だが、おそらくろ獲機を使ってくるはずだ!油断はするなよ!」
全員「イエス・マイ・ロード!!」
オペレータ「ランスロット・レイヴン発艦準備完了」
ライ「ランスロット!出るぞ!」
そう言って僕は、ランスロットを発艦させた。
僕は驚いた・・・前乗っていたクラブに比べると性能が各段に違ったからだ。
それにこいつには、レイヴン・システムというのが備えられているらしい!
ライ「さすがロイド博士だ!」
そして僕に続いて次々とナイトメアが発艦していった。
僕は、各機にそれぞれの役割を説明した。
ライ「軽アヴァロンはそこから遠方支援!ヴァルキュリア隊はアローフォーメションで私に続け!そして残り各機は援軍として後から来てくれ!、そして奴らを包囲するぞ!!」
さて敵はどう出る?僕の予想では、あいつがでるはずだ!
敵アジト
リーダー「お前らあせるな!こっちには、切り札がある!あれを使えば連中は、一瞬でやつらは、全滅だ!」
部下「敵機きます!数は五機!」
リーダー「馬鹿な!早すぎる!ちっ!仕方ないパンツァーフンメルを全機出せ!そいつで足止めをするぞ!私も出る!」
部下「し・・・しかし」 
リーダー「うろたえるな!今出ないとあれを使う前にやられるぞ!それにおそらくその5機はエースだ!逃げる準備もしろ!」
部下「待ってください!五機のうちの一機急速の速さで第三防衛ライン突破!」
リーダー「なにぃ!?第二防衛ラインの連中は何をしている!?」
部下「第二防衛ライン全滅」
リーダー「化け者か!?」

291 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:41:31 ID:yZ3JI2Ya
全力、それは我が支援の名前!

292 :とんぼ:2008/08/16(土) 23:44:04 ID:B+pjGfaS
僕は、照準を合わせてハドロン・ランチャー敵ナイトメアに向けて発射した。
すごい性能だ!一気に敵の防衛ラインを抜けていった。
ライ「このままヴァルキュリエ隊は、最終防衛ラインの突破に協力してくれ!そこから先は私一人でいく!そして援軍が来た後に、敵の本拠地に向かってくれ!」
ヴァルキュリエ隊「イエス・マイ・ロード!」
リーライナ「(す、すごい!一瞬で敵を倒した!し・・・しかし大丈夫なのだろうか?あんなスピードを出して、常人ならまず助からないぞ!?)」
マリーカ「(ナインの人々はみんな避難しているようね、だけど、おかしいな?ろ獲機がまだ一機も出ないなんて)」
ライ「では、任せたぞ!!」
そういって僕はランスロットをフルブーストで最終防衛ラインを突破した。
敵兵A「なんだ?今の?本当にナイトメアの動きなのか?」
リーライナ「敵が油断しているそのうちにっ!」
敵がランスロットのスピードに驚いている内にリーライナのヴィンセントは左腕に構えていた
メーザーバイブレーションソードでパンツァーフンメルを一刀両断にした。
それに続いてマリーカもニードルブレイザーで敵を貫いた。
ラウンズ程ではないがヴァルキュリエ隊もブリタニアの精鋭と呼ばれるにふさわしい腕をもっている。

293 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:44:23 ID:yZ3JI2Ya
>>290 化け者か→化け物か、だと

受けよ!支援の嵐!

294 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:44:38 ID:Cn/XxuEX
スプールアンスって、太平洋戦争で戦功欲しさに無駄に犠牲を出した米軍の愚将の名をとったオリキャラかな?
支援

295 :とんぼ:2008/08/16(土) 23:47:18 ID:B+pjGfaS
本拠地
部下「敵機きます!す・・・すごいまさに神速だ・・・!!」
リーダー「よしウォードでカバーしろ!あせるな!所詮相手も我々と同じ人間だ!さてたった一機でどこまで戦えるかな?」
やはりここにろ獲機はいたか!しかもロールアウトしたばかりの新型機だ。しょうがないあれを使うしかないようだ!
ライ「レイヴン・システム起動」
機械の声「レイヴン・システムスタンバイ」
ライ「な!なんだ!?機体が勝手に!?」
敵兵A「な!?なんだ!?」
敵兵B「気をつけろ!なにかっ!やばっ!うっ!うわあああ!?」
リーダー「あの翼はハドロン粒子!?うわあああ!!」
そこから先の記憶がない
だがランスロットの背中のハドロン粒子の翼がEU残党軍をいとも簡単に全滅させたということ。
ランスロットの操縦がきかなかったこと。
そして僕はレイヴン・システムが怖かったこと。
以上のことは体が覚えていた。


296 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:47:54 ID:yZ3JI2Ya
投下の敵は排除する!
規制?ならばこそ、オォォール・ハイィィィル・シィィィエェェェェェーーーン!!!

297 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:49:50 ID:Cn/XxuEX
レイブン・システム。どっかで聞いたことのある内容のシステムだな。たしか数字の0が付いてたような?
しえん

298 :とんぼ:2008/08/16(土) 23:49:53 ID:B+pjGfaS
医務室 
ライ「・・・うっ・・・ここは?」
マリーカ「気がつきましたか?ライ卿」
ライ「マリーカ・・・ここは?」
マリーカ「ブリタニア本国の病院です。すごかったですよ!ライ卿」
ライ「すまない・・・マリーカそこから先のことよく覚えていないんだ」
そこから先のことについてマリーカが説明してくれた。
EU残党弾圧後、僕のランスロットのエナジーフィラーが切れてしまいヴァルキュリエ隊
に回収されたらしい。そしてコクピットをこじ開けてみたら僕は気絶していたそうだ。
だがナインの人々への被害は最少限ですんだらしい。
ライ「そうか迷惑をかけたね」
マリーカ「いいえとんでもないです。でもよかった怪我しただけですんで」
正直自分でも本当に生きているか?と疑うくらいだ。レイヴン・システムを発動してからというもの体がとけていく感じでいっぱいだった。
マリーカ「あれ・・・ライ卿泣いているのですか?」
ライ「えっ?」
気がついたら泣いていた。僕は、レイヴン・システムに怯えていたのである。
マリーカ「大丈夫です。今あなたは生きています。」
そういってマリーカは怯えている僕を優しく抱いてくれた。その時、僕は心が救われた気分になっていた。
その時ドアの隙間からパシャっとカメラを鳴らした音が聞こえ僕とマリーカは、驚いた。
???「・・・記録・・・」
ライ、マリーカ「え!?」


299 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:50:16 ID:yZ3JI2Ya
私の素晴らしき………支援!

300 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:51:08 ID:Cn/XxuEX
300
支援

301 :とんぼ:2008/08/16(土) 23:53:01 ID:B+pjGfaS
そのドアの隙間から、アーニャ、ジノ、スザク、リーライナが出てきた。
ライ「みんな!?なんでここに!?ていうか何で、覗いているんだ?」
ジノ「いやぁ悪い悪い ライが入院してるって聞いたから見舞にきたんだが・・・」
スザク「ライ、覗いて本当にごめん」
リーライナ「本当にごめんなさいねぇハイこれ、メロン二人で分け合って食べて!それじゃお邪魔虫は退散するわね!」
そういってみんなは去って行った。
ライ「その・・・マリーカすまない」
マリーカ「いえ・・・、あ、そういえばヴァルキュリエ隊はこれからナイト・オブ・テン、ルキアーノ卿の直属になりましたので、
     しばらく会えなくなります。」
やはりあのレイヴン・システムのせいか?
ライ「そうか、寂しくなるな。死ぬなよ」
マリーカ「イエス・マイ・ロード」
そういってマリーカは、僕の入院部屋を去って行った。
僕の怪我は全治一か月だそうだ。その間英気養おうそうおもっていただが世界は、僕に戦えといっているようだ。
マリーカがセカンド・ブラック・リベリオンで戦死したらしい。


302 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:53:29 ID:yZ3JI2Ya
投下は幸せ!私を実験体にして再現しようとしましたですね、この支援を!

303 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/16(土) 23:58:20 ID:Cn/XxuEX
規制かな??支援

304 :とんぼ:2008/08/16(土) 23:58:35 ID:B+pjGfaS
以上で投下終了です。
あまりよくできていない内容だったかもしれませんが、
支援してくださった皆様ありがとうございます。



305 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 00:02:31 ID:yZ3JI2Ya
>>304 とんぼ卿、GJでした!
一応誤字?訂正を
>>301 英気養おう→英気を養おう、では
あと そう思っていただが世界は、僕に→そう思っていた、だが世界は僕に のほうが読みやすいかと
レイブンシステム……あの未来を見せるゼロみたいなかんじかな、と思いました
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

306 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 00:10:47 ID:1HDTnpVE
>>305
ゼロシステムよりディスティニーのEXAMシステムの方じゃないですか?

307 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:14:51 ID:/jwV8M56
>>277
フォンと聞くとドイツ系貴族を連想してしまうんですが、称号としてのvonなのかミドルネームとしてのフォンなのか、ちょっと疑問に思いました。
そっれはさておき、マオのいやらしさがうまく表現されててよかったです。
続きをお待ちしております。

308 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:22:11 ID:9X25n0uO
>>306デスティニーでそんなシステムあったっけ?

309 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:26:59 ID:WCo7VO5A
>>306 青い運命ですか
確かに新型に対する攻撃性とかはそうかな
でも、やっぱり未来を見せるゼロを押したい
……というかスレチだから間接的に言ってるのに明言するのはどうかと

310 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:38:21 ID:D+AiX7qL
>>309
確かに露骨に言うのはまずいな。
1時45分に投下します。どなたか先に宣言なさった方おられますか?

311 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:40:46 ID:LSk79jtk
>>310
支援いたします

312 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:42:37 ID:WCo7VO5A
>>310 私も支援いたしますです

313 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:44:51 ID:9X25n0uO
>>310支援します。


314 :銀飯:2008/08/17(日) 01:48:30 ID:D+AiX7qL
時間になったので投下します。終了宣言を含めて4〜6レスほどで済むと思います。
『世界の色』先週の放送をもとにした話で、本編には出てないLCのライと悪夢のアリスが出ております。
今日の夕方の放送で使者が明らかになってしまうので、その前にSSを完成させたいです。
今回の8話は、ライとナナリーが再会します。再会してちょっとまでの話ですね。

315 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:48:46 ID:LSk79jtk
支援

316 :銀飯:2008/08/17(日) 01:49:20 ID:D+AiX7qL
『世界の色8@』

「ん?なんだ、このプレッシャーは。」
「これは一体?」
政庁内部のブリタニア軍のKMF(主にランス装備のグロースター)を撃破しつつ、自分たちの友人であるナナリーのもとへ向かいながら戦闘行為を続けていたライとアリスは言いようのないプレッシャーに襲われていた。
(これほどのプレッシャーを放つ人物がいるなんて・・・。まさか、他のラウンズが!?)
(ノネットさんが来たの?)
ライは他のナイト・オブ・ラウンズの出現を、アリスはブリタニア本国で自分をナナリーの選任騎士として恥じぬように鍛え上げてくれたナイト・オブ・ナインのノネット・エニアグラムの存在を考えたが、二人の予想は外れていた。
『早く逃げた方がいいよ。』
(何を言っているんだ?あと少しでナナリーのところに!)
『そう、だから早く逃げた方がいいよ。このまま行ったらナナリーに殺されるよ。』
(何を・・・。くっ。)
再び体の変調を感じたライは、機体のバランスを大きく崩しかけたが、アリスのクラブが攻撃に見せかけてそれを支えた。
「何やっているんですか、先輩?」
(まさか体調が?)
「ああ、すまない。」
呼吸を整えたライはルシフェルの体勢を立て直し、スラッシュハーケンを飛ばして敵の残存兵力を叩き潰した。これでもう自分たちを邪魔する存在はいない。ライはルシフェルの出力を上げた。
ピピ!
「咲世子、ランスロットともう一体のナイトメアがこっちに来ていますよ。どうやらうまくいったみたいですね。」
サザーランド・エアのレーダーに映る識別信号を確認したロロは専用機内部に潜入した咲世子に連絡した。
(ナナリーを殺そうかと思ったけど、ライさんが恋人のナナリーを連れ去れば、ナナリーは兄さんのもとからいなくなる。そうすれば兄さんの家族は僕だけだ。
逆にナナリーを兄さんのもとに連れて行くようなら二人とも殺そう。その場合兄さんの家族も、頼れる人間も僕だけになる。)
自分の恐ろしい考えに何の疑問も抱かずロロは笑顔を浮かべていた。


317 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:49:45 ID:WCo7VO5A
全力を挙げて投下を支援するんだ!

318 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:50:07 ID:LSk79jtk
支援

319 :銀飯:2008/08/17(日) 01:50:33 ID:D+AiX7qL
『世界の色8A』

「そうですか。了解しました。ロロ様。」
ロロの報告を聞き終えた咲世子は自分の真の主であるナナリー・“ランペルージ”に声をかけた。
「もう間もなくアリス様が戻ってこられますよ。それにナナリー様が一番会いたいと恋焦がれておられるお方もご一緒です。」
「咲世子さん・・・。」
ナナリーは咲世子が自分に対して危害を加えるために現れたのではないということはわかっていたが、誰の命令を受けて現れたのかがわからなかった。
しかし、今の咲世子の言葉を聞いてはっきりわかった。
「・・・ライさんですね?」
ナナリーは自分の考えが正しいことを願った。その一方で自分の考えが間違っていることをも願っていた。もしライがくるのであれば、そのときはすなわち・・・。
(決着をつけるときかもしれませんね。私たち3人の関係に・・・。負けませんよ、アリスちゃん!)
ナナリーからどす黒いオーラが発せられた。しかし・・・、
(おかしいですね?いつもなら・・・。あれは悪い夢だったのでしょうか?)
ゲインが通常の50倍以上ある異形のナイトメアはやはり現れなかった。
「総督?」
ミス・ローマイヤは状況を把握できなかったが咲世子は
「支援はお任せください。」
と優しく声をかけ、ナナリーはその言葉に満足した。


320 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:50:43 ID:9X25n0uO
支援

321 :銀飯:2008/08/17(日) 01:51:12 ID:D+AiX7qL
『世界の色8B』

「ナナリー!」
「ナナリー、お待たせ!」
ライのルシフェルとアリスのランスロット・クラブ・ザ・スピードがナナリーの専用機の前に降り立った。
それを確認したスーパーメイド篠崎咲世子は通信チャンネルをオープンにした。
「ラ・・・イ・・・さん?ライさん!ライさん!本当にライさんなんですか!?」
ナナリーは泣きじゃくりながら最愛の人の名を叫び、確認した。
(私は今どんなひどい顔をしているのでしょうか?こんな顔を見せずにすんでよかった。)
「ああ、そうだよ。ナナリー、その様子だと記憶が・・・。」
「ライ先輩、早くナナリーのところへ行ってあげてください。」
優しい声をかけているが気の利かないライに対して、アリスは複雑な気持ちでナナリーのもとへ行くように急かした。それを聞いたミス・ローマイヤは、怒号を発した。
「おのれ、アリス卿!裏切ったか!?」
「裏切る?」
「違うね。アリス・ザ・スピードは最初から僕の副官さ。」
『他のルートでもそうなの?』
(まあね。)
その言葉を聞いたナナリーはどうしようもない不安に再び襲われた。
「ライさん。ぜひともお聞きしたいことが・・・。」
ナナリーは言葉を続けることができなかった。
(一体何を聞くというのでしょう?記憶のこと、アリスちゃんとのこと、ペンダントのこと、それとも?)
押し黙ってしまったナナリーの様子をライはじっと見守っていた。
(無理もない。いろんなことが一気に・・・。)
『早くそこから逃げた方がいいよ。』
(またか?一体何だっていうんだ。ナナリーに殺されるとでも?)
『うん、それもあるけど・・・。』


322 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:51:41 ID:WCo7VO5A
前スレ1000とったから使者が誰なのか月曜まで分からないぜ
支援

323 :銀飯:2008/08/17(日) 01:52:29 ID:D+AiX7qL
『世界の色8C』

ライが少年の声と念話を続けようとしたが、通信回線が開いた。
『ライさん、あなたが来たのなら僕はもういいですよね?外で待機させてもらいますよ。』
通信はロロの声でライが眼をやると、サザーランド・エアが一体動き出した。
「ああ、ご苦労様。ありがとう、ロロ!」
ナナリーを無事におさえることができたので、その立役者であるロロに対してライは労いとお礼の言葉を述べたが、
『えっ!?お礼を言われる筋合いはありませんよ。僕はゼロの命令に従っただけですから。』
ライの言葉にロロは少なからず動揺していた。ギアス狩りでロロが行った行為は許されるものではないが、ライは哀れみを覚えた。
(やはり、家族や仲間との情のつながりが薄いせいか。)
「組織人としてではなく、一個人、仲間として言ったんだけどね。」
『・・・変わった人ですね。とにかく僕は外に出ますよ。』
「ああ、気をつけて。」
『・・・』
まるで気恥ずかしさを隠すようにロロはサザーランド・エアを急発進させた。
「あーっ!」
「な、何事です!?」
咲世子が「あーっ!?」と叫ぶ時は決まっていけない妄想に入っている時だとわかっているライ、アリス、ナナリーは平然としていたが、それがわからないミス・ローマイヤは驚いた。
そんないけないメイドになった咲世子を放置しておいて、ナナリーは再びライに質問をぶつけた。
「ライさん、あなたは一体何者ですか?」


324 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:53:01 ID:WCo7VO5A
規制ィィーーー!支援は今!

325 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:53:08 ID:LSk79jtk
支援

326 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:53:50 ID:9X25n0uO
支援

327 :銀飯:2008/08/17(日) 01:54:50 ID:D+AiX7qL
以上で投下終了です。ラストはもう考えているので、後は執筆さえ終えれば。
『』でくくってるライと念話している謎の少年がキーワードです。

328 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:58:19 ID:p6XrhzO+
gj!
僕もC.C.の独白的なもの完成。
今回も歌詞モチーフですがモチーフにしたのは一部だけで大幅な改変してます。
二時十分ごろ投下おk?

329 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 01:59:32 ID:D+AiX7qL
著作権大丈夫?
大丈夫なら支援

330 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 02:00:23 ID:LSk79jtk
支援いたします


331 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 02:02:09 ID:WCo7VO5A
>>327 銀飯卿、GJでした!
落ち着きくんだ、ナナリー、悪夢の方にはならない方が
………俺が落ち着いてねーよorz
え?何?フレイヤ?
だが、同士銀飯卿を信じていますよ
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

………眠い…すまない、おやすみ……

332 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 02:10:20 ID:D+AiX7qL
支援したいが、もう寝ます。
他の方お願いします。

333 :ライ×C万歳:2008/08/17(日) 02:12:31 ID:p6XrhzO+
行きます

タイトル・ガーネットムーン
カップリング・ライ×C.C.
備考・短いです

334 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 02:12:57 ID:LSk79jtk
では私が支援いたします


335 :ライ×C万歳:2008/08/17(日) 02:14:30 ID:p6XrhzO+
ガーネットムーン

ライ…私を孤独の海から引き上げてくれた、私の大切な人…
私はお前を愛している…

私達は同じ昔の時代の人間だった…
でも、生きてきた時代の違う、本来は会うはずのない人間同士だった…
そんな私達は、お互いに「ギアス」という力に導かれ、この現代で出会い、互いを好きあうようになった…

そして、遥か昔も戦士だったお前は、今も戦士として戦場で戦っている。
お前は強い。
どんな敵も困難も、己の力で打ち破り、お前という英雄の物語(エピソード)を作り、それに色を染めていく…
そして、王の力―ギアス―がお前を助け、より栄光へと導いてくれるだろう。


336 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 02:14:53 ID:LSk79jtk
支援

337 :ライ×C万歳:2008/08/17(日) 02:15:12 ID:p6XrhzO+
しかし、王の力はお前を孤独にする…
昔のお前から全てを奪ったこともあるその力は時に凶器となり、お前を傷つけるだろう…

だが安心しろ。
お前が傷付き、孤独に悲しむ時があったら、その時は私がお前を抱きしめてやろう。
そして、私の胸の中で眠れ…
私はお前を慈愛で包んで、優しい月の光のようにお前だけを照らし、お前の傷を癒してやろう…

だから、傷付いたときは私の胸でゆっくりと眠ってくれ…
私の愛しいライ…


338 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 02:16:12 ID:LSk79jtk
支援いたしますです

339 :ライ×C万歳:2008/08/17(日) 02:17:37 ID:p6XrhzO+
投下終了です。
モチーフにした曲は島谷ひとみのGarnet Moonです。
歌詞を大幅に改編したんで多分大丈夫かと…

それにしてもエロパロの方ではライCはありえないと言われててちょっと悲しい…

340 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/17(日) 08:21:42 ID:tkX7uGrH
今のうちにちょっとお知らせ。

>>339 閲覧しました。大丈夫だと思います。

昨日16日のSS投下数 16 史上最高記録です。

本日は最終日、熾烈を極めます。
更新については、昨日と同じく1900頃に一部、2300頃に全てということになると思います。

では、皆様。
往ってきます。







「さあ往きましょうかトーマス様」
「結局ホントに最後まで来るんですね……」
「さっさと部屋作らないから怒ってるんじゃない?」

341 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 08:41:27 ID:0KpjtX2r
>>228乙&GJでした
投下できなかったけど、実は前スレの埋め立て用に
「ライマーユニーの握手会またはDVDお渡し会の企画に情熱を燃やす咲世子さん」のネタSSを書いてたので、
本家本元で本当に握手会ネタが入っている事に笑ったw
やっぱ企画するかwそうだよなw基本だもんなw
ちゃんとKYであるのにマトモでもあるスザクっていうのも新しいかも
皇帝とVVの落ちも良かったです


「……こうなったら残るは撮影会しかございません!
 ライ様、これを!これでちょっと位触られても平気ですっ!」
つ篠崎流特製カバーマスクファンデーション(髭隠し用)
つ性転換パット
つシリコン製人工乳房
つヒップパットガードル
「『触られても』って、触られるの前提なんですか!?咲世子さんっ!!」
「殿方の夢を壊さないために必要な事なのです。
 殿方は『判っていてもつい萌えてしまう』そんな、哀しい生き物なのです……」
「何で女性の咲世子さんが男性心理を語るんですかっ!」
「腐もヲタの一部。仲間意識や連帯意識がございますから……。
 今日もその連帯感の最たる場、聖地の会場には“アツい”一日が待っていることでしょう。
 殿方は今日が本番ですし、気をつけてお出掛けくださいませ」
「咲世子さん?誰に向かって言ってるの?咲世子さーん!」

342 :41:2008/08/17(日) 09:39:00 ID:h59HO5BA
>>340
あの相変わらず私の彼はエースパイロットが見れないんですが、私の環境が悪いんですかね?

343 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 10:20:24 ID:WCo7VO5A
オハヨウゴザイマシタ
>>339 ライ×C万歳卿、乙でした!
元ネタの歌は分かりませんが……というか支援要らなくない?
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

344 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 12:35:01 ID:hCwtP4Uz
>>342 俺も。なんでだろ?トーマスさんが直したって言ったときはちゃんと見れてたぜ?

345 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 14:25:27 ID:QfcvABqW
誰もおられないでしょうか?
どなたかいらっしゃる様なら10分ほど後に投下したいのですが・・・

346 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 14:26:32 ID:ZiZtDsed
支援

347 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 14:28:29 ID:a5uBviYm
>>345
支援します

348 :水守 ◆8fqXYLRLRM :2008/08/17(日) 14:35:18 ID:QfcvABqW
そろそろ時間なので前説(?)

Ich Breche Zusammenの第二話(実質三話)です。
今回はルルーシュとユフィのお話。実質ライは登場しません。
伏線(らしきもの)を張ったはいいけど回収できるか不安(マテ

注意 
○これは特区日本(ユフィ)IFです
○暗めです。
○ライは騎士団所属
○今回ライの出番無しです。
○るるっすがギアスを掛けてしまった直後からスタートです。

以上。

では投下開始します。

349 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 14:35:31 ID:a5uBviYm
支援

350 :「Ich Breche Zusammen」:2008/08/17(日) 14:36:37 ID:QfcvABqW
ほんのたとえ話のつもりだった

これっぽっちの悪意も存在せず

ただ無邪気に語った己の力の真実が

こんな結末を招くだなんて

当時のルルーシュには、知る由もなかった。


(そんなことは、何の理由にも贖罪にも、いいわけにすらならないのだけれど。
 何故なら、それが嘘でもまことでも、起こってしまった事は、決してやり直すことなど出来ないのだから。)


351 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 14:37:04 ID:a5uBviYm
支援

352 :「Ich Breche Zusammen」:2008/08/17(日) 14:39:28 ID:QfcvABqW
Ich Breche Zusammen ──第二話 Ein Bruder──


「待て、待ってくれ!ユフィ!」

駆け出そうとした慈愛の姫君たるユーフェミアの腕を掴んだのは、
全身黒っぽいピッチリとしたボディスーツに身を包んだ仮面の男、ゼロ。
公式には何の関係もないはずの二人は、実のところ血の繋がった異母兄妹だ。
現在は外されたゼロの仮面の下から見える黒い髪と、
ユーフェミアの桃色の髪には何ら共通項を見出すことは出来ないが、
その紫の瞳や、どこか似通った美しい目鼻立ちは彼らにただならぬ関わりを思わせる。

「邪魔しないでください、ルルーシュ。」

ゼロである彼、異母兄であり、かつて愛した人でもある少年に
彼女は冷たく告げる。

353 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 14:39:58 ID:a5uBviYm
支援

354 :「Ich Breche Zusammen」:2008/08/17(日) 14:41:25 ID:QfcvABqW
パン、と小さく響いた音が何を意味するのか、ルルーシュと呼ばれたゼロには、即座に理解できなかった。
ユーフェミアにギアスを掛け、自らを負傷させた上でそれを理由にブリタニアに牙を剥き、トウキョウに攻め上る。
己が企てた事と寸分たがわぬ結果をもたらしたであろうそれは、しかし今のゼロにとって、
ルルーシュにとって、明らかなイレギュラーだった。ギアスは、掛けていないはずだった。

「ゆ・・・ふぃ・・・?」

「貴方を殺したりはしません。でも、暫くそこでおとなしくしていてくださいな。」

日本人は、殺し尽くさなければいけません。そうでしょう、ルルーシュ?

ルルーシュの血を間近で浴びたために、ユーフェミアの純白のドレスはその神々しさを
禍々しさに転化していた。
ルルーシュことゼロにとって最も幸運だったのは、
彼が持ち込んだ銃がそもそも殺傷能力が低いものだった事か、
或いは人殺しの術に疎いユーフェミアが、そのわりにまともな場所を狙って撃ったことか。
そのどちらでもあるのか。
コツコツと足音を響かせるユーフェミアを尻目に、ルルーシュはまともに起き上がる事さえも出来ない。

355 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 14:42:17 ID:a5uBviYm
支援

356 :「Ich Breche Zusammen」:2008/08/17(日) 14:43:50 ID:QfcvABqW
「ぐ・・・クソっ」

どうする、どうすればいい。
ルルーシュは焦る気持ちと共に、頭の片隅にどうしようもない、と嘲る自身が存在する事に気づいていた。
ギアスの力は絶対だ。そしてそのギアスに掛かってしまったユーフェミアを、自身のギアスで止める事は不可能。
ユーフェミアを救うことを諦めると仮定して、東京を攻める?まずここを掌握して、コーネリアを落すための布石、
或いは戦力の保証は?いや違う、虐殺の処理、大義を掲げる為にまずユーフェミアを殺さなければ。
ルルーシュは次第に視界が狭まっていくのを感じずに居られなかった。
これほどまでに自らのあらゆる体力のなさを呪ったことはない。これがスザクなら、ライならば・・・。

(ライ・・・?そうだ、あいつならばっ・・・)

357 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 14:44:12 ID:a5uBviYm
支援

358 :「Ich Breche Zusammen」:2008/08/17(日) 14:45:54 ID:QfcvABqW
あいつならばどうなるというのだ?冷徹な自分が希望に縋る無謀な自分をせせら笑った。
他のパターンは?
藤堂はだめだ。奴は政治ではなく軍事において力を発する人間。
自分の策謀をそちらで理解できるはずもない。ディートハルト?
情報のプロだし、政局なども精通している。しかし信用ならない。
その上自ら発想する上でゼロの如き策を見出す事はかなわない。
頭はよく、ゼロの策の有用性を理解は出来るが、それだけ。
四聖剣も藤堂と同じで軍人。扇グループにそんな才があれば己はここに存在しなかった。
確実性を求める彼はあらゆる可能性を切捨て時に拾い上げながら思考し続ける。
ナリタ山での出来事。あのときのライ。逆落とし。
場所と組織と人的物資、敵戦力。あらゆるものを換算し自らと同じ結論に至った。
そのほかの作戦でも、指示するまでもなく自らの役割を導き出し戦った戦闘隊長
やはりあいつだけだ。

あらゆる計画を考えうるルルーシュは、しかしいささか現場判断における果断さに欠けた。
あらかじめあらゆる奇策を含めた方策を考え出すのは、
即ちそれから外れた行動への恐怖から。
そもそもが計画通りでありながらイレギュラーであるという混沌とした状況の中で、
彼が真に冷静な思考を行えるとは言いがたい。
とめどなく思考が乱れ流れ纏らない。
それでもルルーシュの体は諦める事をしなかった。
諦める事を、なのか、希望を持つ事をなのか。
そのあたりは彼の中でももう解らなくなっていた。

359 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 14:46:28 ID:a5uBviYm
支援

360 :「Ich Breche Zusammen」:2008/08/17(日) 14:48:01 ID:QfcvABqW

混濁する意識の中、ルルーシュは通信機のスイッチを押す。
主要幹部の番号はクイック登録で、たしかあいつは・・・
その問いに結論が出る間もなく、コール音が響きだす。
ぴ、と通話が始まったのか電子音が鳴る。

『・・・にして下さい、虐殺です!』

これはゆふぃの・・・こえ?ぎゃくさつ・・・止まらない・・・

「ゆふぃ・・・を・・・」

殺せ。
力ない声が響く。どこかくぐもって聞こえるそれに、
ルルーシュは自らがいつの間にか仮面を被っている事に気付いた。
ルルーシュには、こんなときにまで、
正体を隠そうとする臆病な己を笑う気力もわいてこなかった。
あるいは、これは死ぬつもりはないという、己への誓いのつもりか。

ああ、くらい。これが、死か?痛みはもう、ありはしない。これが、死なのか?

「なな・・・りぃっ・・・」

自らの声をどこか遠くで聞きながら、ルルーシュは意識を手放した。

361 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 14:50:39 ID:/oZv6mhY
支援

362 :水守 ◆8fqXYLRLRM :2008/08/17(日) 14:55:18 ID:QfcvABqW
以上です。支援有難う御座いました。

シリアスすぐる本編が来たら投下しづらくなるので間に合ってよかったデス
次回は恐らくライが登場するかと思われます。
では!


363 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 15:09:49 ID:/oZv6mhY
水守卿!GJ!

さんざん考えたあげく結局ライにいきあたるルルーシュ
一番頼ってるのはあなたですね。ライを拾うのに一番反対してたのにww

次の投下も楽しみにまってます!

364 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/17(日) 17:34:56 ID:roLi6Jyg
>>342 何度も申し訳ございません。確認したところファイル自体が消滅してました。(原因は不明)
急ぎ修正を施しました、オンライン試験で確認済みです。

更新作業始めます。

365 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 17:36:23 ID:f8JwOeee
微妙にスレチだが

どうやらモニカ喋ったっぽいけど
チャンネル変えんの遅れてほとんど会話&声聞けてない俺涙目orz

366 :カズト:2008/08/17(日) 17:41:55 ID:z7YoRK7h
投下します

サトリサトラレ

しまった、タイトルが不十分だった

まあいいや、投下終了したら修正してもらおうっと

支援フュージョンプログラム要請シグナル発信シマス

367 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 17:45:36 ID:yMFJvuM/
支援

368 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 17:46:23 ID:/oZv6mhY
支援

369 :カズト:2008/08/17(日) 17:48:03 ID:z7YoRK7h
第五話 不死鳥の如く!

「やったーーーー!壊れた!!カレンが壊れた!!
手こずらせやがって!あはははははははは!!」
まるで、難易度の高いゲームをクリアしたような、
達成感を感じてマオは叫んだ
「それにしても、ホントに手こずらせてくれたよなあ……
シャーリーって女よりも、手間がかかったよ……ん、もう夜かあ……
おやあ、やっと来たねえライィィィィィィィ……
約束は守って一人で来てる様だね
遊んであげようっと……僕達……友達じゃないかあ……」



どのくらい時間がたったのだろう……
(あたしは……かれん……こうづき……かれん)
カレンの心は闇に閉ざされていた
マオがライに会いに行ったため、廃ビルの一室にはカレン一人である
その間に、ほとんど壊されたはずの心を
無意識の内に、少しずつ修復していた
心の中で母の言葉を繰り返し思う……
(頑張れ……カレン……あたしの……むすめ……)

(ごめん……かあさん……あたしもう……がんばれない……
あたし……ライを……おかあさんに……あわせたかった……
このひと……があたしの……たいせつ……なひとだ……って……)

(あたしもう……ライとの……おもいでにしか……ひたれない……)


370 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 17:48:53 ID:yMFJvuM/
支援

371 :カズト:2008/08/17(日) 17:50:17 ID:z7YoRK7h
(カレン……)
(カレン!!大丈夫か?!)
(カレン……好きだよ……)
(くっ……カ……レンッ……)

トクン

(あれ……?あたし……)

トクン

(なんで……こんなに……体が……あついんだろう……)

カレンは考える

(ライと……いっしょにいると……しあわせ……
ライといっしょに……たたかうと……あんしん……
ライとひとつになると……こころが体があつくて……ここちいい……)

ドクンッ

(ライに会い……たいよ)カレンの闇にすこしづつヒビが入っていく

(ライ……どうして……そんなに……つらいの……?
ライ……どうして……あたし……だけを見てくれ……るの……)



372 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 17:50:35 ID:yMFJvuM/
支援

373 :カズト:2008/08/17(日) 17:51:05 ID:z7YoRK7h
ドクンッ!ドクンッ

(あたしは……不あん……だった……
あたしだけを……しんけんに見てくれること)

ドクンッドクンッ!

(ライも……不安だったん……だ……苦しかった……んだね……)

ドクンッ!ドクンッ!!

(あんな……力がなくても……
あたしは……きっとあなたを……愛していたはず)

ドクンッドクンッ

(愛している……?あたし……自身が、ライを……愛してる!!
あんな力……関係……ない!!あや……つら…れてでもいい!!)
ビビ割れた闇の中に光が差し込んでいくように、カレンは感じた!!

(ライ……会い……たい!!あなたに!!)
闇が晴れていく……
カレンの目に世界が少しずつ、そして、はっきりと見えてきた
カレンは心の闇から自ら這い上がったのだった!!



374 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 17:52:23 ID:/oZv6mhY
しえん

375 :カズト:2008/08/17(日) 17:52:35 ID:z7YoRK7h
目覚めたものの、縛られている事には変わらない
(くっ!せっかくあいつ言葉を跳ねのけたのに!!
これじゃあ意味がないじゃない!)
ブチッ 縄が切れた いつの間にか猿轡もはずされてる

いつの間にか、深夜になっていたらしい、
突然開放されて、カレンの後ろにいたのはC・Cだった
「カレン!お前!自力で……」信じられないといった表情をしていた
「C・C……あんたどうしてここに……」
「ああ、それはだな……」

要約するとこうだ
マオはエリア11では第一級殺人犯として重要指名手配されており
再度このエリアに侵入、その情報を、黒の騎士団が取得し、
カレンがいなくなった事、さらにはライの行方不明の知らせをうけ、
ゼロが事態の把握、居場所を推理し、C・Cが二人の捜索、
救出および、マオの抹殺を志願したということだ



376 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 17:53:05 ID:yMFJvuM/
支援

377 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 17:53:13 ID:/oZv6mhY
しえん

378 :カズト:2008/08/17(日) 17:54:04 ID:z7YoRK7h
「ゼロが推理した中でここが一番確率が高かったので、
最初に尋ねてみたら当たりだったようだ」
「でも奴はサトリの力を持ってるわ……意味がないんじゃ」
「マオは……私の心だけは覗けない……」
「それ……どういう事……」

C・Cはマオとの事について、話した
中華連邦での出会い
彼との生活の全て
彼のギアス能力に関する詳細
彼が引き起こしたとある村での惨劇
そして別れ……
ギアスのことについては深く語らなかったが……

「……これがマオの全てだ……」
「なるほどね……ねえC・C……」そういったカレンは右手を上げて

パァン!! C・Cの頬を叩いた

「あんたねえ!自分の男関係ぐらいちゃんと清算しなさいよ!!」
C・Cはただ悲しそうにカレンから目を逸らすだけだった……

「あたしはライと奴を探す、あんたはそこでどうするか考えなさい!」
そういってカレンは部屋を出る……

379 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 17:55:03 ID:yMFJvuM/
支援

380 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 17:57:30 ID:bRqLER0L
支援

381 :カズト:2008/08/17(日) 17:58:57 ID:z7YoRK7h
以上で投下終了です
ホントは夜あたりになったら投下するつもりでしたが
今週のギアスの勢いをかりて、テンションで投下しました

いきなりの欝からの光転はどうだったでしょうか?

投下宣言は実は、わざとです

↑を書いといて修正依頼で恐縮ですが

タイトルは「サトリサトラレ 復活編」です

ライはいませんが当然、ライ×カレです

382 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 18:04:00 ID:/oZv6mhY
カズト卿GJ!

よかった、カレン復活した!!
シーツーよくやった!

っていうかもう本編の展開にはついけいけません・・・
なんかカレンがルルーシュの嫁化しているような気がして・・・

次の投下もおまちしております!

383 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 19:10:09 ID:EQ/EXuut
カズト卿、GJです。

384 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 19:12:26 ID:WCo7VO5A
>>363 水守卿、GJでした!
もしかしたら、その希望がライというイレギュラーにより生まれた
ライを信用?それとも信頼?してるルルーシュが読み取れました

>>381 カズト卿、GJでした!!
カレン自力で復活!
鬱展開から脱したのか、それともまだ続くのか
次が大変気になります

貴公らの次の投下を全力でお待ちしております!

385 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 19:14:41 ID:yMFJvuM/
>>381
GJ!どうなるかと思ったけど
カレン復活してよかったw
次の展開が気になります
次の投下を楽しみにしております

386 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 19:39:46 ID:JAvrbvms
それにしても本編の死人の多さには絶望した
戦争物の宿命なのか・・・

387 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 20:18:31 ID:bEu7ef1u
>>386
本編で絶望して、ここで癒されたらいいじゃん
俺はそうしてるぜ?

388 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 20:29:33 ID:aLXW42c1
20:40より投下してもいいですか?

389 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 20:30:49 ID:bgrbMVTV
もうロスカラをアニメでしてほしい

390 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 20:32:27 ID:yMFJvuM/
>>388
支援します

391 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 20:40:14 ID:bgrbMVTV
まだー

392 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/17(日) 20:40:40 ID:aLXW42c1
ありがとうございます、では投下します。
『虫食い同好会』シリーズです。

作者:余暇
タイトル:バッタを救え!
設定:スザクとモニカは知り合いですが、スザクはラウンズ入りしてません。

一応ギャグのつもりです。 

393 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 20:40:54 ID:yMFJvuM/
支援

394 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/17(日) 20:42:40 ID:aLXW42c1
『バッタを救え!』

「それでは、第七回虫捕り親睦会を始める。」
今日僕たちは、ナリタ連山に来ていた。ここで虫捕りをするためだ。
「懐かしいな、ここで僕たちは戦ったんだよね。」
スザクは、かつて敵対していた頃を思い出していた。
「ここで私たちの運命は大きく変わったと言ってもいいな。」
ゼロも同じだった。
「なるほど、ここでブリタニアと黒の騎士団は、大きな戦闘を行ったのか。」
星刻さんは辺りを見回していた。ちなみに、セシルさんと咲世子さんは用事で来ていないため、参加者はこれだけである。
「テンさんはブリタニア本国で、虫食い文化を広めてくれてるだろうか。」
「卜部さん、本気でこんな文化を世界に広めるつもりなんですか?」
「当たり前じゃないか。みんな虫の外見に惑わされすぎだ。確かに害虫もいるが、中には益虫もいる。それに害虫だって、
生きていく上の手段として草花などを食べているだけで、決して人に害を及ぼそうとしてるわけじゃない。」
「まあ、それはわかりますけど。」
「まあ、その話は後だ。それでは、虫捕りに出発!」
僕たちは、山の中へと入っていった。


『生きていく上の手段ですって?植物だって懸命に生きてるのよ、それをあいつらのせいで……。
さあ、行くわよニーナ。私たちの初陣よ!』
『はい、モニカさん!待ってて下さいね、ライさん、スザクさん。今助けに行きますから!』


395 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 20:43:39 ID:WCo7VO5A
支援

396 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/17(日) 20:44:26 ID:aLXW42c1
「あれ?おかしいなあ。」
草むらをかきわける卜部さんが、ぽつりとつぶやいた。
「どうしたんですか?」
「隊長殿、今日、一匹でもバッタを見たか?」
「あ、そういえば。確かに全然見ませんね。」
確かにおかしい。こういう場所には必ず、バッタがいるはずなのに。
「みんな、これを見てくれ!」
スザクが僕たちを呼んだ。彼が見つけたのは、木に張り付けられたメッセージカードだった。それには、こう記されていた。

『虫食い同好会のみなさん、ごきげんよう。あなた方の大事なバッタを預かりました。
返して欲しくば、この先の原っぱに来なさい。プラント団より。』(朗読:藤堂さん)

「…藤堂さん、もしかしてヒマですか?」
「この『プラント団』とは何だ?卜部、知ってるか?」
星刻さんの問いに、卜部さんは首を横に振った。
「いや、わからん。だが、バッタを助けなければ、食物連鎖は崩壊する。行くぞ、みんな!」
卜部さんは駆けだした。僕たちもそれを追う。
「お、おい待て!私を置いていくな!」
ゼロだけが一人、取り残された。


397 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 20:44:34 ID:yMFJvuM/
支援

398 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/17(日) 20:46:48 ID:aLXW42c1
指定された場所に僕たちが着くと、二人の人物が待っていた。一人はニーナ、そしてもう一人は、見知らぬ金髪の少女だった。
「フフフ、現れたわね月下マン。そしてお久しぶりね、スザク。」
「き、君はモニカ!どうしてここに!?」
スザクの顔が一気に青ざめた。
「スザク、知りあいか?」
「うん。彼女こそナイトオブトゥエルブ、モニカ・クルシェフスキーさ。」
「ええっ、またラウンズかよ!ルキアーノといい、どうしてラウンズは日本が好きなんだ!」
「プラント団というのは、君たちか?」
星刻さんの問いに、彼女たちはうなずいた。
「そうよ。あなたたちは虫を愛するそうだけど、
私たちプラント団は植物を愛する団体。だから、植物の天敵バッタは、この通り捕まえさせてもらったわ。」
モニカが指を鳴らすと、地中から大きな虫籠が姿を見せた。その中には、おびただしい数のバッタが。正直、気持ち悪い。
「私がこのボタンを押せば、虫籠の中に強力な殺虫剤が噴射されます。ナリタ連山のバッタは全滅です。」
ニーナが高らかに宣言した。
「くっ、人質とは卑怯な!」
「月下マン。こいつらを解放して欲しかったら、こちら側の条件に従いなさい。」
「条件だと?」
「そう。虫食い同好会を解散しなさい。」
モニカは卜部さんに、彼にとっては非情な、僕やゼロにとっては救いの手となる条件を提示した。
よし、よく言ってくれたモニカ!初対面ながら好印象を持ったぞ、僕は!
「……俺は。」
卜部さんは苦渋の決断を迫られた。頼む、解散して下さい。


399 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 20:47:59 ID:WCo7VO5A
支援www

400 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/17(日) 20:48:47 ID:aLXW42c1
「断る!同好会は解散させない!」
そう告げたのは、スザクだった。空気読めよ、バカ!
「僕は同好会の活動が好きだ。モニカ、君に何と言われようと、同好会は僕が守る!」
「残念ね、スザク。まさか、月下マンに洗脳されていたなんて。」
洗脳?いや、卜部さんがそんな高等技術持ってるわけがない。話が飛躍しすぎだ。
「スザクさん、目を覚まして下さい。私はあなたやライさんを助けたいんです。
間違った方向に進ませたくないんです!」
ありがとう、ニーナ。君のこと見直したよ。
「間違ってるのは君たちだ!こんな脅しに僕たちは屈しない!そうだろ、みんな!」
だからスザク、君は何もしゃべるな。話をややこしくするだけだから。
そして僕に同意を求めるな、ここで君を肯定する勇気はない。
「そうだ、こうなったら力ずくでも、バッタを助けるぞ!」
もう少し話し合いの場を持って下さいよ、卜部さん!
「ここは、やむをえんな……。」
いやいや、止めて下さいよ星刻さん。何ノリノリで剣構えちゃってるんですか。
そしてゼロはどこ行ったんだよ。まったくこんな時に。
「はあ、仕方ないわね。こうなったら最後の手段よ。」
「させるか!報国変身…」
その時だった。
「ニーナ!」
「はい!」
モニカとニーナが何かを手に取った。えーと、ミニ黒板?
そして二人は耳栓をすると、黒板に爪を立て……。い、いけない、それだけは!
「「必殺!フレイヤ・ハーモニー!」」
キイイイイ!!
山中に、黒板を引っ掻く音がこだました。


401 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 20:49:38 ID:WCo7VO5A
今宵も全力で支援!

402 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/17(日) 20:50:38 ID:aLXW42c1
「ごはっ!や、やめろおおお!」
星刻さんが血を吐いて倒れた。
「ぐあああ!へ、変身できない!」
卜部さんも頭を押さえ、苦しんでいる。
「ぐううう、う、動けない……。」
スザクもその場にうずくまった。
「モ、モニカさん苦しいよ……。」
「耐えるのよニーナ!私も今すぐ止めたいくらい。でもこうしないと、彼らは救えないわ!」
騒音の張本人、モニカとニーナも苦しんでいる。まさに諸刃の剣。だが、これで卜部さんたちが倒れれば、
僕は晴れて自由の身だ。頑張ってくれ、二人とも。
「さあ、月下マン!おとなしく降伏して、解散しなさい!でないと、バッタの命はないわよ!」
「くそ、このままでは……。」
そろそろ決着か。そう僕が思った時、「アイツ」が現れた。
ブワーン!!
「ぬおおお、助けてくれー!」
蜂の大群を引き連れて、ゼロが走ってきた。何だよ今さら。しかも何面倒事持ってきてるんだよ。


403 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 20:51:00 ID:WCo7VO5A
支援wwwww

404 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/17(日) 20:52:37 ID:aLXW42c1
「くそ、途中で蜂の巣を落としたばかりに!このままではまずい、何とかして逃げないと…そうだ!
Z・E・R・O・ゼーロー!『魔神零式』装着!」
某カエル軍曹ばりのムキムキスーツに身を包んだゼロ。
「ゼロ・ジャーンプ!」
ゼロが空に舞い上がった。目標を見失った蜂の大群は、そのまままっすぐ、モニカとニーナに向かっていった。
「うそお!?」
「モニカさん、このままじゃ私たちが…!」
「くっ、引き上げるわよニーナ!命拾いしたわね月下マン。でも次こそは、必ずあなたを倒す!
スザク、政庁ではこれまでどおりに接しなさい。プラント団として、あなたの目を覚まさせたいから。それじゃ!」
「ライさん、今度こそ助けに来ますから。月下マン、決着は今度こそ必ず!」
二人はバッタを置いて逃げていった。


「今回は危なかったな。」
卜部さんたちは、ほっと胸をなでおろした。僕は、心の中でがっくりしていた。
「プラント団、手ごわい集団ですね。しかもモニカとニーナが手を組むなんて。おそらく長期戦になりますよ。」
深刻な顔で言うスザク。できれば短期決戦にしてくれ。
「しかし、われわれはどうして助かったのだ?」
首を傾げる星刻さん。それはゼロが、ってあれ?ゼロはどこだ?
「まあとにかく、バッタは取り返した。早速、虫捕り親睦会を再開しよう!」
バッタを解放した卜部さんがそう宣言し、僕たちは虫捕りを再開した。


「助けてくれー。飛びすぎて木に引っ掛かってしまった。ああ、枝が折れる!お、落ちる、助けてくれ!アッー!」
僕たちが、ボロボロになったゼロを発見したのは、夕方になってからだった。


405 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 20:53:07 ID:WCo7VO5A
支援wwwwwwwww

406 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/17(日) 20:54:34 ID:aLXW42c1
ここは、プラント団のアジト。
「申し訳ありません、ドン・ウー様。作戦は失敗しました。」
「す、すみません……。」
「いや、仕方ないよ。そう簡単にはいかないものだね。また今度期待しているよ。今日は疲れただろう?もう帰っていいよ。」
「…わかりました、失礼します。」
「失礼します。」
二人が退室した部屋。彼は、机の引き出しから一枚の写真を取り出した。その写真には、一人の銀髪の少女が写っていた。
「中華連邦の天子様。いや、蒋麗華(チャン・リーファ)。君と一緒に花を植えて、仲良く庭園を散歩できる日は来るのかな?
でもそのためには、黎星刻を何とかしないとね。どうにかして、彼をこちら側に引き込めないものか……。」

『ついに本格的に動き出したプラント団。天子様をめぐるドン・ウーと星刻の三角関係。これから起きようとしている激流に、
月下マンはどう立ち向かっていくのか。そして、ライが背負わされた宿命とは?次回、ご期待下さい。日本、万歳!』(ナレーション:藤堂さん)

「ん?今誰かの声が聞こえたような?」


407 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 20:54:41 ID:z7YoRK7h
支援フュージョンプログラムドラァァァァァァイブ!!

408 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/17(日) 20:57:55 ID:aLXW42c1
以上です、支援ありがとうございました。
本当にこれからどうなるんだろう、書いてる本人もわかりません。
とりあえずライには、ある宿命を背負わせます。

409 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 21:03:52 ID:WCo7VO5A
>>407 承認されてないのに

>>408 余暇卿、GJでした!
プラント団、始動! ニーナがいい子に見える、何故だ
そしてゼロwww ウー様www
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

410 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 21:15:43 ID:EQ/EXuut
>>408
GJです。卜部さんが相変わらずいい味だしてますね

さて、私も投下させていただきます。
21:20頃からですので、支援お願いします

411 :連雀 ◆NvuO8yn02s :2008/08/17(日) 21:20:42 ID:EQ/EXuut
では投下させていただきます。
その前に注意書きを
・書かないと言っていたBADENDの続きです。GOODを期待してられた方、ごめんなさい
・前に比べて残虐な描写が入っています
・完璧にダークです。救いが一片もありません。
・カプもありません
タイトルは彼岸の蒼〜骨の城にて〜です。
では行きます

412 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 21:22:53 ID:yMFJvuM/
支援

413 :連雀 ◆NvuO8yn02s :2008/08/17(日) 21:23:07 ID:EQ/EXuut
「私は、所詮奴の掌で踊る道化だったのか……?」

静まり返った世界で、両足と右腕、頭部を失い、鉄塊と化したベイリンに背を預け、ただつらつらと考える。
ああ、何故だろう。形こそ違うが目的を果たしたと言うのに。

この戦場、かつて帝都ペンドラゴンと呼ばれた瓦礫の平原。
私以外に動くものは、無い。
城は最後のフレイヤによって跡形も無く消飛び、暮らしていた人々も、私が率いた者達も皆死んだ。

否、ここだけでは無い。
ブリタニア全土の主な都市、侵略されたエリア、その他の大陸のほぼ全て
一定以上の文化を持つ地域の全てが、ここのように瓦礫と屍で埋め尽くされた姿となっている。
全ては私が、私のギアスの暴走が招いたことだ。

「――これも私の選択の結果。私が望んだ未来、か……」

そう呟きつつ、私の意識は、あの瞬間に跳んだ――。

414 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 21:23:44 ID:yMFJvuM/
支援

415 :連雀 ◆NvuO8yn02s :2008/08/17(日) 21:24:05 ID:EQ/EXuut
――ようやくここまで辿り着いたか。
  
ブリタニア内外の不満分子を煽り、かき集めた反乱軍。
精々五千に過ぎなかったそれが、今では数百万の大軍勢にまで成長した。
黒の騎士団のゼロに対する反逆という予想外のことは起こったが、その騎士団もゼロももういない。
ゼロは蜃気楼ごと焼き潰し。騎士団はトウキョウ租界ごとフレイヤで消滅させた。
ゼロの死体は確認していないが、機体があの状態では生きてはいまい。

ラウンズもツー、スリーにフォーは戦闘で破壊し、ファイブ、エイト、トゥエルプにはギアスを掛け手駒とした。
シックスとナインは輸送中の艦を海に沈めた。あの二人の事だから死んではいないだろうが、暫らくの間は動けないだろう。
セブン――枢木スザクは精神を病んでいたため放置した。念のためランスロットは破壊したが。
残るワン、イレブンは恐らく明日の決戦に出てくるだろう。

ブリタニアとの決戦を明日に控え、装飾されたベイリンのコクピットから私は激を飛ばす。

「諸君、よくここまで私に着いて来てくれた。まずはその事に深く感謝する――ありがとう」
――まあ、全てが終われば死んでもらうが。

「ここまでの連戦に、諸君らも疲れきっているかもしれない。だが、あと一度だけその力を貸しては貰えないだろうか?」
――最期の一度、だがね。
そう、心の奥でほくそえむ。
だが、次の一文を口にしたとき、言い様も無い感覚が私を襲った。


416 :連雀 ◆NvuO8yn02s :2008/08/17(日) 21:25:02 ID:EQ/EXuut
「我々は明日の決戦でブリタニアを下し、自由を手に入れる! その為にも――」
――なんだこの既視感と違和感は?
一瞬過ぎった嫌な感覚。
遥かな昔に一度感じたことがある気がしたが、気のせいと思い込んだ。思い込んでしまった。
  
『全力を以って諸君らの「敵」を殲滅しろ! 確実に討ち滅ぼすのだ!』
 
それを言った途端、両目の奥が異様な熱をもった。
この熱は知っている。慣れ親しんだ私のギアス。その発動の際眼に宿る熱だ。
だが、今私はギアスを発動していない。何故!?

混乱する私の脳裏に、一瞬影が映った。
真っ黒い影で覆われているが、何故か少年と判る。その口元に歪んだ笑みを浮かべていることも。
見覚えがある。遠い昔――そうだ、あの“悪魔”の!

悪魔。私にこの力を授けた者。
思案に沈みかけた私の意識を、喊声が引き戻した

気がつくと、先程まで神妙に私の声を聞いていた者たちが次々とKMFに搭乗している。
夜襲をかけるつもりなのだろう。今すぐに敵を殲滅せんと。

「待て! 今のは――」
命令では無い、と言いかけ、口が固まった。
思い出した。遥か昔、私のギアスが暴走したときのことを。
あのときも、今と同じような事になっていた。

417 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 21:28:32 ID:4pgjzAW5
支援

418 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 21:39:46 ID:Kfj8kz3a
投下は、3分ぐらい間を取った方がいいのかな?

419 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 21:44:12 ID:yMFJvuM/
>>418
それぐらいでいいと思う
支援

420 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 21:51:58 ID:4Saq3yjA
連雀卿が終わったら投下するぜ支援

421 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 21:54:34 ID:uBtgRBdx
規制かな?
連雀卿、時々思うのですが、GOODENDじゃなくてHAPPYENDじゃ・・
変わらないか。

支援

422 :41:2008/08/17(日) 21:58:35 ID:h59HO5BA
>>364
今確認したところ無事閲覧することができました。
ありがとうございました。

連雀卿、規制くらったぽいですね支援

423 :連雀 ◆NvuO8yn02s :2008/08/17(日) 22:01:44 ID:EQ/EXuut
「あ、ああ、あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
その時の情景と今の情景が重なり、混乱した私は絶叫した。
叫んでもどうにもならない事は判っていた。
それでも叫ばずには居られなかった。

意識を今に引き戻す。

結局のところ、この決戦は私の勝利に終わった。
生存者が私だけというのを、勝利と呼ぶのならば。


「くく、くくく……ははははははは、はははははは……」

これが、私の望んだ結末だ。
ナナリーがいなくなった時点で、この世界に価値はなくなったのだから。
それは確かだ。そして価値の無い世界は終わった。

人骨と瓦礫に彩られた無色の世界の中、私は笑い続ける。

何時までも。

424 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 22:03:02 ID:pMPru6XV
支援

425 :連雀 ◆NvuO8yn02s :2008/08/17(日) 22:03:06 ID:EQ/EXuut
以上です。
すみません、猿にやられて時間を使ってしまいました。
支援ありがとうございました。

ご迷惑をおかけしました

426 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 22:08:47 ID:4Saq3yjA
>>425
GJでした。
暗い、暗いよ。いい意味でダークで楽しめました。

20分ごろ投下します

427 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/17(日) 22:18:45 ID:h7rjxoWE
現在までの分、全て更新完了しました。

ただいま帰還しました。羽田空港でここにアクセス出来なかったんでもしやと思ったら
矢張りサーバーダウンだったんですね。最近あまりにも頻発しすぎのような。

>>426 ドゾー 支援はできませんが更新はします。

428 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 22:21:22 ID:EQ/EXuut
支援

429 :萌は文化:2008/08/17(日) 22:22:39 ID:4Saq3yjA
では時間なので投下

俺は戦う!
保管庫にライセシ部屋が作られるくらいライセシが増えるまで!

無いのなら 俺が増やすぜ ライセシを(季語なし)

てなわけでカップリングはライ×セシルでタイトルは「セシルさんとデート」です

目指せ、ほのぼのコメディ、時々甘い!

注意点

・前回の「好きですか?」から続いてる感じですが続きと取るかは読み手に任せます。
・一部キャラの扱いが悪いです。
・人間関係がルートめちゃくちゃになってるかも
・キャラがおかしくなってるキャラがいるかも

ではどうぞ

430 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 22:23:58 ID:EQ/EXuut
感謝の支援

431 :萌は文化:2008/08/17(日) 22:25:42 ID:4Saq3yjA
「デートはしたのか?」
「は?」

特派に遊びに来るなりノネットさんはそんなことを聞いてきた。

「ほら、愛しのセシルさんと念願の恋人になったことだし、君もデートの一つや二つでもしたもんかと思ってな」

にやけながらノネットさんは僕の背中をバシバシ叩いた。
絶対面白半分だ。

「残念ですが、ここ最近出撃とかで忙しかったですからデートなんか一度もしてませんよ」
「デートしてない? 一度も? 恋人同士なのに?」
「はい、強いて言うなら現場で一緒にいる時間が多くなったくらいです」

キョトンとするノネットさん。
するとノネットさんは何やら一人でブツブツと考えごとを始めた。
どうせまたろくでもないこと考えてるんだろうな。

「フッフッフ、よーし、いいだろう。ここはノネットさんに任せなさい!」

自信満々に言うとノネットさんはすぐにどこかへ走って行った。
数時間後…

「待たせたなライ!」

ノネットさんが戻ってきた。

「はい、これ」

ノネットさんから僕は手作り感たっぷりのハンドブックを渡された。

432 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 22:25:50 ID:yMFJvuM/
支援

433 :萌は文化:2008/08/17(日) 22:28:32 ID:4Saq3yjA
表紙には『デートのしおり』と書かれていた。

「ノネットさん作のデートのしおりだ! それを見て明日のデートを成功させろ!」

ビシッと言うノネットさん。
どうやらノネットさんはこれをついさっき作ってきたらしい。

「明日のデートってそんな約束してませんよ?」
「大丈夫。セシルなら私が代わりに誘っといた」
「はい!?」

何勝手なことしてるんですかノネットさん!
こちとら心の準備というものが……。

「はい、これ映画と遊園地のチケット」

ノネットさんは2枚ずつチケットをライに渡すと何故かノリノリで帰って行った。

「明日、セシルさんと………初デートか」

少し唐突だがセシルさんとデートが出来る。
そこだけは、ノネットさんに感謝だ。

「あれ? 明日普通に仕事だと思ったけど……?」

そんなけとを考えながら僕はノネットさんにもらったデートのしおりを開いた。

434 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 22:32:58 ID:yMFJvuM/
支援

435 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 22:33:15 ID:Ud5CGhhP
支援

436 :萌は文化:2008/08/17(日) 22:37:09 ID:4Saq3yjA
すると

『ちなみに明日はコーネリアの昔の恥ずかしい写真で脅して休みにしといたから存分に楽しめ!』
by ノネットさん

「ノネットさぁぁん!!」

小さく最初のページに書かれてた文を見て思わず叫んだ。
このとばっちりが特派(主に僕とセシルさん)に来ませんように…。
僕は小さくお祈りをした。
そしてデート当日。

『プラン1 公園で散歩』

「あ、いたいた! ライ君!」

デート当日、セシルさんは僕を見つけると大きく手を振りながらこちらへ小走りでやって来た。

「ごめんなさいね。ちょっと待たせたかしら?」

セシルさんはいつもの軍服ではなく、白を基調としたノースリーブのブラウスとちょい膝上くらいのスカートの私服姿だった。
いつもと違うセシルさんの姿が僕にはとても眩しく感じた。そんな僕の服装はアッシュフォード学園の制服。
だってこれと軍服しか僕は持っていないんです。
悲しいことに。

「いいえ、時間通りですよ。ただ僕が初デートだからって興奮しちゃって時間より早く来ちゃっただけですよ」
「もう、ライ君ったら子どもみたいね」

僕の言葉にセシルさんはクスクスと笑った。

437 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 22:40:23 ID:Ud5CGhhP
支援

438 :萌は文化:2008/08/17(日) 22:41:55 ID:4Saq3yjA
僕は昨日読んだノネットさんのデートのしおりを思い出した。
確か最初は映画の時間まで公園で散歩だったな。
よし!

「セシルさん!」
「何?」

ん?と首を傾げるセシルさん。
そんな何気ない仕草に一瞬にして僕の心は奪われていた。

「どうしたのライ君?」
「あ、いえ、映画までまだ時間がありますから公園内でも散歩しませんか?」

セシルさんに言われて正気に戻った僕は少し顔を赤くしつつもなんとかセシルさんに言った。

「いいわね。じゃあ行きましょう」
「はい!」

ゆっくりと歩きだす2人。
そんな2人を近くの茂みから観察している3人組がいた。

「フフン、ライの奴、ちゃんと私のデートのしおり通りに行動しているようだな」
「ふーむ、デートの無事を祈るぞライ卿」
「あの……やっぱりこういうの止めません? よくないですよこういうの…」

完全に面白半分でライ達を見ているノネットとジェレミアに無理やり道案内のために付き合わされたスザクが言った。

「何を言うか! 私は我が同士、ライ卿の幸せを願い、ここから観察しているのだ!」
「その通りだスザク。っていうか好きな年上の女性相手に一生懸命頑張る初々しいライ萌え〜♪」

439 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 22:42:50 ID:yMFJvuM/
支援

440 :萌は文化:2008/08/17(日) 22:48:02 ID:4Saq3yjA
「ジェレミア卿はともかく、ノネットさんは完全に楽しんでいりでしょ!」
「その通り。楽しまなくて何が悪い!」
「開き直らないでください!」

スザクが一生懸命ノネット達を止めようと頑張っているそのころライは……。

「あ、ピザの屋台なんてあるんですね」
「そうね。もしかしてライ君朝ご飯まだ? それなら買ってあげましょうか?」
「いえいえ、そうじゃなくて、ちょっとピザ好きな知り合いを思い出しただけですよ」
「そう? でも食べたかったら遠慮しないで言ってね」

ニッコリと笑いセシルさんは言った。

「そうか、なら私に買ってもらおうか」
「?」

後ろからの声に僕とセシルさんは振り返った。
すると背後にはチーズ君の仮面をかぶった女の子が立っていた。

「こんにちは、チーズ君だぞ」
「「誰!?」」
「私だ、私」

仮面を外すチーズ君。
その正体は私服姿のC.Cだった。

「C.C!?」
「あら、ライ君の友達?」
「友達というか……」

何故かクラブハウスに住んでいる謎の女の子、としか言えないしな……。
どう説明しようか?

441 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 22:50:15 ID:Ud5CGhhP
支援

442 :萌は文化:2008/08/17(日) 22:52:25 ID:4Saq3yjA
「で、どうなんだライ? ピザを奢るのか? 奢らないのか?」

そんなことお構いなしにピザを催促するC.C

「奢りません、ご馳走しません。そんな筋合いありません」

キッパリ断るとC.Cはあからさまに不機嫌そうに目を細めた。

「ほう、いい度胸だな。いいだろう、ならこちらにも考えがある」

するとC.Cは僕の腕に抱きついた。

「いいじゃん〜♪ 買って買って買って〜♪」

ビックリするくらい甘えた声でC.Cは僕にじゃれついて来た。

「っ!!」
「ちょっ!!」

僕は慌ててC.Cを引き離そうとしたがなかなかC.Cは離れない。
チラッとセシルさん見る。
セシルさんはショックを受けたように口をパクパクしながらこちらを見ていた。

「止めろ! こっちはデート中だ!!」
「ほほ〜、デート中な」

あ、しまった。
余計なことを言ったかもしれない。

443 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 22:54:33 ID:Ud5CGhhP
支援

444 :萌は文化:2008/08/17(日) 23:03:01 ID:4Saq3yjA
今C.Cがすごい悪い顔した。

「ところでダーリン、誰その女」

甘えた演技は崩さずに、C.Cはセシルさんを睨んだ。
誰がダーリンだ!

「ダーリンって! そんなライ君……!」

泣きそうな顔で僕を見るセシルさん。

「違う! 誤解だよセシルさん!」
(フッ、どうだ。私の『甘えた私にメロメロでピザを買ってあげる作戦』から移行して『ラブラブな彼女のフリをして止めて欲しければピザを買え!』作戦は)

ニヤリと笑うC.C
完全にパニックなライとセシルはその笑みに気づかなかった。
その頃スザク達は
「おー、修羅場だ修羅場」
「ライもなかなか隅に置けないな」
「いや、少しくらい助けてあげようよ」
でも自分では助けられなそうだから助けに行かないスザクであった。

「違うんですよセシルさん!」
「私のダーリンに手を出さないで!」
「うう、私は…どうしたら………?」

ああ、どうしよう。
このままじゃセシルさんに……!
僕は一体どうしたら!?

445 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 23:03:51 ID:Ud5CGhhP
支援

446 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 23:05:47 ID:C0lDMGzx
コーネリア総督の恥ずかしい写真!!wwww
支援

447 :萌は文化:2008/08/17(日) 23:07:53 ID:4Saq3yjA
ガツン! グチャ! ボキッ!

「「!!」」
「部屋に居ないと思って探してみれば………他人にピザをたかるな!!」
「る、ルルーシュ!?」
「すまないなライ。コイツにはきつく言っておくから」

驚いたことに僕の危機を救ったのはルルーシュだった。
あれ? 前にもなかったこのパターン?
そして僕は何故ルルーシュがここに居たのかよりもルルーシュが今持っているものが気になった。

「ルルーシュ、何それ?」
「ん? ああ、これか? そこに落ちてたんだ」

落ちてたって、それ釘バットですけど!?
それからC.Cの頭の形明らかに変わってますが!?
後、首が明らかにおかしな方向に曲がってますよ!

「じゃあ、俺はこれで。そこの人、何かコイツに言われたのなら気にしないほうがいいですよ。コイツは魔女ですからね」

セシルさんにそう言うとルルーシュはC.Cを引きずって帰って行った。
………やっぱり前にあったよなこのパターン。

「………ライ君」
「あ、えーと、そろそろ映画館に行きましょうか?」
「ええ、そうね」

気まずい空気の中、僕達は映画館に向かうことになった。

448 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 23:09:02 ID:WCo7VO5A
釘バットてwww
支援

449 :萌は文化:2008/08/17(日) 23:12:11 ID:4Saq3yjA
おまけ

『プラン2 映画館で映画を見る』

「アイャー、師匠を離せ!」
「アチョー、返して欲しくば秘伝書を渡せ!」

スザク「なんでデートなのにチョイスがコテコテの香港映画なんですか!」
ノネット「なんだスザク? 貴様、ジャッ○ーを馬鹿にする気か! 私はブルー○・リーより○ャッキー派だ!」
スザク「知りませんよ!」
ジェレミア「酔拳、蛇拳は名作だ」

一方本人達は

ライ「すごい…」←映画自体初めてなのでかなり楽しんでる
セシル「(ライ君ったら子どもみたいにはしゃいで………かわいい)」←喜ぶライを見てかなり楽しんでる

450 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 23:18:01 ID:EQ/EXuut
GJです
ノネットさん……萌えってww

451 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 23:18:07 ID:WCo7VO5A
支援は全力で

452 :萌は文化:2008/08/17(日) 23:21:21 ID:4Saq3yjA
以上で終了

長くなりそうなので一体終了です
この後、食事→ショッピング→遊園地と続く予定。

ライマーユニーの最新作本編を執筆終了、投下後にまた続きを投下します

支援ありがとうございました

管理人卿
>>440
楽しんでいりでしょ!→楽しんでいるでしょ!
に修正お願いします

453 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/17(日) 23:21:35 ID:h7rjxoWE
乙です。以下、誤字もしくは誤字と思われるものを纏めました。

433 下から1行目 そんなけとを → そんなことを
438 下から2行目 同士 → 同志
440 上から1行目 完全に楽しんでいりでしょ! → 完全に楽しんでいるでしょ!
444 ライもなかなか隅に置けないな ← ジェレミアの台詞だと思われますが、だとすると「卿」が抜けてます。どうしますか?

454 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 23:23:57 ID:4Saq3yjA
>>453
っと思ったらもっと誤字があったorz
ありがとう管理人卿
444はノネットさんのセリフなのでそのままでお願いします

455 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/17(日) 23:25:06 ID:h7rjxoWE
では、全て修正して保管しました。

11日に500到達してから間もないのに、600まで30ちょっとです。矢張りコ○ケ中も更新を止めなかったのは正解でした。
もし期間中に更新を止めていたら、次にスレを開いたときに私の心臓が止まったことでしょう。

456 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 23:26:22 ID:WCo7VO5A
>>452 萌は文化卿、GJでした!
ノネットさん、GJ……と、言うべきなのか?
何気に酷いよ、ルルーシュ、というか釘バットww
シィィィーーーツゥゥゥーーー!!……は別に大丈夫か
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

457 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/17(日) 23:27:55 ID:WCo7VO5A
貼り付け忘れてたorz

>>425 連雀卿、GJでした!
いいかんじの暗さ、絶望だったと思います
……次は優しい結末でありますように

貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

458 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 00:01:22 ID:yMFJvuM/
>>425
乙です。いい意味でダークで楽しめました
次は優しい結末を期待w
次の投下を全力でお待ちしております
>>452
GJでした!コーネリア総督の恥ずかしい写真って!!見てぇぇwww
釘バットってwwwそこらに落ちてるようなもんじゃないだろwww
次の投下を全力でお待ちしております


459 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 00:09:14 ID:BwlLdXwL
えーっと予約なければ、12時15分頃に短編投下しますがいいでしょうか?


460 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 00:10:51 ID:UTWIDP1g
支援いたします

461 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 00:11:30 ID:5TEbKBl7
支援のロードを突き進む!!

462 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 00:15:07 ID:5Juzq/cx
支援

463 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 00:17:07 ID:IPbbU+rI
支援

464 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/18(月) 00:18:04 ID:BwlLdXwL
時間なので投下いたします。

タイトル「●改造人間スザク「ライ、愛に死す!?〜紅蓮聖天八極式登場」」です。

カップリングは・・・ゼロ×カレン×ライ(笑
なでなで特撮シリーズです。(笑

前回、思ったよりも感想いただけたので書いてみました。
ただ、シリーズ後半に入り、かなりシリアス要素が高くなっています。
なお、話が飛んでいるのは、書きたい話が浮かんだ順に書いているためです。(笑

とても短いのですが、支援よろしくお願いいたします。



465 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 00:19:24 ID:UTWIDP1g
支援

466 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/18(月) 00:20:14 ID:BwlLdXwL
枢木スザクは、改造人間である。
悪の結社「黒の騎士団」によって改造された彼は、人格改造される前に組織に疑問を持つ扇要によって逃がされる事になる。
人のようで人ではないという改造人間の悲しみを胸にスザクは、愛車ランスロット・コンクエスターを駆り、ブリタニアの人々の平和を守るため、悪の組織「黒の騎士団」と日夜戦い続ける。


●改造人間スザク  第36話「ライ、愛に死す!?〜紅蓮聖天八極式登場」



「カレン、すまないけどこれで最後だっ…」
ランスロット・コンクエスターの必殺技「ハイドロブラスターアタック」が発射され、動けない紅蓮可翔式に光の束が向かってくる。
(駄目だっ…避けられない…)
走馬灯のように魔王ゼロになでなでされた日々が頭に浮かぶ。
幼稚園児誘拐作戦以降、彼は常にカレンをなでなでし続けてきた。
その幸福な時間がカレンの心を満たしていく。
(以外と幸せだったかな…)
ただ残念なのは、これからはなでなでされないと言う事だろう。
それだけが…。

467 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 00:22:51 ID:WVnFJ+qj
支援

468 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/18(月) 00:23:01 ID:BwlLdXwL
そう覚悟した時、紅蓮の前に機影が飛び込み、光の束を背中で受け止める。
「え…ラ・ライ?!」
そう、紅蓮の前に盾として飛び込んだのは、蒼の月下であった。
「よ・よぉ…げ・元気か?」
「元気かって…馬鹿じゃないの…あんたは…」
「へへっ、馬鹿で結構。好きな女の前でかっこつけるためなら何でもするさ」
そして、紅蓮を庇い月下は爆発した。
「な…なんで…」
呆然とするカレン。
そして、その光景に動けないスザク。
「なぜだっ…ライっ…僕を倒すのは、自分だと言ったじゃないかっ…」
ライというライバルとの切磋琢磨な日々にうれしさと友情を感じていたスザクにとってショックな出来事だった。
「カレン、無事かっ…」
蜃気楼に乗ってゼロが救援に駆けつける。
「ゼロっ…ライがぁーーーーーっ」
「わかっている。今は彼の作ったチャンスを生かせっ」
そういうと、紅蓮を抱え、退却していった。
スザクは、それを追うことも出来なかった。

・アイキャッチ・(じゃーんじゃじゃーーんっ)

469 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 00:23:59 ID:UTWIDP1g
支援

470 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/18(月) 00:24:38 ID:BwlLdXwL
黒の騎士団アジトでは、魔王ゼロに膝枕をされ、頭をなでなでされているカレンがいた。
「彼…死んだのでしょうか…」
「わからん。捜索はさせているが…厳しいだろう」
「………」
言葉を失うカレン。
わかっているのだ。
あの新型ランスロットの必殺技を食らって無事だったものはいない。
あのジェレミアでさえ、重傷を負って未だに入院中ではないか…。
そのカレンの絶望的な気持ちがわかるのだろう。
魔王ゼロは、今日は膝枕までして念入りになでなでしている。
そんなゼロに通信が入る。
死神ロイドからの通信だ。
「頼まれてたもの出来上がったよぉ〜♪もう楽しくいじらせてもらいましたよ〜♪」
その報告を受けたあと、カレンにそっとゼロが囁く。
「スザクを倒したくないか?」
その言葉でカレンの絶望が復讐へ変わっていく。
「倒したいです、ゼロ」
「わかった」
そういうとメインスクリーンに映像を映し出す。
「紅蓮聖天八極式だ。これなら、ランスロット・コンクエスターをも倒せるだろう」
そこには、強化された新型紅蓮の姿があった。
その姿を食い入るように見つめるカレン。
「ええ…やります、ゼロ。枢木スザクに鉄槌を下してみせます」


471 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 00:28:12 ID:UTWIDP1g
支援

472 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/18(月) 00:28:43 ID:BwlLdXwL
そのころ、ぎあす幼稚園では、一人の男が看護を受けていた。
「うっ…」
「あら、気が付きました?」
「ここは?」
「ここは、ぎあす幼稚園。私はここの保母をやってます、ユーフェミアといいます。ユフィと呼んで下さいね」
そういうと優しく微笑んだ。
「ありがとう…僕は…」
そこで口が止まる…。
「僕は……僕は…誰なんだっ…」



次回予告
記憶を失ったライ。
そして、ライの復讐を誓い戦いに挑むカレンと紅蓮聖天八極式。
圧倒的な力の差に、スザクは死さえ覚悟する。
次回、「復讐の果てに〜ランスロット・アルビオン登場」にクリスタル・スパイラルパワー・セーーーットアーーーップ!!


473 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/18(月) 00:31:13 ID:BwlLdXwL
以上です。
蒼天が思ったより進まなくて、こう言う事ばかり考えてます。
逃避ですかねぇ…。

皆様、支援ありがとうございました。

474 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 00:41:12 ID:CAbCHzOh
乙でした〜
ランスロット仮面いいなぁ。死神ロイドが大ウケでしたw
兄が持ってきた仮○ライダーのマンガに触発されて
わたしも話を思いついたり、つかなかったりw
続きをお待ちしてますよ〜

475 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 00:42:49 ID:5TEbKBl7
>>473
OK!色々バリエーションは欲しいところです
悪の方の黒の騎士団の方に入れ込んでしまいます!!
ロイドー!お前ってヤツはwwww

476 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 01:12:19 ID:+9OQ+3OB
>>473 あしっど・れいん卿、GJでした!
36話ってめちゃくちゃ進んどるー
出来れば過程をあらすじでプリーズしたい
そして記憶喪失なライ………オモシロ
ネタが浮かばないなら別にこれを続けてもいいかと、面白いですし
書いてるとパッと閃いたりするかもしれませんしね
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

477 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 01:38:58 ID:XKuCHtog
>>473
GJです!36話ってかなり進んでるwww
記憶を失ったライがどのようになるのか気になるw
ネタが無いならこれを続けてみるのはいかがでしょうか?
気が付いたときにふとネタが浮かびそうだし
次の投下を全力でお待ちしております


478 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/18(月) 07:35:24 ID:BwlLdXwL
皆様、感想ありがとうございます。
すみません、投下後寝落ちしてしまいました。(爆
疲れていたのかなぁ…。

>>474さん
設定気に入ってお話思いついたのなら投下されてはいかがでしょうか…。
個人的にもどういうストーリーか気になりますし、こう言う事はみんなで楽しんだほうがいいのかなぁと思ってます。
というわけで、人造人間スザクの設定等は自由に使ってくださいな。
また、知りたい事があれば、どんどん設定公開しますし、いろいろ追加していきたいと思っています。
>>475さん
バージョン増やすのってのがなかなか難しいんですよね。(笑
今回は、シリアス色を強めにしたんだけど、これはこれで難しいですね。
ロイド=死神博士は、僕自身もばっちりだと思いました。
考え付いた時、これはいけると思いましたから。(笑
>>476さん、477さん
いやぁ、やりたいシーンがあって、話し考えますんで、こういうシーン見るためには後半じゃないとなぁと思いまして…。
途中の話は、変則的にちょこちょこフォローしたいですね。
あと、蒼天に関してはネタはあるし、ストーリーの骨組みもきちんとあるんですよ。
でも文章力がないので、それをうまく文章に出来なくて苦戦してしまっているんです。
こっちみたいに思いつきで一気に書き上げるというのが難しくなりつつあるんですよねぇ…。
ああ、毎日のように投下していたのが嘘のようです。
でも近々13話投下できそうですので、そちらのほうもよろしくお願いいたします。

なお、感想返しがうざい人はごめんなさい。
読み飛ばしてください。



479 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 10:04:09 ID:BnK1wNtM
>>473
アイキャッチまであるのがおもしろかった
しかも公式でナナリー死亡・・・orz
これはいつもの公式のまちがいだよな
そうだと誰か言ってくれ


480 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 10:06:10 ID:TElzArvX
公式はいったいどこへ行きたいのだろう?

481 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 10:28:44 ID:Dq/dOY1P
前回はフレイヤに構想を吹き飛ばされ、必死に考え直したというのに
次は公式に吹き飛ばされますたorz
救えねぇ!どう考えても救えねぇよ!!

482 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 10:32:34 ID:3qxBoIPX
公式みてどん底の気分ですが、1つ投下しても宜しいでしょうか?

483 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 10:38:19 ID:sunqvejB
ナナリー安らかに眠れ
支援

484 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 10:40:33 ID:XKuCHtog
行方不明にした意図はなんだったんだろうね・・・・・・最初からそうすれば良かったものを
>>482
支援します

485 :テンデ:2008/08/18(月) 10:47:03 ID:3qxBoIPX
では、投下させていただきます
19話派生のIF話です。もし、シュナイゼルたちとの会談の場ライがいたらというもの
かなり短めですが、よろしくお願いします

486 :テンデ:2008/08/18(月) 10:49:51 ID:3qxBoIPX
19話派生・IF

今、会場を支配するものは沈黙だった
唐突に現れたブリタニア帝国第二皇子シュナイゼル。彼がもたらした情報がその原因だった
黒の騎士団の代表として話し合いに臨んだ藤堂たちは、その衝撃の事実にただ唖然とするしかなかった
明かされたゼロの正体。数々の奇跡の裏にあった、『ギアス』と呼ばれる未知の力
誰もが皆、ゼロへの怒りでその心を埋め尽くしていた。――ただ1人を除いては

「どうか、ゼロを此方に引き渡してはいただけませんか」
「断る。早急にこの場から立ち去ってくれ」

そう口にしたのは、ゼロの代行として参加したライだった。彼が口を開いたのはこの場ではこれが初めてだ
その言葉に誰もが驚く。彼が黙っていたのは、ゼロに対する強い怒りから来るものだと思っていたからだ

「お前、何言ってんだよ!? ゼロは俺達を騙してたんだぞ!」
「黙れ。戦争中に敵の話を鵜呑みにするなど愚の骨頂だ」

冷たく、鋭い声がライの口から紡がれる。その雰囲気に誰もが畏怖を抱く


487 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 10:50:48 ID:Dq/dOY1P
支援

488 :テンデ:2008/08/18(月) 10:51:18 ID:3qxBoIPX
特に黒の騎士団側の混乱は大きい。彼等にとってライはゼロに次ぐ、あるいはそれ以上に信頼された人物だ
常に冷静で思慮深く、戦場に身を置けば一騎当千の活躍をする、カレンと並ぶ騎士団の双璧
時々妙に天然なトコロもある普段のライを知る彼等は、ただ呆然とするばかりだった

「証拠は全てブリタニアで用意されたものだ。そんなもの信用に値しない
 録音された声も、今の技術ならいくらでも細工がきく。正しく証拠と認識できるものは――ゼロだ」
「だ、だがフレイヤの件は――」
「今言っただろう、向こうの話を鵜呑みにするなと。例え真実だとして、それが正しい情報かどうかなどわかるはずもない」

ライはどこまでも冷静にその全てを否定した。その雰囲気に呑まれ、誰もが口を噤む

「私達は喧嘩をしているのではない、戦争をしているんだ。敵を、時に味方すら欺いても勝利を得ることに意味がある」

そう言い放ち、ライは席を立った。そして一度も振り返ることなく部屋を出ようとし、扉の前で足を止める
最後に、いつものような固い意志と僅かな悲しみが込められた声でライは呟く

「それでもゼロを信じることができないならば好きにしろ。ゼロは――僕が守る」



489 :テンデ:2008/08/18(月) 10:53:43 ID:3qxBoIPX
えっと、以上です。久し振りのSSだったんですが、短いし纏まってないしで残念なものに・・・
一応タイトルは「19話派生・IF」でお願いします
もう少し心が落ち着いたらもっとちゃんとしたIF物を書きたいなぁ・・・・・・

490 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 11:00:04 ID:Dq/dOY1P
>>489
テンデ卿GJ!!でした
そして、本当にお久しぶりです
確かにあの場面にライがいれば、こんな行動に出たでしょうね……
少し救われた気がしました
またの投下をお待ちしてます

491 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 12:00:06 ID:+9OQ+3OB
>>489 デンデ卿、GJでした!
こういう展開はGJですね
しかしこの後原作展開だとさらなる鬱にorz
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!


公式のドSっぷりにSP(執筆ポイント)が再びゼロにorz

492 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 12:01:21 ID:Jaiwp3QK
乙です

確かにライがいるIFならば、色々と違ってくるのでしょうね
ただ、一つ気がかりなのは、LCのストーリーの始まりってライがバトレーの所から逃げ出す所から始まるんですよね
バトレー拾ったシュナイゼルがその話を聞いている場合、ライまで騎士団追放もあり得そうな…
それならそれで、ロロ救済とかもあり得るのかもしれませんが

493 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 12:08:37 ID:kDeuCf0l
>>489
テンデ卿GJ!!です
そうなんですよね、あの場面にライがいれば
少しはましになったんじゃないのかと思いましたね。
まず、あまりにも証拠の書類を作るのが早すぎる死んでいる人のことまで
どうやって調べたのかきになります。
次の投下を待っています

494 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 12:13:52 ID:PI2GLyBu
>>493
あれは、シュナイゼルがギアス自体は知らないけれどもずっと調べていたんだろう?
スザクの時もそうだったし

495 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 12:21:22 ID:OzZjiP/I
デンデ卿、乙であります!支援!!

多分、この掲示板を見る人は「ライがいたら」と同じことを考えたでしょうね

496 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 12:25:19 ID:4cRhmHVA
>>493
ゼロ、ルルーシュと接触する前後に不自然な行動があった人物をリストアップしただけで間違いもありそう。
草壁中佐はともかく片瀬中将は多分藤堂に対する揺さ振りの気がするし……

そもそも片瀬と直接の面識あったっけ?

497 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 12:27:06 ID:OrtAhl4D
コードギアスってアニメやってたんだな
ライが出てなかったけどライがいない場合のIFストーリーか?

498 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 12:28:21 ID:kDeuCf0l
>>494
なっなんだってーーーー!!
その考えには至りませんでした。自分が浅はかでしたよ
そうなるとどうやってシュナイゼルらを
切り崩すか新たに考えないといけませんね

499 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 13:06:24 ID:Id8Vltv6
とりあえずコミケで運ばれてたゼロがトーマス卿でないことを祈る
まぁ違うと思うが

500 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 15:34:45 ID:yAmAgq8t
昨日も超展開だったな・・・

501 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 15:42:21 ID:VodJnVfL
色々ぶっ飛んでたね
ギャグアニメかと思った

502 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 15:55:14 ID:x3V9HxLr
規制か!

503 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:02:20 ID:WiKEv8Aj
>>497
私も今、そう思うことにしました。
そう考えるとまだ見れるや・・・

504 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:04:24 ID:LVRAfit2
>>500
…だな>超展開

505 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:04:52 ID:xN2mMQfT
確かにライがいるとこうなるかも。
そして扇(シュナイゼル)派とライ(派)に別れていそう

506 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:18:39 ID:znjQDCC0
>>489
遅くなりましたがGJです。
自分もこの場面はライがいればと違った結果になるのに、と思っていたので。
次の投下をお待ちしてます。

>>505
でも、扇は自分のこと(ヴィレッタについて)は黙ったまんまでずるいと思う。
ライがいたらその辺を利用して揺さぶりをかけたりするんかね。

507 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:23:09 ID:25zm2bAP
ライC推奨派の自分はC.C.の今後が心配だ

本編にライがいてくれたらと本気で思ってしまう



508 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:28:31 ID:CAbCHzOh
だからこそ・・・、だからこそっ!
ライがいる前提での本編準拠話を書き続けるんだっ!
ライがいればルルーシュもスザクだって、きっと、きっと・・・っ
と、言ってみる

509 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:34:04 ID:Dq/dOY1P
>>508
書いてますが、ご都合主義全開になりつつありますorz
厨二病と言われそうで、怖いんです><

510 :ライ×C万歳:2008/08/18(月) 17:39:30 ID:2ZF0D4X2
最近、マシンガンを避け、空中で旋回しながらけりを繰り出すスザクと、蹴りで走行している車を止め、走行している車に追いつく速さで走る名護さんだったらどっちが強いだろうと考えてしまうライ×C万歳です…
短くてつまらないものですが新作完成。
投下おk?

>>507
同士よ…

511 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:40:58 ID:25zm2bAP
支援いたします、同士よ

512 :ライ×C万歳:2008/08/18(月) 17:43:32 ID:2ZF0D4X2
では…

タイトル・ポッキーゲーム
カップリング・ライ×C.C.
備考・ポッキー食べて思いついたネタ。

513 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:44:33 ID:lw2phd/C
支援

514 :ライ×C万歳:2008/08/18(月) 17:45:15 ID:2ZF0D4X2
ポッキーゲーム

「ライ、ポッキーゲームをしよう。」

僕が自室に帰ってきて早々、C.C.は左手にチョコレートポッキーの箱を持ってそう言った。

「…は?」

ポッキーゲーム?それは一体なんだ?
僕はC.C.にそれについて聞いてみた。
すると彼女が言うには、ポッキーゲームとはポッキーを使った簡単なゲームで、ルールは二人が一本のポッキーの端をそれぞれ咥えて、それを順番に食べていく。
そして最後までそれを離さずに二人で最後まで食べ、キスをすることになるゲームである。
ポッキーを途中で離したら負けとなるらしい。


515 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:45:18 ID:6Tq8e9yk
支援


516 :ライ×C万歳:2008/08/18(月) 17:46:10 ID:2ZF0D4X2
「なるほど…でも、僕も君も負けようがないじゃないか。キスなんてもうしてるし…」
「やってみなければ分からんぞ。もしかしたらということもある。」
「まぁ…いいけど…」
「よし…私が勝ったら一週間Lサイズのピザをおごってもらう。お前が勝ったら…そうだな…これから一週間夜はお前が上で良い…」
「…分かった。」

C.C.は箱からポッキーを一本取り出し、ベッドから床に座ってチョコレートがついた部分を咥えた。

「ふぁい、はひゃくふわへろ。(ライ、早く咥えろ。)」

僕も床に座ってチョコがついていない部分を咥え、ゲームがスタートした。
まずは僕から先行で、僕は5ミリほどポッキーを食べると、自分の番を終える。
次はC.C.の番で、彼女は僕より長い1cmポッキーを食べると、自分の番を終えた。
ポッキーを咥えたまま、こちらを見ているC.C.は結構可愛かった。
このまま相打ちでキスしても良いかも…と僕は思った。
こんな調子でゲームは続く。


517 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:46:54 ID:lw2phd/C
支援

518 :ライ×C万歳:2008/08/18(月) 17:47:07 ID:2ZF0D4X2
………
五分後、残るポッキーの長さは6cm…結構接戦だ。
するとC.C.が大目に2cm食べ、残り4cm。
ここまで恋人の顔が迫ってくると、一気にキスしてしまいたくなる衝動に駆られる。
でもピザLサイズ一週間はかなり痛い…それに僕だって上が良い。
彼女に主導権ばかり握らせるのは彼氏として悔しいのだ。
負けるわけにはいかない。
僕も大目に2cm食べ、残り2cm…もうすぐ唇が触れる。
少しドキドキしてきた…このまま一気に食べてキスしてしまおうか?
いやダメだ!負けるわけにはいかない!上のために!
僕は1cm食べ、いよいよ残る距離は1cmとなった。
これなら良くて引き分けだ。
「どうだC.C.!」…と思って思わずガッツポーズを取ったその時…


519 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:48:02 ID:bfcYblH0
しえん

520 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:48:17 ID:STj1KQiI
支援

521 :ライ×C万歳:2008/08/18(月) 17:49:09 ID:2ZF0D4X2
ぷに

「え?」

振り上げた拳が偶然彼女の胸に当たってしまった。
僕は思わずポッキーから口を離してしまう。

「…あれ?」
「ふん…」

C.C.はやらしい笑みを浮かべ、残ったポッキーを食べる。

「もうすぐ相打ちだったのに自滅とは…このスケベ男め。」
「こ…これは…」
「まぁいい、これから一週間Lサイズでおごってもらうぞ。」
「そ…そんなぁ…」

僕は真後ろに倒れ、床に突っ伏した。

「だが…」
「え?」

C.C.は僕に覆いかぶるような体制になり、一秒だけ僕の唇に自分の唇を重ねた。

「う…C.C.!?」
「健闘した褒美だ。今夜だけは…上で良いぞ。」

C.C.は頬を桃色に染めながら僕の耳元でそう言った。
しかし、いくら今夜だけ上が取れたとは言え、明日からの浪費地獄を思うと素直に喜べない僕であった…


522 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:49:36 ID:xNbYS2EM
今公式サイトの相関図見てきたら
ナナリーその他はマジで死んでるということがわかった
生きてることを期待してた俺涙目orz

523 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:49:46 ID:Dq/dOY1P
支援

524 :ライ×C万歳:2008/08/18(月) 17:51:14 ID:2ZF0D4X2
投下終了
ちょいエロネタは無駄だったかと思ったけどまぁ…思いついちゃったから…
そういえばポッキー食べたの久々だったなぁ…

せっかく十八歳になったからあっちの方でも書いてみたいけど「ありえない」という意見が恐い…
でも…反逆しちゃおうかな…

525 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 17:56:17 ID:bfcYblH0
ライ×C万歳卿GJ!

本編は鬱展開ですがやっぱりライは甘くしてくれますね
結局C.C.に負けてしまうのかww
あと18歳オメデトウゴザイマシタ!
がんばってあっちの方にも反逆してきてください!

526 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/18(月) 18:53:19 ID:FalCnCid
>>524 保管完了しました。
18歳ですか、おめでとうございます。人生で最も輝く時期、充実した日々を送られることを願ってやみません。

527 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:01:38 ID:PI2GLyBu
驚愕の事実。
エロパロ板は21歳未満は禁止なのだ。

と、前に投下した後に知った俺が言ってみる。シラナカッタンダヨ…

528 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:10:14 ID:pVWzI6Mx
15分ごろ投下します。
支援お願いします。

529 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:15:20 ID:47V/ySuQ
>>527
ぴんくには行かないから詳しくは知らんが、18禁に変わったんじゃなかったっけ?

530 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:17:53 ID:PI2GLyBu
>>529
何という驚愕の事実。
今までの俺は何だったんだ…

531 :食卓の騎士:2008/08/18(月) 19:19:06 ID:pVWzI6Mx
時間なんで投下します。

タイトル:メアチェイス〜開幕編
カップリング:なし

トーマス卿、ピンクもふもふ卿、余暇卿ゴメンナサイ。

532 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:20:24 ID:STj1KQiI
支援いたします

533 :メアチェイス〜開幕編 :2008/08/18(月) 19:21:16 ID:pVWzI6Mx
『第98代神聖ブリタニア帝国皇帝陛下よりお言葉』

演台に立った皇帝がその口を開く。

「人の世は、速さこそが全てである。
 物理的な速さ、先に進む速さ、そして進化の速さ。
 何よりも速くあることが、世界には必要なのだ。
 人間は進化が速かったからこそ、地上に君臨できたのだ。
 他者よりも速く動いた者が勝利を獲得し、他者よりも速く先へ進んだものがその先にあるものを掴み、速く生まれた者が歴史を、世界そのものを創ってきたのだ。
 我がブリタニアは史上どの国よりも速く、世界の大半を手中に収めた。
 これはブリタニアがEUや中華連邦よりも、これまでのどの国よりも、全てにおいて速さで勝っていることを如実に語っている。
 進むのだ、速く先へ、速く前へ。
 ブリタニアこそが世界を、歴史さえも支配するのだ!
 よってぇ!

 シャルル・ジ・ブリタニアが今ここに、
 第××回歴代皇帝杯争奪神聖ブリタニア帝国ナイトメアレースの開催を宣言する!!
 競え騎士たちよ、その果に未来が、勝利の栄光がある!!!
 オオォォォォォォォォォルハイィィィィィィィィィルブリタァァァァァァァァァァァニアァァァァァァ!!!!」

『オールハイルブリタニア、オールハイルブリタニア!』


メアチェイス〜開幕編


534 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:22:20 ID:STj1KQiI
支援

535 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:22:33 ID:kDeuCf0l
支援

536 :メアチェイス〜開幕編 :2008/08/18(月) 19:23:47 ID:pVWzI6Mx
「さぁ、今年もやって参りました。
 歴代皇帝杯争奪神聖ブリタニア帝国ナイトメアレース(以下KR)。
 この大会は例年通り、全世界に向けて放送されております。
 今回、司会進行及び実況を務めさせていただきますのは私、第2皇女コーネリア・リ・ブリタニア様の騎士、ギルバート・G・P・ギルフォードであります。どうぞ宜しく。
 ところで、今現在行方不明となっております我が姫様が、もしこの映像をご覧になっておられましたら、エリア11の政庁にでも、私の携帯にプライベートにでもよろしいので何卒ご一報をお願いいたします!
 
 さて、それでは今回の解説員の方々をご紹介いたします。
 まずはナイトメアの操縦に関する技術解説員としてナイトオブワン、ビスマルク・ヴァルトシュタイン卿。
 同じくナイトメアの性能に関する科学解説員としてキャメロットの、ロイド・アスプルンド伯爵の両名にお越しいただきました。
 お二方、本日はよろしくお願いいたします」

「よろしく」
「うふふ、よろしくねぇ〜」
カメラに向かって黙礼するビスマルクと、頬杖を付きながら笑顔で手をひらひらと振るロイド。

「そしてゲスト解説員として第1皇子オデュッセウス・ウ・ブリタニア殿下と、
 今大会の実行委員長を勤めておられます第2皇子シュナイゼル・エル・ブリタニア殿下のお2人にお越しいただいております。
 両殿下よろしくお願いいたします」

「よろしく」
「よろしく頼むよ。
 ところでシュナイゼル、解説ってどんなことを言えばいいんだい?
 こんなことはじめてだからね、どうしたものかな?」
「必要な時は実況のギルフォード卿が言ってくれますよ。
 レースを見て思ったことや感じたことを述べれば大丈夫ですよ」
「そうなのかい?それならなんとかなりそうだよ」

537 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:24:49 ID:0g+BkrNZ
支援!!


538 :メアチェイス〜開幕編 :2008/08/18(月) 19:26:01 ID:pVWzI6Mx
「それでは解説員の方々に今大会の見所などを簡単に聞いてみたいと思います。
 まずはヴァルトシュタイン卿、如何でしょうか?」
「うむ。私としては大会初参加のナイトオブセブンとナイトオブイレブンが、歴戦の兵たちにどう挑むかを楽しみにしている」
「成る程、新人ともいえる2人のラウンズがどこまで食い下がれるか、私も楽しみです。
 アスプルンド伯爵はいかがでしょう?」
「ん〜僕の注目はトリスタンかなぁ? 単純なスピード勝負なら右に出るナイトメアはないからねぇ〜」
「確かに、昨年優勝したヴァインベルグ卿とトリスタンは今大会も優勝候補の筆頭ですからね。
 オデュッセウス殿下は今大会をどう見ますか?」
「やっぱり1位の選手が勝つんじゃないかな?」
「「「………………」」」
笑顔で答えるオデュッセウスと、微妙な顔で押し黙る他の解説員。

「えー……的確な解説ありがとうございました。
 それでは最後に実行委員長でもあるシュナイゼル殿下に一言いただきたいのですが」
「そうですね。いち観客としては、今年から殆どのナイトメアにフロートシステムが装備されたので、これまでとは違う見応えのあるものになると私は思っています。
 大会実行委員長としては、少しでもこの大会を盛り上げるために創意工夫したつもりですので、選手も観客も視聴者の皆さんにも是非ご期待いただきたいですね」
「そういえば今大会は大幅なコース改変があったと聞いていますが…」
「えぇ。昨年までは決められたコースを疾走するカーチェイスのようなものでしたが、
 今年は飛行可能な機体がメインですからね。これまでの地上のコースにくわえ、空中のコースを追加し、ナイトメアの性能だけでなく搭乗者の技術を存分に披露してもらうために障害物などのある特殊コースも追加しました。
 更にはサプライズとして…」
「サプライズとして?」
「いえ、これはまだ言わないでおきましょう。楽しみは取っておかないとね」
意味ありげな笑みを浮かべるシュナイゼル。

539 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:27:14 ID:STj1KQiI
支援

540 :メアチェイス〜開幕編 :2008/08/18(月) 19:28:05 ID:pVWzI6Mx
「分かりました。殿下のサプライズに期待しましょう。
 それではここで一旦CMです。CMの後はKRの歴史を振り返りたいと思います。
 この番組は、神聖ブリタニア帝国、キャメロット、ピザハット、ギアス嚮団、ロストカラーズ保管庫、
 ナイトオブライアニャ、虫食い同好会、LCSSスレ住人の皆様………の提供でお送りいたします」



CM中



「第××回歴代皇帝杯争奪神聖ブリタニア帝国ナイトメアレース、この大会は神聖ブリタニア帝国帝都ペンドラゴンより生中継で放送されております。
 ではここでレース開幕前にこのKRの歴史を振り返りたいと思います」





参加選手たちはレース前の最後の時間を思い思いに過ごしていた。
精神統一をする者、準備体操をする者、談笑に興じる者など、明るくも張り詰めた空気の中、
ナイトオブイレブン、ライ・ランペルージは部屋の隅で一人俯き沈んでいた。

『そもそもこのKRの起源は、あの「狂王」の時代まで遡ると言われています』
設置された大型TVから、ギルフォード卿の声が部屋中に響き渡る。
「狂王」の名前が出た瞬間にライの身体が、ビクリと震えた。

541 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:28:25 ID:qLjfGvvF
ウーたんから激しく織田裕二@世界陸上臭が…ww
支援。

542 :メアチェイス〜開幕編 :2008/08/18(月) 19:30:41 ID:pVWzI6Mx
『かつて、かのラインバルト・エス・ブリタニア王は兵達の士気を高めるために、毎年馬術競技大会を開き、自らも兵達とともに競技に参加し、何度も優勝を勝ち取ったと言われています』
『それが長い年月の間に馬からナイトメアのレースに進化したってわけだね〜』
『兵の士気を高め、自らの力を誇示し、結果としてそれが当時のブリタニアの馬術を発展させた』
『他国では鑑賞の域を出なかったそれを、自国の戦の戦術として活用した。
 ブリタニアの偉大な先人ながら、恐ろしくもある人物だよ彼は』
『そうなのかい?すごいねぇ〜』
順にロイド、ビスマルク、シュナイゼル、オデュッセウスがそれぞれコメントを述べる。


(違う、違うんだ!)
ライが心の中で叫ぶ。
(妹に、
 「お馬さんに乗っているお兄様はとても素敵です!」
 って言われたから、調子にのって毎年大会なんか開いて、妹に喜んでほしくて、あとまた「素敵」とか言われたくて自分も参加して優勝掻っ攫ってただけなんだ。
 馬術の向上とか兵の士気とかそんなのこれっぽっちも考えてなんかいなかったんだ。
 若さゆえの過ちだったんだ、まさか今日まで受け継がれているなんて、国は滅んだのになんでこれは滅ばなかったんだ!?
 あぁ、いっそ全部ぶちまけて楽になろうか!?)

恥かしさと後悔の念でライがひとり震えていると、

ぴろりろり〜

聞き覚えのある電子音に顔を上げると、アーニャが携帯でライを撮影していた。隣にはジノもいる。
「ライ、大丈夫?」
「どうしたんだよライ。元気ないな?
 緊張してるのか?」
「ま、まぁそんなところかな、ハハハ…」
自分でも分かるほどに引き攣った笑みを浮かべるライ。
「そりゃライはこの大会初めてだろうけど、そんなに硬くなるなって。
 見ろよ、同じ初めてのスザクなんてリラックスしてるだろ」
ジノの指差す方を見ると、スザクがノネットさんたちと談笑していた。
「そ、そうだね頑張るよ」

543 :メアチェイス〜開幕編 :2008/08/18(月) 19:33:42 ID:pVWzI6Mx
「しかし、『辺境の覇王』は大したもんだよな」
「うん」
「そ、そうかな?」
「そりゃそうだろ。仮に俺が同じ立場に立っても、こんな大会考えつきもしないさ。
 おまけにただ走ったりするだけじゃなく、士気だ技術だ戦術だのまで見越してたわけだろ?
 1人の騎士として本当に尊敬するよ」
「私も凄いと思う」
「だろ?『ブリタニアの戦神』に憧れない騎士なんているわけな…って大丈夫かライ?
 顔色が悪いぞ、食中りか?」
「だ、大丈夫だヨ?ちょっと風に当たりすぎたカナ?」
「ここ、室内」

(言えない、本当のことなんて絶対に言えない!)

「っと、そろそろ時間だな」
「ジノ、何かあるの?」
「いや〜ほら、俺前大会の優勝者だろ。直前インタビューとか色々あってさ。
 じゃあ俺は行くけど、本番では良い勝負しようぜ、ライ!」
そう言ってジノが行ってしまうと、入れ違いでブラッドリー卿がやって来た。

「レースの大事なものとはなんだ?ランペルージ卿。それはスピードだ!」
挨拶も交わさぬうちから自問自答?を始めるブラッドリー卿。
「まぁ、それはそうでしょうね」
ついつい答えてしまう僕。
「そうだ。ところでこれを見ろ」
マントの下から一冊の本を取り出すブラッドリー卿。
僕はそれを手にとって見る。アーニャも脇から覗き込む。
どうやら今大会のオフィシャルブックのようだ。
表紙にはトリスタンとジノの写真。
中身は皇帝をはじめとした著名人たちのコメントや、今大会の予想順位を科学的に検証したコラム、ラウンズを筆頭に参加選手のインタビューなどが掲載されている。
そういえば前に取材を受けたっけ。

544 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:39:31 ID:0g+BkrNZ
ライww引っ込みつかねぇww支援!

545 :メアチェイス〜開幕編 :2008/08/18(月) 19:39:39 ID:pVWzI6Mx
「116ページを見ろ、ランペルージ卿」
言われるままにそのページを開く。
そこには下馬評の予想順位が載っていた。
1位は言うまでもなくジノ。
「3位のところを見てみろ」
目を移すと3位はブラッドリー卿、スザク、僕が並んでいた。

「もう一度聞こうランペルージ卿。レースに必要なものは何だ?そう、スピードだ!」
まだ何も言ってない。あとさっきと微妙に違う。
「パーシヴァル、ランスロット、ベディヴィエールの機動性に大差はない。では何が勝敗を決する?
 そう、パイロットの技量だ!」
この人質問する気があるのか?
「戦場ではないからと言って吸血鬼の牙が錆びることはない、覚悟しておけよ」
そだけ言うとブラッドリー卿は行ってしまった。
前から思っていたんだが、吸血鬼って昼間から活動できたっけ?
って今度はスザクの所でマントの下からオフィシャルブックを取り出したぞ、あの人。
どうやら回りくどいやり方ではあるが、僕とスザクに負けないと宣言したかったのか。
「納得いかない」
アーニャが116ページの一点を見つめながら呟いた。
「どうしたの、アーニャ?」
「ここ」
指差した箇所を見ると予想順位の最下位にアーニャの名前があった。
「納得いかない…」
不機嫌そうに目を細めるアーニャ。
(とはいえ、モルドレッドのスピードじゃ厳しいのは確かだろう。
 聞いた話だと前回もラウンズの中ではブッチギリの最下位だったらしいし)


546 :メアチェイス〜開幕編 :2008/08/18(月) 19:42:23 ID:pVWzI6Mx
「ライも私がビリだと思うの?」
「え?」
「顔に書いてある」
「そ、それは……モルドレッドの性能じゃ厳しいのは確かだと思う。」
 でも、今年はシュナイゼル殿下が色々やってるらしいからチャンスはあるともおもう。
 アーニャの操縦技術は皆が知ってるし、競争相手の1人としてこんな事言うのもどうかと思うけど、
 僕だって応援してるよ!」
「あ、ありがとう…」
何故か顔を紅くして俯くアーニャ。どうかしたのだろうか?
「ちょっとモルドレッドの所に行って来る」
「何しに?」
「ミサイルを全部抜いて機体を軽くする」
そう言ってアーニャも去っていった。
みんなやる気満々のようだ。仕方がない、僕も全力を尽くそう。





「さて、それではここで開幕を直前に控えた選手達にインタビューしてみたいと思います。
 選手の控え室と中継が繋がっています。レポーターのカノンさーん?」

547 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:46:11 ID:STj1KQiI
支援

548 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:47:24 ID:WVnFJ+qj
支援

549 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:47:31 ID:pVWzI6Mx
『はぁい。こちらレポーターのカノン・マルディーニよ。
 今選手達の控え室前に来ているわ。これから時間の許す限り選手にインタビューして回るからよろしくね。
 ついでに良い男いないかしら?』
控え室に入るカノン。
『あら、早速大本命の登場ね。
 ではまず、前大会チャンピオンのヴァインベルグ卿にインタビューしてみるわね。
 よろしく、ヴァインベルグ卿』
『こちらこそ』
カメラに目礼するジノ。
『今回はチャンピオンとしてチャレンジャーを迎え撃つわけだけど、自信の程はどうかしら?』
『気負いが無い、と言えば嘘になりますが、今年も優勝する自信はありますよ』
『ヴァインベルグ卿の中でライバルはいるのかしら?』
『ありふれた答えで申し訳ないけど、やっぱり自分自身かな。
 もちろん、参加者は全員ライバルだと思っているけどね』



『次はナイトオブシックス、アーニャ・アールストレイム卿にインタービューするわね』
ぴろりろり〜
『記憶…』
『下馬評ではお世辞にも良い評価を得ていないけど、その辺りはどう思っているのかしら?』
『言わせておけばいい』
『何か逆転の秘策があるのかしら?』
『シュタルクハドロンでなぎ払う』
『………冗談よね?』
『…………うん』
(今の間は何なのかしら?)




550 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:49:07 ID:STj1KQiI
支援

551 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:49:49 ID:CAbCHzOh
ここはアーニャの上位入賞を願って支援


552 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:50:29 ID:pVWzI6Mx
『続いてはナイトオブセブンの枢木卿にインタビューするわ』
『よろしくお願いします』
『今回は数少ない初参加組みの枢木卿だけど、自信はあるの?』
『正直わかりません。でも全力は尽くします』
『結果次第では開発者が更におかしくなるかもしれないから、個人的には応援させてもらうわね』
『ははは…ありがとうございます』



『前回は準優勝、今回の下馬評では2位だけど、本人はどう思っているのエニアグラム卿?』
『悔しいが妥当だと思うよ。ジノとトリスタンは手強いからな。
 まぁ私としてはシュナイゼル殿下の「サプライズ」とやらがなんなのかのが気になるところではあるな』
『確かに、私も知らないのよね。殿下お1人で秘密裏に進めたらしいし』
『ゴール前にギャラハッドが仁王立ちしていて、ビスマルクを倒したらゴールだとかなら面白くていいんだがな』
『そう思うのはきっとエニアグラム卿だけよ?』




553 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:51:12 ID:WVnFJ+qj
支援

554 :食卓:2008/08/18(月) 19:51:33 ID:pVWzI6Mx
『レースに必要なものは何だ?そう、スピードだ!』
『まだ何も聞いていないんだけど、ブラッドリー卿?』
『チャンピオンにとって大事なものは何だ?そう、優勝トロフィーだ!』
『以上、やる気充分なブラッドリー卿でした』



『残念だけどそろそろ時間ね。最後にナイトオブイレブン、ライ・ランペルージ卿にインタビューよ』
『ど、どうも』
『早速だけど、今はどんな気持ち?』
『すごく、ドキドキしてます』
『初めですもの、緊張するのもわかるわ』
『いえ、積極的に行きます!』
『大胆ね。でも期待してるわよ』
『はい。頑張ります』
(さすがね、音声だけなら誤解しそう。これでまた世界中にフラグを立てたわね)

『それではインタビューはここまで。一旦実況席に戻すわ』





「以上、選手達のインタビューでした。レポーターのマルディーニ卿、ありがとうございました。
 この後はいよいよレースの開始です。皆さん、チャンネルはそのままで。
 では一旦CMです」

『コードギアス〜反逆のルルーシュLC。PS2、PSP共に大好評発売中! 
 LCR2も多分そのうち発売するかもよ?
 
 あやつめ、やりおったな!!』

555 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:54:21 ID:CAbCHzOh
テンさんはかませの期待を裏切ることなく脱落してくれるのではないかと支援

556 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:54:38 ID:STj1KQiI
支援

557 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:54:41 ID:pVWzI6Mx



アーカーシャの剣内部、巨大TV画面の前
「今年も始まったね、シャルル」
「そうですねぇ、兄さん」
「ねぇシャルル、忘れてないよね?僕らの約束」
「えぇ、レースの結果を予想し、負けた方が自腹を切って驕る」
そう言う2人の周りには山のように酒とつまみが散乱していた。しかも超高級品ばかり。
そして2人ともかすかに酒臭い。
「僕は前と同じくナイトオブスリーに賭けた」
「私はナイトオブイレブンに」
「あの狂王に随分と眼をかけてるようだね、シャルル。
 でも今年も勝つのは僕だよ?」
「いえいえ、今年は勝たせてもらいますよ、兄さん」
「シャルル、君はまだ幼いね」(スルメを噛みながら)
「そうですかねぇ、兄さん?」(ビールを呷りながら)





予告
遂に開幕したKR。
手に汗握るデッドヒート。
シュナイゼルのサプライズとは?
皇帝とV.V.の賭けの行方は?
そして遂に「奴ら」が動き出す!

558 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:55:35 ID:nfdiAbDW
支援

559 :食卓の騎士:2008/08/18(月) 19:56:11 ID:pVWzI6Mx
以上です。いかがでしたでしょうか?

トーマス卿、ピンクもふもふ卿、余暇卿ゴメンナサイ。
>>540 のスポンサーは、ほかに大きな組織が思い浮かばなかったんで勝手に使ってしまいました。すみません。
ナイトメアの性能とか順位とかは個人的な予想です。
キューピッドの日シリーズが終ってないのに連作書いててしまって後悔中。

560 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:57:52 ID:qLjfGvvF
>>559
GJ!
ブリタニア版チキチキマシン猛レース、これは期待せざるをえない…
あと競馬場テイスト丸出しの皇帝兄弟のオッサン臭さに惚れたwww

561 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:58:15 ID:CAbCHzOh
乙でした〜
KMFでF1か・・・。いいアイデアだなぁと思います
ビールとスルメで観戦する兄弟がwww

562 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 19:59:02 ID:nfdiAbDW
GJ!続きに期待します!
皇帝兄弟がとてもすばらしいですww

563 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:00:23 ID:CAbCHzOh
さてーとですね
20:10より投下させていただけないかなぁと
最終回がようやく見えてきた[手をとりあって]その8です
それかご飯の時間ですし、迂回して21時くらいの方がいいでしょうか?

564 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:04:58 ID:STj1KQiI
よろしければ私に支援させていただきたい

565 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:05:33 ID:3xr6JKQZ
キター!支援するお

566 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/18(月) 20:09:15 ID:CAbCHzOh
よかったぁ、ではもうしばらくの後に

今回の前置き
・ブリタニア側にオリキャラ(?)多数
・軍事用語バンザイ!
・架空戦記小説風味で書いてみました。趣味なのか? もちろんです(開き直った)
・EWAC はどうもガンダム用語のようですが、他に相当する語句がないのでそのままに使用してます
などなどであります

567 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:10:55 ID:STj1KQiI
支援

568 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/18(月) 20:11:16 ID:CAbCHzOh
かつて、エリア11最大の反ブリタニア組織だった「日本解放戦線」。その本拠地だった場所がナリタ連山要塞である。
天然の要害であるこの地は攻めるに難く、守るに易しい。先の攻防戦の後はブリタニア軍が接収し、重要拠点として運用していた。
守るはブリタニア軍エリア11中部方面軍。指揮するは方面軍総監アドリアン・マコーミック少将。
爆破テロ事件の際に送られた派遣軍をも指揮下においた中部方面軍。その戦力はエリア11駐留軍最大規模に膨れ上がっていた。
それに対し、新日本軍の総兵力はその1/3に満たない。
キョウトより派遣された押しかけの幕僚団はゼロに進言したと言う。
曰く、彼我の戦力差は圧倒的である。ことここに至っては戦端を開かざるをえないにしても、その開戦には深慮と熟慮とを重ねなければならぬ、と。
それらこの期に及んで消極的を通り越し、優柔不断と断罪を免れられぬ言を続ける彼ら文官に対し、ゼロは痛烈な一言をもって返答した。
「ひとたび戦いを決意したならば、その決意は持続されなければならない」
藤堂鏡志朗はいささかの疑いもなくゼロの不退転の決意を信じていた。前言を翻すような主君を持った覚えは、彼にはなかったのである。
それは幕僚から兵卒にいたるまでの共通認識でもあった。
『熟慮? 深慮? 考えるだけで戦いに勝てると言うのならば、いくらでも時間を費やしてやるさ』
無論そんなわけなどないのだから、彼らは時間を無駄にする愚を犯しはしない。
黒の騎士団の戦力を中心に編成された新日本軍は建国宣言のその日のうちに行政特区日本をの地を進発した。
戦力比1:3の戦い。その数字だけみれば正気を疑う決定である。
新日本軍出征の翌日、ゼロはナリタ連山への進軍をあらためて命じ、作戦に変更がないことを明言した。
その際に彼は靡下の将兵にその自信のほどを表す言葉を告げたという。
「わたしはこれより諸君らをトウキョウへと導く。ナリタなどその道に通じる扉の一つに過ぎない。我々はノックをするだけでよい」
攻守ところをかえ、戦端が開かれるナリタの地。
ブリタニアへの一大反抗作戦「ブラックリベリオン」その第一幕、「第二次ナリタ攻防戦」が今、始まる。

コードギアス LOST COLORS [手をとりあって] その8     【第二次ナリタ攻防戦】

569 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/18(月) 20:13:13 ID:CAbCHzOh
第二次ナリタ攻防戦、その戦端は一八日の日の出と共に開かれた。
時間にして〇五〇二。新日本軍先鋒となったのは弐番隊を指揮する仙波中佐である。
新日本軍の編成に際し、藤堂鏡志朗は征討司令官として中将の位を得た。
仙波・朝比奈は中佐へ、千葉・卜部の両中尉は少佐となり、それぞれが前線指揮官としてその任にあたる。
当初新政府における軍官僚は彼らの特進に「前例ナシ」と難色をみせたものの、それに対してゼロは、
「能力を示した者が、その能力に即した位を手にしえないことは損失であり、害悪である」と指摘。彼らの階級特進を断行した。
これにより藤堂鏡志朗は初めてその能力に値する地位と権限を得ることとなる。
第二次太平洋戦争の際、ブリタニア軍からも“将軍と騎士の器を持つ者”と称えられた彼のまず最初の一手はどのようなものか?
それは意外にも何もしないことであった。

第二次ナリタ攻防戦において緒戦の攻め手はブリタニア軍であり、守り手は新日本軍であった。
防衛を目的とする側が攻勢に出るなど戦略の外道ではあるが、ブリタニアと日本の戦力比は3:1であり、その大軍をもって戦力寡少の日本軍を押し潰すべく攻勢に出ることは戦術的には誤りを意味しない。
仙波中佐の弐番隊(編成上は機械化歩兵大隊に相当する)は優勢なブリタニア軍先鋒に対し、魚鱗陣形をもって対応していた。
敵軍に対し△形状に隊列を組む防御に優れた陣形である。
部隊を一つの密集陣にまとめるのではなく、一定単位の横陣から編成されるため、各個の機動性を維持したまま堅牢性をもったこの陣は仙波の得意な戦術の一つであった。
『何度この陣形でブリタニアの攻勢を押し止めたことか・・・』
しかし、これまでと違うのはこの防衛陣形が次の攻勢の下準備となることだ。
絶好の反撃の機会を得るためにも、この陣形を崩させるわけにはいかない、と仙波は前線指揮を続けるのであった。
〇五三五、魚鱗陣形の弱点となる側面を衝くべくブリタニア軍右翼が移動を開始する。前面からの衝撃をよく受け止める魚鱗陣形ではあるが、側面・後方からの攻勢にはその脆さが浮き彫りになる。

570 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:13:35 ID:STj1KQiI
今が支援のとき!

571 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:14:42 ID:3xr6JKQZ
支援しませう

572 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/18(月) 20:15:26 ID:CAbCHzOh
その動き出したブリタニア部隊右翼の後方部分に強烈な砲撃が加えられたのは移動開始間もない〇五三八のことである。
「何事か?!」
第一撃。続いて二撃、三撃と着弾していく。完全にその出鼻を挫かれた形。混乱は右翼のみにとどまらず、本隊にまで波及した。
事前の偵察では野砲の存在は確認していなかったのに! 混乱は部隊の指揮にほんの瞬間空白を産み落とす。

「卜部!」吼える仙波。「全部隊、横陣に展開! 突撃せよ!!」答えるは弐番隊副長卜部巧雪少佐。
仙波の意を得た卜部少佐が機を逃すことなく靡下の二個中隊に指示を飛ばす。19機の月下と随伴歩兵たちが獲物を仕留めるべく突撃を開始する。
続いて同じく横陣にて突撃を敢行するのは影崎絆少佐指揮下の参番隊全37機。
それらに即応し、先鋒を務めた二個中隊は後方に下がっていく。左翼を卜部の二個中隊、中央と右翼を影崎の参番隊が構築し進む。横一列の横陣はやがてV字の鶴翼陣形をとり、ブリタニア先鋒へ襲い掛かる。
〇六〇〇において、新日本軍は最初の攻勢に出た。

「撃ち方やめーーっ。雷光砲身部の冷却作業開始せよ! 作業終了後の移動準備も並行して開始。急げよ!」
指揮官の命令を聞くや否や工兵たちが各機体に駆け寄り作業を開始する。
雷光・・・電磁加速式野戦重砲を四機のグラスゴーが抱えた姿の異形のナイトメアである。
これがブリタニア部隊右翼を粉砕した砲撃の主であった。
「電子支援機が欲しいところだな・・・」
AWACS(Airborne Warning and Control System)のような早期警戒管制機があれば言うことなしだが贅沢も言えないだろう。
とはいえ、それらがあればさらに精度の高い砲撃で友軍支援が行えるだろうに。
彼ら砲兵部隊の願いはこの戦闘の後かなえられることとなる。戦闘終結後にブリタニアのEWAC(Early Warning And Control)仕様サザーランドが鹵獲できたからだ。
そのEWACサザーランド──サザーランド電子戦型──は鹵獲された全8機の内4機が砲兵部隊各隊に配備され、彼らの目となってその後の戦闘において多大な戦果を生産する事になるのであった。

573 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/18(月) 20:16:37 ID:CAbCHzOh
〇六四〇、新日本軍の最初の攻勢は成功裏に終了した。
敵先鋒に与えた打撃はおよそ40%にのぼる。
一戦闘における勝敗の線引きは戦力の15〜20%の損失で判断される。その定義で言えば緒戦は大勝利と言えた。
『前線の情報をもっと早く、正確に手に入れる手段がいるな・・・』
ライは思う。もちろん彼が生きた時代の戦場と比較すれば比べるまでもなく“早く”“正確に”手に出来るようにはなっている。
本陣において彼は藤堂と共に全軍の指揮をとっていた。
「朝比奈中佐はよく支えてくれている」
後退した弐番隊・参番隊を引き継ぎ前線の維持につとめるのは“天才”朝比奈中佐指揮する壱番隊である。
パイロットとして天才的手腕を発揮する彼は、戦隊長としての戦術状況の構築にも二つ名に恥じない能力を示していた。
壱番隊のみで二個大隊分の働きを示しているその事実が何よりの証拠である。
〇七一五現在、壱番隊は鉄壁の防備によってブリタニア軍の攻勢を退け続けている。
もっとも本人はこの戦闘の後、「守勢はもう十分堪能した。やっぱり攻勢がいい。攻める方が楽でいい」などと心情を吐露しているのだが。
「敵軍の勢い、衰えんな」
藤堂のつぶやきにライはゼロとして答える。「戦力比は1:3だ。多少の損害が出たとて攻勢を緩める理由にはならんな」
これが平野部での会戦ならば広く軍を展開し、一気にその全軍をもって包囲殲滅をはかるだろう。
しかし両軍が会敵したのはナリタの山間部。森林地帯も広がり、大軍を広く展開するには不適当な地であった。
『ブリタニアが展開を済ませる前に自軍に優位な陣地展開をする手腕・・・』
それは戦術を発揮する以前に戦場を支配し、勝利に導く能力。戦略に属する能力である。
彼の“王”は正しくその能力における“天才”であった。
「伝令。弐番隊・参番隊より報告。補給・整備の終了までおよそ二〇分を要するとのことであります。予定時刻は〇七四〇」
伝令の下士官が報告にやってきた。ご苦労、と短く返事をし、藤堂はタイムスケジュールの再確認を行う。
「少し早目に推移しているな。油断は禁物ではあるが・・・前倒ししてみるか」
ライがつぶやく。以心伝心。藤堂はライの思惑を即座に把握してみせる。
「委細、承知」
〇七四〇、戦端が開かれておよそ二時間半。第二次ナリタ攻防戦に二度目の転機が起ころうとしていた。

574 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/18(月) 20:18:36 ID:CAbCHzOh
ブリタニア軍本陣において諍いが起きていたのはちょうどその頃のことである。
「ドレーク卿、貴官は栄光ある我がブリタニア軍をなんと心得ておるか!」
主将たるマコーミック少将の威圧するような物言いにもドレーク卿と呼ばれた男は引き下がらない。
「栄光ある我が軍の勝利のためにも、あえて再び閣下に意見具申させていただいておるのです!」
ミッチェル・ドレーク大佐。ナリタ連山要塞司令官マコーミック少将の主席幕僚である。
敵軍に対しあくまで要塞に篭城、防備に専念してトウキョウからの援軍を待って万全を期してから攻勢にでるべし。それが彼の意見であった。
マコーミック将軍はそれに対し会戦による敵軍撃滅の意志を覆そうとしなかった。
一度は意見をおさめたドレーク大佐ではあったが、緒戦での敗退もあり、今度は引き下がらない。食い下がり、戦法の転換を求めるのだった。
「卿は三倍強の大軍を擁しながらモグラのごとくに穴倉にこもり、怯える婦女子のように味方の助けを待っていろと言うのか!」
明らかな侮辱である。それでもドレーク大佐は食い下がる。「敵はゼロであります。いかなる鬼謀を図っているかわかったものではないのです!」
──フンっ、とマコーミックは笑った。
「卿のゼロを恐れるさまは暗闇を怖がる子供のごとくであるな」
言葉がつまる。侮辱に嘲笑を重ねられては彼もそれ以上つめよることはできなかった。
マコーミック将軍があくまで会戦による──正面からの戦闘での勝利に固執する理由。それはコーネリア総督やダールトン将軍といった用兵巧者を手玉に取ったというゼロを我が手で粉砕したいという欲であろう。
それは理解できる。
三倍の兵力、要塞を持つ兵站面での優位、自軍が負ける要素など考えられないこの状況において消極的になる理由など確かにない。だが、だからこそあのゼロが何の策もなしに戦端を開くなどとは思えなかったのだ。
彼は思う。
『ゼロを打ち破れば、将軍の武名は皇女殿下やダールトン将軍を越えたと称えられるだろう。が、・・・』
敬礼をし、静かに退室する。
『将軍が考えるように、その実力は果たして方々のソレを上回っているものなのかどうか』
自分を獅子と思い込んだ猫は戦場では生き残れまい。ここに至っては将軍が猫の子でないことを祈るばかりだ、そう彼は思うのだった。

575 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/18(月) 20:21:34 ID:CAbCHzOh
〇八〇〇、ブリタニア軍本陣に驚きとともに一通の報告が入る。
──最前線にゼロ騎乗のナイトメアフレーム「ガウェイン」現る!
マコーミック少将とて必ずしも無能な将軍ではない。
『これは罠だ。こちらを誘い込むつもりか?』
あえて前進するべきか? 無視するべきか?
思考が逡巡する。縦陣による突撃で粉砕するか? しかし自然と密集体系になる縦陣では再び野戦重砲による砲撃の的になる恐れもあった。
敵砲兵部隊は砲撃と移動とを繰り返し、その所在をつかめずにいる。
その時、続いて報告が入った。
「リヒター卿、ハートランド卿、ランカスター卿の各部隊が反乱軍前線・・・ガウェインに対して突撃を敢行!」
「なんということだ!!」
さすがにバカ者共め!とは口にできなかった。しかし功を焦って突出するとは!
だが起きてしまったのならば仕方ない。イレギュラーだとて冷静に対処すれば、それは想定どおりの結果となる。
「ただちに中衛に待機中の部隊を呼び出せ。ボーネマン卿、マイホーファー卿、マイルズ卿の部隊に横陣で展開、前衛を援護しつつ前進を命じよ」
イエスマイロード! 伝令の下士官は本陣を飛び出していく。
これは機会かもしれない。前進する前衛と中衛に呼応して予備部隊を側面から迂回させ、敵の側背を衝くのはどうだろうか。
仮に敵の姦計にかかって前衛が出血をしたとしても、その間敵前衛部隊を足止めしていられれば迂回してきた我が軍の側面攻撃で反乱軍は壊滅するだろう。
マコーミックはすぐに幕僚に指示をだした。
ナリタ連山の山肌は起伏が激しく、緑も多い。だがナイトメアフレームの不整地走破能力ならば難なく行軍できることだろう。この際山の木々は機体を隠す盾ともなる。
〇八一〇、少将の指示は実行され、中衛部隊と急遽編成された迂回部隊は進軍を開始した。
〇八二五、少将は戦況ディスプレイにあがった情報に違和感を感じた。
「戦線が敵陣地側に進んでいる?」
それは自軍の圧力が敵部隊を押しているということ。しかし、この違和感は?
「イレブンどもはいよいよ力尽きてきたということでしょう。もはや我が軍の優勢は疑うことありませんな」
参謀が得意満面に話す。『違う!』マコーミックの軍人としての部分が警告を発した。

576 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:21:48 ID:STj1KQiI
支援、それこそが我が忠義の名前

577 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:23:36 ID:3xr6JKQZ
支援するなり

578 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/18(月) 20:23:50 ID:CAbCHzOh
「勝ったな」
ガウェインのコクピットでC.C.が大して面白くもなさそうにつぶやく。
「当たり前さ」
とライが答える。
コクピットでライはパイロットシートに、C.C.はコ・パイシートに座している。
最新鋭の電子解析システムを有するガウェインは電子戦技術士のためにコ・パイシートが併設された複座機であるのだ。
「ガウェインの機能を生かすためには別個にAWACSかEWAC機が必要だな・・・」
つぶやくライ。情報の収集、解析、そしてその分配。それらは千の砲弾、万の刀剣に勝る武器だということを彼は知っている。
変わりゆく戦況をディスプレイ上で追いながら彼は止めをさすタイミングを計っていた。
そうやって戦いに没入しているライがC.C.には気に入らない。
「敵軍の迂回部隊、放っておいてよいのか?」
だからそのように言って気を引いてみようともするのだが、
かまわんよ、とライは短く言って捨てた。
「この連中が最前線に到着するころには戦闘自体が終わっている、か」
「元、最前線さ。連中のがんばりは全くの徒労に終わる」
C.C.以上に興味なさげな口調。
──事実興味をもてないのだろうな・・・。
C.C.は思う。
一流のアスリートが一流のライバルなしにはその高みに昇れないように、将帥としての彼は一流の敵手が相手でなければ戦うことに興味を持てないのだろう。
──この敵は弱すぎた──
それは失望だったのだろうか? ため息とともにそうつぶやいたライにC.C.は思うのだ。
『男ってヤツは、本当に・・・!』
戦いが始まれば、戦いを始めれば、女のことなど頭の中からすっぱりと追い出して、硝煙の園に没頭していく。ルルーシュもそうだったようにライもまた戦いの色に染まっていくのがわかった。
『別に悲しいわけじゃない』そう言い訳をしつつ、思う。『痛ましいと感じているのか、わたしは』と。
時計が〇八四〇を指した。
「チェックメイト」
その言い方が本当にルルーシュそっくりで、C.C.は無性に叫びたい気分になったのだった。

579 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:26:06 ID:STj1KQiI
支援

580 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/18(月) 20:26:28 ID:CAbCHzOh
〇八四〇、後退を続けるばかりの新日本軍前衛に圧力を加えるブリタニア軍前衛部隊はその手ごたえの無さに困惑しつつも前進攻撃をやめられずにいた。
敵将ゼロ、その生死のいかんを問わず捕らえた者には三階級の特進、武勲候位の授与が約束されていた。
名誉、栄光、褒章、それらが手の届くところにあるのだ、いま。
ゼロの乗騎ガウェイン。それを守るのはすでに少数のナイトメアフレームのみのようだった。
『配下に見捨てられたか』
逸早くガウェインを発見し、猛追をかけた指揮官、バトランド・ランカスターは手の届く場所にまできた栄光に飛び上がらんばかりの思いだ。
笑みがこぼれた。ナンバーズごときが賢しげに反乱などを起こしたところで! 哄笑が知らずにこみあげてくる。
しかし、それが彼の最後の思考となった。
閃光が彼を飲み込み、それとわからぬままに彼の命を炎の中に叩き込む。
「なんだ、何が起こった!」
「う、後ろから攻撃がっ?!」
「側背から敵機が、敵がーーーっ!!」
それは、〇八一〇“以前”に前倒しされたゼロの指示によって山肌を大きく迂回し、ブリタニア軍前衛の後背に移動した弐番隊であった。
「全騎攻撃開始」
「トンボを落とすより楽な射的だ。逃すなよっ」
仙波・卜部の号令がかかる。続いて後退しつつ挟撃するに最適の場所へと誘い込みをかけていた壱番隊・参番隊も攻撃を再開する。
さらに強力な重砲の砲撃が包囲された部隊の混乱に拍車をかける。
砲撃、移動を繰り返していた雷光部隊はナリタ連山の中腹に居を構えていた。
「七面鳥撃ちってところか!」
雷光を操る吉田の歓声。雷光部隊はその破壊力を余すことなくブリタニア軍に披露していった。
功を焦り突出した前衛部隊に、共に止めをさすべく前進を命じられた中衛部隊、あわせて四個大隊もの戦力が砲火の中に消えようとしていた。
それは新日本軍の総兵力の匹敵する兵力だ。
ライはガウェインのモニターでその様相をただ見ていた。ガウェインの火力を発揮するつもりはなかった。
主将は指揮と督戦さえしていればよい。まして勝ち戦にわざわざ功を求めるなど将帥のすることではないのだから。
「あとは、零番隊か」
仮面の下で何を思うのか? つぶやく彼を見下ろし、C.C.はそれを知りたいと思った。

581 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:28:22 ID:znjQDCC0
支援

582 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:37:44 ID:o47JwKM7
猿警報発令

583 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:38:45 ID:nfdiAbDW
支援!それは我が忠誠の名前!

584 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/18(月) 20:39:14 ID:CAbCHzOh
木々の茂る森の中、佇む軍馬たちの姿があった。鋼鉄の軍馬はそれぞれがマントでその身を包んでいる。
ただのマントではない。それらはレーダー波や赤外線といった電磁波全般を欺瞞する電磁迷彩装備であった。
「隊長、時間です」
副長の言葉に頷き、彼女は命令を下した。
「全機コンシール解除。勝負を決める!」

「ま、まだだ!」
動揺を隠せないながらもマコーミック少将は気丈にも声をあげた。
前衛部隊は壊滅的な打撃を受けている。全滅もありえるだろう。だが、それでもなお自軍は反乱軍の2倍近い兵力を保持しているのだから。
この上は要塞に残してきた予備兵力も投入し、全軍をもって撃滅を・・・。
時刻は〇八五〇。この時、彼が命令を下す前に状況は一変した。
「敵機襲来!」
通信士官が驚愕を報告する。「どこにだ!?」しかしその参謀の質問は通信士官によってではなく、間近に聞こえた爆音によって答えが得られた。
「黒の騎士団、参上!」
女の声。外部スピーカーによってなのだろう。それは本陣の隅々にまで響きわたった。
『正面で我が軍を抑えつつ、別働隊をもって我が軍の側背に迂回行軍させていたのか!』
ただでさえ寡少の自軍をさらに三分割させていた?!
それはマコーミックの想像を越えた戦術であった。と、同時に
『そのために部隊を広範囲に展開させないよう狭い山間部に布陣したのか』
と理解もうながしたのだった。
完全敗北。脳裏に浮かんだ不吉な文言を彼はその頭から振り払う。
「げ、迎撃しろ! 我が軍に敗北は許されない!」
本陣の直援部隊は命令を待たず、すでに迎撃行動に入っていた。。
いずれも実戦経験の豊富な使い手たちであったが、そのような手練を前線から遠い本陣に止め置くことがすでに失策であることに彼と彼の幕僚たちは気付いていなかった。
直援部隊の前に破壊を振りまくのはゼロの直轄部隊である零番隊。
「ヤツだ! 黒の騎士団の赤鬼!! ヤツがいる!!!」
誰かの叫び声が聞こえる。
赤鬼。真紅のナイトメアフレーム、紅蓮弐式。それはブリタニア軍パイロットにとって畏怖の念を一身に集める機体だった。
──騎士団の双璧、ゼロの懐刀──。そのパイロットが若い女だったという事実は彼らに驚きを与えていた。

585 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:40:40 ID:+9OQ+3OB
規制ィィィ!支援は今!

586 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:41:20 ID:Q3NZ4l2e
>>489
テンデ卿GJ。
やっぱみんな似たようなこと考えますよね。
俺もライなら提示された証拠はすべて信用できなと突っぱねるだろうな、と思います。
次回の投下をお待ちしております。

>>492
神根島で対面したときまるで無反応だったからライに関する資料は残ってないんじゃないかな。


587 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/18(月) 20:43:10 ID:CAbCHzOh
「うろたえるな! ヤツは近接格闘戦型の機体。間合いをとって砲撃で討ちはたせ!」
部下の動揺を抑えるべく檄を飛ばし、戦闘態勢をとる。いかに第七世代相当の機体とはいえ敵陣の真っ只中で何が出来る! そう思いたかった。
オープンチャンネルで味方を鼓舞し、敵部隊への挑発を行う。余裕を見せるのも部隊長の仕事だ。
「ヤツは“蒼き死神”を失った番いの片割れにすぎない! 我々の手で相方の後を追わせてやるのだ!」
間合いを取って零番隊を包囲する彼ら。だが、それらは目論見のままに終わった。
紅蓮の右腕、さらに禍々しさを増した巨大な右腕が唸りをあげる!
「貫けえぇ、紅蓮ッ!!!」
──試製徹甲砲撃腕──
この新機材は輻射波動機構を砲撃兵装として発展させた装備である。輻射波動砲弾の赤い光は紅蓮弐式の前に立つ存在を差別することなくただ、薙ぎ払う。
それは紅月カレンの敵に等しく自動的なる死を与える鬼神の槍だ。
収束された輻射波動砲弾は正に“槍”。サザーランドを難なく貫き討ち果たす。
間合いを保ったままだったのに!!? 爆散する隊長機の姿に慌てて散開機動に入る直援部隊だが、不用意な動きは零番隊月下のよい標的に過ぎない。
「制圧せよ!」
木下の号令の下、零番隊もすでに各個に戦闘行動に入っている。
そして、
「薙ぎ払えぇ、紅蓮ッ!!!」
輻射波動砲弾拡散モード。広域放射される輻射波動砲弾は貫通力には欠けるものの、複数の敵に対して有効な打撃を与える。
〇八五三。零番隊のブリタニア軍本陣突入開始からまだ数分。しかし、もはや防衛部隊も壊滅し、戦闘の趨勢は決まったようなものであった。

「カレンはやってみせたようだぞ」
しかし、返ってきた返事はやはり、
「あぁ」
それまでと変わらない、気の入らない、短い言葉でしかなかった。
むすっとするC.C.に気付かず、ライは通信機を操作して本陣の藤堂を呼び出した。
「藤堂さん、部隊を再編し要塞へ入場します。四番隊・伍番隊を残敵の掃討にまわし、壱番隊をその支援へ」
──承知した──藤堂の返事を待って、ライはガウェインの機首を要塞へと向けるのだった。
戦いの色に染まっていくライ。C.C.はそれを悲しく思う自分を今度こそ“認めた”
『男ってやつは、本当に・・・!』

588 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:43:52 ID:+9OQ+3OB
投下の敵は排除する!
規制?ならばこそ、オォォォーール・ハイィィィィィル・シィィィィィエェェェェェェェン!!!!!

589 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:44:25 ID:x3V9HxLr
規制で投下できない……。しかし、いまは全力で支援!

590 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/18(月) 20:45:35 ID:CAbCHzOh
一八日、〇九〇〇。およそ四時間にわたる戦闘の末、第二次ナリタ攻防戦は終結した。
中部方面軍指令兼ナリタ連山要塞司令官たるマコーミック少将以下捕虜となった高級士官は24名に及ぶ。
マコーミック少将は会見したゼロに対し、部下将兵の助命を嘆願したという。これを認めたゼロに対し、少将は敗北を受け入れることを承諾した。
一〇〇〇、ナリタ連山要塞は合衆国日本に無条件降伏。ブリタニア軍側の被害は駐留する総兵力の実に50%にも及んだと言われる。
対して新日本軍側の損害は5%に届かない損害に過ぎなかったと記録。発表された。
この勝利は即座に全世界へと発信され、合衆国日本の存在を高らかに誇示するものとなった。
新日本軍へのナリタ連山要塞引渡しは滞りなく行われたが、その際に司令官マコーミック少将は帝国の威信に傷をつけたとして隠し持っていた拳銃で自殺を遂げている。
それに対してゼロには公式に何の言及もしていない。
マコーミック少将の亡骸は、先に重傷を負い、未だ意識不明の重体にあるアンドレアス・ダールトン将軍とともにトウキョウへと送られることとなった。
その際、ゼロは捕獲した大型輸送機を返還して、その用に供してくれたとトウキョウに帰還した将兵が証言している。
将軍の主席幕僚であったミッチェル・ドレーク大佐は後にこのような回想を述べている。
「味方ではなく、相手方にこそ尊敬に値する将帥がいた。その一時において、すでに我が軍は負けていたのかもしれない」

新日本軍は橋頭堡を手に入れた。ここを起点にフジからの補給とを行い、トウキョウを目指すこととなる。
わずか半日に満たぬ時間でナリタ連山要塞を落とされたことにコーネリア総督は動揺を禁じえなかった。
彼女はナリタに送る手はずになっていた部隊を引きとめ、その他各地域に駐留する部隊をトウキョウに集結させた。戦力を集中し、新日本軍をトウキョウで迎え撃つためである。
この翌日、新日本軍は補給と部隊の再編を終え、ナリタ連山要塞を後にした。目指すはトウキョウ。目的は日本解放。
最終局面を迎えた世界は何色に彩られるのか・・・。
その結末は未だ闇の中、人の目に映らぬ場所にある。

591 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:46:22 ID:+9OQ+3OB
私の素晴らしき………支援!

592 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:46:28 ID:qLjfGvvF
食事してたら出遅れた!
支援!

593 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/18(月) 20:47:40 ID:CAbCHzOh
【ぎあすあとがき劇場 V.V.といっしょ】

投下終了と同時にわたしは横に座るV.V.に振り返った。
「・・・・・・・・・・・・」
──第二次ナリタ攻防戦ですが、なにか?
「・・・・・・・・・・・・」
──(ニヤニヤ)
「あおちゃん、君は幼いね」
わたしはハっとした。やばい。怒っている目だ。
──さ、さてさてっと! 次のお便り、次のお便り〜
「お便りの前に聞きたいんだけど」
──な、なんでしょ! 何でも聞いてやっちゃってくださいなっ!!
「ぼくって出番、ないの?」
──ハ?
「だから、ぼくの出番ってな・・・「ドガッ」・・・痛いじゃないかっ!!」
ハリセンで容赦なく一撃をお見舞いするわたし。わたしは彼の首根っこを掴むと言った。
──脚本、読んでないんですか? あなたは。
「え」
固まるV.V.にわたしは追い討ちをかける。
──この間、渡しましたよね、最終回の脚本。トイザウルス限定トーマスを献上したあの日のことです。忘れたとは言わせませんよ?
「あれって脚本だったの?」
わたしは疲れがどっと出た。あんなに一生懸命書いたのに・・・。
わたしは部屋に帰ることにした。今日はもう寝よう。明日もお仕事であることだし。
少しは申し訳ないと思っているのか、V.V.はわがままを言うでなく、わたしを玄関まで見送ってくれた。
「おやすみ」

閉めた扉のこちら側、あおを見送ったV.V.は一人ため息をついた。
「ぼく、どっちにしても最終回まで出番ないのかぁ・・・」

残すところあと三回(予定)、今日のところはこの辺で。みなさんおやすみなさ〜い<(_ _)>
p.s. 規制コワ! おサルさんコワ!! ちょっと自重せねば・・・・・・

594 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:54:37 ID:+9OQ+3OB
>>524 ライ×C万歳卿、GJでした!
とりあえず言葉からうかがえる状況はエロい

>>559 食卓の騎士卿、GJでした!
ライww勘違いがwwww取り返しつかないwww
ノリノリなテンさんは一体どういう結末を迎えるのだろうか
そして皇帝wwV.V.wwお前らwwwww

593 BLUEDESTINY卿、GJでした
迫力ある戦闘描写の中にもどこか切なさを感じられました
圧倒的に勝っているからこその虚しさ、それの表現力…………あぁ、素晴らしきSSだ

貴公らの次の投下を全力でお待ちしております!


ナナリーショック継続中………こうなったら自分で甘いライナナ書くしか無いのか
………無理っぽいorz

595 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/18(月) 20:55:41 ID:o47JwKM7
―保管完了。
素晴らしき作品が絶え間なく投下される、まさに理想郷。ならば私も神速を以て(←大袈裟)応えましょう。

もうすぐ最終回ですか……。続きが楽しみなのに終わりが来てほしくない。切ないジレンマです。

596 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:55:42 ID:qLjfGvvF
>>593
GJ!
思えばあの衝撃のスタート(ラスト?)からはや8回…
ついに物語も終盤戦なのか〜。
コーネリアはどうするのか、日本はどうなるのか、
スザクとカレン、あのエンディングにどうつながるのか
ラストまで目が離せない。全力支援で追いかけるヨ。

597 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:55:48 ID:0g+BkrNZ
>>593、GJ&乙!!
す、すげぇ、何度も言ったけどこのSSすげぇ!
読み応えありすぎて情景がありありと浮かぶってなんですか?wすごすぎる!
戦いの濁流に三度飲み込まれていくライが、切なかったですね。
戦いたいわけではないが、その能に優れているがゆえに・・・・ってところですか。
さて、これからどうなるか!期待して待っております!

598 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 20:59:05 ID:MmFLyLKc
>>593
GJです
戦闘描写がすごいな
>>594
諦めるな頑張れライナナ

こんな真面目な作品の後にふざけた作品を9時10分ごろ投下します
支援お願いします

599 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:04:19 ID:+9OQ+3OB
そうか、私は執筆する者では無い、支援する者だ!
故に、>>598、支援しよう、全力でだ

あとこんなこと言った直後に何だが、いきなりピッと電波が
書くしか……無いのか……

600 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:06:54 ID:3xr6JKQZ
>>593
乙&GJ
いつも相変わらず読み応えあるSS、ありがとうー!
あと三回で終わるのは、もっと読みたいので複雑な気分ですが
次回作を待っております

>>598
支援するお

601 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:07:37 ID:o47JwKM7
>>599 貴方には2つの選択肢がない。メモ帳を開いて(ry

602 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:09:24 ID:Bju6JWG6
ギャグでもかまわないよ。本編欝展開だし。俺もナナリー生存話書かなきゃ。
悪夢なら魔人コードギアスの神の火で一発・・・。


603 :萌は文化:2008/08/18(月) 21:12:45 ID:MmFLyLKc
では時間なので行きます

真面目にふざけてる作品、魔法少女ライマーユニーシリーズ

タイトル「魔法少女ライマーユニー 決着! 魔女の城」です

発表された魔女少女ライマーユニーの3作品目って設定です

注意点は……
とにかく何でも許す心を持ってください

604 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:13:54 ID:qLjfGvvF
今日も「幻の美形」に羞恥の嵐が吹き荒れる!
支援

605 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:14:38 ID:3xr6JKQZ
ライマーユニーシリーズもキター!支援

606 :萌は文化:2008/08/18(月) 21:15:36 ID:MmFLyLKc
前回のあらすじ
ついに魔女C.C自らが登場。
C.Cの城に乗り込んむ3人であったが……

「行くぞ」

城門の前、ゼロが言うと2人は静かに頷いた。

ピンポーン

「こんにちは、C.Cさん、宅配便で〜す」
「インターホン!?」
「てか、騙されるかい!」

とって付けたように帽子をかぶりダンボールを持つゼロ。
それに突っ込むライマーユニーと紅蓮仮面。
そして魔女の城に普通にインターホンがついてる不思議。

『誰からですか?』
「答えたよ!」
「青森のおばあちゃんからですよ」
『まあ、青森のおばあちゃんが………ってふざけてないで早く来い!』


C.Cの怒鳴り声が響くとゼロの頭にタライが落ちた。

「うぐっ! おのれ! なんと巧妙な罠だ!」
「罠とかじゃなくてお前がふざけすぎなんだよ!」

ライマーユニーに怒られながらゼロは城門を開いた。

607 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:16:48 ID:+9OQ+3OB
メモ帳開いたらサクサク話が進む、このままの勢いで行けるか?
そして全力で支援!

608 :萌は文化:2008/08/18(月) 21:20:28 ID:MmFLyLKc
中に入ると広い広間の奥に1人、玉座に座ったSMの女王様みたいな格好したC.Cが待っていた。

「近っ! ラスボスの部屋が玄関なのこの城!」

ツッコミを入れる紅蓮仮面。
SM女王様スタイルはガン無視ですか?

「見つけたぞC.C!」

ビシッとC.Cを指差すゼロ。

「ほう、よくぞこの部屋にたどり着いた」
「いや、開けたらすぐだったし!」

つっこむ紅蓮仮面。
ククっと怪しく笑うC.C

「お前がC.Cか、何故ゼロを付け狙う!」
「そうよ! あなたのせいで私の家は全財産ゼロに持ち逃げされたのよ!」

紅蓮仮面とライマーユニーが問い詰めるとC.Cはキョトンとした表情になった。

「なら、逆に聞くが………わかんない? 本当に?」
「「…………」」

ライマーユニーと紅蓮仮面は互いの顔を見合わせた。

609 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:22:39 ID:+9OQ+3OB
投下っ、支援をサポートに!

610 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:24:26 ID:3xr6JKQZ
これは・・・、C.C.も被害者なのか?支援

611 :萌は文化:2008/08/18(月) 21:25:37 ID:MmFLyLKc
しばらく見つめ合った後、2人はゼロを見た。
心当たりがありすぎる2人。

「たとえそれでも僕は男としての人生と姉さんのためにゼロを守る!」
「私も!」
「言いたいことがあるならハッキリ言ったらどうだ?」

決してゼロの顔を見ずに2人はC.Cに言うと少しC.Cは2人に同情した。

「ならば来るがいい。とはいえお前らごとき私の敵ではないがな」
「言ったわね」

紅蓮仮面は高く飛び上がると拳を突き出した。

「必殺のマジカルブリッド!!」

某反逆者のアルター使いっぽく紅蓮仮面がC.Cに殴りかかる。
しかし、見えない魔力の壁に遮られてしまいC.Cには届かなかった。

「馬鹿め。その程度の魔法で私に傷一つつけられるか」

C.Cが軽く払うと紅蓮仮面はすごい勢いで押し返された。

「キャッ!」

壁に衝突し、めり込む紅蓮仮面。


612 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:29:24 ID:+9OQ+3OB
投下は幸せ!私を実験体にして再現しようとしましたですねこの支援を!

613 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:30:26 ID:WVnFJ+qj
これがぁー!俺のぉぉー!!支援だぁぁぁー!!!

614 :萌は文化:2008/08/18(月) 21:32:17 ID:MmFLyLKc
「死ね」

C.Cは座った指をはじくとC.Cの周囲に野球ボールほどの光の塊がまるで夜空の星のように現れた。

「ロストメモリー」

C.Cが呪文を呟くと周囲の光が一斉に紅蓮仮面目掛け襲った。

「う、あああぁぁ!!」

まるで矢の雨のごとく降り注ぐ光に紅蓮仮面はなすすべなくただひたすら体を撃ち抜かれる。
紅蓮仮面はたまらず悲鳴をあげるがそれすら光に飲み込まれる。

「……そんな…………ライ」

満身創痍の紅蓮仮面は変身が維持出来ず元のカレンに戻り、カレンは力なく倒れた。

「カレン!!」
「な、なんだこのマジで魔法バトルっぽい感じ! リリカルな魔法少女な感じじゃないか! ちょっと待てC.C! このバトルだけ明らかに空気が違うだろ!」
「何を言うかと思えば、最終決戦だから当然だろ。よくあるだろ? ギャグ漫画なのに途中からギャグなしのバトル漫画になる作品とか」

見下したように笑うC.C

「う、うーむ、確かに某超人プロレス漫画は序盤はギャグ漫画だったが……」
「そんなことどうでもいい! よくもカレンを!」

カレンがやられた怒りでライマーユニーはC.Cに杖を向けた。

615 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:34:04 ID:25zm2bAP
支援

616 :萌は文化:2008/08/18(月) 21:36:55 ID:MmFLyLKc
「マジカル〜♪ 円ノコギリ!」

ライマーユニーの杖からホームセンターでも売ってる円ノコギリが発射された。

「フッ」

しかしC.Cが手をかざすと円ノコギリは勝手に方向を変えて床や天井を破壊しただけだった。

「わかったか? 格の違いが」
「なんの! マジカル〜♪ ミサイル!」

普通に杖から発射されたミサイルだったがC.Cが手を払うと空中で爆発してしまった。

「残念だったな。最後だ、恨むなら魔法少女になった自分を恨むのだな………くらえ!」

演出でC.Cの背景が宇宙になる

「ワールド・ロストカラーズ!!」

なんかすごい魔法の爆発によってライマーユニーは一瞬でボロボロになった。
(ボロボロの服からチラッと下着が見えるのはサービス)

617 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:37:00 ID:Bju6JWG6
南○少年もそうだったな。なま物とかで・・・。
支援

618 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:39:23 ID:o47JwKM7
支援

>演出でC.Cの背景が宇宙になる
ギャラクティカ・マグナ……何でもないです。

619 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:41:18 ID:Bju6JWG6
あれ、規制かな?

620 :萌は文化:2008/08/18(月) 21:41:21 ID:MmFLyLKc
「フッ、これで終わりか」
「ライマーユニー!」

ゼロがライマーユニーに駆け寄ろうとしたがC.Cに睨まれ立ち止まる。

「フッ、安心しろゼロ。次は貴様の番だ」

C.Cはライマーユニーの元まで来るとライマーユニーの頭を踏みつけた。

「うっ……」
「ほう、まだ息があるか。どうだ私の最大の魔法、ワールド・ロストカラーズを受けた感想は? 今死に際のお前には世界がさぞかし灰色に見えていることだろうな、フッ」

するとC.Cは両手をライマーユニーに向けた。

「さらばだ。すぐにあの女もゼロも後を追わせてやるから安心しろ」

魔法を放とうとするC.C

「!」

だがライマーユニーに足を掴まれ、驚いたC.Cは魔法を一旦止めてしまった。

「貴様、まだ!」
「空は青だ…」
「何?」

苦しそうにゆっくりとライマーユニーは顔を上げた。

「空は青く、草木は緑色に輝き、人が流す血は果てしなく赤い! これが僕に映る世界の色だ!!」
「ちっ!」

621 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:46:49 ID:+9OQ+3OB
私の素晴らしき………支援!

622 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:46:50 ID:5DMJHFmz
支援

623 :萌は文化:2008/08/18(月) 21:48:14 ID:MmFLyLKc
ライマーユニーは起き上がると杖を突き出した。

「マジカル〜♪ ギガドリルブレイク!!」

ライマーユニーの杖が某ロボットアニメのドリルの形に変形する。

「馬鹿め!!」

C.Cは自らの拳を紫に燃える炎で包み、ライマーユニーのドリルと正面からぶつかった。

「うおおお!!」
「はあああ!!」

二人のぶつかり合いに周囲に壮絶な風が吹き荒れる。

「無理だライマーユニー! C.Cの魔力とお前の魔力では天と地ほどの差がある」

ゼロが叫ぶ。
しかし、ライマーユニーにその叫びは届かなかった。

「輝け! 突き進め! 僕の…!!」
「シャラくさい!!」

ドリルが砕けた。
正確にはライマーユニーの杖が限界を迎えた。
強大な魔力に耐えられなくなったライマーユニーの杖はまるでヒビの入ったガラスのように音を立て砕けた。
ライマーユニーの杖を砕いたC.Cの拳はライマーユニーの胸をも貫いた。

「ライマーユニー!!!」

ゼロの叫びは届かす、ライマーユニーの意識が遠退いて行った。

624 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:51:21 ID:o47JwKM7
支援

625 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:51:33 ID:+9OQ+3OB
全力で支援!

626 :萌は文化:2008/08/18(月) 21:52:12 ID:MmFLyLKc
(あれ、なんだ? ハハ、胸に穴が開いたのに全然痛くないや。ゼロが何か叫んでるな? でもよく聞こえないや。 怒ってるのかな? 泣いているのかな? まあ、いいや。どうせ僕死んじゃうし)

ライマーユニーは薄れて意識の中、カレンを見た。

(ごめんねカレン。君を守れないくせに、君を好きになるなんて、そんな資格なんて僕にはなかったね)

(情けないぞライマーユニーよ)
(!)

ライマーユニーが目を開けるとそこには卜部が立っていた。

(嫌、誰だよ?)
(ああ、すまない。こうするばわかるかな?)

すると卜部は月下の仮面をつけた。
そう月下マンが死してなお、ライマーユニーを励ましに来たのだ。

(君はまだ胸に穴が開いただけじゃないか! 私なんか真っ二つだぞ)
(いや、普通致命傷ですよ。あと、僕とあなたって何か接点ありましたっけ?)
(ここはかつての仲間が死してなお、主人公を励ますという感動シーンだ。突っ込むんじゃない!)
(そうよライ、あなたはまだ全力を出していないじゃない)

今度はライの姉(井上)が出て来た。


627 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:52:19 ID:5DMJHFmz
俺の嫁は支援一ィ!

628 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:55:10 ID:lw2phd/C
支援

629 :萌は文化:2008/08/18(月) 21:56:01 ID:MmFLyLKc
(でも、杖が壊れたら魔法が使えない……てか姉さんは生きてるでしょ!)
(ここは、主人公の家族が何故かテレパシーで応援するシーンよ。ツッコミ禁止!)
(杖がないくらいなんだ! あれは君の魔力に杖が耐えられなくなったのだ! 君の本当の実力はそんなものじゃない)
(藤堂さん……ってあなた敵でしょ!)

今度は藤堂まで激励に来た。

(ここはかつての敵が君を認め応援する場面だ。気にするな)
(そうよライ、あなたの本当の力を今見せる時よ)

さらにカレンまで登場した。

(カレン……わかった!)
(((カレンだけツッコまなかった!!)))

こうしてライマーユニーの生死の境の会話は終了した。

「ライマーユニー!!」
「死ね! むっ!」

ドドメを刺そうとしたC.Cに紅蓮仮面に変身したカレンが一撃を放った。
しかし、その一撃はC.Cにあっさり弾かれた。

「フッ、死に損ないの攻撃でやられる私ではない」
「そう、なら気をつけなさい。そいつはもう死に損ないじゃないわよ」

そこまで言うと変身が解けカレンは倒れた。

「後はよろしく。ライ、いいえ、ライマーユニー」
「何!」

630 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 21:58:06 ID:lw2phd/C
支援

631 :萌は文化:2008/08/18(月) 21:59:40 ID:MmFLyLKc
C.Cが振り返ると先程まで虫の息だったライマーユニーが立ち上がっていた。

「馬鹿な! 胸の傷が!」

ライマーユニーの大きく空いてたはずの胸の穴が自然とふさがっていく。

「まさか、治癒魔法!? 杖がないのに何故!?」
「フハハハハ」

突然ゼロが高らかに笑いだした。

「ついに覚醒したか! 惜しかったなC.Cよ。そいつはもう、さっきまでのライマーユニーではない。貴様らと同じ、またはそれ以上の存在となったのだ!」
「なんだと!?」

ナレーション(ディートハルト)「説明しよう! 本来魔法を使えるのは暗黒ブリタニア魔法国の人間だけなのだがゼロはそれ以外の人間に杖を使わせることで魔法を使わせることが出来るのだ。ちなみにカレンはハーフだから杖使ってなかったんだよ」

すごい後付けくさい設定の説明の後、C.Cは驚いた表情のままライマーユニーを見た。

「まさか、まさか奴は……!」
「そう、あいつは!」
「うおおぉぉ!」

ライマーユニーは拳を握り、とある星座の軌道を描いた。

「マジカル〜♪流星拳!」
「あいつが私の……うわああ!!」

632 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:00:56 ID:lw2phd/C
支援

633 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:02:50 ID:5DMJHFmz
す援

634 :萌は文化:2008/08/18(月) 22:06:10 ID:MmFLyLKc
直撃したC.Cはボロボロになりながら壁にめりこんだ。

「フッ、見事だライ、いや、ライマーユニー」
「C.C?」

先程までとは違い、C.Cの顔はとても清々しい顔をしていた。

「そして、会いたかったよ。お兄ちゃん」
「何!?」
「やはり、ライは貴様の兄だったか」
「ゼロ! やはりって…」

ゼロはC.Cに近づくとそっとC.Cを抱きかかえ……ようとしたが重くて落とした。

「イダッ!」
「あ、すまん」
「ゼロ………」
「今こそ真実を話そう」

ナレーション(ディートハルト)「C.Cが語った真実とは! 実はC.Cとライは生き別れになった兄妹で色々あってライは日本へ、C.Cはブリタニア魔法国へ、そしてなんやかんやでC.Cはライを探すため、人間を襲っていたとかなんとか」

かなりテキトーな説明とかなりテキトーな2人の過去の映像がながれた。

「ライマーユニー、いや、お兄ちゃん、いや、お姉ちゃん?」
「お兄ちゃんにしてくれ」
「わかった。気をつけて! 真に恐ろしいのは私ではなくブリタニア暗黒四天王………! 危ない! あああ!!」

C.Cはライマーユニーを突き飛ばすと何者かの魔法によって燃え上がった。


635 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:07:07 ID:lw2phd/C
支援

636 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:07:41 ID:986fqYnk
何この打ち切りフラグwww支援

637 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:08:18 ID:+9OQ+3OB
ちょっwww打ち切りフラグwww支援

638 :萌は文化:2008/08/18(月) 22:09:09 ID:MmFLyLKc
「C.C!!」
「危ない! 城が崩れるぞ!」

ゼロに引きずられ、ライマーユニーは気絶しているカレンを抱え、崩れる城を脱出した。


そして、どっかの海が見える絶壁の上

「チクショー! 誰が、一体誰がC.Cを!!」
「恐らく、C.Cが言っていたブリタニア暗黒四天王だ」
「……ブリタニア暗黒四天王」

ライマーユニーは無言で海を見た。

「いいだろう、C.Cの敵だ! 来るなら来い!! ブリタニア暗黒四天王!」

場面変わってどっか悪の基地

「ふむ、C.Cがやられたか」
「だがC.Cは我々の中で一番弱い四天王の恥さらしだからな」
「フフ、その通りだ」

ナレーション(ディートハルト)「ライマーユニーを見つめる黒い影。彼らがブリタニア暗黒四天王なのか!? ライマーユニーの戦いはまだ終わらない」



魔法少女ライマーユニー 〜 決着! 魔女の城 〜 完

639 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:10:11 ID:+9OQ+3OB
シリアス展開がいきなりギャグに!?
支援

640 :萌は文化:2008/08/18(月) 22:11:37 ID:MmFLyLKc
予告
「あの長き戦いが終わり平和な日常をすごしていたライ。しかし、ついに奴らが現れた! C.Cさえも凌駕するブリタニア暗黒四天王がライマーユニーを襲う!
次回
『新シリーズ 魔法少女ライマーユニー ブリタニア暗黒四天王編 〜 南 襲来 〜』をよろしくね」

641 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:11:54 ID:986fqYnk
萌えは文化卿GJ!
ここの所欝ばかりの本編にこのギャグはまぢで救いであります。が一つ。
四天王で最弱って大抵パワー系じゃね?

642 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:12:54 ID:WVnFJ+qj
次からマジカルマスターライマーユニーが始まるのかw支援

643 :ごめん、まだだよ:2008/08/18(月) 22:14:23 ID:MmFLyLKc
中華連邦のとある部屋。
ここでは、星刻のエリア11土産に買って来たライマーユニーのDVDを星刻、香凛、天子の3人が見ていた。

「ライマーユニーは今回で終わりじゃなかったのですか」
「第1シリーズが終わっただけだな。次から四天王編らしいな」
「シンクー、もっかい最初から〜」
「了解です天子様」

天子にせがまれDVDの巻き戻しボタンを押そうとした星刻。その時!

『やあ、君もライマーユニーに出てみないか? たとえライマーユニーに選ばれなくても『狂王』や『春の月下』にも出られるチャンス! 封筒に履歴書と自分の写真、DVDの応募券を入れてご覧の宛先まで……』

画面に映ったゼロの説明を聞き星刻の手が止まった。
眉一つ動かしていないが香凛も明らかに反応していた。

「シンクー、これ応募して!」

天子は目を輝かせて言った。

「わかりました。ですが来週ではダメですか?」
「なんで?」
「私も応募券のためにDVD買って来ます!」


644 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:15:37 ID:+9OQ+3OB
中華www支援

645 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:16:35 ID:sraw4cx0
世界が平和すぎるぜw
支援

646 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:17:47 ID:986fqYnk
シンクーお前もかwwwしえん

647 :萌は文化:2008/08/18(月) 22:18:18 ID:MmFLyLKc
何故か遠くを見ながら星刻は言った。

「じゃあ、仕方ないね」

納得する天子。
ちなみにライマーユニーのDVDはエリア11にしか売ってません。

「星刻様、私の分も」
「わかった! ついでに『狂王』のDVDboxも買って来るか…」
「星刻様」
「シンクー」
「DVDbox3つ、と」

メモをとる星刻であった。

「星刻様、あとこのチラシの赤円のやつを」
「どれ、って全部じゃないか!」
「シンクー!」

香凛と同じく全部に赤円する天子。

「ここのチラシの商品を全部……と」

星刻は再びメモをした。

648 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:19:32 ID:g8/q4bzu
ゼロが爽やかすぎるwww
支援

649 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:19:51 ID:+9OQ+3OB
シwwンwwwクwwwwーwwwww支援

650 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:20:02 ID:OrtAhl4D
ライ(愛)は世界を救う支援

651 :萌は文化:2008/08/18(月) 22:20:56 ID:MmFLyLKc
おまけ

行政特区日本
ライマーユニー握手会

ライマーユニー「ありがとうございました〜♪」
ゼロ「次の方どうぞ」
皇帝「ヌアッハハハハ! あやつめ、やりおったな!!」
ライマーユニー「シャルル皇帝!!?」
皇帝「ヌアッハハハハ!」
ゼロ「何故貴様がここに!?」
皇帝「皇ゥ〜帝ィ〜? なんのことだ? わしはシャルル〜ンおじさんだ〜が?」
ライマーユニー「(無理あるってそのウソ!)」
ゼロ「なんだ、ビックリしたな」
ライマーユニー「ええ!? 信じるの!」
皇帝「シャツにサインを……シャルル皇帝にライマーユニーより愛をこめてと入れてくれ」
ライマーユニー「(言っちゃった! シャルル皇帝言っちゃった!!)」

そのころV.Vは…

V.V「クスン……酷いよシャルル」←チケット取り扱いのケンカになって負けた。

652 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:22:00 ID:+9OQ+3OB
シwャwwルwwwルwwww皇wwwww帝wwwwww支援

653 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:22:41 ID:986fqYnk
皇帝大人げねぇwwwwsienn

654 :萌は文化:2008/08/18(月) 22:23:25 ID:MmFLyLKc
以上で終了

すこし、つまらない意味で暴走した気が……後半早足だったし

萌えて燃えるギャグを目指してたのにな……

一応ライマーユニー最終回
でも続きを見たい人が居るならチマチマと四天王編へ続けます

余暇卿に月下マン関係でふざけすぎて怒られないか不安です。

支援ありがとうございました

655 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:23:47 ID:WVnFJ+qj
シャルル〜ンおじさんwwww支援

656 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/18(月) 22:24:02 ID:o47JwKM7
保管完了しました。

>クスン……酷いよシャルル
傷心のV.V.もなかなか……何でもないです。

657 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:24:51 ID:Px5Qv+gd
通信販売は始めないのかwアーサー便とか使って。

658 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:29:17 ID:sraw4cx0
>>654
萌は文化卿GJとしか言いようがないwww
いよいよ次回から四天王編ですか。
すっごく楽しみですよ。

四天王の二番手、この手のパターンだと二番手ってかませが多いようなwww

卿の次回の投下をお待ちしております。

659 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:30:00 ID:986fqYnk
知らぬとはいえ投下割り込み改めて失礼いたしました。
改めてGJ!最近最後の兄弟の掛け合いを楽しみにしていたりしますw

660 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:32:49 ID:2IHCNIGQ
>>654
GJ!中華まで巻き込んだかwwwそして皇帝にV.V.www子供のケンカじゃん。

大丈夫です、月下マンは公式でもそういう男ですからww
どんどんやっちゃって下さい。

661 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:32:51 ID:MmFLyLKc
>>656
感服です管理人卿

あ、>>614の> C.Cは座った指を→C.Cは座ったまま指を

に修正お願いします
いつも誤字多くてホントすいません

662 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:33:42 ID:+9OQ+3OB
>>654 萌は文化卿、GJでした!
いきなり出てきた卜部=月下マン、さらにいちいち説明する皆www
まさかのC.C.妹、そしてまさかの打ち切りフラグ、四天王登場!
本編の急展開に対してやたらと平和な世界に吹いたww
中華連邦でも流行ってるのか
シャルル〜ンおじさんww兄弟喧嘩の末、登場www

貴公の次の投下を全力でお待ちしております!


やばい、電波が肉体を凌駕した

663 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:48:15 ID:HxYBRjw9
みんな知ってるかい?
公式相関図の死亡確認している人は王大人って人らしいよ。

先週のギャグ物として大分前に書いたSSですが、忙しくて投下できないまま遂に今回の放送になってしまい
色んな意味でタイミングを逸した感じですが、まあ折角なので投下しようと思います。
前書き後書き除いて、全部で7レスです……今回は短く纏めれた。
話は全然纏まってないけど。

特に問題なければ十分後くらいから開始したいと思います。


664 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/18(月) 22:48:56 ID:o47JwKM7
>>661 ご指摘の箇所を修正しました。

665 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:51:11 ID:+9OQ+3OB
>>663 マジで!?
中国三千年の技術で蘇るのか!
支援しよう

666 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:53:04 ID:B1z2DFuM
>>663 支援いたします。

667 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 22:53:26 ID:wonhuWp7
支援のロードを突き進む!!

668 :晴天:2008/08/18(月) 22:57:31 ID:HxYBRjw9

皆様、お久し振りです。
今回はギャグ物……と言うかカオス物です。
今週の放送は、実はまだ見ておりませんが展開は伺っております。
カレンが『ああ』だとか、黒の騎士団が『ああ』だとか。
その為、前述の通りちょっと外してるネタも多々あると思いますが、先週の気持ちで読んでいただけると幸いデス。

本当は以前言われた『ルルの奇妙な冒険』を1レスネタで書いていたのですが、妙に長くなってしまったので適度に水増しして普通のSSにしてみました。

注意点
・カレン好き、スザク好き、ラクシャータ好きは読まない方が良いです。
・ディートハルト好き、ローマイヤ好き、ルキアーノ好きも読まない方が良いです。
・カップリングはライ×カレンですが、あなたが思っている以上にバカップルです、そんな二人に嫌な予感がする人は読まない方が良いです。
・前回の話(第二次 東京 決戦)のギャグを受け入れられない人も読まない方が良いです。
・今回の話(裏切り)がどうしても頭をよぎってしまう人も読まない方が良いです。
・ここ最近の展開で、暗い部屋の中で畳の目を数える事が趣味になった人は、その生産的な作業を続行する事をお勧めします。
・読まない方が良い人の方が多い事に不安を覚えた人も読まない方が良いです。
・タイトルがとってもギリギリです、というか作品自体がギリギリです。

投下……もしかして、このまま録画してあるR2を見ない方が幸せなのかしら……。

669 :晴天:2008/08/18(月) 23:00:47 ID:HxYBRjw9

エリア11――
かつて日本と呼ばれたこの国は今、戦場と化していた。
東京の空は燃え、命は散る。
日本は、ブリタニアに対し三度目の――最後の戦争を挑んだ。

『ゼロ!親衛隊隊長――紅月カレン、只今を持って戦線に復帰しました!』
スピーカーから、元気な女性の声が響く。
それは自分が、求め続けた声。
聞きたくて、聞きたくて仕方の無かった声。
一日たりとも……忘れる事の無かった声。
「……カレン!」
ライは、声の限りに叫んだ。

「ライ……」
カレンもまた、その声を求め続けていた。
ライ――自分のもっとも愛しい人。
日本解放を目標にレジスタンス活動に身を投じた時、自分が恋に落ちるなどと誰が予想出来ただろうか。
「ライ、会いたかった……」
『僕もだよ、カレン。君に会いたかった……』



『創聖のアクエリオン』


670 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:02:46 ID:o47JwKM7
タイトルで吹いたww 支援

671 :晴天:2008/08/18(月) 23:04:28 ID:HxYBRjw9

『無事だったか!?変な事をされたりしていないかい!?』
『ええ、大丈夫よ』
『そうか……良かった、本当に……』
『ライ……私、怖かった!!』

何も知らない人が聞いたらそれは、感動的な再会のワンシーンだろう。
だが、その声を聞いてスザクは思う。
――ウソをつくな、あの態度で「怖かったの!」だって!?
君が捕虜として暮らしている間、看守たちが安心して過ごせた日々は無いというのに。
あの時の事だってそうだ――

――スウウウウ。
風の鳴る音がした。
いや、それは目の前にいる少女の呼吸音だったのかも知れない。
そんな事は大した問題ではなかった。
今の自分の置かれている状況に比べれば。
「……この紅月カレンは……いわゆる不良捕虜のレッテルをはられている……」
エリア11トウキョウ租界総督府。
スザクは、自分が犯した罪の償いをする為にここを訪れた。
この場所の一角に、旧友であり敵である紅月カレンが捕虜として軟禁されているのだ。
そして、現在その捕虜とスザクは対峙している。
「この状況にかこつけて変な事しようとした相手を必要以上にブチのめし、いまだ病院から出てこれねえヤツもいる……」
なるほど、看守のシフトが毎日毎日変更されていたのは、そういう訳だったのか。
スザクはひとつの真実に触れた。
「イバルだけで能なしなんで気合を入れてやったローマイヤはもう2度とこのガラスの牢屋へこねえ」
終始、高慢な態度だった例の女を思い浮かべてカレンはニヤリと笑う。
「玉城の料理以下のマズイめしを食わせる食事当番には顔面にちゃぶ台投げつけるなんてのはしょっちゅうよ」
そして、辺りは痛いほどの沈黙に包まれた――


672 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:07:03 ID:CAbCHzOh
支援ですか?
YESYESYESYES!
支援www

673 :晴天:2008/08/18(月) 23:07:50 ID:HxYBRjw9

その沈黙を最初に破ったのは、やはりカレン。
彼女は、湧き上がる怒りを抑えようともせずスザクにぶつけた。
「だがこんなわたしにもはき気のする『悪』はわかる!!」
『悪』それは、ゼロの事ではないだろうか、その言葉を聞いてスザクは思う。
――ピキッ!
「『悪』とはてめー自身のためだけに弱者を利用しふみつけるやつのことだ!!」
静まり返ったフロアーに響き渡るカレンの怒声。
流石のスザクも、そのただならぬ雰囲気を察したようだ。
「ましてや女をーっ!きさまがやろうとしたのはそれだ!」
「待ってくれ、カレン!」
「あ〜〜〜ん!?おめーの『リフレイン』は被害者自身にもここじゃ法律にも見えねえしわからねえ…」
――リフレイン。
それが、自分の犯した罪。
スザクは苦渋に満ちた表情を浮かべる。
「だから……わたしが裁く!」
そして、カレンが拳を――
「すまなかった……」
「何言ってんだッ!やって良い事とッ!悪い事があるだろうッ!?」

それからの事は思い出したくも無い。
なんて恐ろしい女なのだろう。
自分はただ、リフレインを打とうとしただけなのに……!!


674 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:10:30 ID:+9OQ+3OB
あれ?執筆してたら涙が

支援

675 :晴天:2008/08/18(月) 23:11:21 ID:HxYBRjw9

『君の事を考えない日は無かったよ……一日中寝ている時以外、君の事をいつも考えていた!』
『あら、私は寝ている時もあなたの事しか考えていなかったわ!』
感動の再会――と言う名の乳繰り合いは、まだ続いているようだった。
『ライは……私の事、寝てる間は考えてくれてなかったの……!?』
『そんな事はない!!』
そもそもこの音声の主は敵である。
それなのに、なぜこちらのスピーカーがその感動の再会の対話を拾っているのか。

「……オープンチャンネルだと言うのかッ!?」
彼らは、この会話を――糖尿病の人が聞いたら即入院しそうな甘ったるい会話をトウキョウ租界中にだだ流しにしているのだ。
「それじゃ、大量殺戮兵器と一緒じゃないか!」
『良かった、君が無事で本当に良かった!』
『あなたこそ……私がいなくても大丈夫だった!?』
スザクの見当はずれの怒りなどお構いなしに、二人は会話を続ける。
いや、二人だけの世界に、そもそも第三者の感情など入り込む隙は無いのだ。
『ねぇ、ライ。愛してるって……言って』
『えっ!?しかし、誰かに聞かれていたら……』
『プライベート回線だもの、聞かれている訳無いでしょ』
『しかし……』
『そんな事言って、もしかして……もう私の事、愛してないのね!?』
――ゼロ、いい加減黙らせてくれ!それとも、これも君の作戦のひとつだと言うのか!?卑怯だぞ、ゼロォッ!!
『そんな事は無い!僕が愛しているのは君だけだよ、カレン!!』
『じゃあ、愛してるって言って!!』
『あ、愛してる!!』
『もっと大きな声で!!』
『カレン、君を愛している!!!』
『一億と二千年経っても?』
『あ・い・し・て・るッ!!!』


676 :晴天:2008/08/18(月) 23:15:39 ID:HxYBRjw9

「これ……オープンチャンネルにしたのアンタでしょ?」
ポトリとキセルの灰を落とし、ラクシャータが斑鳩艦橋の特等席に横たわったまま呟く。
背後に立つディートハルトに向かって。
「これは、素晴らしい映像プロバガンダになりますよ」
『私もよ!私もライ……あなたを愛してる!!』
「昔、リン・ミンメイと言うアイドルがラヴ・ソングで戦争を終わらせたと言う映像メディアを拝見しました」
まるで熱に浮かされたように独白を続けるディートハルト。
ラクシャータは以前、黒の騎士団のアニメマニアとして名高い吉田が熱く語っていたナントカという作品を思い出す――作品名までは思い出せないが。
「それにしたって……ねぇ?」
「大丈夫ですよ、彼らは別に元々オープンチャンネルだったとしても、あれ位の会話、平気で行います」
――まあ、確かにね。
正直、ラクシャータはそんな事はどうでも良かった。
カレンが無事に戻ってきてくれた、それだけで十分だった。
そして、何より――
「よくもアタシの紅蓮に……。あのプリンめが……」
やってくれるじゃないの、まさかゲッター線を使ってくるとはね……。
――でも、アタシの月下は108式まであるのよ……ライ、戻ってきたらその月下、ちょ〜っと改造させて貰うわね……。
「タイトルは名づけて『恋・おぼえていますか』フフフ……これで民衆の心は鷲掴みだ……」
高らかな笑い声を上げるディートハルト。
ここでもまた、それぞれの思惑が錯綜していた。


677 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:19:25 ID:sraw4cx0
ライ、暁じゃなくてまだ月下に乗ってるのかwww
支援

678 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:19:27 ID:CAbCHzOh
ちょw ゲッター線てwww
支援w

679 :晴天:2008/08/18(月) 23:19:35 ID:HxYBRjw9

『質問……あなたの大事な物は何?』
『え!?そりゃ……カレンだよ』
『自分の命だけなの?』
『何を言ってるんだ、僕は自分の命よりも、カレンが――』
『さよなら』

その時、パーシヴァルの識別信号がロストした。
あんなノロケ話をしながら、『ついで』に殺されたナイト・オブ・テンを思い、スザクに複雑な感情が込み上げる。
確かに、あの男は人間的に好きにはなれなかった。
たとえ、幼い頃捨てられた子犬を拾っていたとしても――だ。
だがそれでも、彼もまた自分の信念の為に生き、戦った騎士である事も事実だ。
「さようなら、ナイト・オブ・テン――ペペロンチーノ・ブラッドリー、君の事は……忘れない」
ランスロットのコクピット内で、スザクは今散ったばかりの戦友を想って涙した。


680 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:20:58 ID:qLjfGvvF
>>679
名前ぐらい覚えてやれよスザクwwwww
支援

681 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:21:58 ID:sraw4cx0
>>680
きっと女性の名前しか覚えてないんだよw
支援

682 :晴天:2008/08/18(月) 23:22:08 ID:HxYBRjw9

『さよならだなんて、待ってくれよ!僕はカレンの事が……』
『……本当に、自分の命よりも私の方が大事?』
『当たり前じゃないか!僕は、自分の命よりもカレン、君のことが大事だよ!!』
『……ありがとう、ライ。さっきのはブリタニアのミスタードリラーに向かって言ったのよ……
私があなたに「さよなら」なんて言う訳無いじゃない』
「二人とも……カレンの救助が遅れたのは、本当に申し訳ないと思っている。だから、そろそろ――」
『それとも、私の事を信用できないの?私があなたから離れていくとでも?』
彼らに、ルルーシュの声は届かない。
……二人の世界に、第三者の感情、声、その他諸々が入り込む隙など、やはり、ありはしないのだ。
『そんな事は思っていないよ……もし、そんな事になったら僕は生きていけない!』
『私だってそうよ、あなたがいないと生きていけない!だから、私があなたに「さよなら」なんて言う訳が無い!!』
『カレン……』
『ライ……』



第二次東京決戦。
再度の日本独立戦争。
それは、紅月カレンの戦線復帰と共に、佳境を迎える――。



『ライ、あなたはどうしてライなの!?』
『カレン、どうして君はカレンなんだ!!』
「「……お前ら、いい加減にしろーッ!!」」
その時、枢木神社で果たす事の出来なかった――ルルーシュとスザクの心は遂にひとつになった。


683 :晴天:2008/08/18(月) 23:24:42 ID:HxYBRjw9

以上で終わりです。
思い付いた事を何でも文章にすれば良い訳ではないという見本ですね。
正直スマンかった。
元ネタが解らない人はおいてけぼりで申し訳無い。
展開が展開だけに、笑えねーよ、と言う人もいるでしょう。
きっとナナリーは、神根島の時のルルーシュやカレンのように、あの力を引き継いだ皇帝に転送されてるに違いないという思い込みから来た心の余裕が自分をこんなSSに走らせた。
ライとカレンはこんなキャラでは無いです、わかっています。
と言うか、甘いバカップルを書くのはまだ何とかなるけど、ガチのバカップルは書くのが難しいです……これじゃ、ただのバカだよ!!
崩壊しまくった数多のキャラクター設定の全てがギャグ話なのだと言う事で多めに見て頂ければ幸いです。

カレン「はおー……」
ナナリー「やめて、カレンさん!その人は……その人は私達の……」

いい加減にしろ。
とりあえず、近い内に今書いているちゃんとしたのを投下出来るかと思います。
・カレン、プレゼントを選ぶ。
・黒の騎士団、温泉に行く。
・アナゴ、ブリタニアに転勤する。
の最後以外の二本をお送りします。

いかん……どれもR2の展開のせいで微妙だ。
特に一番下……じゃない、真ん中か。

684 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/18(月) 23:26:12 ID:o47JwKM7
保管完了しました。

685 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:28:38 ID:BwlLdXwL
はやい、はやいよ、管理人さんっ・・。(笑

686 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:29:54 ID:CAbCHzOh
乙でしたw
寝る前にスレ開いたらちょうど始まったとこでしたw
大爆笑ですよ、大爆笑w
心を一つにできたルルとスザクがwww
あとテンさんwww

687 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:30:26 ID:sraw4cx0
>>683
GJ!
こういうおバカな展開大好きです。
いやされる〜w

公式では死亡マークついてましたけどナナリーは生きてるらしいです。
中の人がラジオでばらしちゃったそうですよwww

688 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:32:03 ID:BwlLdXwL
>>683
いやぁ、こういう展開とは思いもしませんでした。(笑
いい意味で裏切られましたよ。
馬鹿っプルって共通の敵になりえるからなぁ。(笑
GJでした。

689 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:34:23 ID:ZNpP2QrT
晴天卿GJ!そしてお久しぶりです!元気されてました?

>>685 いや、投下宣言から1分30秒「も」かかっている。(すでにそういう領域にこの人はいる)
 トーマス卿は何か別の作業をしながら更新をしていると見た。

690 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:35:09 ID:+9OQ+3OB
>>683 晴天卿、GJでした!
爆笑しました、一人なのに
タイトル、ゲッター線……小ネタの数々にめちゃくちゃ吹いたwww
そして大量殺戮兵器並の甘い会話ww
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!


ところでもうすぐ書き終わりそうなんだがルルーシュオチで締めるか
玉城オチで締めるか、普通にキス表現で締めるかどうしようか

691 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:35:33 ID:fvYef6as
>>683
GJすぐるwwこの惚気は腹が立つwてか、スザク違う意味でフレイヤ撃つんじゃないか?
まあ、撃ったところでこの二人爆心地のど真ん中でも生きてそうだがw
>>687
き、希望の光をここにみた!

フレイヤにものの見事に巻き込まれました。
どうも、原子分解されて某錬金術師に再構築してもらったマーマレイドオレンジです。こんばんわ。
とっても久々です。忘れてしまった方も多々おられると思います(てか、みんな忘れてると思うんだぜw)。
遅筆の理由は言うまでもなく壮大なダメージをくらったあの事件、俗称ナナリーショック!!
幸せなライナナ書いてても、筆が進まなかったあの日々。
本当には四日前ぐらには8割完成していたのですが、どうにもそれ以上書く気が起きず・・・・もうこのままお蔵いりすら考えました
だが、やはりここのスレはすごい。数多の職人さんの職人芸に助けられ、なんとか完成に漕ぎつけました。
後篇だけ残してバイバイ、なんて失礼ですよね!
そんなわけで、粗が目立ちまくりのSS・海に抱かれ―後篇―が完成いたしました。
正直、内容に意味なんてありません。ただ二人がいちゃつくだけです。ええ、実質内容的には中篇で終わり、後篇はオマケみたいなものかな。
ライナナの甘甘がみたいんだぜ、という方だけにオススメします。
あ、あとナナリーが独自に強くなる―とか。ナナリーがライの影響受けて進化〜!とか気に入らない方は視聴を遠慮下さい。
23:40分ごろ投下したいと思います

692 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:36:46 ID:1cWBlEC6
>>687
本当だな!?信じるからな!
これで安心して続きを書けるよ。

693 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:41:21 ID:fvYef6as
時間が来ましたので投下いたします。手が空いている方、支援をお願い致します・・・・無駄に長いです(汗汗
タイトル「海に抱かれて―後篇―」     CP:ライナナ

               ――*注意事項*――
・CPがライナナです。例によって例のごとく気をつけてくださいな。
・性格が違うと思った方、あなたは正常です。生暖かく作者を見守ってください。
・で、何が言いたいんだこのSSは?→ライナナはジャスティス!
・フレイヤのせいで味覚が分りません!甘い・・・とは思います。多分。
・文才ねぇぇっ!!→いつものことです。責められても作者は全くきにしない!だってエ(フレイヤ直撃
・文脈どうなってんだ!?→・・・分らんか・・・・・・愛だよ、愛!(ライナナへの)
・オマケいれて18レスあります。長げぇ!と思ったかた!ほんとごめんなさい。こ、これでも削ったんだすぅ 
↓【以下、今SSで一番の注意点】
・ナナリーの目が見えないのは精神的外傷によって情報を認識できなくなったものと考えました
 瞼が開けられない、というわけではないのでしょう・・・・・多分。ここらへん、ちょっと自信ありません。
 精神的外傷は光情報を認知できない、もしくは情報が変遷し誤認される、或いは伝達経路においての障害
 等の原因が考えられますが、過度のストレス障害ではホルモンバランスやらなにやら・・・・
 あと瞼が開かないのならそう言うであろうし、『失明』と言うのだから瞼を一度開いて『何も見えない』ことを確 
認したのだと思われます
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱ自信ないです、ごめんなさい。
 ようは『瞼が開かないのではなく、見えない』のだと考えました。
 小説、ドラマCD、設定本などには手を掛けていないので本編、ゲーム、ネットサーフィンだけではちょっと分かりませんでした
色々違っていたら、ごめんなさい

694 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:43:20 ID:o47JwKM7
>>689 >トーマス卿は何か別の作業をしながら更新をしていると見た。
ギクッ!な、なんで判ったんですか!?まさか、監視カメラでもあるというのか!?私なんて覗いてもなにも面白いことなんてないですよ!

……まだ、“本当の意味”において夏の戦争は終わっていないんですよ。その作業をしながら保管庫の更新をしてます。


>>693 支援します

695 :マーマレイドオレンジ:2008/08/18(月) 23:44:55 ID:fvYef6as
――わたしの大好きな人は、まるで海のような方なんです

それは生徒会でお仕事をしていたときです。
お仕事中のシャーリーさんの「ライってほんと綺麗よねー」という呟きが聞こえ、わたしはふと、気になったんです。
ライさんはいったいどのような容姿をなさっているのでしょう、と。
いえ、別にライさんがどんな格好でどんな容姿であってもかまいません。
たとえどんな姿をなさっていても、わたしのライさんの好きという気持ちは変わるつもりはないのですから。
でも、好きな人のことは知っていたい。できるなら全てを知っていたいと思うんです。
きっとそれは、わたしの小さな独占欲。わたしがわたしに許した、小さな甘え。
そんな心境を告白するわたしに、ミレイさんは喜んで教えてくれました。

流れる銀の髪はまるで月の輝きみたいで、整った容貌も相まってとても綺麗なんだということ
全身がスラリとしているのに、体はしっかりしていてスザクさんにも劣りのないこと
細い眉に透き通った青いアイスブルーの瞳は、冷たい色なのにどこか優しいということ。
普段は無表情だけど最近少しずつ見せるようになった表情はとても柔らかで、どこかわたしに似ているということ。
クールな表情をしているかと思えば、どこかあどけない無垢な子供のような表情をすること。
他にもいっぱいいっぱい、彼のことを聞かしてもらいました。
でも、最後にミレイさん言うのです。

―そういえばライってなんか海みたいなイメージがあるわね

わたしは不思議に思い、思わず首を傾げてしまいます。
わたしは海≠知りません。行ったこともなければ、見たこともないものです。
海みたい、とはどのようなことなのでしょうか? お話だけで知っている海の知識だけでは彼と海が結びついてはくれません。
ミレイさんは断片的な海のお話をして下さったあと、楽しそうにどこかからかう様な口調で言いました。

―う〜ん、そうねー・・・ナナリーが好きなライがそのまま海ってことでいいんじゃないかしら?

それを聞いてわたしは真っ赤になって、なにも言えなくなってしまいました。
でも、ミレイさんの仰るとおり、わたしはライさんが好きです。
それはお兄様への好きとは少し違う、優しくて、どこかぎゅって胸が切なくなる、とっても熱い気持ち

696 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:47:27 ID:BwlLdXwL
支援。
これが終わったら、私も投下しょうっと…。

697 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:47:33 ID:o47JwKM7
支援

698 :マーマレイドオレンジ:2008/08/18(月) 23:48:01 ID:fvYef6as
わたしが傷ついても、きっと誰にも譲れない、とても強い気持ち。
わたしに優しく微笑んでくれる、彼が好き。いつも一緒に折り紙を折ってくれる、彼が好き。
我侭も甘えも楽々受けとめてしまう、彼が好き。わたしの涙をいつのまにか笑顔に変えてしまう、彼が好き。
こころを覗いてみると、彼への好きが溢れてる。
この彼を思う好きが、そのまま海なのでしょうか?
わかりません、けれど、なぜか彼が海みたいだという言葉はとっても気に入ってしまって
たまにナナリーさんの恋人はどんな人?≠ニ聞いてくる方に、わたしはこう答えるようにしているのです。

――わたしの大好きな人は、まるで海のような方なんです――と

              海に抱かれて  (後篇)

「じゃあ・・・いくよ・・・・・・準備はいいナナリー?」
「・・・はい・・・ドキドキします」
「じゃあ少しずつ、だね・・・」
「・・・・ぅ、痛っ・・」
「大丈夫、ナナリー? やっぱり僕のほうからやったほうが・・・」
「だ、大丈夫です、わたしにも協力させてください。ちょっと急ぎすぎてしまっただけですから」
「そっか、でも無理はしないで」
「はい・・・・・・あっ」
「・・・繋がった、ね。分かる?ナナリー」
「はい、ライさんを感じます」
「うん、僕もだよ・・・これで」

「「トンネル開通だね(ですね)」」

声が重なって、二人してクスクスと笑いあった。
二人が今いるのは波打ち際より少しはなれた、水っ気の多い砂場。
そう、ナナリーとライの二人は今、海辺沿いの砂浜で座り込み小さな砂山を作っていたのである。
二人の間には小さな砂子の小山があり、その小さな砂山に二人で共同して掘ったトンネルを通じて、ライとナナリーの手が繋がっていた。
上の会話は、トンネル開通時の二人の会話である。
ナナリーが痛みを訴えたのは、砂を掘り進めるとき爪の間に砂が入ってしまったからだ。

699 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:48:47 ID:BwlLdXwL
支援射撃開始っ…!!

700 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:49:07 ID:o47JwKM7
支援

701 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:51:37 ID:Bju6JWG6
ウー君「どうやったらいいんだい?」
シュナ様「支援と打つだけでいいんですよ。兄上。」
ウー君「支援」

702 :マーマレイドオレンジ:2008/08/18(月) 23:51:37 ID:fvYef6as
ちなみに、この会話を影ながら聞いていた咲世子が頬を赤らめて
「ルルーシュ様にはお聞かせできませんね」
と、失笑と共に漏らしたりしていたのは、全く持って余談である。
確かに、会話の部分部分を聞けば相当ヤバイ会話なのは間違いない・・・・・・が、ある意味天然な二人が気付く様子はない。
仲睦まじく、手を握ったまま話しあう。
「なんだか不思議な感じですね、こんな風に手を繋ぐのって」
「そうだね、間に何かを挟んで手を握るってこともあるし、お互い手を伸ばしてるってこともあるからね」
お互いに砂山に体を密着させ、ほとんどうつ伏せになって手を伸ばして手を繋ぐのは確かに日常では得られない体感だろう。
普段車椅子に座っているナナリーにとっては、なおさらこういった体験は珍しい。
体中に感じる砂の感触や、耳に響くさざ波の音、燦々と照りつける太陽の熱とそれを覆い隠す砂の城
そして、その中では互いに繋がれた手から、温もりだけが深々と伝わってくる。
見えない、といことが互いの集中を繋がれた手へと向けさせる。
それはほんの少し――でも不思議と温かい感覚だった。
「こういうのは嫌い?」
「いいえ、そんなことありません。とても楽しいです」
「そっか・・・・・よかった」
ライは心中でほっと胸を撫で下ろす。
ナナリーを波打ち際まで連れて行き、潮風と波の音をしばらく堪能したあと
折角なので砂遊びをしようと言い出したのは自分だっただけに少し心配していたが・・・・・・・杞憂だったようだ。
砂遊びをしようと言い出したライではあったが
ライの知識の中にあった砂遊びはほとんどがお城や造形物。
作る過程を眼で見て楽しむものだ。
目の見えないナナリーでは、楽しみも半減してしまう。
手でカタチを確認できるものならそれでもいいのだろうが、砂の造形物は脆い。
触れて確認したり、まして作ったりすることは難しいのだ。
そのことに後々気付いたライは後悔したが、後の祭りである。
期待に胸躍らせているナナリーに今更撤回はきかない。
ライは必死に考え、苦肉の策として砂山でトンネル≠選択したのだった。
やってみれば予想外にナナリーの反応も上々でライも一安心だ。
眩しい光とともに強い熱を放ち続ける太陽の下で、ナナリーは嬉しそうに言う。
「ライさんの手、温かいですね」

703 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:53:07 ID:BwlLdXwL
支援

704 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:53:47 ID:o47JwKM7
支援

705 :マーマレイドオレンジ:2008/08/18(月) 23:55:36 ID:fvYef6as
暑い、ではなく―温かい、と。
うだるような暑さの中、そう告げたナナリーに愛しさが募る。
「ナナリーの手だって、温かいさ」
言って繋がれた手を軽く解いて、細い指の間にそっと指を絡めた。
ナナリーもそれに応え、互いの手を強く握り合う・・・・・・二人の間に甘い香りが漂い始め・・・・
――――ざざ〜ん
「わっ!」
「きゃっ!」
打ち寄せる波に、砂山ごと打ち崩された。
突然触れる水の感覚に小さく驚きの悲鳴をあげる二人。
二人が繋いだ手を覆い隠す砂の山も脆くも崩れ去り、強く握られた二人の手だけが砂の上に残されている。
甘い空気は潮の香りとともに、海の向こうへ連れ去られてしまった。
「・・・・壊れちゃいましたね、砂山」
「強い波だったから、仕方ないさ・・・・・砂は水を被れば簡単に壊れてしまうしね」
「そうですね、でもちょっと残念です」
もう少しあのままで≠ニ少し残念そうなナナリーにライもそうだね≠ニ応える。
ライももう少しあのままがいい≠ニ考えていたのは同じだった。
「もう一度、砂山を作ろうか?」
「・・・・いいえ、大丈夫です・・・それに・・・」
ナナリーはまだ繋がれたままの手に軽く力をこめて、嬉しそうに笑う
「やっぱりわたし、こんな風に手を握ってもらうほうが好きです」
両足をくの字に曲げお尻を地べたにぺたんと直接付けた、いわゆる女の子座りで微笑むナナリーは
歓喜に頬を染め、体を密着させていたためか、頬には砂粒が付いている。
フリルの水着姿とそのコケティッシュな表情は、異性を惹きつけて止まない可愛い魅力に溢れていた。
ドキン、とライの胸が高鳴る。
どうしてかナナリーが最近見せ始めた表情や仕草に、胸を高鳴らせることが多い。
あどけない表情や何気ない仕草にすら、何故か胸を高鳴らせライを困惑させる。
どこから、自分の前以外であまり見せて欲しくないとすら考えてしまう。
そんな自分は嫌いなのだが・・・・・どうすればいいのかわからない。

――それが、ナナリーが本当に恋をして少女≠ゥら女性≠ノ変わり始めたからだと気付くにはライはあまりに女性のことを知らず
――それが、恋焦がれる故に生じる独占欲≠ネのだと知るにはライはあまりに恋≠知らなさすぎた。

706 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:56:35 ID:BwlLdXwL
支援

707 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:57:27 ID:bSDl2oy1
支援

>>687
それって8月9月は(ナナリーの)出番が増えるってヤツ?
だったら、回想とかCの世界な可能性も絶対ないとは言えない
生きてるって信じているけどなっ!

708 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/18(月) 23:58:40 ID:Bju6JWG6
sienn

709 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:00:44 ID:fvYef6as
今はただ、そんな仕草を自分に向けてくれることが嬉しいと考えるのが精一杯だ。
「・・・・・僕も、ナナリーと手を繋ぐのは好きだよ」
「ふふっ、なんだか嬉しいですね。ただ手を繋いでるだけなのに」
ライの言葉にくすぐったそうに笑うナナリーはやはりどこか魅力的で。
・・・・でも、顔に砂が付いているところを見ると、まだまだ少女な彼女にライはどこか安心する
「ナナリー、右の頬に砂が付いてるよ」
「えっ、やだ、わたしったら」
顔に砂が付いていることが子供っぽいとでも思ったのだろう。ナナリーは頬を紅くして慌てて右頬についた砂を払おうと手を伸ばす。
(ッ!ダメだ、ナナリー!)
声に出す間もなく、ライがマズイ≠ニ思い、伸ばされた手を止めようと伸ばした矢先・・・・・・
「きゃっ」
「―っ! 大丈夫、ナナリー!?」
「・・・はい・・・・ごめんなさい。砂が少し入ってしまって・・・」
申し訳なさそうに沈むナナリー。
案の定、急いで顔を払ったため、砂粒が目に入ってしまったようだった。
ナナリーは目が開けられない訳ではない。開けても何も見えないから閉じているだけ≠ネのだ。
精神的ショックによる失明は、光学情報を受け取っても認識できないことによる視覚弊害と言い換えられる。
そう、視神経は生きているし、光学情報も受け取ることができる。
ただ、正しい情報として脳が認識できないだけ。
視神経や周辺の感覚は生きているから、異物が入れば当然痛みとして認識されてしまう。
目を瞑っていたとはいえ、余計なことをすれば砂が目の奥に入り込み大変なことになるのは確実だ。
ライは目元を痒そうに手で擦っているナナリーの右手を素早く取って
「ナナリー、手で擦っちゃダメだ、 砂が奥に入っていったら大変だから」
「はい、わかりました・・・・でも、」
どうするんですか?≠ニ言おうとしたナナリーはぐっ、声を詰まらせ黙ってしまう。
ライが手を解き近づいて、いきなりナナリーの頬に手を添えたのが原因だった。
撫でるように優しく頬に残る砂を落として、右手がナナリーの顔の輪郭を辿るように動かし、顎にまでたどりつく
右手は優しく顎を掴んで上を向けさせ、余った左手でナナリーを体ごと引き寄せる・・・・
「・・・・・じっとしてて」
「ぁ・・・・・・・はい」
ひどく真剣なライの声に、ナナリーはドキリと胸を高鳴らせる

710 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:02:19 ID:BwlLdXwL
支援


711 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:02:54 ID:/JCGFnFj
全力で支援
これが終わって投下されたら投下しよう

712 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:03:13 ID:lw2phd/C
支援

713 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:03:27 ID:xNL9E2VH
ナナリーは麻痺したように、動けない。肯定は信頼によるものか、ただ流れされているだけなのか。
頬を染め、ドキドキと高鳴る胸を押さえるように、祈るような形で両手を胸の前で握る。
ライはそんなナナリーに顔を徐々に近づけ

――ちゅっ
「・・・んっ」

軽く、目元にキスをした。
ライは目元に軽く唇を当てて、ほんの少しだけ舌を這わせ砂を絡め取る。
ナナリーが怯えないように、ほんの少し触れたままゆっくりとした動きで
そこに邪まな思いなど一カケラもない。あるのはただ、真剣にナナリーの身を案ずる思いだけ。
それは当然ナナリーも分かっている。
ライが真剣に自分を心配してこういった行為に及んでいることもしっかり理解している。
――それでも、
「・・・・・は、ぁ」
口からは抑えきれない甘い吐息が漏れ出してしまう。
砂の痛みなんて彼の唇が触れた瞬間に消えてしまって、今はもう、やわらかな唇の感触だけが右目を支配していた。
ダメだと分かっていても、高鳴る鼓動と激しい動悸が胸を押し上げて、息が詰まり全身が痺れる。
無論、ライにはそんなつもりはないとナナリーには分かっている
分かっているのに、勝手に盛り上がってしまう自分の体に心が追いつかない。
そんな自分をはしたないと思うけど、やっぱり嬉しいと感じてしまう。
風邪の時以来、兄が立ちはだかって為されなかった数週間ぶりのキスは、蕩けるほどに甘かった。

―それは口付けているライも同じこと。
もう砂はとれたのに、微動だにしない。・・・・・いや、できない。瞼から唇へ伝わる熱は麻薬のようにライの体にまわり、酩酊したかのようで
――ずっとこうしていたい
ライは頭を掠める甘い誘惑を撥ね退けて、そっと唇をはなす。
「・・・・ぁ」
不思議と、ナナリーは恥ずかしがってはいなかった。
あどけない表情を晒したままぼぅ≠ニほんのすこし顎を突き出して、ライの方を見つめている。
閉じられた瞼が震えて、両の目尻に透明な何かがたまっている様に見えた。
溢れ出た涙は、悲しみから来る涙でもなければ、歓喜から来る涙でもなく、感情が制御を失い溢れた涙

714 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:04:16 ID:p89ScQPs
支援。しかし、支援の量増やさないと猿の恐れがあるんじゃ。

715 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:04:25 ID:QZAZpYWE
支援

716 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:04:53 ID:lRoAOghH
紫煙

717 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:05:40 ID:HNaH7TWs
支援

718 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:06:16 ID:xNL9E2VH
・・・無論、ライにはそんなことは分からない。
知識もなければ、そういった経験もないのだから知りようがない。

――ただ、何をすればいいのかは、分かっていた。

会話なんて、必要ない。互いが互いを求めてることなんて、とっくにわかっている。
ライは掴んでいた左手に力をいれナナリーの体をゆっくりと引き寄せる。
抵抗はなかった。彼女は招かれるままに、ライの懐へと体を寄せる。
気付けば、互いの吐息が聞こえるほどの距離。
「・・・・ナナリー」
「・・・・ライさん」
互いを呼ぶ声は、なぜか震えていた。蜜に濡れ、蕩けきった思考で互いを呼ぶ名は砂糖菓子のように甘く。
或いは毒のように、互いの思考を侵食し、白く染め上げていく。
二人は惹かれあうように見つめあうと次第に顔を近づけ・・・ふっくらとした彼女の唇へ、ライは己の唇を重ねる・・・・・・・・
――ざ、ざ〜んっ!!
「うわぁっ!?」
「きゃあっ!?」
・・・・直前、再びの大波が二人を襲った。
強い波がライとナナリーの体に打ちつけられ、体を海水で濡らす。
甘い空気は再びの大波によって再び浚われてしまった。
おかげで二人の甘い酔いは完全に醒めてしまったようで二人ともきょとん≠ニ目を丸くしている。
だが、同時に現在の状況を認識し、弾けるように慌てて離れる。
まるで磁石が反磁極で引かれあっていたのが、同磁極に反転して弾けあったかのようだった。
「だ、だいじょうぶ、ナナリー? す、砂はとれたと思うけど」
「は、はいっ!おかげさまでっ!ほ、本当にありがとうございます、ライさん」
二人して声が上擦っていた。おまけに明後日の方向を向いている。
ナナリーは当然、ライも完全に赤面。
(ま、まずかった。勢いで僕は何をしてるんだっ!・・・・・・・・・でも、ちょっともったいなかったかな)
久々のキスのチャンスだったのに、とライは思う。
ちょっと不謹慎かな、と苦笑を多分に含めた溜息を一つ吐き―― 瞬間、背筋に最近慣れ親しんだ視線の刃にぎょっとする
「・・・・・・・」
態々見なくても最近分かるようになってしまった視線。

719 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:06:50 ID:/JCGFnFj
全力で支援!
多すぎるのも問題だ

720 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:07:10 ID:QZAZpYWE
なにやってんのっ…支援弾幕薄いぞぉっ。(笑
と言うように書いてたら…弾幕増加(笑


721 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:08:49 ID:fvYef6as
嫌々それを感じる方に向ける。案の定そこにはルルーシュの姿があった。
彼は遥か後方の砂浜で鋭い視線をこちらに向け、苦々しい表情で睨みつけていたのだ。

――首から下が完全に砂に埋もれる形で

せめてもの慈悲なのかパラソルで日陰を作った中に、ルルーシュの首から上だけが生えているかのようだ。
端正な顔立ちを歪めこちらを強く睨みつけるルルーシュの横には、無意味に笑顔が眩しいリヴァルとミレイさんのの姿があり、やたらシュールだった。
その造詣、まさにルルーシュ一本咲き=B・・・・・・・・・・・・いやいや、何考えてるんだ僕。
あまりの状況に思考が傾度45度を越えてぶっ飛んでしまうライ。今の今までの甘い雰囲気など色々消し飛んでしまっていた。
(な、なにがあったんだ?!ルルーシュ!さっきまでミレイさん達と仲良く話していたのに!!)
―ライがナナリーのにキスをしようと迫ったとき、我慢の限界を超えたルルーシュが駆け出しそうになり
それ生徒会の皆によって止められ、それでも駄々をこねたルルーシュが砂の下に埋められると言う極刑に処せられたことをライは知らない
「あの、ライさん?」
「―っ!?いや、なんでもない、なんでもないよナナリー!」
「??」
慌てるライにきょとん≠ニ首を傾げるナナリー。
今のルルーシュの状況をナナリーに知らせるなんて、あまりに酷だ。知らせたら最後、兄のプライドとか諸々が砕け散ることは間違いない。
普段は尊大な態度をとるルルーシュだが、ああ見えて彼の心は繊細だ。
ナナリーならまあ、お兄様ったら≠ニ笑って流してくれるだろうが、それはそれ。男にはプライドがあるのだ。
兄の沽券を守る為、ライは必死になんでもない≠繰り返す。常にはないライの反応にナナリーは若干困惑しながら
「よくわからないのですが・・・・波が・・・」
「・・・・・・・波?」
困惑気味の声のまま言われて、ライはようやく気付いた。
先ほどまで届いていなかった波が、ナナリーの足元まで届き体を濡らしていることに。
見渡せば日も大分傾き始め、遠方に見えていた大岩もその背丈を大分短くしていた。
「・・・そっか、潮が満ちてきたんだ」
「潮が、満ちる?」
「ああ、それはね・・・・」
不思議がるナナリーにライは簡単に潮の満ち引きについて説明する

722 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:09:42 ID:RjlNfHQQ
sien


723 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:10:37 ID:IdAHm0n3
支援

724 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:10:42 ID:QZAZpYWE
支援


725 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:11:56 ID:xNL9E2VH
時間により海位が上がったり下がったりすること、それが月の引力に関係していること。
波もまた、風や星の動きや引力による働きであること。
海にまつわる小話を話し終わるとナナリーはいたく驚いているようだった。
手を小さくパチパチさせて、ライに賞賛の笑みを浮かべ、言う。
「すごいです。ライさんってとっても物知りなんですね!」
「すごくなんかないさ。最近色々図書館で本を見る機会があるから、色んな知識が入ってくるだけだよ」
「それでも、です。海の素晴らしさをわたしに教えてくれるライさんは、やっぱりすごいと思います」
やはりどこか嬉しそうな表情のナナリーは、打ち寄せる波に手を伸ばし、海水を手に掬う。
波が引くと、ナナリーの手にはキラキラと日の光を反射する僅かな砂粒と海の水が残されていた。
彼女は手に残る海水を心地よさそうに手の中で揺らし、海に返す。
彼女はただ、それだけを繰り返し、海を眺めていた。
まるで海を感じ取ろうとするその姿に、ライはピンッときた。
「・・・・海の中にいってみる? ナナリー」
「えっ?」
「そんな顔してたよ? 海に入ってみたいって」
思えば折角海に来たのに、海に入っていないのだ。そう思うのも当然かもしれない。
ただナナリーには簡単に、海に入れない事情がある。
海には離岸流やクラゲなど危険な海の生物など気がかりも多いうえ、ナナリーは足の事情で一人で泳ぐには危険すぎる。
そうなると当然―――
「・・・・でもプールとは違いますから、咲世子さんが入らない以上、お兄様には危ないから入るな=Aと」
ルルーシュが禁止するに決まっていた。咲世子さんが一緒でない以上、海は危険と判断したに違いない。
だが、ようは咲世子さんの代わりになれる人がいればいい。
そうなれば当然、結論は考えるまでもなかった。
ルルーシュには悪いが、ナナリーの彼氏である以上言うべき科白は一つだ。
「それなら僕が抱きかかえたまま入ればいいと思うけど?」
「あの、ご迷惑じゃ・・・」
「またそんなこと言って・・・・・もっと甘えてくれていいんだよ。それとも僕、信用ないかな?」
「いえ!そんなことありません!わたしは、ライさんを信頼してます」
手を胸に当て、体を揺らしながら、強く断言するナナリー

726 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:12:41 ID:QZAZpYWE
支援


727 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:13:32 ID:IYdy8pu7
支援

728 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:14:44 ID:xNL9E2VH
信頼に満ちた強い肯定の言葉にライはありがとう≠ニ一言告げると、ナナリーをそっと抱き上げた。
「それじゃ問題ないよね。 行こうか」
「・・・・・・うぅ、なんだか言いくるめられてる気がします」
そう言いながらも、体を完全に預け、両手を首に回し輪にしてしっかりとライを掴むナナリー。
視線の威力が上がったのは言うまでもないが、やはり無視。
「ははは、それでいいんじゃないかな。もしルルーシュに怒られそうになったら、そう言えばいいと思う」
「そんなこといったらお兄様、今度こそ怒ってしまいます。わたしたちが会うのを禁止されてしまうかもしれませんよ?」
「だったら、こっそり会う方法を考えなきゃね?」
「もうっ、ライさんったら、最近お兄様の悪い所が似てきてます」
「うわぁ、なんかそれは嫌だなぁ・・・・・・具体的に言うとどんな所が?」
「そうやって、お話を誤魔化す と こ ろ で す!」
ああ言えばこう言うライに、ナナリーはめっ≠ニ額に人差し指を軽く押し付ける。
抱きかかえられたままのお姫様による、小さなお仕置き。
額をぺしん≠ニ叩かれながらも、その実ライに反省の色はない。
二人でなんの気兼ねもなく話し、ときに軽い冗談すら交えた会話は、ライにとってはとても楽しいものなのだ。
ライは可愛いお仕置きを甘受しつつ、波に逆らって海へと身を進め始める。波をかき分け、沖へと。
足場が突然深くなっていないか、砂を足で払うように安全をしっかり確認しながら一歩ずつ。
進むにつれ冷たい海の感触が徐々に足から腰へ上っていく。
体は次第に海に呑みこまれ、やがては下半身全てが海に包まれた。
さらに深くへと足をすすめると水位は増して、揺れる水面がナナリーのくの字に曲がった体を濡らす。
彼女がピクリ≠ニ反応したのを見ると、ライは歩みを止めた。
「海だよ、ナナリー」
「・・・・・・これが、海・・・・」
立ち止まって海を見れば、海から見る風景は砂浜から見るのとはまた違うものだ。
耳に響く波の音はなおいっそう強く耳に木霊し
太陽の強い光を反射してキラキラと光る海は、なびく蒼と白金のヴェールのような輝きを放つ。
遥か彼方に見える海は濃紺の青を示し、空の青と混じり合う風景。視界全てが青に支配される、壮大な景色だった。
あまり広大な風景は、人に不安を呼び起こすという

729 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:14:47 ID:p89ScQPs
猿か?
支援

730 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:15:49 ID:QZAZpYWE
支援


731 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:17:49 ID:xNL9E2VH
だが、この蒼い広大な海は、安らぐような、まるで包み込むような深い安心感を与えてくれていた。
「・・・・ライさん、海はどんな風に見えますか?」
「そうだね・・・・・」
ライはついさっきまで見たことや感じ取ったことを、ありのままにナナリーに伝えた。
すると、ナナリーは笑みを深め
「やっぱり、ライさんはまるで海みたいな方なんですね」
「・・・・・えっ?」
「以前ミレイさんが仰っていたんです。ライさんはまるで海みたいだって」
「ミレイさんが、僕を?」
「はい、でも海がどんなものかわたしは知らなくて、分からなかったのですが・・・」
「海って、そんなイメージなのか、僕って?」
前々から学内で幻の美形≠ネどと囃されているは知っていたが、海のようだ、と言われていたなど初耳だった。
ライがよくわからないといった様子で眉をよせる。
「ええ、さっきライさんが仰っていたことがそのままライさんに当てはまりますよ?」
「・・・そう、なのかな?」
「はい、とても綺麗で美しいところや、触れると始めの内は冷たいのに、ずっと触れているうちに暖かく感じるところも
 まるで包み込むような安心感を与えてくれるところが、ほんとうに」
ナナリーはライを見つめながら、一言一言確かめるように言葉を口にしていく。
まるで、言葉を大切な贈り物とするように。
丁寧な言葉の贈り物は、不思議と気恥ずかしさがこみ上げてくるものだ。
すごく嬉しくもあるのだが、同時に恥ずかしい。
「な、なんか、それは言いすぎだと思うんだが・・・・過大評価じゃないかな?」
「そんなことありません。・・・・あっ、もしかしたら海がライさんに似てるんじゃなくて、海がライさんに似てるのかもしれませんね♪」
「それはまた倒錯的な・・・・・って、ナナリー、僕をからかってないか?」
「ふふ、さあ、どうでしょう?」
クスクスとおかしそうに笑い、誤魔化すナナリー。どうやら先ほどの仕返しのようだ。
さきほどルルーシュのことをさんざん言っていただが、その実、ライも結構プライドは高い。
ムッとした表情をみせると、すぐさまナナリーの仕返しに敢然と立ち向かう。
「まったく、ナナリーも随分悪いことを覚えたみたいだよね?」
「ええ、ライさんとお付き合いしていますから。自然と覚えてしまいました」

732 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:19:09 ID:QZAZpYWE
支援

733 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:19:56 ID:xNL9E2VH
えへん≠ニどこか得意げな顔のナナリー。納得がいかないライは自然と憮然とした顔付きなる。
「・・・・・・それって僕の悪いところが似たってこと?」
「よく冗談を仰って、わたしのことをからかっているのはライさんだと思います。お兄様はそういったことなさいませんから」
「う"ぐぅ」
あまりに身に覚えがありすぎる。返答に詰まるライ。逆襲どころか完封負けだった。
なんか尻に敷かれ始めている気がしないでもない。
だが、クスクスと笑うナナリーは本当に楽しそうで、肩の力が抜けてしまう。
とても言い返す気など起きなかった。
結構負けず嫌いな自分だが、いっそ負けたままで構わないと思ってしまう。
ああそうか、これが惚れた弱み≠ニいうやつだろうか。
まいったな、と笑ってしまうライ。
とはいえ敗北を素直に認めるのも癪なので、黙って視線をナナリーから外す。
見る人が見れば、まるで子供がむくれたような仕草で。
―それが逆に、功を奏したといえた。偶然にも、迫っていた少し大きな波に気付けたのだから。
(あの波はちょっと不味いかな。あれじゃナナリーの顔にかかっちゃうかもしれないし)
先も言ったとおり、ナナリーの目は情報を受け取れないだけで感覚がないわけではない。
波に顔を打たれては海水が目に入る危険もある。そしてご存知の通り、海水が目に入ると痛い。
そしてナナリーをそんな目にあうと分かっていて、黙って座視するわけにはいかない。
とか考えているうちに波はもう目の前。予想を超え、さらに少々大きめの波だ。
どうこうしている余裕はない、となれば・・・・・・
「ナナリー、ちょっとごめん」
「はい?」
返事も待たずナナリーの体を抱きしめるようにぎゅっ≠ニ抱えなおすと、ライはすぐさま体を反転。
波に背をむけ、自身を盾にしてやり過ごす。ばしゃん、と波飛沫が背を打って上がる音が聞こえた。
波が完全に過ぎ去ったのを確認し、ライは疲れたように溜息をつく。
砂山のときといい、砂をとるときといい、今回のときだって今日は波に雰囲気を浚われてばかりだ。
(やれやれ、今日はつくづく波に邪魔される日・・・・だ・・・・・・な)
ライの思考力を奪ったのは、視界に映る突然の状況に困惑しながら、頬をピンク色に染める可憐な乙女の顔。

734 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:20:49 ID:/JCGFnFj
全力で支援!

735 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:20:51 ID:QZAZpYWE
支援


736 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:21:16 ID:HNaH7TWs
口から砂が出そうだけど支援

737 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:22:40 ID:xNL9E2VH
互いの意気すら伝わるほどの距離で、ライはナナリーに抱えたまま覆うようにして顔を近づけていた。
当然だ、波飛沫がナナリーに飛ばないように、できるだけ体を密着させたのだから。
だが、あまりにもこの状況は不意打ち過ぎた。
「あの・・・・・ライさん?」
沈黙に耐えかねナナリーはライを呼ぶ。声は、僅かな羞恥を帯びていた。
だが、ライは応えない。応えられない。
ライにはどうしようもないのだ。
先ほど波に浚われ消えてしまった、胸に宿る情動の炎が再び燃え点火してしまったのだから。
消し損なった情動の残り火は、どんな種火よりも厄介だった。
ソレは体の芯からすぐさま燃え広がって、あっという間にライを支配してしまう。
真直ぐに互いを見つめあう二人。海水を含んだライの髪から滴が零れ、ナナリーの頬を一滴濡らす。
ぽつり、と頬に落ちた海の雫は、まるで涙のように頬に留まる。
ライはそれを見ると、ゆっくりとした動作で顔を近づけ、しかし躊躇うことなく頬に口付けた。
ナナリーの息を呑む声が耳元に届く。けれどライは口付けたまま、微動だにしない
しばらくののち、そっと頬から唇を離す。
舌の中に広がるのは海の塩辛い味なのに、なぜか甘く思えてならなかった。
頭が不思議とクラクラする。再びの甘い麻薬に、ライは抵抗しなかった。
「・・・・・・ライ、さん」
再びの呼びかけ。だが、今度は先ほどとは違う意味を含んだ呼びかけ。
ナナリーの掛けられた意味の違いを理解したライは屈むように顔を近づけ――― 一瞬にして、凍りつく。

視線の先には、なんか限りなく顔を顰めたルルーシュ。鬼の形相、という言葉がライの脳裏を過ぎった。
強烈な瞳は俺 は キ ス ま で は 許 し て は い な い !≠ニ明確に語っている。どこか目が血走っているようにも見えるのは気のせいか。
ここまでくると、もう一種のテレパシーだった。
・・・・・・・・・・とはいえ、ここでキスを止めにするのも納得がいかない。
ライは少し考えてから、ナナリーの耳元にそっと囁く。
「ナナリー、海に潜ってみない?」
「・・・・・・・・・ふぇ、は、はい、できるなら」
ナナリーの返答は声のトーンがどこか沈んでいて、少し残念そうなものだった。彼女も期待してくれていたのだろうか。
だとしたら、これはサプライズにもなってさきほどのお返しにもなるだろう。

738 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:22:45 ID:p89ScQPs
弾幕を張れ!右舷どうした?弾幕が薄いぞ!
支援

739 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:24:28 ID:xNL9E2VH
不謹慎にも期待に胸を躍らせながら、ライは密やかにクスリ≠ニ意地の悪い笑みを浮かべ
「苦しくなったら僕の肩を叩いてね? じゃあ、いくよ、しっかり深呼吸して・・・・1・・・・2・・・・3!」
大きく息を吸い込んでから、ライは膝を屈め海の中に体を沈めた。
体全体が海水に包まれ、聴覚が薄ぼんやりとした膜が張られたような、感覚に移り変わる。
浅い所にいるため、少し沈むとすぐに腰は砂浜についた。
ライはそこで海水に躊躇うことなく、瞼を開ける。
なんとなく、ではあるが、例え海の中で裸眼であろうとも自分なら平気なような気がしていたから。
そして、その予感は的中する。
瞼を開いても、瞳に痛みはなく、鮮明とは言えないまでも視界は正常に海の中を映すことができた。
ひらけた視界には、自分の腕の中で息を止めて我慢しているナナリーの姿と、果てなく続く青の世界。
海の中は何も聞こえない。
そこは青だけが支配する無音の世界。海は、今は二人を包み込む優しい世界だった。
ナナリーの纏めきれなかったアッシュブロンドの髪がふわふわと水中に漂う。
海中を舞うように漂う髪は、日の光を反射してはキラキラと輝いている。
綺麗だな、とライは思う。先ほど冗談で称した妖精≠フ言葉が脳裏に過ぎるほどに。
美しさに惹かれるように、或いは導かれるように。
ライはそのままナナリーの柔らかなに口付けた。
「・・・・・っ?!」
まるで掠めるように、唇に触れるだけのキス。一瞬口付けて、すぐに離れてしまう。
驚いたのだろう、首の後ろで繋がれていたナナリーの両手が一瞬でほどけ、隠すように自身の唇を覆う。
ライは無理に手を退かそうとはしない。
さっきのキスは予告のようなものだったのだ。急く必要はない。
だから、とライはナナリーの唇を覆っている両手に軽く口付けて、己の額をナナリーの額に合わせる。
固く閉ざされた門扉を開け放ってれ、と懇願するように。
果てして、少しの躊躇いの後―――門扉は開けられた。
ナナリーの両手は再びライの首の後ろで繋がれる。さきほどより、強く。
ピントがずれたような海中の風景では、ナナリーの細かい表情まで読みとれない。
それでも、また恥ずかしがっているのだろうな、とライは思った。
だからゆっくりと顔を近づけ、優しく柔らかい唇に己のものを合わせる。

740 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:24:42 ID:QZAZpYWE
支援・・・ぽんぽんぽん(弾幕の音。笑

741 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:25:56 ID:/JCGFnFj
投下の敵は排除する!
そう、ならばこそ、オォォォォォーーール・ハイィィィィィィル・シィィィエェェェェェェェン!!!!!

742 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:26:28 ID:xNL9E2VH
さっきより、ずっと穏やかに、だけどずっと深く。
互いの息が互いに混じりあう。呼吸を交換し合う、という行為が海の中ではやけに鮮明だった。
文字通り、息をするのも忘れてしまう。
互いの唇の感触だけしか感じ得るものはなく、得るものは互いの呼吸だけ。
たったそれだけだというのに、それのなんと甘美なことか。
天井知らずの幸福は、ときに恐怖だ。ずっとこうしていたい。そう願ってしまほどに。
――とはいえ、人には限界がある
ライはともかく、運動になれていないナナリーの肺活量は小さい。そのため、すぐに息が切れてしまう。
数秒間キスをした後、僅かに苦しそうにし始めたナナリーを見てとると、ライは唇をそっと離し水上へと浮上した。
「――っぷはぁ!」
「――っはぁ!」
ばしゃん、と勢いよく水面を破る水音とともに二人は大きく深呼吸をする。
どうにもキスに夢中になりすぎて、ライも大分息を消費していたことに気付かなかったようだ。
もう一度深呼吸をして、息を整える。だが、何度も深呼吸をしても、いつまでたっても心臓は静まらない。
呼吸不足だけが原因ではないことぐらい、分っていた。唇は、未だに甘美な熱を帯びていて、引きそうにもない。
ライがどこか熱に魘されるようにナナリーを見やると、彼女はどこか含んだ笑みを見せ
どこか艶をおびた女性の表情と、少女特有の可愛らしさがない交ぜになった、艶美な笑みで告げる。
「・・・・・・・やっぱり、ライさんは海みたいです」
「?? どこが?」
「ふふっ、それは内緒です」
深いキスの後、意味ありげに微笑む彼女の言葉に、首を傾げるライ。
どこが海のようだったのか、何が海のようだったのか、それともあのキスが海のようだったのか。
頭をめぐらせ、考えても分らない。それは知識だけでは解き明かせない、乙女のロジック。

743 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:26:56 ID:QZAZpYWE
でろーーーっ…支援っ…

744 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:27:05 ID:/mJtjZy+
支援
>>740 音から察するに、迫撃砲かグレネードかな

745 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:29:26 ID:xNL9E2VH
女性は秘密が多いほど魅力的だ≠ネんて言葉があるけれど、なんとなく、その言葉の意味が分るような気がした。
それはまるで、秘密という名の花弁を多く身に纏い、美しく成長していく華だ。
ならば、自分は蜜の香り誘われ飛んできた蝶だろうか?
そんな益体もない自身の想像に、笑ってしまう。いくらなんでも蝶はないだろう、と。
「それじゃあ、さ・・・・ナナリー。もう一度、海に潜ってみない?」
だって、こんな風に暗にもう一度キスを迫る自分は、蝶みたいに綺麗ではないに違いない。
だから、自分はどんな醜悪な虫であってもいい。その華に近づくことが許されるなら、どんな虫であっても構いはしない。
ただ虫は甘い蜜の香りに誘われ、華の花弁を刺激するだけなのだから。
「・・・・はい、ライさん」
しかし、華は喜び了承する。頬を朱に染め微笑んで、とても嬉しそうに花弁を広げて蝶を懐へと招き入れるのだ。
蝶はどこか躊躇いながら、華の中へと蜜を吸いにゆく。
蜜を吸うことを許されているのは、世界でその蝶だけとも知らずに。
青い青い海の中、たった二人だけの優しい世界。たった数十秒しか続かない、その世界で
――蝶は、華に口付ける。


746 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:30:06 ID:/JCGFnFj
オォォール・ハイィィィル・ライナァァァナァァァァァア!!
支援

747 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:30:28 ID:QZAZpYWE
支援…迫撃砲を意識しました。(あたりです。

748 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:30:49 ID:xNL9E2VH
(NGシーン)(別名・没プロット+没会話)
<ナナリーを海に連れ出して、大波がきたシーン>→<波を避けてなかったら>
――ばっしゃーんっ
「きゃあっ!」
「うわっ!!」
「・・・・・・・」
「ご、ごめん、ナナリー。まさかあんな大波になるなんて思いも寄らなくて」
「・・・・・・・」
「わ、わ、怒らないで、えっと謝るから」
「・・・・違うんです・・・・・」
「え、何が違うの?」
「あの・・・・・・・水、着が」
「水着?」
ライ視線を下に→真っ赤な顔のナナリー →原因究明、3秒で判明 → 首で結んであったストライプが解けている
→ 結果、ナナリーの水着が取れる → ナナリーが必死に両手で前を隠している → それでもちょっと見えるむ・・・
「って、うわあぁぁぁぁっ!?な、な、ナナリー?!!?」
「さ、さきほどの波で解けてしまったみたいで・・・・・その・・・・・ごめんなさい」
「いや、謝る必要なんてないんだけど・・・・・その・・・・あんまり体を寄せると・・・・・・あの」
「で、でも、離れたら皆さんから見られてしまうかもしれないです」
「でも流石の僕も片手じゃ・・・・・・・・・・・・・・・・・皆から、見える?」
ライ、思い出したように後ろを振り向く → ミレイ達視線逸らしつつチラ見で苦笑+般若ルルーシュ
「わああぁぁ、みんな見てる!!」
「そ、そんなっ!ら、ライさん!!」
「ってナナリー、そんな体を押し付けたらダメだって!(ふ、膨らみが、ささやかだけど確かな膨らみがーっ!)」
その後、パニック寸前の二人にスーパーメイド咲世子乱入(水面を水きり走り)。場を治める。
                ↓

749 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:31:28 ID:QZAZpYWE
支援

750 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:32:15 ID:xNL9E2VH
「ライ、流石に早すぎると思うんだけどなー、保護者としても複雑よ〜?」
「いえ、誤解ですって、僕はですね」
「ラーイっ!ルルみたいに、誤魔化しちゃダメ!それはともかくとして、私も流石に早すぎると思うけど、愛の前に年齢は関係ないよね!」
「いや問題は、年齢とかそういうのではない気が・・・・・」
「海は人を解放的にするというが、まさか実直なライ君をここまで淫らにしてしまうとは・・・・海、恐るべし」
「リヴァル、君分ってて楽しんでるだろ?」
「女の子の、大事な所を触ったんだから責任とらなきゃダメですよね」
「に、ニーナ、これは事故であって」
「でも、事故でもなんでも女の子の胸に触ったのは事実よね」
「あ"、ぐ・・・・・・はい」
「男ならちゃんと責任を取らなきゃダメだよ、ライ」
「す、スザク、君までそんなことを・・・・」
「ライ様、殿方が恥をかかせてはいけません。お覚悟を決めるときかと。・・・ご婚礼はいつになさいます?」
「さ、咲世子さんそんなパンフレットをどこから・・・・・頼むからたまにはまともなフォローをお願いしますっ!」
「ライさん・・・・責任、とっていただけますか?」
「うぇぇっ!!な、ナナリーまで何を言ってっ・・・・・・!!」
「「「「・・・・・」」」」←ナナリー涙目+生徒会メンバージト目。
「・・・・・・責任、とらせていただきます」←土下座
わあっ、と盛り上がる一同。ライの背後に迫り来る幽鬼のごとき手。ガシリ、とライの肩を掴む。
ビクリと反応し、振り向けば、満面の笑みのルルーシュ。←殺す笑み。
そして、一言。
「月夜ばかりと思うなよ」
「・・・・・・・・」
結論→BAD END
没理由:マジでルルーシュが殺意の波動に目覚めかねないため。

751 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:33:49 ID:xNL9E2VH
以上、海に抱かれ後篇をお送りしました!
今回規制が厳しいようなのと、猿があまりにも怖いので3分間隔で投下してました。
・・・・が、見直すと投下待ちの人発見。焦りまくった自分であった。遅くてスイマセンw
しかしこのSSって甘いのかなぁ、どうなんでしょう?(味覚障害)

本編最後の最後で擬虫化と擬華化かよっ!と思ったかた、スイマセン。オチがなくってですね(大汗)
しかしなんとういうgdgd感!でもgdgd感に定評のあるマーマレイドオレンジのSSなら許容範囲内・・・・・っ!!
でも頑張ったんです・・・・・え、結果は全てに優先される? いや、本当にごめんなさい。
ちなみに○ルートのルルーシュはライが瞼にキスをしたところでは事情を察して血涙溜めて堪えて、ライの我慢の線が切れるのと同時に切れるというお兄ちゃん結構我慢したんですよルートです
×ルートでは瞼にキスした時点で堪忍袋の尾が切れてます。突貫しようとしたところをスザクに抑えられ、埋められるのです。哀れ。
本当はNGシーンと本編の流れで分岐しようかと画策していたのですが・・・・・長すぎるのでカットしました。(汗
↑のルルーシュが我慢してるシーンも丸々カット。帰還のシーンもカット!本編の描写も削り削ってこの量でした。
まじぇ自分、才能ねぇwぱねぇww
ちなみにこの海シリーズ・・・海の中でライをナナリーとキスさせたいがために作り始めたって聞いたらゆーはどうするね?

ところで、本編のあまりの悲惨さを友人に涙ながらに訴えたら
「だったらお前、自分でライナナ幸せR2作ってセルフで幸せになればいいジャマイカ」
「いや他の職人さんがもう作ってて、今から新設定とかねーわ」
「だったら今作ってる短編から伸ばしていけばいいんじゃね?」
「・・・・・・・・・・その発想はなかったわ」
――――本編の状況とプロット次第では、うちのライさん・・・・短編から長編へとシフトしそうですw
ナナリー、公式にあったように本当にお亡くなりになったのなら・・・・・我が忠義が目覚める時やもしれません。

752 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:33:59 ID:/mJtjZy+
支援
>>747 当たりましたか。

753 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:34:06 ID:QZAZpYWE
支援


754 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/19(火) 00:35:05 ID:/mJtjZy+
お疲れさまでした。単体間のリンクはいかが致しましょうか?

755 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:37:33 ID:QZAZpYWE
>>751
いやぁ、甘かったです。極甘でした。(笑
GJです。
本編もいいのですが、個人的には没の方が楽しめました。(笑
ライ×ナナの宿命です。(笑

756 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:38:29 ID:/JCGFnFj
>>751 マーマレイドオレンジ卿、GJでした!
受けよ!GJの嵐! ライナナ、それは我が忠誠の名前!
癒されるーーー!
ありがとうゴザイマシタ
この喜びは言葉では伝えきれないぜ!
首だけルルーシュ想像して吹いたww
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

757 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:39:43 ID:xNL9E2VH
そうですね・・・・○ルートと×ルート両方から跳べるようにしていただけたら幸いです
一応全部繋がってるかんじなので・・・。
いつもごくろうさまです!トーマス卿!
あ、あと↑の支援の方。本編、もう終わってますからね〜

758 :カズト:2008/08/19(火) 00:40:03 ID:qPwgYQLr
45分ごろ投下よろしいでしょうか?
>>751 一言!甘さが細やかでたまらない!!

「サトリサトラレ 対決編」
カップリング とにかくライカレ

復活!紅月カレン復活!!×∞
やはり、ヤンデレは救われねばなりません!

救えー♪よっぴーのようにー♪

マオの元に向かう怒りのカレン!!運命やいかに!!

759 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:42:27 ID:p89ScQPs
>>758
先に投下宣言した人がいたと思うよ。

760 :カズト:2008/08/19(火) 00:43:18 ID:qPwgYQLr
ではその次に行きますね

761 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:43:56 ID:QZAZpYWE
あ…じゃあ、今日は投下やめときますね。
おやすみなさい。

762 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/19(火) 00:43:58 ID:/mJtjZy+
これでいいかな……?訂正希望があれば仰ってください。

763 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:46:18 ID:/JCGFnFj
じゃあ僕も夜明けてからにします
これだけのライナナの後に投下する自信が無いし

764 :マーマレイドオレンジ:2008/08/19(火) 00:47:25 ID:xNL9E2VH
すげぇ、早ぇwwGJ&OKです、トーマス卿。
ただ、NGシーンの最後の一行「没理由:マジでルルーシュが殺意の波動に目覚めかねないため。」
が抜けてます。

765 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/19(火) 00:50:09 ID:/mJtjZy+
>>764 訂正しました。失礼しました。

766 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:50:24 ID:sLv8ZRde
で、結局誰が投下するの…?投下宣言してないからただ待つのみ…

767 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:51:12 ID:QZAZpYWE
カズト卿、どうぞ。

768 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:52:32 ID:/JCGFnFj
カズト卿、投下をどうぞ

769 :カズト:2008/08/19(火) 00:52:34 ID:qPwgYQLr
割り込む形にナってスマソ
ではあらためて

「サトリサトラレ 対決編」
カップリング とにかくライカレ

復活!紅月カレン復活!!×∞
やはり、ヤンデレは救われねばなりません!

では行きます!!

770 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:53:48 ID:/JCGFnFj
これが支援の全力全開!

771 :カズト:2008/08/19(火) 00:54:00 ID:qPwgYQLr
第六話 反撃!!

「あははははは!カレンより楽だったよ……つらいよねえ……
苦しいよねえ……感謝しなよお……僕が開放してやったんだかから……
さてと……カレンを引っつかんで、
彼女の前で、なぶり殺しにしてやるよ……
ん……な、何!?なんで、カレンが!?壊したはずなのに!!
あれ?C・Cもいるじゃないか!やっと僕の元に戻ってきたくれたんだ!
あああ!カレンの奴、僕のC・Cをぶったなあ!
許さない!あの女!ぶっ殺す!!」
そう言い放ちマオはハンドガンを持って、カレンを殺しに行った

(勢いで飛び出したものの、どうする?
あたしの攻撃は全て読まれてしまう……
最初の邂逅でそれは思い知らされた……
一瞬の隙でもあれば、つくれれば!)
マオの気配が近い!カレンはふと、
C・Cから聞いたマオの能力について思い出していた
(能力のオンオフができない…………!!)
ライへの思い、マオへの怒り、空腹による神経過敏それらが
カレンに一つの、一瞬の閃きをもたらした!!
カレンはマオの姿を捉える!!
(この手があった!!それもごく単純な!!)
カレンは最大級の怒りと侮蔑をこめてマオに対して強く念じた!!

(このぉ……ガキ!クソガキィィィィッ!!)


772 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:54:57 ID:xNL9E2VH
投下し終わったら、支援!これ、常識ね〜♪

773 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:55:37 ID:p89ScQPs
カズト卿の投下か。数多そうだな。
総員、弾幕を張れ!
支援

774 :カズト:2008/08/19(火) 00:56:29 ID:qPwgYQLr

一度壊したカレンに対して油断をしていたのか
「な!な……がっこのアマァ!!……っしまった!!」
一瞬頭に血が上ったマオは
心に隙を作ってしまった、そして気がついた時には、
目の前にカレンの拳があった!!
「ああああああああああああ!!」カレンは怒りをこめ、叫び、
右の拳をマオの顔面にたたきつけた!!
マオの体が後ろに飛ぶ!!

(い、痛い!痛い!!痛いぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!)
このまま一気にたたみかけようとするカレン、がしかし
マオは意外なことに、カレンに背を向けて悲鳴をあげながら
顔を抑えて無様に逃げ出した
(逃がさない!!)
マオは一つの部屋に転がるようにして逃げた!!
カレンもその部屋に突入した!!
マオがある方向に銃を向けている……
入り口近くの側の隅っこにうずくまるライがいた!!
マオはライに向けて銃を構えている!突き飛ばす余裕がない!
「お前のせいだあああ!!ライィィィィィ!!殺してやるぅぅぅ!!」

カレンは咄嗟にマオとライの間に割って入った!
カレンは後先など考えてはいなかった
ただ思った「ライを助けたい!」と……
子供でもはずさない距離であった……
そして、マオは引き金を引いた……

775 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:57:01 ID:/JCGFnFj
支援しようと思った時にはすでに支援をしているものだ!

776 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 00:58:29 ID:p89ScQPs
待機中の方が二名。そして今晩の見学者の多さ。3時に新しいスレ建てネイといけないね
支援

777 :カズト:2008/08/19(火) 01:01:09 ID:qPwgYQLr
第七話 決着!!

銃声が響いた
(……あれ?あたしどこも撃たれてない……?)カレンは戸惑っていた
しかし、一番戸惑っていたのは、この近距離で
急に銃身をあさっての方向に翻したマオ自身であった
「……あ、あれ?!なんで外しているんだよ!
僕は!!なんでだああああ!」
その隙をカレンは見逃さず、マオの銃を持ってる右腕つかんだ!
「銃を捨てろ!マオ!!」
「うるさい!邪魔をするなあああああ!!」
互いに銃を奪おうと膠着状態になる
「カ、カレン!!お、お前なんで……
ライをそこまで!!あ、あいつは薄汚い虐殺者だぞ……!!」
マオは弱みを突くが、言葉そのものに自信と力が無く
カレンにはマオの悪意が届かなかった
「あんたと違って、ライは苦しんでいた!!あんたはどうなのよ!!
そんな気持ちある!人の命を奪って苦しむ心が!!」
「ぐ……あ、愛する君にひ、秘密にしてたじゃ……」
「あんな過去誰だって言えるわけないでしょ!!馬鹿だわ!あんたって!!」
「君にギアス……」
「嘘ね!!それ!」
「な!!なんで!?(嘘だってバレた)」明らかに動揺していた
「やっぱり!!」カレン自身も驚いていた!
さっきの言葉が反射的に出てきた事が
そして、カレンは1つの答えにたどり着いた!

(そうか、そうだったのね……こいつはどんなに心の奥底を覗いても
ただ、「知ってる」だけ!コイツ自身が「理解」していなかったんだ!!
あたしには、わかる!
あたしの体が!あたしの心が!!ライを「知っている」!!
あたしの全てが!ライを「理解」しているんだ!!)

778 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:01:31 ID:/JCGFnFj
君が!投下し終えるまで!支援するのを!止めない!

779 :カズト:2008/08/19(火) 01:04:52 ID:qPwgYQLr

「ラ……ライの奴は……ライの……」
マオにカレンを崩せる言葉を探す事は、もはや……できなかった……
「もう結構よ、逆にあなたに尋ねるわ
あんた、C・Cとの時間で何を学んだの!!
C・Cにあんた自身が何を与えられるの!!」
「あ……ああああああ……」

「あんたと話をするのは、もう……うんざりよ!!
マオ……あんたは二度とライを語るなあああああああああああ!!」

「うわあああああああああああああああああ!!」
その言葉はマオにとって、「絶対遵守のギアス」そのものだった!!
もうマオには、銃を握る力さえなくなっていた
カレンは銃をひったくった!!
そして、カレンの右膝がマオの腹部に直撃した!
「お……ぐえ……」
「終わりだ……マオ……」姿を見せたC・Cが決着の言葉を告げた
そして、マオは膝から崩れ落ちた……


780 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:05:10 ID:/JCGFnFj
お前は次に「まさか、規制!」と言う
支援

781 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:05:35 ID:aXelCQja
なんかジョジョパロが多いな
支援

782 :カズト:2008/08/19(火) 01:07:41 ID:qPwgYQLr

マオ自身は疑問に思っていた
なぜ絶対に外さない距離で銃身を逸らしたのか
ふと、カレンを見てマオは青ざめた!
「う、うわああああああああ!助けて!C・C!!
僕にその女を近づけないでくれえええええええええええ!!」
マオはカレンから逃げようと、C・Cへ無様にすりよって行った

マオは気付いてしまったのだ
怯えたのはカレンの心の中に対してだ
カレンのライに対する思いに怯えていた
ライとカレン
二人が共に戦い、
共に助け合い、
心から愛し合い、
そして、それらを共に培ってきた日々を覗いた時、
自分と比較してしまい、
気付いてしまったのだ 今までの、自分の浅ましさ、醜さに……
そのカレンの心の奥を覗くのを拒否しても、
マオ自身の無意識が「覗け」と命令してしまう
カレンの持っている心の愛は、実はマオ自身が長い間求め、
憧れ続けたものだったからだ
そして、それはマオの精神を苛むものであった……
そして、思い知らされる……
それは、自分には永遠に手に入らないものだと……



783 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:07:56 ID:/JCGFnFj
私の支援は凶暴です

784 :カズト:2008/08/19(火) 01:08:50 ID:qPwgYQLr

銃身を外したのは、あの瞬間、マオの中で二つの選択肢が出ていた
当てるか、外すかである

しかし、それはマオに対してある矛盾をつきつけるのだった

カレンを殺すこと、それは、求め続けたものの否定
カレンを生かすこと、それは、今までの自分自身の否定

精神が幼いマオには、どちらも選ぶ事自体が不可能であった

こうして、マオは自分の土俵であった心理戦で完全敗北を喫した

785 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:09:25 ID:/JCGFnFj
普通に支援

786 :カズト:2008/08/19(火) 01:15:26 ID:qPwgYQLr
以上で投下終了です

次回でサトリサトラレは完結します

ゲームではライに対決という形であまり関わらなかったマオでした
出してみようと考え、ライと対決させようと思いましたが
イマイチぴんと来ない→愛を得たナナリーを加えよう→
うーん喝破できてもまだ足りない!!→やっぱりカレン!!

てナ感じで ライVSマオから カレンVSマオという形になりました

本編では、作戦によって倒しましたが
こういう直球ど真ん中もありですよね





投下宣言って、前の人が投下終了宣言して、しばらく、感想などを
書き込んで、ちょっとまって、投下宣言するのかと思いました
人数がいるのは、大変です 失礼いたしました

787 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:15:33 ID:Y45y6tsP
君は誰と支援する〜♪

788 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:16:05 ID:IdAHm0n3
支援

789 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:18:40 ID:xNL9E2VH
>>786
カブト卿GJ!
真実の愛が歪んだ愛を踏破する!まさに王道ですね!
ライが倒すのではなく、カレンが倒すというのも斬新でした。
とてもおもしろかったです。最終回、楽しみに待っております!

790 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/19(火) 01:19:22 ID:/mJtjZy+
>>786 保管完了しました。
このあと2つの投下があるとのことですが、私はもう落ちます。皆様、投下の際は支援よろしくお願いします。では。

791 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:20:01 ID:/JCGFnFj
>>786 カズト卿、GJでした!
心を読んだからこその敗北………深い
てっきり心を読んでもマオが避けるより早く攻撃という世直○マン方式かと
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!


……眠い……誰か支援して下さる方がおられましたら0130より投下します
当方は支援感想を歓迎します

792 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:25:18 ID:2nWuFFoI
支援します・・・眠い

793 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:26:57 ID:p89ScQPs
支援します。

794 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:27:57 ID:nzXqSawB
なんでこんな時間にこんなに人がいるんだ...こうなったら支援するぜ!

なあみんな、保管庫ができてから睡眠時間が減ったのっておれだけじゃないよな?

795 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/08/19(火) 01:29:54 ID:/JCGFnFj
眠いを我慢してるのがえおそうなのではゆみちなきまし
一週間以上空きました、長編はナナリーショックで進みません

まえがき

タイトルは「夢と誓い」です

注意事項

・ライナナです
・まえがき〜あとがきまで7レス程度です
・少し甘いと思います
・一部、書いてたら泣けてきました
・支援感想大歓迎です

それでは投下します

796 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:30:47 ID:IdAHm0n3
支援

797 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:31:18 ID:2nWuFFoI
支援

798 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/08/19(火) 01:31:27 ID:/JCGFnFj
外を見てみる、日差しは暖かく、風は穏やか
「それでは、行きましょうか、ライさん」
「あぁ、行こうか、ナナリー」
僕は恋人のナナリーと二人きりでの散歩に出かけた
シスコン・ザ・シスコン、ルルーシュは昨日一日僕とトレーニングをしていたため、今は筋肉痛でダウンだ
看護の為にシャーリーを呼んでおいたので、無闇に動くことも出来ないはずだ
その下準備のおかげでこうしてナナリーと、デートに行ける
……何故か木の上に咲世子さんを見かけたが気のせいだろう、気のせいだ、気のせいに決まっている!
「それじゃあ行こうか」
「はい、ライさん」
僕はナナリーの車椅子をゆっくりと押し、ナナリーとの他愛ない会話を楽しみながら歩く
ここのところ騎士団の活動が忙し過ぎて(ゼロ=ルルーシュが仕事を回してくる)あまり二人きりの時間を取れなかった
が、二人でいることで改めて実感する、僕にとってこの少女は誰よりも大事な人である、と
僕と二人きりの時間、楽しそうに笑ってくれる彼女を守る為なら何だってしてみせる、そう思えるほどに


租界の公園について、しばらく僕達は辺りをうろうろしていた
「どうしたのですか?ライさん」
「いや、二人きりで来たのは初めてだから」

799 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:31:46 ID:IdAHm0n3
支援

800 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:32:46 ID:nzXqSawB
支援

801 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:33:00 ID:p89ScQPs
おお、レポートは無事提出できたのか?
支援

802 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/08/19(火) 01:33:23 ID:/JCGFnFj
いつもはルルーシュがルート選択やら予定やらを事前に立てていたので
迷うことなく色々な所を回っていた
「やっぱり義兄さんは凄いな、ナナリーが退屈しないように「待ってください」……ナナリー?」
「ライさん、私は貴方と二人でいる時、退屈などしていませんよ
ライさんは私といると退屈ですか?」
「!……そんなことは無いよ、ナナリー」
「そうですか、なら予定なんて無くってもいいです
一緒に辺りを回るだけでも私は幸せですから」
「じゃあ、もうしばらくは公園をうろうろしようか」
「はい」

僕達はお昼前まで色々な場所に行った

「そろそろお腹が空きませんか、ライさん」
「そうだね……そろそろお昼にしようか」
僕達は広場へと向かう

ビニールシートを敷き、その上にバスケットを置く
そしてナナリーを車椅子からおろして昼食の準備は完了だ
「じゃあ食べようか」
「はい」
僕達は二人でお弁当を作ってきた、僕はナナリーの分をナナリーは僕の分を
「ナナリーのおにぎりは美味しいな……はい、あーん」
「ありがとうございます……あーん」
ナナリーの料理の腕はかなり上達している
最初はいびつな形だったが今ではかなり綺麗なおにぎりになっている

803 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:33:55 ID:p89ScQPs
支援
次の次に投下しよう。

804 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:34:15 ID:2nWuFFoI
支援

805 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/08/19(火) 01:35:51 ID:/JCGFnFj
スザクにこのことを話すとやたらと羨ましそうだったのが印象的だった
「ライさんの作った料理も美味しいです」
「ありがとう」
ルルーシュがいるときは咲世子さんに食べさせてもらっているナナリーだが
それ以外の時は僕が食べさせてあげる
少し恥ずかしかった僕達二人だが、咲世子さんの
「お二人は恋人同士でしょう」
の一声で決定したことだった

昼食も終わり、二人でのんびり会話をしていた僕達だが
「それで義兄さんは……ふぁーあ」
「あら、眠たいんですか?ライさん」
「うん、ごめん、ナナリー」
「ライさんはいつも忙しそうですし、今日はいい天気ですから眠くなるのもわかりますよ
少しお昼寝をされてはどうでしょう」
「うん……そう…させて……もら…うよ」
そう言って僕は意識を失った

夢を見ていた、かつて王であった夢を
母を妹を全てを失った愚かな王であった頃の夢を
しかし、僕は過去にとらわれない、今をナナリーと共に生きると決めたのだから

次は……これは一体?
ナナリーがエリア11の総督になっていた
僕達、黒の騎士団はナナリーを奪還するためにゼロと共に政庁へ攻めいった
そこに放たれた一発の弾丸……それは全てを飲み込んでいった

806 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:36:18 ID:2nWuFFoI
支援

807 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:38:12 ID:nzXqSawB
支援

808 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:38:43 ID:p89ScQPs
支援

809 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/08/19(火) 01:39:09 ID:/JCGFnFj
あそこにはナナリーが!
僕は絶望と共に機体を動かす……しかし、部下が僕を引き寄せ庇う
そして爆発に巻き込まれていく
僕は………僕は……僕はナナリーを…………うし……なっ…た?
「あ………あぁ……あぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
僕は叫ぶ、涙で何も見えない……認めたくない、大切な人をまた失ったことを、愛しい人に二度と会えないことを
「……ナ……ナナリー…………ナァァナァァリィィィィィーーーーー!!!」


「……りしてください!ライさん、しっかりしてください!」
僕はまどろみから覚め、ナナリーの声を聞いた
目の前には先ほど失った愛しい人
反射的に僕はナナリーを抱き締めた
「え……ライさん?」
「すまない………しばらくこうさせて欲しい」
「……はい」
そう言ってナナリーも僕を抱き締めた、その温もりを決して失わぬよう僕はその力を少しばかり強めた

「……落ち着きましたか」
「ありがとう、もう大丈夫だよ」
「なにか悪い夢でも?」
そのまま話す訳にもいかず、ただ
「ナナリーが……死んでしまう、夢を見た
僕の手の届かないところに、消えてしまう君を見たんだ」
簡潔に言うしか無かった
「僕は…君を守れなかった…光の中に消

810 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:39:49 ID:2nWuFFoI
支援

811 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/08/19(火) 01:41:43 ID:/JCGFnFj
「僕は…君を守れなかった…光の中に消える……君を!」
そこまで言うと、ナナリーから僕を抱き締めてきた
「大丈夫ですよ、ライさん……私は消えたりしません、貴方の傍にずっといます」
「ナナリー………僕も君の傍にいる、君を守る、必ず」
「ありがとうございます」

僕達は自然と顔を近づけ………
「おう、熱いね、お二人さん!ヒューヒュー」
顔を離す
「よお、ライ!こんなとこでデートたぁお前もすみに置けねぇなぁ、この色男!」
「お知り合いですか?」
「あぁ、少しね……帰ろうか、ナナリー」
「おっとお邪魔だったか悪りぃな!」
とりあえず玉城は後でボコボコにしよう
そう決意し僕はナナリーを連れ帰路に着いた

ナナリーの部屋で僕達は再び誓い合う
「ライさん、私は貴方と共にいます」
「ナナリー、僕は君と共にいる」
「「死さえも二人を分かつことなく、永久に二人でいることをここに誓う」」
意味は無く、されども大きな意味を持つ誓いを交わす
「……ライさん」
「……ナナリー」
二人の顔が近づき、その影が重なり、しばしその場を静寂が支配する

二つの影は名残惜しげに離れ、真っ赤になっている二人は共に微笑んだ

812 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:42:00 ID:2nWuFFoI
支援

813 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:42:36 ID:p89ScQPs
玉城貴様は便所掃除でもしていろ
支援

814 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/08/19(火) 01:44:07 ID:/JCGFnFj
支援ありがとうございました!
あとがき
…………ナナリー


レポート終わったけどナナリーショックがでかすぎて執筆回路がイカれてました
>>809の最後が切れたので>>811の冒頭に持ってってます

オチは特に無しです
ルルーシュをいじめようかと思ったけどそんな気力ねーです
玉城はライが後で泣くまで殴るのを止めなかったと考えてください
眠い………感想は朝にでも書いてください
次回も全力で投下いたします!





……………ナナリー

815 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:46:09 ID:p89ScQPs
>>814
乙and GJ
しかし、せっかく咲世子さんの存在を振りで入れてるなら、玉城を抹殺するシーンを入れても良かったのでは?

816 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:47:41 ID:2nWuFFoI
いいや限界だっ!書くねっ!
・・・ナナリー・・・
全力支援者Y卿GJでした。この胸の切なさをどうしてくれる!


何よりもシャーリーと二人きりのルルが気になっt

817 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 01:49:49 ID:p89ScQPs
>>761
起きておられますか?投下なさるなら支援いたしますが・・・。

818 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 02:01:35 ID:p89ScQPs
他の方が投下されないようなので、2時5分から投下します。

819 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 02:07:41 ID:p89ScQPs
時間になったので投下します。
『世界の色』の9話目です。本当は全開の放送までに書きたかった内容で、ナナリーが生存するならこういう形だろうなという期待をこめた作品だったんですが、公式発表が・・・。まあ、ゲームの続編で期待することにしましょう。
今回は、ライに念話してくる謎の声が中心になるかと・・・。
起きておられる方がおられたら、2,3回支援をお願いします。多分5レスほどで済みますが、上で連続投下してるので。

820 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 02:09:26 ID:IdAHm0n3
支援

821 :銀飯:2008/08/19(火) 02:10:44 ID:p89ScQPs
それでは投下します。

『世界の色9@』

「ナナリー・・・。」
(僕が何者か、か。)
『難しい質問だよね?』
(確かにな。狂王と称されたラインハルト・スメラギ・ブリタニアとしての過去、ナナリーと過ごしたライとしての過去、そして黒の騎士団の戦闘隊長としてナナリーの自分の目の前にいる現在。一体どれが本当の自分なのか?)
「先輩・・・。」
狂王としての過去を教えられているアリスにとって、ナナリーの質問に対して苦悩しているであろうライの姿は直視できるものではなかった。
「ナナリー、僕はね・・・。」
(先輩!?言っちゃ駄目!)
(昔、ギアスに犯されたマオは僕のことを“この偽善者が!”と罵った。ナイト・オブ・テンは僕のことを“同類”と呼んだ。その言葉に僕は否定できなかった。つまり・・・、僕の本質は今も昔も変わっていない。殺戮者、すなわち狂王!)
「僕は黒の騎士団の一員で戦闘隊長なんだ。」
しかし、実際にナナリーの質問に対して答えたのは、黒の騎士団の幹部としての現在の肩書きだけだった。
(今は、まだこれだけでいい。狂王と呼ばれた過去は今言うべきことじゃない。)
『ふうん、優しいんだね。』
(いいや、偽善さ。)
『でも、僕はそんな君を嫌いじゃないよ。』
「先輩・・・。」
ライの答えにアリスの心中は複雑だった。ライのナナリーに対する優しさに嫉妬すると共に、自分だけがライの出自を知らされているということに、優越感に浸っている自分がいるからだ。
「そんな・・・。ライさんが・・・。」
自分の目の前に今になって現れたことを考えれば当然返ってくる答えだったが、ナナリーはやはりショックだった。
(それに、ライさんはまだ何かを隠している、そんな感じがします。)
「そして、黒の騎士団のCEOであられるゼロ様の盟友であり、超合衆国連合を束ねる宰相閣下であらせられます。」
「!?」
「で、では!?あの青い機体のパイロットが影の宰相!」
ライの力量とゼロとの関係を知っているアリスは驚かなかったが、ナナリーとミス・ローマイヤは動揺を隠しきれなかった。
「僕自身、そんなつもりはないんだけどね。」
(ルルーシュに協力していただけなんだ。)
そうナナリーに教えてあげたい気持ちをライは懸命にこらえた。


822 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 02:12:06 ID:IdAHm0n3
支援

823 :銀飯:2008/08/19(火) 02:12:30 ID:p89ScQPs
『世界の色9A』

「なら、ライさん!投降してください!」
「な!?」
「ナナリー!?」
「総督!?」
「ナナリー様!?」
ナナリーの願いに全員が驚愕した。
「私はゼロのやり方はやはり間違っていると思うのです。世界はもっと違ったやり方で優しい世界を作れるはずです。そのために、一刻も早くこの戦いを終わらせ、優しい世界を作るために協力して欲しいんです。だから投降してください。」
ナナリーにとってそれはかけがえのない願いだった。
『でも、そのためにルルーシュは自分の手を汚し、この戦いを起こしたのにね。無知って罪だよね?』
(確かにな。でも今は・・・。)
「ナナリー、残念だけどそれはできない。君がエリア11総督という立場にあるように、僕も黒の騎士団の戦闘隊長という立場にあるからね。たとえ君の頼みでもそれを受け入れることはできない。黒の騎士団戦闘隊長ライ、その名において君を拘束させてもらうよ。」
そう言い終わったライはルシフェルのデュランダルをナナリーが乗る専用機に向けた。
「ライさん。」
ナナリーは悲しかった。最愛の人が自分に刃に向けていることもそうだが、それ以上にいつの間にか立場と言う名の壁ができていた。そのことがとてつもなく悲しかった。そんな自分とは違いライに寄り添うアリスに怒りを覚えていた。
(なぜ、マークネモを出せないのでしょう?あっ、ライさんが乗っているのですね!でもそれは、私の機体ですよ、うふふふふふ。)


824 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 02:14:05 ID:IdAHm0n3
支援

825 :銀飯:2008/08/19(火) 02:14:32 ID:p89ScQPs
『世界の色9B』

一方、政庁より少しはなれたトウキョウ租界上空では紅蓮聖天八極式とランスロット・コンクエスターの決着がまさにつけられようとしていた。
「カレン!その裏切り者を殺せ!」
自分を裏切り、父であるブリタニア皇帝シャルル・ジル・ブリタニアの走狗と成り下がった旧友スザクへの未練を断ち切るように、ルルーシュはカレンに命令した。
「スザク!ここで死にな!」
カレンの叫び声と共に、紅蓮の右腕の輻射波動腕の爪がKMFとしての機能を失ったランスロットに振りかざされた。
(僕は、俺はここで死ぬのか?いや、俺は8年前のあの日にとっくに死んでいたはずだ。ずっと自分に嘘をついて生きてきたんだ。)
スザクの脳裏に浮かんだのは、自分が殺した父の亡骸だった。
(ブリタニア軍に入ったのも・・・。だけどライ、そんな死にたがりだった僕に自分の信じる道を突き進めっていってくれたよね。僕の選んだ道は正しかったのかな?)
様々な思いがスザクの脳裏を駆け巡り、死を受け入れようとランスロットのスロットから手を離した。しかし・・・、
『生きろー!』
キュイーン!キャシャン!
スザクの眼の周りが赤く輝き、スロットを再び握り、搭載された究極消滅兵器フレイヤを放った。放たれたフレイヤ弾頭を紅蓮は難なくかわしたが、もしこの時紅蓮がゲフィオン・ビットを放つか、つかみとって起爆を解除しようとすれば悲劇は起こらなかったかもしれない。
しかし、この時カレンはフレイヤの危険性を認識していなかったし、そもそもゼロであるルルーシュから聞かされていなかったので、知りようがなかったのだ。
「あれは?スザクの言っていたやつか!?」
自分を売りはなった人間の言うことなど信用できないと、タカをくくっていたが、それがルルーシュの間違いだった。
フレイヤはトウキョウ租界の上空に舞い上がり、緑色の怪しい光を放ち始めた。」
「あれは、フレイヤ!?全部隊、この空域から離脱するぞ!」
グラストン・ナイツの唯一の生き残りである何某(ごめん、名前知らないんだ)は、政庁から守備部隊を離脱させ、それを確認した黒の騎士団の千葉も、部隊に退避命令を出すと共に、ライと朝比奈に離脱するように勧告した。しかし、朝比奈は勧告を拒絶した。


826 :銀飯:2008/08/19(火) 02:15:43 ID:p89ScQPs
『世界の色9C』

一方、ライは・・・。
『早く逃げて。』
(どうやらそうとうまずい状況みたいだな。)
千葉から政庁上空のブリタニア軍の守備部隊の異様な動きを聞いたライは自分たちのおかれている状況がかなりまずいことを理解した。デュランダルを収め、シールドを全開にしたが、
『それじゃあ、助からないよ。仕方がないね。』
「なっ!?」
「先輩!?」
ライのルシフェルは全速力で外に逃げようと動き出した。ライ自身はルシフェルで逃げようとする意思は全くなかったが、体がその意思に反して勝手に動いているのだ。
「馬鹿な!?何をしているんだ、僕は?」
『君を助けるためさ。』
「ふざけた真似はやめろ!V.V.!」
ライは自分に念話してくる少年の名を罵倒した。ライの思いに反してルシフェルはナナリーの乗る専用機から離れていく。
『言ったはずだよね?「その時が来るまでおやすみ。」って。でも、今はまだ「その時」じゃないよ。だから・・・、勝手に死ぬのは許さないよ。』
「ま、まさか、お前は!?」
ライの脳裏に浮かんだのは、黄昏の間で自分の腕の中で満足そうに息を引き取ったV.V.の微笑む顔だったが、その人物はV.V.ではなかった。
(また失うのか?あのときのように・・・。守るべきものを、愛すべきものを・・・。絶対にイヤだ!何か、何か方法はないのか?)
感情の高まりと共に、禍々しいものが自分の体内を駆け巡り、ライの視界は真っ赤になった。
(ギアスの暴走!?こんな時に!?いや、これをうまく使えば・・・。)

○ 自分にギアスをかける
× 自分にギアスをかけない


827 :銀飯:2008/08/19(火) 02:16:58 ID:p89ScQPs
投下終了です。次回で最終回にしようかと・・・。まあ、ラストは予想通りのベタな展開になります。

828 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 02:18:21 ID:IdAHm0n3
グラストンナイツの生き残りはクラウディオですよ。
支援

829 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 08:15:28 ID:/JCGFnFj
オハヨウゴザイマシタ
>>827 銀飯卿、GJでした!
とりあえず○で
………信じてますよ
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!


感想返しです
>>815 咲世子さんはライの昼寝中に敵を排除してたと脳内保管してください
あの瞬間は身悶えしていました、たぶん

>>816 私も切ないので無理です、というか自分のSS読んで泣くってorz
ルルーシュはC.C.とシャーリーの鉢合わせで煽るC.C.勘違い全開のシャーリー
を書こうとしましたが無理でした、すいません

感想ありがとうございました!
次も全力で投下します!

830 :全力支援者Y ◆7RZOliBygM :2008/08/19(火) 08:18:22 ID:/JCGFnFj
コテ忘れてたorz
>>829は私です、全力支援者Yです!
ID見れば分かりますが念のため

831 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 09:58:34 ID:ZGSRl8VH
>>830
コテは投下時だけでお願いします

832 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 10:15:30 ID:QZAZpYWE
おはようございますです。
もし支援あるようでしたら、昨日の夜投下しなかった分投下したいのですが大丈夫でしょうか?


833 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 10:16:33 ID:/JCGFnFj
>>832 どうぞ

834 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 10:17:30 ID:QZAZpYWE
ありがとうございます。
では、投下いたします。
支援よろしくお願いいたします。

タイトル「蒼天の騎士(13) 奪還」です。
カップリングは、ライ×ナナリー。
でも…いいのかなぁ…ライ…君…カレンにばれたら殺されちゃうよと書きながら思いました。

なお、相変わらずスザクはかませ犬状態です。
スザクファンは、逃げてください。


835 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 10:19:15 ID:/JCGFnFj
全力で支援!

836 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/19(火) 10:19:29 ID:QZAZpYWE
「ナナリー皇女殿下、お食事の時間でございます」
ドアが開かれ、食事が運び込まれる。
(またあの人だ。)
他の人とは同じようで違う…まるで人形のような感じを受ける人。
それがジェレミア・ゴッドバルトへのナナリーの第一印象だった。
しかし、それは間違いに気付く。
ここに連れて来られてからというもの、彼は親身になって私の世話をしてくれる。
その行動と言葉に打算や嘘はなく、やさしさと思いやりに溢れていた。
スザクさえ信用できず、ただ一人の孤独な彼女にとって、接した時間は短いものの彼は唯一の安心して話せる人物になっていた。
そして1日まったく彼が姿を見せなかった翌日、彼は私に希望という名の光を持ってきてくれた。
「ライ卿がまもなく迎えに来てくれるはずです」と…。



蒼天の騎士(13) 奪還


エリア11某所…
「こちらジノ、準備できたぜ」
「…終わった…」


837 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/19(火) 10:22:47 ID:QZAZpYWE
ジノ、アーニャの部隊配置が終わったようだ。
地上部隊の配備も終了の連絡が来ている。
「各自聞いてくれ。作戦開始は、5分後の14:00。
ジャミング解除後は各自指示された作戦に従い行動。
最終作戦目的は、ナナリー皇女殿下の無事保護と枢木スザクの確保である。
各自の奮闘を期待する」
そこまで言い切り、しばしおいた後続ける。
「大っぴらに「危なくなったら逃げろ」なんて言えないけど、死んだらナナリー皇女殿下が悲しまれるからな。
各自、それだけは覚えておいてくれ」
そこまでいうと無線を切った。
(ナナリー、もう少しだ。後もう少しだけ待っていてくれ。必ず迎えに行くから)


838 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 10:22:48 ID:/JCGFnFj
支援ウェーブ!

839 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/19(火) 10:23:52 ID:QZAZpYWE
同時刻、中華連邦某所…
「ゼロ、全部隊配置が終わった」
作戦画面に駒がきっちりそろった図が映し出される。
「よし、すべてそろったっ。これより5分後の14:00より作戦を開始する。
作戦目的は、敵施設の完全な破壊とデータの破棄、さらに敵組織員の完全な捕縛あるいは殲滅である。
特に首謀者と思われるV.Vに関しては必ずだ。生死は問わない。
きつい作戦かもしれんが、相手はどんな手を使ってくるかわからん。
各自気を引き締め、注意して実行して欲しい。以上だ」
言い終わると蜃気楼のシートに身体を預ける。
(のちの歴史が、この作戦を虐殺と非難しょうが記録しょうが関係ない。今を生きる我々にあの組織は邪魔なだけだ。
ナナリー…俺の手は血で汚れすぎたのかもしれないな…)
苦笑し、自分の手をじっと見る。
(ライ……ナナリーを頼んだぞ)
そしてモニターの時間が14:00を指す。
「よし作戦を開始せよ」
ゼロの合図で作戦が動き出した。


840 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 10:24:16 ID:/JCGFnFj
支援ー斬!!

841 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/19(火) 10:25:31 ID:QZAZpYWE
14時ジャスト…施設内に作られた簡易警戒網が、一斉に警告を鳴らし始める。
施設の周りにいくつもの識別不明機をセンサーが捉えたためだ。
「どう言う事だっ」
「わかりません。いきなり沸いたかのように一気に…」
(どうやら特殊なジャミングみたいだな。知ってる限りではここまで見事なジャミング出来る機体というのは、既存機ではなかったはずだが…。)
だが確認は後だ。
まずは、現状を打破しなくては…。
スザクはそう結論すると各自に指示を出していく。
「ナナリーがこちらの手の中にある限り、連中はここには手が出せないはずだ。
確実に彼女を守り通せ。後、ナイトメアを動かせるやつは僕に続け。連中を一気に蹴散らす」
出現した敵に比べ、数こそ少ないがV.Vより与えられた兵士は、かなりの腕を持つものばかり。
また、与えられたナイトメアフレームもガウェインの先行量産型ガルスである。
そして、ナイトオブセブンの自分が操るランスロット・ネメシス。
ジノやアーニャが出てきたとしても自分が二人を抑えれば、サザーランドやグロースター中心の他の機体はガルスがすべて叩き落す事になる。
後は二人を牽制しつつ、各自分散してV.Vのいる教団本部に向かえばいい。
そしてスザクの考えは、間違いなく現実になるはずだった。
たった一つ、ライの操る蒼天という予想外の戦力がなければ…。

842 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 10:26:05 ID:/JCGFnFj
俺のこの手が光って唸る!規制を倒せと輝き叫ぶ!
砕け!必殺!支援ニング・フィンガーーー!

843 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/19(火) 10:26:42 ID:QZAZpYWE
迎撃に上がってくる敵ナイトメアフレームを確認しつつ、後方で全体指示をするライの乗る蒼天に視線を向けるジノ。
({スザクは一騎当千のパイロットだが、それ以上でもそれ以下でもない。ジノとアーニャがスザクを抑えてくれたら楽に勝てる戦いだよ」)
やつはそう言い切ったのだ。
「行くぜ、アーニャ。スザクを抑えるぜ」
「うん、わかった。…でも倒さなくていいの?」
「ああ、抑えるだけでいいってさ。…ライのお手並み拝見といこうかねぇ…」
そう言うと先陣を切って迎撃に上がってくるランスロットを確認し、戦闘に入っていった。

(やはりいたか…ジノ、アーニャ…。だが、予想通り。これなら勝てる……ん?)
ジノとアーニャの後方に蒼い見慣れぬナイトメアフレームが戦いを静観しているのがスザクの目に入る。
しかし、それを疑問に思う暇なくジノとアーニャの攻撃が始まる。
二人との戦闘に集中するスザク。
しかし、3分後自分の予想の甘さと状況確認の甘さを後悔する事になる。

844 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 10:27:21 ID:/JCGFnFj
支援!それは我がコテハンの名前!

845 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/19(火) 10:28:21 ID:QZAZpYWE
「アーウェン、ルパード、二人はA10を左右から追い込め。クリスは、援護を…」
蒼天のコックピット中に映し出される戦略図を確認し、一機一機に指示を出す。
経験の浅い騎士が多いものの、常に2機以上で1機に当たるという戦法と作戦空域の敵の無線と情報リンクの遮断、そしてライの指示によって戦局は始終味方有利で進んだ。
そして時間が経てば経つほど味方の有利さは増加していく。
状況把握や味方との連携を封じ込まれてしまえば、少々のパイロットの腕や機体の性能の差ぐらいでは覆すのは難しい。
ましてや、的確に情報を整理し、的確な対応をされてしまえばなす術もない。
それこそ、スザク並みの戦闘能力を持ってすれば。別だろうが…。
その結果、戦闘開始時の敵味方の比率は、味方2.5対敵1だったが、1分後には5対1になり、2分後には8対1…そして3分後…戦場の敵機はスザクだけになっていた。

戦闘が始まり、スザクはすぐに戦場の違和感に気が付いた。
味方からの通信がまったくないのだ。
それだけでなく、敵味方識別のセンサーの不調かジャミングの為なのか、広範囲の味方や敵の動向がまったくつかめない。
またよりスザクの孤立感を高め不安を煽っているのは、ジノ、アーニャのあまりにも積極性のない攻撃や動きであった。
「どうなっている?」
あまりの違和感にまさに戦場で孤立している…そんな感じさえしてしまう。
そして3分後…いきなりセンサーは今までの不調が嘘のように正常作動に戻り、通信が回復する。

846 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 10:29:00 ID:/JCGFnFj
受けよ!支援の嵐!

847 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/19(火) 10:30:24 ID:QZAZpYWE
その結果…センサーには味方は自分以外現っておらず、無線からはライの降伏勧告が入ってくるという現実が突きつけられた。
「枢木スザク、君以外の者は、撃墜されるか投稿した。また、地上施設も制圧が終わっている。素直に降伏くれ…」
まるで狐に摘まれているかのような現状が信じられなかった。
今までとはまったく勝手の違う戦いに戸惑う事しか出来ない。
だが、目の前に近づいてきた蒼きナイトメアフレームがライのものだと言う事だけがわかる。
「お前さえ、倒せばっ…」
ギアスを使い、一気に近づき切りつけようとする。
しかし、動けないはずの蒼いナイトメアフレームは、スラッシュハーケンを放ちランスロット・ネメシスの動きを牽制する。
普段のスザクなら気が付いたかもしれない機体の頭部に光る微かな光…簡易ギアスキャンセラーの存在。
しかし、戸惑いと恐怖に支配されつつあるスザクが気がつくはずもない。
「な・なぜだっ…なぜ、動けるっ…」
「さてね、それは自分で考えたらいい…」
一気に加速し、ランスロット・ネメシスに迫る蒼天。
ランスロット・ネメシスからスラッシュ・ハーケンが放たれるが、あまりにも単調な動きに牽制にもなっていない。
恐怖に駆られ、ギアスを何度も発動させるものの、蒼天の動きは変わらない。
「ギアスに頼り、本当の自分の戦い方をしなくなった…スザク、君の負けだ。」
その声と共に一撃がランスロットを襲う。
辛くもそれを避けるが蒼天の刀状のMVSが再び次の一手を繰り出してくる。
加速し距離を開けようとするが、重武装のランスロット・ネメシスの加速性では青天を引き離す事さえ出来ない。
そして、蒼天の一撃がついに逃げに回るランスロット・ネメシスのフロートシステムに当たる。
バランスを失い墜落していく。

848 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 10:30:53 ID:/JCGFnFj
受けよ!支援の嵐!

849 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/19(火) 10:32:01 ID:QZAZpYWE
なんとか地上激突は避けたものの、転がるように不時着するのがやっとだ。
不時着の際、手足が吹っ飛び機能を失っていく。
そして完全に止まった時、そこには鉄屑と化したランスロット・ネメシスがあった。
動かなくなったランスロット・ネメシスから、なんとか這い出るように出たスザクをライはすでに到着し待っていた。
「ライ…っ…」
ライの姿を確認し、掴みかかろうとするスザク。
しかし、墜落際に受けたダメージの為、身体中に痛みが走り思うように動かない。
その普段のスザクからは考えられないようなとろい攻撃を難なく避けるライ。
「お前さえ…お前さえ…いなければ…お前さえ…」
当たる筈のない攻撃を繰り返すスザク。
そして攻撃を避けるライの目は憐れみと悲しみの色に染まっている。
何度かの攻撃を避けた後、ライは決意したように拳を握る。
「やり方を間違ったら、結果を出ても意味がないんじゃないのかっ…スザクっ…」
ライは、吼えるようにそう言うと鳩尾に強力な一撃を入れる。
それでスザクの意識は堕ちた。

850 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 10:49:24 ID:IdAHm0n3
支援

851 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/19(火) 10:49:56 ID:QZAZpYWE
その二人の様子を見ているジノとアーニャ。
「すみません、ジノ、アーニャ、スザクの連行とランスロットの回収お願いします」
「ああ、わかっているよ。さっさとお姫様のところに行ってきな」
「そうそう…」
二人は、そう返事をするとテキパキと部隊に指示を出していく。
それを確認しナナリーを向かいに行くため、僕は地上施設に入っていった。
いくつか角を曲がり、施設の最深部にたどり着く。
そしてその1つの部屋のドアの前にいくつかの死体と門番のように立っているジェレミアの姿があった。
彼は、僕に気が付くと恭しく敬礼した。
「お待ちしておりました、ライ卿。ナナリー様が中でお待ちです」
「ああ、ありがとう…」
逸る心を何とか押さえ、ドアを開ける。
そして、その部屋の奥にあるベッドの上に座り込んでいる彼女を見つけた。
「ライ…さん?」
僕は、気が付くと駆け出し、ナナリーを抱きしめていた。
「ごめん、ナナリー…遅くなったっ…」
まるで力を弱めると消えてしまうのを恐れるかのように強く強く抱きしめる。
華奢な身体と甘い香がよりナナリーの存在感を感じさせてくれる。
「痛いです…ライさん…」
そう抗議の声を上げるもののうれしそうに微笑むナナリー。
そして、しっかりと僕を抱きしめ返してくる。

852 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 10:50:41 ID:IdAHm0n3
支援

853 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/19(火) 10:51:51 ID:QZAZpYWE
気が付くと二人は互いの唇を重ね合わせていた。
それはカレンとするようなディープキスではなく、ただ唇を軽く合わせただけのソフトキス。
それでも互いの思いが確認でき十分だった。
そして、我に返りお互いに顔を真っ赤にしながらも名残惜しそうに離れる。
「さあ、帰ろう…ナナリー」
「はい。ライさん」
二人は互いに微笑みあい、ライがナナリーを抱きかかえる。
ナナリーの顔がますます赤くなる。
しかし、彼女はその行為を拒絶することなく、ライの首に手を回す。
その姿は、伝説の中のまさにとらわれの姫を救い出した勇者のように見えた。


なお、開かれたドアの向こうでは、若い二人の再会を見て見ぬ振りをしているジェレミアがいたが、二人はまったく気にしていなかった。



854 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 10:53:00 ID:IdAHm0n3
支援

855 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/19(火) 10:54:15 ID:QZAZpYWE
以上で13話終了です。
皆様、支援ありがとうございました。

なお、ランスロットの名称は、アベンジャーからネメシスに変わってます。(笑
こっちの方がらしいかなぁと…。

なお、設定を…
●ランスロット・ネメシスLancelot nemesis
 ランスロットが教団の手によって改修されたもの。
かなり手を入れられており、KMFとしては最強クラスの出力と戦闘能力を誇る。
しかし、本来バランスよく設計されていたランスロットの利点が失われているのとスザクの人格改造により、性能を使いきれていない部分が大きく作用しており、今回の戦闘ではいいところなし。
カラーリングは、黒と赤をベースにしており、かっての白騎士というイメージはなくなっている。

●蒼天 blue sky
 ライ専用に開発されたKMF。月下の流れを汲んでおり、暁とは兄弟機となる。
また、特区日本で開発されたため、純日本製の流れとブリタニアの流れをブレンドされて作られた。
輻射波動は、機能を限定し小型化。(あくまで接近戦での使用と盾としての使用限定)その為、左手でも武器を持ち運用する事が可能となっている。
基本スペックの底上げも行われているが、おもに機動力を重点にパワーアップされている。
武器の選択によってあらゆる局面に対応できるが、特に秀でている部分はない。
他の機体との最大の違いは、電子戦装備の充実だろう。
情報という戦場での最も重要な要素を支配し、操る事がこの機体の最大の武器である。






856 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 11:47:09 ID:/JCGFnFj
支援してたら猿が来たorz
というか初猿が支援って……支援者としては本望か

>>855 あしっど・れいん卿、GJでした!
支援が途絶えて申し訳ありませんでした
ジェレミアがさりげなくカッコいい!
スザクがスザクという名のオリキャラ化してる気がしましたが
狂気に染まった上に人格変わってるならこれもアリ、かな?
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

857 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 12:33:15 ID:gw5BeIXR
あしっど・れいん卿、GJ
そして筆の速さに脱帽。
スザク思いっきり噛ませ犬ですね。まるで一期のジェレミアのよう。
まあ他のssだと結構優遇されてるキャラですから
一個や二個ぐらいこんな扱いしてるssがあってもいいんじゃないですか?



858 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 12:58:30 ID:JvYdSHib
一時位に投下します。

859 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 13:00:28 ID:/JCGFnFj
支援を開始しました

860 :ナカオケンタロウ21歳 ◆ym.lHDAxZw :2008/08/19(火) 13:03:19 ID:JvYdSHib
時間がきたので投下します。

カップリングはないです。

19話にライが居たらという話です。テンデ卿のssとカブってしまいました。

ライ壊れます。最初シリアス、途中ネタ以上

861 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 13:03:51 ID:/JCGFnFj
全力で支援!

862 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 13:09:09 ID:t/84vMAj
支援!

863 :燃えよ!ライ:2008/08/19(火) 13:11:19 ID:P6BTIjmD
今僕は大変な状況に居合わせている。
トウキョウでの戦いの後、ブリタニア第二皇子シュナイゼルが交渉の為イカルガまでやって来たのだ。
この交渉の場にゼロ・・・ルルーシュは居ない。
(僕がナナリーを救ってさえいれば、ルルーシュが苦しむこともなかったのに!)
僕は自分の力の無さを呪った。
だが、今は目の前のことに集中しなければ。
シュナイゼルによって、ゼロの正体・ギアスの存在・それにより起きた特区の事件。
そして、シュナイゼルは黒の騎士団全員にルルーシュがギアスを掛けたのかもしれないとくだらない憶測を喋り、止めにこう言い放った。

「私とて彼のギアスに操られていないという保障はない。そう考えると、とても恐ろしい。」

コイツは何を言っている?ギアスを知っていても、ルルーシュがどうやってギアスを掛けるかを知らないだろう?
しかも、黒の騎士団全員にギアスを掛けているだと?
ルルーシュはそんなことしていない。これは言い切れる。
彼を信頼してるからこそ、自身を持って言える。

864 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 13:12:47 ID:/JCGFnFj
支援は幸せ

865 :燃えよ!ライ:2008/08/19(火) 13:13:12 ID:P6BTIjmD
シュナイゼルはルルーシュの引渡しを要求してきた。
そこに扇さんがブリタニア人の女性と共にやって来て、こう言った。
「条件があります。日本を返せ。」
はっ?この人は何を言っている?信じた仲間を裏切る?自分を許せない?
ここ居る全員が完全にシュナイゼルのことを信じている。
「ライはこの意見賛成だよな?」
扇が僕に意見を求めてる。
「戦闘隊長どうなんだ?」
藤堂も同じく・・・
「ならば、ゼロの変わりに彼を黒の騎士団のリーダーに!」
ディートハルトは変なことを言ってる。
「そうだ!俺もその意見賛成だぜ!」
玉城ちょっと黙れ。
「君はどう思うのだ?意見を聞かせてくれないか?」
シュナイゼル・・・てめぇは俺を怒らせた。
ダーン!!!!僕は机を叩き立ち上がった。
「お前ら・・・ちょっと黙れ。で俺の話聞け!」

866 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 13:13:44 ID:/JCGFnFj
支援、それは我が忠誠の名前!

867 :燃えよ!ライ:2008/08/19(火) 13:14:31 ID:P6BTIjmD
「ライ何を言って「変なリーゼントちょっと黙れ。」え?」
「おい何言ってんだ「黙れ。役立たずのアホ。」え?」
とりあえず、うるさい扇、玉城を黙らせた。
「何だこの殺気は?」
「何者だ?こいつは!」
藤堂とコーネリアは俺の殺気に感じ、動けなくなっている。
シュナイゼルだけは、動じてないみたいだな。
まあいい、説教始めようか・・・
「まず、扇!てめえだよ。」
「どうしたんだライ?「話聞け!」はい、すいません。」
「お前さ・・・ルルーシュが黒の騎士団欺いてたみたいなこと言ってたよな・・・
自分はブリタニアの女連れこんどるやろうが!!!!」
「待ってくれ!これには理由が!」
扇が弁解の言葉を吐いてきた。それを遮るように叫んだ。
「お前言ってることとやってることが矛盾してんだよ!ついでに髪型どうにかしろ!」
扇が白く灰になった・・・やはり髪のことは弱点だったか。

868 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 13:15:02 ID:/JCGFnFj
支援は全力で!

869 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 13:15:08 ID:OPMLmXay
口調変わってるーー!!w
支援

870 :燃えよ!ライ:2008/08/19(火) 13:16:18 ID:P6BTIjmD
「はい。次ぃ・・・藤堂ちゃん。」
「ぐっ・・・私が何を?」
ちょっと、びびってるみたいだな。まあ容赦しないがね!
「アンタさあ、ルルーシュに助けられた時(自分の命、お前に預ける!)みたいなこと
言ってたよな?」
「確かに言ったが、それがどうしたのだと言うのだ?」
「お前、日本人だろが!男が命預けるって決めたら、その人を死ぬまで信じるのが
男だろうが!その残り、少ない髪むしり取るぞ!」
藤堂も白く灰のになった・・・やはり年取ると髪系の攻撃は精神的にやられるみたいだな。
さてとめんどくさいから、結論ぶちまけるか。
「というか、お前ら敵の言うこと信じすぎ。ギアスを掛けられてるかもしれない?
そしたら、簡単に裏切らないようにギアス掛けとるわ!気付けアホ!
後ゼロいなかったら、ここまで来てないだろうが!」
みんな黙った。しかし僕は続ける・・・
「日本返せ?超合衆国作ったばっかだろうが!今ブリタニアにそんな提案したら、
いいように利用にされるぞ!分かってんのか?確かにルルーシュは何も話さなかったも
知れない・・・だが駒にされたとか言ってるが処刑されかけた、お前ら助けたの誰だ?
ルルーシュだろうが!」
黒の騎士団のメンバーは何も言わなくなった。
ディートハルトが何か言いたそうだったが、一睨みしたら黙ってくれた。
やっぱり物分り良いね。好きだよ・・・そういう所。

871 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 13:16:58 ID:/JCGFnFj
受けよ!忠義の支援!
……藤堂ちゃんてww

872 :燃えよ!ライ:2008/08/19(火) 13:17:44 ID:P6BTIjmD
さて、シュナイゼルさん。てめえはギアスのこと知らなすぎる・・・それなのに
憶測で人を惑わすなんて酷い男だよ・・・」
「そういう君はギアスについて知っているのかい?」
「ああ、良――く知ってるさ。俺もギアスが使えるからな!」
「「「「何だって!!!!!」」」」
どっかの調査部みたいないい反応じゃないか・・・じゃあ早速!
「ライが命じる!お前達は俺とルルーシュの邪魔をするな!」
「「「「イエスユアマジェスティ!!!」」」」
「いい返事だ!じゃあ僕はここで。」
すっきりした気分で僕は会議室を出た。
さて、ここにはもう用は無い。信頼できる人間を集めここから出る。
人選は済ませてある。
ロロ・ジェレミア・C.C.・・・そしてカレン。
この四人と僕でルルーシュを救う。そしてナナリーを見つけ出す。
そう考え、僕はルルーシュの元に向かった。

873 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 13:18:42 ID:/JCGFnFj
私の素晴らしき………支援!

てか使ったーーwwwww

874 :ナカオケンタロウ21歳 ◆ym.lHDAxZw :2008/08/19(火) 13:23:32 ID:P6BTIjmD
これで終了です。

あの話見てると、何だかみんな矛盾してない?と感じたんで書きました。
テンデ卿がシリアスに書いていたので、こっちはギャグで!
やりたい放題しすぎました。それではまた


875 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 13:32:33 ID:/JCGFnFj
>>874 ナカオケンタロウ21歳卿、GJでした!
ライの壊れ方がヤベェww 髪を重点的に攻めるってww
何故かライの台詞を関西弁に変換されてミナミの○王なかんじになった
でも、なんとなく玉城は「お前はゼロを信じるよな?な!」とか言いそうな気がする
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

876 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 14:07:22 ID:hMJQElxb
>>874
GJです!
ライ、壊れすぎww
19話でルルーシュ裏切る皆酷いと思ったけどこれはこれで問題あるようなww
俺も今から髪は注意しておくかな…



一つ質問なんですけどここの小説って盤上の設定を+したロスカラSSはありなんですか?
盤上の主人公登場させたり、ライが盤上のミニシナリオやってみたりとか。

877 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 14:43:18 ID:1StfTTfN
>>874
うーん。個人的にはGJとは言い難いかなぁ
作者の言いたい事だけを詰め込みすぎて、ただのやり過ぎでしかないと思う
なんか萎えるというか…
気持ちはわからないでもないんだけどね
またの投下をお待ちしてます

878 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 14:43:25 ID:HvtmHcrM
>>876
ここでは見ませんが,個人サイトで偶に見ます。


879 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 14:49:36 ID:6oAj0WhS
>>874
>>877とほぼ同意見。ていうかぜんぜんライでも何でもないし…正直何これ?って感じ
最低SSと言わざるを得ない

880 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:01:20 ID:HvtmHcrM
>>874
>>879

人のssを悪く言っていいのは言われる覚悟があるやつだけだと思います。


881 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:05:06 ID:fNBH9z/8
>>880
・・・SS書かない人は作者に対して苦言を呈してはならないとか言わないよな?

882 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:06:11 ID:i9cpu2bh
>>880
つまり自分でSSを書けというわけですね。

883 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:08:50 ID:P35qiMbT
何だ、職人以外は批判感想NGなのか?このスレは

884 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:12:30 ID:skPri7ya
ちゃんとした理由を述べた批判ならあっていいと思うんだけどな…

俺も批判してる人達の言ってる事共感できる所あるしな。

885 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:12:36 ID:HvtmHcrM
誤解された方、すみません
私はただ、
そうはなく批判は、あまり褒められる事では無い。
それだけです。

886 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:13:13 ID:fwxJEOFx
批判っていってもいろいろあると思う
問題は言い方かと
>>877みたいな言い方ならいいけど
>>879の言い方はちょっとな・・・
最低SSってのは酷すぎるだろ明らかに作者の意欲が無くなるよ

887 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:17:32 ID:8f7aTF7L
批判はあって良いと思う。
というか、そういうのも含めて、職人は感想を求めてる。
ただ、最低SSは明らかに言いすぎ。

888 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:20:23 ID:qBdv3Q5H
つまりちゃんとした言い方なら批判もありってことだろう?
言い方が悪いと批判ではなく誹謗中傷になってしまうからな。

あと批判は駄目ってなると、唯の馴れ合いスレに成り下がってしまうと思う。

889 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:23:46 ID:p89ScQPs
批判も言い方の問題だと思うよ。あまりにも気に食わないならスルーすればいいわけだし。ところでもう415KBいってるんだけど。

890 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:27:50 ID:09G+VfIk
俺も言い方によると思う。でもむしろ感想で、褒め称えるだけじゃなくて
批判とか矛盾をきちんと書いて、こうした方がいいと語る人は誠実だと思うけどな。
重箱の隅をつつく様なのはいらないけど、その職人の成長のためにもなるんだから。


けどナカオケンタロウ氏だけじゃなくて
最近ゲームプレイから遠ざかっているんだろうけど
ライの人格が、ライというより
「自分」に近いものになっちゃってる職人さんがチラホラいるよね。

感情に任せて勢いで書くのもいいけど、あくまでロスカラのSSを投下する場だから
その辺は推敲して欲しいなぁ

891 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:33:23 ID:QZAZpYWE
ゲームの場合の主人公とアニメや小説等の主人公の違いって言うのはあるかなぁと思います。
ゲームは、あまりキャラを立ててない場合も多く、
ロスカラにしても、プレイしている人によってやはり受ける印象は違ってくるんじゃないかなぁと思う。
だから、少々「自分」に近いものになっちゃっていても、それはそれで面白いと思うけどな。
私は、今回のSSは、ありかなと思いましたし…。



892 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:35:59 ID:m0X3WXUI
>>879-890あたり
SSに感じた不満はSSに昇華して投下できたら最高だと思うけど、なかなか難しいよね
支援&ROMの人が苦言を呈するのを否定することはよくないけど、
苦言である以上感情にまかせず、冷静な文面で書くよう心がけるべきではあると思うな
あと投下時以外はコテハン無しなんだから>>880の指摘は少々的はずれだと思うよ
批判をNGにするのも個人的にはあまりよくないと思うな
元々このスレは他スレだったらガンガン否定的なレスがついてもおかしくないようなSSやレスに
ほとんど批判的意見つかないし、空気読んでスルーしているんだなと思う
過剰なくらい職人を擁護している気がするレスとかあって寧ろ微妙だ
このスレ新人職人率が異常に高いみたいだし、否定的意見は辛いと思うけど、
汲み取るべきは汲み取って頑張ってほしいな

893 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:38:28 ID:sLv8ZRde
批判、感想、バシバシ欲しいですよ。
でも優しくアドバイスしてくれないと涙が出ちゃう。だって素人なんだもん…

とかおふざけはここまでで、15:50から投下したいと思います。


あと>>182さん。
指摘を頂いたのですが、モルドレッドの4連ハドロン砲の名前はシュタルケハドロン砲でいいんですよ。


894 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:39:51 ID:/JCGFnFj
ライはルートによって色々性格とか考えが変わってくるし、そこに作者の考え、思いが入るのは仕方ないと思う
自分で書いててライってこんなかんじだったかと疑問に思ったりするし
だからむしろここはこうではないかという意見も欲しかったりする
………批判があるだけ感想ゼロよりよっぽどマシなんだぜ
とりあえず投下があるし議論はここで打ち切ったほうがいいよね

895 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:41:04 ID:m0X3WXUI
>>855乙でした
スザクが相変わらず別人状態ですが、話の流れ的に元に戻るきっかけもないし、しかたないのかなあ
ネメシスは本来は義憤神ですが、話の流れ的にはよく誤解されている復讐の女神としての取り扱いなのでしょうか?
これで義憤神のつもりだったら皮肉すぎて痛い……
ジェレミアはさりげなくかっこよかったですw
誤変換などではないかと思うものを幾つかあげます
>>843 ({スザクは→(「スザクは
>>847 投稿→投降、降伏くれ→降伏してくれ


>>875乙でした
ライの壊れ方半端ねえw
髪に対する集中攻撃も笑えるw
ディートハルトに対する「好きだよ・・・そういう所」も直前との落差でふきましたw
騎士団古参幹部についてはいろいろ思うところがありますが、来週以降どうなるんでしょうね
>>872の出だし、“「”が欠けているようです

896 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:46:45 ID:HPvfRoi3
…個人的には、だけど
壊れてると注意書きはあったんだけど、一人称「俺」とか関西弁はさすがにないわと思う

たしかにゲームの進め方によっても少し人格が違ってたり
いくら人それぞれのライ像があるって言ったってこれはもうライじゃないだろ

そんなんやってたらライの性格何でもありになるぞ

897 :もっふー:2008/08/19(火) 15:50:40 ID:sLv8ZRde
じゃあ投下しまーす。支援よろしくお願いします。

注意事項
・ロスメモ7話
・ライ×???なのはいつも通り。
・サブタイトルは全く関係無し。時系列合わせ
・シリアスです。そんなにシリアスじゃないけど。


898 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:51:06 ID:P35qiMbT
支援開始

899 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:52:23 ID:HPvfRoi3
支援

900 :ロスメモ:2008/08/19(火) 15:52:29 ID:sLv8ZRde
『私なら……悪を為して、巨悪を討つ!』

コードギアス 反逆のルルーシュR2〜LOST MEMORIES〜
COLOR 7『逆襲 の 処刑台』


ブリタニア本国、ベリアル宮より宰相府に向かうリムジンの中、顔の整った長身の男は黙って資料をめくっていた。
せわしなく、しかしどこか上品に動いていた手と目が、とある一点で止まる。
それに考える仕草をし一回軽く頷いて、その男シュナイゼル・エル・ブリタニアは隣にいる男に話しかける。

「悪に手を染めてでも悪を倒すか、それとも、己が正義を貫き、悪に屈するを良しとするか……君ならどうする?カノン」
「それは殿下が考える事では?」
「ふむ…それもそうか」

あまり答えには興味無かったのか、それきりシュナイゼルは口を閉じる。
すると、今度はカノンの方から話し始める。

「それにしても、ただの植民エリア1つに、ラウンズを4人も派遣するなんて」
「それは、父上は“ただの植民エリア”と見なしてないと?」
「そこまでは分かりませんが。ナナリー皇女殿下についての対応も、意図を掴めませんし」
「だね。そういえば、“彼”について分かった事は?」

“彼”――その言葉の意味を理解しているカノンは、しかしあまり芳しくない顔をした。

「素性は全く分かりません。軍にいた形跡どころか、どこで生まれたのかも」
「アールストレイム家は?」
「そちらも、特には。ただ、“彼”が皇族である、という噂を耳にしました。冗談にしては…あまりに突拍子もない話ですが」
「それはまた、おかしな話だ。そんな謎めいた人物を、ラウンズにするとはね」
「しかし……それに見合う能力はある、と感じました。おそらく、総合的には他のラウンズよりも上でしょう」

その言葉にシュナイゼルは沈黙する。それはつまり、肯定するという意味で。


901 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:52:45 ID:P35qiMbT
支援

902 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:54:01 ID:HPvfRoi3
支援

903 :ロスメモ:2008/08/19(火) 15:54:55 ID:sLv8ZRde
「ナイトオブゼロ、ライ・アールストレイムか…」

その呟きが夜の闇に消える中、シュナイゼルとカノンは、先程の会食での事を思い出していた。



ベリアル宮での会食。と言われればそれまでだが、実際はナナリーが赴任する予定のエリア11の現状確認の場であった。
席につくは、ナナリーはもちろんシュナイゼルと彼の副官のカノン。
さらに、ナイトオブラウンズのライ、アーニャ、ジノの3人といったそうそうたる顔ぶれである。
因みにスザクは、エリア11に出立する準備で会食には参加していない。

そして、彼らの視線の先には堅い表情と鋭い眼光を眼鏡で隠した女性、エリア11で総督補佐官に着任するローマイヤの姿が。
ローマイヤはモニターに表示される様々な画像とともに、エリア11の現状を説明していく。
その内容たるや、余りにも出来過ぎた情報統制にライは苦笑するしかない程であった。
ジノもアーニャもその事に度々ちょっかいを出し、その度にローマイヤのひんしゅくを買っていた。

そして一通り説明を受けたところで、シュナイゼルがどこか面白そうに喋り出す。

「バベルタワー事件に政治犯強奪事件か…。数日でここまでやってしまうとは、流石はゼロといったところか」

どこか称賛するような物言いに、ローマイヤは無言のまま眉を上げた。
その事に気付いて…いるだろうジノは、愉快そうに話の流れに乗る。

「しかしカラレスのおっさんも駄目駄目だな」

その言葉に、アーニャも相づちを打つ。

「統治軍も、なさけない」
「だな。バベルタワーの時のカラレスのおっさんの指揮にも問題が…」
「いや…指揮と言うより…」


904 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:54:57 ID:QZAZpYWE
>>895
変換ミス指摘ありがとうございます。
うちの変換ソフトだと…復讐者=The nemesisとなるのでこっちに変更しました。
またネメシスは、地域によると二面性を持つ場合もあるし、その意味合いをもったら面白いのかなと…。
(復讐をなだめる恩恵をほどこす側面と、呵責のない復讐者)
スザクの今後に期待して下さい。(笑

905 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:55:17 ID:P35qiMbT
支援

906 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:56:39 ID:QZAZpYWE
支援いっきーまーす。

907 :ロスメモ:2008/08/19(火) 15:57:32 ID:sLv8ZRde
と、そこで先程までほとんど話しに参加せず、飲み物をすすっていたライが、ジノの台詞に割って入った。
その様子に、シュナイゼルも興味深いとばかりに、耳を傾ける。

「指揮そのものは悪くないよジノ。上空からの大部隊での包囲、脱出ルートの制限。
周辺への被害を考えたら、それ程陣形にも問題は無いよ。部下もよく指示に従っている」
「だけどさ、一発でやられちまったぜ?ビルの倒壊で、脱出ルートの方まで確保されちゃってさ」

ジノの話に、もっともだとナナリーは心の中で頷いた。
兵法については…兵法についても、疎い方だとナナリーは自負している。
が、聞いた限りでは、やはり黒の騎士団にまんまとやられた統治軍の指揮に、問題はあったとナナリーも思ったのだ。
しかし、ライが間違った事をそうそう言うとは思えないのも事実。
少しでも多くを学ぼうと、ナナリーは話の内容を必死に理解しようとした。

「そうだね。僕もそれはカラレス総督の結果的には負けだと、そう思う」
「結果的に…?じゃあ、ライはカラレス総督のとった行動はベストだってのか?そりゃお前いくらなんでも…」
「ふむ。ナイトオブスリー、彼の言いたい事はそうではないみたいだよ」
「へ?」

突然、話に割り込んだシュナイゼルに今度は注目が集まる。
しかし彼はいつものようにどこか達観した表情でライを見る。

「ナイトオブゼロ。つまりはこういう事かな?カラレス総督率いる統治軍の指揮、陣形に問題は無かった。だが」

シュナイゼルはそこで言葉を区切り、ライを試すように先を促した。

「そうです。戦術に問題は無かった。だけど、戦略としては完全に失策です。最初から最後まで、全て」
「戦……略?」

と、ナナリーは思わず疑問を口にしてしまい、小さく縮こまる。

「す、すいません……つい」


908 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:57:53 ID:P35qiMbT
支援

909 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 15:57:59 ID:/JCGFnFj
友よ!今が支援する時!

910 :ロスメモ:2008/08/19(火) 16:00:23 ID:sLv8ZRde
ライは、そんなナナリーの手を取り、別に気にする事ないよ、と耳元で囁く。

その様子を見ていたアーニャは、ライの優しさに、家族として少し誇らしく思った。
しかし、同時に自分の拳が僅かに握られていた事に気付き、慌てて緩める。
なぜ、その事を誰にも悟られたくないと感じたのか。
そして、気を抜くとまた握ってしまいそうな拳にこもる意思を、アーニャは必死で無視した。
それがまるで己を崩してしまうかのようだと、そう直感的に感じたから。

「で、戦略がどうだってんだ?」
「急かさないでよジノ。つまりね、ナナリー…ここでの問題は、互いに関する情報だったんだよ」
「情報、ですか…?」
「そう。当時、相手は黒の騎士団かどうかも明確でないまま、急遽突入作戦。
さらには、人海戦術で洗い出そうとして、部隊をバラけ過ぎ。
脱出ルートの制限で、総督の位置まで知られてしまった。
1つ1つの戦法は決して悪くない。だけど、大きな過ちを1つ犯した。これが敗因」

そこで一息ついたライの説明に、しかしナナリーは未だに要領を掴めないといったふうに顔を曇らせる。
戦術と戦略。その違いが、この作戦にどれほど表れているのか。

「ライさん、すいません。まだ分かりません…」
「ん、じゃあヒントだ。ジノ、この黒の騎士団は、残党の中でもどの位置を占めていた?」
「そりゃあ、主力ナイトメアがいるんだ。恐らく残りの幹部とかがいる、重要な部隊だろ」
「そう。じゃあ、それが分かったのはいつだ?」

尋ねられたジノは、少しだけ考える素振りを見せた。ライの質問の意図を図りかねたからだ。

「そりゃあまぁ…後々回収した映像でも分かってるし。何よりゼロが現れたんだ。主力だと思わない方が…」
「え?」

ジノの答えに疑問の声を上げたのは、またしてもナナリーだった。
集まる注目に再び縮こまろうとしたら、しかし、ライに後押しされ、おどおどしながら頭に浮かんだ疑問を口にする。


911 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:00:31 ID:HPvfRoi3
支援

912 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:00:37 ID:/JCGFnFj
チェストォーー!
……我に支援できぬ物は無し!

913 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:00:39 ID:QZAZpYWE
おおおっ…援軍が来たぞっ…。
支援を続けろ〜っ。

914 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:00:39 ID:P35qiMbT
支援

915 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:02:23 ID:QZAZpYWE
支援っ・・・。


916 :ロスメモ:2008/08/19(火) 16:02:58 ID:sLv8ZRde
「さ、ナナリー。何が変だと思った?」
「は、はい…。その、主力とか、そういうのって……結局、ゼロが総領事館で演説するまで分からなかったんですか?」

ナナリーの言葉に全員がしん、と沈黙した。
その中で、ライとシュナイゼルだけは笑みを見せたが。
そしてジノは、しばらく考えた後、ハッとしたようにローマイヤに顔を向けた。

「ミス、ローマイヤ。どうなんだ?統治軍は、いつ奴らを黒の騎士団だと正確に把握した?
いや、それよりも、いつ敵の戦力を把握した?」
「そ、それは…」

ローマイヤは慌ててパラパラと資料をめくるが、答えが出そうもない事を悟ったアーニャがつまらなそうに言った。

「作戦中は、把握してなかった」
「っ…そうかもしれません。ただ、私共の集めた情報も時間の関係で混乱して…」
「ふうん」
とまたもつまらなそうに、アーニャはローマイヤの言い訳ともとれる言葉を流す。
そしてようやく容量を掴んだナナリーは
ライに向かって話す。

「じゃあ…ライさんの言った情報って…」
「そう。なぜ、部隊の展開の仕方をバラした?なぜ、全て上空からの降下、という包囲をした?なぜ、脱出ルートを絞った?
見えない相手に、こちら側の戦力、位置、作戦…それら全ての情報をさらけ出した。これが一番の問題」

どれか1つでも隠していれば、まだ可能性はあったのに、とライは最後に締めくくった。
カラレス総督は油断していた。ただのテロリストだと。中華連邦に力を見せつけるため、功を焦ったことも。
それら1つ1つの傲慢さが、全ての指揮を無駄にする、単なる戦術レベルの作戦としてしまったのだと。

「別に相手がゼロじゃなくても、優秀な指揮官ならこれくらい簡単に突破できたさ」

しかしライの最後の言葉には、ナナリーは当然、その場にいた誰もが同意する事は無かったが。


917 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:03:14 ID:/JCGFnFj
任務了解、これよりターゲットを支援する

918 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:03:19 ID:HPvfRoi3
支援

919 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:04:30 ID:QZAZpYWE
支援


920 :ロスメモ:2008/08/19(火) 16:04:37 ID:sLv8ZRde




「正直、戦略眼と言いますか、彼の判断力は素晴らしいものでしたね」
「ああ、簡単にロシア戦線を抑えたのも頷けるよ。あの短い説明で、的確に戦略の穴を、カラレス総督の性格さえ見抜いた。
カノン。君の言う通り、何かが起こるかもしれないね。ナナリーも慕っていたみたいだし」

カノンも、シュナイゼルですら、ライの底知れぬ才覚に驚いていた。
ラウンズとしての力だけでなく、政治能力に指揮能力、おまけに戦略的思考まで持ち合わせているのだから、当然だ。

しかし、シュナイゼルはそれ以上に、何か別のものをライに見た気がした。

「彼には、どこか不安定な感じがするよ」
「不安定…ですか?天然なところは同意しますけど」

カノンの言葉に、シュナイゼルは苦笑する。

「ナナリーの質問だね。『政治犯強奪事件の時は、何がいけなかったんですか?』という」
「ええ、『さぁ…あの場で1対1の決闘を受けた理由がさっぱり分からない』と言った時には、流石に笑ってしまいました」
「私もだよ。多分、彼には騎士としての誇りとか、そういう類いとは別次元の物で立っているんだろう」

だからこそ危ういんだけどね、と。
恐らく、彼を味方に引きずり込むのは容易ではないだろう。シュナイゼルは改めてそう思った。




921 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:05:03 ID:P35qiMbT
支援

922 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:05:04 ID:/JCGFnFj
全力で支援

923 :ロスメモ:2008/08/19(火) 16:06:08 ID:sLv8ZRde

―――――――…


夜、ライとアーニャはとある部屋に入った。
それはいつもの自分達の部屋ではなく、そもそも自分達の家の中ですらない場所。
その電気のついてない部屋の奥。バルコニーに、彼女――ナナリーはいた。
月の無い暗がりの中、1人佇んでいる姿は、まるで親鳥から離れたばかりの雛のように儚げで、
声をかけないと消えてしまいそうだった。

「ナナリー…」
「あ……ライさん。それに、アーニャさんも」
「うん」

未だに寂しさを残しながらも、ナナリーはライとアーニャへと顔を向けることで、存在感が取り戻される。

「どうして、こちらに?」
「私もライも明日には出発。だからナナリーに挨拶」
「そう……ですか」

またも不安そうに影を揺らすナナリーに、しかしライはかけるべき言葉が見つからない。
やはり自分は残っていた方が良いのではないか。そんな考えが頭をよぎる。
しかし、先に出向いて下準備をしておく事も大事なこと。自分がナナリーのそばにいても、できる事など…。

「ナナリー、僕達…」
「頑張って下さいね。お2人とも」

不意に、それまでの不安を打ち消す声で、ナナリーは言った。
ライが驚いて顔を見ると、ナナリーの表情は、とても笑顔とは呼べないもので。
それでも、ライを元気づけようと。自分の事で心配をかけさせまいと。


924 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:06:37 ID:P35qiMbT
支援


925 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:06:41 ID:/JCGFnFj
落ち着いて支援

926 :ロスメモ:2008/08/19(火) 16:07:29 ID:sLv8ZRde
(本来なら僕が元気づける役だろうに……)
本当に一番怖がっているのはナナリーなのに。
そう思っても、しかしどうすればいいのか分からない。
―――軽すぎる。今の僕じゃ、ナナリーに何を言っても軽すぎる…。
何も背負っていない自分と、エリア1つを任される総督という立場のナナリーとでは、
どんな慰めの言葉も意味を成さない。

皇族として、総督として人の前に立つ事は、この幼い少女にはまだ早すぎだった。
それでも、やるべき事があるのだと前へ進む彼女は、ライには眩しい存在だった。
能力などではない、人として、圧倒的に器が違うと感じたのだ。
まるで、自分はそれを為すことが出来ずに逃げ出してしまったかのような気さえする。
実際、自分に務まるものではない、とライは何故か自嘲するように自分に流れる皇族の血を思った。

と、ふとアーニャが苦悩するライの横を通り過ぎ、ナナリーの側に寄った。

「あ、アーニャさん?」
「怖がってる人には、これが一番効く」

そしてナナリーの頭を、そっと自分の胸に抱きしめた。
優しく、温かく包み込む。
それは、きっと数ヵ月前には、自分には出来なかったことだと、アーニャは思った。
昔、誰から教わったような気がする、この行為も、今までその意味を真に理解する事はできなかった。
理解できたのは、
(ライのおかげ…)
だから、

「ライも」
「え、僕も!?」
「あ、アーニャさん、そこまでは…」
「いいから、はやく」



927 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:07:50 ID:/JCGFnFj
微力で支援

928 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:07:52 ID:P35qiMbT
支援

929 :ロスメモ:2008/08/19(火) 16:09:11 ID:sLv8ZRde
有無を言わせないアーニャの態度に諦めて、ライもナナリーに近づく。
その表情は、とても優しい、穏やかな笑顔で。
(アーニャには、教えて貰う事が多いな…)
意味だとか、そんなものは関係無い。それをアーニャが今、やって見せている。
ナナリーの気遣いなど知ったことかと、自分はナナリーを元気づけるのだというアーニャの行為。
未だに掛けるべき言葉は見つからない。でも、
(言葉はなくても、思いは伝わる。…そうだよね、アーニャ)
そもそもアーニャとは、言葉で話す事が少ないし、とライは苦笑する。
そして、大切な事を教えてくれたアーニャごと、ライはナナリーを抱きしめる。

「ら、ライ…?」
「ふふふ、良かったですね、アーニャさんも抱きしめて貰えて」
「っ……ナナリー。顔真っ赤」
「あら、アーニャさんもそうでしょう?」
「…見えるの?」
「見なくても分かります」
「むぅ」
「あはは、2人とも元気だね」

ナナリーは不安だった。会食の場で感じた、というより理解できたのは圧倒的な自分の無力さ。
ライが優しく導いても、結局戦略的な事は、その場で分かったつもりになっただけ。
別に戦争をしに行く訳では無いのだが、それでも、自身の無力にはいつも悩まされていた。
でも、それは違うとようやく分かった。
確かに自分は何もできない。だが、それが何だというのか。そもそも、人間1人で出来る事などたかが知れている。
だからこそ、総督という自分の力が、立場が必要なんだ。
それを利用すれば、後はこんなにも素晴らしい人達が、きっと何とかしてくれる。
何も出来ないのが、人に頼るのが何が悪い。それでもやりたい事が、やるべき事があるのだ。ナナリーはそう開き直る。

「ナナリー。僕達、先に行って待ってるからね」
「はい!」

――大丈夫。私には、こんなにも優しい人達が側にいる。だから、お兄さま。見ていて下さい。私は、きっと……

930 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:09:17 ID:HPvfRoi3
支援

931 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:09:28 ID:P35qiMbT
支援

932 :ピンクもふもふ ◆0rhUU6uqDE :2008/08/19(火) 16:10:59 ID:sLv8ZRde
コードギアス 反逆のルルーシュR2〜LOST MEMORIES〜
COLOR 7『逆襲 の 処刑台』
終了〜。支援どうもです。


最初の戦略云々は適当。ルルじゃないから分かんないよ…戦略?何それおいしいの?
でも入れないと後々困る描写だから泣く泣く考えることに……。

後はナナリーですか。あ、政治戦略なんてのもチンプンカンプンなんで、そっち方面にも話は広がりません。
じゃあどっちに広がるってそりゃあ恋でしょうね。
本編が暗い中、健気にライを想う可愛い女の子達の素敵な恋物語!……なんてのを書けるかな?
しかし私は暗いの大好き!
シャーリー好きの友人と『シャーリーは救済するんだろ?』『何を馬鹿な』てな話をする私は勿論最低です。
故にカップリングはあくまでもライ×???で……誰に収まることやら。
くくく……BADENDかもね?BADEND大好きだし。
決めてないから何とも言えんが。プロットでは完全に素敵恋物語やってるし…


次回はようやくルルーシュと接触!


NEXT COLOR 8『ナイト オブ ラウンズ』
何がロロ・ランペルージだ。
あんな奴を弟と思っていたなんて、身震いするほどの屈辱だ。
ふん、しかしお前が便利な駒になるのなら…。だが忘れるな。お前はナナリーの偽物でしか…。
そうだ、俺は必ずナナリーとライを…
しかし、ライ……お前は、生きているのか?

933 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:13:45 ID:P35qiMbT
乙でした
貴方の心理描写はとても繊細で、いつも見入ってしまいます
たとえBADENDだとしても楽しみなんだぜ
次回を心待ちにしています

934 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:14:52 ID:QZAZpYWE
>>932
GJでした。
わかりやすく、さくさくと進むストーリーがすごい。
人物描写もうまいし、戦略の部分も納得できる内容だったと思います。
しかし…レベル高いなぁ…。


935 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:20:24 ID:/JCGFnFj
>>932 ピンクもふもふ卿、GJでした!
「1対1の決闘を受けた理由が分からない」 分かるけど、言いたいことは分かるけど、そこにツッコミ入れちゃあ駄目だろw
というかまえがきにツッコミ入れたいんだが、どっちやねん、と
そしてあんたは鬼か、いいけど、書きたいように書いたらいいけど、あんたは鬼か
というかこのまま突き進むとナナリーDeadEnd………はは、まさかね………希望を持っていてもいいですか?
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

936 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:34:17 ID:HPvfRoi3
>>932
GJ 文章の流れが自然で読みやすく、毎回安心して読んでます。

つい昨日R2小説を読み返していたので、
会食とはいえ、少し緊張感のあるようなこの場面でも
ライがいるだけで随分空気が違うものだなぁと…
うまく言えないけど、岩佐の文にはないものを感じられて良かった。

独自のライの解釈も説得力があって感心しきりです
後半も穏やかな空気を感じられる描き方をされていて引き込まれました。
続きを楽しみにしてます。

937 :KOUSEI:2008/08/19(火) 16:37:59 ID:8f7aTF7L
 こんにちはKOUSEIです。
 実は私、週一でこのスレにSSを投下していたのですが。
 今日まで規制に阻まれ、週一の投下のタイミングを逃した(泣)
 しかし、規制もまた必要な事なので、仕方が無いと言えば仕方が無いんですけどね……。

 では、改めて前回の続きを投下させていただきます。全部で14レス(予定)です。
 ただ、このスレの残りが微妙なので、(って俺が投下しようと思うと毎回そうな気がする……)
 950を越えた時点で投下を一旦停止し、次スレが立ったら、そこに続きを投下しようと思います。
<オリキャラ、オリ設定注意>

938 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/19(火) 16:40:54 ID:8f7aTF7L
 ターン5『戦う 理由』Bパート
 
 話は戻って。ナナリーがエリア11に出発する前日。
 ナナリーの部屋ではカリーヌが紅茶を飲みながら、喋り立てていた。
「でさー。さっきまでロイ様とお話してたんだけど、ふと携帯の通話時間を見たらもう二時間も経ってたの。それで私思ったわけ。ああ、このままおしゃべりを続けていては、ロイ様の迷惑になってしまう。
 って、だから言ったの。ロイ様。私、名残惜しいですけど。私ロイ様のために我慢して電話を切ろうと思います。って。
 そしたらロイ様「私なんかのために、そのような配慮をしていただきありがとうございます。カリーヌ様は将来きっと思慮深い素敵なレディになるのでしょうね」って言ってくれたの。
 でもさ〜。それはそれで嬉しかったんだけど、私としては正直ロイ様には「僕はまだ何時間でもカリーヌ様とお話していたいです」って言ってほしかったの。
 でもロイ様から健気で遠慮深い女性に映った事はそれはそれで良かったと思うんだけど、どう思うナナリー?」
 向かい合って座る姉に、どう思う? と言われても、問われている内容がイマイチ理解できなかったナナリーはとりあえず、
「そ、それは、良い判断だったと思いますわ」
 と、一応同意の笑みを浮かべておいた。
 一拍置いて、カリーヌは満足そうに笑う声。
「あ、やっぱりそう思う? だよね〜」
 と、カリーヌは満足げに手に持ったカップを口に運んだ。
 どうやら、自分の選択は間違っていなかったらしく、ナナリーは内心ホッとした。
「とこで、ロイさんとは、他にどんなお話をなさったので……」
 ナナリーが手元のカップを口に運ぶと同時に、彼女は「あっ」と小さく声を上げた。
 口元から紅茶が垂れて口元が汚れのだ。
「すみませんカリーヌ姉さま。お見苦しい所を……」
 ナナリーは近くにあらかじめ置いてあった布で口元を拭こうと、手を伸ばす。しかし、その前に、サッとその布を取った手があった。カリーヌだった。 
「ったくあんたは。喋りながら飲もうとするからでしょ」
 口元を拭われる。カリーヌはぶつくさとなにやら文句を言っていたが、その手付きは丁寧で優しかった。
「……ふふ」
「ど、どうしたのよナナリー。急に笑ったりして、気持ち悪いわね……」

939 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:41:09 ID:s1HX2Bra
支援

940 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:41:22 ID:P35qiMbT
支援

941 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/19(火) 16:44:10 ID:8f7aTF7L
「あ、いえ。カリーヌ姉さまと打ち解けられたのも、私がこうやって私がお茶をこぼして、それを姉さまが心配してくださったのがキッカケだったなって思って」
「!」
 カリーヌが驚いて息を飲む音がした。ナナリーはなんだかその姉の反応が無性に可笑しかった。
「ちょっ!? 馬鹿じゃないの! 何言ってるのよ! 勘違いしないで! 私はロイ様が「ナナリー殿下と仲良くしてください」って言うから仕方なく……。そう! 仕方なくなんだからね! 今日来たのもロイ様に、
 「出立を明日に控えてナナリー様は緊張なさっていると思います。なのでよろしければカリーヌ様が励ましてさしあげてください」って言われたからなんだからね!
 本・当・に! それだけなんだからね! 勘違いしないでよね!」
 まくし立てるカリーヌ。その姉の顔はナナリーには見えないが、きっと真っ赤になっているのだろう。
 カリーヌ・レ・ブリタニア。
 かつて、この名はナナリーにとって、恐怖の対象だった。
 幼少の頃、ブリタニアで過ごしていた時から、この姉と顔を合わせれば、飛んでくるのは悪意と、棘の生えた言葉。それだけだった。
 嫌われていた。という表現では生ぬるい。疎まれていた。いや、同じ血が流れている事に憎悪を抱かれていたと言っても過言ではない。
 今でも、例えばアーニャなんかはカリーヌがナナリーを本気で疎んでいると思っている。
 しかし、今はそうではない。ある人の登場でそんな関係は終わりを告げたのだ。
 ナイトオブゼロ。ロイ・キャンベル。ナナリーのやりたい事を手伝ってくれるし、本気で聞いてくれる。そんな優しくて、強くて、素敵な人。そして……友人であるアーニャの大切な人。
 あの人が、カリーヌにやんわりとナナリーと仲良くするよう頼み始めてから半年。たった半年で二人の関係はガラリと変わった。
 確かに。目の前の姉はいまだにナナリーに罵詈像音を浴びせる事は多々ある。アーニャなどはそこに怒りを感じているのだが、ナナリーだけは知っている。
 その言葉には、すでに昔のような陰湿な悪意は内包されていない。

942 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:44:21 ID:HPvfRoi3
支援

943 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:44:33 ID:s1HX2Bra
支援

944 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:44:36 ID:P35qiMbT
支援

945 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/19(火) 16:47:15 ID:8f7aTF7L
 それどころか。昔、と言っても一年ぐらい前の話だが、ナナリーという存在が近くにいるのも嫌がっていたはずなのに、今ではこうやって自ら足を運んで訪ねてきてくれる。

 結局。必要なのはきっかけだったのかもしれない。とナナリーは思う。

 今まで、カリーヌはナナリーを拒絶していたし、ナナリーはナナリーでカリーヌを恐怖の対象として近づこうともしなかった。
 いや、それどころか、近づいてきたら逃げる事ばかり考えてきた。だから当然、距離が縮む事は無かった。しかし、そこに、ロイ・キャンベルという橋渡し人が現れてから状況は好転した。
 ロイの頼みによって、カリーヌはしぶしぶながらもナナリーへ顔を向ける機会が増えた。そしてナナリーも、ブリタニアに戻って来てからは色々な事から逃げる事をやめた。結果、少しずつだが二人は歩み寄る事になった。
 そして、いつの間にか、その遠く離れていた姉妹の距離は、昔に比べて信じられないぐらい短いものになっていた。
 実を言うと。ナナリーがエリア11行きを決めたのはこの、長年決別していた姉との冷たい関係が氷解したという背景もあった。

 結局。必要なのはきっかけだったのかもしれない。とナナリーは思う。

 人は分かり合える。長年憎しみあっていても、正しいきっかけさえあれば必ず仲良くなれる。
 ならば自分も、そのきっかけを作れる人間になってみたいと思った。
 それを教えてくれたロイ・キャンベルのように。
 それを目指したユーフェミアのように。
「聞いてるのナナリー!?」
 カリーヌの問いかけに、ナナリーは微笑みを向けた。
「はい、分かってます。それでも私は嬉しいんです。例え、カリーヌ姉さまがロイさんのために私に良くして下さるのだとしても」
「ちょ、ちょっとなに泣いてるのよあんた!?」
「へっ?」
 そう言われて、ナナリーは目頭が熱くなっているのに気付いた。
 ああ、さっそく、もう泣かないという誓いを破ってしまったが。これはまぁいいか。とナナリーは思った。
 だって、これは弱い涙でもない。嬉しさが溢れる心地よい涙なのだから。
「えっえっ、何よ、何で泣いてるの? 私? もしかして私のせい!?」

946 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:47:22 ID:P35qiMbT
支援

947 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:47:22 ID:s1HX2Bra
支援

948 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/19(火) 16:48:45 ID:8f7aTF7L
 思いっきり動揺するカリーヌ。ナナリーは細い指で目元を拭って、また微笑んだ。
「違うんです。カリーヌ姉さまは悪くないんです。ただ……。自然と目が痛くなってしまって」
「え? そうなの? なら侍女とか呼んだ方がいい?」
「いえ、もう大丈夫です」
「ならいいけど……でも、しっかりしなさいよナナリー、あんた明日から総督になるんでしょ。
 コーネリア姉さまやシュナイゼル兄さまのように振舞えとは言わないけど、そんなにメソメソしてたら部下に呆れられるわよ」
「はい。気をつけます」
「ったく。あんたは昔から泣き虫なんだから。本当に、気をつけなさい」
 と、カリーヌが呆れて息を吐くのと同時に、壁の時計から、夜の九時を知らせる鐘が鳴った。
「あ〜、じゃあ、私、ロイ様への義理も果たしたし。そろそろ帰るわね。お母様はあなたとロイ様のことはあまり良くは思ってらっしゃらないから。ここに来てるってバレるとまずいの」
「あ、はい。ロクなお迎えもせず、申し訳ありませんカリーヌ姉さま」
「いいわよ別に。そんなの期待してなかったし。あ、見送りはいらない。ここでいいから。じゃあね」
 と、言ってカリーヌが遠ざかっていく音がした。しばらくして部屋の扉が開く音。しかし、その扉は完全に開く前に、ピタリと止まった。
「カリーヌ姉さま?」
 ナナリーが不審に思って呼びかける。カリーヌはすぐに返答せず、しばらく黙ってから、
「……せ、せいぜいブリタニアの役に立ってから戻ってらっしゃい!」
 その言葉を最後に、扉は乱暴にパタン! と閉まった。
 ナナリーはその言葉に一瞬呆気に取られたが、
(戻ってらっしゃい、か……)
 すぐにクスッと微笑んだ。
 ナナリーは車椅子を操作して、再び窓際に移動する。夜の空には、もちろん丸い月が浮かんでいた。
(お兄様。世界は冷たいのかもしれません。でも、こちらから微笑めば、優しくしてくれる人は私の周りには沢山います……)
 窓から風が入る。同時に外の梢が揺れて擦り合う音がした。その音は聞いていてとても心地良いものだった。
 明日、ナナリーはブリタニアを発つ。 

 ○

 エリア11。アッシュフォード学園のクラブハウスにあるルルーシュ・ランペルージの自室。
(……見つけた)

949 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:48:57 ID:P35qiMbT
支援

950 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:49:17 ID:HPvfRoi3
支援

951 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/19(火) 16:51:13 ID:8f7aTF7L
 ルルーシュはその鋭利な目をさらにスッと細めた。
 暗い部屋。電気もつけていない。それもあってかノートパソコンから浴びせられる光で、その繊細で整った顔に濃い陰影が浮かぶ。
(ロロを懐柔し、機密情報局をほぼ手中に収めて。俺はついに……)
 ルルーシュは複雑な顔で、ノートパソコンのディスプレイを見つめる。
 画面には、ブリタニア軍の中でもトップシークレットに該当する情報がまとめて記載されていた。
 そしてその中に、ルルーシュにとって忘れられない、あの名前があった。
(お前の尻尾を捕まえたよ。ライ……)
 ルルーシュは、迷わずそこにある、友の名をクリック。すぐに友――ライの情報が表示される。しかし、そこには、友の手がかりどころか。黒の騎士団のバイザーをつけたライの写真と、
<処刑済み。データ無し>
 とあるだけだった。
「……」
 ルルーシュは親愛なる友に対する、その無機質な記載に、衝撃も、驚きも、悲しみさえせず。ただ冷淡にその二言の表示を眺めていた。いや、それどころか、その細い口元にニヤリとした歪みが生まれる。
(良かった。これでハッキリした)
 そして、確信した。
(ライは“生きている”)
 ルルーシュは。どこか冷たさを感じられる笑顔のまま、拳をグッと熱く握り締めた。
 皇帝の直轄である機密情報局にまでライの処刑情報が提示されていないのは、つまり、その情報を秘匿するのでは無く、抹消したいということ。
 秘匿される情報というのは、人の目から隠される必要はあっても、何らかの理由で残しておく必要のある情報の事だ。そして、この機密情報局とはそうゆう秘匿される情報を扱う機関である。
 しかし、その機密情報局にもライの情報が無いという事は、ライの情報は秘匿も残しておく必要も無くなったという事……。それはつまり、その存在は消えたのでは無く、生まれ変わったと予想できる。
 ギアスの存在を知らない人間がこの情報を見れば、ブリタニアに都合の悪い人間が黒の騎士団にいたから。とでも予想するだろうが、ルルーシュは知っている。なぜなら、自分もそれをさせられたから。
 そう、敵は――皇帝のギアスは人の記憶をいじり、その人物を強制的に生まれ変わらせる事ができる。

952 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:51:22 ID:P35qiMbT
支援

953 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 16:52:12 ID:HPvfRoi3
支援

954 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/19(火) 16:53:44 ID:8f7aTF7L
では、一旦投下を止めます。

955 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:00:26 ID:/JCGFnFj
ふむ、950卿、次スレ立てられますか?

956 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:01:30 ID:HPvfRoi3
行ってきます。特に追加テンプレないよね?

957 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:03:19 ID:/JCGFnFj
特には無いと思われました

958 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:04:54 ID:QZAZpYWE
いってら〜♪
で・・・残りはどうしましょう?

959 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:05:11 ID:P35qiMbT
トーマス卿がつくったツールはいいんでしたっけ?

960 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:09:48 ID:HPvfRoi3
コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS SSスレ 19
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1219133120/

961 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:10:11 ID:BKd9F9WT
間に合うなら入れた方が良いと思われる。

962 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:10:48 ID:/JCGFnFj
>>960 乙!

先ほど問題になっていた感想についての議論はどうでしょうか
もしくは支援のあり方について

963 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:10:51 ID:HPvfRoi3
ごあ。立ててしまったが追加するんで
もう少し待ってて

964 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:20:09 ID:BKd9F9WT
>>960
乙!

感想についての議論として、 

職人の一人として言わせてもらえば批判は歓迎。他にも、むしろそれを求めてる職人だっていると思う。

しかし、それは節度をもって。というのが妥当かと。


965 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:22:53 ID:s1HX2Bra
KOUSEI卿が投下再開するとおもうのですが・・・

966 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:25:46 ID:/JCGFnFj
>>937参照

ここがこうだから駄目だと思う、といった具体的な批判は大歓迎ですね
ただ否定するだけなのは正直困ります

967 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:27:14 ID:HPvfRoi3
終了。解析結果・ツールのこともほぼ丸々載せました。
テンプレが長くなってしまったので、次回からは別の形が望まれる気がするけど
今回は分かりやすく、ああいう形で。
次回以降は保管庫に載せてもらってリンクを貼るとかの方がいいかもしれないな…

968 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:30:35 ID:s1HX2Bra
>>966
あっ、早とちりスイマセン・・・orz

感想については>>966と同じ考えです。支援については最近やや暴走気味な支援を見かけるのでそういうのは控えたほうがいいと思います

>>967
ご苦労様でした!

969 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:30:49 ID:tsIR2LyI
埋まるの早すぎる(焦)

970 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:34:14 ID:/JCGFnFj
暴走気味、か
……オレンジ支援控えたほうがいいかな
あと、持論としてギャグ系にはツッコミとしての支援感想を入れたい
……皆どう思いますか?

971 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:39:17 ID:KrFGDUi7
>>970
気持ちはよくわかる

しかしやはり「支援」の一言だけがいいのだろうか?

972 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:42:58 ID:gw5BeIXR
ツッコミが多すぎると作品の流れを止めてしまうのでは?

973 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:44:10 ID:HPvfRoi3
自分はどちらでもいいけど
じっくり読みながら支援してるような人にとっては邪魔な面もあると思うよ。

「!」とか「www」使ったりするとさらに目に入っちゃうし
瞬間的にツッコミ入れたい気持ちも分かるけど、投下後の感想ででも
どこどこに吹いたとか、面白かったとか書けるわけだしね

974 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:45:30 ID:P35qiMbT
たまに「お前w使いたいだけだろ」ってのもあるし、
やっぱりシンプルイズベスト

975 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:46:55 ID:/JCGFnFj
ちなみに自分のSSには歓迎しています、支援感想
注意書きにも書いてますが、僕としてはネタにツッコミを入れて欲しいですから
ただ、全ての人がそうとは限らない、支援の数が増える可能性がある、読みづらい
等が難点になるんでしょうね
でもいちいちツッコミを感想に書いてたらやたらと長くなるんだよなー

976 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:47:17 ID:irunNBlD
やり過ぎなければいいってよく言われるけどどこまでが
やり過ぎとかわかんないからね

見てて不快になる人もいるだろうから「支援」の一言だけのほうが
無難だと思うよ

977 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:51:33 ID:AHY3LnRY
支援にまで個性出そうとするのは馴れ合いが過ぎる。


978 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:54:35 ID:p89ScQPs
それと、職人さんも大体何レスぐらい使うかってのも宣言してる人としてない人がいるから、投下の際は何レスぐらい使いますってちゃんと宣言してから投下したほうが。7レスだけでも結構な支援があったりするので。

979 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 17:59:52 ID:/JCGFnFj
確かにまえがきとかで使うレス数を表記してくれたら支援量はあまり多くはならないかもしれないな
しかし、シンプルに「支援」か……面白みに欠け………なんでもないです
支援に面白さは不要、なのかな

980 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:01:52 ID:P35qiMbT
良ツッコミ見ると気分良く読めるけど、
駄ツッコミだと気分悪くなる。
だったら無いほうがマシじゃね?

981 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:05:35 ID:0MeX0Xy9
自分はシンプルな方がいいと思います。
読みにくかったり、>>980の方のように気分悪くする人もいると思うので。
自分もたまにそう思うことありますし。

982 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:08:06 ID:/JCGFnFj
>>980確かにそうかもしれない
が、ツッコミに優劣は無い!
的確なツッコミか、少しばかりずれてるだろ、と逆にツッコミを入れられそうなツッコミの二つだ
それにそれらは着眼点が違うだけでツッコミはツッコミ、良も駄も存在しない!
それだけは言わせて頂きたい

983 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:12:33 ID:P35qiMbT
某やっちまったな!の芸人見てると、
はっきりとツッコミに優劣があるんだな、と思ってしまうんだが

984 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:15:40 ID:/JCGFnFj
それはツッコミを使う者の優劣であり、ツッコ………
スレチだからそろそろ自重するわ
とりあえず落ち着いてシンプルに「支援」がいいってことでOK?
後は職人が要請するならその場に応じて考えていくってかんじで

985 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:18:36 ID:m0X3WXUI
ツッコミ支援歓迎を明記してあるのだけ、ネタ支援するとかは?
正直、自分はあんまりツッコミが多いと感想書きにくいなあ

986 :埋め立て用スレSS?(1/2):2008/08/19(火) 18:21:47 ID:m0X3WXUI
「今日は何をしに来たの、咲世子?新しいSS持ってきたわけじゃなさそうだけど?」
「ちょっとした心労が重なり、暫くSSの続きはは無理との事です」
「ふうん。じゃあ君の部屋ができるまでの道のりはかなり遠そうだね。
 SSを持ってきたんじゃないなら、手ぶらで何をしにきたの?
 遊びにくるなら、エリア11の習慣として手土産の一つや二つ持ってくるもんじゃないの?」
「VV様は日本の習慣にお詳しいんですね。
 でも、本日は遊びに来たわけではなく、宣伝をしに参りました」
「宣伝?何の?」
「コードギアス反逆のルルーシュR2第一巻のDVD&BRがいよいよ8月22日に同時発売されますパニーニ!」
「このスレ、はんぎゃく日記ネタが判る住人はあんまりいないんじゃないかな?キャラのSS数から考えて」
「そんなスットコドッコイどものお尻はペンペンしてしまいましょう。
 私とミレイ様の活躍の数々を知らないだなんて」
「まあ、ミレイはともかく、君はR2になってから逆輸入されている感が強いよねえ。
 忍者ネタだって封印されていたはずだったのに、いつの間にか解放されてるし」
「ロスカラの宣伝で担当者さんがいらっしゃったりもしたんですけど、
 このスレで聴いてくださった方はどれくらい居られるのでしょうか?」
「わかったよ、忍者関係はスルー対象なんだね」
「DVD一巻特典のはんぎゃく日記出張版では、私のホワイトブリムの謎も明かされますので、
 皆様に是非聴いていただきたいと思っております」
「ホワイトブリムって何?」
「何時如何なる時でも私と共にある、このヘッドドレスの事です」
「ああ、そういえばルルーシュに変装していた時もつけっぱなしだったよね。
 どんな秘密が隠されてるの?」
「8/22をお楽しみに!パニーニ!」
「だから、はんぎゃく日記ネタは伝わらないって言ってるのに……」
「17歳と1万日をカウントアップ中の方のファンにも伝わるはずですからっ!」
「アニメ板でも声優板でもないんだから、中の人ネタもちょっと無理があるんじゃないかな?」
「ロスカラにも出ていらっしゃるじゃありませんか」
「でも、彼女も個別エンドないんだよね。特派唯一の女性なのに。
 特派編に女性キャラエンドがないのは間違っていると思うんだ。板的に考えて」

987 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:22:37 ID:P35qiMbT
うん俺もスレチなことばっか書いてごめん

先にツッコまれると、もう後から同じこと書けないよね・・・

988 :埋め立て用スレSS(2/2):2008/08/19(火) 18:23:00 ID:m0X3WXUI
「スーさんエンドは少年マンガのような爽やかさで良かったと思いますけど、
確か、全編通して女性キャラとのエンドがなかったのは特派ルートのみですよね?残念です」
「他キャラの心配をするなんて随分余裕があるんだね。
公式HPでは君も行方不明から死亡扱いに変更されていたんだけど?」
「本編の話はよしましょう。建設的ではありません」
「現実から目を背けるんだね」
「まあ!VV様がそんな事を仰られるなんて。
 ある意味SSとは現実から目を背けた結果の集大成ではありませんか!
 辛い展開とスレッドの伸び方のリンクがそれを如実に示していると思いませんか?」
「まあ、ある意味においては真理だと思うよ」
「ただロロ様があんなに感動的に亡くなられたというのに、レスが進まなかったのが……」
「板的には正しい反応だと思うけど?第一ロスカラではロロはトラウマキャラだしね」
「……私、暫く出番も無さそうですし、お部屋がいただけるまでの道のりは長そうすから、
 しばらくお暇をいただいて退場キャラスレでまったりして参りますね。
 ……あちらでならばロロ様も……」
「え?ちょっと待ってよ、咲世子。退場キャラスレもアッー!は板違い……って行っちゃった。
 まあ、あのスレにはたくさん男キャラがいるから咲世子的には美味しいのかもしれないな。
 ……でも、あそこには特区あの世と違ってライがいないんだけど、いいの?
 ……まあ、その内ライが恋しくなって勝手に帰ってくるだろうし、
 いざとなったらライに迎えに行かせればいいし、好きにさせておくか。」







「それまで、おやすみ……咲世子」


989 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:26:03 ID:AHY3LnRY
きりのいいところで埋めますか。

990 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:26:38 ID:p89ScQPs
埋めていいの?それとも議論続ける?

991 :じゃあ埋め:2008/08/19(火) 18:27:24 ID:sLv8ZRde
「なぁ、ライ」
「なんだいルルーシュ」
「俺のことどう思う」
「シスコン」

THREAD EX『シ ス コ ン』


「そうか……シスコンか」
「そうだよ」
「なぁ……ナナリーは可愛いと思わないか?」
「思うよ。可愛い」
「誰だって好きになるだろう?」
「誰だって好きになるね。僕も大好きだ」
「そのナナリーが妹だったら、どうなる?」
「さぁ…」
「つまり、こういう事だ。ナナリーがナナリーである以上、俺がナナリーを愛する事に何らおかしい事はない!」
「そうだね」
「だから、シスコンとか呼ばれ、蔑まれる対象であっていいはずが無い!」
「そうかもね」
「親許を離れ、兄妹で仲むつまじく過ごす姿を見てみろ!」
「涙なしには見られないね」
「だろう!?故に、これは本来誇るべき勲章なんだよ!」
「わー凄いルルーシュ」
「ふ…当たり前だ」
「……………」
「……………」
「………で?結局何がしたかったのルルーシュ?」
「ところで、お前も妹がいたと聞いたが」
「何を言っても、ナナリーから身を引くつもりはないよ」
「ちっ」

992 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:27:40 ID:/JCGFnFj
>>988 GJでした!
DVD買ってないから分かんねーや
とりあえず面白かったです

んじゃ俺、>>1000なら月下ライダーV3ネタを書くんだ

993 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:31:25 ID:m0X3WXUI
>>991
確認するまでもなく確信できるのがもっふークオリティw
まだ上の方のSSが読めてないので、後程新スレに感想落としますね>>991


994 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:31:57 ID:HPvfRoi3
支援はシンプルに、感想で思いの丈を。それでいいんじゃないの

最近はそこまでひどい支援過多もないと思うんで、大体何レス使うかは
必ずしも書かなくてもいい気もするけど。それともテンプレに
「数レスの場合、支援は必要ない旨を書いて下さい」くらいは入れた方がいいのかねぇ

>>988
また咲世子とV.V.が埋めにキター!
DVDは22日に届くの楽しみにしてるよ

995 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:31:58 ID:/JCGFnFj
>>991 まさかのこっち!
GJでした!
ライのセリフが棒読みにしか見えない
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!


というか強制はしない方がいいよね
正直議論してもあんまり意味が無い気がしないでもない

996 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:34:14 ID:p89ScQPs
>>922
V3はダメだって。誰もがあのライ〇ーを創造するから。V2でいけば、勝ち誇るV.V.の横でシャルル涙目。

997 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:36:23 ID:p89ScQPs
>>996
>>922じゃなくて>>992の間違いだったorz

998 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:44:17 ID:/JCGFnFj
>>996 なるほど、月下○リダーV2か
知識としてしかしらんが

999 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:46:00 ID:DQnsUl3T
埋め

1000 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/19(火) 18:46:06 ID:w/1nBVml
>>998
埋立て用SSのせいか、一瞬月下ロリダーに見えた

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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