2ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS SSスレ 16

1 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:06:58 ID:U1Biqz/I
ここはPS2/PSPソフト「コードギアス反逆のルルーシュ LOST COLORS」SS投稿スレです。
感想等もこちらで。このゲームについて気になる人はゲーム本スレにもお越しください。
基本sage進行で。煽り・荒し・sageなし等はスルーするか専ブラでNG登録して下さい。

■SS保管庫 http://www1.ocn.ne.jp/~herma/CodeGeass_LostColors/2ch/0.html

■過去スレ
1:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1209886757/
2:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1211557284/
3:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1213103523/
4:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1213952942/
5:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1214728916/
6:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1215348991/
7:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1215868597/
8:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1216128228/
9:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1216281315/
10:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1216490882/
11:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1216733413/
12:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1217157909/
13:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1217455545/
14:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1217765669/
15:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1218030302/

2 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:08:14 ID:U1Biqz/I
■関連スレ
コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS 17(本スレ)
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1218174588/
コードギアス ロスカラのライはフラグ一級建築士 フラグ3本目(主人公スレ)
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1215012689/
【PS2】コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1203247087/
【PSP】コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1207641630/
コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS 攻略スレ4
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gameover/1209720651/

■公式サイト http://www.geass-game.jp/ps/
■アニメ公式サイト http://www.geass.jp/

■攻略wiki http://www9.atwiki.jp/codegeasslc/


3 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:08:51 ID:U1Biqz/I
■SSを投下される方へ
1.投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れて下さい(または「何レス目/総レス」を名前欄に)
2.規制に掛かりやすくなっていますので、支援要請の旨も冒頭に書いて下さい。
3.投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為に必ずリロード。尚、直前の投下完了宣言から15分程度の時間を置いてください。
4.投下許可を求めないこと。みんな読みたいに決まってます!
5.ゲーム内容以外で本編放送前バレ情報があるSSは始めに注意書きを。
6.なるべくタイトル・カップリング・分類の表記をして下さい。(特にタイトルはある意味、後述の作者名よりも重要です)
・読む人を選ぶような内容(オリキャラ・残酷描写など)の場合、始めに注意を入れて下さい。
7.作者名(固定ハンドルとトリップ)について
・投下時(予告・完了宣言含む)にだけ付けること。その際、第三者の成りすましを防ぐためトリップもあるとベスト。
トリップのつけ方:名前欄に「#(好きな文字列)」#は半角で。
・トリップがあってもコテハンがないと領地が作れず、??????自治区に格納されます。

■全般
1.支援はあくまで規制を回避するシステムなので必要以上の支援は控えましょう。
2.次スレ建設について
・950レスもしくは460kB近くなったらスレを立てるか訊くこと。立てる人は宣言してから。
・重複その他の事故を防ぐためにも、次スレ建設宣言から建設完了まで投稿(SS・レス共に)は控えることが推奨されます
※SS投稿中に差し掛かった場合は別です。例 940から投稿を始めて950になっても終わらない場合など
3.誤字修正依頼など
・保管庫への要望、誤字脱字等の修正依頼は以下のアドレス(geass_lc_ss@yahoo.co.jp)に
    ※修正依頼の際には 作品の管理番号(その作品が始まる際の、スレ番号-レス番号。保管庫の最優先識別コード)を“必ず”記述して下さい
    例 0003_0342 のタイトルを ○○○ カップリングを ○○○
(↑この部分が必須!)
  もし、管理番号を記述されず○スレ目の○番目の……などという指定をされると処理が不可能になる場合があります
4.睡眠は1日7時間は取りましょう


4 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:09:25 ID:SPPFHsZw
「前回は上手くいかなかったが、今度は成功させてみせるぞ、ライ」
「まったく…今度は何をやる気だい?ルルーシュ」
「ブリタニアのライルルSSに対抗するべく、ライ×♀のカップリング連合を作る!!その名も超ライ!!」
「ち、超ライ……ださい」
「何を言う。かっこいいじゃないか、超ライ」
「黙れ超ルルーシュ」

THREAD 16『超ライ決議第壱號』

『こちらは蓬莱島上空です。ライ憲章批准の式典が今、まさに始まろうとしています』
「ああ…世界がルルーシュ色に染まっていく…僕には止められないのか」
『……放送をご覧の皆様。ただ今47カ国全てがライ憲章への批准を終えました。続きまして…』
「大体超ライって何だよ。参加国は、ええと…合衆国ライカレ、合衆国ライナナ、合衆国ライC、合衆国ライアニャ…
ぜ、全部で47種のカップリング連合…めちゃくちゃだ。ていうかブリタニアもライルルだけで飽きないのか。あ、神楽耶だ」
『最後にライ憲章第17条。ライ憲章を批准した国家は固有のカップリングを永久に放棄する』
「へ?」
『その上で各合衆国のSSについては、どのカップリングにも属さないSS投下集団、黒の騎士団と契約します』
「なんだそのSS投下集団って」
『契約、受諾した』
「するなよ。どうせルルーシュはライナナしか投下しないくせに」
『我ら黒の騎士団は超ライより感想やスレッドを提供してもらう。その代わり、我らは全てのSSを支援する盾となり、投下する剣となろう!』
「うわー…」
『それでは、私から最初の動議を。我が合衆国ライナナのスレが他国によって蹂躙され、不当な規制を受け続けています。
黒の騎士団の派遣を要請したいと考えますが、賛成の方はご起立を……賛成多数。よって――』
「あ、日本ってライナナなんだ。じゃあライカレやライカグはどこ?」
『いいでしょう。超ライ決議第壱號、投下目標は……合衆国ライナナ!!!』
『取り戻す!』
「藤堂さん…そこは日本じゃないです……帰ってきてみんな」


『『『オール・ライルル・ブリタニア!!オール・ライルル・ブリタニア!!!』』』
『『『ライナナ万歳!ライカレ万歳!ライC万歳!ライアニャ万歳!ラィ……』』』

5 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:10:00 ID:EzWSjFt0
>>1
おっつ〜!
>>4
やはり間に合うのか君は!ww

6 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:13:31 ID:qlsOkbPH
みなさん、お疲れ様ですww
はやいっすねぇーやっぱりww

7 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/10(日) 18:14:07 ID:OArYJp73
>>1 V.V.、および保管庫管理人よりささやかながら謝辞を述べさせていただきます。

>>4 第3地区の建設もそう遠い日ではなさそうですなw なんにせよお疲れ様です。

8 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:15:06 ID:50828r1S
キタ!
>>1
>>4
さすがですwにしても早すぎww

9 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:17:45 ID:88cdYaPh
>>1

>>4乙、いつも通りの早さですね


……はぁ、生まれ変わったらオレンジになりたい、全力で

10 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:35:45 ID:HgU+eWyD
>>1
乙です。

>>4
30秒って何だよwww最早神業wいずれにせよGJです。

もうこちらに投下した方がいいかな?18:45頃に投下したいのですが。

11 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:37:26 ID:A3iJTiPt
>>1乙です。

>>4 相変わらず素早く、かつスバラシイ。
  けど再来週にはスレが本編の話数に追いつきそうな気が……

>>10 支援する!

12 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:37:42 ID:b1wY1rxf
こい! 全力で支援する!!

13 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:38:31 ID:50828r1S
>>10
支援体制準備に入ります

14 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 18:46:00 ID:HgU+eWyD
皆様ありがとうございます、では投下します。
R2がああいう展開だからこそ、甘いものは食べたくなるのです、違いますか?
自分は書きたくなります。

作者:余暇
タイトル:幸福の春風
カップリング:ライ×カレン
設定:騎士団編カレンEND後
〈注意〉
・オリジナル設定で自転車が出てきます。
・カレンが幼少の頃はまだ使われていました。
・サクラダイトを使った高性能モーターの出現により、使われなくなります。

15 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:46:23 ID:A3iJTiPt
支援

16 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:46:35 ID:88cdYaPh
全身!全霊!全力!支援!

17 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 18:48:12 ID:HgU+eWyD
『幸福の春風』

ガタガタガタ。
「ふう。それにしても、ほこりが酷いな。」
その日、僕はアジト内の倉庫を掃除していた。いらなくなった物を処分するためだ。ちなみに、扇さんも一緒だ。
「すまないな、ライ。みんな用事とか言って逃げてしまってな、頼めるのがお前しかいなかったんだ。」
「いいですよ、扇さん。たまにはこういうのも……ん?」
僕は倉庫の奥で、ある物を見つけて手を止めた。ハンドル、サドル、二つの車輪、ペダル。サクラダイトを使用した
高出力のモーターが開発されたことでその役目をバイクなどに譲ったが、それまでは市民の足として広く使われていた物。
「どうした、ライ?」
「扇さん、これって自転車ですよね?」
「おお、よく知ってるな。しかし懐かしいなあ。こいつはな、昔カレンの兄貴のナオトが使っていたんだ。
後ろの荷台にまだ小さかったカレンを乗せて、あちこち走りまわってたんだ。そして俺は自転車なんて持ってなかったから、
いつもあいつらの後ろを全速力で走らされたんだ。でもそれも、今となっては良い思い出だよ。」
「そうですか。じゃあこれは三人の、特にナオトさんとの思い出がたくさん詰まってるんですね。」
「ま、そういうことだな。そうだ、せっかくだから掃除が終わったら、まだ乗れるかどうか見てみよう。付き合ってくれるか?」
「ええ、喜んで。」
自転車か。僕のいた時代にはなかったけど、一体どんな風景が見えるんだろう?


18 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:49:35 ID:A3iJTiPt
支援

19 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 18:50:14 ID:HgU+eWyD
そして掃除を終えた後、僕と扇さんは外で自転車の整備をしていた。
「チェーンやハンドルは錆びてないみたいですね。」
「ああ。実はな、使わなくなってからも半年から一年に一回のペースで、俺が整備してたんだ。
いつか平和な時代がきて、カレンがまたこの自転車に乗れるようにと思ってな。あいつを驚かせてやろうと思って、あいつの目を盗んでこっそりとな。」
「へえ。きっとカレンも喜びますよ。」
本当に扇さんは、カレンのことを大事に思っているんだな。
「よし、空気も入ったし、これで乗れるようになったぞ。お前、乗ってみるか?」
「いえ、先に扇さんからどうぞ。いつも後ろを走ってたんでしょ?今度は実際に乗ってみては?」
「お、いいのか?悪いな、じゃあお言葉に甘えて……。」
そう言って扇さんはペダルをこぎ出したが……。
ガシャーン!!派手にこけた。
「だ、大丈夫ですか扇さん!」
「ああ、平気だ、いてて……。やっぱり今でも無理か。実はな、何回かナオトに自転車を借りてそのたびに挑戦したんだが、
一度も乗れたためしがないんだ。」
「じゃあ、練習しましょうよ。僕が後ろを支えますから。」
「すまん、恩に着る。よーし、見てろー!」
僕が荷台を支え、扇さんがペダルをこぎ出す。
「いい調子です、安定してきました。」
「そ、そうか?まだ離すなよ、離すんじゃないぞ!」
でも僕はあえて、手を離す。
「やりましたよ扇さん、乗れましたよ!」
「え、ええ!?お前いつの間に!てことは……。おお、乗れた、俺は自転車に乗れたんだー!」
喜ぶ扇さん。とそこへ、物陰から人が。
「う、うわあああ、よけろー!」
ガシャーン!二人はぶつかり、自転車ごと倒れた。
「大丈夫ですか扇さん!それと……、え?ゼロ?」
何と、物陰に隠れていたのはゼロだった。


20 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:50:35 ID:A3iJTiPt
支援

21 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:51:37 ID:o8VBxKt1
支援

22 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 18:52:05 ID:HgU+eWyD
「や、やあ二人とも。奇遇だな。」
立ち上がりながら腰を押さえるゼロ。明らかに動揺している。
「何でこんな所にいたんだい?自転車に興味あるの?」
「な、何を言うんだ、私はゼロだぞ。別に自転車がうらやましくて、自分も乗りたいと思いつつ、
やっぱり声をかける勇気がなくて遠目から眺めてたとかじゃないからな!」
「「………。」」
僕と扇さんは声も出ない。自分からばらしてるよ、ゼロ。最早威厳のかけらもない。でもここで見下した対応をすれば、彼のプライドはズタズタだ。
「あー……。まあ、ちゃんと前を見なかった俺も悪かったよ。そうだ、お詫びと言ってはなんだが、ゼロも自転車に乗ってみないか?」
さすが扇さん。ゼロを傷つけないようにうまく対応してる。
「おお、いいのか?まあ、せっかくの機会だ。君がそう言うのなら乗ってみるか。」
興味がなかったように装いつつ、明らかに嬉しそうなゼロ。子供かよ。
「よし、では早速。」
そう言ってペダルに足をかけるゼロ。
「あっ!ゼロ、せめてマントは脱いだ方が……。」
グイッ、ビリビリビリ、ガッシャーン!!
僕の忠告を聞かずにこぎ出したゼロは、マントを後輪に巻き込まれ、派手に転んだ。あーあ、マントがボロボロ。仮面も少し欠けちゃったよ。
「………。」
「あ、あの、ゼロ?大丈夫?」
「な、なーに。自転車に乗れなくたってどうってことないさ。日常生活に支障はないんだし、怪我がなくて何よりだ。なっ、ライ?」
「そ、そうだよゼロ。今回は運が悪かっただけだって。次は必ず……」
「慰めなどいらーん!」
必死にフォローする僕と扇さんを睨みつけるゼロ。いや、元はと言えば君が……。
「もういい!自転車なんて二度と乗るもんか!」
プンスカ怒って立ち去るゼロ。
「…ライ、今のは見なかったことにしよう。その方が色々と都合がいい。」
「ええ、そうですね……。」
何かどっと疲れた。扇さんも大変だなあ。


23 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:52:18 ID:A3iJTiPt
支援

24 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:52:43 ID:EzWSjFt0
扇さん、まずは補助輪から…w 支援

25 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 18:54:16 ID:HgU+eWyD
「よし、気を取り直して、今度はライが乗ってみろ。」
「はい、やってみます。」
僕は軽く助走をつけてペダルをこぎ出し、難なく乗ることができた。顔に当たる風が心地良い。
「これ、気持ちいいですね。楽しいです。」
「そうか、それは良かった。」
とそこへ、カレンがやってきた。
「あれ?それってお兄ちゃんの……。」
「よう、カレン。懐かしいだろう?ナオトの自転車だ。倉庫にこっそりしまっておいたんだよ。いつかお前が乗れるようにと思ってな。」
「わあ、ありがとう。それにしても懐かしいなあ。」
僕はカレンの横で自転車を止めた。
「カレン、乗ってみるかい?僕は十分楽しんだから。」
「わあ、いいの?やったー、乗る乗る!」
カレンは嬉しそうに自転車に乗り、ペダルをこぎ出した。
「わあ、気持ちいいー!やっぱり自転車はいいなあ。」
本当に楽しそうだなあ……って、おい!見えてる、見えてるよ。今カレンが着ているのは学園の制服。制服のスカートはかなり短いので、
自転車に乗るカレンを正面から見た場合、その……。うは、白だよ。
「ライ、貴様……。見たな?」
隣にいた扇さんの体から黒いオーラが。まずい、ばれたか。いや待て、「見たな」ってことは、扇さんも見たんじゃないの?
「え、えーと。何の話ですか?」
「とぼけるな!カレンの下着を見ただろう!俺が見えたんだから、お前だって…。」
「扇さん!そんなこと大声で言うもんじゃありませんって!」
「ふーん。二人してそんなことしてたんだー。」
僕と扇さんが振り向くと、目の前にはいつの間に来てたのか、笑顔のカレンが。その瞬間、僕と扇さんの時は止まった。

次に気がついた時には、僕と扇さんは瓦礫に突き刺さっていた。扇さん、生きてるかな?


26 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:54:41 ID:A3iJTiPt
支援

27 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 18:57:14 ID:b1wY1rxf
超支援!!

28 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 18:57:35 ID:HgU+eWyD
「まったくもう、二人して……。」
カレンはまだ怒ってるようだった。扇さんは医務室に運んでおいた。
「だからごめんって。どうしたら許してくれる?」
「うーん、そうねえ。」
僕の言葉に、カレンは考え込んで、そして……。
「じゃあ、二人乗りしようよ。私が後ろに乗って。」
「二人乗り?ナオトさんとしていたように?」
「そう。子供の頃、よくお兄ちゃんに後ろに乗せてもらってたから、また同じようにしてみたいなあって。まあ本音を言うと、昔を思い出すと同時に、
ライと一緒に自転車に乗りたいなあって。自転車の二人乗りは、恋人同士ですることの定番だったんだよ?」
定番か。確かに、カレンと一緒に風を切って走るのは楽しいかもしれない。
「うん、いいよ。ついでに、どこか行く?」
「そうね、ゲットーの中を走りましょう。租界は人も車も多いから、自転車だと走りにくいわ。この先に小さな川があるから、そっちへ行きましょう。」
「わかった。じゃあ乗って。」
僕はサドルに腰掛けた。カレンが後ろの荷台に乗り、僕の腰に手を回してきた。
「うひゃっ。」
「どうしたの?」
「いや、カレンの指が脇腹に触れてきてくすぐったいんだけど。」
「何よ、それくらい我慢しなさい。それとも、もっとくすぐってあげましょうか?」
コチョコチョコチョ……。
「アハハハハ!ちょっ、カ、カレン、やめっ……!ヒハハハハ、だか、ら、やめっ、ハハハハハ!
げほっ、げほっ。ま、参った、降参します。降参するからやめてー!」
ようやくカレンがくすぐる手を止めてくれた。い、息が……。
「ふむ、ライって脇腹が弱いのか。いいことを知ったわ。」
納得顔でうなずくカレン。これから僕はどうなるんだ。
「と、とりあえず行こうか。しっかりつかまって。」
「ええ、お願いね。」
僕はカレンを乗せ、ゆっくりとペダルをこぎ出した。


29 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 18:59:43 ID:HgU+eWyD
ゲットーの中を自転車が走る、恋人たちを乗せて。
「風が気持ちいいわね。」
「そうだね、いい天気だ。」
「ところでさ、重くない?」
普通なら、彼女に配慮して「大丈夫だよ」と言うべきところだが、今日に限って僕の心には、いたずら心が芽生えた。だが、これがいけなかった。
「さあ、どうだろうねぇ。」
「………。」
コチョ……。
「ひっ!?」
「はっきり言いなさい。さもなくば……。」
「か、軽いです軽いです。全然平気です!だからくすぐらないでー!」
余計なことをした。危うく自転車ごと倒れるところだった。

「本当に懐かしいなあ……。」
不意に、カレンがポツリとつぶやいた。
「カレン?」
「こうやって私が後ろに乗って、お兄ちゃんが自転車をこいで、扇さんが後ろから追いかけてきて。
そんな平和な時代があったんだなあって。随分長い間、こういう平凡だけど平和な日常を忘れてた。
毎日銃弾が飛び交って、必ずどこかで誰かが死ぬ日常。日本人と言うだけで差別され、辛酸をなめてきた時代。
戦いに明け暮れて、小さい頃の平和なんて、すっかり忘れてた。」
「カレン……。」
思い出しているのか、今までに起こったことを。平和だった日々。突然その平和を乱されたこと。虐げられたこと。
支配に反逆し、戦ってきたこと。僕は途中からしか彼女を見ていないが、きっと色々なことがあったのだろう。


30 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:00:06 ID:U1Biqz/I
支援

31 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:02:01 ID:wizmQweB
>>4
今俺のこと呼んだ?
支援

32 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 19:02:22 ID:HgU+eWyD
「でも……。」
カレンは続けた。
「今はこうして、日本に平和が戻った。ゲットーは荒れたままだけど、ここも近いうちに復興する。
日本人だからといって差別されることはもうない。みんなが笑って暮らせる世界を取り戻すことができた!」
「そうだよ、ゼロや僕たちの手で世界を変えた。ナオトさんや君が望んだ世界が、今ここに存在する。
これからは、この平和な世界を守り、次の世代へと受け継ぐことが僕たちの仕事だ。」
「そうね、せっかく手に入れた平和な世界ですもの。大事に受け継いでいかなくちゃ。」
カレンは、僕の体をつかむ手に力を込めた。
「ライ、これからも一緒にいてくれる?」
「カレン?」
「私はあなたとともに戦って平和を手に入れ、あなたと惹かれあい、結ばれた。これからは、あなたと一緒に平和で優しい時間を過ごしたい。
私、ずっとライのそばにいたいの。だから、これからも私の隣に……。」
「当然だ。むしろ僕の方がお願いしたいくらいだよ。僕が前を見て歩けるのも、君がいつだって隣にいて笑ってくれるから。
僕はこれからも君の笑顔を守りたい。ずっと、君のそばにいさせて欲しい。」
「……うん。」
カレンは、僕の背中にそっと体を預けてきた。背中に感じる彼女の柔らかいぬくもりが心地良かった。
「ねえ、もうすぐ川の堤防沿いの道に出るはずだから、そこで休憩しましょう。」
「いいよ。じゃあ、少しスピードを上げるよ。」
「わっ、速い。あまり無茶しないでよ。」
僕たちはさらに風を切って、川へと向かった。


33 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:02:41 ID:88cdYaPh
全力で支援!

34 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 19:04:24 ID:HgU+eWyD
僕たちは川沿いの道に出た後、堤防を下って河原へと降り立ち、自転車を置いて地面に寝転がった。河原は一面の野原となっていた。
「ライ、疲れてない?」
「いや、平気。それにしても、ここは風が気持ちいいな。」
「そうね、川が近いからかしら?」
風に吹かれ、草が揺れる音を聞きながら、二人は空を見ていた。
「次の世代、か。」
「カレン?」
「ほら、さっきあなた言ったでしょ?『平和な世界を次の世代へ受け継ぐのが僕たちの仕事だ』って。」
「ああ、言ったよ。それがどうかした?」
すると、カレンは急に顔を赤らめ、モジモジし始めた。
「その、ね……。私たちの身近な所に『次の世代』はまだいないじゃない。
この世界を受け継いでくれる『次の世代』って、『私たち二人』の前に現れてくれるのかな?」
「あ……。」
カレンの言いたいことが読めてきた。なるほど、そういうことか。
「心配無用だよ。」
僕は体を起こしてカレンに近寄った。すぐ下にカレンの顔がある。
「そう遠くない未来に、必ず会えるから。僕が保証する。」
「遠くない未来、ね。その言葉、信用してもいいのね?」
「うん、ぜひ信じて欲しいな。」
僕たちは見つめ合った後キスをして、熱い抱擁を交わした。柔らかな春風が、平和で優しい世界を駆け抜けていた。


35 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:05:13 ID:U1Biqz/I
支援

36 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 19:06:18 ID:HgU+eWyD
おまけ
「さあ、今日こそは自転車に乗るぞ!」
「前はマントが車輪に巻き込まれて大変だったからね。」
「そうだ。だから今日は自転車に乗る時専用のマントを用意した。」
そう、今日のゼロのマントは、腰の上あたりまでの長さしかない。
「別にマントを脱いで乗れば済む話だろう。」
「いや、それは何かゼロとして納得いかん。では、いざ行かん!」
そう言ってペダルをこぎ出したゼロ。だが。
ガシャーン!
「大丈夫かい?やっぱり仮面とマントが重すぎるんだろう。一度、ルルーシュとして自転車に乗ったらどうだい?
それで問題なく乗れたら、ゼロとして練習すればいい。」
「むう、なるほど。確かに、今まで一度も自転車に乗ったことのない俺が、いきなりこんな格好で乗ること自体が無謀だったな。」
(先に気づけよ……。)
「では、キャストオフ!」
勢いよく仮面とマントを脱ぎ、ルルーシュに戻ったゼロ。
「さあ、行くぞ!俺は今、世界を駆ける風になる!」
ガッシャーン!!
「………。」
「ルルーシュ……。練習しようか、僕も付き合うよ。」
「お願い…します。」
こうして、僕とルルーシュの特訓が始まった。

一週間後、彼は挫折した。自分のジャンルではないと悟ったからであった。


37 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:06:30 ID:88cdYaPh
全力で支援!

38 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 19:10:39 ID:HgU+eWyD
以上です、支援ありがとうございました。
自分のSSの中では、二人はほぼ毎日プロポーズしちゃってますね。
でもこのスレはいろんな職人さんいるし、一人くらいこういうバカが
いても、大丈夫…ですよね?

39 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:10:39 ID:EzWSjFt0
「お願い…します」から5分も立たないうちに土の味を覚えている件

40 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:13:03 ID:50828r1S
前スレ>>1000
ライはそんなことしないとおもうんだ…

余暇卿GJ!
ルルーシュって何やってもダメなイメージしかないww
にしても読んでて涙でそうになったよ…なんでかな…

41 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:14:58 ID:88cdYaPh
>>38 余暇卿、GJでした!
あぁ、少し癒された ほのぼのした感じ、良かったです
しかしゼロのキャストオフを想像して吹いたww
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

42 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/10(日) 19:17:02 ID:OArYJp73
全然OKです。前スレでも言いましたが自分の書きたいものを書くのがいちばんいいと思いますよ?GJでした。

以下、私の妄想
ユフィ「ル、いえゼロの落ち込んでる姿が哀れすぎて見てられないんです……。ですから今度の彼の誕生日には三輪車を
 送って差し上げようと思いまして。ライはどう思います?」
ライ「いやそれは余計マズい」

43 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:25:29 ID:jSFDydvN
>>トーマス卿
キコキコキコ……と三輪車に乗るゼロを想像してカルピス吹いたじゃないかwwwww
キーボード返せwwwww

44 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:26:12 ID:50828r1S
19:30分から投下したいとおもいます
2スレ程度ですみますので支援は要らないと思います

45 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:28:22 ID:6bfrBrxg
あ、1000とっちゃったゴメン


でも過剰に頼り過ぎるとさすがのライもキレちゃう気がするんだ……
フォローというかライに後始末を任せすぎるのはまずいぜ
このままじゃ鬱憤の溜め過ぎでおかしくなるか某フォロ方十四フォローになっちゃう

46 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/10(日) 19:30:52 ID:50828r1S
定刻になったので投下したいと思います

舞台裏の暮らしS 〜MAD の 世界〜

・またサイドストーリーです
・ライ×ぶいつー ですねハイ。

※注意※
・相変わらずキャラ壊れ

47 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:31:07 ID:GPz6UPX+
まぁいいさ
業界内でも谷口、大河内の名は轟いただろうし、アニメ史にも残るもん生み出したんだから
当人も満足じゃないかね

次回作があるのなら頑張ってちょうだい

48 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:31:32 ID:uNZoZjGu
>>45 次回作はフォロストカラーズですね、わかります

49 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:31:42 ID:HdnlZ3E4
来い来い

50 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/10(日) 19:32:20 ID:50828r1S
「ねえライ。ウマウマって知ってる?」(カチッ、カチッ)
「いきなり何を言い出すんだ。僕が知るわけ無いだろ。なんだ?馬の鳴き声か?」
「違うよ。それも何で君は知らないの?」(カチカチ)
「なんでって言われると・・・」
「君、踊ってるよ。ココで」
「!?」

「こ…コレは……!!」
「カワイイね。あっ、こんなのもある。面白そうだね」(カチカチッ)
「…何で僕がいるの・・・?」
「ふふふ、ちゃっかり本編に出演しちゃってるね」
「いや、僕踊った覚えも勝手に出演した覚えもありませんから」

「他にも色んなキャラクターが踊ってるね。どれも皆可愛らしいよ」
「おい、これお前がでてるぞ」
「あっほんとだ。…製作者だれ…?」
「ええっと○○って人だぞ…ってどこ行く気だ?」
「ちょっとおでかけさ。すぐ帰ってくるよ。ロロに会ってくる」
「オイ。まさか製作者を……!」
「だってぼくのポジションがおかしいよ、コレ。ぼくはボケキャラじゃないよ」
「いや、ちょっと……まってー!!!!殺すなー!」



51 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:33:44 ID:OArYJp73
いらないと言われても支援

52 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/10(日) 19:34:51 ID:50828r1S

       〜30分後〜 

「……しかたないなぁ。ライがそこまで言うなら許すよ」
「それでいいんだ。製作者もそこまで考えてなかったと思うし」
「気に入らないなぁ……。そうだ、ぼくたちで作っちゃえばいいんだ」
「はっ!?」
「この踊りなら簡単につくれると思うし、第一君の女装姿だと食いつきがいいとおもうんだ」
「アッー!な人々にですか……」
「まあ相手役はいないけどしかたがない。よし作ろう」
「ちょっとマテーーーーーー!!!!!お前はいつも動かないだろ!僕ばっかり働かせる気だろ!」
「あたりまえだよ。どこか変なところある?」
「……」
「ちょっと参考に踊ってみてよ」
「いやだよ」
「……(キラーン)」

53 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/10(日) 19:35:57 ID:50828r1S

「はい、全力で踊らさせていただきます」

「いい子だね、ライ。さすがぼくの妹」
「……」
「えっと……まず両手を頭の上にのせて動物の耳みたいにするんだ」
「こ…こう……?」
「そうそう。それでリズムにあわせて腰を振る」
「んっ……難しい…ってうわっ!!」

ドターン!!

「何倒れてるのライ?ドジっ娘だね」
「ドジっ娘言うな!」
「だってこれじゃ作れないよ。ライがドジっ娘だから」
「だからドジっ娘じゃないってば!」
「しかたない……あきらめよう……」
「だから無視するなって!」
「またテレビにでたいなぁ……今度にでも出ようか?」
「僕の意見は完全無視ですか…そうですか……」

54 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:36:23 ID:OArYJp73
ノーマルな私だがライの女装なら支援

55 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/10(日) 19:38:39 ID:50828r1S
投下終了。
2レスなのに3レスいっちゃった。スイマセン

また月曜日になったら投下しにやってくると思います。
なにせ今回はたくさんの方々が特区にいらっしゃったので(キラーン)

56 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/10(日) 19:43:43 ID:OArYJp73
>>55 詳しくは言いませんけど、今日死んだ(と思われる)キャラを慌てて特区あの世扱いすると後悔することになるかも……。

57 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 19:45:43 ID:88cdYaPh
>>55 ワラビ餅卿、GJでした!
V.V.……出れんのかよ!
ネタがイマイチ分からないのでこのくらいしかツッコめないorz
まだだ、まだ確定したわけじゃない! テンさんは明らかだが
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

58 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:03:07 ID:U1Biqz/I
>>38
GJです!あぁ癒されたwwwこういう時だからこそ甘いものが必要ですよねw
そしておまけのゼロに笑わせて貰いましたwww
次の投下も楽しみにお待ちしております
>>55
GJでした! 僕はネタが分かるだけに笑わさせて頂きましたw
これでライとV.V.が踊ってるとこが見たくなっちゃいましたwww
次の投下も楽しみにお待ちしてしております
>>56
そうなんですかw
では少なくともフレイヤで死んだ可能性のあるキャラは
確認が取れるまで特区あの世扱いしない方向でどうでしょう?ワラビ餅卿
むしろフレイヤ以外で死んだキャラ多いなw
テンさん、ヴァルキュリエ隊(4人)、木下副隊長、アルフレッドとデヴィッドのグラストンナイツの2人
でよかったかな?


59 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:07:34 ID:89rfW/Xw
 前回の続きを投下させていただきます。

<オリキャラ。オリ設定注意!>です。

○ロイ・キャンベル。
 0007-0290参照。
○クラブ・コンクエスター
 0007-0290参照。
○ライ
 0012-0009参照。

60 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:09:41 ID:S0Cmshqp
一分一秒を大切に支援

61 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:10:05 ID:89rfW/Xw
 ○ターン5『戦う 理由』Aパート

 エリア11の政庁にあるナイトオブセブン。枢木卿専用の執務室。
 そこでは、帝国最強の騎士団の一員であるジノとアーニャをトイレ掃除送りにしたスザクとロイがいた。スザクは学生服のまま。ロイはすでにラウンズの軍服に着替え、青紫のマントを羽織っている。
 ズズズズズズ……。
 二人は、向かい合って湯呑になみなみと注がれた熱い緑茶を同じテンポの音を立てて飲む。間に置かれたテーブルにはスザクが揃えた各種煎餅が完備されており。お茶のお供は完璧と言ってよかった。
「それにしても本当に驚いたよ。三人同時に来るんだから……」
 と、スザクが、湯呑から口を離して苦笑した。対して、ロイは湯呑をテーブルに置いて呆れた顔で言う。
「ジノの奴。まさかスザクには僕達が来ることすら伝えてなかったなんてね……びっくりしただろ?」
「そりゃあそうさ。政庁に帰ってきたら所々壊れてるし、君たちは本気で戦ってるし、アーニャはトイレ掃除してるし、状況を把握するのには時間がかかったよ。全く、人が悪いよジノも」
「まったくだ」と言って、ロイは再び湯呑を口につける。
 日本のお茶は今まで飲んだことは無かった。紅茶と違って独特の強い渋みがあるが不味くはない。むしろロイの味覚には合っているようだった。
 スザクは急須を持って「おかわりは?」とロイに尋ね、ロイがありがたくいただく旨を告げると、スザクはロイの、<愛は地球を救う>と書かれた湯飲みにお茶を注ぎながら言った。
「ところでロイ、僕の“ランスロット”は?」
「ああ、あれはもう少し調整がいるらしくてね。来週ロイドさんが直に持ってくるよ」
「そうか」
 そう答えながら、スザクは自分の湯呑にもお茶を注いでから急須を置いた。そして、顔を上に向けて「う〜ん」と呻く。
「調整の時間がかかってるのは、やっぱりあれが原因かな……」
「セシルさんから聞いたよスザク。模擬戦で無茶したんだろ? まぁ、分からなくも無いけど」
「エニアグラム卿が相手だったんだ。手なんか抜けないよ」
「そうだね。僕もあの人に模擬戦でエライ目に合わされたのは一回や二回じゃないし」
 と苦笑するロイに、スザクは微笑みながら、
「でも、良い事もしてもらったんだろ?」
「え?」
「そのマント。エニアグラム卿と同じマントだから」

62 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:10:27 ID:c4zXPkYZ
支援準備しますよー

63 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:10:59 ID:c4zXPkYZ
支援もういっちょ

64 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:13:11 ID:89rfW/Xw
 と、羽織っている青紫のラウンズマントを指されて、ロイは少し頬を染めた。
「ああ。僕のために作ってくれたみたいで……」
 そう言ってロイは、その照れた顔を隠すように俯いて、太い眼鏡をクイッとかけなおした。
 それからしばらく、二人の雑談は続いた。久々に会ったという事もあり、話す内容には事欠かなかった。
 だが、唐突に、
「ところでさ。ロイ」
 と会話の途中で、スザクが話を切り出してきた。ロイは本日三杯目のお茶をすすりながら「んっ?」と意識を向ける。
「なぜ君が来たんだい。このエリア11に」
「へ? ああ、それは」
 何気なく答えかけて、ロイはふと言葉を止めた。
「……」
 一瞬。本当に一瞬だったが――スザクの目が鋭く尖った。
「?」
 スザクはすぐに表情を笑顔に戻したが、その一瞬だけ、その日本人独特の黒い瞳には軽い怒りのような感情が込められていた。……ような気がした。
 ロイは首を傾げた。しかし、隠す事など何も無いので、正直に言う。
「ゼロに興味があってね」
「ゼロに?」
「ああ、あの放送。ゼロ復活の放送だけど君も一緒に見てたよね? あれを見て面白そうな男だと思ったんだ。だから、直に見てみたいと思ってさ」
「…………へぇ」
 すると、スザクは今度は一瞬ではなく、ハッキリとこちらに敵意にも似た鋭いの眼差しを送ってきた。そして、尋問する警察官のようなやや暗く、重い圧力を持って言う。
「なぜゼロに興味を持ったんだい……」
「え、なぜって……」
「なぜ、ゼロが面白い男だと思うんだい?」
 スザクからの妙な圧力は続く、ロイは怪訝に思いながらも答えた。
「理由なんてないよ。ただ、このブリタニアに反旗を翻した男だから、ナイトオブラウンズとして関心を抱いただけさ」
「……」
 その言葉を値踏みするように、ジッと険しい顔でこちらを見つめるスザク。
 ロイはスザクが何を考えているか読めなかったが、一つだけ漠然と理解した。スザクは自分――ナイトオブゼロを歓迎していない。
「……スザク。もしかしたら、僕に来て欲しく無かったのか?」
 ロイは思い切って尋ねてみた。今まで、スザクは一緒に任務をすると決まればとても喜んでくれた。

65 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:13:29 ID:U1Biqz/I
支援

66 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:13:54 ID:c4zXPkYZ
支援

67 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:15:38 ID:89rfW/Xw
 でも、今回は……。
「……」
 スザクはロイの問いに答えずに、視線を下に向けてなにやら考え込む。
 ロイはその様子を黙って見ていた。やっぱり意味が分からなかった。自分は何かスザクの気に触る事をしただろうか? と考えを巡らしてしまう。
 やがて、スザクはゆっくりと顔を上げた。その表情は――ちょっと困ったような微笑みだった。
「いや、すまない。何でもないんだロイ。こっちの勘違いだったみたいだ」
 そして、スザクはスッとその細いながらも、鍛え上げられた右腕を差し出してきた。
「君の優秀さは良く知ってる。これからよろしく頼むよロイ」
 そう言って笑うスザク。少なくとも、今この時のスザクの笑顔は本物だった。
 ロイはパッと顔を輝かせた。そうだ、スザクが自分の事を歓迎していないなんて考えすぎだった。
「ああ、こちらこそ。また君と仕事ができて嬉しいよ」
 その差し出された手に、自分の手を重ねる。そして二人は固い握手を交わし、また微笑み合った。
 一拍置いて、ロイは安堵感をかみ締めながら手を離し、再びソファに背を預ける。
 スザクも同じように、体をソファに預けたのを見計らって、ロイは口を開いた。
「それにしてもスザク。ジノも言っていたけどそれ、変わった服だね?」
 ロイはさっきまでの暗い思考と空気を振り払うかのように、あえて明るい口調で聞いた。
 別に、この言葉自体に意味は無い。ただ、さっきまでの嫌な話題から話が変われば良い。そう思って何気なく言った言葉だった。しかし、スザクはその何気ない言葉に対して心底意外そうな顔をした後、
「あ、ああ……」
 と、曖昧に答えて、その制服を指で撫でた。
「学生だからね。制服」
「アッシュフォード学園の?」
「君にとっても懐かしいんじゃないかい?」
「?」
 笑顔で言うスザクの言葉に、ロイははてな、と首を傾げた。
「何を言ってるんだスザク。僕はそんな制服を見たのは初めてだよ」
「……そうだったね」
「……」
 ロイは眼鏡の奥でスザクに疑惑の眼差しを向けた。まただ。また、スザクが一瞬だけ怪訝そうに瞳を尖らせた。
(……何なんだ一体)

68 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:15:56 ID:U1Biqz/I
支援

69 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:17:19 ID:Sqzp8w1G
支援

70 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:17:57 ID:89rfW/Xw
 ロイは一瞬迷ったが、ここは今後のためにハッキリと言う事にした。
 これからスザクとはこのエリアで、共に背を預けあってやっていく事になる。だというのに、初日からその仲間に、胸がモヤモヤとするような感情は持ちたく無い。
「スザク。いい加減にしてくれ。一体どうしたんだ? 今日の君はなんかおかしいよ? 僕に気に入らない所があるのなら――」
「いや、なんでもないんだロイ。もう態度は直す。……ごめん。ここ最近色々あってさ」
「……」
 そう言って、すまなそうな顔をするスザク。そんな顔をされたら、ロイはもう何も言えなかった。
 やはり、元ナンバーズであるスザクがラウンズをやっていく過程では、自分とはまた違った強い風当たりがあったりするのかもしれない。
 と、ロイはいまだに、スザクの態度に釈然としないものを感じているが、とりあえずそう勝手に理由を作って自分を納得させておくことにした。いや、もしかしたら、その予想が間違っていない可能性だってある。
「分かったよ。君も色々あるんだね……」
「ああ、本当にすまない……って、ん?」
 とその時。スザクは突如、目を見開いた。そして、少し困ったような顔をして、
(あ〜ロイ。あのさ)
 とロイに小声で話しかけてくる。思わず、ロイも小声で返答した。
(何?)
(えっと、君は気付いてないと思うんだけど……。一応言っておいた方がいいかな、と思ってさ)
 ロイはスザクの言いたい事が瞬時に分かった。だからロイはまず悠々とお茶を一口のみ、
(ああ、もしかして気付いたのかいスザク?)
(へっ? って事はロイ。君は気付いてたの?)
(ああ、とっくにね)
 というロイの言葉を聞いて、スザクは更に驚いた顔をした。
 実を言えば。先ほどからドアの隙間からピンクのもふもふ――アーニャ・アールストレイムが入り口のドアの隙間から顔を少し出して、こちらを、おそるおそるチラチラと覗いている。
(許してあげなよロイ)
 そう説得するスザクに、ロイは訝しげな視線を向けた。
(意外だなスザク。君がそんな事を言うなんて)
 ロイは、テーブルに置いてあった固焼き煎餅を手にとって、バリバリとかじる。そして、それをお茶で流し込んでから不機嫌そうに口を開いた。

71 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:18:16 ID:U1Biqz/I
支援

72 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:18:47 ID:c4zXPkYZ
支援ですう

73 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:20:28 ID:89rfW/Xw
(政庁の守備力に問題点があったのは認めよう。でも、それならそれで、ちゃんとした正しいやり方で主張するべきだ。それをアーニャは間違った。簡単に許していいものじゃない)
 正論である。しかし、いつもはその正論を頑なに養護するスザクは、今回それをしなかった。
(それは分かるよロイ。でもさ……)
(スザク。間違ったやり方に意味は無いんじゃなかったのか?)
(それはそうだけど……)
 でも、とまた呟いてスザクは一旦言葉を置いた。そして少し考え込んでから、またこちらを説得するような口調で喋り出す。
(完全に悪意からきてやったわけじゃない。少なくともアーニャは純粋にナナリーのためにやってくれたんだろ? だから、僕は君にアーニャを許してあげてほしいんだよ……。あっ、もちろんジノは話が別だけど)
「……」
 この少年はいつもそうだな。とロイは数ヶ月ぶりに再会した友の言葉を聞いてそんな事を思った。
 頑なに規律を重んじるくせに、それ以上にどうも情に流されやすい。あやふやででたらめ。
 冷たい男にはなれるが、自分やジノと違って冷徹になろうとしてもなりきれない男。それがスザクだ。
 でも、まぁ、ロイはそんな人間味溢れる甘いスザクが大好きなので、その事について文句を言う気はサラサラないわけだが……。
「ふぅ……」
 ロイは少し考え込んでからポリポリと自分の頭をかく。そして、また深くため息をついて、
「アーニャ。掃除は終わったのか」
 と顔を向けずに、あえて怒気を含んだ声で言った。
 背後のアーニャはビクッと体を震わせる。そして扉に隠れたまま、戸惑いながらも答えた。
「うん……。セシルに聞いたり、掃除のおばちゃんに手伝ってもらったり……」
「そうか」
 ロイは体を捻り、ソファ越しにアーニャに顔を向ける。その顔は、男ながら悪戯をした子供を、仕方の無い子ね。と許す母親のような顔だった。
「じゃあ疲れただろ。こっちにきてお茶を飲みなよ」
「でも……」
 不安そうな顔で、その場から動かないアーニャ。
 スザクは見るに見かねたのか、助け舟を出した。
「ロイもこう言ってるし、罰は受けたんだろ? ならこっちにきて一緒にお茶を飲もうよアーニャ」
 それでもアーニャはその場から動かず、視線を下に向けたまま尋ねた。
「……ロイ。怒ってない?」

74 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:20:35 ID:U1Biqz/I
支援

75 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:21:28 ID:c4zXPkYZ
支援

76 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:22:52 ID:c4zXPkYZ
支援

77 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:23:45 ID:89rfW/Xw
 それは、いつも通り淡々とした口調だったが、仲間であるロイとスザクには分かった。その声の悲しげで微細に震える口調を。
 ロイは(少しやりすぎたかな……)と自嘲気味にため息。そして、今度は温和な年上の顔で微笑んだ。
「もう怒ってないよ」
 そう言って、ロイはふと自分も何だかんだで情に流される人間だな……。と実感した。
「本当?」
 アーニャが顔を上げる。
「ああ、本当さ」
「だってさ、良かったねアーニャ。今、紅茶を淹れるから。あっ、確かケーキもあったかな」
 と、言いながらスザクは席を立ち、ロイ達に背を向けて部屋の隅にある棚まで歩いていく。多分、そこに紅茶を淹れる器具があるのだろう。
「……」
 アーニャはトボトボとした足取りでソファの前まで来ると、スザクが座っていた方か、ロイの座っている方か、どちらに座るか少し迷って、結局はロイの隣に腰掛けた。
 トイレ掃除の後だからか、それともKMFに騎乗して汗をかいたからか、アーニャはシャワーを浴びてきたようだった。
 彼女が腰掛けたと同時に、ミルクのような甘いシャンプーの匂いがロイの鼻腔をくすぐって、ロイはなんか気恥ずかしくなった。

 ○

(考えすぎだったか?)
 スザクは、棚の前で紅茶を淹れる準備をしながら、鋭い表情で考えを巡らせていた。
 なぜ、ロイがこのエリアに来るのか。ある事情から、スザクにはその理由をハッキリさせる必要があり、義務があった。
(話を聞いた所によれば、ロイはジノに誘われてこのエリアに来たらしいけど……)
 この点だけ見るならば、不思議な所は無い。
 ロイは優秀な上に、アーニャ、ジノと並んでブリタニアでは珍しくナナリーの思想に共感してくれる数少ない貴族だ。
 このエリアへの派遣が決まっていたジノが気を利かせて、ナナリーの政策が上手くいくように、友人のロイをこのエリアへ誘うことに関して不思議な所は何も無い。
 だが……。
(もし、彼がそうなる事が当然という背景を盾に、意図的にこのエリアに来たとすれば……)
 そう……。例えば、ロイがそうして欲しいというジノの思考を逆手にとって、意図的にジノにこのエリア11の地に自分を“誘わせた”としたら? 
 彼の話術の巧みさを考えればありえない話でもないだろう。

78 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:24:06 ID:U1Biqz/I
支援

79 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:24:37 ID:c4zXPkYZ
支援

80 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:26:34 ID:c4zXPkYZ
支援

81 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:26:49 ID:89rfW/Xw
 だから、スザクは今回色々カマをかけてみた。
 ゼロの事。
 制服の事。
 しかし、スザクはロイの一挙一動全てを見逃すまいと、その態度を凝視していたが、特に不審な点は見当たらなかった。
 もっとも、賢い彼にとってこの程度のカマかけに引っかかる事などまず無いだろうが……少なくとも今回だけで判断するならばシロと言うしかない。
(それとも、疑う事自体が不毛な事なのだろうか?)
 “あの方”の“あの力”の呪いは完璧なはずだった。
 それは慈愛に溢れていた“彼女”のあのような行動を間の当たりにしたスザクが一番良く知っている。
(いや……)
 スザクは後ろで談笑するロイとアーニャには分からないぐらい小さく首を振った。
(本心を隠すのは、アイツと一緒で上手かった)
 そう。それでスザクは一度欺かれている。
(油断は禁物だ。常に疑い続けるぐらいで丁度いいんだ。“二人”とも僕より演技力や読みあいにかけては何枚も上手なんだ)
 どちらにしろ、ロイについてはこのゼロが復活した地――エリア11に来てしまった以上“奴”共々、自分が目を光らせる必要があるだろう。
「スザク。お茶はまだ?」
 そんな思考を遮るように、アーニャの急かす声がした。
 スザクは急いで顔つきを緩める。そしてゆっくり振り返った。
「はいはい。今淹れるよアーニャ」
「遅い」
 眉をひそめるアーニャ。
 その時、アーニャの隣のロイが、分厚い眼鏡をキラリと光らせた。
「アーニャ。淹れてもらっているのに。その言い草は無いだろ」
「……ごめんなさい」
 あのアーニャがシュンとした。その光景を見て、スザクは思わず吹き出してしまった。そしてアーニャに睨まれた。
 風が吹く。外の日はもう沈み、夜になろうとしていた。

 ○

 エリア11の政庁でのラウンズ襲撃事件から二日後。
 ブリタニアのベリアル宮では、ナナリー・ヴィ・ブリタニアが明日のエリア11への出立にあたり、その準備を始めていた。
 準備。と言っても実質的な事は侍女達がやってくれるので、ここでいう準備とはつまり、ナナリーの心の整理の事だった。

82 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:27:24 ID:U1Biqz/I
支援

83 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:27:44 ID:c4zXPkYZ
支援!!

84 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:28:19 ID:Sqzp8w1G
支援

85 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:30:16 ID:89rfW/Xw
(……)
 部屋の窓から、夜空を見上げる。
 そこには丸い月が浮かんでいた。しかし、それは視覚に障害のあるナナリーには見えない。
 でも、雰囲気で感じる事はできる。丸い月が自分に届ける優しい光と、その暖かさを……。それはここ一年で身に付いた感覚だ。
 一年前まで、ナナリーは満月である事を感じる事は出来なかった。そんな感覚は必要無かったと言って良い。
 なぜなら、傍にはいつも満月である事を教えてくれる人がいたから。
 ――ナナリー。今日は満月だよ。
 そう言って易しく手を擦ってくれた兄。ルルーシュ・ランペルージ。
 今現在、生死不明の大切な家族。
(お兄様……)
 ナナリーは月に呼びかける。きっと、生きて同じ月を見ているであろう兄に想いが届く事を願って。
(お兄様。私は日本で私が正しいと思う事を目指してみます。どうか、見ていて下さい。見守っていて下さい。そして出来れば……)
 目頭が潤む。しかし、ナナリーはエリア11へ行くと決めた時、同時にもう泣かないと決めた。だから、ナナリーは今にも嗚咽を響かせそうな、いけない唇をギュっとして耐える。
(私の傍で支えて下さい。お兄様……) 
 気付くと、ナナリーは自分のドレスを力強く握っていた。
『ナナリー様』
 唐突にドア越しに呼びかけられて、ナナリーはハッと顔を上げた。
 聞き覚えのある声だった。自分の身の回りの世話をしてくれている侍女の一人だ。
 ナナリーは泣いてはいないものの、それでも自分の声が少し震えていないか心配になりながら恐る恐る返答した。
「あ、はい。何ですか?」
『お客様がお見えになっております』
「お客様? どなたですか?」
『カリーヌ様です』
 ナナリーはそれを聞いて、怯えの表情では無く、心からの笑顔を浮かべた。
「あ、では私の部屋にお通しして下さい。それと、お茶の用意をお願いします」
『かしこまりました』
 侍女は部屋に入る事も無く一礼して去っていった。
(……そういえば、もう半年になるのですね。カリーヌ姉さまがここに足を運んで下さるようになってから) 
 そう感慨深い気分に浸りながら、ナナリーはふと、半年前の出来事を思い返していた。
 そう、半年前。このベリアル宮に初めてカリーヌが自らやってきた日の事を。

86 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:30:30 ID:c4zXPkYZ
しえーん

87 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:31:21 ID:c4zXPkYZ
支援

88 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:33:41 ID:c4zXPkYZ
支援

89 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:33:52 ID:89rfW/Xw
 ○

 半年前。ベリアル宮。
「……」
「……」
「……」
 ナナリーの部屋には重い空気が充満していた。
 部屋に居るのは三人の少女。この屋敷の主であるナナリー。その護衛役であるナイトオブシックスのアーニャ。そしてナナリーの姉である第五皇女カリーヌ。
 身分の違いはあれ、三人は偶然にも同い年だった。
 通常、同い年の女の子が三人集まれば、お菓子をつまみながらお茶を飲み、今流行の歌手や芸能人。この前あった面白い事。好きな男子の話題。などで、キャッキャッと大いに楽しく盛り上がりそうなものだが、
『……』
 誰一人として口を開かない。静かだ。静か過ぎて、屋敷のどこかにいるメイドや侍女たちの話し声すら聞こえてきそうな程だった。
 ナナリーは黙って俯いて、ドレスの裾を握っているし、アーニャはその傍で直立不動しながら、黙ってカリーヌの事を睨むように見据えている。
 カリーヌは、どことなくそんなアーニャの視線に気付きながらも、我意に介せず、といった感じで目の前のお菓子に手を付けず、黙って紅茶だけを飲んでいた。
 長い長い時間が過ぎる。最初に口を開いたのはアーニャだった。
「カリーヌ様。何しに来たの?」
 と、聞いてはいるが、その言葉の意味が<用が無いならとっとと帰れば?>と言っているのは明白だった。
 当然、カリーヌもその言葉の意味には気付いた。
「うっさいわね」
 カリーヌは、手に持ったティーカップを置いて、不満げに言った。
「私だってこんな所に来たくは無かったわよ。でもロイ様がナナリーと仲良くしてください。って言うんだもの。仕方ないじゃない」
 それを聞いて、今まで変化が無かったアーニャの瞳がスッと狭まった。
「ロイのために来たの?」
「悪い?」
 問われて。アーニャは即座に答えた。
「悪い。色々悪くて一つ一つの理由を挙げていくのも面倒。だけどあえて一つ言うなら、まずロイの頼みをこういう表面上の行動だけで取り繕おうとする性根が気に入らない。
 そもそも、本気でこうやって、ナナリー殿下の家を訪問する“だけ”の行動をロイが望んでると思ってるの? だったらお目出度すぎ」

90 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:34:22 ID:c4zXPkYZ
支援

91 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:34:27 ID:U1Biqz/I
支援

92 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:37:25 ID:89rfW/Xw
 そのあまりにハッキリとした言い様に、流石のカリーヌも驚いて目を見開き一瞬言葉を失った。だが、すぐに正気に戻ると、カリーヌは顔を真っ赤にして言った。
「あ、あ、あ、あんた! ラウンズの分際で、皇女である私にそんな口の利き方して許されると思ってるわけ!?」
 思わず立ち上がり、睨むカリーヌ。その視線を、真っ向から見据えながら、アーニャは淡々と言った。
「私が仕えるのは皇帝陛下と、その皇帝陛下に護衛を任じられているナナリー皇女殿下であって、カリーヌ様じゃない」
 それは確かに間違ってはいない。しかし、それは皇女であるカリーヌに向けて良い言葉でもない。
 馬鹿にされたと思ったのだろう。プライドの高いカリーヌの体がワナワナと震えだし、そして、先ほどとは比較にならないほど尖った眼差しでアーニャを睨みつけた。
「あんた! いい加減にしないとお父様に言いつけて――」
「ロイは。この前、ガブリエッラ様のウォリック宮で、カリーヌ様がナナリー皇女殿下に浴びせた悪質な言葉を知らない」
「!」
 アーニャが遮ったその言葉に、カリーヌはビクっと肩を震わせた。アーニャは淡々と続ける。
「ナナリー皇女殿下はスザクの大切な女性。そして、ロイにとってそのスザクはジノと並んで大切な友達。そして、その友達の大切な女性を傷つけたカリーヌ皇女殿下。この事実を知れば、ロイは何て思うか」
「……ッ!」
 先ほどとはうって変り、顔を青くして、後ずさるカリーヌ。一応、ナナリーに対して酷い事をした、という自覚はあるらしい。
「何て思うと思う?」
 アーニャは追い討ちをかけるように、更に問いかけた。もちろん答えは分かりきっている。軽蔑だ。軽蔑されるのだ。いや、そこまでいかないにしても、嫌われる可能性は高い。
 カリーヌにとって、恋する憧れの異性にそんな風に思われるのは耐えられるものでは無いだろう。
「わ、私を脅そうっての……」
 カリーヌがなんとか瞳の鋭度を保ったまま、でも弱々しく聞くと、アーニャは首を横に振った。
「別に。ただ、カリーヌ様が余計な事を騒いだり、余計な事を皇帝陛下にチクッたり、陰湿で余計な事をナナリー皇女殿下に言わなければ、私も余計な事をロイには言わない。それだけ」
「くっ!」
 カリーヌは苦虫を噛み潰したかのような顔をして、呻いた。

93 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:37:41 ID:U1Biqz/I
支援

94 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:39:42 ID:89rfW/Xw
 その様子を見たアーニャは、表情は変わらないものの、どことなく満足気に頷いた。
「私はそろそろ違う任務のために、しばらくここを離れなければいけない。そうなる前に、この事だけはハッキリとカリーヌ様に言っておきたかった」
 そして、アーニャはスッと目を細めて言った。
「カリーヌ様。私が席を外す間、ナナリー皇女殿下を“くれぐれもよろしく”」
 カリーヌはその皮肉に対して文句を言いたげに口をパクパクさせたが、最終的にはフン! とアーニャから顔を思いっきり背けるに留まった。
「分かってるわよ! 泣かせたりなんかしないわ!」
「賢い選択」
 アーニャはそう言って、今度はナナリーに向き直る。そして小声で話す。
(ナナリー皇女殿下)
(あ、はい!)
 事の顛末をオロオロしながら見守っていたナナリーは突然呼ばれて驚き、慌てて顔を上げた。
 そんなナナリーにアーニャは、淡々ながらも優しさが感じられる口調で言った。
(もし、どうしてもあの人から耐えられない仕打ち、言動を受けた場合、いつでも渡してある通信機のボタンを押して。飛んで来るから)
「聞こえてるわよ飼い犬!」
 カリーヌに言われて、アーニャはゆっくりと振り返り、首をかしげた。
「失礼だった?」
「当 た り 前 じ ゃ な い ! あ〜ムカツクゥッッ!!」
 と言って、なにやら頭を抱えて喚くカリーヌを尻目に、アーニャはスタスタと部屋の入り口まで歩き、
「じゃあ行ってくる。なるべくすぐ戻ってくるから」
 とナナリーに手を振った。ナナリーも笑顔を浮かべて見送った。
「いってらっしゃい、アーニャさん」
 そして、パタンと丁寧に扉は閉まった。
 同時に、カリーヌは怒りの声をあげた。
「ったく! お父様の飼い犬の分際でこの私に、あんな事を言うなんて! 性悪だし根暗だし! 笑わないし! 何よアイツ!」
「……」
「大体、ナナリー! アンタがいけないのよ! あんた一応今はアイツの主人でしょ!? だったら、ちゃんと目上の者に対する態度の教育ぐらいしときなさいよ!」
「あ、いえ。正確に言えば私はアーニャさんの主人では……」
「言い訳はいらない!!」
「も、申し訳ありません……」

95 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:40:01 ID:U1Biqz/I
支援

96 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:42:21 ID:c4zXPkYZ
支援

97 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:42:55 ID:c4zXPkYZ
猿ってちょっとビビったが支援!

98 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:43:53 ID:89rfW/Xw
 と、ナナリーはまた俯いてしまった。カリーヌはその姿をみてますますイライラがこみ上げてきたらしい。
 ――なんで反論の一つもしないのかしら、この子は!
 そんな事を思いながらかは知らないが、カリーヌは更にナナリーに詰め寄った。
「大体ナナリー! アンタは昔からそうなのよ! 人の良さそうな顔をしてその実何を思ってるか分かったものじゃ――」
「カリーヌ様」
 カリーヌは言葉を遮られて、怒りとイライラが織り交ざったような不機嫌な顔をして、声の方に振り返る、
「何よ! って……」
 そこには、ドアから顔だけを出したアーニャがいた。その瞳は突き刺すように、そして責めるようにジッとカリーヌを見据えている。
 その無言の圧力に圧されて、カリーヌの頬に冷たい汗が通る。そして、アーニャは判決前の裁判官のような圧力を持って言った。
「さっき言った事。もう忘れた?」
 アーニャはそう言って、自分の赤い携帯電話のディスプレイがカリーヌに見えるように掲げて見せた。
 そこには、ナナリーがこのブリタニアに帰ってきてから約半年間、カリーヌから浴びせられた続けた罵詈像音が書き込まれていた。
 どうやら、全部一字一句抜かす事無く、あの携帯に打ち込んで記録していたらしい。
(な、なんて根暗でネチっこい女……)とカリーヌが自分の事を棚に上げて驚いていると。アーニャはそれを上回る驚きをカリーヌに提供した。
 アーニャが器用に片手で携帯を操作する。
 すると、その罵詈像音が書き込まれた画面の上に、
<この内容をメールで送信しますか?><YES><NO>と出た。
 送信先のアドレスを見てカリーヌが愕然とした。それは、猛烈に見覚えのあるアドレスだった。
 カリーヌにとってそのアドレスは、何も見ずに書けと言われてもスラスラと書き込める自信のある、あのアドレスだ。
 そう、ナイトオブゼロ。愛しい殿方。ロイ・キャンベルの携帯のアドレスだった。
「YES? それともNO?」
 アーニャが告げる。カリーヌの行動は素早かった。
 カリーヌはダッとナナリーに走って近づき、車椅子のその少女を横からギュッと抱きしめ、大げさに笑って見せた。
 ナナリーはちょっとびっくりした。

99 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:44:16 ID:U1Biqz/I
支援

100 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:44:21 ID:b1wY1rxf
恐るべき中身の濃さと長さ……これがナイトオブラウンズ(ぇ
支援

101 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:45:20 ID:c4zXPkYZ
支援

102 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:48:10 ID:89rfW/Xw
「アーニャ“さん”! 勘違いしないで。私たちはとっても仲良しこよしの姉妹なのよ〜。
 さっきのは冗談! 冗談よ! 愛しの妹をちょびっと苛めてみたいっていう愛情の裏返しみたいな? 姉独特のあれよあれ。あはははは!」
アーニャはそうやって笑うカリーヌを、棘のような眼差しで淡々と見て、
「二度目は無い」
 と冷徹に言い放って、今度こそ、パタンと扉を閉めて出て行った。
 それを確認すると、カリーヌはヘナヘナと力なくその場で座り込んだ。 
「こ、怖いわアイツ。敵には回したく無いタイプね……」
 と言って、力無く息を吐く。
 こればかりは仕方が無い。アーニャとカリーヌでは今まで過ごしてきた生活の質が違う。その二人が勝負をして、カリーヌに軍配が上がるという状況と条件はあまりにも少ない。
「あ、あの。大丈夫ですか?」
 ナナリーは隣でうなだれる姉に恐る恐る声を掛けた。もしかしたら、またヒステリックな声が返ってくるかもと身構えたのだが、その心配は無用だった。
「……うん。なんとかね。ただ、精神的に酷く疲れたわ」
 カリーヌはそう言ってノロノロと立ち上がり、危なげ足取りでナナリーの向かいにある椅子に歩くと、そこに力なく腰を落とす。
 そして、すでに冷めた自分の分の紅茶を一気に飲み干した。
 その様子に、つい先ほどまでの覇気は微塵も無い。どうやら、完全に毒気を抜かれてしまったようだった。
「……ナナリー、お菓子もらうわよ。なんかお腹空いちゃった」
「あ、はい。どうぞ。食べてくださいお姉さま」
「んっ」
 と答えてカリーヌは、目の前のお菓子に手を伸ばす。
 そして皇室御用達のドルチェをいくつか自分のお皿に移し、パクつき始める。
「ナナリー。そういえば、あんた食べないの?」
「あ、では私も頂きます」
「取ろうか?」
「あ、ありがとうございます」
 そう言ってカリーヌはナナリーのお皿を手に取り、いくつかの小さなケーキを見繕って、再び皿をナナリーの前に置いた。
 ナナリーはコトリと皿がテーブルの上に置かれる音を確認し。そのお皿の位置を確認するように細くて白い指で、テーブルをおそるおそるなぞっていく。
「あ、そうか」

103 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:49:11 ID:U1Biqz/I
支援

104 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:50:39 ID:c4zXPkYZ
支援

105 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:52:57 ID:c4zXPkYZ
支援です

106 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:53:09 ID:qp6QVOJ+
 カリーヌが気付いて、ナナリーの手を取り、その手をお皿まで誘導した。そして、フォークを渡す。
「重ね重ねありがとうございます……」
「自分で食べられるの?」
「はい。お皿の位置さえ分かれば大丈夫です」
 と言って、ナナリーはお皿の上に乗ったケーキをフォークで探し、位置を確認すると器用に食べ始めた。
 カリーヌはそれを眺めてポツリと言った。
「なに、やっぱ大変なわけ?」
 ナナリーは「えっ」と少し驚いた。一瞬何を聞かれているのか分からなかった。
「えっと、……それは、私の目の事でしょうか?」
「そうよ。他に何があるのよ」
 ナナリーは更に驚いた。
 この姉と再会してから一年、体に負った障害を疎まれこそすれ、気にかけられた事は一度も無かったからだ。
「そ、そうですね。大変じゃない。と言えば嘘になります」
「ふ〜ん」
 カリーヌは何やら、新しい事実を教えてもらった無垢な子供のような声で呻いた。
「でも、皆さんが良くして下さるので、それほど苦労は――」
 と言って、ナナリーが紅茶のカップを取って、口に運んだ所でそれは起きた。
「あっ……」
 ナナリーの小さな口の端から、紅茶が一筋垂れる。
「す、すみませんカリーヌ姉さま。お見苦しい所を」
 そう言ってナナリーはテーブルに手を伸ばす。しかし、その手はすぐに止まった。
「!」
 しまった。どこに口を拭く布を置いたか忘れてしまった。
 いつもならナナリーはそんなミスはしない。目が見えない以上、食事やお茶の時、どこに何が置いてあるかを記憶する能力は必須だ。当然、ナナリーは長い暗闇の生活の中でその能力を身に付けている。
 しかし、今日はカリーヌが突然家にやってきてからずっと緊張のしっぱなしだった。
 多分そのせいだろう。ナナリーは侍女が用意してくれた布が今、テーブルのどこに置いてあるのかを記憶に留めるのを忘れてしまった。
「……」

107 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:53:34 ID:U1Biqz/I
支援

108 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:55:50 ID:c4zXPkYZ
支援

109 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 20:57:15 ID:c4zXPkYZ
支援

110 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:57:44 ID:qp6QVOJ+
 困った。適当に腕を動かして探せば、テーブルの上に置いてある物を倒してしまうかもしれない。しかし、口元が汚れたままではあまりにもみっともない。
 でも、どうする事もできずに。ナナリーはそのまま、固まっているしかなかった。
「……」
 やがて、ナナリーは黙って前に出した腕を下げた。当然、口元は気持ち悪いまま。
 ナナリーはとても悲しくなった。自分なんて、兄がいなければ結局は汚れた口元を拭うことすらできない。そう思うと、涙が喉元までこみ上げてくる。
 そんな時。
 ふぅ。とカリーヌがため息をついた。
 ナナリーはビクッと肩を震わせた。怒られると思った。みっともないわねナナリー! と罵られると思った。
「みっともないわねナナリー……」
(やっぱり……)
 予想通りの言葉にナナリーは身を固くする。しかし、その後に続いた言葉は予想とは違っていた。
 ガタっ、と席を立つ音がした。そして、こちらにゆっくり歩いてくる足音がした……。
(えっ……)
 その後、清潔な布がナナリーの汚れた口元を拭った。
「喋りながら飲もうとするからでしょ……」
 ゴシゴシとした手つきで拭われる口元。正直に言えば、ナナリーは少し痛かった。でも、
「んっ? 何、笑ってるのよナナリー?」
「あっ、いえ、何でもありません……」
 ナナリーはちょっと嬉しかった。

 Bパートに続く。

111 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 20:59:13 ID:qp6QVOJ+
 投下終了です。
 支援感謝です。
 毎回長文ですいません……
 Bパートは、こんな出来事がきっかけとなって変化した半年後(エリア11出立前)のナナリーとカリーヌの姉妹間の話なんか織り交ぜつつ、
 ターン6のスザク歓迎会の話につなげたいと思います。

 あと、余談ですけど、今週の放送を見て、何となくこのSSのラストが自分の中で見えてきました。(って、書く前から考えとけよ俺)
 でも、このSSが今日の本編までいくのに、あと何ヶ月かかるんだろう(汗)

112 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:04:20 ID:L4AgtHZZ
>>111
待ってました!そして、GJです!!
それと、ロイとナナリーの関係が分からないのですが、ナナリー忘れてる?

113 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:08:52 ID:b1wY1rxf
もう……GJと叫ぶしかない!
スザクから疑い、アーニャとのラブ、カリーヌかわいいよ!
貴方様の作品を見ていると自信を無くすと同時に、猛烈に書きたくなるぞw
次も大いに期待して待っているぜ〜!!

114 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:09:40 ID:SPPFHsZw
>>111
相変わらずのGJです!
カリーヌが意外とツンデレ!?やはりツインテールはポテンシャル高いな…

115 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:10:24 ID:88cdYaPh
>>111 KOUSEI卿、GJでした!
ナナリー、ナナリー、ナナリー!
……すいません、今日のショックが抜けてませんでした
やっぱりロイ=ライなのか? 続きはどうなるのか楽しみです
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

116 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:11:04 ID:z4ty9r0E
本編の展開が鬱すぎるので自分の中でifにしました
もうこっちが本編でいいよ(つД`)

117 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:11:37 ID:c4zXPkYZ
あいかわらずGJです!
あれえ?カリーヌってこんなに可愛かったっけ?ww

そいや、この作品の正ヒロインってry

118 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/10(日) 21:11:39 ID:OArYJp73
KOUSEI卿、お疲れさまでした。ところで誤字と思われるものを見付けたんですが、73の3行目「養護」ではなく「擁護」ではないでしょうか?

119 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:14:07 ID:efeM9R+o
GJです。
カリーヌがかわいいよ。あれー?あと、スザクが本編とやってることは同じなのにウザクにはならない不思議

120 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/08/10(日) 21:20:22 ID:qp6QVOJ+
うわ。こんなに反応があるととても嬉しいです。ありがとうございます。
よし! 何ヶ月かかってでもこの物語を完結させるぞ!!!

>>112
ナナリーとロイの初めての出会いは後々書こうと思います。
先に少し言ってしまえば、
初対面の時、足音で人を判断できるナナリーとは一悶着ありましたが、色々あって今は、ロイの事はロイとして認識しています。

>>118
ジャンピング土下座! そしてありがとうございます。
すみません。修正の方お願いいたします。いつもすみません……。

121 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:20:55 ID:SPPFHsZw
21:30ごろから投下しますね。支援をお願いします。

122 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:20:58 ID:Wz/o9aX4
>>111
GJ!カリーヌがめっちゃ愛い奴になってるww
>>119
ここはアンチスレじゃないからキャラの蔑称の使用は
自重するべきだと思う、とスザク好きな自分が前から
気になっていたことを訴えてみる

123 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:21:34 ID:wGKRwfiA
ロイがスザクの戦闘以外での能力不足を指摘しなかった所に感動。


124 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/10(日) 21:22:07 ID:OArYJp73
>>120 では修正して上げておきました。冒頭の人物紹介の部分にもリンクを張ってます。

125 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:23:28 ID:c4zXPkYZ
了解、支援準備に入ります

126 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:24:53 ID:uNZoZjGu
そういや、今日オレンジは正式に敬称みたいになったな

127 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:26:14 ID:iq4/l9vJ
>>120
GJでした!週一の楽しみ、確かに拝読しました。
どれだけかかってもお待ちしますので是非終わりまで書いていただきたい所です。
次回のご投下をお待ちしてます。

128 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:31:08 ID:SPPFHsZw
KOUSEI卿とは打って変わって、今日の放送でロスメモの展開はまったく読めなくなりましたもっふーです。
ナナリーEDが消えたか?どうでしょうね。17話までのプロットは大きく変わりましたが。


注意事項
・ロスメモ5話〜
・カップリングは今まで通りライ×???
・今日はシリアスからスィリアスな感じ。意味分からん?私も分からん。
・ライのクラブは少しオリジナル設定アリ。まだ完全じゃ無いけど。

10レスは超えたので、支援お願いしますね

129 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:31:28 ID:c4zXPkYZ
じゃ、早速支援

130 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:32:49 ID:U1Biqz/I
スィリアスってwww支援

131 :ロスメモ:2008/08/10(日) 21:33:04 ID:SPPFHsZw
『もうダメだ、もたない!』
「私達も行く。ゼロがバベルタワーの構造を掴むまで、頑張って!」
紅蓮を駆りながら、カレンは仲間を激励する。
――急ぎなさいよ、ルルーシュ。


コードギアス 反逆のルルーシュR2〜LOST MEMORIES〜
COLOR 5『日本 独立 計画』


「ふむ……載っている情報はこれだけか…?」

ルルーシュは、機密情報局員の1人が持っていた“観察日記”を手に呟く。
(まさか…記憶を改ざんされていたとは…)
忌々しい、と一年前のブラックリベリオンの結末が昨日のように思い起こされる。

ライがギアスを使おうとしたところで、神根島の遺跡の謎の力によって阻まれた。
流体サクラダイトまで使い、ナナリーを助けるために協力を求めても、スザクは聞き入れなかった。
銃を奪われ、拘束されたルルーシュの下にカレンが駆けつけるも、スザクの一言で去っていってしまった。
(当然だな。騙していた事は事実だから。…だが、ライには悪い事をした。俺のために、結果カレンを騙す側に…)
そして、ルルーシュもライもスザクに拘束された。

「そう、俺は過去の自分に、スザクに敗れた。そしてアイツに……っ!!ブリタニア皇帝の前に引き出された」

―・―・―・―・―・―…




132 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:33:42 ID:U1Biqz/I
支援

133 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:33:53 ID:c4zXPkYZ
支援

134 :ロスメモ:2008/08/10(日) 21:35:41 ID:SPPFHsZw
「元ブリタニア第十一皇子ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア――久しいな我が息子よ」
「っ貴様!ぐっ…」

意識を取り戻した時には、ルルーシュはブリタニア皇帝シャルル・ジ・ブリタニアの前にいた。
身を起こそうとしても、スザクが地面に叩きつけそれを許さない。

「そして、かつての狂王ライよ」
「く…」
「ライ!」

ルルーシュの隣には、同じく拘束衣のライが横たわっていた。
しかしこちらはスザクが手を出すまでもなく、憔悴しきっているようだった。

「恐れながら申し上げます、皇帝陛下。自分を帝国最強の一二騎士、ナイトオブラウンズにお加えください」
「な…!」
「スザクっお前!」

驚愕するルルーシュとライに、スザクはただ冷たい目をするだけ。

「言ったはずだよ、ルルーシュ、ライ。俺はブリタニアの中から正しい方法で変えてみせると」

そう言ったスザクに、ライが食ってかかる。
「そのためにルルーシュを売るのか!?」
「そうだ」

躊躇なく答えるスザクに、ライは悔しそうな、それでいて悲しそうな顔をする。
ライは、久しく忘れていた憎しみという感情をスザクに向けたのだ。
(これがスザクの答えなのか…!確かに僕達は君を裏切った。君の大切な人を殺した。
だが、これがその復讐なのか!?いっそのこと殺してくれれば良いものを!)

その気持ちを押し殺し、ライはスザクに挑発するような余裕な表情を見せる。


135 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:36:11 ID:U1Biqz/I
支援

136 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:38:38 ID:VixXZ8jb
支援

137 :ロスメモ:2008/08/10(日) 21:38:42 ID:SPPFHsZw
「そうか…それが正しい方法なら、僕は、やはり間違えて良かったのかもしれないな」
「………」

今度は何も言わず睨むスザクに、ライは負けじと睨み返す。
しかし、やはりギアスを発動する集中力は出ないのか、唇を噛んで必死に意識を保とうとするので精一杯。
ルルーシュもスザクに抑えられて、ギアスを使う事はかなわない。

そして、そんな3人のやり取りを静かに見ていた皇帝シャルルは、のっそりと立ち上がった。

「よかろう。新たなナイトオブラウンズに命じる。ゼロの左目をふさげ」
「イエス、ユア マジェスティ」

その言葉にライとルルーシュは戦慄する。シャルルは、ルルーシュの左目に宿る力を、
(ギアスを知っている!?)
「我に反旗をひるがえした者ども。だが、まだ使い道がある」
「な、なにを…!」

そして2人は見た。シャルルの瞳に輝く模様を。
それを理解するのに、時間はかからない。良く見知った、王の力の証。

「「ギアスッ!?」」
「記憶を書き換える。反逆者であること、王であること、ナナリーのこと、互いのこと……全てを忘れ、ただ人となるがよい」
「記憶を……だと!?ふざけるな!僕達を何だと思っている!」
「やめろ……また俺から奪うのか!?母さんも……ライもナナリーも!!」

「シャルル・ジ・ブリタニアが刻む。新たなる偽りの記憶を!!」
「「やめろおおぉぉぉ!!」」

そして、2人の世界は消え去った。


138 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:38:46 ID:c4zXPkYZ
支援

139 :ロスメモ:2008/08/10(日) 21:40:22 ID:SPPFHsZw
―・―・―・―・―・―…

「P4、P5は下へ向かえ。N2、ミサイル発射」
『了解』『了解』

バベルタワーでの戦闘開始から2時間…
現在ルルーシュは、館内の制御室から指揮をしていた。

(くくく…これだけ戦力があればこの場は十分。ここを突破して領事館へ行けば黒の騎士団の復活も可能…。
そうしたら、全て取り戻しに行ってやる……ナナリーも、ライも!)

と、突然制御室の扉が開いた。現れたのは紅月カレン。

「どうした、21階に行けと…」
「その前に、聞いておきたい事があるの」

そう言いながら銃を突きつけるカレンに、そうだろうな、とルルーシュは納得。
カレンはギアスの事も知ったようだ。だから、問う事など分かりきっている。

「神根島でゼロを見捨てた君が何の話だ?」
「へぇ、恨んでるわけ?」
「いや、すまないと思っている。特に、ライには」
「っ――!?」

ライ、という言葉にびくっと反応するカレンを見て、ルルーシュは静かに理解する。
――カレンにとっても、ライは大切な存在だったな。

「あいつは、ライはお前を騙しているつもりは無かった。あいつは…俺の願いも、お前の願いも叶えようとしたのさ」

結局、どちらも叶わなかったが、とルルーシュは嘲るように笑う。


140 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:40:38 ID:U1Biqz/I
支援

141 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:40:39 ID:A3iJTiPt
支援

142 :ロスメモ:2008/08/10(日) 21:42:32 ID:SPPFHsZw
「じゃあ、私は…!私の心は!?この想いは…!」
問いかけるカレンに、ルルーシュは頷く。

「君の心は君自身のものだ。ゼロへの憧れ、ライへの想い。偽り無き君の真実だ」

――質問に答えろ。
それが、彼女へ使った力。
(我ながらくだらない事に使ってしまったな…)
だが、今にして考えればあれで良かったとルルーシュは思う。
そう、ルルーシュにとってもカレンはもう単なる駒ではなく、大切な仲間なのだから。

「そっ…か…」
「安心したか?」
「……少しだけね。何でかな、自分でも分からないくらい落ち着いてる。……で、ライは?」

その質問に、今度はルルーシュの方が思いつめた顔をする。
カレンは、そこから最悪の状況を感じ取る。

「まさか…殺されたりは…」
「分からない…。だが、俺と同時に記憶を書き換えられたという事は、まだ生きている可能性はある」
「そう……」

その言葉に、やっとカレンは笑顔を少しだけ見せた事にルルーシュも安堵する。
本当はルルーシュ自身、ライが生きてる可能性は低いと思っている。しかしそれを認めると、とても戦える気がしなかった。

「ああ。そう俺は信じている。だから今は……俺を信じて欲しい。ライの事も」
「分かってる。……ライはあなたを信じていた。だから私も、少しだけ信じてあげるわ、ルルーシュ。そして…」
「ああ、……全てを取り戻そう」

――ナナリーも、ライも、過去も未来も全てを。絶対に。


143 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:42:42 ID:U1Biqz/I
支援

144 :ロスメモ:2008/08/10(日) 21:45:47 ID:SPPFHsZw
―・―・―・―・―・―・―…
【ブリタニア帝国 政庁内 KMF訓練場】


数多の障害物が立ち並ぶ中、それらを盾にするように隠れる蒼いKMFがいた。

「ふぅ…」
その蒼の機体、ランスロット・クラブ・アドミニスに乗ったライは、深く息を吐きモニターを確認する。
しかし次の瞬間、横から紅の機体、モルドレッドが体当たりを仕掛けてきた。

「ちっ」

障害物の死角から現れた巨体に、ライは舌打ちする。
一瞬でコマンドを入力し、迫り来るモルドレッドに機体を向ける。
(避けるのは間に合わない…!)
右手に握った操縦桿を、左斜めに倒し、大きく前にスライドさせる。
すると、クラブの肘が開き、緑白の光が弾けた。

ニードルブレイザー。
本来はランスロットの盾として使われているブレイズルミナス。
それを肘打ちの要領で槍状に繰り出す事で、圧倒的な攻撃力を発揮する、クラブの新たな武装。

「いっけぇぇぇえ!!」

一方、モルドレッドもブレイズルミナスを本来の盾として展開し、クラブに向かう。勝負は一瞬。

ドオオオオン!
轟音を響かせ両者は衝突。もくもくと煙が立ちのぼり、その影の中、片方は倒れ、片方は雄弁に立っていた。
その立っていたKMFが、スピーカーから大音量で勝利を告げる。

『私の勝ち』


145 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:46:23 ID:U1Biqz/I
支援

146 :ロスメモ:2008/08/10(日) 21:47:17 ID:SPPFHsZw


おかしい、とライは考える。
最初は、クラブの新武装のニードルブレイザーの動作テストのはずだった。
せっかくだから、暇そうにしていたアーニャを誘った事までは良かった。
軽く実戦形式でモニターする事もまぁ問題はない。
しかし、いつの間にか模擬戦となってしまった。
そして、ライはあえなくアーニャの駆るモルドレッドに敗北し、現在に至る。

「私の勝ち」
「いいかい、アーニャ。こっちはニードルブレイザーしか武装が無かったんだよ」
「私の勝ち」
「く…確かに重量差を考慮しなかったのは失敗だけどさ、本来ならモルドレッドには接近させないよう戦うのがベストで」
「私の勝ち」

ぐぐっとこらえるようにアーニャを見据えるライ。
不本意な形で始まり、相性の悪い武装で戦わされたとはいえ、悔しい。
何が悔しいって、とにかく勝ち誇ったアーニャの笑顔が非常に悔しい。

「私の勝ち。ライの負け」
「く……アーニャ!」
「きゃっ」

ライは、ガバッと調子に乗るアーニャを捕まえてその脇に手を伸ばす。そして指を添え、さわさわと動かしていく。
アーニャの弱点その1――くすぐりの刑である。

「ひ…あは、ライ、ラひ、ふふ…」
「アーニャ、大人しく負けを認めたら解放してあげよう」
「く…ら、ライ、の…負け、ふふ」
「まだ言うか!」



147 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:48:07 ID:U1Biqz/I
支援

148 :ロスメモ:2008/08/10(日) 21:48:49 ID:SPPFHsZw
くすぐり攻撃で攻める男に、それに抵抗するか弱き女。
端から見ればそんないやらしさ溢れる行為も、本人達からしてみれば、家族のスキンシップの1つだ。
実際、アーニャのワガママの度が過ぎると、いつもこうやってライはこらしめる。
最近はアーニャもそれを楽しみにしているのが、ライの目下の悩みであるのだが。

「ほら、ほら、降参しなさいアーニャ」
「ふ、ふ……き、今日は、負けない」
「言ったな。そろそろ本気で行くよ」

しかし、互いに熱中し過ぎて、2人はそこに近づく影に気付かなかった。

「お前達……」
「「ヴ……ヴァルトシュタイン卿!?」」

2人の所にやって来たのは、ナイトオブワンのビスマルク・ヴァルトシュタイン。怒っているのか、力強い低音の声が響く。

「ようく周りを見てみろ」

そう、ここはモルドレッドやクラブのKMF格納庫。
整備士達が顔を赤くしながらも仕事を続けている姿を見て、ようやく2人は周りの状況を把握する。
大勢の人が見守る中、なんとまあ恥ずかしい行為をしてたことか。
因みに、今ライはアーニャに馬乗りの格好になっている。

「さっさと立て」
「「はい…」」

威圧感のある声に脅され、しゅんとしながら立つ姿は、まさにイタズラが見つかってお父さんに怒られている図。
一方ビスマルクも、複雑な心境である。仲が良い事は喜ばしい事なのだ。
ましてやこの2人は、義理とはいえ家族。親許を離れて仲むつまじく暮らす姿は、涙なしには見られない。
出来ればあまり怒りたくはないのだが、やはり騎士たるもの節度が大事。
ビスマルクは心を鬼にして叱る事にする。


149 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:49:01 ID:U1Biqz/I
支援

150 :ロスメモ:2008/08/10(日) 21:50:18 ID:SPPFHsZw
「お前達2人、今日の会食のデザートを没収する」
「め、メニューは!?」

慌てふためくライの質問に、アーニャもうんうんと促す。ビスマルクは一瞬2人から目をそらして答える。
ごくり、とライとアーニャの唾を飲む音が響いた。

「プリンだ」

がーーーん、とライとアーニャは肩を落とし落胆する。
周りで聞いていた整備士達は、もはや価値観の違いでは説明つかない事態に困惑を隠せない。

「ヴァルトシュタイン卿……いじわる」
「アーニャ、しっかり!…くそ、僕達がアールストレイム家だからといって、この仕打ちは酷すぎる…」
「いやそれは全然関係無いが」

泣き崩れる2人を見て、やはり罰がキツすぎたか…と後悔するビスマルク。
と、そこでようやくここに来た本来の目的を思い出す。

「2人とも、とりあえず集合だ。エリア11で何やらあったらしい」
「ライ……モルドレッドを…私の代わりに…」
「しっかりしろアーニャ!今僕がプリンを買ってくる!」
「………今回は不問にしよう」
「「エリア11で?」」

やっとまともに話を聞いた2人にビスマルクは頷く。

「ああ、そろそろ報道があるそうだ」
「はぁ…」
(たかが植民エリアの1つ。それにラウンズが集合?)

ライは何やら得体の知れない胸騒ぎを感じた。


151 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:50:27 ID:wS2mydP1
支援

152 :ロスメモ:2008/08/10(日) 21:52:01 ID:SPPFHsZw



「お、来たみたいだな」
「ん?」

ジノが笑顔を見せた先にスザクが視線をやると、ライ、アーニャ、ビスマルク、の3人が部屋に入ってきた。

「ごめん、遅れて。で、何があったんだい?」
「これさ」

ジノが体を横にずらし、ライ達にもテレビが見えるようにする。
そして、そこに映っていたのは――

『私は今ここに、合衆国日本の建国を再び宣言する!』

黒くとげとげしい仮面の男、ゼロ。エリア11で立ち上がった、力ある者への反逆者。
生きていたのか、というライの疑問をジノがそのまま表現する。

「なぁ、ゼロは死んだんだろ?」

その軽い口調の矛先はスザク。ゼロを捕らえ、ラウンズになった男。真実を知るのは彼だけだとジノも分かっているのだ。
それに対しスザクは、画面に暗い眼差しを向けながらも答える。

「ああ」
「じゃあ偽物か?どちらにしても総領事館に突入すれば…」
「重大なルール違反だ。国際問題になるぞ」
「ゼロを名乗っている以上、皇族殺しだ。E.U.との戦いも、大事だけどさ。」

そんな2人の会話を興味無さそうに聞き流していたアーニャだが、ふと隣に立つライに手を握られた。


153 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:52:53 ID:U1Biqz/I
支援

154 :ロスメモ:2008/08/10(日) 21:53:35 ID:SPPFHsZw
アーニャが見上げると、ライはどこか辛そうに顔を歪めていて。
そんなライが心配で、アーニャは握られた手を強く握り返す。
「ライ…?」
「ごめん……何か、胸がざわついて…」
「別にいい」

そして無表情な自分の精一杯の笑顔をライに向ける。少しでもライの不安が軽くなればいい、そう思って。

そんなアーニャの気遣いに感謝しながらも、ライは画面に映る仮面の男を見つめる。
(僕は…こいつを、ゼロを知っている?)
仮面の奥に潜む、確かな意志が伝わってくるようで。更には、日本という響きに妙な懐かしさまで覚える。
ライはその感覚に、自分が崩れてしまいそうで、打ち消すように首を振る。

「アーニャ、もう帰ろう。報告は明日受ければいい。今日の会食はどうせ中止だろうし」
「ん……分かった」

一刻も早くこの場から逃げ出したかった。このままゼロを見ていると、多分何か大切な物が壊れると思ったから。
ライはビスマルクに一礼し、部屋を後にする。アーニャの手を引きながら。


その時、アーニャは気付いた。部屋を出ていく瞬間、スザクがライを睨んでいたことを。
それは、あのゼロへと向けているものと似た憎しみの眼差し。なぜそれをライに向けるのか。
答えの出ないまま、アーニャも不安を打ち消すように、握った手を再び強くする。絶対に離れないように。

「アーニャ?」
「プリン、食べたい」
「……そうだね。帰ったら一緒に作ろうか」
「うん」


――今はまだ、プリンのように不安定なわたしたち。

155 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:53:54 ID:wS2mydP1
支援

156 :ピンクもふもふ ◆0rhUU6uqDE :2008/08/10(日) 21:55:25 ID:SPPFHsZw
コードギアス 反逆のルルーシュR2〜LOST MEMORIES〜
COLOR 5『日本 独立 計画』
でした。支援ありがとうございます。

今回は長めにも関わらず、少し駆け足でしたね。
最初はカレンの心情をもう少し書こうと思いましたが、彼女の出番はもう少し先にすることに。
とりあえず早くライを日本に届けないと……。
カレンもルルーシュも頑張ってるのに、くすぐりの刑ってお前…。今のライはちょっぴりお茶目さん?

アーニャとライについては、家族になってとっても仲良しです。
しかもうちのアーニャはしっかり者ですね。普段はライに甘えていても、支えているのはやっぱりアーニャで。
家族、という物がアーニャに力を与えているのかも。次回予告にもそこらは滲ませつつ。
2人が打ち解けるまでの話も、いずれどっかで書こうとは思います。

次の投下はまた週末に寄るかも。
あ、タイトルは時系列合わせだから、またもルルーシュメイン回ではない。


NEXT COLOR 6『囚われ の 学園』
ライ。
家族。
本物ではないけれど。それでも私達は家族だった。
ズレた記憶と記録の中で、私は見つけた。
大切な、大切なものを。
だから私は――

157 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/10(日) 21:56:56 ID:OArYJp73
この怒濤の如き投下に、全速で答えざるをえない。(更新完了!)
そしてピンクもふもふ卿、折り入って相談があります。お風呂済ませてきますので、20分後にいいですか?

158 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:59:16 ID:wS2mydP1
>>38
おかしいな…普段は笑えたり、ニヤニヤできるはずなのに何か目に熱いものがこみ上げてきた
>>55
このシリーズ、ライはいつになったら妹状態から開放されるんだろう?w
>>111
アーニャ、「チクッたり」てw 怖いけどかっこいい
手元にこんな小説があったら徹夜してでも一気読みするなぁ。続きが、続きを…
>>156
プリンwww 今回は「スィリアス」の意味が分かった気がしました。
でも「シリアス」な雰囲気で終わりそうだなと思ったら、最後の一文に盛大に吹いたw


卿らの投下は鬱な本編よりも日々の糧になりつつあります。次回投下をお待ちしております。

159 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 21:59:16 ID:SPPFHsZw
>>157
わかりました

160 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:00:02 ID:88cdYaPh
>>156 ピンクもふもふ卿、GJでした!
……プリン没収ww そしてキツすぎるってwwww
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

161 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/10(日) 22:01:31 ID:OArYJp73
ありがとうございます。では2220に。(すぐ済みます)

162 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:03:59 ID:Rc8ipEOm
>>156 ピンクもふもふ卿Gjです

あの、22時10分頃から投下したいのですが、支援をお願いできますか?
新参者ですが、よろしくお願いします

163 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:05:54 ID:Rc8ipEOm
すみませんトーマス卿、よく見ていませんでした。
22時45頃に変更させていただきます

164 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/10(日) 22:12:07 ID:OArYJp73
もう出てきた。
>>163 どうぞ、投下が最優先です。会話しながら支援いたします。その間に文言作りますので。

165 :連雀 ◆NvuO8yn02s :2008/08/10(日) 22:17:23 ID:Rc8ipEOm
有難うございます。

では参ります。注意は下に

・今日の放送のアナザーです
・ライがオリジナルの機体に乗っています
・途中でバッドエンド、グッドエンドに分岐します。バッドが嫌な方は飛ばしてください
では、参ります

166 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/10(日) 22:18:51 ID:OArYJp73
支援 やったー、コテハン職人60人目!

167 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:19:00 ID:U1Biqz/I
支援

168 :彼岸と此岸 ◆NvuO8yn02s :2008/08/10(日) 22:19:28 ID:Rc8ipEOm
失礼、カップリングはライ×ナナリーです。

彼岸と此岸

ゲフィオンディスターバーがほぼ破壊された今、ブリタニアと黒の騎士団の戦力は五分五分だろう。
ベイリン――ロイドさん謹製の僕の専用機――のコクピットで、イケブクロ方面の敵を排除しつつ、僕はそう判断した。
いや、スザク達と交戦している紅蓮を考えるとやや不利か?

スペックを見る限り、ランスロットで相手をするのは厳しいだろう。
ナナリーが脱出してから援護に向かうとしよう。

「ローマイヤさん。イケブクロ方面の排除はほぼ完了しました。行けるはずです」

そう伝えると、すぐに応答があった。
『ご苦労だったわね……ライ卿、くれぐれも無理はしないように。殿下が悲しみます』
 
「ええ、其方も気をつけてください。イケブクロまでは護衛につきますから」

『有難う。ねえライ卿……』
ローマイヤさんが急に言いよどむ。どうしたんだろうか?
『無事に脱出できたらの話なんですが――『ライさん!』
妙に顔を赤くしたローマイヤさんが消え、ナナリーが映る。
「ナナリー? どうしたんだ?」
唐突な登場に少し面食らいながら聞く。
『無理は、しないで下さい』

「有難う。じゃあ、約束しよう。僕は死なない。君を置いてはね。これで安心してくれるかい?」
『……はい』

その言葉を最後に通信が切れる。
そうだ。僕は死ねない。ナナリーのためにも。

169 :彼岸と此岸 ◆NvuO8yn02s :2008/08/10(日) 22:20:02 ID:Rc8ipEOm

改めて周囲を見回した僕の眼に、恐ろしい物が映った。
ボロボロになったランスロットが、フレイヤを構えている。
その銃口は紅蓮に向いているが、その向こうには政庁がある。

おそらくは、あと五秒もしない内に放たれるだろう。
僕は――。

1)間に合わなかった  ※バッドエンド。見たくない方は飛ばしてください
2)間に合った      

170 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:20:17 ID:uNZoZjGu
おーめーでーとーう
支援

171 :彼岸と此岸・BADEND ◆NvuO8yn02s :2008/08/10(日) 22:21:09 ID:Rc8ipEOm

瀕死のランスロットから放たれた光が、政庁を飲み込んで行く。
ローマイヤさんからの最後の通信は、ナナリーとイケブクロ方面へ脱出するとのことだった。
そして、僕はその機を確認していない。

「嘘、だろう……?」
  
声が掠れる。全身を血の替わりに氷水が流れている錯覚さえ覚える。
震える手で脱出機の反応をサーチ――Signal lost

――ナナリーが、死 ン ダ ?

その文章を頭の中で組み上げた瞬間、全身の氷水が灼熱の溶岩に変わった。
「あ、ああ…あああああああっ! ああああああああああああっ!」

また守れなかった。守りたいと願い、守ろうとした者を。
これは罰か? 大罪を犯した私には、大切なものを守ることさえ許されないのか!? 
それが私の運命だと言うのか!?

「……そうだ、そうなんだな……」
いいだろう、守れないというのならば、いっその事壊してやろう。
ナナリーを喪った今、この世界に価値は無い!

「……くく、くくく…ハハハハハハハハハッ!」

172 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:21:28 ID:c4zXPkYZ
>>166
やったー!

支援

173 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:22:45 ID:VixXZ8jb
天さーん
支援

174 :彼岸と此岸・GOODEND ◆NvuO8yn02s :2008/08/10(日) 22:23:53 ID:Rc8ipEOm

ベイリンを最大加速させ、発射されたフレイヤへと突っ込む。
このベイリンには紅蓮に搭載されていたゲフィオンディスターバーを強化した物が装備されている。
正確には左掌に、かつての紅蓮の輻射波動のような形状でだ。
本来は敵機に接触して起動し、無力化させるためのものだが、システムをオーバーロードさせれば……!

政庁の一歩手前で追いつき、ゲフィオンディスターバーを発動させる。
最大出力のブレイズルミナスで包み込んでいる今なら、最悪でも巻き込まれるのは僕だけのはずだ。

「――止まれえぇぇぇぇぇっ!」

意識が弾け跳ぶ刹那、ナナリーの顔が浮かび、ぼやけて消えた。


  
気がつくと、僕は草原に佇んでいた。
見覚えがある。僕の故郷、城下から少し離れたところにあった草原。
  
「…………だよ」
遠く、声が聞こえた。懐かしい声だ。

「………めだよ」
近くを流れる川の向う岸。
そこに佇む懐かしい影。
私は、迷わずその川を渡ろうとした。

「来ては駄目だよ」
だが、影はそれを拒む。
何故だ?

175 :彼岸と此岸・GOODEND ◆NvuO8yn02s :2008/08/10(日) 22:24:33 ID:Rc8ipEOm
まだ、こちら側に来ては駄目。戻って、大切な人のところへ」
私の歩みは止まらない。既に川の半ばまで来ている。
何故そんなにも拒む? 私にとって大切な人とは、お前だけ――。

「……ライさん!」

ドクンと、心臓が跳ねた。歩みが止まる。
馴染み深い声だ。

「ほら、呼んでいるでしょう? 大切な人が」
大切な、人……。
だが、私は。
 
「…ライさん、お願いだから、お願いだから眼を開けてください!」
僕は……。
  
「ライさん……! 約束したじゃないですか、死なないって、私を置いていかないって!」
……!
そうだ、僕は誓った。 
彼女に、彼女の兄に。 守る、と。

「約束は守らないと、ねえお兄様?」
ああ、そのとおりだな。
すまないな、もうしばらく待っていてくれるかい?

影は何も言わず、ただ微笑んでいる。  
僕はそれを肯定と受け取った。
そして彼女に背を向け、歩みだす。
もう一人の大切な女性(ひと)の声が聞こえる方へ。


176 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:24:46 ID:U1Biqz/I
支援

177 :彼岸と此岸・GOODEND ◆NvuO8yn02s :2008/08/10(日) 22:25:07 ID:Rc8ipEOm
「ライ、さん……」
声が聞こえた。
悲しげな声。泣いているのだろう。
「なな、りー……」
思ったような声が出ない。情けないな。
これでは、愛しい人の名前すら満足に呼べない。

眼を開けると、ナナリーが僕の横で泣いていた。
震える指を伸ばし、その涙をそっと拭う。

「ごめんね、ナナリー……」
軋む体を動かし、抱きしめる。
泣かせてしまった償いには足りないだろうけど。


178 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:25:17 ID:VixXZ8jb
支援

179 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:25:42 ID:c4zXPkYZ
支援

180 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/10(日) 22:26:02 ID:OArYJp73
支援 すいませんピンクもふもふ卿、やっぱり投下が終わるまで待っててください……。

181 :連雀 ◆NvuO8yn02s :2008/08/10(日) 22:27:27 ID:Rc8ipEOm
以上でございます。
今日の放送があまりにも辛く、半ば衝動に任せて書いてしまいました。
支援ありがとうございました

182 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:27:36 ID:o+Tv4x10
「フレイヤは空中で爆発させてやる! 心配するな!」
「ライーーーー!!」

「ナナリーを護ってくれてありがとう、そしてさようなら……3人目の主人公は君だ」
支援

183 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:30:30 ID:VixXZ8jb
>>181 GJ
今日の放送を見たらその気持ちはわかるよ。
ただBADENDの方はもう少し、書いた方がいいかも。
なにか中途半端な感じがするし。





184 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:31:19 ID:tS1sNoFt
>>181
まずはGJ
そして言わせてくれありがとう!

ナナリーが………グスン

管理人卿の用が終わったら投下しますがよろしですか?

185 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/10(日) 22:33:53 ID:OArYJp73
ピンクもふもふ卿お待たせしました。
当方は次期改装の際に(9月初め頃予定)、現在のトップページの上に関門となるページを作ります。
で、そこには各種警告文を載せるのですが……
機種依存文字の警告のところに、貴方の作品への直接リンクを張りたいのです。具体的には、0015-0818 超SS決議第壱號 です。
(SS単体として既に格納済み)
いかがでしょうか?

186 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:34:53 ID:88cdYaPh
>>181 連雀卿、GJでした!
バッドエンドのほうは……少し短すぎると思いました
なんというかこの後も作れそうなかんじもしますし…

もうひとつのほうは……うん、ありがとうゴザイマシタ
少しばかり絶望から回復しました

貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

187 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:36:37 ID:SPPFHsZw
>>185
いいですよ。必要でしたら、加筆修正を加えても構いません。
元々単なるネタですからw

188 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/10(日) 22:40:22 ID:OArYJp73
>>187 ありがとうございます。

>>連雀卿 領地作りました
http://www1.ocn.ne.jp/~herma/CodeGeass_LostColors/2ch/Territory/0016-0168/Top_0001.html

>>184 お待たせしました。投下どうぞー

  コテハン職人60人を擁するスレ……私は幸せ者だなあ

189 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:41:15 ID:5rjU6p/d
いま帰宅して、いま録画しといた分見て、いまパソコン開いたところ
ぬぁぬぁりぃぃがぁあぁああああぁぁぁ!!!
用意しておいた続きを投下する気力がわきませんの
書いてた分もそれなりに重い内容だし・・・
はぁああぁぁぁぁ……


190 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:42:21 ID:5rjU6p/d
あぁ・・・横入りすいません・・・
もうダメポ・・・・・・

191 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:42:50 ID:VixXZ8jb
>>181 連雀卿 貴殿の投下を次回も楽しみにしています。

GOODENDの方ですが、生き残ったあとはあの文章でいいと思いますが、フレイヤを止める際に、ライが自身との契約者との契約で葛藤するシーンを入れてもいいのでは?
契約者との契約で勝手に死ねないわけですので、死ぬ可能性が高いところに行こうとするのを、体が拒否するみたいに。
いや、それだと契約を克服→ギアスを超越→コード継承→不老不死になるからBADENDか。

192 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/10(日) 22:43:58 ID:OArYJp73
>>189 あの、もしかして……「手を取り合って」の方ですか?
投下をやめるなんてそんな……。

193 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:47:18 ID:uNZoZjGu
>>192 投下するもしないも個人の自由ですし別にいいのでは
あと、普段はコテハン外しておくほうがいいのではないでしょうか

194 :萌は文化:2008/08/10(日) 22:47:33 ID:tS1sNoFt
ではナナリーのショックからなんとか立ち直った私が投下します

タイトル「魔法少女ライマーユニー」

前回の魔法少女ネタのDVDの内容という設定です

出オチなギャグですので深く考えずに心を広くして読んでください

では投下

195 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:49:29 ID:88cdYaPh
ナナリーショックから立ち直っていない私が支援します

196 :萌は文化:2008/08/10(日) 22:50:25 ID:tS1sNoFt
『魔法少女ライマーユニー』

「行ってきまーす」
普通の一軒家から登校するライ。

「僕の名前はライ。どこにでもいる普通の男子高校生。家族は義理の姉である井上と2人で生活している。今日は何か素敵な起こりそうな予感だな」

にこやかに歩くライは腕時計を確認した。

「あっ、やばい。急がないと遅刻する!」

走り出すライ。

「うわっ!」
「キャッ!」

すると曲がり角でライは誰かと衝突した。(お約束)

「イテテ、ごめんなさい大丈………ぶっ!!」

ライがぶつかった相手はなんとゼロだった。

「凡人が、気をつけろ! 私を誰だと思っているのだ!! 私は魔法の国の妖精だぞ」

どう見ても妖精に見えないけど怒るゼロ。

「スイマセン、スイマセン、スイマセン、次から気をつけます!」


197 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:50:28 ID:OArYJp73
>>193 そりゃそうでした失礼。コテも外し忘れてなにやってんだか。

支援

198 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:50:59 ID:iq4/l9vJ
支援。君ら今日ダメージ受けすぎだなw まあ俺もカレンが同じ目に会ったら(ry

199 :萌は文化:2008/08/10(日) 22:54:00 ID:tS1sNoFt
ドカーン!!

ライが謝っていると近くの建物が突然爆発した。

「な、何!?」
「むう、もう奴らが来たのか……!」

崩れた建物の中からカエルのような怪人(杉山)が出てきた。

「見つけたぞゼロ。C.C様のために貴様は殺す」
「全然素敵なことじゃないこと起こったー!!」
「む? 何だお前は? ゼロの仲間か?」
「そうだ」

ゼロは即答した。

「待て! コラ! ふざけんな!!」

こうして巻き込まれたライは大ピンチ。
ゼロをお姫様だっこで抱え全力でカエル怪人(杉山)から逃げるライ。

「チクショー、何でこんなことに!! ってかあんたは一体なんなんだ!」
「フッ、私はゼロ。貴様に地獄を見せる男だ!」
「もう今が地獄なんですけど!!」
「貴様はこれから魔法少女として奴らと戦うのだ!」
「確かに地獄だなそれ………お断りします」
「というわけで契約〜♪」
「勝手にするなァァ!!」

激しい光に包まれるライ。
そして光が治まるとライはふりふりの魔法少女ルックになっていた。


200 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:54:09 ID:88cdYaPh
ダメージでかくて執筆はおろかレポートも書けないぜorz
支援

201 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:54:22 ID:U1Biqz/I
全力で支援

202 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:55:38 ID:nfbvc59R
支援。

203 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:56:08 ID:5rjU6p/d
レポートは書こうよ支援

204 :萌は文化:2008/08/10(日) 22:56:34 ID:tS1sNoFt
「ギャー! 何この服!? って僕女の子になってる!!?」
「さあ、戦えライ、嫌、ライマーユニーよ! 貴様はこれから暗黒ブリタニア魔法国の魔女C.Cと戦う運命なのだ!」

かっこつけて叫ぶゼロ。
しかしお姫様だっこされているのでイマイチ決まらない。

「なんで僕が魔法少女なんか!?」
「黙れ、貴様の意志など関係ない。この私が必要だと言えば必要なのだ!」
「何その勝手理論!?」

ドカーン!

「「ギャー!」」

ライマーユニーとゼロは爆発によって空高く舞い上がった。

「逃がさんぞゼロ」

ロケットランチャーを構えているカエル怪人(杉山)
先ほどの爆発はたぶんこれ。
ライマーユニーとゼロは地面に叩きつけられた。

「ぬぅ、おのれ……ライマーユニーよ。死にたくなくば戦え! このままでは2人とも死ぬぞ!」
「僕は別に君を置いて逃げてもいいんだよ?」
「フッ、馬鹿め。私と貴様が契約している限り、私が死ねば強制的にお前は一生女の子として生きなければならないのだぞ」
「何っ! 卑怯な!」
「ハハハ、なんとでも言え! 貴様は私には逆らえんのだ!」


205 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:56:50 ID:88cdYaPh
支援こそ我が忠義の証!

206 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:59:09 ID:U1Biqz/I
>>200今日のことは悪い夢だったと忘れるんだ
支援

207 :萌は文化:2008/08/10(日) 22:59:19 ID:tS1sNoFt
「変態、変人、ヘタレ、センスなし、爪が甘い、ヘルメット仮面」
「何だと貴様!!」

ゼロの悪口を言うライマーユニー。
ちなみにアドリブである。

「それで、どうやって戦えばいいんだ?」

脚本通りの演技に戻るライマーユニーはカエル怪人(杉山)に対峙した。

「マジカルチェーンソーを使え」
「マジカル……チェーンソー?」
「そうだ! 右手のステッキを振り、マジカルチェーンソーとブリっ子で可愛らしく叫べ。音声認識でステッキがマルチ入力になり魔法が使える!」
「何そのスーパーロボットアニメみたいな設定!」
「死ねぇ!」

カエル怪人(杉山)はロケットランチャーを構えるがカチャカチャと音がするだけでミサイルは発射されない。
どうやら弾切れのようだ。

「今だ! マジカルチェーンソーだ」
「よ、よーし、マジカルチェーンソー!」
「!!」

ライマーユニーが叫ぶ。


208 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 22:59:28 ID:Sqzp8w1G
俺は別に今日の放送で何のダメージも受けなかったぜ!!
よく考えろよ、ナナリーが死ぬわけないだろ・・だって今ライに「あーん」
ってしてもらってるんだぜ・・・。


209 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:00:12 ID:U1Biqz/I
支援

210 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:00:18 ID:r6Fp7u5C
ナナリーショックから立ち直れず
ライナナSSが進まない俺が支援しますよっと

211 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:00:22 ID:OArYJp73
チェーンソー、それはかみをもバラバラにする兵器。支援

212 :萌は文化:2008/08/10(日) 23:02:17 ID:tS1sNoFt
しかし、何も起こらない。

「馬鹿もの! ブリっ子で可愛らしくって言っただろう!!」
「そこ大事なの!?」
「早くしろっ!」
「クソ、マジカル〜♪ チェーンソー!」

ライマーユニーはクルリと可愛く回りながら叫ぶとステッキがホームセンターで普通に売ってるチェーンソーに変身した。

「マジカル〜♪ ぶった斬り〜♪」
「ギャァァァ!!」

ライマーユニーはカエル怪人(杉山)をチェーンソーで胴体を真っ二つにした。
ちゃんとCGなので杉山は死んでないから安心してくださいね。

「フハハ、見たかこれがライマーユニーの力だ! さあ、来るなら来い魔女C.Cよ! 。駒は揃った。貴様の野望は私達が打ち砕く!!」

両手を広げ高らかに笑うゼロ。

「僕の意志は無視ですか!?」

血まみれのチェーンソーを片手で泣くライマーユニー。

ナレーション(ディートハルト)「こうしてライは魔法少女ライマーユニーとして暗黒ブリタニア魔法国と戦うことになった。戦えライマーユニー! 僕らのために、平和のために彼女は今日も戦う!」

213 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:02:25 ID:88cdYaPh
支援
今日は早く寝よう、SS出来てないし、レポートも出来てないし
明日は楽しくなるよね公太郎?

214 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:04:30 ID:Rt4MfZdl
>>208 残念、それはドレスを着たV.V.だ。

215 :萌は文化:2008/08/10(日) 23:06:21 ID:tS1sNoFt
どこかの薄暗い神殿の大広間
っていうか悪の本拠地

「ゼロめ、新たな魔法少女を見つけたようだな」

黒いボンテージの女王様スタイルで椅子に座りながら話すC.C

「しかし、新しい魔法少女が現れたらまた殺せばいいだけのこと…」

漆黒の西洋風鎧を身に纏った藤堂はカチャリと刀を手にした。

「ならば地獄の奇跡藤堂よ。貴様にライマーユニーとゼロ抹殺を命じる」
「ハッ、了解しました」

広間から出て行く藤堂。

「しかし……ククッ、ライ、ライマーユニーとな………フ、ハハ、フハハハハハ」

高らかに笑うC.C

(ついに、藤堂が動くか……)

柱の影に隠れた紅蓮の仮面をつけた人物が密かに、笑うC.Cの姿を覗いていた。


………つづく

216 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:06:58 ID:YIl1hN5C
今日のショックがでかいのはわかるけどさ、職人が投下中にちょっと雑談が過ぎるんじゃないか?
支援。

217 :萌は文化:2008/08/10(日) 23:08:16 ID:tS1sNoFt
次回予告

「は〜い♪ 私、ライマーユニーです。
魔法少女になった私だけどある日カレンって娘が転校して来てライは一目惚れ。
彼女に必死にアピールするライだったけどそこに地獄の奇跡、藤堂が部下を引き連れ襲来!
圧倒的強さに敗北する私。
そこに新たな魔法少女と一人の仮面侍が駆けつけた!!

次回『紅蓮仮面と月下マン!? 死闘! 地獄の奇跡! 藤堂』

見ないと寝てる間にノコギリで首を斬っちゃうぞ♪」

218 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:09:43 ID:OArYJp73
>>214 なにッッ!!?

219 :萌は文化:2008/08/10(日) 23:11:41 ID:tS1sNoFt
インフォメーション

主題歌
ライマーユニーが歌う『恋のライマーユニー伝説』
発売中

魔法少女ライマーユニーDVD 全3巻
2巻 近日発売予告
3巻 未定

ライマーユニーフィギュア
メイド服バージョン
シスター服バージョン
発売中

ライ&ライマーユニー写真集
2冊同時発売予告!

220 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:12:55 ID:r6Fp7u5C
>>217 萌は文化卿、GJでした〜!!
しかしライマーユニーwwもうどこまでいくんだコイツはww
血塗れチェンソー片手で泣きっ面とか撲殺天使か、お前はww
ゼロもゼロで無駄に敗北フラグを立ておってからに・・・・・・先が楽しみですなw
荒涼とした心へのいいスパイスでした!サンクス!!

221 :萌は文化:2008/08/10(日) 23:13:10 ID:tS1sNoFt
DVDが終わるとギルフォードは無言で立ち上がった。

「どうしたギルフォード? もう一度最初から見ないのか?」

ダールトンが不思議そうに言った。

「ライマーユニーのフィギュア買って来ます!」

ギュッと拳を握るギルフォード。

「私も買いに行こう! もちろんシスター服バージョンをだ!」
「なら私はメイド服バージョンだ!」
「2人とも、わしの分も頼む。わしは両方だ!!%

222 :萌は文化:2008/08/10(日) 23:13:48 ID:tS1sNoFt
DVDが終わるとギルフォードは無言で立ち上がった。

「どうしたギルフォード? もう一度最初から見ないのか?」

ダールトンが不思議そうに言った。

「ライマーユニーのフィギュア買って来ます!」

ギュッと拳を握るギルフォード。

「私も買いに行こう! もちろんシスター服バージョンをだ!」
「なら私はメイド服バージョンだ!」
「2人とも、わしの分も頼む。わしは両方だ!!」
「「イエス、マイロード!」」


223 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:14:20 ID:iq4/l9vJ
支援。なんというメタアニメ

224 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:14:35 ID:VixXZ8jb
あれ?まだ続いているの
支援

225 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:15:03 ID:r6Fp7u5C
って、ごめっ・・・終わってなかった(大汗)
すいませんー(全力で退却)

226 :規制にかかったorz:2008/08/10(日) 23:15:28 ID:tS1sNoFt
おまけ
皇帝「ヌアッハハハハ! あやつめ、やりおったな!!」
V.V「シャルル、またその魔法少女見てるの? 毎日毎日飽きないね」
皇帝「ヌアッハハハハ!」
V.V「あーあー、フィギュアまで色違いまで全部そろえちゃって……」
皇帝「あやつめ、やりおったな!!」
V.V「少しは普通に会話してくれないかなシャルル?」

227 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:16:43 ID:U1Biqz/I
>>225終了宣言まで待とうぜw支援

228 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:20:02 ID:tS1sNoFt
以上で終了
終わりがわかりずらくてスイマセン

ギャグとはいえかなりテキトーにやってしまい少し反省
無駄に続きます

管理人卿、>>221>>222と同じだからスルー、>>219を×予告→予定に修正お願いします


229 :萌は文化:2008/08/10(日) 23:21:16 ID:tS1sNoFt
>>228
わかると思うけどコテハン忘れたorz
私ですよ

230 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:21:30 ID:88cdYaPh
>>228 萌は文化卿、GJでした!
駄目だこのおっさんズ、早くなんとかしないと……って皇帝、お前もか!
……笑いました
ギャグはいいねぇ、ヒトの生み出した癒しの極みだよ
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

231 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/10(日) 23:22:46 ID:OArYJp73
お疲れ様でした。私から一つ提案なのですが、0011-0331 と 0015-0836 と今回のものをシリーズ扱いするつもりはありませんか?
もしされるのでしたら、単体間リンクを張り、シリーズ部屋も作らせていただきます。

232 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:23:31 ID:VixXZ8jb
>>229 萌は文化卿 GJです。
この鰤軍の騎士と父親の醜態振りを見たネリ様を思うと・・・。

233 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:27:23 ID:OArYJp73
>>232 
コーネリア「よし、我が軍もやるぞ!もちろん魔法少女役は私だ!」
一同「「「「なにッ!?」」」」

234 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:28:23 ID:tS1sNoFt
>>231
ありがとうございます。
しかし0011-0331 はあくまで別ものとして扱いたいのでシリーズ扱いするなら 0015-0836 と今回のものからお願いします

まさかシリーズ部屋を作っていただけるとは、歓喜の極みであります

235 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:32:06 ID:HgU+eWyD
>>229
GJ!笑わせてもらいました。
でも自分がたった今書き上げたSSと多少似てるんだよな、まあいっか。

さて、この後誰か投下されますか?もしお許しいただけるなら、
23:40過ぎに本日二回目の投下をしたいのですが。

236 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:34:06 ID:A3iJTiPt
>>235
可能なかぎり支援してみせる!

237 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/10(日) 23:36:53 ID:OArYJp73
>>234 ではその形であげときました。尚、便宜上シリーズ名を「魔法少女ライマーユニー」としております。不都合が有れば随時対処いたしますので、お知らせください。

238 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 23:41:51 ID:HgU+eWyD
ありがとうございます、では投下します。
今回は『虫食い同好会』シリーズです。

作者:余暇
タイトル:怒れ、月下マン!

〈注意〉ルキアーノファンの方、ごめんなさい。

239 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 23:43:40 ID:HgU+eWyD
『怒れ、月下マン!』

「それでは、第五回虫捕り親睦会を始める。」
「おー!」
「「おー……。」」
ここは枢木神社の裏にある森。今日はここで虫捕りが行われる。
「なあ、スザク。セシルさんはどうした?」
「ああ、今日はロイドさんのお守りがあるから、来られないって。」
「ロイドさんって、ランスロットを開発した?」
「そう。すごい変わり者だから、セシルさんがいないと何するかわからないんだ。」
どんな科学者だよ。でも彼女がいないということは、オスシは食べずにすむのか。
「でも、彼女からきっちりオスシを預かってきちゃったんだ。」
涙ながらに言うスザク。はかない夢だった……。
「星刻も帰ってしまったし、私の周りにはライ以外まともな奴はいないのか。」
愚痴るゼロ。でもこの間の星刻さんも、果たしてまともと言えたかどうか……。
「さあ、ではそろそろ出発するか。準備はいいな?」
卜部さんの号令により、僕たちは森へ入っていった。

「何じゃこりゃー!?」
森へ入ってからしばらくして、卜部さんが叫んだ。
「どうしたんですか、卜部さん!」
僕たちが卜部さんの所へ駆け寄ると、彼は深刻な顔つきをしていた。
「みんな、これを見てくれ。」
そして僕たちが見たものは……。
「何だ、これ……。」
「そんな…酷い。」
鋭利な刃物で真っ二つにされたカブトムシだった。


240 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:44:17 ID:U1Biqz/I
支援

241 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:44:24 ID:QBPbRkw0
支援

242 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:45:23 ID:OArYJp73
5回目?4回目では? 支援

243 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 23:45:49 ID:HgU+eWyD
「一体誰がこんなことを。」
「わからん。ただ、犯人は鋭利な刃物を持ってこの近辺に潜伏していることは確かだ。」
僕も好きでこのイベントに参加しているわけではない。だが、こういう行為だけは絶対に許せない。
「罪のない虫をあやめるとは。何と卑劣な!必ず犯人を捕まえろ!」
怒りに震えるゼロ。いや、怒るのはいいんだけど、今の発言には問題点があるぞ。
「ゼロ。君は犯人を捕まえるのに協力しないのか?」
「だって犯人は刃物を持っているのだろう?そんな奴を相手にして、私が太刀打ちできると思ってるのか?
そういう危ないことは、君たちのジャンルだろう?」
僕の疑問に、堂々と答えるゼロ。いや、太刀打ちできるとは思わないけどさ。最初から他力本願ってどうよ?せめて知恵を貸せよ。
「ゼロ、君はやっぱり卑怯だ。この活動を通じて、少しでも君とわかりあえたらと思ったのに……!」
スザクがゼロを睨みつける。まずい、このままでは……。
「日本、万歳!」
突然叫ぶ卜部さん。あっけにとられる三人。スザクの怒りを忘れさせてくれたことは感謝しますが、はっきり言って意味不明です。
「いい作戦を思いついた。犯人を捕まえる方法だ。」
「はあ、作戦ですか。で、どんな作戦なんです?」
「ふっ、それはな……。」
卜部さんはニヤッと笑った。


244 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:46:23 ID:U1Biqz/I
支援

245 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:47:19 ID:VixXZ8jb
支援

246 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:47:19 ID:QBPbRkw0
支援

247 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 23:48:24 ID:HgU+eWyD
「おい!これはどういうことだ!」
木にロープで縛りつけられたゼロが叫ぶ。頭の上にはリンゴが乗っている。
「俺の見立てでは、犯人はおそらく投げナイフの使い手だ。だから何か的になるような物を見ると、無性に的当てをしたくなるはずだ。
その心理を逆手にとり、罠を仕掛ける。奴が食いついたところを、俺たちで仕留める!」
いや、おそらくそんな心理は働かないと思いますけど。
「卜部、貴様!私を的代わりにする気か!奴が食いついたと同時に、私がジ・エンドの可能性が高いだろうが!もう少し別の的を用意し……」
ヒュッ、ドスッ。
「………。」
どこからかナイフが飛んできて頭上のリンゴを貫通し、ゼロは気を失った。
「うそぉ!?」
「よし、かかったぞ!」
「ククク……。お前らの大事なものって何だ?」
森の奥から出てきたのは、黒いオーラをまとった不気味な男。
「この声……。まさか、朝比奈か!?」
「いやいや卜部さん。確かに声は似てますけど、全然外見違いますから。」
「あなたは、ブラットリー卿……。」
スザクがつぶやく。って、ブラットリー!?
「スザク、ブラットリーってまさか、『ブリタニアの吸血鬼』、ルキアーノ・ブラットリーか?」
「そうだよ、ライ。まさか、この人が犯人だったなんて。」
「ぬっ、貴様、朝比奈ではないな?他のみんなはだませても、この俺の目はごまかされんぞ!」
「卜部さん、今の話聞いてました?名前からして、朝比奈中尉じゃないでしょうが。それに、だまされたのは卜部さんだけです。」
頭痛がしてきた。どこまでマイペースなんだ、この人は。


248 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:48:50 ID:A3iJTiPt
支援

249 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:49:19 ID:QBPbRkw0
支援

250 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 23:50:53 ID:HgU+eWyD
「おい、貴様。貴様の大事なものは何だ?答えろ。」
ルキアーノが卜部さんに問いかける。
「虫だ。」
「はぁ?」
「この世に存在する虫たちすべてだ。一寸の虫にも五分の魂。みんな、鳥や蛇に怯えながら懸命に生きてるんだ。
貴様のような悪党が奪っていいような命ではない!」
「ハハハハハ!何を言い出すかと思えば、自分より虫けらの命が大事ってか?笑わせるな!
そんな奴ら、生きる価値もねえよ。さっき俺が殺したカブトムシも同じだ!」
「そうか、彼も貴様が殺したのか……。」
「あん?何だ、この俺とやろうってのか?ラウンズであるこの俺と!」
「貴様だけは許してはおけん!枢木、隊長殿、手出しは無用だ!こいつは俺が倒す!」
「アハハハハ、貴様の命、俺がもらったー!」
こうして、卜部さんとルキアーノの戦いが始まった。

「ハハハハハ!どうした、もっと俺を楽しませろよ!あがいてみろよ!」
「ぐっ、このままでは……。」
卜部さんは明らかに劣勢だった。何しろ相手はラウンズだ、いくら卜部さんでも、相手が悪すぎる。
「くそ!スザク、加勢するぞ!」
「わかった!」
「来るな!」
「「!?」」
加勢しようとする二人を、卜部さんが制した。
「手を出すな、こいつは俺が!」
「しかし卜部さん!」
「もらったああああ!!」
「!!」
ガキーン!
「「卜部さーん!!」」


251 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:51:39 ID:U1Biqz/I
支援

252 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 23:52:19 ID:HgU+eWyD
それまで、ルキアーノの斬撃を防いできた卜部さんの虫捕り網が真っ二つに折れ、地面に落ちた。
「くくく、終わりだな。」
卜部さんは虫捕り網を拾い、抱きしめた。
「ムラマサ…、ムラマサー!」
ええ!?虫捕り網にそんな大層な名前つけてたの?
「貴様……。よくもジャジャマルを!」
おい、名前変わってるぞ。今適当に考えたろ、アンタ。
「へっ、そんな物に名前つけるなんてショボイ男だぜ。さっさと死ね!」
ルキアーノがナイフを振り下ろした。
バシッ!
「な、何だと?素手で受け止めた?」
「ルキアーノ、貴様だけは、貴様だけはー!」
卜部さんがものすごい力でルキアーノを投げ飛ばした。
「ぐはぁ!」
「すごい、卜部さんにこんな力が。」
「……!待って、ライ!卜部さんが!」
スザクが叫び、僕が卜部さんを見ると、そこには何やらオーラを出しながら光っている卜部さんの姿が。
「こ、これは一体?」
卜部さんはポーズをとり、叫んだ。

「報国変身、月下マン!!」

その次の瞬間、卜部さんは黒い全身タイツに身を包み、妙なマスクをかぶっていた。
えーっと、何これ?


253 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:52:40 ID:A3iJTiPt
支援

254 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:52:54 ID:88cdYaPh
全力で支援!

255 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 23:54:13 ID:HgU+eWyD
「ある時はナイトメアフレームを駆って戦場を駆け抜け、またある時は後輩たちの良き兄貴分。
すべては日本再興のために、にっくきブリタニアに正義の鉄槌を下すために!熱き魂で世界を駆ける!その名は、『月下マン』!!」
「………。」
意味がわからない。

『説明しよう。卜部は自分の中の怒りゲージが限界を超えた時、人間を超えた力を呼び覚まし、
報国の戦士・月下マンに変身することができるのだ!日本、万歳!!』

「…ってどさくさにまぎれて、何ナレーションやってるんですか藤堂さん!どこにいるんですか、出てきて下さーい!」
「すごい、本物の月下マンだ。まさか、本当にいたなんて……。」
「ちょっ、何泣いてるのスザク!?ここって感動する場面だっけ?」
「いくぞ、ルキアーノ!」
「ちょこざいな、返り討ちにしてくれる!」
ちょっとルキアーノ、それはやられ役のセリフ!
「くらえ、月下マン・メガトンクラッシャー!」
ズドォーン!!
「ぐはあ!」
吹き飛ばされ、倒れるルキアーノ。
「へへっ、やるじゃねえか。俺の負けだ、殺せ。」
拳を振りかざす月下マン、そして……。
「おりゃああああ!!」
ドゴーン!!
「な…に…?」
月下マンの拳は、ルキアーノの顔の真横の地面を打ち砕いていた。


256 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:54:39 ID:A3iJTiPt
支援

257 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 23:56:20 ID:HgU+eWyD
「これで、『ブリタニアの吸血鬼』は死んだ。今日からお前は、愛の戦士として生きろ。」
ちょっと、何で他人の人生を勝手に決めてるんですか。
「情けをかけるつもりか?ふざけるな!俺に生き恥をさらせと……」
「甘ったれるな!」
ドゴッ。あ、ルキアーノの腹を踏みつけた。とどめ刺してどうすんだ。
「ごふっ。な、何を……。」
「いいか。生きて罪を償うんだ、虫たちを愛せ。虫を食べる前には念仏を唱え、彼らに感謝の気持ちを捧げろ。そうすれば、お前は生まれ変われる!」
「ほ、本当か?こんな俺でも、生きてていいのか?」
「ああ、もちろんだ!」
二人の男は、ガッチリと固い握手を交わした。ていうか、改心させちゃったよ。
「よし。では、変身解除!」
そう唱えた瞬間、卜部さんは光に包まれた。そして……。
「ふう、これでよし。だが、何かものすごい解放感が?」
「わー!卜部さん服着て下さい、服―!解除しすぎですってー!」
「おお、しまった。まだ慣れてないものでな。では、こうするか。」
気絶しているゼロのマントを剥ぎ取り、上に羽織る卜部さん。すいません、それはただの変態にしか見えません。
「隊長殿、そして枢木。俺が月下マンであることは、みんなには内緒にしておいてくれ。この力は強大すぎる。
もし悪意を持つ者がこのことを知れば、きっと俺を利用しようとするし、みんなに危害が加えられる恐れがある。それだけは何としても避けねばならん。」
「わかりました、卜部さん。このことは僕たちだけの秘密にします。ねっ、ライ。」
「あ、ああ……。」
日常の中の非日常。一体、僕はこれからどうなるんだ?


258 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:57:50 ID:tS1sNoFt
>>257
支援wwww

259 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/10(日) 23:58:15 ID:HgU+eWyD
三日後。
「それでは改めて、第五回虫捕り親睦会を始める。」
「「おー!」」
「「おー……。」」
ここは枢木神社。今日はこの間できなかった虫捕りをする日。そしてまたしても、新たな仲間が加わった。
「俺の大事なもの、それは…愛だ!虫たちへの、限りない愛だ!」
会員ナンバー6番、ルキアーノ・ブラットリー。元『ブリタニアの吸血鬼』。今は、キレイなルキアーノ。虫好きな点を除いて。
「どうだ、ルキアーノ。ナイフを虫捕り網に持ち替えた感想は?」
「ああ、最高だよ卜部。生まれ変わった気分だぜ!」
「おい、お前ら。これは一体どういうことだ!何故あいつがここにいる!?」
あの時気絶していて事情を知らないゼロが、僕とスザクに食ってかかる。
「何って言われても、なあ?」
「うん、さっきから言ってるように、卜部さんがブラットリー卿を改心させたんだよ。どうやって改心させたかは、僕とライのヒ・ミ・ツ♪」
「ちょっ、気持ち悪い言い方するなよスザク!」
「何言ってるんだよ。僕たち、秘密を共有し合った仲じゃないか。」
「いや、確かにそうだけど、言い方ってものがあるだろう!」
「ライ、お前……。」
「だから違うって!後ずさりするなよゼロ!」

『卜部の秘密を知ってしまった少年・ライ。月下マンが戦う真の目的とは、そしてライに隠された力とは!?
彼は運命の波に抗うことすらできず、このまま翻弄されてしまうのか!?次回、お楽しみに!日本、万歳!』

「だからどこに隠れてるんですか、藤堂さーん!!」


260 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:59:11 ID:6pdLVVIS
卜部さんの仲魔が増えていくwww
支援

261 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/10(日) 23:59:59 ID:VixXZ8jb
ヴァルキュリア隊も入れたげて
支援

262 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/11(月) 00:02:44 ID:hwmGU2vc
以上です、支援ありがとうございました。
完全に勢いのみで書きました……。テンさん生まれ変わってるし。

>>242
回数に関しては、前作の最後に出てきた『第四回〜』に
単純に数字を足しただけです。あの後、やり直したと考えていただければ。

263 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/11(月) 00:03:25 ID:eDmkMzZr
では、第五回であげました。

264 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:04:50 ID:0B45Efbh
こんばんわ。
やっと家に帰ってきました。
投下したいのですが、予約の方おられますか?

265 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:06:13 ID:vlXYtQCf
>>262
もはや登場人物もカオスすぎる。なのに安心して見れる面白さ。何これ。
でも先日、夜に穴を掘るセミの姿を目撃して神秘的なものを感じた自分ですが
そんな儚い命の虫をも食らうような卜部が何言ってるのかと思ったwww

前スレでも誰か言ってたけど月下マンやライマーユニー等、
ここまでパラレル物が発展すると確かにライトノベルにおける挿絵を描くような絵師も欲しいかもw
俺絵師でもなんでもないけど読んでてたまに月下マンとか描きたくなるし
コテ職人すら60人超えるこのスレのことだから、読んでる人の中には絵師もいそうだけどなぁ

266 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:06:36 ID:d3manlRa
>>262 余暇卿、GJでした!
ギャグ最高!ギャグ万歳!
さすが卜部さんだ、変身するとはww 次は誰が餌食になるのか楽しみです
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!


よし、まだダメージは完全には癒えきってないがだいぶ回復した
明日に備えてもう寝ます、おやすみ……


起きたらレポート完成してないかなぁ

267 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:06:58 ID:fucQ/0jR
いたかな?今日は人が多いね。このままだと、テンさんみたいに明日の朝には・・・。

268 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:09:53 ID:yp+5999z
>>265
挿絵は考えました
…見事なまでに玉砕しました

269 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:10:24 ID:JNEKi0jL
>>267
いなかったと思いますよ。そして支援しまっせ

270 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:11:09 ID:4k+9uPSB
>>262
GJです!
月下マンでここまで笑わすwwwとは勝手に出した私の当てつけかwwww

次回で登場の月下マンのハードルを上げられちまったぜwwww

271 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:11:15 ID:0B45Efbh
では、投下いたします。
支援の方、よろしくお願いいたします。

272 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:11:51 ID:vlXYtQCf
支援

273 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:12:23 ID:fucQ/0jR
支援するよ。

274 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 00:12:32 ID:0B45Efbh
なんか本編すごい事になっているみたいですね。
(まだ見てない)
ですが本編がどうなろうと本SSは最初の予定通りハッピーEDにします。(断言)
実際、最後はどうするか、どういう流れにするかやっとおぼろげに見えてきました。
より一層がんばらせていただきます。

タイトル「蒼天の騎士(9) 大陸へ」

カップリング…ライ×カレン

皆様支援よろしくお願いいたします。



275 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:12:54 ID:t/DV1A3e
支援

276 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 00:14:22 ID:0B45Efbh
中華連邦…。
ブリタニア、EUと並ぶ世界の三大勢力の1つ。
世界一の人口と領土を持つ東の眠れる龍。
しかし、その実態は度重なり飢饉と長く続いた宦官達による悪政の為、亡国の危機に瀕していた。



蒼天の騎士(9) 大陸へ




カレンが人目をはばからず僕の右腕に手を絡ませ甘えている。
どうも特区日本の式典でナナリーを献身的に補佐していたのが気に入らないのか、あれ以降会えばこういう状態が続いている。
男としては、愛おしい女性から甘えられるという行為は大変うれしいのだが、さすがに人目のあるところでは恥ずかしすぎる。
以前一度そう言ったことがあったのだが、即効で却下された。
僕に拒否権はないらしい。(苦笑

277 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:14:40 ID:FVJtqHmi
>>262
GJ!!ギャグはやっぱり良いですねー
このシリーズ楽しみですよ
またお待ちしてます

>>265
挿絵は止めた方が良くないか?
トーマス卿の事だ
サーバー容量も気にせずに保管しかねないぞw

しかし、今日は人多いね
一体何人潜んでるやら
そういや、保管庫ってどれだけ見られてるんだろう…
カウンター無いよね?

278 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:14:54 ID:JNEKi0jL
支援

279 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 00:16:00 ID:0B45Efbh
「相変わらずだな」
苦笑しつつ僕の前の椅子に座るルルーシュ。
「ああ、お蔭様でね」
後ろの方で爆笑しているC.Cの笑い声。
「で…話ってのはなんだい?」
このままでは埒が明かない。
こういう時は、話を切り出すに限る。
「あ…ああ、そうだな。うっ…」
どうやら、カレンが爆笑しているC.Cにガン飛ばししているようだ。(怖くて横が向けない)
ルルーシュの顔が少し引きっていたのと、隣のカレンの殺気でなんとなく想像できる。(多分、間違ってない)
「実はな、1週間後に中華連邦に向かう事が決定したので知らせておこうと思ってな」
「例の計画か?」
「ああ、そうだ。少し早める必要が生じたのでね」
少し苦虫を潰したように見える表情。
計画が予定通りうまくいかなかったときのルルーシュがよく見せる表情だ。
「何があった?」
「実施が早まった。シュナイゼルが予定を早めたせいでこっちは予定の数の半分で対応するハメになりそうだ」
「それは痛いな……って…カレン頼むから耳に息吹きかけないでくれ」
「だってぇ…」
ぷーとふくれるカレン。
うっ…可愛い…。
思わず見とれてしまい、言葉が出ない。
そんな僕とカレンをルルーシュは頭を抱え、C.Cは腹を抱えて爆笑して見ている。

280 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:16:01 ID:FVJtqHmi
投下遮ってすんません
支援します

281 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:16:45 ID:JNEKi0jL
支援

282 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 00:18:05 ID:0B45Efbh
「えーーいっ…わかったカレン。ライとの会議が終わったら、今日一日ライはくれてやる。
だから、1時間外で待っていてくれ」
頭を抱えながら、ルルーシュが宣言する。
「お・おいっ…僕だって予定がっっっっ…」
文句を言おうとしたが、ルルーシュの目が僕に哀願しているように見えたため何も言えない。
で、当の本人であるカレンはというと…。
「うん。わかったわ。じゃあ、1時間だけだからね」
さっきのふくれっ面が嘘のようにニコニコと笑いながら部屋を出て行った。
「…すまない…ライ…」
「いいんだ、ルルーシュ。貴重な時間だ。さっさと進めよう」
「そうだな…」
お互い頷き合うと話しを進める事にした。
「ます、時間が早まった事で、用意できる戦力が半減というのはわかった。
で、ラクシャータの手配していた連中は間に合いそうかい?」
「多分、ギリギリか無理だろう」
「大丈夫か?」
「大丈夫ではないな。そこでだ、お前に頼みたい事がある。
エリア11にいるナイトオブラウンズを引き止めて欲しい」
「スザク、ジノ、アーニャの三人か…」
少し考え込む。
「スザクは、大丈夫だと思う。先ほどの君命無視で投獄されている。あと2〜3週間は出れないはずだ。
それとジノも何とかなるだろう。
あの後、模擬戦を何度も申し込まれているから、それを餌にすれば足止めまではいかなくても行くのを遅れさせる事は出来ると思う。
問題は…」
口ごもる。

283 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:18:34 ID:t/DV1A3e
支援

284 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/11(月) 00:19:02 ID:eDmkMzZr
>>277 ふ……、それが投稿者の望みならば応えようではありませんか。
支援

285 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:19:06 ID:JNEKi0jL
支援

286 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:19:16 ID:fucQ/0jR
支援。みんな何時まで起きてるんだろ?

287 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 00:20:02 ID:0B45Efbh
「ナイトオブシックス。アーニャ・アールストレイムか…」
ルルーシュも考え込んでいるようだ。
しばしお互いの沈黙が続いた後、詰まらなさそうに僕らを見ていたC.Cが口を挟む。
「ナナリーの身辺警護を依頼してはどうだ?
特区日本も宣言から1ヶ月がたつが、まだまだ安定していない。その為お前が忙しく動き回っているのだろう?」
確かにそれしかないようだ。
確かにナナリーとアーニャは仲がいいみたいだし…よく、お茶をして話し込んでいるのを見かける。
「…」
ルルーシュは無言で考え続けている。
妹をダシにするのが気に入らないのだろう。
「他に手がないな…ルルーシュ」
決断を迫る。
「…仕方ない…ライ、頼む」
少し苦痛の表情が彼の心境の複雑さを物語っている。
「了解だ」
その後は、互いに細かい打ち合わせを詰めていく。
なんとか時間内に打ち合わせを終了し、互いに次の会合の日程を確認していると大きな音を立てドアが開いた。
「時間なので、ライは貰って行きます」
文句言う暇もルルーシュに別れを付ける暇も与えられず、引きづられていく。
「カレン…頼むからお手柔らかに頼むからね」
「もちろんよ」
ニコニコと嬉しそうに笑っているカレン。
だけど、僕には、彼女の目が飢えた肉食獣の目のように見えて仕方なかった。


288 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:20:38 ID:vlXYtQCf
支援

289 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:21:40 ID:FVJtqHmi
>>284
ちょっwww待ってwwwアーッ!!
支援

290 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 00:21:52 ID:0B45Efbh
「殿下。これがライ・エニアグラムの詳細なデータです」
「うむ。ありがとう」
シュナイゼルは資料をカノンから受け取りチェックしていく。
しかし、そのデータのほとんどは黒く塗りつぶされ、特に1年前以前のデータはろくに見ることさえ出来ない。
わかったのは、名前と年齢。ナイトオブナイン、ノネット・エニアグラムの義弟で、ナナリーの専属騎士であると言う事。
そして、ここ1年の実績とデータのみであった。
(なにものだ?…彼は…)
「これ以上は調べられないのか?」
「はい。これ以上になると皇帝陛下とその近衛の一部ぐらいしか…」
カノンが申し訳なさそうに俯く。
(不安定要素は、なるべく取り除きたかったのだがね…)
「仕方ない、今は、計画のほうを優先するしかないな」
「はい。わかりました。
そう言われると思い、呼んであります」
その言葉が終わらないうちにドアが開き、一人の男が無断で入ってくる。
「おいおい、俺は待たされるのは大嫌いなんだぜ」
「ルキアーノ卿、いくらナイトオブラウンズとはいえ、宰相閣下の許可もなく部屋に入り込むとは無礼では…」
カノンの言葉は、シュナイゼルの軽く上げた手で止められる。
「かまわないよ。かえって丁度よかったぐらいだよ。
では、ルキアーノ卿、こちらへどうぞ」
隣のクリーンルームに案内する。
「へぇ…防諜室でお話とは…楽しそうな内容のようだな」
ルキアーノは下卑た笑いを浮かべ、シュナイゼルと一緒に隣の部屋に入って行った。


291 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:22:09 ID:vlXYtQCf
支援

292 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:22:56 ID:vRAfGAUk
支援

293 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 00:23:45 ID:0B45Efbh
ここは、エリア11の政庁の地下に作られた独房の1室。
そこに入れられている一人の男のところに面会者が現れた。
「久しぶりだね、スザク」
「V.Vっ・・どうしてここに?」
その問いにV.Vは陰険な微笑を浮かべる。
「なぁに、保険があまりにも役立たずだからね。方法を変えることにしたんだ」
「どういうこと?」
怪訝そうな顔のスザク。
「あ、気にしないで…。それよりもライやゼロに復讐したくないかな?」
「………」
答えに躊躇しているのか無言のままだ。
だが、このV.Vの提案に、心動かされ、沈みきった黒い炎が再び燃え始める。
(仕込みは、うまく動いているみたいだね)
ほくそえむV.V。
「ナイトオブラウンズの君が、こんな辱めを受ける事になるとはねぇ…」
「それは…自分が君命に逆らったから…」
ボソボソと答えるスザクに、もう一声で堕ちると確信したのだろう。
決定的な一言を言い放つ。
「彼らのせいで、ナイトオブワンへの道が潰されちゃったかもね」
ガチンっっっ。
スザクの中で何かが堕ちる音が響いた。
一気にV.Vが植え込んだ怒りという黒い炎が大きく燃え上がり、スザクを支配する。
「復讐したい…やつらを苦しめたい…」
その答えに満足したのか邪悪な笑みを浮かべるV.V。
「いい答えだよ、スザク。さあ、行こうか…」

そしてその後、独房には静寂しか残っていなかった。



294 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:24:18 ID:vlXYtQCf
支援

295 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:24:56 ID:gHk3jVII
支援


296 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 00:25:38 ID:0B45Efbh
9話終了でございます。

皆様、支援ありがとうございました。

前回が難産の分、今回は実に楽に書けてしまいました。
苦労はしておくべきですねぇ…。(爆

297 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/11(月) 00:25:43 ID:eDmkMzZr
支援
>>289 言っておきますが私は本気ですよ?今すぐには流石に無理ですが、投稿者が押し絵を望むならば私は応えるつもりです。

298 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:30:19 ID:FVJtqHmi
>>296
GJ!!ライカレ好きとしては嬉しい限りの話
しかし、その裏でうごめく怪しい気配
堪能しました
次回もお待ちしております
ただ、割り込んでしまった自分が言うのも何ですが、
投下時間はテンプレを守って欲しいです

>>297
やる気だ……
何かすいませんorz
でも、無理はしないで下さい

299 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 00:32:23 ID:0B45Efbh
>>296
あ、すみません。気をつけます。
忘れてしまってました。
申し訳ない…。

300 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 00:34:01 ID:eeBJlBMh
皆さんGJ&久しぶり?です。
フレイアが落ちたのみてライノネネタが浮かびました。
四十分ごろ投下良いですか?

301 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:35:52 ID:fucQ/0jR
仮眠を取るので、他の方支援頼みます。

302 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:36:31 ID:oigpl3Qa
しえん

303 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/11(月) 00:37:44 ID:eDmkMzZr
>>298 次期改装の際、容量の大幅アップもするのでその時に募集するつもりだったんです。それにまだまだネタは尽きませんよ。
今日の夜にでも発表します。

 PS あしっど・れいん卿、0016-0276 はもうあげました。領地から確認できます

304 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:38:30 ID:t/DV1A3e

>>228
GJです!ゼロが妖精ってwww
ギャグ物でこんな続きが気になるのは初めてです
もうおっさん達も何やってんだw
あとインフォメーションで吹いたwww
次の投下も楽しみに待っております
>>232
この脆弱者!貴様らそれでも騎士か!とか言って没収し
陰でハマってグッズ全コンプしてるに違いないんだぜwww
>>262
GJ!まさか月下マンに変身するとはwww
しかもテンさんが出てくるとはwしかも改心しとるwww
カオスなのに安心してみれるこの魔力は一体・・・
次の投下を楽しみに待っております
>>296
GJでした!飢えた肉食獣とあるけどこのあとライはカレンに食べられたんだろうかwww
ライカレ好きとしては嬉しい限りの話だが裏で蠢く陰謀の影が・・・
次の投下も楽しみに待っております
>>300
支援します

305 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:38:33 ID:vlXYtQCf
>>296
ライが介入したっていうこと以外でも随分オリジナル展開に突入してますが
説得力のある描き方だから本当に気になって仕方がない。
毎回投下を楽しみにしてます。けど今日もお仕事でしょうしどうか睡眠時間は取って下さいね

>>277
最早なくてはならない存在だけど、
このスレの何をどう保管するかは結局管理人卿個人次第だからなぁ

ただの個人的な希望だけどpixvみたいに
別の形態で気安く絵もうpできるような媒体があればいいのになーとは思った。
でもライスレでも「ライ書いてみた」みたいなのが少ないところを見ると絵職人はそんなにいないのかね…

>>300
ライノネ?ハァハァ…支援します

306 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 00:42:12 ID:eeBJlBMh
行きます。

タイトル・戦神の涙
カップリング・ライ×ノネット
備考・ライが滅茶苦茶ルルアンチです。

307 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:42:48 ID:vlXYtQCf
支援

308 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:42:53 ID:t/DV1A3e
支援

309 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 00:44:10 ID:eeBJlBMh
戦神の涙

後に第二次トウキョウ決戦と呼ばれる戦い…
この日、トウキョウ租界にフレイヤが落ちた…
政庁周辺の街は壊滅し、大勢の戦死者や民間人の死傷者が出た…
あまり好きではなかったが、僕を「同類」と呼び、いつも強引に絡んできたブラットリー卿。
本国で僕をアイドルのようにたらい回しにしておちょくったバルキュリア隊の皆。
ダールトン将軍の養子達で、僕を「兄」と呼んで慕ってくれたグラストンナイツの皆。
僕に兄のように接してくれたギルフォード卿…
そして…ナナリー…


310 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:44:22 ID:vlXYtQCf
支援

311 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 00:45:03 ID:eeBJlBMh
決戦の翌日の朝、僕はフレイヤでできたクレーターの中心に立っていた。
ここに政庁があった…
目を閉じれば政庁での様々な日々が蘇る…
スザクとユフィと共に笑いあった事、コーネリア殿下に「全く、親衛隊より特派を選びよって…」と呆れられた事、ダールトン将軍に服装の乱れを注意され、その後「良い返事だ」と褒められた事、ギルフォード卿と今後の黒の騎士団の対応について話し合ったこと…
そして…総督として奮闘するナナリーの話し相手となり、スザクと共に彼女を守ると誓ったこと…
皆忘れられない思い出だ…

僕はスザクの突然のフレイア発射はゼロ…ルルーシュの「生きろ」というギアスが極限状態で作動したせいだと分かっていた。
ギルフォード卿突然の離反もルルーシュがギアスを使ったものだろう…

どうしてなんだルルーシュ?なぜ君はここまで人の思いを踏みにじれる?
ユフィを死なせ…ダールトン将軍やギルフォード卿の忠義をズタズタにし、スザクに死ぬより辛い宿命を背負わせ、僕を…ナナリーまでも裏切って…
ナナリーのためとはいえ、どうして他人をここまで貶めることができるんだ…ルルーシュ…!


312 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:45:51 ID:vlXYtQCf
支援

313 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 00:46:07 ID:eeBJlBMh
「よ!」
「!?」

僕が憎しみの念を募らせているとき、誰かが僕の肩を叩いた。
振り向くと、そこにはノネットさんの姿があった。

「ノネットさん…」
「ついさっきエリア11に着いたんだ。会えてうれしいぞライ!…と言いたいが…」

ノネットさんは笑顔から一転し、難しい顔をしてクレーター内部周辺に視線を移した。

「酷いな…これは。」
「ええ…」

ノネットさんもこの惨状を目の当たりにし、瞳に少し哀愁を宿らせる。

「危険だったとはいえ枢木の奴、いくら何でもやりすぎじゃあないのか?」
「スザクのせいじゃありませんよ…」
「え?」

ノネットさんは再び僕に視線を合わせる。
僕は握りこぶしを作り、掌に血がにじむまでギリギリと力を込めていた。


314 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:46:23 ID:t/DV1A3e
支援

315 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 00:47:15 ID:eeBJlBMh
「皆ゼロが悪いんだ…なんであいつがやった過ちを…全部スザクが背負わなきゃならないんだ…!」

許せない…スザクばかりに重たい十字架を背負わせるあいつが…

「皆…あいつが起こした戦争のせいで…皆…皆死んで…!」

「ライ様可愛い〜♪」などと言いながら僕で遊ぶバルキュリア隊の皆の笑顔…
「我々は皆兄上の味方です!」と言ってくれたグラストンナイツの皆の笑顔…
僕とスザクが一生賭けて守ろうと誓ったユフィの笑顔…
いつも厳しく、優しい目で僕を見てくれたダールトン将軍やギルフォード卿の笑顔…
そして…愚者と化したルルーシュの代わりに命を賭けて守ろうと思ったナナリーの笑顔…

許せない…皆の笑顔を奪うような戦いを引き起こし、ギアスで信念を弄びあいつが…

「許せない…許せない…許せない…!」

僕が憎悪の感情に支配されかけたそのとき、ノネットさんが優しく僕を抱きしめた。

「!?…ノネットさ…」
「…お前、やばいぞ。」

ノネットさんは僕の耳元で優しくそう言う。

「え?」
「ゼロがどんなマジックを使ったかは知らないが、お前はそれで憎しみになんか支配されるな。」
「憎しみに支配されるな?じゃあどうすればいい?行きようのないこの思いは…何処にぶつければいいんですか…僕は…僕は…」
「泣け。」
「は!?」

ノネットさんの突拍子もない発言に驚き、僕はノネットさんから離れる。

316 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:47:37 ID:t/DV1A3e
支援

317 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:47:37 ID:vlXYtQCf
支援

318 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 00:48:09 ID:eeBJlBMh
「そんな時は泣いてしまえ。悲しみも憎しみも全部涙にして流すんだ。」
「でも…」
「恥ずかしがることはないさ。」

ノネットさんは再び僕を抱きしめ、胸に強引に押し付ける。

「う…」
「お前はナイトオブエイトとして、「青き戦神」としてよく戦ってきた。過酷で辛い任務も全部こなしてな!
今回だって、辛かったろ?
だから泣け。思い切り泣いてしまえ!すっきりするぞ!」

毎度思うがなんて人だ…女性が自分の胸に恋人でもない男を押し付けて、こんなこと言うなんて普通ないだろう…
でも…なんかいい。

「ノネットさん…」

瞳の底から熱い何かが湧き上がる。
まさかドラマでもあるまいし、この人に感化されて本当に泣こうとしているのか?
でも…なんかいい。

「じゃあ…失礼します。」

僕はノネットさんの胸に深く顔をうずめ…

「う…く…うわああああああああああああ!!」

声を上げて泣いた。

「ナナリー…ユフィ…皆…うわああああああああああああ!!」

ノネットさんは泣きじゃくる僕を姉のように優しい手つきで撫で、しばらくの間抱きしめていてくれた…

319 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:48:52 ID:vlXYtQCf
支援

320 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 00:48:56 ID:eeBJlBMh
泣きながら、僕は決意した。
もうすぐ、ロイドさんが奪われた紅蓮に対抗できるよう、ランスロットとクラブの再強化を行っている。
それが済んだら、クラブを使って黒の騎士団の全てを根絶やしにしてしまおう。
ナイトメアも戦艦も全て落とそう。
そしてルルーシュを殺し、最後はスザクに後を任せ、僕も最後は眠りについてギアスの痕跡を本当に完全に消し去ろう…と。
それは復讐じゃなく、二度と悲劇を繰り返さず、真に優しい世界を作り上げるために…
ルルーシュ、僕は「狂王」ではなく、「青き戦神」として君に鉄槌を下す…
首を洗って…待っていろ。

321 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:49:29 ID:t/DV1A3e
支援

322 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:51:29 ID:0B45Efbh
支援

323 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 00:53:33 ID:eeBJlBMh
投下終了
ライは一応シュナイゼルの謀略は知らなかった設定です。
ライC書きたかったけどラウンズ側もやっぱ良いな。

どうでもいいことですがキバ劇場版見てきました。
電王の映画はコメディは良かったけどそれを重視しすぎて今までの平成ライダー映画より戦闘シーンが軽視されてた様な気がしたので戦闘シーンの大幅な増量に燃えました!
しかし…正直言ってしまうと僕はどんなライダー映画よりTHENEXTの続編が見たいです…

スレチすみませんでした。

324 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:56:18 ID:U8mXlPll
>>323
GJです!何だかこのまま続きを見たくなりますねw

あと、今日は久々に(?)配達を行いますw
とりあえず今回はピザ(SS)を二枚をお届けに参ります!
到着時間は1:15くらいとなります
お召し上がりになる方は手を洗ってお待ちくださいw

325 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:57:25 ID:0B45Efbh
>>323
やばい…泣きそうになった。
帰りのバスの中で親衛隊ED見た後だっただけに直撃…。
GJでした。

ああ…本編見たくないなぁ…。

326 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 00:57:38 ID:fucQ/0jR
>>323
仮眠からさめたらGJな作品が。
確かにノネットさんが居たらそんな感じに、テンさんがライに「同類」として絡むのに共感しますし。


327 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:00:27 ID:eDmkMzZr
ライ×C万歳卿のを保管完了したと思ったらピザの配達がw とことんお付き合い致しましょう!

328 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:04:08 ID:fucQ/0jR
配達の前に質問。
他の漫画やアニメの必殺技って、注意書きと○を入れて名前をぼかせば使用可能ですか?
名前知らない人も居るかも知れませんが・・・。

329 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:06:34 ID:eDmkMzZr
どうでしょうね?仮に問題があっても、保管の際に修正すれば大丈夫な気もしますが。

330 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:06:59 ID:eeBJlBMh
ちょっとすみません。
トーマスさん、

そして…ナナリー…

の次に

皆…この戦場に散っていた…

と追加してください。
でもナナリーはきっと生きてるんだろうなぁ…

331 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:10:05 ID:vlXYtQCf
>>323
公式小説を読んで、本編でただただウザイと思っていたアニメのスザクに対する考えが少し違ってきた自分もいるので
こういうブリタニア側、ライの同僚、友人としてのスザクを想って見た
別視点の考え方なども垣間見えると色々考えさせられますね。

どういうシチュでノネットさんとお近づきになれてたのかは説明がないので気になるけど
ブリタニア側ルートではノネットさんがいれば大抵の事はいい感じになる気がしてきたw

332 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:10:30 ID:t/DV1A3e

>>323
GJです!僕もなんか目がっ・・・・・・
315のあたりを思い浮かべたあたりから・・・
目から汗が・・・(ノД`;)・゚・
>>324
飲み物を用意してまってますw

どうでもいいことだが最近某レモン系炭酸ジュースが
シーツーレモンとしか読めないwww

333 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/11(月) 01:12:26 ID:eDmkMzZr
>>330 修正して保管しました。

334 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:14:39 ID:89VamylD
言わせてくれ。皆はともかく俺だけは管理人さんを尊敬するぜ!

335 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/08/11(月) 01:16:37 ID:U8mXlPll
どうもこんばんは!毎度ありがとうございます!
今日は久々にSSをお届けに参りましたw
今回は前から言っていたライのラウンズの本編沿いシリーズをお持ちしましたw
とりあえず1話と2話を準備していますw
1話投下後、10分間休憩を挟んで2話を投下しようと思います
タイトルは『コードギアス NAMELESS KNIGHT』となります!

336 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:17:39 ID:vlXYtQCf
支援

337 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:19:01 ID:fucQ/0jR
支援。
しかし、もう300突破か。
テンさんわずか2話だけどSSではちゃんと出てるし、成仏してね。

338 :貧弱な軍馬 ◆Hrs3a0oJRE :2008/08/11(月) 01:19:27 ID:qubcRvNX
(R2視聴後)……ナナリーが、ななりーが、七里ーが……落ち着け、プールになるんだ。
と、暴走していたらなぜかルキアーノSSを書いていました(ぇ
酷く中途半端な落ちが待っていますが一応投下したいと思います。
OK?

339 :NAMELESS KNIGHT ◆l.sZv3iNKk :2008/08/11(月) 01:21:16 ID:U8mXlPll
コードギアス NAMELESS KNIGHT

第一話「騎士公ライ」

「・・・・・どういうつもりだ」
ライは眠りに付いた後、強制的に起こされていた。
V.V.と言った人物を睨みながらライはそう呟いていた。
「君の力が必要ってことだよ」
そのまま遺跡の大きな扉が開かれ、溢れる光にライは目を瞑ってしまう。
気が付けば周りの風景が先ほどとは一変していることにライは気が付いた。
「な、何だ・・・・ここは・・・・」
「アーカーシャの剣だ、狂王ライよ」
「!?」
ライが声の方を向くと階段の先には奴がいた。
ブリタニア皇帝、黒の騎士団の最大の敵であるシャルル・ジ・ブリタニアの姿があった。
「・・・・・私を知っているのか」
ライの口調が昔のものへと変わる。
「知っていますとも、あなたの英雄譚は有名だ」
「英雄?私がか?大事な人を守れず、そして国を捨てた男のどこが英雄だ」
自分のギアスの暴走により全てを失った自分が英雄であるはずがない。
「まぁ、今はそんなことどうでもいいんじゃないかな」
皇帝の横へと移動したV.V.がライへと話しかけてくる。
「君にお願いがあってきたんだよ」
「断る。僕は黒の騎士団の団員だ」
ライはキッパリと拒絶の意思を見せる。

340 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:21:29 ID:fucQ/0jR
>>338
ストップ。ピザの配達人卿が投下します

341 :貧弱な軍馬 ◆Hrs3a0oJRE :2008/08/11(月) 01:21:55 ID:qubcRvNX
被った〜ピザ配達人卿、バンバン投下しちゃってください。
私はまた明日にしますので

342 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:22:12 ID:rIUgiDe0
とりあえず支援だ!

343 :NAMELESS KNIGHT ◆l.sZv3iNKk :2008/08/11(月) 01:23:10 ID:U8mXlPll
「黒の騎士団は崩壊した」
「何・・・・だと?」
「首謀者のゼロ・・・・いやルルーシュは記憶を書き換えて学園に戻っているよ」
いきなりのことにライは言葉が出なかった。
黒の騎士団は崩壊?しかもゼロの正体がルルーシュ?それに記憶を書き換えた?
あまりのことにライの考えが上手くまとまらなかった。
「おや?ルルーシュは君にも正体を内緒にしていたみたいだね」
ライの様子にV.V.は笑いながら答える。
「これで君が言った理由はなくなった。手伝ってくれるかな?」
「黙れ」
先ほどのライの様子が変わり、その顔には憤怒の表情があった。
話が未だに理解できなかったが、こいつらは敵だということには何ら変わりはないのだ。
ライの顔は狂王という名にふさわしい表情と言えた。
「ナナリー」
「え?」
しかし、その言葉にライの背筋に冷たいものが流れていた。
「君がアッシュフォード学園にいたことは知っているよ」
ライは自分の体温がみるみる内に下がっていくのを感じた。
「人質・・・・・あなたたちはそう言いたいのか」
そして、皇帝とV.V.を睨みながらライは答える。
「僕はあなたを殺すことだって出来る」
「だが、私を殺したところでその者たちの危険がなくなるわけではない」
「くっ」
「君には僕たちの言葉に従うしかないんだ」
「貴様はこれよりブリタニアの騎士だ。騎士公の座を用意しよう」
「・・・・・イエス、ユア マジェスティ」
ライはそう呟くしかなかった。

344 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:24:01 ID:rIUgiDe0
支援

345 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:24:39 ID:eDmkMzZr
V.V.が!?支援!

346 :NAMELESS KNIGHT ◆l.sZv3iNKk :2008/08/11(月) 01:25:13 ID:U8mXlPll
ライを本国へ送った後、V.V.はシャルルへと話しかけていた。
「ねぇ、シャルル。彼に何故ギアスを使わなかったの?」
「それは・・・・・後から分かりますよ。兄さん」
そうやってシャルルは理由を話すことはなかった。

あの時から数週間が過ぎた。
僕は言われるままに蒼いグロースターに乗り、敵を倒していた。
自分が戦い続けなければナナリーや学園の皆が危ないのだ。
そう自分に言い聞かせながら僕は敵を倒し、功績を挙げていった。
僕のことを「まるで亡霊や死神を相手にしているようだ」と敵の1人はこう語っていた。
そして、僕はいつの間にか蒼き亡霊と名づけられていた。

そんな僕に転機が訪れた。
その日、僕は皇帝に謁見することになっていた。
そこに向かう途中で僕は見覚えのある顔を目にした。
(・・・・・・スザク)
彼はブラックリベリオンでゼロを捕らえ、ナイトオブラウンズになった。

347 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:25:36 ID:vlXYtQCf
支援

348 :NAMELESS KNIGHT ◆l.sZv3iNKk :2008/08/11(月) 01:27:44 ID:U8mXlPll
その詳しい経緯を僕は調べた。
そして、その経緯が悲しいものだと僕は感じていた。
ユーフェミア皇女殿下による虐殺は彼女の意図ではなく、何か別の力によるものかもしれない。
それが虐殺事件の資料を調べた時の自分の考えだった。
彼女の行動などから考え、ユーフェミア皇女殿下がそのような事をするような人物ではないだろう。
そう考えるとその別の力、それが何だと言われれば、ライにはギアスしか思いつかなかった。
では、何故ギアスが?そう考えるとゼロ・・・・・ルルーシュによるものだと判断される。
彼の不自然なまでの手回しの早さ、考えも付かない行動がギアスという力のおかげで話の辻褄が合う。
しかし、あのゼロが・・・・・ルルーシュが本当にそんなことをするのだろうか?
一体何があったのか、真実を知っているのはゼロであるルルーシュだけだろう。
だが、今の自分にはそれを知ることは出来ない。

349 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:28:13 ID:vlXYtQCf
支援

350 :NAMELESS KNIGHT ◆l.sZv3iNKk :2008/08/11(月) 01:29:08 ID:U8mXlPll
スザクの横にはもう2人立っている。どちらも資料で目にしたことがある。
ナイトオブスリーのジノ・ヴァインベルグとナイトオブシックスのアーニャ・アールストレイムだ。
僕はそんな3人に一礼すると皇帝のところへ向かおうとした。
その時だった。
「お?お前だろ、蒼き亡霊って呼ばれてるパイロットって・・・・・若いんだな」
やけに親しそうヴァインベルグ卿が僕に話しかけてきていた。
「はぁ」
僕はどう答えていいのか分からず、そう答えるしかなかった。
「記録」
電子音と共に横ではアールストレイム卿が僕を携帯で写真を撮っていた。
はっきり言って2人ともマイペースなのか調子が狂いそうになる。
「申し訳ありません。ナイトオブスリー様、ナイトオブシックス様、ナイトオブセブン様。
 自分は皇帝陛下に謁見の用がございますので・・・・・失礼します」
僕はそのままもう一度一礼するとその場を後にした。

351 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:30:07 ID:cpRnGhaV
支援

352 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:30:10 ID:vlXYtQCf
支援

353 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:30:11 ID:t/DV1A3e
支援

354 :NAMELESS KNIGHT ◆l.sZv3iNKk :2008/08/11(月) 01:30:32 ID:U8mXlPll
「ん〜、俺なんか悪いこと言ったか?」
「知らない」
ジノの言葉に答えながらアーニャは携帯を操作していく。
「・・・・・・・・」
スザクは去っていったライの後ろ姿を見送っていた。
「どうしたんだ、スザク」
「え?あ、いや・・・・なんでもないよ」
そうやって答えるスザクはもう一度だけライの後姿を見送る。
その後姿が何だか懐かしいと感じていたのだ。
自分は彼のことを記録でしか知らない。懐かしいと感じることはないはずだ。
しかし、誰かに似ているようなそんな感じがした。

355 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:31:47 ID:vlXYtQCf
支援

356 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/08/11(月) 01:32:33 ID:U8mXlPll
まずは第一話終了です!
とりあえず10分休憩後、2話をお持ちしますw
あとがきなどはまとめて最後に行いますw
後は引っ掛からないのを祈るのみw

357 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:33:47 ID:0CK/th6J
>>354
ジノの一人称は“私”では?

358 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:37:05 ID:t/DV1A3e
>>357
使い分けてるんじゃないか?今日のでは確かに私って言ってけど
俺って言ってるときもあったし

359 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:39:38 ID:0CK/th6J
>>358
それは学園でリヴァルに話し方を教わったからだと思うけど…

360 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/08/11(月) 01:42:54 ID:U8mXlPll
>>359
その通りです。
スッカリ忘れておりました、出来れば訂正をお願いしますorz
それでは続きをどうぞw

361 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:43:39 ID:fucQ/0jR
sien

362 :NAMELESS KNIGHT ◆l.sZv3iNKk :2008/08/11(月) 01:45:18 ID:U8mXlPll
第二話「ナイトオブイレブン」


「ナイトオブラウンズに入るのだ」
「何?」
皇帝の言葉は突然だった。
「貴様の強さ、そして何より狂王としての力。ラウンズの条件は揃っておる」
「・・・・・・・どういうつもりだ?」
ライの口調に皇帝は何も注意をする気はないのはここ最近分かったことだ。
そのためライは王としての頃の自分となり、皇帝と話すことにした。
「貴様にはナイトオブイレブンの座を与えよう」
何度か皇帝と話し、意図が読みにくい人間だということは理解していたが、今回は特に理解できない。
あの帝国最強の騎士団であり、ラウンズの権限の高さからも自分に与えるメリットなどないはずなのだ。
しかし、今のライにはその言葉を断る理由はない。いや、断れないのだ。
「いいだろう。私には貴様の言葉に反対することなど出来ないのだからな」
そうしてライは帝国最強の騎士団、ナイトオブラウンズに入ることとなった。
(今の自分にはこうするしか皆を守れないから・・・・・)
そう思ってしまう自分がたまらなく悔しかった。

363 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:46:15 ID:t/DV1A3e
支援

364 :NAMELESS KNIGHT ◆l.sZv3iNKk :2008/08/11(月) 01:47:09 ID:U8mXlPll
「で、どうするよ。スザク、本気でいくのか?」
スザクに笑いながらジノは話しかける。話題は先ほど話していたことだ。
イルバル宮へと向かったスザク・ジノ・アーニャはそこで新しいラウンズの話を聞いた。
ベアトリスの話によるとその人物は前に会ったあのライという男らしい。
「もちろん本気でいくよ」
「次はスザク・・・・・つまんない」
そうやってアーニャは面白くなさそうに携帯を弄っている。
この前のスザクがラウンズに任命されたときの新入りの御前試合はジノが務めたのだ。
「しょうがないだろ。あのライってやつも格闘型なんだからよ。次は砲撃戦が出来るやつが来れば良いな」
文句を言うアーニャにジノはニヤリと笑いながら答える。
「それでそのライってやつが乗るナイトメアとは?」
先ほどから黙って3人の会話を聞いていた、もとい無視していたベアトリスは答える。
「ライ・ネームレス。機体の方はアンブロシウスだ」
「名無し?それにアンブロシウスね〜、見ない機体だな」
ベアトリスが渡した資料には蒼い機体が写っている。
「しかし、御前試合前に愛用の機体を乗り換えるのはいささか無理があるのでは?」
「本人の希望だそうだ。グロースターでは動きが制限されているらしいからな。
 枢木卿、栄光あるラウンズとブリタニアの騎士の誇りにかけて無様な試合は許さない」
「イエス、マイ ロード」
スザクはベアトリスの言葉にしっかりと返事をした。

365 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:48:22 ID:t/DV1A3e
支援

366 :NAMELESS KNIGHT ◆l.sZv3iNKk :2008/08/11(月) 01:49:08 ID:U8mXlPll
「しっかし、分からねぇな」
イルバル宮から出たジノは首を傾げている。
確かにあのライという男は実力はあるだろうが、功績を見ても最近の話だ。
というよりその人物についての資料すら不透明な部分が多すぎる。
そんな人物をラウンズに加えることがあってもいいのだろうか。
今回のラウンズの任命は皇帝による独断としか見れない。
ベアトリスも先ほどの様子からは変わらないように見えるが、いささか機嫌が悪そうだった。
「皇帝陛下は何を考えてる?」
「アーニャ、そうなんだが・・・・いい加減敬語覚えろよ。スザクの時も言ったはずだぜ」
そんなアーニャにジノは呆れて答えるだけだった。
スザクはというとライについての資料を見ながら、もといその写真を見つめていた。
「どうした、スザク」
「あ、いや・・・・・何だか見覚えのある顔のような気がするんだけど」
「知り合いだったのか?」
そうやって聞いてくるジノにスザクは首を傾げるしかなかった。
何か大切なものを自分は忘れている、そんな感じがした。

367 :NAMELESS KNIGHT ◆l.sZv3iNKk :2008/08/11(月) 01:50:42 ID:U8mXlPll
「交代する?」
「アーニャ、まだ諦めてなかったのかよ」
アーニャは普段の様子からは判断できないが、好戦的な性格だということにスザクも最近知った。
期待するような目でスザクを見上げる。
「いや、これは命令じゃないけど僕が指名されたわけだし、僕がやるよ」
「・・・・・・そう」
アーニャは面白くなさそうに携帯に目を落とした。もう興味がないようだ。
「お〜い、お前らどうしたんだ。そんなところで」
「あ、エニアグラム卿」
「ノネット」
「スザクが今度来るラウンズの御前試合の相手になったってベアトリスから聞いてたんだよ」
3人の答えにノネットはなるほどと頷く。
「ライ、とか言ったか。私も見たがあいつは強いな」
「戦ったことが?」
「いや、勘だ!」
そうやって快活に答えるノネットにスザクはコケてしまいそうになった。

368 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:51:10 ID:t/DV1A3e
支援

369 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:53:26 ID:fucQ/0jR
規制かな
支援

370 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:53:27 ID:oigpl3Qa
しえん

371 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:53:34 ID:lKNEMAtg
支援を いや声援を

372 :NAMELESS KNIGHT ◆l.sZv3iNKk :2008/08/11(月) 01:53:59 ID:U8mXlPll
「アンブロシウスか」
ライはシミュレーターから出ると新しい自分の機体を見上げる。
そこには蒼い機体が悠然と立っていた。背中には特別製の超ロングレンジライフルが付けられている。
これは自分の開発チームがハドロン砲の超小型化を成功させて完成したものらしい。
超ロングレンジでも破壊力が落ちないものとなっている。
今までのロングレンジライフルの射程距離、威力が格段に上がったものになる。
「まぁ、御前試合で使うことはないだろうな」
機体に同じく備え付けてある二振りショートソードを見る。
MVSのショートソードはあの特別派遣嚮導技術部で開発されたものらしい。
ショートソードを組み合わせるとランスタイプになる代物だ。
多分、試合では武装の数のことも考えてランスを選ぶことになるだろう。
今回の御前試合で最も問題とするべきなのは相手のことだ。
「スザク」
ゼロを潰した功績としてナイトオブラウンズとなった騎士。
ルルーシュという自分の親友を皇帝に売った・・・・・・大切な自分の友人。
しかし、スザクに対しての恨みはなかった。
大切な人を失った悲しみと怒りを自分は良く知っているから・・・・・・。
自分は何度自分のことを恨んだのか知らない。いや、今も自分のことを恨んでいる。
確かにブリタニアのことは許せない。しかし、自分たちも許せない行為をしてきたのだ。
自分と同じような人間を作ってきた。だが、それ以上に自分たちはそれに報いようとした。
あのような結果になったのは1つの道理と言われるかもしれない。
恨むべきなのはこんな結果しか出せないこの悲しい世界なのだろうか?
(いや、僕らはその世界を変えようと戦ってきたんだ)
自分は今もエリア11の解放を望んでいるのは確かだ。
しかし、今は自分の大切な人たちでさえ守る力さえ自分は持っていなかった。
「でも・・・・僕は・・・・もう二度と・・・・」
ライはそう呟くとシミュレーターの中へともう一度入っていった。

373 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:54:54 ID:t/DV1A3e
支援

374 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 01:55:54 ID:lKNEMAtg
ときめきが止まらない 支援

375 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/08/11(月) 02:00:10 ID:U8mXlPll
以上でした!長い間の支援ありがとうございます!
とりあえず新しく始まったこのシリーズも書いていて楽しいですw
ライの姓や機体名はオリジナルとなります。
アンブロシウスはご存知の通りアーサー王物語のマーリン・アンブロシウスですw
二話の部分の御前試合などの設定は小説のナイトオブラウンズから持って来ました
次はライとスザクのガチバトルですw

それでは黒の騎士団編とナイトオブラウンズ編を同時にお楽しみくださいw
では、また次の配達で!!

376 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 02:00:18 ID:oigpl3Qa
支援

377 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/11(月) 02:00:29 ID:eDmkMzZr
お疲れ様でした

・SS単体作成しました
・ジノの口調を直しました
・領地更新しました
・シリーズ部屋作りました

……今度こそ落ちます。すいません、皆様あとは頼みます。

378 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 02:05:00 ID:U8mXlPll
>>377
素早い対応ありがとうございますw
シリーズ部屋・・・・・自分にも出来ることになるとはw
そして、お疲れ様です。ゆっくり休んでくださいw

379 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 02:05:36 ID:eeBJlBMh
GJ!
うまいピザをサンキュー!

しかし、僕が今日書いたのってよく考えればシュナイゼルの策略知らないっておかしいな…
ルルが記憶戻ったって分かってるんだし。
すいません、この設定なしで。

380 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 02:06:40 ID:lKNEMAtg
>ピザの配達人様
記憶操作されているのがスザク側というのは新鮮でした。
ロスカラ2のラウンズ編が実現するならかくあるや、とも。
ライはスザクの影の理解者となるのでしょうか・・・

ときめきが止まらない。ガチバトル!!
次回の配達、心よりお待ち申し上げます!

381 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 02:13:29 ID:fucQ/0jR
>>ピザの配達人卿
本日もおいしくいただきました。ライ専用機にアーサー王に出てくるマリーンですか。
クラブ・コンクエスターやガニメデ、青ガウェインMK-Uしか思い浮かばなかった。

>>貧弱な軍馬卿
投下なさいますか?支援しますが

382 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 02:23:26 ID:fucQ/0jR
10分経過しても反応がないか。なら私が投下します。

383 :銀飯:2008/08/11(月) 02:26:40 ID:fucQ/0jR
今回の話は”運命の欠片16−ガマ袋”の続きの話です。
カップリングは基本ライ×ナナですが、今回はライ←アリス(?)になってます。
ルルーシュが某完○×人の必殺技をくらい、多分○人墓場行き?
アリスがライに対して恋愛感情に近いものを抱いていますが、ライはすべてスルーします。

起きてる方がおられたら、念のために2,3回だけ支援をお願いします。区切り方で規制を食らう可能性があるので

384 :銀飯:2008/08/11(月) 02:27:24 ID:fucQ/0jR
『運命の欠片−託すべきもの17−リボン中@−』

「ねえ、ライ、その袋は・・・。」
「ぐほっ。」
ルルーシュをもう一度足で踏みつけてからカレンが期待に胸を弾ませながら僕に近づき、尋ねてきた。
(ルルーシュ、生きろー!お世話係だったカレンにも買ってくるべきだったか?でも、予算の都合が・・・。)
「ああ、これかい?これはアリスにね。」
そう言って僕は袋を持ち上げた
「へっ!?わ、私ですか?」
さっきまで固まっていたアリスがようやく声を上げたが。
(かなりパニックになっているな。そんなに僕が彼女にプレゼントするのが意外なのだろうか?それあの反応は・・・。いや、ないね。)
「・・・ライさん。」
ナナリーが悲しげな声を出して僕の袖を握っている。
(イタッツ!今度は足か?そんなに僕が他の女の子と接するのが嫌なのかい、ナナリー?それなら僕に首輪でも・・・。やめておこう。これ以上ナナリーのキャラが崩壊するような真似は・・・。)
「へぇっ〜。やっぱり、幼女には優しいのね。」
カレンが明らかに軽蔑した目で僕を見据え、冷たい声を出した。
(アリスやナナリーが幼女だって?冗談じゃない!二人とも立派な美少女じゃないか!?胸が大きいことがそんなに大人として誇れることなのかい?)
「か、会長〜。」
「あ〜、何といえば言いのかしらね?この状況。」
「ライのやつ、同じ男としてうらやましいぜ。」
「で、でも空気が怖いですね。」
「あははは。ライはもてるんだね?」
「ぐっ、ライのやつ。アリスまで落としたというのか。いつの間に!?くっ、このままではまずい。ナナリーをなんとしてもあの一級建築士から守らねば・・・。そのためには魔王ゼロに変身なければ・・・。」
若干一名KYな天然男と意味不明なことを述べている脆弱者を除き、生徒会のメンバーたちはこの修羅場の雰囲気をヒシヒシと感じていた。


385 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 02:27:50 ID:t/DV1A3e
支援

386 :銀飯:2008/08/11(月) 02:28:15 ID:fucQ/0jR
『運命の欠片−託すべきもの17−リボン中A−』

「それで、私には?」
自分も、もらえて当然だといわんばかりに尋ねてきた。
「ごめん、カレン。予算の都合があってね。また次の機会に・・・。」
「そう、なら仕方ないわね。でもお世話係だった私よりもアリスを優先するのね。」
僕の答えに対し、不満の色をありありと浮かべていた。
(カレン、君が僕に対する認識を改めない限り、お互いに分かり合える日がこない気がするよ。それに南って人も、もっと見直すことをすすめるよ。)

「・・・・」
近づいてくるライ先輩の姿から私は目をそらすことができなかった。さっきナナリーが幸せそうにライ先輩がペンダントを交換した時からずっと、だ。
(一体、どうしたっていうの?どうしてナナリーじゃなくて、先輩が気になるの?私が好きなのはナナリーなのに。)
昨日先輩に抱きつかれてからずっと続く私の心の葛藤をよそに先輩は私にと買ってくれた袋を携えて私の方に近づいてくる。それと比例して鼓動が高まって行く。
「はい、アリス。普段お世話になってるお礼に。」
そう言ってライ先輩はプレゼントを渡してくれた。
「あ、あの、その・・・」
「うん?ああ、気にしなくていいよ。そんなに高価なものじゃないし。」
「あ、ありがとうございます。そ、その、うれしいです。」
カーッ。自分で自分の顔が真っ赤に染まっているのがわかった。先輩にプレゼントを手渡しで渡されたことに反応してだ。
固まっていた私の方に先輩が近づいてきたので、私と先輩の居る位置と他の人たちが居る位置と距離ができてしまい、むこうからはこちらの会話は聞き取りづらくなっている。もっとも、私とライ先輩は耳がいいのでむこうの会話は聞こえるのだが・・・。


387 :銀飯:2008/08/11(月) 02:29:09 ID:fucQ/0jR
『運命の欠片−託すべきもの17−リボン中B−』

「あらあら、これは、これは。」
予想外の展開にミレイ会長は興味津々といった感じだ。
「おいおい、こんな展開ありかよ。」
リヴァル先輩は状況の変化に対応できていないようで、
「ライ君、ふ、二股はだめだよ!」
シャーリー先輩はかなり先走ったことを叫んでいる。
(シャーリー先輩それは違います。ナナリーがライ先輩の恋人なら、私は・・・、私は何?)
「アリスちゃん、百合じゃなかったの?」
ニーナ先輩は残念そうにつぶやいた。
(私は百合です!そう言いたいけど・・・。)
「へ〜、ナナリーの時もそうだけど、こうして見ると、二人も兄妹みたいだね。思春期の難しい年頃にプレゼントをあげるお兄さんって言う感じかな?」
スザク先輩は深く考えていないようだ。
(KYもここまで行くと・・・。)
「やはり、アリスにもフラグを建てたのか。いや、待てよ!?この状況を最大限に活かし、ライとアリスをくっつければ?そうだ!これで問題はすべてクリアされる!あとは・・・」
ルルーシュ先輩は私とライ先輩をくっつけようとしているようだ。
(そんなこと許されるわけがないじゃないですか!?でも・・・)
「カレンさん!」
「ええ!」
ナナリーとカレン先輩が合図したかと思うと、ルルーシュ先輩に向かって左右からラリアットをかけた。
(あ、あの技は!?)
「「クロ○・ボ○バー!」」
究極の必殺技をくらいルルーシュ先輩は宙に舞い、床に叩きつけられた。
(ほっ、良かった。顔の○ははがれてない。)
「ぐほあっ、ば、馬鹿な。カ、カレンは当たり前として。な、なぜナナリーが、完○超人ネ○チュー○マンの必殺技を・・・(がくっ)」
「天罰です(ニコッ)」
「ふん、ああ、すっきりした!」
ナナリーが車椅子であったため腹に当たったのに対し、カレン先輩が顔面を狙ったため、必殺技が完全に決まらなかったのだが、ルルーシュ先輩には致命傷のようだ。
(ナナリーの笑顔が怖い。明らかにカレン先輩よりナナリーが攻撃した箇所の方がダメージが大きいと思える。それにルルーシュ先輩、完全にこと切れたんじゃ?)


388 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 02:30:25 ID:t/DV1A3e
支援

389 :銀飯:2008/08/11(月) 02:31:02 ID:fucQ/0jR
『運命の欠片−託すべきもの17−リボン中C−』

「あちゃあ、でも自業自得よね?」
ミレイ会長は致し方なしといった感じだ。
「ルルーシュ、成仏しろよな。」
リヴァル先輩の中でルルーシュ先輩は完全に死人扱いだ。
「ルル!?いくらなんでも女の子に失礼、うんうん、最低よ!!」
シャーリー先輩は女心を踏みにじろうとしたルルーシュ先輩を助けようとしない。
「さっきの攻撃は左右から・・・。」
ニーナ先輩はさっきの攻撃のダメージを理論的に計算しようとしているようだ。
「へぇ、すごいな。二人とも。」
スザク先輩は単純に技の破壊力に感心しているようでルルーシュ先輩を助けに行こうとしない。

「・・・・」
僕は、大切な、大切な友人を救ってあげることができなかった。僕を救ってくれた、大切なものを失いたくないと心に決めたのに。目の前で友人が、彼の最愛の妹に倒されるのを防ぐことができなかった。
(ルルーシュ、許してくれ。しかし、みんな、特にシャーリー!ルルーシュに対して冷たすぎるんじゃないかな?たとえ作者が意図的にそうしているとしても。)
そんなことを思いながらも僕は当初の目的を果たすために、アリスに声をかけた。
「さっきも言ったけど、そんなに高いものじゃないから気にしないで。それと、今みんなが言っているようなつもりで渡しているんじゃないから。安心して。」
僕はそう言って、アリスに微笑んだ。
「あっ。そ、そうですよね。みんな勝手なことばかり言って!」
アリスは一瞬だけ悲しそうな表情を浮かべ、すぐに怒り顔に変えて生徒会のみんなをにらんだ。
(うん、いつものアリスだ。僕に惚れるなんてことありえないしね。)


390 :銀飯:2008/08/11(月) 02:31:46 ID:fucQ/0jR
『運命の欠片−託すべきもの17−リボン中D−』

「「「「・・・」」」」
ミレイさん・リヴァル・シャーリー・ニーナはあきれた表情でこちらを見ている。
((((この罪作りのKY))))
「やっぱりあの子」
カレンが修羅の形相でこちらをにらんでいる。
(ライに惚れているのね。会長が相手ならともかく、幼女が相手だ何て!?)
「アリスちゃん・・・。」
ナナリーがさびしげにこちらの方を向いている。
(やっぱり、ライさんのことを・・・。でも、負けません!渡しません!友情なんて欲しがりません、勝つまでは!)
「うん、アリスはナナリーが好きだもんね。」
スザクは素直に言葉を信じていた。
(((((((天然KY))))))

「私も袋を開けてみていいですか?」
「うん、開けてみて。結構選ぶのに迷ったんだけど、気に入ってくれればいいな。」
ガサガサと袋を開けて中身を取り出そうとしていた。実際に買い物で一番苦労したのはアリスのプレゼントだった。
(ナナリーのペンダントは仙人?からもらったものだし、ミレイさんのガマ袋もカエルのやつが可愛かったからすぐに決まったけど、アリスのは色があるから・・・)
「ぐぁっ!?」
(この声は!?ルルーシュ!?生きていたのか?)
僕は急いで親友の方を省みたが、そこにはナナリーの車椅子に両足をカレンに頭を踏まれているルルーシュの姿があった。
(スザク、君もルルーシュの親友なんだろう?なぜ、助けないんだ?まだ一期だろ?変な時だけ空気を読むんじゃない!)


391 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 02:32:16 ID:ZwyiL2rg
支援
今日の投下率すげぇなw

392 :銀飯:2008/08/11(月) 02:32:38 ID:fucQ/0jR
『運命の欠片−託すべきもの17−リボン中E−』

「これは・・・」
アリスが、自分に贈られたプレゼントが何なのか気付いたみたいだ。
「そう、リボンだよ。気に入ってくれるといいんだけど。」
「あ、ありがとうございます。大事に使わせてもらいます。」
アリスはどうやら気に入ってくれたようだ。ゾクッ!
(なんだ、このプレシャーは?)
「でもどうして、リボンなんですか?」
「ああ、アリスがいつもつけているしね。それに今つけているのはだいぶ使い込んでいるだろう。」
そう言って、僕はナナリーにするように、アリスの金髪のツインテールに手を伸ばした。しかし、
『ぱーーーーーーん!』
という音が生徒会室に鳴り響いた。一瞬何が起こったのか全員理解できなかった。
「さ、触るなー!このリボンに!」
アリスの絶叫によって、みんな何が起こったか理解した。要するに僕がアリスにビンタを思いっきり食らったのだ。
「はっ!?せ、先輩。そ、その、ごめんなさい!」
そう言い残して、アリスは生徒会室から逃げるように出ていた。


393 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 02:32:40 ID:t/DV1A3e
全くだなw支援

394 :銀飯:2008/08/11(月) 02:35:38 ID:fucQ/0jR
今回の投下は以上で終了です。”リボン後”でアリスが切れた理由とアリスの妹のことを書くつもりですが、完全に死亡したかどうか確認できていないので・・・。
先にクロヴィスランドの話を書こうかなと思ってるところです。


395 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 02:44:43 ID:SWZ92lcL
乙でした〜
アリスのびんたはフラグになりえるのか気になるところですね〜
なんか居眠りしてる間に200近くまでレス進んでるや
月曜日だってのにみんな元気だなぁとか言ってみる
わたしはいいんだ。今日がお休みだからw

それにしても…ななりぃ・・・・・・・;;

396 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 02:49:07 ID:ZwyiL2rg
>>394銀飯卿、投下ご苦労様です!GJでした!
もはや魔王化しないルルーシュがボロカスのように・・・・・いいぞ、もっとやれww
あと、黒い、黒いよナナリー。友情より愛を取ってるよ・・・・・いいぞ、もっと(ry
あとアリスが着々と陥落の兆しを見せてますね、盛大なデレを期待。

今宵は職人の皆様のおかげで元気でました。
なんとかライナナSSを作れそうです。皆様には感謝、感謝ですな。
おかげでショックも大分癒えたのでもう寝ます。おやすみなさい〜。

397 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 08:02:10 ID:l64bWMzr
今起きた。14時間で400弱ってw

398 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 08:09:27 ID:0B45Efbh
やっぱ、あの本編だと逃げたくなる人多そうだし…
なんとなく、わかるなぁ…

399 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 08:48:23 ID:94s3gwju
確かにこのスレは本当にいい意味で化け物だなwww

あと本編があのままBADENDで終わると巷にはU−1やらAKITOみたいなルルーシュがたくさん生まれるかもしれないよな

400 :貧弱な軍馬 ◆Hrs3a0oJRE :2008/08/11(月) 08:53:42 ID:qubcRvNX
今は人がいるのだろうか? 
居るのならば今度こそルキアーノSSを投下したい。
どうよ?

401 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:07:13 ID:QxIBw0iR
貧弱な軍馬卿まだいらっしゃいますか?
支援します

402 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:08:11 ID:fucQ/0jR
テンさん?支援

403 :貧弱な軍馬 ◆Hrs3a0oJRE :2008/08/11(月) 09:09:51 ID:qubcRvNX
テンさんですw
支援お願いします 

404 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:09:56 ID:NpRtO89v
銀飯卿、投下GJ!

自分もショック受けてはおりますが、何で本編にアリスやライがいねぇんだよ…
どっちか片方でもいればナナリー確実に助かるだろうに…と思う所存です

405 :貧弱な軍馬 ◆Hrs3a0oJRE :2008/08/11(月) 09:10:57 ID:qubcRvNX
ルキアーノ・ブラッドリーは狂人である。血と戦いを愛し、暴力を信奉している。
身動きできない女性に乱暴する事も恥とも思わないし、騎士精神などクソ喰らえだ。
それでも生身での戦闘センス、高いKMF操縦技術から帝国最強の騎士 ナイトオブラウンズのナイトオブテンという地位を持っていた。
人がもっとも大事とする命を奪うこと、そしてソレを平然と行える戦場こそが至上の場所だった。
だがそんな彼も不意に……魔が差したのだろうか? 戦場で一人の記憶喪失者を拾った。
どうしてそんな事をしたのか? 余りにも似合わない。その理由はルキアーノが安楽椅子に揺られながら、老衰で亡くなるまで語られる事は無かった。

「お前の一番大事なものは何だぁ!?」

唯の気紛れ、もしくは模擬戦(と言う名の殺し合い)の相手をさせる為だったのか?
強者に合うならば、蹂躙し奪い取る価値がある相手にぶつけるその質問。
誰もが何よりも大事にしているだろう『命』。そんな答えが返ってくるのを期待していた。
もし『命』と言う答えならば、ソレこそ奪ってやるつもりだったに違いない。
ルキアーノという男は、ブリタニアの吸血鬼とはそう言った存在だからだ。

「僕には記憶がありません。自分が大切だとも思えない。強いていうなら……」

記憶喪失者、ライと名前だけは名乗った銀髪の青年はそう前置きして語る。
何処で学んだか知らないが、使い古した中古機でルキアーノが操るカスタム機に食い下がる操縦技術を披露しながら、言った。

「強いて言うなら……僕を拾ってくれたルキアーノさん 貴方が一番大事です!!」
「んなぁ!?」

『イ ミ ガ ワ カ ラ ナ イ』




406 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:11:15 ID:QxIBw0iR
支援

407 :吸血鬼の花嫁 ◆Hrs3a0oJRE :2008/08/11(月) 09:15:58 ID:qubcRvNX
命を奪う戦いをしている相手が『大事』だと!
助けたのだって唯の気紛れで、別に心配などしてはいなかったし、気にもかけなかった。
模擬戦をしようと誘った理由だって、ヴァルキュリエ隊の女共がライをちやほやしていたのが、気に入らなかっただけ。
そんな自分勝手な戦闘狂が一番大事だと!? しかもお前もオレも男だぞ!?
残念ながらそっちの方向性は無い……いや、ライは女顔だからアリかもしれんってナニを考えてるんだオレはぁ〜!!

『本当に イ ミ ガ ワ カ ラ ナ イ !!』

完全にブリタニアの吸血鬼の思考が及ぶ領域を逸脱した答えに、彼は生まれて始めて熱を出し三日三晩、寝込む事になる。
そんな彼の様子を見て他のラウンズ達は口々に噂しあった。
「ルキアーノは悟りを開いた」とか「吸血鬼がニンニクを丸呑みした」とか「男色に目覚めたショックで寝込んだ」などなど。
騒ぎの原因となったライだが自分の行いに原因があるなど気づきもしない。
ヴァルキュリエ隊の女性達と親交を深めたり、他のラウンズからも模擬戦に誘われたりして過ごしていた。

そこからルキアーノは……変わったのだろうか?
合いも変わらず戦場に出ればスタンドプレイの連続だし、動けない味方すら利用する。
狂気的で闘争と血を愛しているし、ラウンズへの態度が変わったわけではない。
ただ諍いは減った。戦線を共にする一般兵の陰口も減った。
彼が変わったからではない。ライと言う優秀な副官、ヴァルキリエ隊の隊長(メンバーが勝手に任命)の存在が大きい。
誰に対しても優しく接し、ルキアーノが苦手どころかまともにやろうともしない対人折衝を引き受ける。
さらに身体能力、KMF操縦センス共にラウンズに匹敵する実力を持ち、作戦立案も得意とする。


408 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:16:53 ID:QxIBw0iR
新ジャンル『テンさん』
支援

409 :吸血鬼の花嫁 ◆Hrs3a0oJRE :2008/08/11(月) 09:19:01 ID:qubcRvNX
「なんだこりゃあ……狩り易い」

それが始めてライの指揮で戦闘を行ったルキアーノの感想だった。
彼は自分のやりたい事をしているだけで、連携など全くしていない。
ブリタニアの吸血鬼は指示など出されたりしない。スタンドプレイも健在だ。
優秀な副官が指示を出すのはヴァルキュリエ隊と指揮下に置かれた一般の部隊だけ。
ソレだけで本人にはどんな要求もせず(獲物の多い場所を伝える程度)、劇的に効率よく成果を積み上げていく。

「ライが居るのと居ないのとじゃ大違いね?」
「そうそう、機体の損傷や銃弾の消費率だって違うんだから〜」
「そんな事無いよ。みんなの頑張りとルキアーノさんの実力のおかげさ」

任務終了後にヴァルキュリエ隊の女性たちにモミクチャにされ、謙遜して苦笑する姿と戦場での冷静な指揮は余りにもギャップがある。
ルキアーノは攻勢に特化した戦い方をするが、それは所詮彼が自発的に行っている事に過ぎない。
しかしライの指揮はその戦い方を他の者にも知らず知らずに共用させるのだ。それは個人でどんな無茶な戦いをするよりも難しい事。

「コイツ……」

唯の記憶喪失者ができる事じゃない。むしろ並の指揮官にも不可能だ。
ルキアーノは戦慄すると同時に笑みを濃くした。記憶を失う前、ライは確実に『同類』だった。
しかも自分より効率性を重視するある意味悪趣味な……そう、伝説の狂王のような存在に違いない。
これは楽しい。戦場以外で、敵対する事無く出会えた同種だ。離してなどやるまい。


410 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:20:35 ID:QxIBw0iR
支援

411 :吸血鬼の花嫁 ◆Hrs3a0oJRE :2008/08/11(月) 09:21:51 ID:qubcRvNX
「ん? どうかしましたか、ルキアーノさん」

不意にあわせられた視線、カッと初めての模擬戦のときに言われたセリフが蘇る。
ルキアーノは頬が全くらしくないほど赤くなるのを自覚し、誤魔化すように言った。

「知っていると思うが、オレの親衛隊はヴァルキリエ隊という名前だ。戦『女神』の部隊に男がいるのはどんなものかと思うわけよ?」
「はぁ……じゃあどうすれば」

実のところ、特に意味も無いごまかしの言葉だったのだが、ヴァルキュリエの一人が目を輝かせて叫んだ。

「女装ですよ!」
「「「「それだ!!」」」」
「なんで!?」



412 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:22:21 ID:QxIBw0iR
どれだwww
支援

413 :吸血鬼の花嫁 ◆Hrs3a0oJRE :2008/08/11(月) 09:22:50 ID:qubcRvNX
「寒いな……」

僕 枢木スザクは輸送機を降りながら呟いた。辺りを満たすのは雪、塗り潰すような白。
現在EUにブリタニア帝国が押されているこのロシア戦線、そこにナイトオブセブンである自分が遣わされたのだ。
もう決めた事とはいえ、日本から遠く離れた場所で戦うのは気分が重くなる。
それに同じくこの地に来ているはずのもう一人のラウンズの事も気が滅入る原因だろう。
『ブリタニアの吸血鬼』 『皆殺しの10番』 『血染め騎士』
ナイトオブテン ルキアーノ・ブラッドリー。戦闘と殺戮を好む異常者。


「けっ! ナンバーズ如きがラウンズとは……世も末だな?」
「……」

会ってみれば予想通りの人物だった。作戦会議も一方的な形で打ち切られ、オレンジ色の特徴的な髪形を見送ってタメ息。
まだラウンズとして駆け出しの自分だが一々こんな事で任務に支障が出ては話にならない。
どうしたものか?と首を捻っていると、代わりに室内に入ってきたのは女性。たしかブラッドリー卿の親衛隊 ヴァルキュリア隊だ。
お礼参りか?と気を引き締めかけて、戦闘の女性が差し出した手と微笑に唖然となる。

「はじめまして、枢木スザク卿。ヴァルキュリア隊のライです。先程はルキアーノさんが失礼したかな?」
「いえ……自分もあまり人と話すのは得意ではなくて、ブラッドリー卿にも不快な思いを……」

慌てて差し出された手を握り返す。自分と同じナイトメア操縦によるタコがあったがキレイな指。
特注であろう女性用軍服で引き締まった体を包み、キレイな銀色の髪が肩まで掛かっている。


414 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:24:16 ID:QxIBw0iR
支援

415 :吸血鬼の花嫁 ◆Hrs3a0oJRE :2008/08/11(月) 09:24:42 ID:qubcRvNX
「止して下さい、枢木卿。ルキアーノさんにならともかく、その部下に敬語など……
それにどうせあの人が一方的に文句を言って出て行ったんでしょ?」
「えぇっと……」
「ふっ……枢木卿は嘘がつけないと人間みたいだね? さて、じゃあ作戦の打ち合わせを」

ライと名乗った女性士官が提示した作戦は、戦略や戦術に疎い僕が聞いても的確な物だった。
ブラッドリー卿と僕をメインに据えた強襲作戦。それをサポートする形で布陣するヴァルキュリエ隊や他の部隊の配置も完璧。
だがセオリーをなぞるだけではなく、どこか一歩ずれた奇策が練りこまれている。
もしかしたら……あのゼロにすら匹敵する鬼謀の担い手。
部下には好かれないと聞いていた吸血鬼にこんな凄い人が付いているなんて……

「さてこんなところかな……ん? 顔に何か?」
「イエ!」

ドキンと久し振りに感じた柔らかくて温かい鼓動。久し振りに感じたこの感触。
コレが示すところは知っている。これはきっと……

「あ〜ライみっつけた〜」
「何処に行ったかと思えば」
「私達にも声をかけてくれれば良いのに」

不意に扉が再び開け放たれて、入って来たのはライと同じ軍服に身を包んだ四人の女性達。
同じくヴァルキュリエ隊の人達だろう。次々にライへと近づき抱きついたりして、不意に僕の存在に気が付いたのか視線を向けた。


416 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:25:27 ID:QxIBw0iR
支援

417 :吸血鬼の花嫁 ◆Hrs3a0oJRE :2008/08/11(月) 09:25:37 ID:qubcRvNX
「へ〜彼がナイトオブセブンさん?」
「ナンバーズ……ルキアーノ様が機嫌を損ねるのもわかる」
「ふ〜ん? ライはこういう子が好みなんだ〜ルキアーノ様が妬いちゃうわよ」

そんな事を言われると僕も意識してしまう。ユフィを失ってから感じる事が無かった甘い感覚。
でも……次の瞬間、僕はとんでもない言葉をライ自身の口から聴いた。

「よしてくれ。君達とルキアーノさんの趣味でこんなカッコしているけど、僕は男だよ?」


「え?」


一瞬の沈黙、五人の視線が僕に集中し……沈黙が爆ぜる。
悪戯が成功した子供のように四人の女性達は笑い、自分達のセンスを誇っている。

「やっぱり女に見えますよね〜!?」
「これで何人目? 騙されたのは」
「あれ〜? 凄く残念そうだけど、まさか枢木卿……一目惚れ?」

ニンマリと向けられた笑みに自分の考えがどれだけ破廉恥か自覚して慌てて否定。だけど慌てて余計な事を言ってしまった。

「ちっ違います! でも……美人だなって……」
「ほぉ〜美人か? 人様の部下に唾を付けようとはイレブンの品性も高が知れているな?」

言ってしまってから気が付いた。というよりも、絶妙なタイミングでその人物は部屋に入ってきた。


418 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:25:58 ID:QxIBw0iR
支援

419 :吸血鬼の花嫁 ◆Hrs3a0oJRE :2008/08/11(月) 09:26:34 ID:qubcRvNX
オレンジの怒髪天を突く。ブリタニアの吸血鬼が凄い顔で立っていた。
ラウンズの衣装から投げナイフを取り出してルキアーノは臨戦態勢。

「ブラッドリー卿! 誤解です、自分はそんなつもりは全く!!」
「黙れ! ここでお前の一番大事なものを奪ってやる!!」

戦場の目の前で帝国最強の騎士が同士討ちなど笑い話にもならない。
そこでもヴァルキュリエ隊やナイトオブテンの交渉事を一手に引き受けたライの本領を発揮。

「まあまあ、二人とも! 争いの決着は次の戦闘での撃墜スコアで決めると言う事で……」
「で! 勝った方がライと一日デートする権利をゲットできま〜す」
「そんなもの二人とも欲しくは……」

ライは苦笑しながら、ヴァルキュリエ隊の提案を却下しようとする。
だが二人の方へと顔を向ければ、なぜかラウンズ様達はやる気満々だった。

「正しい方法で手に入れた権利ならば……ブラッドリー卿、許しは請いませんよ?」
「はぁ? ほざけ、ナンバーズ風情が!! 吸血鬼が獲物を逃すと思ってんのか!?」

顔をぶつけ合うほどの至近距離で、言葉をマシンガンのようにぶつけ合っているルキアーノとスザク。
不思議そうに首を傾げるライと、その様子を見て『これだから朴念仁は〜』とヒソヒソと語るヴァルキュリエたち。
至ってこの場所は平和です。


420 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:27:36 ID:QxIBw0iR
駄目だこいつらwww
支援

421 :吸血鬼の花嫁 ◆Hrs3a0oJRE :2008/08/11(月) 09:28:16 ID:qubcRvNX
『白ロシア戦線』

後にそう呼ばれる事になる戦いで、ブリタニア皇帝直属ナイトオブラウンズが二人投入された。
ラウンズであるナイトオブセブンとナイトオブテンの圧倒的な戦闘能力。
二人の似た者同士(一騎当千のスタンドプレイヤー)を見事に活かした戦術。
その二つが見事にベストマッチした大戦果を上げる事になり、ブリタニア帝国とナイトオブラウンズの恐ろしさが更に世界に伝わる事に成る。

ナイトオブテン、ルキアーノ・ブラッドリーはブリタニアの吸血鬼に異名を確かな物にした。
ナイトオブセブン、枢木スザクは白い死神と言う異名を得て、ラウンズとしての立場を確固足るものにする。
そしてそんな二人が守り、指示を受けていた機体。その騎手が銀髪の美しい女性と噂。
特にナイトオブテン ブリタニアの吸血鬼と親しそうだったことからこう呼ばれた。

『吸血鬼の花嫁』


422 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:28:27 ID:PMfy1DTn
むしろ受け入れてたら男としてヤバイだろw

423 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:29:55 ID:QxIBw0iR
志村ー!そいつ男!
支援

424 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:31:18 ID:0B45Efbh
テンライですね。カップリング…(笑
支援

425 :貧弱な軍馬 ◆Hrs3a0oJRE :2008/08/11(月) 09:31:52 ID:qubcRvNX
以上でした〜うん、許しは請わないよ?
たぶんナナリーがアボンしたショックによる執筆回路の暴走が原因さ〜
テンさんのキャラが解らんかったので、勝手な解釈……ツンデレで(ぇ

そして女装ネタに走ったのは私が悪いんじゃないんです。
偉大なる先人のライマーユニーが行けないんです。好評なら続編が!!……ありえん(二重の意味で

最後に単身支援してくれた戦友に敬礼!

426 :レル:2008/08/11(月) 09:32:53 ID:WToxmPvX
男、男、男祭り


427 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:33:03 ID:t2w6lTYi
>>400
OKと言わせてもらおう!

しかし皆鬱になっている所悪いのだが私ゃ全然ナナリーの事が心配に
ならないんですよねー。何と無く皇帝が助けていいる気がして。

428 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:34:00 ID:QxIBw0iR
全力で続編希望!
GJでした貧弱な軍馬卿
女装したライにときめいたのは秘密

次回作も期待しています!
敬礼返し!

429 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:34:37 ID:0B45Efbh
>>425
いやぁ、笑わせてもらいました。
GJです。
なんか…テン×ライ…新たなるブームの悪寒が…(笑
個人的には、続編希望!!

430 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:41:24 ID:d3manlRa
おはようゴザイマシタ
それではまとめて感想を
>>296 あしっど・れいん卿、GJでした!
カレンがピンクだww そしてスザクが黒い

>>323 ライ×C万歳卿、GJでした!
……泣きました、泣きそうじゃなく、泣きました

>>375 ピザの配達人卿、GJでした! 今回も美味しくいただきました!
ギアス篇の後のラウンズ篇ですか、なるほど続きが気になりますね

>>394 銀飯卿、GJでした!
しっかりするんだ、ルルーシュゥゥーーー!
やっぱりナナリーは可愛い……GJでした

>>425 貧弱な軍馬卿、GJでした!
しっかりしろスザクww
しかし新ジャンルが開けたなこりゃww
執筆回路暴走、か。いいなー、僕の執筆回路はまだ修理中です
関係ないけど支援感想の的確なツッコミに吹いたww

貴公らの次の投下を全力でお待ちしております!

431 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:47:34 ID:NpRtO89v
>>400
貧弱な軍馬卿GJ!

現時点でもナナリー生存率は五分五分だからなぁ…
他の奴と違って粒子化の描写が無い、何と無く皇帝が助けている気がする、
まだ碌に話の根幹にも触れていなければ開眼もしていないのにここで退場とは考え難い
というのがあるからだが

ライがいれば生存率7割強、アリスがいれば生存率9割だと思えるだけに…

432 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 09:48:46 ID:NpRtO89v
そして新ジャンル「テンさん」の開拓お疲れ様です
楽しませて頂きました

433 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 10:30:19 ID:0B45Efbh
おはようございます。
今日は遅番で昼出社なので、支援していただけるなら投下したいと思います。
よろしいでしょうか?
なお、カップリングは、ライ×ナナリー×カレンです。

434 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 10:31:20 ID:QxIBw0iR
支援します

435 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 10:33:08 ID:0B45Efbh
ありがとうございます。
40分過ぎに投下スタートします。

436 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 10:41:08 ID:0B45Efbh
時間になりましたので投下します。
タイトル「女の闘い  蒼天の騎士の場合…」
カップリングは、ライ×ナナリー×カレン。

支援よろしくお願いいたします。

437 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 10:42:08 ID:QxIBw0iR
支援開始!

438 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 10:42:20 ID:0B45Efbh
人にはいろんな感情がある。
喜び、悲しみ、怒り…。
その中でも「女の嫉妬」ほど怖いものはないという。
誰が言ったのか、はたまた何かの本か雑誌に載っていたのかはっきりしない。
そんなあやふやな知識。
しかし、自分自身がその渦中に巻き込まれた時、その言葉の真の意味を身をもって知る事になるだろう。


女の闘い  蒼天の騎士の場合…




「ふんふんふ〜ん♪」
ライさんが機嫌よく仕事をしています。
そういえば、今日は朝からずっとこんな調子でした。
「あの〜、ライさん、なにかいい事あったんですか?」
「あ、ナナリー…むふっ…何でもないよ。いつもどおりさ」
質問からしばらく間があって返事が返ってくる。
まるで何かを思い出したかのように…。

439 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 10:42:45 ID:QxIBw0iR
支援

440 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 10:44:07 ID:0B45Efbh
(怪しい…無茶苦茶怪しいです…ライさん)
「ほんとですか?」
再度、聞いてみる。
「本当さ…」
返事と同時にライさんの携帯の着信音が鳴り出す。
「あ、ちょっとごめんね。」
横を向き、携帯を確認している。
どうやら、メールのようだ。
食い入るようにメールを見ているライ。
一瞬だが、その顔がニヤけたものになり、鼻の下が伸びたように見えた。
ぴきーーーーん…。
ナナリーの頭にひらめくものがある。
(女だわ…)
ナナリーの心にどす黒いものが芽生え始める。
すると今までナナリーの側で控えていたミス・ローマイヤが手帳を取り出し、確認したあと耳元に口を近づけると小声で報告する。
「私が得た情報によりますと、昨日15時頃、赤毛の女性と接触しております」
ぴきーーーーーんっ…。
(あの…爆乳アーパー色気だけ女かっ…)
心に芽生えた闇の炎に油が注がれ、ちりちりと燃え盛り始める。
(あのアマーっ…人様の下僕に手を出すとはいい度胸ですねぇっっっ…)


441 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 10:44:39 ID:QxIBw0iR
支援

442 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 10:46:03 ID:0B45Efbh
ぷるぷるとナナリー様の肩が震えている。
多分、今ナナリー様の瞳の中を覗き込んだら、黒い炎が燃え盛るのが見えてもおかしくでしょうね。
(ふふふっ…あの人の言われるとおりです)
心の中でほくそえむミス・ローマイヤ。
(では…指示通り実行いたしましょうか…)
「実はナナリー様…私、妙案がございます…」
ナナリー様がぴくりと反応する。
(ヒーーーット!!)
「ど・どういう案なのかしら…ミス・ローマイヤ」
「実はですね…」
私は、ナナリー様の耳に口を近づけるとその策を小声で伝え始めた。


「ふんふんふん〜♪」
「ご機嫌だな、カレン」
まるで、羽でも生えているかのように軽々と動き回り紅蓮の整備をするカレン。
特に腰の辺りが充実しているように見えるが、それは下品だと思って口にはしない。
しかし、ほんの最近まで思い悩み、暗く沈んでいた人物ととても同じ人物とは思えない。
「なんでもないわよ、C.C」
どう考えてもなんかあったというべきな怪しさがもろわかりである。
恋はエネルギーで、充電完了といった感じだな…ライ…ご苦労様。
「まぁ、1年ぶりにライと再会できて浮かれるのはわかるが…」
そこまで言った時、カレンの携帯の着信音が鳴った。
「あ…ちょっと待ってね」
すばやく携帯チェックするカレン。
そんな事に構わず言葉を続けるC.C。
「自分の男の管理ぐらいはきちんと出来てないと可憐なお姫様に取られるぞ」
が…携帯の画面を食い入るように見つめていたカレンの肩がぴくぴくと痙攣しいてるかのように動いている事に気がついた。
ひょいと横から携帯画面を覗き見る。

443 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 10:46:52 ID:QxIBw0iR
暇人?それは我が忠誠の名!
支援

444 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 10:48:21 ID:0B45Efbh
そこには、ナナリーをやさしく抱きしめるライの写真が写っていた。
「おー…早速か…ライも手が早いな。さすが蒼き流星」
そう言うとケラケラケラと耳元で笑い始めるC.C。
その笑いが、ぼーぜんとするカレンの思考の再活動を後押ししたようだ。
「だ・抱き合うくらい、いつもやってるもん。それにキスだって…」
真っ赤になりながら、反論するカレン。
「ほんと幸せそうだな…ナナリー。ご満悦って感じだな。
それにライの笑顔もゃさしいなぁ…お互い、思いあっている恋人のようだな」
「うっ…」
それはカレン自身も感じて否定できないのだろう。
「で、でもっ…彼の恋人は私で、ナナリーとは主従関係だけだもの。
それにこの写真も大方、倒れそうになっているナナリーを優しいライが受け止めてあげたというだけだわ、きっと…絶対…」
なんとか自分の方が、ナナリーの関係よりも上とC.Cに主張するカレン。
いや、そう自分自身に言い聞かせているのかもしれない。
(うーん…健気でかわいいねぇ…)
本来、からかうだけならここで終了のはずだった。
しかし、今日はここで終わるわけにはいかないのだ。
「でも…この表情だからなぁ…」
その一言で今まで行ってきた事が(彼女の中で)すべて瓦解し、ガクリとダウナーモードに落ち込むカレン。

445 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 10:49:02 ID:QxIBw0iR
V−MAXwww
支援

446 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 10:51:00 ID:0B45Efbh
(よし、そろそろ頃合か…)
「そんなに気になるのなら、ナナリーとライのいるところに出向いて、二人の前でライ本人に選択させればよかろう」
「で・でも…」
歯切れが悪く、弱気のカレン。
(ふむ、これはこれでなかなかかわいいな。この前雑誌に載っていたギャップ萌えというやつか…)
そんな不謹慎な事が頭に浮かぶが、表情には出さない。
「いつまで、ウジウジしててもなんともならんぞ。はっきり白黒つけた方がお互いの為だ。
それとも…今まで気づき上げた関係はその程度のものだったのか?」
その言葉に吹っ切れたのだろう。
「わかったわ、C.C。私、確認してみる。
確か、今日の15時って二人で公園を散歩するって諜報部の予定では報告されていたわよね」
「ああ、そのようだな…」
「よしっ…」
決意を固めると紅蓮の整備をテキパキと終わらせると、勝負をかけるべくめかしこんで出かけていった。
(ふふんっ…恋は盲目とはよくいったものだな)
それを確認すると電話機をとった。
手渡されたメモの番号にかける。
「こちらベースキャンプ。ターゲットの誘導に成功。
ターゲットが今ベースキャンプを出て移動を開始した」
「了解。こちらチェイサーワン。ターゲットを視認した。
ごくろう様でした。証拠を隠滅し、そのままお待ちください。
すぐにお約束の物をお送りいたします」
「うむ。頼んだぞ」
電話機を下ろすと椅子に座り込む。
(すまないな…カレン。1週間毎日ピザ3枚という破格の条件につられてしまう私を許してくれ)
そう思いつつも、すでに心の中はこれから到着するピザの事ばかりを考えてしまうのであった。

447 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 10:51:43 ID:QxIBw0iR
支援

448 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 10:53:11 ID:0B45Efbh
15時10分が過ぎた頃、公園の噴水の前には車椅子の少女と白銀の青年の姿があった。
微笑し雑談しているだけだったが、二人の周りにはほんわりとした幸せ空間が出来上がっている。
その姿を物陰から撮影しているミス・ローマイヤ。
(ほんと…この前あの人からお借りして読んだ少女漫画のように微笑ましいですわ)
その場面を思い出し、ぽやや〜んとする。
しかし、しっかりと撮影は続けられているのが几帳面すぎる彼女らしいところではある。
するとそんな彼女の後ろに人の気配。
「今、ターゲットが公園内に入りました。撮影は順調ですか?ミス・R」
小声で声をかけられる。
「ええ。お任せくださいな、グランド・マスターS」
振り向かず、撮影に専念しながら小声で報告する。
その返事に満足したのか、肩を軽く叩くと、同じく覗き見モードに変更する背後の気配。
ふふふ…。
二人の口には、淫靡な微笑が宿り始めていた。

449 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 10:53:53 ID:QxIBw0iR
支援

450 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 10:55:11 ID:0B45Efbh
僕は、ナナリーとの雑談と散歩を楽しんでいたが、噴水の前辺りで背後から一直線に近づいてくる殺気に気がついた。
この殺気は…。
振り向き殺気の発生元の姿を確認し…言葉を失った…。
(カ・カレンっっっっっっっっつ)
一気に頭の中がパニックになる。
(どういうことだっ…。鉢合わせないように細心の注意を払っていたはずなのに…。
どこでバレたっ?この前の止まりこみのデートの時、寝言でも言ってしまったかっ…)
いろんなパターンが頭に浮かんでは消えていく。
そんな僕のおかしな雰囲気と近づいてくる足音に気がついたのだろう。
ナナリーが車椅子を方向転換させる。
数歩の距離を挟んでお互いに向き合う二人。
竜虎相打つ…まさにそんな感じの状態である。
「あら…ナナリー、お久しぶりね…」(ごおおおーーーーーーーーっ…←カレンの背後の燃え盛る業火の効果音)
「ほんとですわね、カレンさん。お元気でしたか?」(ごろごろごろぉーーーーーーーっ…ナナリーの背後の雷撃の効果音)
「ええ…お蔭様で…」
おほほほほほほほほほ・・・・・。
その後で笑いあう二人。

451 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 10:56:07 ID:QxIBw0iR
支援

452 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 10:56:14 ID:xDKqTGmx
修羅場だな・・・ 支援

453 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 10:59:14 ID:3Peu8sjX
支援

454 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 11:05:00 ID:0B45Efbh
知らない人が見たら微笑みあう友人と見えなくもないが(この際、かもしだす殺伐とした気配は別にして)、僕は恐怖し戦慄するしかなかった。
本能が逃走を進言し、思考もそれに完全賛成のはずなのだが、蛇に睨まれた蛙のように身動きができない。
ひとしきり笑いあった二人が同時にこっちを向く。
「ライっ…」「ライさんっ…」
「は・はいーーーっ」
ぴんと背筋を伸ばし、直立不動のポーズになってしまう。
まるで獲物をいたぶるかのような残忍な目でカレンが僕を見つめ聞いてくる。
「ねぇ…貴方にとって一番大切な人って…どっちかしら…。
もちろん…私よね…ライ…」
再会した時の別れ際に言われた「浮気したら…殺すかんね…」という言葉が、頭の中でリピートされる。
(ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっっっっっっ)
全身にどっと冷や汗が流れ出す。
「もちろん…カ…」
言いかけた言葉は、ナナリーの言葉で遮られる。
「もちろん、わたくしですわよね、我が騎士ライ」
今にも泣きそうな顔と不安に振るえる肩。
それが恐怖に屈服しかけた僕の心に勇気をもたらしてくれる。
そうだ…ここは、自分の心に素直になって答えなきゃ…。
僕は、口の中に溜まった唾を飲み込み、ゆっくりと口を開いて二人の問いに答えた。
「両方とも大好きだよ。どっちかなんて選べないよ」
その瞬間、僕の意識は刈り取られ、黒い闇の中に沈みこんでいった…。

455 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 11:05:50 ID:QxIBw0iR
二股www
支援

456 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 11:07:07 ID:0B45Efbh
カレンの延髄切りがもろにヒットしてライの意識を一発で刈り取った頃…
(きたーーーーーーっ…優柔不断フラグっ・・・。やっぱり、ライ様は期待を裏切らないすばらしい方ですわ)
(ああーーっ…人の不幸は蜜の味とはよく言ったもの。特に三角関係って見てる分だけなら最高のエンターテイメントだわ。)
草陰の二人は、興奮して手と手を取り合っていた。
もちろん、撮影は続けながら…。

「この優柔不断男がぁぁーっ。きっちり身体に教え込む必要があるみたいね。」
カレンが意識を失ったライを見下ろしながら宣言する。
「奇遇ですわね。私もそう思っていたところです」
ナナリーがそれに賛同する。
「意見が合うわねぇ。いいわ、ナナリーも参加させてあげる」
カレンは、今までにらみ合っていたのが嘘のように微笑んでいる。
「はい。喜んでお供します」
ナナリーも微笑んで返答する。
そして、気を失ったライを拉致すると二人は、ホテル街の方に姿を消していった。

翌日…政庁には、げっそりと痩せたライ自分の執務室で半分死にかけていた。
それとは対照的に政庁の総督室にはナナリーが、黒の騎士団ではカレンが肌を艶々にして機嫌よく仕事をしていた。



そして…咲世子ことグランドマスターSが主催する恋愛観察研究会というサイトには、
身元がわからないように目線が黒線で消された白銀の髪の青年と赤毛の女性と栗色の髪の毛の車椅子の少女の三角関係関係が解説され、細かく現状報告と動画がアップされていた。
そして、公開してからしばらくの間、そのサイトにはアクセスが集中しサーバーダウンが続いたのだった。


457 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 11:08:25 ID:0yGgxGRi
しwえwんwwwwww

458 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 11:08:35 ID:QxIBw0iR
どwうwがwww
支援

459 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 11:08:47 ID:xDKqTGmx
流石はライだ、Nice boat.は回避してる
支援

460 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 11:10:30 ID:0B45Efbh
終了です。
支援ありがとうございました。


461 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 11:11:35 ID:0B45Efbh
なお、本編とは、まったく関係ありません。(笑
平行世界の出来事と思っていただければ幸いです。

462 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 11:12:19 ID:QxIBw0iR
GJでした、あしっど・れいん卿!
これは・・・ルルーシュ号泣か?

こんなライもいいと思ったある夏の日のこと
次回も期待しています!

463 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 11:13:51 ID:d3manlRa
>>461 あしっど・れいん卿、GJでした!
ガン○レを思い出した
……ルルーシュ涙目ですね、この展開

貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

464 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 11:48:11 ID:NpRtO89v
>>461
あしっど・れいん卿GJ!
ナナリーと妙に仲も良ければノリもいいミス・ローマイヤ初めて見たわwww
楽しませて貰いました!

465 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 14:38:46 ID:FVJtqHmi
>>461
GJ!!カレンとナナリーが良い味出してるw
読んでて楽しかったです
本編も楽しみにしてます


やっぱりこういう話の方が受けが良いみたいですね……
皇帝ルートは無謀だなw

466 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 14:52:59 ID:SWZ92lcL
↑で仰ってるようにやっぱギャグやコメディの方が受けが良いんでしょうかね〜
好きだけど苦手なわたしにはなんともしがたい・・・
今晩11時前後にでも昨日予定だった[手をとりあって]その6を投下したいと思います
宣言しとかないと気持ちが折れちゃってお蔵入りしそうでダメです・・・
遅くなるかもしれないし、早くなるかもしれませんが投下はしますので、
その時にはどうぞよろしくです<(_ _)>

467 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 15:37:21 ID:79wRKH3Z
>>466
昨日の放送でいろいろな事がありましたから今はギャグやコメディの方が読み手としては受け入れやすいんだと思います。
しかし私個人としてはより沢山の作品を呼んでみたいし何より自分は貴方のファンです。貴方がSSを通して描く世界を、人物を、想いを見せていただけないでしょうか。
投下の際、支援はお任せください。

投下をお待ちしております。







やべぇ今気づいた、マジで恥ずかしい……

468 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 15:50:53 ID:0yGgxGRi
>>467 恥ずかしがることはございませんでしたか
貴公はとても立派でございました
>>466 確かに>>467卿の言うとおり昨日のことで多大なショックを受けたものが
大勢いらっしゃいました、かくいう私もショックを受けた一人でゴザイマシタ
そして今もショックは抜けきっていないのですか
投下!それは喜び!
そう、貴方様のSSは多くの人が心待ちにしておりました
つまり支援は全力でおまかせいただいてよろしいのですか


……だめだ、どこか文体がオカシクなりました
長文、申し訳ありませんでしたか

469 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 16:36:58 ID:eeBJlBMh
皆さんこんにちは。
ライC新話が出来ました。

ただ、寝言の時ほどではないもののえっちぃ台詞が少々…
投下して大丈夫ですか?

470 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 16:39:55 ID:5UQVgRiX
ばっちこーい

471 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 16:41:20 ID:eeBJlBMh
ではいきます

タイトル・コンプレックス
カップリング・ライ×C.C.
備考・えっちぃ台詞が終盤少々…もしかしたら中々?

472 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 16:41:49 ID:d3manlRa
全力で支援!

473 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 16:42:17 ID:eeBJlBMh
コンプレックス

「…」

私はクラブハウスのライの自室で自分の胸を触り、大きさを確かめていた。
…小さい。
いや、全くないというわけではない。
ただカレンと比べてみると明らかに見劣りしてしまう。
いや、それどころかこの学園の女子生徒の平均的なスタイルと比べてもあまり大きい方ではない。
いつもカレンの胸のでかさを馬鹿にしているが、私はこの学園のガキ共より胸が小さいのか…
これじゃ私はいつもカレンに負け惜しみを言っているようじゃないか…
そう考えるとなにか悔しい気持ちが湧き上がってくる。
ライだって、小さいよりは大きいほうが好きなはずだ。
なにか胸を大きくするアイディアは無いだろうか?
そう考えた私はライの部屋を出て、ルルーシュの部屋に向かった。


474 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 16:43:24 ID:eeBJlBMh
「ルルーシュ。」

私はノックもせず、ルルーシュの部屋に入る。
ルルーシュは机に座り、学園の課題を解いていた。

「なんだC.C.?ノックくらいしろ。」

ルルーシュはペンを置き私のほうに振り向いてそう言う。

「ルルーシュ、教えて欲しい事がある。」
「なんだ?」
「胸を大きくしたい。方法を教えろ。」
「ほあぁぁあ!?」

いきなりの私の質問に驚くルルーシュ。
まぁ、童貞坊やだから当然か…
私はルルーシュにこんな質問をした理由を話した。

「ふう…最初は驚いたぞ。なるほど、ライを喜ばせたいから、胸をもう少し大きくしたいか…」
「そうだ。何か方法を教えろ。」
「と言われても、豊胸手術は金がかかるし、健康を害する危険もあるからな…そうだな…あるならものすごく迷信くさい話だが…」

ルルーシュは私の耳元に顔を近づけ、ぼそぼそと話す。

「まぁ、科学的な証拠は無い上に、ライはそんな胸の大きさで…」
「ありがとうルルーシュ。」

私はルルーシュにそっけない礼を言うと、話も聞かずに部屋を出て、ライの部屋に向かった。

「おいC.C.話を…まぁいいか…それにしても…成長が止まっているあいつの胸がでかくなるのか…?」

475 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 16:44:16 ID:eeBJlBMh
………
私はライの部屋であいつが帰ってくるのをベッドの上で待っていた。
今日はあいつに生徒会の急な仕事が入り、ルルーシュ達より少し帰りが遅くなるらしい。
私はあいつが帰ってくるのを今か今かと待っていた。
そして…

「ふぅ…今日も疲れたな。」

ライがやっと帰ってきた。

「お帰りライ。」
「C.C.…またベッドの上に上がって…」

ライは呆れながらベッドに近づいてくる。

「掃除するからちょっとどい…」

そしてライが私をどかすために両肩に両手を置いたとき、私はライを強く引っ張って私を押し倒させた。

「うわあぁぁあ!?C.C.!?」

突然の出来事にライは赤面し素っ頓狂な声を上げる。
しかし、私はあいつに私を押し倒させただけではなく…

「揉め。」
「へ?」
「私の胸を揉め。」
「ハィィィィィィィィィィィィィィイ!?」

両肩を強い力で掴んだまま、まるで痴女のような台詞をあいつに言ったのである。


476 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 16:44:41 ID:d3manlRa
レポート詰まった
支援

477 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 16:45:17 ID:eeBJlBMh
………
それから十分ほど、あいつと私はすこしの間揉み合い(変なことではないぞ)になり、ライは力を最大限に振り絞って私を振りほどいた。
今私とライはベッドの上に座り込んでいる

「もう…びっくりしたよ…」
「…」

私は胸に触ってくれなかったライを少しすねた子供のような目で睨み、不満をあらわにしていた。

「C.C.、なんであんな変な事を…」
「ルルーシュから…」
「へ?」
「ルルーシュから聞いたんだ…胸は揉めば大きくなるっていう迷信があるって…」
「…ナンデスト?」

私はライに事の顛末とルルーシュから聞いたことをすべて話した。
すると…

「ぷ…あっはっはっはっはっはっはっはっは!!はっはっはっはっは!!」

ライはベッドに寝転がり、腹を抱えて笑い始めた。

「わ…笑うな!」
「いやだって…はっはっはっはっは!!」

ライは私が怒っても悪びれずに笑い続ける。
私はらしくも無く顔を赤らめ、少し潤みを含んだ目をした。

478 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 16:45:38 ID:d3manlRa
支援

479 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 16:46:33 ID:eeBJlBMh
「あ…ごめん。」

ライは私の潤んだ目に気付き、笑うのを止めてベッドから起き上がり、私を抱きしめた。

「ライ…?」
「気にしなくていいよ。そんなコンプレックスなんて。」

ライは私の耳元で優しく囁く。

「僕はそんな胸の大小で好きな女の子を見たりしない。だから安心して、C.C.がもし今より太ったって、痩せ過ぎてミイラみたいにガリガリになったって、どんなC.C.も僕は愛してる…」
「ライ…」

私はライの背中に手を回し、あいつと抱き合う。
私は今思い出した。
こいつは体で女を見るほど安い男じゃない…
くだらないコンプレックスに駆られた私が馬鹿だった…
これからは高望みなどせず、ありのままの私でこいつと付き合っていこう…
そう思った私は、どんな私も愛してくれると言ったこいつへの非礼の侘びも込め、ライにキスをした…


480 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 16:47:35 ID:eeBJlBMh
おまけ
「それにしてもそんな迷信知ってるなんて。ルルーシュ、実はむっつりなのかな?」
「なぁライ。」
「何?C.C.?」
「コンプレックスはもう気にしないと言ったが、この際だ、私の胸を褒めろ。」
「はいぃぃぃい!?」
「早く褒めろ。」
「え…えっと大きすぎず、硬すぎず…包み…込める…大きさ…」
「…スケベ。」
「ぬあ!?」


481 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 16:48:07 ID:d3manlRa
支援

482 :ライ×C万歳:2008/08/11(月) 16:48:53 ID:eeBJlBMh
投下終了
またやりすぎたかな?
でもC.C.話だとどうもアダルティックに書いてしまう…
今度から気をつけよう…
お目汚し失礼しました。

483 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 16:49:10 ID:aNn6bgOC
支援

484 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 16:52:10 ID:d3manlRa
>>482 ライ×C万歳卿、GJでした!
……C.C. 根本的に相談する人ミスってますよ
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

485 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:00:59 ID:NURXgONJ
mixiのワードランキングに吹いたw
みんなナナリー大好きなんだね

486 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:26:35 ID:rUXqg2BY
ライ×C万歳卿GJ!
C.C.、「揉め」とかすごいこというなww
相談相手としてルルーシュかよw。カレンに聞けばいいものをww

17:35分から投下したいと思います
支援できる方、よろしくお願いします

487 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:32:03 ID:79wRKH3Z
支援いたします。

488 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:32:58 ID:eklUeyQG
>>482
GJです!相談相手はともかく
揉めってwwwしかも褒めろって言ったのにスケベってwww
次の投下を楽しみにお待ちしております
>>486
支援します

489 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/11(月) 17:36:17 ID:rUXqg2BY
定刻になってので投下したいと思います。

舞台裏の暮らし 
〜第二次!? 最強 決戦〜

・トーマス卿、また(いろんな意味で)スイマセン
・ギャグです
・前回に引き続きライ×V.V
・とりえず、フレイアで行方不明になった方についてはまだコッチの世界に登場させない予定です。
 さすがにナナリーや咲世子さん、ミレイが消えるなんて自分もイヤなんで…

※注意※
・本編(第二次 東京 決戦)をまだ見てない人は読まないほうがいいです
・ライがまた女装するんでそういうのが苦手な方は全力でスルー
・死んだあの人たちがまたよみがえってきます・・・

490 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:36:40 ID:eklUeyQG
支援

491 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/11(月) 17:37:44 ID:rUXqg2BY
「ねえライ。この世で一番最強な人って知ってる?」
「さあ?……皇帝かな?」

朝ごはんを食べ終えるといつものように変な会話が始まる。
いつもギアス見る前って変な会話してるんだよな……。

「教えてあげるよ。えっと、このSSの中では『管理人』っていう立場の人が一番最強なんだ」
「ああ……。少し納得……。じゃあ職人さんたちはどうなるんだ?」

相変わらずカオスな会話で始まる僕たちの朝。鳥のさえずりよりも目がさえるよ。
今まではさすがについていけなかったが、最近ようやくV.V.の話についていけるようになった。

「だって管理人の人は集めたSSを削除できる能力があるんだよ。それも一気に」
「保管庫消せば一発だな。でもそんなこと普通しないだろ」
「まあね。まあこのロスカラSSの管理人はギアスを持ってるから、いろんな意味で最強なんだ……」
「V.V.の趣味友達か?その人?」
「うん。この前ぼくにいらない機関車を500個くれたよ。
 さすがにコレクションルームに入らなくて困ったよ」
「500個!すごいなその人…」

どうやらV.V.の趣味友達はすごい人だということはよく分かった。ギアス使えるのか……。
というかどうやってV.V.に500個の人面機関車を持たせたんだ?
V.V.もV.V.でいつの間に持ってきたんだ。

492 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:38:01 ID:eklUeyQG
支援

493 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/11(月) 17:38:45 ID:rUXqg2BY

「それでね、この世界だと最強な人はね……」
「最強な人は……?」
「56と大河内だよ」
「だれ?」
「この世界の人は誰も逆らえないんだ。逆らったらこの特区に来ることになっちゃうんだ」
「……もう特区に来てる人は?」
「知らないよ、そんなこと。来ちゃったらあとは放置プレイでしょ。」
「ハイ……そうですか」

カオスな話が終わるとV.V.はいつものようにリモコンを手にした。
小さな指が再生ボタンをポチリと押す。

「さあ、毎週のお約束でも見ようか」

爽やかなオープニングが流れ出す。そこには僕の姿は無い。ちなみに本編にもでない。
盤上のギアス劇場の僕はしゃべらない!もはや僕じゃない!なんで銀髪にしたのかわからない!

「なに考えてるの?気がちっちゃうよ。静かにしててよ」

V.V.に怒られつつ僕たちはしばらく熱中してみていた。

494 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:38:57 ID:eklUeyQG
支援

495 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/11(月) 17:40:24 ID:rUXqg2BY

「!!きた!きたよライ!ルキアーノさんが来た!」
「はいはい、すごい顔芸でしたね」
「ついでにカワイイ女の子たちも来たよ」
「……カオス」

「!!!!!!!フ、フレイヤ……」
「すごいもの投下しちゃったよね。どうするんだろ。ね、ライ」
「……ノーコメント」


次回予告まで見終わるとV.V.は停止ボタンを押した。

「さて、明日からまた住民が増えるなぁ」
「一応、フレイヤでいなくなったとされる人はコッチにはまだ来ないんだよね、生死不明だから」
「そうだよ。でもいつ来るかな?」
「こないでいい。じゃないとルルーシュの顔芸を一生みることになるからヤメテ」
「だって君は死んでたっけぇ?」

からかうように僕を顔を見てくる。死んでませんよ。確かに死んでない。でもコッチに来た。
なんか悲しい……。
V.V.なんかはこらえきれなくなって「ぶふっ」とかいってるし。死んでなくて悪かったな!

496 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:40:39 ID:d3manlRa
支援

497 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:40:50 ID:eklUeyQG
支援

498 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/11(月) 17:41:38 ID:rUXqg2BY


ピンポーンッ!!

あれ?なんで呼び鈴なんてなるんだ?誰か来るような予定もないし……。
V.V.放置してとりあえず出なくちゃ。

ガチャ

「どちら様です……!!!」
「おお、少尉じゃないか。久々だな。……えらく可愛らしい姿をしているが」
「ほお少尉か。この特区に来ていたとは……」
「君がシャーリーの友達だね?おかしいな、女の子だったのか?」

なんでいるんだ。それもメンバーが異色すぎだろ。でも約一名見たことの無い人がいるんですが……。

「少尉、忘れたのか?トンボ大好き卜部と仙波さ」
「少尉が我々のことを忘れてしまうとは……」
「いえ、卜部さんと仙波さんはキチンと覚えてます。でも……」

2人の横にいる茶髪の人。
だれ?この人。シャーリーのこと知ってる人?いったい誰なんだ?

「……君が知らないのも無理はないね。私はシャーリーの父親、ジョゼフ・フェネットだ」
「ああ、シャーリーのお父さんですか。僕はライといいます。よろしくお願いします」

499 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:41:51 ID:d3manlRa
支援

500 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:42:01 ID:eklUeyQG
支援

501 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/11(月) 17:43:24 ID:rUXqg2BY

ジョゼフ……。ああ聞いたことがある。確かお墓に書いてあった。そうだ、思い出した。
気がついたら退場していた人だ。どうりで影が薄そうなわけだ。

「今はシャーリーと2人で暮らしている。君のことはよく聞いているよ」
「そ……そうなんですか」

そうか、シャーリーもこっちに来てるんだった。けっこうこの特区に来る人多いな。死亡率高っ!
……って、そもそもこの人たち何しに来たんだ。

「あの、何しに来たんですか?」
「ああ、宅配さ。ほら少尉、コレ」

あぁ。道理で3人とも作業着を着てるわけですね。シャーリーのお父さんはともかく
四聖剣の2人がなんで運送屋さんしてるんだ?職業変わりすぎ。コッチではありなのか……。

卜部さんはシャーリーのお父さんと2人がかりで、持っていた大きな荷物を玄関に置いた。
なんだこれ……。こんなの注文した覚えが無いぞ……?


502 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:43:36 ID:d3manlRa
支援

503 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/11(月) 17:45:24 ID:rUXqg2BY

「ごめんライ。それぼくのなんだ」

V.V.が家の奥からひょいと顔をだした。

「ありがとう。これでまたコレクションがそろうよ」

シャーリーのお父さんから差し出された紙にサインをしたV.V.はニコニコしながら
家の奥へと戻っていった。

「それでは少尉、また今度虫をいっしょに食べようじゃないか」
「たっしゃでな少尉」
「今度遊びにおいで。特区あの世にはシャーリーの女友達があまりいなくて寂しがっているんだ」

3人は僕に手を振りながら帰っていった。

卜部さん、これで二回目ですよ、虫の話題をするのは。もうやめてください……。
仙波さん、地味に影薄かったですよ……。
シャーリーのお父さん、最後まで僕のこと女の子だと思ってましたね。僕は男なんです……。
まあいいか。この格好にもいい加減なれたし。


504 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:45:34 ID:d3manlRa
支援

505 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/11(月) 17:46:51 ID:rUXqg2BY

僕はリビングへと戻るとそこにはV.V.がいた。さっきの荷物を開けている最中のようだ。

「何を買ったんだ?V.V.?」
「ああこれね」

V.V.は大きな箱の中から出してきたのはいつものように、人面機関車だった。
箱の割にはすごく小さく手のひらサイズ。いつものように青かった。

「いつもそれ買ってるけど、何がちがうんだ?」
「これはねぇ、トーマス・ルゥっていうんだ」
「なにその貧弱な名前」
「このボタンを押すとね……」

V.V.はトーマス・ルゥの横についていたスイッチを押した。
押すと同時に変な声が流れ出す。

『このトーマス・ルゥを舐めアッーーーーーーーーーーーーーー!!!!』

なにこれ。どこの中華連邦?
トーマス・ルゥはまた別のセリフをしゃべりだす。

『シュッポ、シュッポ、アッーー!。シュッポ、シュッポ、アッーー!』

「すごい?手に入れるの苦労したんだ」
「いや、こんなの誰もほしがらないと思うんだが……」
「そんなことはないよ。一時はオークションで500万の値がついたこともあるんだ」
「500万!?こんな……おもちゃごときにそれだけの金をだす人がいるのか……」

506 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:47:09 ID:d3manlRa
支援

507 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/11(月) 17:48:55 ID:rUXqg2BY



「そういえばライ、盤上どうだった?」
「うん……。アレは僕じゃなかったよ……」
「元気だしてよ。今度、君に似合うようなドレスを注文してあげるからさ」
「いや、いらないし」
「そうだね……思いっきりフリフリがついたのにしようよ?」
「いや、まじで要りませんから」
「じゃあ色はピンクで」
「ピンクはやめてーーーーーーーーー!!!!!!!!!」






(ライもまだまだ考え方が甘いね。この特区にきたらいいことがあるに決まってるのに。
 君が一番会いたい人に会えるのも、そう遠くではないんだよ・・・。ふふふ、その日まで楽しみだなぁ)


508 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:49:04 ID:d3manlRa
支援

509 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:49:10 ID:eklUeyQG
支援

510 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/11(月) 17:49:28 ID:rUXqg2BY
投下終了。支援ありがとうございました。

ナナリー…、なんで…。ショックが大きいすぎて…。
もう、あの光のシーンが忘れられないよ…。

511 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/11(月) 17:50:31 ID:1lFmx+Yt
人は言う。
絢爛舞踏、それは300のSSを冠するスレに与えられる称号。
絢爛舞踏、それは人類最高の栄誉。
だが、人の到達し得る最も偉大な功績でさえ、ここでは単なる通過点でしかない。

なぜなら、ここでは化け物であることは極普通の事なのだから。
ここは人外魔境にして、人の理の外側に在る処なり。

そして、500を踏みし者。その名は ワラビ餅。
コード0016-0491 作品名 舞台裏の暮らし 〜第二次!? 最強 決戦〜 なり。

          ―作品総数500到達―

512 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:55:09 ID:rUXqg2BY
ぎやあああああああああああ
500踏んじゃったあああああああ

そういえば500近いって言ってたのを忘れてたーーーーー!

・・・500個の人面機関車に埋もれてきます・・・

513 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 17:59:48 ID:d3manlRa
>>510 ワラビ餅卿、GJでした! そして、おめでとうございましたか
とんぼ大好き卜部wwwwww
……ライ、とうとう慣れたか
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!


>>511 ガン○レww
保管お疲れ様です!

514 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:08:16 ID:rIUgiDe0
スレが立ってから24時間もたってないのに半分消費とか……
こ、これがSS職人のチカラか!?

515 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:13:09 ID:0B45Efbh
本日は、半ドンなのでもう帰宅しましたっ…。
昼出て、夕方に帰れる…。
すごい幸せ〜♪(半年に2回くらいしかないけど…。笑

お昼前に投下しちゃったけど、また投下しちゃって大丈夫でしょうか?


516 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:14:20 ID:yzyy++Ae
今回、派手に支援されてたわけでもないのに進むの早えぇよな。
>>515
支援します。

517 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:14:34 ID:fucQ/0jR
いけるよ。しかし、もう今日中に消化しきれそうだね。やっぱり、お盆の時期で休みの人も多いからかな。


518 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:17:29 ID:0B45Efbh
では、投下いたしますので、よろしくお願いいたします。

タイトル「蒼天の騎士(10) 襲撃」
カップリングは・・・ないです。(色気ない回ですので…

では、皆様、支援よろしくお願いいたします。

519 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:18:04 ID:NURXgONJ
相関図更新来ました
http://www.geass.jp/correlative.html

520 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 18:19:13 ID:0B45Efbh
枢木スザクが脱走し、ランスロットを強奪した事件から1週間以上が過ぎた。
ジノ、アーニャはエリア11からの移動を禁止され、脱走者枢木スザクの捜索に駆り出されていた。
ナイトオブラウンズを抑えられるのは、ナイトオブラウンズだけだからである。
今、ジノはホッカイドウエリアを、アーニャはキュウシュウエリアに出て向いている。
本来なら策で動きを封じる必要があった二人だが、スザクの脱走というイレギュラーによってガチガチに動きを封じられてしまっていた。
ナイトオブラウンズ3人をシュナイゼルから引き離す事ができ、作戦を実行する黒の騎士団としては喜ばしい事だが、
スザクの事をよく知る僕にとってこの行動は信じられない事であった。
いくら関係が冷え切っているとはいえ、彼とは親友だった事もある仲だ。
不正を嫌い、何事にも真正面でぶっかる彼が、こんな事をするとは到底思えない。
そして、僕以外にも心配しその行動に違和感を持つ者は多かった。



蒼天の騎士(10) 襲撃



(作戦どおりなら、配置に着き明日の決行待ちってところかな)
政庁にある自分のオフィスで書類整理を一段落させ、ぼんやりと窓の外を眺める。
無事に作戦を成功させて帰ってこいよ…カレン、ルルーシュ、C.C、それに黒の騎士団のみんな…。

521 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:20:32 ID:eklUeyQG
支援

522 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:21:00 ID:fucQ/0jR
支援

523 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 18:21:47 ID:0B45Efbh
そんな事を思い巡らしていた僕を机の上の内線電話の呼び出し音が現実に引き戻す。
「どうしたんですか?」
「大変です。こちらに高速接近する所属不明の機影があり、現在、ギルフォード卿とグラストンナイツが確認に向かわれました」
「わかりました。すぐ司令室に向かいます。なにか変化があったら、私の携帯に回してください」
「イエス、マイロード」
パイロットスーツに着替えると携帯を展開させ耳に取り付けると急いで司令部に向かう。
だが、向かう途中で行き先を変えなければならなくなった。
確認に上がったギルフォード卿から所属不明機がランスロットであると確認できたと報告があったためだ。
そして、その直後のギルフォード卿らの音信不通…。
あまり不愉快な予想はしたくないが、それしか思い浮かばない。
格納庫に移動先を変更するとランスロットの追尾を徹底させ、政庁のスタッフの避難を命令した。


524 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:22:14 ID:eklUeyQG
支援

525 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 18:23:34 ID:0B45Efbh
同時刻…中華連邦某所
「配置はどうだ?藤堂」
「ああ、間違いない。しかし…この情報の正確さは怖いくらいだな」
イカルガの艦橋でゼロと藤堂中佐が明日の作戦決行の最終確認を行っている。
「ああ、その情報はライからのだからな」
「彼からのか…それなら納得できる」
ライ・エニアグラムが元・黒の騎士団のライと知らされている数少ない人物の一人である藤堂も彼のことはよく知っていた。
実際に共に戦場で戦い、共に語り日本独立を誓い合った仲間…。
そして1年前に処刑されていたと思われていた彼が、ブリタニアの騎士になっていたという事を知らされた時は驚いたが、
彼がなぜそういう道を選んでしまったかという話を聞いてその行動も納得できるような気がした。
やつもへんなところで義理硬い奴だったからな。
そう思い苦笑する。
「しかし共に轡を並べ戦える日は来ないのが残念だな」
「………」
そんな藤堂の言葉にゼロは何も言わなかった。
いや、言えなかった。
太平洋奇襲作戦の時、彼ははっきりと言ったのだ。
黒の騎士団の自分は死んで、今いるのはナナリー皇女殿下の専属騎士ライ・エニアグラムであると。
それは、兄であるルルーシュにしてみればうれしく、ゼロとしてみれば残念な結果であった。
(いかんな…今は作戦に集中しなくては…)
かぶりを振ると作戦に集中するため、作戦図に視線を移すのだった。

526 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:24:05 ID:eklUeyQG
支援

527 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 18:25:48 ID:0B45Efbh
ライが蒼の月下で迎撃に上がった時、すでにランスロットは政庁のすぐ近くまで入り込んでいた。
政庁を背に、ランスロットの前に立ちふさがり対峙する月下。
そこで目にしたものは大きく様変わりしてしまったランスロットの姿だった。
白を基本して塗り上げられていた機体は黒と赤を基本としたものに変わってしまっていたし、部分部分の形状が大きく変わってしまっている。
それでもランスロットとわかるのは、全体的なシルエットとその頭部によってのみだ。
(何があったんだ…)
音声をオープンチャンネルにして話しかける。
ともかくスザクかどうかだけでも確認しなくては…。
「枢木卿、貴行には君命反逆、脱走及びKMF強奪の容疑がかかっている。
今ならまだ温情酌量のチャンスもある。素直に投降して欲しい」
無言のままゆっくりと右の剣状のMVSを抜き構えるランスロット。
(話す気はないと言う事か…)
そう判断し、こちらも刀状のMVSを構える。
1分ほどお互いにじりじりと相手の出方を伺っていたが、先に動いたのはランスロットだった。
互いに攻防の入れ替わりが激しい剣戟が繰り返される。
何かがおかしい…。
経験と五感が警戒を促す。
その時だった…。
どんっ、どんっ、どんっ…。
政庁のいろんな場所で爆発が同時に起こった。

528 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:26:05 ID:eklUeyQG
支援

529 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:26:07 ID:fucQ/0jR
支援。

530 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 18:27:51 ID:0B45Efbh
そして、ミス・ローマイヤの緊急連絡が悲鳴と共に耳に入る。
「ライ卿っ…ナナリー様がっ…ナナリー様がぁぁぁぁぁぁっ…」
そして、それと同時に今まで無言だったランスロットから音声が響く。
それは高笑いだった。
「あははははは…。やっと終わったみたいだね…」
その声はスザクに間違いなかった。
「スザク…お前…まさか…」
「くっくっくっ…そのまさかだよ、ライ。
君が一番悔しがる事といったら、カレンかナナリーの事しか思いつかなかったからね。
だから手っ取り早くナナリーを僕らが預かることにしたんだ」
ギリギリギリッ・・・。
歯が擦れ軋む音が口から漏れる。
「貴様ーーーっ」
一気に勝負をかけようと一気に接近し切りかかる。
今までは捕獲の為浅かった踏み込みの加減を殺人も厭わない必殺のレベルの踏み込みへと変える。
前回までだったら、その一撃で勝負はついていたはずだった。
しかし、その一撃は当たる事はなかった。

531 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:29:10 ID:d3manlRa
支援

532 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:29:21 ID:rIUgiDe0
支援

533 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 18:29:31 ID:0B45Efbh
なぜなら、前方にいたランスロットが一瞬のうちに消え、月下の後ろ側に現れるとMVSを振り落としたのだ。
月下の肩の部分から左手が切り落とされる。
「瞬間移動かっ…」
方向を変え再び切りつけようとする月下。
しかし、それをあざ笑うかのように再びランスロットはその場所から消え、背後に再び現れると思いっきり月下を蹴りつけた。
地面に叩きつけられる月下。
とっさにフローターを作動させ、被害を最小限にしたとはいえ、各関節にかなりの負担がかかっている。
ギシギシと悲鳴を上げてなんとか動いているといった感じだ。
「惨めだねぇ…ライ。守らなければならない姫も守れず、前回簡単に倒した相手に歯が立たない…。
惨め過ぎるよねぇ…」
瞬間移動で近づき、動きの鈍くなった月下をいたぶるように切り刻んでいく。
「ああ、なんて楽しいんだろう。こんなに楽しくすっきりするのは久しぶりだ。
さあ、僕の為にもっと踊れよっ…ライっ…あははははははははは…」
狂気じみたスザクの言葉と笑いが当たり一面に響く。
計器が一気にレッドゾーンに変わっていき、赤い色と警報音がコックピットを満たす。
そしてついに危険レベルを超えたのだろう。
自動脱出システムが作動するが、ランスロットがポッドを抑えて捕まえる。
「くっくっくっくっ…心配しなくても殺さないよ。殺したら詰らないからね。
でも…もう少しだけ気を晴らさせてもらうよ」
そう言うと、ポッドを政庁の壁へと叩きつけた。
強烈な振動と衝撃に襲われ、僕の意識は闇の中へと沈み込んでいった。


534 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:30:03 ID:eklUeyQG
支援

535 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/11(月) 18:31:39 ID:0B45Efbh
これにて10話終了になります。
えー・・・お色気分は、昼の分で使い切りましたので、今回はご勘弁を…(笑

では、皆様、支援ありがとうございました。

なお、新型ランスロットの名前は…ランスロット・アベンジャーの予定です。

536 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:34:23 ID:Y58oMq7j
瞬間移動・・スザクとうとうギアスを、続きが気になる

537 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:35:23 ID:PMfy1DTn
あしっど・れいん卿のスザクはもう完全に悪役ですね。
アニメの自己陶酔と責任転嫁しかしないウザクより好感が持てます

538 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:40:47 ID:yzyy++Ae
>>535
GJでした。続きが気になる急展開ですね。
次回投下お待ちしてます。
>>537
スザク好きな人もいることだし、蔑称はやめとこうぜ。
あとsageるんだ

539 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 18:42:23 ID:d3manlRa
>>535 あしっど・れいん卿、GJでした!
スザクが最早別人な気が
そしてナァァァナァァァリィィィィィーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
続きが大変気になりマシタ
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

540 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 19:25:16 ID:nsNt499I
連ザ風のギアスのゲーム出ないかな

541 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 19:29:48 ID:Owlwd+jW
登場機体少なすぎるし無理じゃないかな。
それよりロスカラR2の方が私的には出てほしい。

542 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 19:38:23 ID:/8H5BVCf
>>535乙です
セリフ回しに違和感があるというレベルをはるかに超えて、
スザクが別人以外の何者でもないんですが、最後までこの路線なんでしょうか?
ストーリーのためにキャラクター性を犠牲にされているのか、
キャラクターそのものをキチンと掴みきれてないのか考えてしまいます
これがストーリー上の一過性のものであり、ラストにはらしいスザクに戻ることを祈るばかりです

543 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 19:39:32 ID:FVJtqHmi
>>535
GJ!!でした
真っ黒なスザクに違和感が無いwむしろ合ってる気がする
でも、このスザクなら、僕より俺の方が合ってるような気もします
>>540
散々言われてきたが、戦闘パートがそれでロスカラ2出てくれたら嬉しいなー


544 :ナカオケンタロウ21歳 ◆ym.lHDAxZw :2008/08/11(月) 19:53:20 ID:g2KUsjNC
こんばんわ。投下します。

・ライ×ナナリーです。
・皆が望んでるはずの優しい世界
・とりあえず蒼月後のお話です。
・キャラ崩壊があったりします。
・4〜5レスで終わります。


ナナリーはきっと生きているはず!

545 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 19:54:26 ID:rUXqg2BY
支援!

546 :ナカオケンタロウ21歳 ◆ym.lHDAxZw :2008/08/11(月) 19:54:57 ID:g2KUsjNC
エリア11のとある空港・・・ここに一人の男が降り立った。
「この後、ご予定ですが特区日本に向かってもらいます。その後は」
「行く場所がある。予定はキャンセルしておけ。」
「ですが!それでは「ワシに指図する気か?」いいえ!そういう訳では」
「ワシは行くぞ・・・護衛は要らんからな!ぐわはっはははは!」

場所は変わって、アッシュフォード学園クラブハウス
「ライさん!出来ました。上手く折れていますか?」
「うん。綺麗な桜になってるね。ナナリーまた上達したね。」
「ライさんの教え方が上手いからですよ。」
「ふふっ・・・そう言われると嬉しいよ。ありがとうナナリー。」
今日も2人は、折り紙教室を開いていた。
しかし、2人はドアの隙間から自分達を見つめる一人の青年に気付いていなかった。

(クソ・・・ライの奴!たとえ周りが認めようと俺はお前らの仲は認めん!)
彼らを見ていたのは、ナナリーの兄ルルーシュだった。
周りが認めている二人の仲を今だに認めていない困ったお兄ちゃんである。
(ライが何をするか分からないからな、見張っておかなければ・・・ナナリーに手を出した瞬間お前をこの世から消してやるからな・・・)

547 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 19:55:43 ID:eklUeyQG
支援

548 :ナカオケンタロウ21歳 ◆ym.lHDAxZw :2008/08/11(月) 19:56:52 ID:g2KUsjNC
しかし、2人はルルーシュに気付くことなく折り紙を続けていた。
「これはこうですか?」
「ちょっと違うね。ここはこうするんだよ。」
折り方を教えようとライの手がナナリーの手に重なる。
2人の居る空間だけが別次元になっていた。

(なんだ。あの空間は!止めなければならないのに体が動かない!)
ルルーシュの体は自分の意思を無視し、動かなくなった!
「何なのだ?あの男は?」
そんなルルーシュに誰かが話しかけてきた。
「あいつはライだ。記憶喪失の男でナナリーを汚そうとしている男だ!」
「どこの馬の骨かも分からん奴ということだな。何故お前は止めぬ?」
「体が動かないんだ!」
「相変わらず、体力面が弱いモヤシだな。」
「貴様・・・誰に向かって言っている!」
ルルーシュが後ろを振り向いた。そこに居たのは・・・

「ワシだ!お父さんだぞ!」
そこに居たのは、神聖ブリタニア帝国皇帝シャルル・ジ・ブリタニア。
「お前が何故ここに居る!?」
「お父さんに向かって、その口の利き方は!必殺皇帝クロー!」
皇帝がルルーシュの頭をギュッと握り締めた。
「あがががががががが!脳が出る出る!父上ごめんなさい!」
「分かれば良いのだ。分かれば!」

549 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 19:57:27 ID:eklUeyQG
支援

550 :ナカオケンタロウ21歳 ◆ym.lHDAxZw :2008/08/11(月) 19:59:46 ID:g2KUsjNC
皇帝クローから解放されたルルーシュは疑問に思っていたことシャルルに尋ねた。
「ぜぇぜぇ・・・それで何故父上はここに?」
「特区日本の訪問の為だ。今のブリタニアの体制に一石を投じようとしているものであろう?この皇帝自らの目で見とこうと思ってな。」
「父上・・・」
「時というものは流れる。今のブリタニアの体制が変化の時に来てるのかもしれん。
ワシはそれを見届けなければならないのだ。」
「そこまで考えてこのエリア11まで・・・」
「というの建前だ!本当の目的は可愛いナナリーに会いに来たのだ!」
ルルーシュは派手にズッコケた。
「あんたアホか!皇帝だろうが一応!」
「そうだが、その前に一人の父親でもあるのだ。可愛い娘に悪い虫が付くの防がなければならないのだ!
あの男を抹殺してくれるわ!」
「初めて意見が一致したようですね。父上・・・いや父さん!」
ルルーシュは手を差し出した。
「おお、息子よ!共にあの男を抹殺するぞ。」
シャルルとルルーシュは硬い握手を交わした。
ここに最強の親子タッグ(シスコン、親バカ)が誕生した。

551 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 20:00:35 ID:eklUeyQG
支援

552 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 20:00:38 ID:rUXqg2BY
支援

553 :ナカオケンタロウ21歳 ◆ym.lHDAxZw :2008/08/11(月) 20:04:25 ID:g2KUsjNC
「どうしました?ライさん。」
「いや、何かとんでもないことが起きそうな気がしたんだけど・・・」
「そうですか・・・でも何が起きても私がライさんを守りますよ!」
「ありがとう。僕も全力でナナリーを守るよ。」
「はい。頼りにしています。」

ライとナナリーの運命はいかに!続く?

554 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 20:06:48 ID:rUXqg2BY
>>553
GJ!
皇帝ウケルwwww
ルルーシュと硬い握手とかww
たしかにこんな世界きてほしいなぁ(遠い目)

555 :ナカオケンタロウ21歳 ◆ym.lHDAxZw :2008/08/11(月) 20:06:56 ID:g2KUsjNC
これにて終了!
ナナリーはきっと生きてるはず!という希望を持って書きました。

皇帝が親バカであってほしいという、希望もあります。
それではまた。

556 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 20:07:39 ID:rUXqg2BY
投下終了宣言前に感想かいちゃった・・・
スイマセン・・・

557 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 20:12:47 ID:d3manlRa
>>555 ナカオケンタロウ21歳卿、GJでした!
お父さんだぞに盛大に吹いたww そして必殺皇帝クローwww
面白おかしい優しい世界、ヤベェ、早く続きがみたい
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

558 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 20:19:45 ID:Y58oMq7j
皇帝陛下あのカッコで学園に来たのかwww

559 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 20:20:04 ID:cVeL5GXc
>>555
GJ しかし、「続く?」って・・・
ぜひ、この最強の親子タッグを返り討ちにする続編を希望

560 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 20:24:21 ID:eDmkMzZr
500達成から2時間でもう2つの投下……もはや言葉もありませぬw

>>512 えっ、ちょっと待ってください。本文中に500という数字が出てきたのは意図的なものであって「お、この人狙ってたな」と思ってたんですけど。
……全くの偶然と!?だとしたら何たる運命の巡り合わせか……!矢張りこのスレは凄い、そして素晴らしい!

561 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 20:38:37 ID:eklUeyQG


>>535
GJです!復讐者と化したスザクはもう性格まで変わってるwww
僕も真っ黒なスザクに違和感が無いw
あと僕もこのスザクなら俺の方が合ってると思います
次の投下をお待ちしております
>>555
GJ!!僕もお父さんだぞに盛大に吹いたwww
というかあのカッコで学園に来て誰も気が付かなかったのかwww
次の投下を全力でお待ちしております

562 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/11(月) 20:48:43 ID:eDmkMzZr
>>555 ナカオケンタロウ21歳卿 タイトルがありませんが、無題で宜しいのでしょうか?

563 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:06:32 ID:4k+9uPSB
>>555
GJだぜ
こんな皇帝見たことないwwww
続きが気になるww

9時20分くらい投下します。
支援お願いします

564 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:10:56 ID:cpRnGhaV
承知

565 :萌は文化:2008/08/11(月) 21:21:43 ID:4k+9uPSB
では時間で投下します

ライマーユニーのシリーズでタイトル「重大発表」です

注意点はギャグでキャラ崩壊が酷いです。

では投下

566 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:23:43 ID:eklUeyQG
支援

567 :萌は文化:2008/08/11(月) 21:25:43 ID:4k+9uPSB
黒の騎士団の会議室

ここでは今、『魔法少女ライマーユニー』の制作スタッフによる会議がおこなわれていた。

「では、こちらのデータをご覧ください」

ディートハルトが言うとモニターに売上のデータが表示された。

「我々の予定値を大きく上回り、現在では黒の騎士団の収入源の4割に達しています。おかげでDVDの生産が追いつかず嬉しい悲鳴です」

おおー、と部屋中から歓声と拍手が起こる。

「さらに女性をターゲットにした番外編、ライマーユニーの正体であり主人公ライのホストクラブでアルバムをしながらNo.1ホストを目指すという『狂王』も我々の想像以上の結果になっております!」
「素晴らしい! 素晴らしいぞディートハルト!! やはり貴様は優秀だ! フハハハハハ!!」

予想以上の結果に高笑いするゼロ。

「ハァ〜、僕としては最初から魔法少女じゃなくてホストドラマで始めてほしかったな。この企画」
一人暗くなっているライを朝比奈が肩を叩いた。

「それは無理というものだよ。あくまで魔法少女で知名度が上がったからホストドラマもヒットしたのさ。最初からホストドラマだとゲットーで出しても売れないと思うよ」


568 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:26:41 ID:eklUeyQG
支援

569 :萌は文化:2008/08/11(月) 21:28:37 ID:4k+9uPSB
「うーん、そんなものかな?」
「そんなもんだよ。それじゃあ僕は脚本の打ち合わせがあるから」

そう言って朝比奈は打ち合わせのため会議室を後にした。

「さて、それでは『魔法少女ライマーユニー』の2巻の発売日ですが……」
「その件だが私から重大な発表がある!」

ゼロが立ち上がるとモニターの前に出た。

「突然だが『魔法少女ライマーユニー』のDVD2巻は都合により発売は無期限延期を発表する」

ざわざわと会議室内が騒然としだす。

「そして私は宣言する! 『魔法少女ライマーユニー』劇場版制作決定だ!!」
「「「何っー!!」」」

会議室中から絶叫が響いた。

「内容は1巻の内容から2巻の終わりまでを新規映像でお送りする! そのため2巻の発売は無期限延期だ!」

何を血迷ったのか!?
ゼロは劇場公開を発表した。

「しかしゼロ! いくなんでも反ブリタニア描写があるこの作品が劇場公開してくれる場所など……」

どうやらディートハルトも知らなかったらしく、ディートハルトはゼロをなだめるように言った。


570 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:28:48 ID:d3manlRa
全力全開支援!

571 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:28:51 ID:eklUeyQG
支援

572 :萌は文化:2008/08/11(月) 21:32:35 ID:4k+9uPSB
「問題ない。どうやらブリタニアにも熱烈なファンがいるらしくてな。あちら側からコンタクトがあったのだ。是非に、とな……」

ゼロの言葉に巨大な歓声があがる。

「そうだ! 日本が解放される日は近い! 皆、全力で製作にかかれ!!」
「イヤ、日本解放と何も関係ないでしょこれ」
「甘いなライ」

ゼロが言うと後ろのモニターに日本解放までの流れが表示された。

「つまり、 ブリタニアで人気→ブリタニアが続きを求める→製作は黒の騎士団→ブリタニアが黒の騎士団に頭を下げる→日本独立を条件に我々が製作する→日本解放!! まさに完璧な作戦だ!」
「アホかーー!!」

ゼロのご都合主義にライは叫んだ。

「素晴らしいですゼロ!」
「流石ゼロだ。我々の常識を遥かに越えている!」

何故か泣きながら感激する藤堂とディートハルト。
ライはついて行けずに頭を痛めた。

「しかし、すでに完成したDVDはどうしますか? 無駄にするのももったいないですし……」
「ならば今すでに作ってある2巻のDVDは来週発売予定のライマーユニーフィギュア3種類全てに応募券を入れ、抽選でプレゼントするのだ」

573 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:32:53 ID:eklUeyQG
支援

574 :萌は文化:2008/08/11(月) 21:35:51 ID:4k+9uPSB
「なるほど! それなら無駄にならないし、フィギュアの売上が上がりますね!」
「ゼロ、ならばライマーユニーだけでなく狂王ライのフィギュアにも応募券を入れたほいがいいのでは?」
「流石だな藤堂よ。よーし、それじゃあそれで行くぞ! 皆これから忙しくなるぞ」
「「「おー!!」」」

いつからか、烏合の集でしかなかった黒の騎士団は強い結束力が生まれてた。

「ねぇ、レジスタンスしようよ……」
「無駄よライ。誰も聞いてないわ」

シクシクと涙を流すライ。
カレンはライを励ますため優しく抱きしめた。

575 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:36:42 ID:eklUeyQG
支援

576 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:38:04 ID:d3manlRa
抵抗してるじゃないか、常識に
支援

577 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:38:25 ID:oigpl3Qa
ひどい商法wwwwってよくありそうだ
支援

578 :萌は文化:2008/08/11(月) 21:39:05 ID:4k+9uPSB
ブリタニア軍施設

ギルフォードの部屋ではダールトン、ジェレミア、ギルフォードの3人が仲良くライマーユニーのDVDを見ていた。

「聞いたかギルフォード、ライマーユニーが映画化だそうだぞ」
「はい、私も聞きました。しかし、良く許されましたね」
「なんでも、皇族内でも大流行らしくてな。意外とあっさり通ったらしい」

いいのかブリタニアと思いながらも内心嬉しさが隠せない3人。

「おっ、ギルフォード卿、貴公も新作のフィギュア買ったのだな」

ジェレミアは飾られていたフィギュアを手にした。

「触るな! まあ、映画で公開されるとはいえ、早く続きを見たくて抽選に応募するためにな。残念ながら当たらなかったが…」

フィギュアを元に戻しながら言うギルフォード。
その顔はホントに残念そうである。

「なんだ貴公もか。私も色違いまで買って送ったが当たらなかった」
「なんだ、ならばここの3人は全滅か」

どうやらジェレミアとダールトンも応募したらしいが誰も当たらなかったらしい。

579 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:40:27 ID:eklUeyQG
支援

580 :萌は文化:2008/08/11(月) 21:45:08 ID:4k+9uPSB
「ハハハ、残念だな。ところでギルフォード卿、貴公は『狂王ライ』は見たか?」

ジェレミアが聞くとギルフォードは首を横に振った。

「いいえ、私はライマーユニーが出ない作品に興味はない」
「何、それはもったいない。ライマーユニーとは違った面白さがあるぞ。それにライがライマーユニーになってホステスの仕事をする場面もあるぞ」
「何! 今すぐ買いに……!」
「まあ、待て今回は私が『狂王』を持って来た。ライマーユニー見てから共に見よう!」
「ジェレミア卿…」

ジェレミアとギルフォードは硬い握手を交わした。

「ハハハ、なら今日は朝までリレーで見るとするか」

ダールトンがDVDをつけてから数分後、場面はクライマックスになり、皆真剣に見ていたその時……!

「ギルフォード、ギルフォードは居るか?」

突如、コーネリアが入って来た。

「む、ダールトンとジェレミアも居たのか。………何しているのだ3人とも?」

テレビ画面を必死に隠すためテレビに張り付く3人。
そのせいで逆に怪しさ全開である。

581 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:46:02 ID:d3manlRa
おっさんトリオwwwww
支援

582 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:46:02 ID:eklUeyQG
支援

583 :萌は文化:2008/08/11(月) 21:51:44 ID:4k+9uPSB
「いえ、なんでも……」
「姫様、それで一体何用で?」
「ああ、実はな……」

キョロキョロとどこか挙動不審なコーネリアが口を開いた瞬間。

「お姉様! ライマーユニーの2巻が当たった人が居ましたよ! ヴィレッタさんが持っているそうです!」
「「「!!?」」」

息を切らし、ユーフェミアがやって来た。
そしてユーフェミアの発言に3人は目の色を変えた。

「何! よし、よくやったユフィ。今すぐヴィレッタに見せてもらいに行くぞ!」
「ああ、ライ様。今私達が行きますわ」
「「「姫様!!」」」

呼び止められコーネリアが振り返るとギルフォードら3人は跪いてコーネリアを見ていた。

「是非とも、私達もライマーユニーを……」
「そうか、お前達もライ様のファンだったのか……。いいだろう! 全員、今から私の部屋で今日は朝までライ様のDVDをリレーするぞ!」
「「「イエス、ユア、ハイネス!」」」
「それじゃあ、ヴィレッタさんに借りに行きましょう」
「「「イエス、ユア、ハイネス!」」」

こうして、この後にヴィレッタも参加して仲良く朝まで仲良くDVDを見るコーネリア達であった。

584 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:52:56 ID:eklUeyQG
支援

585 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:53:09 ID:d3manlRa
支援wwwwwwwwwww

586 :萌は文化:2008/08/11(月) 21:54:30 ID:4k+9uPSB
おまけ

皇帝「ヌアッハハハハ! あやつめ、やりおったな!!」
V.V「シャルルどうしたの? ああ、DVDが当たらなかったのか。フィギュアを一つ10個以上買ったのにね」
皇帝「ヌアッハハハハ!」
V.V「ところでこのフィギュア邪魔だから捨てていい?」
皇帝「あやつめ、やりおったな!!」
V.V「わ、わかったよ。捨てないから安心してよ」

587 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 21:55:57 ID:d3manlRa
笑いが止まらないw
支援

588 :萌は文化:2008/08/11(月) 22:01:08 ID:4k+9uPSB
以上で終了です


段々我ながらテキトーな文章になってるな……もっと真面目にやろ。

次回は『劇場版 魔法少女ライマーユニー(仮)』の内容の予定です

支援ありがとうございました。

589 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:05:29 ID:d3manlRa
>>588 萌は文化卿、GJでした!
無茶苦茶平和な手段で日本独立可能な気がするww
ブリタニアしっかりしろww そして何気にライを様付けで呼ぶコーネリアwww
皇帝ww自重しろwwwww
劇場版、一体どんな内容なのか、楽しみで仕方ありません
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

590 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:09:46 ID:hwmGU2vc
>>588
GJ!もはやレジスタンスじゃねえwwそしておっさん三人、騎士の誇りはどこへやったww
と思ったらネリ様にユフィ、ヴィレッタさんまでww
大変面白かったです。

さて、22:25頃から投下したいのですが、いいですか?

591 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:14:50 ID:fucQ/0jR
>>588
萌えは文化卿GJ
ネリ様まではまるとは。しかし、狂王ライを見たネリ様はホストクラブを建てさせ、ライを永久指名するのだろうか?


592 :ナカオケンタロウ21歳 ◆ym.lHDAxZw :2008/08/11(月) 22:15:43 ID:Ox7tT/eq
>>588 ライマーユニー見たいわw

>>562タイトルは「父来日」でおねがいします。

593 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/11(月) 22:20:04 ID:eDmkMzZr
>>592 ではその形で保管しました、領地より確認できます。次回の投稿を楽しみにしております!

594 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:27:08 ID:79wRKH3Z
>>588
ライマーユニー恐るべし、そして大丈夫か黒の騎士団、大丈夫なのか神聖ブリタニア帝国

>>590
支援いたします。

595 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/11(月) 22:30:34 ID:hwmGU2vc
ありがとうございます、そろそろ投下します。

作者:余暇
タイトル:夏の小悪魔
カップリング:ライ×カレン
設定:騎士団編カレンEND後

〈注意〉
・ただイチャイチャするだけといっても過言ではない話です。
・ストーリーにこれといった起伏はありません。

596 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:31:50 ID:fucQ/0jR
支援

597 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:31:54 ID:79wRKH3Z
支援

598 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:32:49 ID:eklUeyQG
ただイチャイチャそれがいいw支援

599 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/11(月) 22:33:28 ID:hwmGU2vc
『夏の小悪魔』

「ふー、暑いな。」
僕は待ち合わせ場所で汗を拭いていた。今日は恋人であるカレンと映画館へ行く約束をしている。
それにしても、今日は朝から暑い。まさに夏真っ盛りだ。
「お待たせ、待った?」
そこへ、カレンがやってきた。彼女は胸元の大きく開いた花柄のキャミソールワンピースの上にカーディガンを羽織り、ひざ丈のパンツをはいている。
女の子らしいかわいらしさと相まって、その豊かな胸の谷間が大人の色っぽさを醸し出している。
「いや、ついさっき来たばかりだよ。それにしても暑いな。」
「そうね、でも仕方ないわよ。だって夏ですもの。」
また夕立でも降るのかな。一応折りたたみ傘は持ってきてあるけど。
「さあ、行きましょう。」
カレンはそう言うと、自分の腕をからませるように僕の手を取り、体を寄せてきた。柔らかい胸が腕に当たり、かなり恥ずかしい。
「あ、あのさカレン。」
「ん?何?」
「えーと、その、胸が当たってるんだけど。」
すると、カレンはクスッと笑った。
「ふふっ。何よ、今さら恥ずかしがってるの?私たちの仲じゃない。」
「いや、そうなんだけど。周りの目とかさ、気にならないの?」
「気にならないと言えば嘘になるけど、あなたをしっかり捕まえておきたいから。いつどこであなたを狙う女性が現れるかわからないもの。」
「まさか。僕なんかに興味を持つ女性なんていないだろ。」
「もう!相変わらずわかってないんだから。あなたみたいな男性はね、女性から見たらすごく魅力的なんだから。」
「そう言ってくれるのは嬉しいけど、僕には自分がそんなに魅力的とは思えないな。」
「はあ……。まったく頑固なんだから。まあいいわ。行きましょう。」
僕たちは、映画館へ行くことにした。その間、カレンはずっと体を密着させてきて、
僕は周囲の視線を感じて赤面しつつ、彼女の柔らかいぬくもりを肌で感じていた。


600 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:33:37 ID:yzyy++Ae
支援。やっほーい待ってました!

601 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:35:11 ID:bHc/3CdU
支援

602 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/11(月) 22:36:12 ID:hwmGU2vc
『じゃあな、月下マン。俺の大事な戦友。』
ドカーン!!
『テンさーん!!』

『さらばだテンさん。同じ釜の虫を食った日々を、俺は決して忘れない。
先にそっちで同胞と宴会でも開いててくれ。俺はまだ、そっちへ行けそうにないからな。』
                                     
                                      『完』

「本日は、ご来館いただきまして、まことにありがとうございました……」
映画の上映が終わり、観客が続々と出ていく中、僕とカレンはまだ座席に座ったまま、映画の余韻に浸っていた。
「ぐすっ…。いい映画だったね。」
「ああ、僕もさすがにグッときたよ。」
カレンは感動の涙を流し、僕は胸に熱いものがこみ上げてきていた。
「かつては敵だった月下マンを友と認め、最後は首領を道連れにして自爆したテンさん。見事な生き様だった。」
「ラストの岸壁のシーン。墓標に月下マンが語りかけるセリフが反則よね。私、あれで一気にきちゃった。」
僕たちが見ていたのは、『劇場版月下マン・虫食い挽歌』。もともとは子供向けヒーロー物だが、ストーリーが面白く、大人にも人気があった。
「さあ、そろそろお昼を食べに行こうか。」
「ええ、そうね。」
僕たちは映画館を出て、レストランへと向かった。


603 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:36:30 ID:eklUeyQG
支援

604 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:38:28 ID:fucQ/0jR
siwn

605 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/11(月) 22:38:56 ID:hwmGU2vc
僕たちはレストランでスパゲティを食べていた。
「ふむ、ここは来たことないけど、意外とうまいな。」
「そうね。本当は日本食が良かったんだけど。」
特区が成立したとはいえ、まだ日本食のレストランは租界には出てきていなかった。
表面上は日本人に対する差別はなくなったものの、日本文化が表舞台に復活するにはまだ時間がかかりそうだ。
「ごちそうさま。」
「あれ?カレンもう終わったの?やっぱり早いな。」
「む!やっぱりって何よ!どうせ私は大食らいですよーだ!」
頬を膨らませるカレン。しまった、余計なこと言った。
「悪い、言いすぎた。僕が食べるのが遅いだけだよな。カレンは普通だ。」
「ふん、そうよ。私は男基準で普通ですよ。」
あーあ、へそ曲げちゃったよ。後で埋め合わせしないとダメかな。
「ごちそうさま。」
僕もようやく食べ終わった。
「あ、ライ。口の周りにクリームがついてる。」
「え?」
カレンがテーブルの反対側から身を乗り出し、ナプキンで僕の口の周りを拭いてくれた。
かがんだ姿勢でいるため、彼女の見事な胸の谷間が目の前にある。
(ちょっ……!近い、近いって!でもこれは何か……いいかも。)
「ほら、終わったわよ。ライ?」
「………。」
「ライ!」
「はひっ!?」
しまった、つい見とれてしまって、呼ばれているのに気づかなかった。
「もう、何ボーッとしてるのよ。ま、あなたのことだから、どうせまた見とれてたんでしょうけど。」
そう言いつつ、胸元を手で押さえるカレン。僕は言い返すことができない。
「……すまない。」
「まあ、いいわ。行きましょう。」
僕たちはレストランを出た。どうも、カレンのペースに乗せられている気がする。


606 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:39:11 ID:rIUgiDe0
支援

607 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/11(月) 22:41:08 ID:hwmGU2vc
僕たちはまた租界を歩いていた。太陽の光がまぶしい。そして僕の腕には、相変わらずカレンの柔らかい感触が。
「なあ、やっぱり離れてくれないの?」
「あら、本当は離れて欲しくないくせに。この……」
カレンは僕の耳元で何かをささやき、それを聞いた僕の顔は真っ赤になった。
いや、確かに否定はできないが、そんな面と向かって言われると困る。
「何も言わないってことは、肯定なわけね。」
「否定は…できないかも。」
「じゃあ、ずっとこうしといてあげる。」
そう言ってカレンは、さらに胸を密着させてきた。頼む、あまり僕を悩ませないでくれ。
「あ……。」
カレンはブライダルショップの前で足を止めた。ショーウインドウの中には純白のウェディングドレスが飾られていた。
「へぇ、きれいね。」
ウェディングドレスに見とれるカレン。この辺はやっぱり女の子だな。
「やっぱり、こういうのって憧れるものなの?」
「そりゃあね、女の子なら一度は憧れるわよ。」
ウェディングドレスを着たカレンを想像する。もしその隣に自分が立つことができたならば、どれだけ幸せなことだろう。
自分が彼女の夢をかなえたい。そう思った僕は、カレンの肩を抱き寄せた。
「ライ?」
「いつか君の憧れが現実になるといいな。そしてその時、自分が君の隣にいることができたら、きっと最高に幸せなんだろうと思う。
そのために、僕は君の夢をかなえたい。今すぐには無理だけど、いつか必ずカレンの夢をかなえてあげるから、それまで待っててくれるかい?」
カレンは大きく目を見開いた後、嬉しそうに僕の腰に腕を回してきた。
「……うん、待ってる。だから、必ず迎えに来てね。」
僕たちは周りに見えないように一瞬だけ唇を交わすと、また肩を組んで歩き出した。


608 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:41:42 ID:bHc/3CdU
支援

609 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/11(月) 22:42:58 ID:hwmGU2vc
僕たちはアイスクリーム屋の前を通りかかった。
「ねえ、ライ。アイス食べようよ。」
「そうだな、暑いしね。」
僕はバニラを、カレンはストロベリーを注文し、近くの公園で食べることにした。

公園のベンチに座り、僕たちはアイスを食べていた。ふむ、甘くておいしい。
「ねえ、そっちのアイス、少しだけちょうだい。」
「僕のアイスを?でもどうやって分ければいいんだい?」
「あなたのアイスをこっちに差し出して。」
僕はわからないまま、カレンの目の前にアイスを差し出した。すると……。
パクッ。
「ええ!?直接食べた?あ、でもそうするしか方法はないか。まったく大胆な……。」
「うん、ありがとう。じゃあお返しに私のアイスもあげる。はい。」
そう言ってカレンは自分のアイスを僕に差し出す。
「い、いいのか?」
「いいわよ。あ、もしかして恥ずかしい?」
「そ、そりゃあね。だってこれって、間接キス……。」
「あら、『直接』は人前で堂々としてきたくせに、『間接』はどうしてダメなの?」
カレンはいたずらっぽく笑った。僕は、さっきのブライダルショップ前で自分がしたことを思い出し、赤面した。
良く考えれば、大胆なことをしたものだ。
「ほら、どうぞ。溶けちゃうわよ。」
「えっと、それじゃあ……。」
僕はおそるおそるストロベリーのアイスに顔を近づけた。そして。
パクッ。うむ、すごく甘い。いろんな意味で。
「どう、おいしい?」
「うん、甘くておいしい。あと、顔が熱くなるくらい恥ずかしい。」
「そう?実は私もなんだ……。」
確かにカレンの顔も赤い。
「じゃあ、どうしてこんなことを?」
「ふふっ。一度やってみたかったの、それだけ。」
やっぱりそうだ。僕は完全にカレンのペースに乗せられている。


610 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:42:59 ID:yzyy++Ae
支援

611 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:45:03 ID:bHc/3CdU
支援

612 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:45:15 ID:eklUeyQG
支援

613 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/11(月) 22:45:51 ID:hwmGU2vc
ザアア……。
夕方になると、通り雨が降ってきた。僕は持っていた傘にカレンを入れ、彼女を自宅まで送っている途中だった。
冷たい雨をよけるように二人は身を寄せ合い、互いの体温を感じ合っていた。僕はいつの間にか、恥ずかしさを忘れていた。
「やっぱり降ってきたか。傘を持ってて良かったよ。」
「ええ、ライのおかげで助かったわ。でないと今頃、二人ともずぶ濡れよ。」
やがて二人は、シュタットフェルト家の屋敷の前についた。雨は小降りになっていた。
「ありがとう、今日は楽しかったわ。」
「僕の方こそ楽しかったよ。それより、一つ質問してもいい?」
僕はずっと抱えていた疑問をぶつけた。
「どうして、あんなにスキンシップを図ってきたの?間接キスにしてもそうだ。
今日の君はすごく積極的だった。それこそ、僕も無意識にその気になってしまうくらいに。」
「あなたにもっと積極的になって欲しかったから。もっといろんな愛情表現して欲しいのに、あなたはいつも恥ずかしがってばかり。
だから、あなたをその気にさせたかったの。そう言う意味では、今日のデートは成功ね。私自身もかなり恥ずかしい思いをしたけど。」
「そうだったのか……。」
確かに、僕はいつも周りの目を気にしてばかりで、二人きりの時以外はあまり愛情表現をしていなかった。
でもカレンはその現状に不満を持っていて、今日でそれを打破しようと、恥ずかしいのを隠して思いきったことをしてきた。
僕はその想いに応えてあげなくちゃな。
「カレン。」
僕はカレンの体を力強く抱きしめた。いつもは気になって引き気味だった胸の弾力も、今日はしっかりと受け止める。
「ライ?」
「今日、君のおかげでわかったよ。本当は僕も君と同じ気持ちで、もっと君に触れていたいことを。
なのに周りにどう思われるかが怖くて、それができてなかった。これからは君も一緒だから大丈夫。
もっと自分の思うように『君が好きだ』って伝えるよ。」
「ありがとう、じゃあ私もそうする。もっともっと、『あなたが好き』って伝えてあげる。」
僕たちはいつまでも抱き合った。雲は晴れ、虹が空にかかっていた。


614 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:46:04 ID:bHc/3CdU
支援

615 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:47:15 ID:fucQ/0jR
長文だな。支援

616 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:51:13 ID:rIUgiDe0
……長文は猿がやって来やすいのだろうか?
支援だ。

617 :余暇 ◆kkvclxzIds :2008/08/11(月) 22:51:25 ID:hwmGU2vc
以上です、支援ありがとうございました。
多分に自分の趣向と言いますか、「こういうシチュになりてえ」ってのが含まれてますw
何せ、自分の作品中のちょい変態なライは、自分の分身みたいなもんですからw

しかしホントにこういうのしか書けねえ…。

618 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/11(月) 22:53:09 ID:eDmkMzZr
余暇卿GJ!お疲れ様です!当然ながら保管完了!

そして、おめでとうございます。現時点を以て、貴方の作品が26に達しました。
規定に従い、第2地区を創設致しましたので、領地よりご確認ください。

それにしても、初投下が7月14日でもう26とは……!もし、モチベーションの持続の秘訣などがあるならば教えて頂けないでしょうか?

619 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:54:33 ID:fucQ/0jR
>>617
甘〜いSSありがとう。こういう作品もひとつのジャンルだし、いいんじゃないですか。
自分はもっぱら、ルル虐待してるし。

620 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:55:25 ID:rUXqg2BY
余暇卿GJ!
甘い、甘いよー!
こういうシチュは確かにいいねぇ

ライカレ万歳!!!

621 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:55:36 ID:yp+5999z
>>613
GJ!…甘い!甘すぎる!
こういうシチュ体験してみたい!

さて、23:05分より投下しようと思いますが大丈夫でしょうか

622 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:57:07 ID:rUXqg2BY
支援します

623 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:57:15 ID:fucQ/0jR
支援します。こっちは1時ぐらいに投下しようかな?下書き完成したけどワードに打ち込んでないし。

624 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:57:24 ID:bHc/3CdU
>>617
毎回卿のライカレにニヤニヤされっぱなしですGJ。

625 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 22:59:55 ID:d3manlRa
>>617 余暇卿、GJでした!
甘い……のだが、劇場版月下マンの内容がかなり気になるんですが
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

>>618 凄っ!
……阿修羅をも凌駕する投下ですね、余暇卿!


俺もレポート書き上げて頑張ろう、ただ期限までに完成しそうにないのは何故?
A.サボってたから
……やぁってやるぜぇ!

626 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:00:09 ID:hwmGU2vc
>>618
お疲れ様です、そしてありがとうございます。
おお、ついに第二地区が自分に与えられたか!
もっふー卿の領地に第二地区が創設されたのを見て以来、
「自分もいつか、こんな風に!」との一心でした。やったよ……。
モチベーション持続の秘訣、それは…HENTAIだからですwww

627 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:02:01 ID:fucQ/0jR
>>625
ドンマイ。しかし、間違ってもフレイヤをうとうとするなよ。

628 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:03:55 ID:d3manlRa
>>626 なるほど
……どうやったらHENTAIになれるんだろう
頑張ってもORANGEもどきにしかなれないorz

629 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/08/11(月) 23:06:14 ID:yp+5999z
いつものように注意点
・この前の執事ライではありません
・バックアップ取って無くてデータ飛ぶとかねーよ雷の馬鹿
・ギアス劇場が土曜の昼とどきました
・アーニャエンドドコー?
・何故ギアス劇場ではルルカレ前提なのか凄く気になる
・だが設定で言うとカオスに出来そうなのが物凄く残念
・アホ過ぎる話
・とってもカオス
・一杯書いてきたけど一番カオス
・いつか書きたいと思ってた
・モニカのキャラ捏造注意
・ブリタニア皇族ぶっ飛びすぎなので注意

タイトルは「山と里、それと…」
カップリングは…多分無いですね

630 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/08/11(月) 23:07:53 ID:yp+5999z
円卓会議
…それは、年に数回行われるラウンズの会議。ちなみに今日はその開催日だ
主催のナイトオブワン、ビスマルク・ヴァルトシュタイン卿の元会議や会食…
いや、会議というか会食というかまぁ、ぐだぐだ近況報告をする場
というか会議という名前の割には会議らしいことをしていない気がする

「今回は集まりが悪いですね…」
「仕方が無いとは思えん…もしかしてライ、理由を知らんのか?」
「いや、わかりませんが…」
「…ナイトオブツーは『amazonから荷物が届くまで参加しない』と!」
「…konozamaでも食らったんですかね」
「フォーは『冨樫が復帰したら本気出す』!!」
「…働くのを嫌がっているようにしか見えないですね」
「ファイブは『働いたら負けかなって思ってる』!!!」
「…仕事しましょうよ…」
「エイトは『コミケ行くんで休む』!!!!」
「…駄目だこのラウンズ、早く何とかしないと…」

…いや、まぁ重要なことは何一つ(いや少しはあるかもしれない)話し合わないし
基本的に部屋に篭っててもいい気がする…が、これはひどい

631 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:07:53 ID:rUXqg2BY
支援

632 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:08:31 ID:eDmkMzZr
>>626 なるほどHENTAIですかw 私のような一般人には遠く及ばない境地ですなw

ところで、皆さんがピンクもふもふ卿を「もっふー」って言ってるのって、大元の原因は私のネタなんだよなあ。
ご本人が気を悪くされてないか心配になってきた(もう遅いか?)。

……投下宣言来ましたね。支援します。

633 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/08/11(月) 23:09:30 ID:yp+5999z
「ナイトオブセブン、柩木スザク、ただいま到着しました
 …ってあれ?みんなは?」
「…konozamaやらニートやらコミケで忙しいらしいよ」
「…いや、後アーニャとノネットとジノとモニカとルキアーノは来るはずだが…」

…3人だけは避けたい、会話がないからね…
滅多に話さないヴァルトシュタイン卿、そして話すとゼロの文句が出るスザク
…対応に困るのはきっと僕だけじゃないはず

「ジノ・ヴァインベルグ、ただいま参上!」
「お前は馬鹿かジノ、…やぁライ、スザク」
「ノネットさん!ジノ!」
「…私も居る」
「私も忘れないで欲しいな…」
「いや、お前ら今来たばっかグベブゥ!」
「あ、あははは…ごめんアーニャ、モニカ、後ルキアーノさん」
「…俺はついでか…」
「ブラットリー卿、…とりあえずトマトジュースを持ってると非常に変に見えますよ」
「柩木卿!それは言うな!」
「…まぁ、これだけ揃えばいいか…」
「…ライ、もしかしてこのメンバーだけなのか?」
「その通りだよジノ」

…まぁこのくらい揃えばいいかな…?

634 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:09:34 ID:fucQ/0jR
支援。
トゥエルブちゃんのキャラ不明だよね。

635 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:09:41 ID:rUXqg2BY
しえんww

636 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/08/11(月) 23:11:05 ID:yp+5999z
「…で、今日は…」
「ねえねえライ!今度の休み空いてる!?」
「モ、モニカ?…いや、空いてるけど…」
「ふふっ、ココに映画のチケットが2つあるの。…ちょっとホラーな奴だからさ、出来れば一緒に見て欲しいんだ…」
「…モニカ、抜け駆けはよくない」
「えー?なんで」
「…今度の休み…買い物に付き合って欲しいんだけど、いい…?」
「…あの、ヴァルトシュタイン卿が話してるって、
 というか二人とも腕絡ませないで」
「……ゴホン!その為…」
「ライ、模擬戦しようぜ模擬戦!」
「待てジノ!私が先に模擬戦をしようとしたのに!」
「まだ時間はたっぷりあるだろうノネット?」
「なら先を譲ってくれよ!」
「お前は保護者権限でいつでも出来るだろ!」
「…話を聞いているのか?」
「ライ、実はオセロで勝てなくてちょっと手伝って欲しいんだけど…」
「自分に負けてどうするんだいスザク。…それよりも話聞こうよみんな」
「…もういい、どうでもいい。頭痛くなってきた、…私は少し薬を飲んでくる
 ライ、後は任せた…」

この人本当に苦労してるなぁ…
…ごめんなさいヴァルトシュタイン卿

637 :タイトルの理由=これ:2008/08/11(月) 23:11:41 ID:yp+5999z
「俺は空気か!…ん?おいライ」
「何ですかルキアーノさん、トマトジュースはありませんが」
「何故俺の発言がトマトジュースに直結するんだ。…いや欲しいけどな
 それよりも…何故きのこの山しかないんだ?」
「…お菓子はヴァルトシュタイン卿が適当に見繕ってたみたいですけど」
「何だよ、きのこしかねーじゃねーか…」
「…いいじゃないかルキアーノ!きのこの山はうまいんだから!」
「俺はたけのこの里の方が好きなんだ!後トマトジュースをくれ」
「…ブラットリー卿、きのこの山の方が美味しいと思うんですが…」
「そうだろう柩木!」
「…スザクは間違ってる…たけのこの里の方が美味しい」
「悔しいけど…アーニャの意見に同意するわ」
「アーニャもモニカも間違ってるって、
 きのこの山の方がうまいだろ!そうだろうスザク」
「ジノもそう思うよね」

…何この空気
ヴァルトシュタイン卿が安売りされてたお菓子を適当に買って来ただけなのに…

638 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:12:07 ID:rUXqg2BY
支援w

639 :何かもう色々とごめんなさい:2008/08/11(月) 23:12:35 ID:yp+5999z
そんな空気の中

「…やぁみんな、随分楽しそうだね」
「シュ、シュナイゼル殿下?どうしてこんな所に…」

…この人は何しに来たのだろうか
暇なら妹や弟を着せ替えたりして遊ぶはずなのに…
…って、まだ居る?

「ライ!久しぶり!……そこで腕組んでる二人、何してるの?」
「カリーヌ殿下には関係ない」
「…カリーヌ、今は…」
「ロリ上は黙ってて!」
「ロ、ロリ…」
「兄上が羨ましい…カリーヌ、もっと私を罵って」
「…あ、姉上…」
「ギネヴィア殿下、オデュッセウス殿下、それにカリーヌ?何でこんな所に…?」

それにしても相変わらず色々とおかしい兄妹だな…
シャルル、君は子供の教育を間違った気がするよ…

「いやぁ、さっきまで父上とこれからの方針を話し合っててね…」
「お父様が厳しい言葉を授けてくださったの!ああっ!ゾクゾクする…」
「…ギネヴィア、君は少し黙った方が…」
「ロリュッセウスお兄様は黙っていてください」
「ギネヴィア!?君まで酷い…」
「…ねぇライ?早くそこの女と腕を絡ませるのやめてくれないかしら?」
「カリーヌ様には関係ありません!」

…本当にこの一族は自由だなぁ…

640 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:13:08 ID:0yGgxGRi
>>632 ノ あなたも十分(いい意味で)HENTAIです!
支援

641 :山と里、それと…:2008/08/11(月) 23:14:11 ID:yp+5999z
「ん?きのこの山じゃないか…エニアグラム卿、たけのこの里は無いのか?」
「ありませんが…きのこの山で十分だと思いますが」
「シュナイゼル、僕にもきのこの山をひとつ貰えないかい?」
「ロリ上、自分で取って下さい」
「ひ、酷い…」

…オデュッセウス殿下も割りと扱い酷いな…
でもまぁこの人は仕方が無いか、部屋に幼女のポスター貼ってたし

「たけのこの里が無いの?」
「いいじゃないカリーヌ、ほら、あなたもきのこの山を…」
「姉上は黙ってて!」
「ふふっ、もっと罵って!」
「だから黙っててって言ってるじゃないですか姉上!」
「ああっ!もっと!もっと!」

…もう好きにやってくれ

「…そういえば、ライはきのこの山が好きなの?たけのこの里が好きなの?」

…アーニャ、その話を僕に振らないでくれ
かなり困る

642 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:14:37 ID:fucQ/0jR
支援。

643 :山と里、それと…:2008/08/11(月) 23:15:03 ID:yp+5999z
「そうよね、ライはどっちなの?」
「ライはもちろんたけのこの里よね?…そうじゃないと、この包丁で…」
「…当然、たけのこの里のはず…」
「たけのこの里だろう?あ、それとトマトジュースってどこに売ってたか覚えてるか?」
「まぁ、君の好みはよくわからないけど、私はたけのこの里のほうが好きだけどね」

それぞれ上からモニカ、カリーヌ、アーニャ、怪人トマトジュース、シュナイゼルの言葉
…カリーヌ、ちょっと怖いよ…?

「ライ、お前は断然きのこ派のはずだ!」
「…友達、だよね?」
「ほら、ライも一緒にきのこを食おうぜ!」
「…まぁ、個人の好みには口を出さないほうがいいと…」
「ロリュッセウスお兄様は黙ってて!…あ、でもたけのこを選ぶと…
 そうね…嫌われて…もっと私を苛めてもらって…フフフッ」

…上からそれぞれノネットさん、スザク、ジノ、ロ…オデュッセウス、ギネヴィアの言葉
…スザク、それ友達関係ないから

「…でも、そんなこと言われてもな…」
「どっちなんだ?」
「いや、…どっちも食べたことが無いんだけど…」

根本的な問題だ、というかお菓子とかは基本的に書類に当たるとまずいのでそんなに食べないのは僕だけだろうか

644 :山と里、それと…:2008/08/11(月) 23:16:28 ID:yp+5999z
「あー…そこからか…」
「それは仕方が無いな、ならば両方食べてみてそれで決めるのが一番いいだろう
 ということで俺が買ってくる、トマトジュースのついでに」
「ちょっと待ってくれブラットリー卿、もうここにきのこの山はあるからたけのこだけでいいぞ
 じゃあライ、これ食ってみろよ。美味いぞ」
「ちょっと待ちなさい!こういうものは同時に食べたほうがいいに決まってる!」
「モニカ、…一番初めはたけのこの里から」
「…そういうのは自分の判断に任せるべきだと思うんだけどね」
「シュナイゼル殿下の言うとおりだよ、ライが先にどっちを食べるか決めて」
「ライ、当然ったけのこだよね?」
「…あなたに任せる」
「いいや、きのこの山からだ!」

…これはどっちを断っても修羅場の予感しかしない
どうしようこれ、誰か助けが来る訳…無いか

「なぁにをやっておる…我が子達よ」
「父上!」
「皇帝陛下!?」

何故かシャルルがここにきた
…相当暇なんだね君も

645 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:17:45 ID:eklUeyQG
支援

646 :山と里、それと…:2008/08/11(月) 23:17:47 ID:yp+5999z
「む…どぉうしたのだ、我が騎士たちよ…
 特にラァイに腕を絡ませておる者達よ…」
「そうですよねお父様!おかしいですよね!」
「…やはり人はぁ!びょぉうどぉうでは無いな」

シャルル、そんな人の記憶を書き換えそうな目でこっちを見ないでくれ
…いや彼はそういうギアス能力者か

「…あっ、そうだお父様!お父様はきのこの山とたけのこの里どちらがお好きですか!?」

…カリーヌ、君はそこでそれを聞くかい?

「…我が娘、カリーヌよ…何故そのよぉうな事を?」
「白黒はっきりさせる為です!」

…まぁ、皇帝であるシャルルはそういう言葉を発すれば結構簡単にこの場は落ち着くか
ただその場合また互いに面倒なことになるんじゃないかな…
そしてツケは全部僕に回ってくる、と

「ふぅん…愚問だなぁ我が子よ…聞くまでもなぁい!
 コアラのマーチだ!」

…いや、せめてきのこかたけのこで答えろよシャルル

647 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:19:17 ID:eklUeyQG
支援

648 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:19:54 ID:0yGgxGRi
コアラwwwwwwwww
支援

649 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:20:57 ID:0yGgxGRi
sage忘れました、ごめんなさい

650 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:21:29 ID:eDmkMzZr
会場でエイトと鉢合わせするかも知れない支援
エイトって誰でしたっけ?

651 :ラストで猿さんとか自重してくれ:2008/08/11(月) 23:21:52 ID:yp+5999z
「コアラの…マーチ?」
「流石です父上!」
「…そうか、その手が…」

…あなたたちは何に納得してるんだ

「…まぁ、これで一件落着、かな」
「フハッハッハッハ!
 菓子如きで無用な争いを起こすとはまぁだまだだな、我が騎士達よ
 多数決や少数派などに関係はなぁい、力が強ければ意見を通しやすくなるのみ!
 多数でも力が弱ければ少数に負け、少数でも力が強ければ多数に勝つ!
 結局は力!財力、権力、そして実力……そう、力こそが全て!
 我が騎士たちよ、今の座についた全てはなぁんだ…?そうだ、力だ…
 力は平等ではなぁい!自らの意見は自らの力で押し通せ!
 オォオルハイィルブリタァニアァアアアア!」
「「「「「オールハイルブリタニア!」」」」」
「「「「「オールハイルブリタニア!」」」」」

…もうやだこの国

「ルキアーノ・ブゥラットリィよ…コアラのマーチを買って来い!」
「イエス!ユア、マジェスティ!」

………ごめん、もう帰っていいかな…?

…あ、この後普通にみんなでコアラのマーチを食べて解散しましたとさ…
…ハァ…

652 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:22:44 ID:eklUeyQG
支援

653 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/08/11(月) 23:22:55 ID:yp+5999z
…ごめんなさい
何かもう色々ごめんなさい
病み気味カリーヌとか吸血鬼だからトマトジュース好きになったテンさんとか
ロリ認定のウーたんとか色々と危ないギネヴィアとか
シスブラコン(年下限定)のシュナイゼルとか引き篭もりな名も無きラウンズとか
オォオルハイィルブリタァニアァアア!な皇帝とかもう色々やり過ぎました

本当はもっと議論させてもよかったのですが
片方(たけのこ)に偏りそうだったのでカットしました
どうでもいいけど作者はたけのこの里が好きです

…円卓会議面白かったです
もしかしたら続くかもしれない
けどもうネタが無い

さーてこの目の前に溜まった夏休みの課題どうしよう

654 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:27:42 ID:hwmGU2vc
>>653
GJ!何もかもがカオスすぎるwwwみんなそんなに暇なのかよwww

655 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:29:41 ID:fucQ/0jR
>>653
個人的には面白ければいいと思う。いや、自分の作品があまりにもネタに走りすぎてるから。
それより、夏休みの課題ね〜。

ゼロ「夏休みの課題を全力で見逃せ!」
オレンジ「辺境伯ジェレミア・ゴトバルトが命ずる夏休みの宿題を全力で見逃すのだ!いいか!?全力出だ!!」
ヴィレッタ「ジェレミア卿!?」
キューエル「血迷ったか、ジェレミ!?」

的なシーンが浮かんだが、無視しちゃ駄目だよ

656 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:30:44 ID:d3manlRa
>>653 修羅場の人卿、GJでした! 私はきのこの方が好きです
あと夏休みの課題は三日前位からやると凄まじい速度で終わりますよ
そう、全力で今、私がレポートを書いていますがごとく!

面白すぎるだろwwブリタニアww
どんだけ暇やねんww
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

657 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:33:38 ID:fucQ/0jR
>>655の訂正
ゼロ「夏休みの課題を全力で見逃せ!」
オレンジ「辺境伯ジェレミア・ゴトバルトが命ずる夏休みの課題を全力で見逃すのだ!いいか!?全力でだ!!」
ヴィレッタ「ジェレミア卿!?」
キューエル「血迷ったか、ジェレミア!?」

ギル「出ろ、オレンジ君。」
オレンジ「ギルフォード卿。誤解なのです。私は、オ、オレンジなど・・・。」
ギル「君には選択肢が二つある。本国に帰りオレンジ畑を耕すか、今すぐ夏休みの課題をするかだ!」

的なシーンも浮かんだが、無視しちゃ駄目だよ

658 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:37:16 ID:NpRtO89v
>>653
GJ!
因みに俺はたけのこの里派です
(優先順位はたけのこの里>コアラのマーチ>きのこの山)

659 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:40:06 ID:0yGgxGRi
ここでパイの実が好きだと言ってみる

660 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:42:24 ID:eDmkMzZr
>>659 ナナリーとアーニャが「それは私に対する当てつけか」と申しておられます。

661 :さげ:2008/08/11(月) 23:49:31 ID:0yGgxGRi
ならば、ボンタンアメが好きです!

662 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:49:52 ID:FVJtqHmi
>>653
修羅場の人卿!!面白かったです
もっとギャグを!癒しが欲しいんです…
またの投下楽しみにしております

しかし、昨日から今日にかけてこのギャグネタ投下量は凄いですね
それだけ…という事なのでしょうがw

>>650
つ板チョコ

663 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:50:33 ID:0yGgxGRi
何やってんだ俺orz

664 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:51:50 ID:FVJtqHmi
間違えたorz
>>660だった


665 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:55:47 ID:hwmGU2vc
しかしすごい勢いで進んでるなあ、二日で650レス越えか。
どの職人さんも精力的に投下してるからだろうなあ……
と、この二日間で三つも投下したHENTAIが言ってみる。

666 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:57:44 ID:bHc/3CdU
>>653
GJ 面白かったです。ありえないシチュなのに何で読んでて目に浮かんでくるんだ…
皇帝は公式物の盤上でも何やら壊れているらしいし、これはちゃんとキャラは立っていて面白かったw

667 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:58:19 ID:RDgGXtsU
卜部「やっぱおやつも虫だろ虫」
ライ「おとなしく死んでてください卜部さん」

668 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/11(月) 23:58:25 ID:d3manlRa
このスレは(いい意味での)HENTAIが多いなと14日間書き続けてたZENRYOKUが言ってみる

669 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:00:09 ID:eDmkMzZr
>>665 日曜日の始まりから換算したら、貴方のレスで893個目だったりしますw

670 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:01:57 ID:fucQ/0jR
いや、凄いね〜。この分じゃ明日の朝には。下書き完成したんで今から打ち込みます。完成したら報告しますので、その間は支援しつつ打ち込んでいきます。
今回も魔王ゼロになろうとあがくルルを徹底的に虐待いたします。ルルの妄想シーンで某漆黒のヘルメットを被ったキャラが出ますが・・・。

671 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:02:07 ID:oigpl3Qa
たけのこは手につくざらっぽいのが嫌だからキノコ派だな

672 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:03:19 ID:hwmGU2vc
>>669
おお、そんなにも……って、何数えてるんですかw
やはり貴方も普通じゃねえ、HENTAIだ!

673 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:04:47 ID:/uXB35BG
HENTAI祭りだ!ワッショイ!ワッショイ!

そろそろ雑談自重しようぜ

674 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:06:30 ID:/FA1mtIH
>>670
自分のルルーシュは頑張って人並みになろうとしてるんだが貴公のを見てると
こっちのも無駄な足掻きに見えてならない

675 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:06:35 ID:k/oC8/iG
完成しましたが、今日は投下しすぎなので、明日の夜にします。
仕事から帰ってからになるので11時過ぎかな…。
その時は、よろしくお願いいたします。

676 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:07:45 ID:hrzAnYYu
>>653
ブリタニア終ってるなぁww
ラウンズ・皇族・皇帝があれじゃ…ライも大変だ。
続き楽しみに待っています。

しかし、このスレの進み具合ときたら……
明日たから3日間旅行行くから、帰ってきたら大変な事になってそうで怖い

677 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/12(火) 00:09:06 ID:kFb7IlDq
                 〜業務連絡〜

来る15日から17日の3日間、更新がかなり不定期になることが予想されます(特に17日は全く不可能かも)。理由は……

  知ってる人は知っている、知らない人は知らないままでいい、あの“戦争”に出陣するからです。

そう。今までひた隠しにしてきましたが、私はあちら側の人なのです。
通常の更新は恐らく19日以降になります。ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承願います。
 ※念の為言っておきますが、決して投下の速度を緩めてくれというわけではありません

678 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:11:49 ID:k/oC8/iG
トーマス様、いってら〜♪
がんばって〜♪


679 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:14:07 ID:/FA1mtIH
>>677 なんかわからんけど頑張ってください、全力で
戦争って……めちゃめちゃ気になるんですが誰かわかる人教えて

680 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:16:36 ID:oq+L1CBL
>>679
コミケでしょ。
私も出陣予定。
あの戦場へ


681 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:16:37 ID:Zwu/Elyc
>>679
ヒント:東京ビッグサイト ヲタクの祭典

682 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:19:10 ID:WkOqtih6
>>676
俺●持ってないから旅行中もノーパ持って行くよ
作品の設定とか注意書きが後から気になったりするんで、ログは絶対取っておきたいから
>>677
前から戦争に行くことは隠してないでしょw ホテル予約したとか行ってたじゃないすか

683 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:20:21 ID:3Ra6Esmo
そうか、管理人さんはブラックリベリオン(BL)に参加するのか…


684 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:22:57 ID:/FA1mtIH
なるほど、ていうかそんな凄いの?
まぁいく予定もいく機会も、いくつもりもないし関係ないか
大阪から東京まで金も時間もかかるし

685 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/08/12(火) 00:25:03 ID:bXyzYbDX
こんばんは!毎度ありがとうございます!
今日もSSをお届けに参りました!
今回は短編の前に書いたライ×C.C.の「甘えたい」の続編ですw
注意としては多分、今回は前回よりも甘さが増していますw
それではお召し上がりくださいw

686 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:25:35 ID:MUQrpbAV
支援

687 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:25:46 ID:yl2T/zUV
うー。やっと帰りついた

予定の時間はとっくに過ぎてますが
予告の通り投下をしたいと思います
まだ人はいらっしゃいますか? 

688 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:26:50 ID:yl2T/zUV
かぶってる自分に●rz
支援します〜

689 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:27:21 ID:yl2T/zUV
かぶってる自分に●rz
支援します〜

690 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:27:34 ID:kFb7IlDq
>>680 >>681 ちょww 自重ww そんなあからさまに……知らない方が幸せなのに……!

>>682 ほうなるほど。矢張りいつでも見られる過去ログは需要がないわけではないんですね。
ご期待下さい。トーマスはやりますよ。

>>683 BLか。そうですな。V.V.本があったら見つけ次第買うつもりですから、BLものが入っててもおかしくないですな。


投下が来ました。血生臭い(←強ち嘘ではない)話はお開きにして支援と参りましょう。

691 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:27:42 ID:7AGuoreT
支援

692 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/08/12(火) 00:29:51 ID:bXyzYbDX
「甘えたい2 甘さ200%増(?)」


「暇だ」
C.C.はピザを食べながらそう呟いていた。
いつもだったらこの部屋の主であるライに甘えているが、あいにく彼はいない。
ライは特区日本の大会議で今日やっと帰ってくるのだ。
その間にC.C.が言った「暇だ」の数はゆうに3桁を越えている。
「暇だ」
ほとんどそのセリフに自覚がないのかC.C.はまたその言葉を零している。
それなら他の知り合いを捕まえてからかえばいいのだが、もうからかい終えている。
というか今のC.C.を恐れて誰も近づこうとしていなかったのだ。
そのためにC.C.の相手をする人物はここにはいない。
「ライ」
その名前を言うだけでC.C.の心は温かくなる。
暇だという感覚を紛らわせることが出来る。
しかし、今日やっと彼が帰ってくると考えると逸る気持ちが抑えられない。

693 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:29:53 ID:WkOqtih6
こういうこともありがちだから時間が空く投下宣言はよした方がいいと思う。
実際にはすぐ投下できる状況下で何分後とか、宣言した方が良いのでは。
支援

694 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/08/12(火) 00:31:05 ID:bXyzYbDX
『僕はC.C.のことを愛しているんだから』
あの時の言葉を思い出すと自分の顔がニヤけてしまう。
そうしてチーズ君を抱き寄せてベッドの上をゴロゴロとしてしまう。
それはもう恋する乙女がするような行動だ。誰かがこのC.C.を見たら気が狂ったのかと思うだろう。
実はC.C.はライと二人きりのときでしか甘えることはなかった。
その分、二人きりになるとC.C.はライへと甘えまくる。
しかし、ここ最近会っていないためC.C.はかなりストレスが溜まっている。
長い時を生きてきたがここまで時間が長いと感じることはなかった。
「これも全部お前の所為だぞ、ライ」
そうやってライへと愚痴を零すが、C.C.の口は笑っている。
C.C.は今日はどうやってライに甘えようかと考えた。

695 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:31:14 ID:/FA1mtIH
>>690 血とか出るんですか……どんな所なんだ一体
支援

696 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:32:14 ID:WkOqtih6
支援

697 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:33:05 ID:yl2T/zUV
>>693
すいません。もうしません

698 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/08/12(火) 00:33:31 ID:bXyzYbDX
ライはおそらく疲れて帰ってくるだろう。
そうなると自分が甘えるよりライに膝枕をしてやったらどうだろうか?
そうしたらライはそのままグッスリと寝てしまい彼の寝顔が見放題だ。
別段、寝顔はよく見るが膝枕をしていた時のほうがライが可愛く見えてしまうのだ。
自分の母性本能がくすぐられる。

いや、あえて無視を決め込んでしまうのはどうだろうか?
仕事とはいえここまで私を放っておいたのだ。拗ねてもいいのではないか?
そうやって無視する私をライが色々な手を使って気を引こうとするのだ。
女性としてみれば嬉しい状況だ。
しかし、私のほうが耐えられないだろう。ここまで我慢したんだ、もう我慢できない。

それともとことんライに抱きつこうか。
ライは本当に嫌じゃない限り私を引き剥がさないのだ。
この前は一日中抱きついていた、トイレなどはさすがに私を引き剥がした。
風呂?もちろん私が離すはずないじゃないか。

699 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:34:43 ID:7AGuoreT
これは3時までに1000いくな。
支援

700 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:36:16 ID:OhfRPDEM
支援。ついに2日保たなくなってきたか。過剰支援無しで。すごい勢いだ。

701 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/08/12(火) 00:36:22 ID:bXyzYbDX
色々とわがままを言ってみようか。
ピザを作れとか膝枕をしろとか頭を撫でろとか抱きしめろとかキスをしろとかetc.etc.・・・・。
何故だろうか、後半になると自分の顔がニヤけて仕方ない。
これぐらいのわがままはライは笑って許してくれるだろう。
そう考えると甘えたい気持ちが高ぶってくる。

そんな考えを巡らせているとC.C.は何故か天井を見た。
「そんなにおかしいか?」
そうやって誰もいない方向へとC.C.は話しかけている。
「ふん、羨ましいだろう?あんな男滅多にいないからな」
話しかける誰かにC.C.は自慢げに語っている。
「何?お前も考えたと?面白い、言ってみろ」
それを聞いているのか段々C.C.の顔が赤くなってきている
「ば、馬鹿者。ライにそんなことお願いできるわけがないだろう!」
一体、どんな話をしているのか周りには分からない。
「無理だ。朝までなど・・・・・」
そう言ってチーズ君へと顔をうずめるC.C.。
「・・・・・意地が悪過ぎるぞ。マリアンヌ」
C.C.は恨みがましく中空へと目を向ける。やはりそこには誰もいなかった。
「ただ・・・そうだな・・・・案としては・・・こ、候補には・・・・い、入れておこう」
顔をまた赤くしながらもC.C.がそう言った時だった。

702 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:36:42 ID:WkOqtih6
支援

703 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:36:48 ID:qP9sCPnT
支援
>>690のトーマス卿 え、ちょ、マジ!?あなたがぶいつーぶいつー連呼してるのって
てっきりネタだとばかり…!

704 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/08/12(火) 00:37:58 ID:bXyzYbDX
「ただいま、C.C.」
「!!??」
C.C.が先ほどのことを考えていた丁度のタイミングでライが帰ってきたのだ。
「どうしたの、C.C.そんなベッドの隅で縮こまって」
ライはチーズ君を抱きながら明らかに挙動不審なC.C.を不思議そうに見ていた。
とりあえずライはベッドに腰掛ける。
「やっと会議が終わったよ。ゼロのおかげで今日から1週間くらいは休みが貰えたよ」
そう言ってライは笑ってC.C.へと話しかけてくる。
「そ、そうか・・・・よ、よかったじゃないか」
明らかにC.C.の言葉はどもってしまいライは怪訝そうな目でC.C.を見る。
まともにこちらの顔を見ようとしていない。
「もしかして僕がいない間に何か悪いことでもした?」
「そ、そんなわけないだろう!」
「そっか、よかった」
そうやって顔を上げるC.C.にライは笑って頷いた。
その顔を見るだけでC.C.は心が落ち着くのを感じた。
「C.C.」
「ラ、ライ?」
ライはC.C.をギュッと抱きしめてくる。いきなりのことでC.C.はまた顔を赤くしてしまう。

705 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:38:32 ID:/FA1mtIH
支援、それは我が忠義の名前

706 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/08/12(火) 00:39:58 ID:bXyzYbDX
「ごめんね、C.C.・・・・・結構時間掛かっちゃってさ」
「遅すぎるぞ、馬鹿者。どれだけ私を待たせたと思っている」
「これでも頑張ったんだよ。僕もC.C.に会いたかったから」
「ずるいぞ・・・・・お前はそういう事を普通に言ってくるんだからな」
そう言ってC.C.は今の顔を見られたくないのかライを強く抱きしめてライの胸に顔をうずめる。
「今日はとことん甘えるからな」
「うん、でもその前に・・・・・・・」
ライはそう言うとC.C.をベッドに押し倒していた。
C.C.はライの下敷きになりパニックになっていた。
思い浮かぶのは先ほどのマリアンヌとの会話。それが一瞬で頭の中で描かれる。
「お、おい!ライ、いきなりすぎるぞ!いや、別に嫌なわけじゃない・・・・むしろごにょごにょ」
そう言っているC.C.の言葉をライは無視している。
「す、少し時間をくれ。そうしたら覚悟が出来る」
そうやってC.C.は深呼吸をする。マリアンヌが言ったことをすると決まったわけではないのに・・・・。
だが、C.C.にはもうそのことで頭が一杯になっていたのだ。

707 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:40:29 ID:/FA1mtIH
全力支援!

708 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:41:15 ID:yl2T/zUV
しえん・・・

709 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/08/12(火) 00:41:33 ID:bXyzYbDX
そのため、この時のC.C.はまだ気付いていなかった。
「ふ〜ぅ・・・・・・よ、よし、いいぞ。朝まで付き合って・・・や・・・・る?」
そうして覚悟を勝手にしたC.C.はライのほうへと顔を向けて・・・・・・・固まった。
「すぅ・・・・すぅ・・・・・」
自分を押し倒した相手は安らかな寝息を立てて眠っていた。
それを見た瞬間何が起こったのかC.C.には理解できなかったようだ。
そうして時間が一秒ごとに進むたびにC.C.の顔が段々とさらに赤くなってきていた。
自分の勘違いに気付き、そして自分が何を考えていたのかということに対して物凄く恥ずかしくなったのだ。
しかし、それも時間が経つたびに変化してくる。
自分がこんなにも覚悟したのに当の本人は寝ているのだ。
沸々とC.C.の中で怒りがこみ上げてくる・・・・・・しかし・・・・・・。
「んぅ・・・・C.C.・・・・・・」
そんなライの寝言でその怒りはどこかに飛ばされてしまった。

710 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:41:40 ID:/FA1mtIH
レポート詰まった支援!

711 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:42:29 ID:7AGuoreT
>>710
生きろー!支援

712 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/08/12(火) 00:42:54 ID:bXyzYbDX
「全く・・・・卑怯だぞ。お前は・・・・・」
そう言ってC.C.は顔を動かすとライへとキスをした。
せめてこれくらいはしてから眠って欲しかったものだ。
「明日から1週間・・・・・存分に私はお前に甘えるぞ・・・・ライ・・・・覚悟していろよ?」
今日考え付いたことを全てこの1週間でやってやろう。
そう考えるとC.C.は明日からの日々がとても待ち遠しくなった。
「だが、その前に・・・・・」
C.C.はライを抱きしめる腕を強める。ライの温かさを感じる。
「これだけでも十分幸せだな」
そう言ったC.C.は笑いながら自分も目を閉じた。
2人の寝顔はとても幸せそうなものだった。

713 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:43:18 ID:WkOqtih6
支援

714 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:43:20 ID:/FA1mtIH
俺は支援しなきゃいけないんだ!

715 :ピザの配達人 ◆l.sZv3iNKk :2008/08/12(火) 00:47:01 ID:bXyzYbDX
以上です!いかがでしたでしょうか?(甘さについては当社の偽造がry)
何というかちょっと色々とアブナイ部分を書いていましたが・・・・セーフですよね?
今回はギャグを書くつもりがいつの間にかこんな甘い話にw
自分では前回よりも甘くなったと感じていますが、どうでしょうか?
可愛い女の子なC.C.に萌えてくれたら嬉しいですw
次はもっと甘いものを書ければと思います、皆様が胃もたれしない程度にw
それでは、また次の配達で!!

716 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/12(火) 00:48:10 ID:kFb7IlDq
とってもあま〜いピザをごちそうさまでした!続き物とのことなのですが、0015-0197と相互リンク張りましょうか?

717 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:49:57 ID:/FA1mtIH
投下は幸せ! 支援は喜び!
規制よ、懺悔は今!
というわけで
>>715 ピザの配達人卿、GJでした! 今回も美味しくいただきました!
最近甘いSSが多くてマヒしてるんだろうか
酢豚やピザに入ってるパイナップルくらいの甘さに感じたぜ
貴公の次の配達を全力でお待ちしております!

718 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:50:51 ID:bXyzYbDX
>>716
はい、お願いしますw
甘いピザってどうなんでしょうね?皆さんにとっておいしければ正義ってことでw

719 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:52:20 ID:WkOqtih6
>>ピザの配達人卿
GJ! C.C.視点って難しいだろうしなかなかなかったので新鮮なんだよなぁ
ライの存在のせいでルルーシュ並みにファビョってるC.C.が可愛すぎるw

>>690
負担が増えるのは目に見えているので言いにくかったんですけど
もし可能でしたら、ですが。贅沢を言うようですど
スレのログそのものを保管していただくよりも
その作品の設定や注意書き、後書きがすぐ見られる環境を希望します。
…と、メールで希望を寄せる予定だったんだけれども。ここに書いて失礼。

720 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/12(火) 00:52:55 ID:kFb7IlDq
>>703 引かれるのを覚悟で言いますが、マジもマジ、100%大マジです。なんせ、ギアス(ロスカラ含む)全キャラ中、私の中での一番はV.V.なのですから。

ではその形で保管しました、領地より確認できます。

さてちょっと早いですが私はもう落ちます(明日出発)。SS投下の際は支援よろしくです。では。

721 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:55:22 ID:/uXB35BG
なんか今日トーマス卿の暴露話ばっかだった気がする
気のせいじゃないよな

722 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:56:39 ID:yl2T/zUV
今日の11時前後に投下ということで昼間書き込みしてたのですが、
やはりスレ的にはご迷惑のようで申し訳ありませんでした
11時も何も、すでに1時目前なわけですが、投下しちゃってもいいものでしょうか…?

723 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:58:13 ID:7AGuoreT
無論してください。
でも、ご利用は計画的に

724 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:58:36 ID:/FA1mtIH
>>722 オフコース
この全力支援者、投下には全力で

725 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:58:44 ID:WkOqtih6
気落ちはしないで下さい。支援します

726 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 00:59:47 ID:MUQrpbAV
是非w支援はお任せください

727 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:00:22 ID:383Hbkz3
>>722
勿論です。
作品投下それこそが我が原動力、支援それこそが我が忠義の名前

728 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/12(火) 01:01:57 ID:yl2T/zUV
ホントにすいません。まずは前書きから
手をとりあって]その6 です 今回はディートハルト編
※カレンとディートハルトが出てきますが、カップリングではありません
※ディートハルトの熱烈なファンの方にはキツイ内容となっているかもしれません
※「ディートハルトはこんなこと言わないもん!」「カレンが可哀想!」等々このSSはあなたを不愉快にさせる表現が入ってる可能性があります。鑑賞に関しては自己責任でどうぞ
※前回の投下時に次回は「第二次ナリタ攻防戦」だって言ってたじゃないか! とは思われるかもしれませんが、そこは察してください
※感想をもらえるとありがたいです。もうこの際批判でも罵倒でもなんでもいいです。どうかよろしくです<(_ _)>

今回はちょっとしたオマケ付ですが、話が長くなりすぎて12+1レスになってしまいました
重ね重ね申し訳ないです…

729 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:02:01 ID:7AGuoreT
人多すぎ。
722卿の投下終了と感想の書き込みがある程度終わったら自分も投下させていただきます。
支援

730 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:02:07 ID:/FA1mtIH
我が名にかけて、全力で支援!

731 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/12(火) 01:03:08 ID:yl2T/zUV
その報告がなされた時、まずコーネリアは手元の資料から目を離さず、ぶっきらぼうに「そうか」とだけ言い捨てた。
そして、次に自分自身の聴覚に疑問を抱き、資料から顔をあげ、「今、何と言った?」と聞き返した。
あらためて報告を聞きなおす。その報告を十分すぎるほど咀嚼する。自分の耳がおかしくなったのではないとの絶対の確信を得てからその口を開いた。
「なんということだっ!!!」
コーネリアは激怒した。

──行政特区日本にて暴動が発生す。派遣軍第8492部隊は暴動沈静化後に市民に対し無差別発砲。市民に多数の死傷者が出た模様──

「ダールトンは! ヤツは何をやっていた! 正当防衛ではなく、暴徒鎮圧でもなしに市民に発砲させるとはッ!!!」
報告にやってきた参謀将校は彼女の激怒に寿命の縮む思いなのだろう。おずおずと、びくびくと、それでもなんとか任務を果たそうと口を開く。
「ダ、ダールトン将軍は・・・、負傷され現在意識不明の重体でありますっ」
コーネリアは一瞬で頭に昇った血が、これもまた一瞬で引いていくのを感じた。
「どこで負傷したのだ」
「は?」
「ダールトンはどこで負傷したのか、と聞いている」
激昂の怒声が急に落ち着いた、静かな声に戻ったことにとまどったのか、何を言われたのかわからない様子。そして、彼は手元の資料をあわてて捲った。
「し、指令所であります。陸戦艇G-1ベースの指令所にての負傷と報告があがっております」
コーネリアはため息をついた。こいつは事の重大さを正しく認識していない。
緊急時においては前線指揮所となる大型陸戦艇のその指令所で派遣軍の責任者が負傷したという事態の重大さを。
皇族や高級軍人専用の陸戦艇に外部より潜入し、その最も深い重要区画にいる人物に危害を加えられるような存在が果たしているのか。
『いや・・・、一人いたな』
その人物の名はゼロ。かつて彼奴は同じG-1ベースに忍び込み、前総督たるクロヴィス殺害に成功している。
だが今回、ダールトンに危害を加えたのがゼロだとは思えなかった。

732 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:03:17 ID:/FA1mtIH
全力で支援!

733 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:03:58 ID:WkOqtih6
支援

734 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/12(火) 01:04:30 ID:yl2T/zUV
「それに関しては現場より直接わたしに報告をさせよ」
イエス・ユアハイネス! 返事だけは立派だった。だがまだ用件はある。
「もう一つだ。民間人に発砲したという部隊、8492! 取調べについてはどうなっている」
参謀将校は黙り込んだ。そして「そ、それが・・・・」たっぷり一分ほど待たせて、ようやく出た言葉がそれだった。
「報告は明瞭にせよっ!!!」
再びコーネリアの怒声が響き渡る。負けぬ声量で参謀将校も叫んだ。
「ないのですっ!!!」
今にも泣き出しそうな顔で参謀将校は叫んだ。
「8492などという符合の部隊などっ、我が軍のどこにも存在しないのですっ!!!」

車中にあって、わたしはボヤキを止められないでいた。運転手はあえて聞こえない振りをしているようだ。
『ろくなものじゃない…』
それがわたし──ディートハルトのボヤキの総てだ。
無差別攻撃をはじめたのはサザーランド数機の戦闘部隊。そんなものにナイトポリス──警察仕様のグラスゴー──などで対処できるわけもなく、ゼロは躊躇いつつも秘匿されていた月下部隊を投入した。
これは不味いことだ。
特区宣言の後、解体されたことになってる黒の騎士団の実戦戦力が残っているということがブリタニア側に知られたということは、その一事で彼らの全面介入を招きかねない。
派遣軍の総責任者ダールトン将軍が負傷し、意識不明の重体にあるという情報も入ってきている。
必ずしも穏健派ではないが、「話のわかる男」である彼が退場を余儀なくされたということは、特区日本にとってかなりのマイナスであると思えた。
「戦争でも、外交でも、一番危険なのは事後の交渉相手がいなくなることだ」
ダールトン重体の報告を受けたゼロは、事態の問題性を即座に理解してみせた。さすがはわたしのゼロだ。
政庁へのテロより9日。暴動発生より2日。事態はより深い混迷の只中にあった。
『あの男がいたら、な』
心の底からそう思う。
ライが今ここにいれば、少なくともわたしの負担は大幅に削られるだろうに…と。

コードギアス LOST COLORS [手をとりあって] その6     【ディートハルト】

735 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:04:39 ID:WkOqtih6
支援

736 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/12(火) 01:05:51 ID:yl2T/zUV
結果からすればゼロの月下部隊投入は大失敗だったと言わざるを得ない。
なぜなら秘匿されていた黒の騎士団の戦力の存在を知られたということだけでなく、結局のところ、市民への無差別発砲を行ったブリタニア軍部隊を逮捕する事が出来なかったからだ。
無論、それはゼロのせいではない。しかし、総ては結果だ。
「結果として、我らは戦力の保持を知られることとなってしまった」
せめて虐殺行為を働いたブリタニア軍部隊の一部でも逮捕できていたら話も少しは違ってきたのだろうが・・・。
現在まで行政特区日本、その運営は元黒の騎士団のスタッフとキョウトのスタッフのみでなされていると言っていい。
経済など内政面でなら役に立つキョウトのスタッフもこうした事態ではまるで役にたたない。
かといって、黒の騎士団のスタッフが特に有能かと言えばそうでもない。所詮はゼロにおんぶに抱っこのゲリラ上がりの連中だ。
政治的な配慮を考えつつ、有事には荒事もこなし、内部と外部に対して極度の刺激を与えない事態の終着点を図ることのできる人物。
「そんな完璧超人、大衆向けのドラマにだっていやしない。常識的に考えて」
だが、そんな人物が現実にいる。正確には“いた”だが。
ライ──誰もが認める黒の騎士団のNo.2。そして行政特区日本政庁に席をもつ若き官僚。
ブリタニアへの配慮などから評議会や政庁に席を持つ事が出来ず、オブザーバーとしての参加にとどまったゼロに代わり、表に立ったのが彼だった。
場の空気を読んで、けしてでしゃばらない。しかしその能力を発揮して行政特区を内政で外交で守っていくその手腕。
かねてよりナンバー2不要論を掲げ、彼には警戒をもっていたわたしでさえその有能さは認めざるを得なかった。
「彼が生きていれば、わたしの負担も半分以下だったろうに、な」
そして、
「こんな役割だって、本来は彼の仕事だろうに・・・」
ボヤキは止まらない。
車が停車した。到着したのだ。
そこは特区中心部からほどよく離れた公立の体育公園。そこが目的の場所。目的の人物がいる場所だった。

737 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:05:58 ID:/FA1mtIH
支援
レポートの続き書くので後は任せました

738 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:06:16 ID:7AGuoreT
支援

739 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:06:21 ID:WkOqtih6
支援

740 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/12(火) 01:07:15 ID:yl2T/zUV
そこへは公園内の体育館から入る。
黒の騎士団のナイトメアフレームの地下秘密ハンガー(格納施設)だ。市内・市外に合わせて十数ヶ所ある、その内の一つ。
ここには零番隊から参番隊までの四個中隊分の機材と予備機材が格納されている。
その広い格納庫の一番すみにそれはあった。
他の機体とは違う蒼いカラーリングの月下。今はもう動かない、騎士を失った軍馬。
「彼女はそこだな」
黙って頷く騎士団の制服の下士官。何をしにきたんだと言わんばかりの表情が見て取れる。
あくまでそれは無視し、わたしは乗降クレーンを操作させ、月下のキャノピーまであがった。
「開けてくれたまえ」
不承々々手に持った機器を開閉スイッチに近づける下士官。いくらかして、小さな電子音とともに蒼い月下のキャノピーが開いた。
「いつまでそうしているつもりなんです? 紅月隊長」
この数日余りをずっとこうして過ごしていたと聞いている。
『愛しい男の残り香を求め、その愛機に閉じこもり、涙する乙女・・・か』
素晴らしいフレーズだ。大衆が最も好み、求め、喜んで涙する悲劇のフレーズ。しかし、彼女にはそれが許される時ではないのだ。もはや。
泣きはらしたその目に普段の若々しい生気は見えない。わたしの声も届いてはいないのだろう。
下士官に合図をし、わたしは彼女を月下から引きずり出した。



パイロット達の待機所に彼女を連れ込み、わたしは連れてきた下士官をはじめ、たむろしていたパイロット達を追い出した。
彼女を座らせた机にバサっとファイルを放る。反応は、ない。
やれやれ・・・と思う。こういうシチュエーションの解決を図るのはわたしの領分ではない。ライなどなら笑顔のひとつで解決できようものだろう。
そのライが原因であり、彼はもはやこの世のどこにも存在していない。だからこそわたしが任せられて来た。
わたしの脳裏に扇副指令の顔が浮かんで消える。
あの凡庸を地で行く男。彼がわたしに課したこの任務はどうにも手強い仕事になりそうだった。

741 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:07:29 ID:MUQrpbAV
支援

742 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:08:41 ID:WkOqtih6
支援

743 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/12(火) 01:09:08 ID:yl2T/zUV
「それ、目を通しておいてください。紅蓮の新機材についてのマニュアルだそうです」
「・・・・・・・・・」
返事はない。屍のようにただそこにいるだけだ。
「興味まるで無し・・・・・・ですか」
そこそこの時間はある。気長に相手しようか。わたしは彼女を正面にまわり椅子に腰掛けた。
「こう言えば、少しは聞く気になってもらえますかね」
目の前に置いたファイルを今度は開いて差し出し、わたしは一つ目のカードを切った。
「これね、彼の・・・ライ君の形見みたいなものなんですよ」
「・・・・・・・・・!」
まずはこちらの話に耳を向けるように仕向けなければならない。とりあえずは最初の餌に興味は持ったようだ。
「あなたの紅蓮弐式用の新機材でしてね。“試製徹甲砲撃腕”という機材だそうです」
試製とはいえ、すでに改良に改良を重ね、実戦に耐えうる精度を達成したとの技術部開発主任のお墨付きは出ている。
単に「もう実用に耐えます。大丈夫」と言われただけなら信用できないだろうが、技術開発主任・・・あのラクシャータが太鼓判を押したのなら大丈夫なのだろう。
「輻射波動機構を無反動式の砲撃兵装として発展させ、輻射波動を砲弾として発射するなど遠距離戦にも対応可能とする新機材で・・・」
などなど、彼女が知りたいと思うわけではない話を延々と続ける。そうすれば当然のこと・・・。
「ライの形見ってどういうこと」
それでもまだ力のこもらない、生気のない声。引きが弱いか・・・それならば。
「収束・拡散の切り替えも可能でしてね、広域放射によって複数の敵にも対応できるなど戦闘行動に幅が・・・・・・」
「どういうことって聞いてんのよっ!!!!」
両手で机をドカンっと叩き、わたしの言葉を遮って彼女は怒りを発した。
『ようやく食らいついてくれたか』わたしは出来るだけバカにしたような白々しい顔を作ってみせる。
「わかりませんか? 本当に? わかりません?」

744 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:09:25 ID:WkOqtih6
支援

745 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/12(火) 01:11:06 ID:yl2T/zUV
彼女の目に激情の火が入る。殺してやろうか、とその顔が怒りに燃え始めている。
再び怒りの雄叫びをあげようとした彼女の機先を制し、わたしは告げた。
「この機材ね、運用テストをしていたの、彼なんですよ。ライ君」
彼女の顔から激情が引く。「ライがテストをしていた装備?」女なんて簡単なものだ。まして少女ならば。
無論ウソだ。特区の運営、対外折衝。内政・外交様々な場でてんやわんやだった彼が兵器の運用試験などにまで手がまわるはずもない。
とはいえ、全くのウソというわけでもなかった。この装備は本来ならば彼の搭乗するべき機体用に構想され、開発されたものなのだから。
「当初は彼の月下に搭載されるはずだった機材なんですがね、紅蓮弐式に搭載という事に・・・・・」
「いらないわ、こんなもの・・・・・・」
さっきまでの怒りはどこへやら。再び視線を下げ、彼女は机に突っ伏した。
読み通り。それならば・・・。
「えぇ。そう仰ると思いましたよ。ですから『とっとと読め』とは言いません。これはですね、これは紅月隊長へのケジメだと思ってください」
「ケジメ?」彼女が顔を上げる。
「あなたは皆に心配と迷惑とをかけています。一個人としても、組織人としても、ね」
彼女の意識は完全にこちらに向いた。さぁ、ここからが正念場だ。
「一個人としては扇副指令をはじめに元々の仲間の方々に対して。組織人としては零番隊の隊長としての責務を放棄して心配と迷惑を振りまいている。無論わかっているのですよ、皆はね」
こちらを向き、わたしの顔を見ている。表情に感情がもどってきている。
「彼を失ったあなたの心情を皆わかっている。わかっているから何も言えない。声のかけ様がない。どうかければいいのかわからない」
そのせいでわたしが後始末(?)、扇の尻もちを仰せつかったというわけですよ。迷惑な話だ、と思う。
「もっとも慰めの言葉をかけられたところで、あなたとしては煩わしい配慮なのでしょうが・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「このファイル。この機材なんですがね」

746 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:11:13 ID:8GvAerXm
sienn



747 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:11:18 ID:MUQrpbAV
支援

748 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:12:03 ID:8GvAerXm
支援


749 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:12:42 ID:8GvAerXm
支援


750 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/12(火) 01:14:00 ID:yl2T/zUV
わたしは早々に二枚目のカードを切ることにした。
「正直に言います。それは最後通告みたいなものです」
「最後通告・・・?」
彼女の前に新聞を放る。その見出しが彼女の目に飛び込んでいく。
「・・・・・・・・・!?。何よ・・・これっ!」
暴動発生。その後のブリタニア軍による市民への無差別発砲を報じた新聞だ。
「記事に補足しましょうか・・・、その発砲──虐殺は暴動の沈静化後に起きた、となります」
「そんなっ!!?」
驚愕が彼女の表情を彩る。人の心を震えたたせるのはいつだって強い感情だ。それは怒りであり、驚愕であり、そして憎悪・・・。
──そう、次に彼女に与えるべき強い感情は・・・・・・憎悪。
「最初から仕組まれたことだったのかもしれません。総てはブリタニアによってね」
わなわなと震え、震えながらも彼女は新聞から目を離せない。自分が呆然自失してた間に起きた悲劇から、目を離させたりはしない。
「爆破テロ。厳重な警備によって守られた政庁に忍び込んで要人を手にかける。ただのテロリストくんだりに出来ることではありません」
記事には写真も掲載されている。惨澹たる様相を呈した政庁ビルと虐殺の痕跡も生々しい市街地の写真が並べられている。
「それにね、今回の暴動には組織的な扇動工作の痕跡がある事が明らかになっています。このような事、誰が行うと思いますか」
答えを与える必要はない。答えを提示するのは自分自身でしてもらう。わたしがするのは誘導。
彼女自身が“望む”答えに自分で至るよう、誘導してあげる。そう、ブリタニアへの憎悪へと・・・至るように。
『ジャーナリズムとは、所詮人の意思が作るもの』わたしが行うのはそれだ。彼女が得る“答え”は彼女の“主観”が作ればいい。
「すでに藤堂氏の手により、実戦部隊の編成が行われています。ゼロはもはやブリタニアとの再度の開戦もあり得る、とお考えのようです」
わかりますか? とわたしは沈痛な面持ちを作り、彼女の心に呼びかけた。
「この様な事態にあって、あなたが、今、為すべき事が、何であるのか」

751 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/12(火) 01:16:23 ID:yl2T/zUV
「わたしが、いま、なすべきこと・・・」
そう……つぶやくような小さな声で肯定し、わたしは席を立った。彼女のすぐ横に立ち、跪き、その耳にささやく。
「いま、あなたが為すべき事は愛しい彼のために泣いて日々を過ごすことではないはずです」
次にささやく言葉をわたしは慎重に選び抜く。
『彼を殺したブリタニアへの…』か『彼のために戦うこと…』か『彼との思い出を守ること…』か? それとも…。
わたしが選んだのはそのどれでもなかった。
「あなたの意地を貫き通すことのはずです」
「わたしの…、意地?」
「そうです。あなたの意地です」
彼女はわたしの言葉の網にかかった。そう、条件はクリアされた。
「人を好きになることは素晴らしいことです。総てに絶望して、何もかもがどうでもよくなって、自分さえ失ってしまう程ライ君が好きだったんでしょう? あなたは、幸福だったはずです。そうなんでしょう?」
「そうよ。幸せだったわよ。でも、もう、彼はこの世界のどこにもいないの!」
「だからこそっ!!」
わたしは拳で机を揺るがすほどに叩いてみせる。大声を張り上げることも忘れない。
「あなたは絶望などしてはいけなかったんです! 幸せだったその日々を! 誰にも否定させてはならないその日々をあなた自身が否定してしまっていたんですっ!!!」
「……あ」
「これはあなたには酷な物言いかもしれませんね。わかります。ですがね・・・、そうだとしてもですね…」
わたしはあなたに問い掛けたいのですよ・・・。そう言って立ち上がり、彼女に背を向ける。彼女はわたしの動きを追い、身体を半ば浮かせているはずだ。総ては読み通り。
「幸せだった彼との日々を、あなたは涙の海に沈むままにするのか。彼と共に生きてきた日々をただ悲しみだけで飾り立てるつもりなのか」
『彼女はそんなのはイヤ・・・と言う』わたしは皮肉めいた気持ちでつまらない予想をしてみた。
「イヤよ・・・、そんなのはイヤ!!」
内心笑いがとまらない。

752 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:17:43 ID:383Hbkz3
支援

753 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:17:57 ID:m6atiYwj
支援


754 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/12(火) 01:18:17 ID:yl2T/zUV
もちろんその笑いを表に出すような愚は犯さない。
「あなたは意地を貫き通すべきだ。彼と過ごした幸せな時を否定しない。させないためにっ」
わたしはばっと振り向き、彼女を抱きしめた。
「─────────!!!」
反射的に振りほどこうとする彼女。しかし、それも一瞬だけ。
「泣いてるの? ディートハルト、あなた」
「まったく…! 本当に…! 本当になんで、なんだってこんなことに…!」
嗚咽をし、涙を流してみせる。彼女は驚きと共にわたしに親近感を得る事だろう。
彼女はわたしの頭を優しく撫でていた。彼女自身も涙を流しつつ。
「彼を大事に思う総ての仲間が思ったのです。この悲しみが癒える日を持ちたい、と。あなたを大事に思う総ての仲間が、みな思っています。あなたの悲しみが癒える日を待ちたい、と」
わたしは最後の言葉を突きつけるためのタイミングを計りつつ言葉を続ける。
「だけど、世界はそれを許さない。許してくれない」わたしはそう言い放ち、彼女を解放して机の上の新聞を指した。
「ブリタニアの暴挙はその姿を再び人々の眼前に現したのです。我々には悲しみを癒す時間さえ与えられない…それが世界の現実!!!」
「戦いが、始まるのね」
わたしは大仰に頷いた。
『どうやらようやく自分の頭で考えることができるようになったようですね』
そうなれば話は早い。わたしは途中を省き最後のカードを切ることにした。
涙を拭い、彼女から離れ、今度は表情を無理やり排したようなぎこちない顔を作る。
「今日わたしがあなたを訪れた理由をお話します」
わたしは机の上のファイルを取り、それを彼女に差し出した。
「あなたは、戦えますか? まだ」
「それがわたしへの最後通告・・・なのね」
躊躇いがちに頷いてみせる。ここまで来るのに本当に時間がかかった。
彼女はようやくわたしの意図を理解できるようになるまでになったようだ。
ファイルを手にして戦う決意を示すかどうか?
無論彼女の選択はわかりきっていた。そのためのお膳立てをしてきたのだから。

755 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/12(火) 01:20:16 ID:yl2T/zUV
力強くファイルを手にする紅月カレン。そういう結末に辿り着くようにしたのだから当然だ。
「戦うわ、わたし。守ってみせる、ライと過ごした時間を」
ファイルを愛しい男を包むように抱きしめる。
「わたしがライと一緒に過ごした日々が幸せだったってことを…誰にも否定なんてさせない。意地を通すわ、全力で!」
100点満点だ。紅月カレン!!! その時、周囲からパチパチパチ…と拍手がわきあがった。
「隊長!」
「カレン隊長!」
「紅月さんっ!!」
待機所の扉が開き、わらわらと人間が集まってくる。パイロット、整備員、ハンガーのスタッフたちが続々とだ。
「みんな……!!」
これまでの話を覗き見、盗み聞いていた連中だ。
『 計 算 通 り 』
横柄な態度で乗り込み、横暴な態度で命令し、傲慢な振る舞いを“紅月カレン隊長”に行うブリタニア人。
気にならないわけがない。
「戦いましょう!隊長!!」
「ライ戦闘隊長の仇をとりましょう!」
「ブリタニアをぶっ潰しましょう!みんなで!!」
彼女を取り囲み、騒ぎ始める連中を尻目にわたしは退散をはかることにした。任務は果たしたのだから。
これで・・・心配はいらないだろう。黒の騎士団にとって、ゼロにとって有用な“駒”は復活した。
人々の中心にいるのがゼロでない・・・というのは少し気に食わないが、まぁいいと思う。
彼女の働きもまた、ゼロという存在を、その伝説を彩り飾り立てる装飾の一つとなるのだから。
静かに部屋を辞しようとするわたしの背中に声がかかった。
「ディートハルトっ!」
振り向くわたし。声をかけたのは彼女だ。
「ありがとう、ディートハルト。わたし、負けないわ。もう絶望なんてしない、絶対に!」
軽く微笑みで返し、今度こそわたしは待機所を出た。肩の荷が下りた気分だった。非常に疲れた。
今日はもうこれ以上働きたくないな・・・そう思った時、緊急用の防諜通信機が着信の振動を発した。それは情報部本部からの連絡だった。

756 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:20:19 ID:383Hbkz3
支援

757 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:20:41 ID:m6atiYwj
なんか腹黒ww
支援

758 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/12(火) 01:22:10 ID:yl2T/zUV



「・・・・・・・・・」
夕陽の下、ゼロは何も語らない。傍らに佇む藤堂鏡志朗も同じように。
「……ガウェイン」
代わりに声を発したのはゼロの愛人と噂される女、C.C.
IFX-V301ガウェイン。ブリタニアの宰相シュナイゼル・エル・ブリタニア靡下の技術研究部隊[特別派遣嚮導技術部]が開発した第七世代ナイトメアフレーム。
それはかつて神根島で鹵獲し、ゼロの専用機として黒の騎士団で運用された機体。
黒の騎士団の行政特区日本参加とともにブリタニアへと返却されたはずの機体。
「どういうことか? 説明せよ! ディートハルト!!」
書類を片手に捲りながらディートハルトがその長身を一歩前に進めた。
「本日二○一五、特区にアンノウン接近。アンノウンはブリタニア軍よりの保護を求めているとの報が政庁に入りました。同二○三五、自警団の特車第一小隊が接近するナイトメア群と接触」
ディートハルトは無表情のまま淡々と報告書を読み上げる。
「同二○五○、ナイトメア群は8492戦闘装甲機隊であると自称。奪取したブリタニア軍ナイトメアフレーム、ガウェインを…」
「もういいっ!!」
珍しく感情をあらわにし、ディートハルトの報告を遮るゼロ。それを見るディートハルトはあくまで無表情のまま。
「この機体をもたらした8492戦闘装甲機隊とやらの人員はどうしているのです?」
藤堂が口を開く。それはしごく当然な問いかけだった。ディートハルトの返答は・・・・・・無言。
「?」
名状し難い空気の中、耐えられない・・・といった感じで扇が静寂を破った。
「ない・・・んだ」
「ない、とは?」
再び問い直す藤堂。扇は搾り出すように答えた。
「すでに姿をくらましている。それに・・・・・・!」
まるで物の怪を見たかのような真っ青な顔。扇は息を吐き出すようにしてやっと声を発する。
「ないんだ。そんな部隊は・・・。8492なんて符合のナイトメア部隊、黒の騎士団にも解放戦線にも存在しないんだ!」
存在しないはずの部隊がブリタニアの基地を襲い、最新鋭の機材を奪取して、もたらした・・・それはありえないこと。あってはならないことだった。

759 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:22:25 ID:WkOqtih6
支援

760 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/12(火) 01:24:11 ID:yl2T/zUV



絶句する面々を冷ややかに見ながらわたしは悦に入っていた。
8492部隊とやらの正体が何かは知らない。だが、これで黒の騎士団・・・日本とブリタニアの対立は揺らぎようのないものとなった。
このタイミングでのこの凶事。感謝の念こそあれ、それらが持ち込んだ様々な忌み事には興味はない。
『ゼロは平時においても英雄的才覚を示している。それもまた好ましく思ってる・・・そう語ったのは確かにわたしの本音なのですよ』
ゼロの傍らに控える藤堂に胸の中で語りかける。
『ですがね・・・・・・』
漆黒の巨大ナイトメアフレーム、ガウェインを見上げる。
『ゼロの英雄性は荒ぶる世界の中でこそ最も輝く!!! わたしはそれを間近で記録したい!』
ゼロが産み出す世界を、伝説を記録する。それらの立会人となる。それがわたしの唯一の願い。至高の望み。
『わたしを失望させないでほしいのです。ゼロよ』
ゼロは明らかにブリタニアとの妥協点を探り、特区日本を守るためだけに動いていた。
この10日程、彼はその全精力を傾け、そのためのあらゆる策を練り、実行し、それらは達成しかけていた。
情報部は掴んでいた。エリア11総督府が・・・コーネリア総督もまた特区日本を存続させる方向で妥協点を模索していたことを。
軍を派遣したその行動と矛盾するかのようにも思える。だが、その心情は想像できた。
派遣したのは妹であるユーフェミアを失ったことへの一時的な激情の発露から。
特区の存続をはかるのは、特区そのものがユーフェミアの遺品・遺産であると感じているから。
『想像はできます。理解はできませんがね』
関係ないのだ。総ては伝説の立会人となる、それ以外のことなどは。だから握りつぶした。融和、妥協、平和に至る道の悉くを。
そう、握りつぶしたのだ。8492という・・・特区日本にせまる忌み子の接近を、それがもたらす結果を知った上で。
『さぁ、舞台はいま整いました! 見せてください、あなたの伝説を!!!』



そう、もはや舞台は整った。それは総てを終焉に導く幕が開く時。語るべきことはすでに尽きた。
ブラックリベリオンが、始まる。

761 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:24:25 ID:WkOqtih6
支援

762 :BLUEDESTINY ◆i3Yio0CB.Y :2008/08/12(火) 01:28:12 ID:yl2T/zUV
【ぎあすあとがき劇場 V.V.といっしょ】

投下終了と同時にわたしの横でV.V.がつぶやいた。
「ねぇねぇ、あおちゃん」
──なぁに? と聞き返すわたし。
「第二次ナリタ攻防戦ってどうなったの?」
──察してください。
「読み通り、とか計算通り、とかってセリフが出てきたね」
──大場先生ごめんなさい。
「ディートハルトがマジ悪役っぽくね?」
──全国七千万ディートハルトLOVEのみなさまごめんなさい。
でもね、とわたしはせめてもの抗弁をたれた。
──優しく心強くさわやかに傷心のカレンを奮い立たせるってキャラじゃないと思うんだ。ハルトさんは。
「なにその変な愛称。普通はディーさんとかディートって呼ばない?」
──突っ込むのそこかよ!
わたしの逆ツッコミを軽くスルーしてV.V.は冷ややかに言葉をつむぐ。
「いくら本編がショックだったからって言ってさー、予告してた投下を休んじゃうかなー」
──察してください。
「このヘタレ」
──ぐぐっ
言い返せない自分がもどかしい。退散するべきだわね・・・。わたしは戦略的撤退をするべく退路を求めた。
「なんだ。もう帰っちゃうの?」
──明日はお仕事が早いんですよ。
そっかーと彼は一人納得している様子だった。よかった。前みたいに一晩中機関車レースの相手をさせらるってことはないようだ。
早いところ続きを書くんだよ、としっかり釘はさしつつ、彼はわたしを玄関まで見送ってくれた。
「おやすみ」

──以上で投下終了です。みなさんもおやすみなさいです!


763 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:28:19 ID:7AGuoreT
支援。

764 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:33:01 ID:7AGuoreT
>>762乙ANDGJ!
なんという、シリアスな。特にディトハルトの描写がうめー!
しかし、あの顎TVでも似たようなことを次回ヤルとか・・・。

1時50分ぐらいに投下させていただきたいのですが、いいですかね。

765 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:34:15 ID:/FA1mtIH
BLUEDESTINY卿、GJでした!
黒!ディートハルト黒!
でも何故か結構納得した私
さてここからどうなるのか
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

766 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:34:18 ID:WkOqtih6
スマンが出が早いので最後になりそう。支援

767 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:42:00 ID:/FA1mtIH
>>764 支援シマシタ

768 :銀飯:2008/08/12(火) 01:45:12 ID:7AGuoreT
人がいなさそうだし。5分間前倒しさせていただきます。

今回の話は前回の“リボン中”の続きで、アリスが出て行った後の生徒会メンバー(ライ除く)の話です。
はっきり言ってナナリーのキャラ崩壊してます。マークネモが吸収した負のエネルギーよりはるかに大きいです。何故か?恋する乙女は無敵だって水泳部のシャーリーが言ってたでしょ
ルルーシュは魔王ゼロになろうと他力本願ながら努力しています。
シリアスでも何でもない、完全にコミカルになるのかな?

一応6レスで収まるはずですが、念のため2,3だけ支援をお願いします

769 :銀飯:2008/08/12(火) 01:45:48 ID:7AGuoreT
『運命の欠片−託すべきもの18−アリスを追え@−』

(以下ライ視点)
「イッツツ。一体なんだったんだ?」
僕は思いっきりびんたされた方の頬をこすりながらつぶやいた。
(やっぱり、いきなり女の子の髪を触ろうとしたのがまずかったのかな?)

「あら〜、見事に振られちゃったね、ライ」
ミレイさんがうわべだけの慰めの言葉をかけてくれたが、笑いをこらえるのに必死なのが眼に見えてわかる。
「びっくりしたよな〜。フラグ一級建築士のお前が振られるなんてさ。」
リヴァルは唖然としている様子だ。
「やっぱり、二股をかけるような真似をするからだよ。」
シャーリーは叩かれても当然だといわんばかりの口調だった。
「やっぱり、アリスちゃんは百合だったんですね。」
ニーナは一安心といった表情だ。
「ライ、大丈夫かい?」
スザクは深く考えずに僕のダメージだけを心配してくれている。
「くっ、アリスめ。あそこで大人しくしておけば、条件はすべてクリアされたというのに・・・。」
相変わらず、車椅子とカレンの足の下敷きになりながら、ルルーシュは忌々しげにつぶやいた。


770 :銀飯:2008/08/12(火) 01:47:38 ID:7AGuoreT
『運命の欠片−託すべきもの18−アリスを追えA−』

「邪魔な幼女がこれで一人消えたわね。けど・・・」
「アリスちゃんとライさんが喧嘩する事態になったのは正直うれしいです。でも・・・」
カレンとナナリーは僕がアリスにビンタされたことを喜んでいるようだ。
(最後の逆説の接続詞が物凄く怖いんですが。)
「ライ!追いかけなさい!
「ライさん!追いかけてください!」
二人は語尾こそ違うが、同じことを僕に要求した。
「えっ!?でも・・・。いえ、イエス・ユア・マジェスティ。」
一瞬反論しかけたが、二人のオーラの前に断念した。その上、神聖皇帝陛下に対してしか使わない“イエス・ユア・マジェスティ”と答えてしまったのだ。
(逆らったらルルーシュと同じ運命をたどりそうだ。それに僕自身、アリスに謝りたいし・・・。)
元々そのつもりだったので、二人の許可を利用し、アリスを追いかけるために、生徒会室をあとにした。
(しまった。ルルーシュをほったらかしたままだ。大丈夫かな?)
しかし、一度出たのに戻るのも気が引けたので、僕はタッタタッタと廊下を駆け出した。


771 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:47:39 ID:/FA1mtIH
……眠い、この支援終わったら俺、仮眠とるんだ

772 :銀飯:2008/08/12(火) 01:48:56 ID:7AGuoreT
『運命の欠片−託すべきもの18−アリスを追えB−』

(以下、ルルーシュ視点)
ライがアリスを追いかけに部屋を出たあと、俺は何故ライにアリスの後を追わせたのかたずねた。
「なあ、二人とも何故ライにアリスを追わせたんだ?」
俺にとって、ライがアリスを追いかけ、アリスを“慰める”のは願ってもないことだ。
(万が一、合意の上でそういう行為に及べば青少年法に引っかかるな。だが、ライとアリスがそういう関係になれば、ライのことだ、自分からナナリーのもとを離れるだろう。いや、そもそも青少年法に引っかかった時点で連行されるか?)
「フハハハハハ。どちらにしろ、ライ!お前はナナリーから離れるしか道は残されていないんだよ!」
心の声が言葉として生徒会室に鳴り響いているのもかまわず、俺は笑い続けた。しかし、
「ぐほぁ!?」
俺の顔面と両足に激痛が走った。さらに視界は一瞬にして白い布、いやティッシュで覆われた。

「ゴキブリは少し黙っていましょうね。」
ナナリーの可愛い声が聞こえてくる。
(そうか、ゴキブリを捕らえるためにティッシュを使おうとしたのか。)
普通の人間がそうであるように、俺もゴキブリが大の苦手だ。あの不気味なシルエットに脂ぎった体、何より移動する際の不快な音が嫌いだった。
(世界にはあれを食う人間もいるらしいが・・・。待てよ?ナナリーは眼が見えないはずだ!?なのに、何故ゴキブリと?)
そう思った俺は、先ほど最愛の妹が述べた言葉を心の中で反芻した。
(ば、馬鹿な!?お、俺がゴキブリだと!?ありえない!)
「ナナリー、今の発言は嘘だと言ってくれー!」
視界をティッシュで遮られている上に、両足を車椅子で踏まれ、腹筋で体を起こすしか身動きが取れない状況におかれている。俺はすがる思いでナナリーの足に触れようとした。
「ぐぎゃー!?」
しかし、車椅子が俺の脚の上で回転し、俺の手を振り払ったのだ。まるでお釈迦様が、地獄に吊るしたくもの糸を断ち切るように。
(いや、この場合はゴキブリをティッシュで握りつぶすといった方が正解かもな?)


773 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:49:12 ID:/FA1mtIH
同士よ!支援は今!

774 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:53:54 ID:/FA1mtIH
凄いなー俺今書く気力がねぇorz
規制か?支援

775 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:56:56 ID:/FA1mtIH
支援は全力で!

776 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 01:59:46 ID:/FA1mtIH
あれ?今俺しかいねぇのか?
支援

777 :銀飯:2008/08/12(火) 02:01:17 ID:7AGuoreT
規制きつすぎ。のこり明日投下します

778 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 02:02:27 ID:/FA1mtIH
>>777 全力で了解しました、感想は明日書きます

……おやすみ

779 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 02:40:49 ID:3Ra6Esmo
>>762
すみません。何て言えばいいのか分からない程素晴らしい話で、
完全に引き込まれてしまいました
卿のSSはヤバすぎる
シリアス書いたらとんでもない人だ、あなたは!!
しかも8492まで出てくるしw
この分だとブレイズも出てきそうですねw
卿の次回の投下を楽しみにしてます!!

780 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 06:46:30 ID:DAW4IEJR
>>617乙&GJでした
甘々は癒されますね!シュタットフェルト家のメイド達が
「キャー!お屋敷の前でと堂々と…大胆だわ!お嬢様羨ましいっ!!」
「でも、悔しいけどお似合い……」
等といいつつ、こっそり様子をうかがっている電波を受信しましたw
あと>>607の最後「肩を組んで」は「腕を組んで」じゃないでしょうか?
肩だと旧OPのジノとスザクのような状態を想起してしまいます

>>653
シュナイゼル酷えwそれ、お前が画策した政略結婚だからっ!
確かに皇族がカオスでしたwウーたんガチロリとか考えた事なかったw
ギネヴィアの性格も、まだよく判ってないのにキャラデザ的にしっくりくるとか思ってしまいましたwww
ところで、今は出先のため辞書で確認できてないのですが、
>>630の「もと」は「元」ではなく「下」ではないかと……
あと、「元or下」の後に「、」があった方が判りやすいかと思います

>>715乙&GJ
自分は一頃多かったハーレムものの落ち的に使われるCCを読んで、ライC苦手かも……と思っていたのですが、
最近の貴卿のSSや他のライC甘々SSを読むにつれて決してそんなことはない事に気付きました
イチャラブは正義!!


>>762乙&GJ!
いつものことながら、圧倒されます
自分の中での彼は暗躍する人で、自ら動くというイメージこそないのですが、
自ら動くだけの動機は充分あるし、その行動原理は正にディートハルトそのものだ!と思いました
続きが楽しみでなりません

781 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 06:50:51 ID:DAW4IEJR
>>677
最近は全くもって隠していなかった気がするんですがw
今回、手荷物検査の初実施があるそうで、
一部エレベータ封鎖も含め、ますます戦局が混迷を極めることが予想されますが、
お気をつけて楽しんでいらしてくださいね

>>695
あくまでも比喩表現だからっ!
ただ世界最大規模の参加者数のイベントなので、何かちょっとしたミスで
大きな事故に繋がる可能性を常に心配されているのは確かです
将棋倒し事故とかマジ起こってもおかしくないが、それを参加者一人一人が気をつけて回避しているような、
修行を積んでいない素人にはおすすめできない祭りなのですよ……

782 :銀飯:2008/08/12(火) 07:00:58 ID:7AGuoreT
762の続きを投下します。
注意書きは>>768の通りですが、@〜Aはライ視点、B〜Cはルル視点、D〜Eはナナ視点で全体を通してカップリングはありません。


783 :銀飯:2008/08/12(火) 07:02:49 ID:7AGuoreT
『運命の欠片−託すべきもの18−アリスを追えC−』

(以下ルルーシュ視点)
「もう一度だけ言います。ゴキブリは黙っていてくださいね。」
ナナリーがどんな顔で言っているのか、視界が遮られているのではっきり言ってわからない。しかし、天使のような笑顔を浮かべながら悪魔のようなことを言っているのが容易に想像できた。
(な、ナナリー。俺は、もう、お前にとって、ぼろ雑巾以下いや未満なのか?俺はお前のために・・・。それなのに、ゴキブリをティッシュで丸めて捨てるがごとく、俺を切り捨てると。)
俺の意識は朦朧とし始めた。
(うん?やけに人が、いや強制労働者が多いな。ここは一体?地獄というやつか?兄殺しの俺にとって死後の世界にふさわしい場所だな。)
そう思いながら俺はあたりを見回した。すると・・・。
(あ、あれは!?ま、間違いない!あれは昔スザクに見せてもらった、あいつだ!だとすればここは!?)
俺の視線の先には漆黒のオーバーヘルメットにオーバースーツを着用し、機械的な呼吸音を鳴らす筋骨隆々とした男が居た。どちらかわからない読者のためにヒントを言おう。ビームサーベルではなく爪を武器にしているやつだ。
(いける、いけるぞ!名伯楽であるやつの指導を受ければ、ライやスザクを超え、魔王ゼロの領域にたどり着ける。首を洗って待っていろ、ライ!)


784 :銀飯:2008/08/12(火) 07:03:40 ID:7AGuoreT
『運命の欠片−託すべきもの18−アリスを追えD−』

(以下ナナリー視点)
「フハはハハは!」
「ね、ねえ、ナナリー。さ、さすがにまずいんじゃ?」
壊れた人形のように笑い続けるおに、いえ、ゴキブリの様子を見て、カレンさんが完全にひきながら尋ねてこられました。
「大丈夫ですよ、カレンさん。ゴキブリの生命力は凄いって、咲世子さんがおっしゃっていましたから(ニコッ)。」
私はカレンさんへのけん制の意味を込めて、笑顔で答えました。
(ライさんに手を出したら、あなたもこうなりますよ。カレンさん。もちろん、アリスちゃんも・・・。)
「そ、そう。なら大丈夫ね。」
カレンさんは一応納得してくれたようですが、
(やはり、この程度の脅しでは効果がありませんか?)
(ふん、小娘が!毎日黒の騎士団の活動の中で死線を潜り抜けてる私にそんな脅しが通用するとでも思ったの?)
ビカーン!バチバチバチ!ゴゴゴゴゴゴ・・・。
二人の間には言葉では言い表せないオーラの応酬が繰り広げられていた。

「な、なんかちょっとまずい雰囲気ね?ライったら、早く帰ってこないかしら。」
ミレイさんは私とカレンさんの間に流れる空気を読み取ったようです。
(ライさんを弟と見ているなら、いいですが・・・)
「い、いや。こんな状況で戻ってきたら・・・。ライのやつ大丈夫かな?」
リヴァルサンはライさんの身を案じておられるようです。
(ライさんのファーストキスの相手は私です!)
「ら、ライ君。3股だなんて?」
シャーリーさんが非情に不快なことをおっしゃいましたが、
(あえて、つっこむ必要はなさそうですね。なぜかそんな感じがします。)
「み、ミレイちゃん。怖い!」
ニーナさんはミレイさんの陰に隠れたようです。
(むやみにライさんにガニメデに乗せないでくださいね。)


785 :銀飯:2008/08/12(火) 07:05:53 ID:7AGuoreT
『運命の欠片−託すべきもの18−アリスを追えE−』

「二人とも、さっきルルーシュが聞いていた質問の答えを教えて欲しいんだけど・・・。」
スザクさんはまた空気を読まない発言をなさいました。
(初恋の人がスザクさんと思った時期もありましたが・・・。やっぱり私の初恋の人はライさんですね!私の恋路を邪魔するものは誰であろうと・・・。)

「う〜ん、スザク君はわからないかな〜?」
「普通に考えたらわかると思うけどな。」
「でも、スザク君だもん。」
「やっぱり、考え方が少しずれてますよね?」
皆さんのスザクさんのKYぶりにあきれておられるようです。

「えっと、どういう意味かな?」
本当にわかっていないようなので。私は答えさせていただきました。
「それは、ライさんがアリスちゃんを泣かせるような真似をしたからです。」
本当は他ならぬ私自身がそれを望んでいるのだけれど・・・。
「ああ、それで。」
スザクさんは、ようやく納得されたようです。

パンパン!
「それじゃー、スザク君も納得したところで、全員でライ君とアリスちゃんの様子を見に行きましょう〜!」
ミレイさんの提案に反対する方は誰もおられませんでした。
(信じていますよ。ライさん、アリスちゃん。)


786 :銀飯:2008/08/12(火) 07:09:28 ID:7AGuoreT
投下終了です。微妙に長いため、本文の長さで規制にかかたりしたため、バランスの悪い投下になってしまいましたが、了承願います。
支援・感想をしすぎると、投下の際に猿さんが出てくる確率も高いようです。

787 :銀飯:2008/08/12(火) 07:44:02 ID:7AGuoreT
トーマス卿へ
>>784下から8行目に変換ミスがあります。
誤「リヴァルサン」→正「リヴァルさん」
リヴァルなんで別に放置していていただいてもかまいませんが、御武運を。

>>762
しかしディートハルトの理想の作品って、ある意味ブリタニアの国是を地で行っている気が・・・。
だとすると、狂王と呼ばれた頃のライや皇帝になった時のシャルルなんか最高の被写体なんだろうな〜。

788 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 10:50:17 ID:/FA1mtIH
おはようゴザイマシタ
仮眠のつもりが普通に寝てた俺、参上!
>>786 銀飯卿、GJでした!
……ルルーシュ
流石にゴッキーは酷いよ、ナナリー
誰かルルーシュに愛を!
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

789 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/12(火) 12:45:55 ID:XmltD1YK
>>BLUEDESTINY卿 GJ&お疲れ様です。保管完了です。そして、管理人としてではなく一読者として、心よりの讃辞を送ります。
ところで一つ気になったのですが、>>740の14行目
 しかし、彼女にはそれが許される時ではないのだ。もはや。
この部分ですが
 しかし、彼女にはそれが許される時間はないのだ。もはや。
この方がしっくりくるような気がするのですが。重箱の隅を突くようなことをしてしまいすいません。ただ、貴方の作品が素晴らしいが故に敢えて言わせていただきました。
これでいいならばこのままにしておきます。訂正を希望されるのであれば対処いたしますので、いつでも仰ってください。


>>781 比喩……、比喩と仰いますか。本当にそうならどれだけいいことか。コンクリートの壁に頭を叩き付けられて朦朧状態になったことも一度ではありません。
近年、会場には最低限の応急処置道具は欠かさず持って行きます(使う機会が無いことを真剣に祈りつつ)。スレ&板違いも甚だしいのでここらでやめときしょ。


>>銀飯卿 誤字修正してアップしました。リヴァルなんでってそんなw ライのファーストキ○の相手ですよ?
ところで話は変わって規制の件ですが、ちょっと投下間隔(宣言含む)を調べてみました。
 768〜769 36秒
 769〜770 50秒
 770〜772 1分18秒
いくらなんでも短すぎるのでは?以前、私が13スレ目の終わりに行った書き込み実験では、あれだけの量を投下したにも関わらず、猿に遭うことは一度もありませんでした。
かと言ってあんまり長すぎるのもなんなので、2〜3分ぐらいが現状のベストだと思います。


……搭乗受付が始まりました。これより暫く音信不通になります。
伊丹空港よりお伝えしました。






V.V.「みなさんさようなら」
トーマス「な、なんなんですか、その不吉なセリフは!?」

790 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 12:49:29 ID:DAP8IEGZ
>>789
・・・トーマス卿・・・戦場に行かれたか・・・

791 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 12:54:20 ID:UZgrL7jW
>>789
トーマス卿とV.V.に敬礼ッ!

792 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 12:55:19 ID:3Ra6Esmo
>>787
ルルーシュの扱い酷すぎて笑ったw
次回もお待ちしています
>>789
トーマス卿お気を付けてノシ
保管はしばし忘れて存分に楽しんできて下さいねー

793 :銀飯:2008/08/12(火) 12:59:49 ID:7AGuoreT
なるほど、投下時間の間隔でしたか。ワードでまとめて一気にコピペってのがまずかったのか。
ありがとうございます。トーマス卿。


794 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 13:17:16 ID:DAW4IEJR
>>789
実際に流血してるんですか……
でも、それが行ったことない人に通常の事だと思われるのは微妙ですよ……


>>791
より不吉っぽくするなよw

795 :ライ×C万歳:2008/08/12(火) 15:01:04 ID:YMDKpEJN
こんにちは。
ラウンズ側で新話ができました。
カプはライとバルキュリエ隊のマリーカ・ソレイシィです。
投下いいですか?

796 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:04:57 ID:/FA1mtIH
了解した、投下を全力で支援しよう

797 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:05:18 ID:MUQrpbAV
支援します

798 :ライ×C万歳:2008/08/12(火) 15:06:45 ID:YMDKpEJN
行きます

カップリング・ライ×マリーカ
タイトル・戦神と戦乙女
備考・戦神の涙の続き 終盤シリアス

799 :ライ×C万歳:2008/08/12(火) 15:07:33 ID:YMDKpEJN
戦神と戦乙女

「あ…あれは!?」
「ランスロット・クラブ…「ブリタニアの青き戦神」!?」

ランスロット・クラブ・エアキャバルリーがフロートシステムのウイングをたたみ、EU・ルクセンブルクの地に降りる。
僕…ナイトオブエイト・「ブリタニアの青き戦神」ライは、EU制圧のため、敵軍の拠点のひとつであるルクセンブルク壊滅の任を受けた。
僕以外の戦力はルキアーノさんとヴェルキュリエ隊が来ていたが、ルクセンブルクに居るパンツァーフンメルの数は多く見積もって80機。
一対多数はジャンルではないが、クラブ一機で何とかなる数だ。
それに欲深い話だが、ここでもしまた戦果を挙げれば、ナイトオブワンに一歩近づける。
ユフィが望んだ未来に一歩近づけるのだ…
僕は単機特攻を決意し、ルキアーノさんとヴァルキュリエ隊の皆の同行を断ってルクセンブルク付近の他のエリアへの制圧作戦を頼んだ。


800 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:07:37 ID:/FA1mtIH
全力で支援!

801 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:07:45 ID:MUQrpbAV
支援

802 :ライ×C万歳:2008/08/12(火) 15:08:22 ID:YMDKpEJN
「降伏してください。僕が降り立った時点で勝敗は決しました。」

僕は無駄だと分かっていながら降伏を呼びかける。
戦果は上げたいが、やることは命の奪い合いだ。できるなら避けたい。
だが…

『勝敗が決しただと!?』
『図に乗るな!たった一機で!』

パンツァーフンメルのパイロット達はやはり勧告を受け入れず、キャノン砲の照準をクラブに合わせる。

「…残念です。」

僕がそういうと同時に、80機のパンツァーフンメルからの一斉射撃がクラブを襲う。
僕はクラブのランドスピナーを走らせ、操縦桿とペダルを操作し、雨のように襲い掛かる砲弾を避けていく。

『馬鹿な!弾が当たっているはずなのに!?』
『奴はほとんど動いていないのに何故だ!?』
『「青き戦神」は本当に亡霊か!?』

正面のパンツァーフンメルのパイロット達の驚愕の声が聞こえてくる。
僕は驚愕している正面の三機のパンツァーフンメルを連結したツインMVSで切り裂き、その奥に構えていたパンツァーフンメルも次々と切り、突き刺し、薙ぎ払う…
そして切り裂いたパンツァーフンメルのオイルがクラブの機体を汚す。

『化け物おぉぉぉぉお!!』
『く…来るなあぁぁあ!!』

恐怖の雄叫びを発し、再びキャノン砲を撃ってくる後方のパンツァーフンメル隊。
僕はMVSを分割させてコクピット部分の左右に収めると、フロートシステムを起動させて空に飛び、砲弾を避ける。
砲弾は僕が相手していたパンツァーフンメルを直撃し、同士討ちとなる。
そして僕は再びフロートシステムを停止させて地上に落下していき、落下しながら可変ライフルを連射して先程僕を狙ってきたパンツァーフンメルを全滅させた。
そしてランドスピナーを用いて地上に着地するとライフルを後腰部に戻してツインMVSを抜き、連結させて残ったパンツァーフンメルに切り込んだ。

803 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:08:32 ID:/FA1mtIH
全力支援

804 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:08:59 ID:ivxETzKZ
だんだんカップリングに見境が無くなってきたなwwwwwwいいことだwwwwww
支援

805 :ライ×C万歳:2008/08/12(火) 15:09:21 ID:YMDKpEJN
………
二時間後、パンツァーフンメルを全滅させ、ルクセンブルク制圧を終えた僕はマルセイユにあるブリタニア軍駐屯所に帰還した。
損傷率は40%…まずまずと言ったところか。
僕はハンガーにクラブを降ろすと、コクピットから降りた。

「よう戦神!見事な汚れ具合じゃないか!」

コクピットから降りた途端、残虐性を含んだ男の声が聞こえてくる。
ナイトオブテン・「ブリタニアの吸血鬼」、ルキアーノ・ブラットリー卿だ。
汚れ具合とは、クラブに付いた敵機のオイルのことだろう。

「一対多数は得意じゃないって言ってるクセに、やれば出来るじゃないか?ええ?」

ブラットリー卿は僕の首元に組み付いてそう言う。

「あのナンバーズのガキが居なけりゃ多数戦はテンデ駄目だと思ってたが、こりゃとんだ間違いだったなぁ…この狸野郎め。」
「別に、今回は一機でも出来ると判断したからですよ。それにこれぐらい一人で突破できなきゃ、ナイトオブラウンズの名が廃ります。」
「言うじゃないか…青き戦神さんよぉ…」

ブラットリー卿は僕の耳に口を近づけ、囁き始める。


806 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:09:31 ID:MUQrpbAV
支援

807 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:09:36 ID:/FA1mtIH
今日はレポート書くためにパソ付けっぱなし
だからいつでも全力で支援!

808 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:09:50 ID:7AGuoreT
支援

809 :ライ×C万歳:2008/08/12(火) 15:10:13 ID:YMDKpEJN
「良いね良いねぇ…一段と血の匂いが染み込んでる…
お前と俺は「同類」だ…お前の目は命を奪う快楽を知ってる目だ…お前の舌は生き血をすする美味さを知ってる舌だ…
最初は成り上がりものだと思ってたが、お前は会えば会うたび血の匂いを強め、より俺に近い存在になっていく…
楽しみだなぁ…お前が俺のような戦闘狂になって、敵の「大事な物」を奪う事に熱中することしか出来なくなる日が…」
「…!」

悪寒を感じた僕は無理やりブラットリー卿を振りほどいた。

「僕は…優しい世界を作るためにしか…戦わない…!」
「まぁた理想論を…良いや、楽しみにしてるぜ、ライ!」

ブラットリー卿は僕にそう言うと片手を上げて去っていく。
僕はあの人だけは好きになれない…
あの人に会うたび体に悪寒が走る。
あの人に会うたび、僕もいつかあの人のようになってしまう気がして、それが恐くてしょうがない…
僕は僕の目的のためにしか戦わないと決めているのに…

810 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:10:18 ID:/FA1mtIH
支援

811 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:10:21 ID:DAP8IEGZ
全力で支援
レポートがんば!

812 :ライ×C万歳:2008/08/12(火) 15:11:11 ID:YMDKpEJN
「ライ様〜♪」
「ライ卿〜♪」
「ん?」

そんな風に思っていた時、僕を呼ぶ元気な声が聞こえ、僕は声が聞こえた方を振り返る。
するとそこには、ルキアーノさんの親衛隊であるヴァルキュリエ隊の皆が僕に向かって走ってくる姿があった。

「皆!?」
「お疲れ様ですぅ〜!」
「やっぱいつ見てもカッコイイ〜♪」

僕は皆に囲まれ、少し大きな人だかりが出来た。

「ライ様活躍聞きました!」
「80機のパンツァーフンメルをちぎっては投げちぎっては投げの大活躍!」
「「青き戦神」バンザ〜イ!」

ヴァルキュリエ隊の皆は僕の今日の活躍を皆で褒め称える。
ヴァルキュリエ隊の皆はまだ若い人が多く、中には僕の設定年齢より若い子達だって居る。
そんな彼女達にとって僕はアイドルのような存在なのだろう。
しかし…

「ライ様ぁ〜、食堂行きましょう〜、お腹ペコペコ〜」

ヴァルキュリエ隊の一人が僕と腕を組んでそう言う。


813 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:11:18 ID:/FA1mtIH
支援

814 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:11:21 ID:MUQrpbAV
支援

815 :ライ×C万歳:2008/08/12(火) 15:11:52 ID:YMDKpEJN
「ああん!ズルイ〜!」
「抜け駆けダメぇ〜!」

すると他のメンバーも次々に僕に纏わり付いてくる。
皆が欲求不満なのも分かる。遊びたい年頃なのも分かる。
しかし…これだけはどうにかならないのだろうか…

「あ〜もう!食堂に行くよ!あと腕組むのは順番に!」
『は〜い!』

僕は処世術としてそう言い、何とかその場を凌ぐ。
前にこの光景をジノに「羨ましい」と言われたが、こっちはとても大変で、ジノにも手伝ってほしいと言いたかった位だ。
リヴァルに「幻の美形」と言われていると聞いた事があるけど、こんなに大変ならいっそのこと太ってしまいたい気分だ。
…いや、そしたら今度は「幻のぽっちゃり系」として美形とはまた違った人気が出て困るかもしれない。
そんな考え事をしている内に食堂に着いた。
すると…

「私がライ様の右隣〜!」
「私左隣〜!」
「私前〜」
「ああんずるい〜!」

僕の隣の席と前の席を巡ってヴァルキュリエ隊の論争が始まるのだった…

816 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:11:59 ID:DAP8IEGZ
しえーん

817 :ライ×C万歳:2008/08/12(火) 15:12:49 ID:YMDKpEJN
僕は皆と昼食を摂った後私服に着替え、ヴァルキュリエ隊の皆に付き合ってマルセイユの街に遊びに繰り出した。
そこでも僕を巡ったバルキュリア隊の皆の論争は絶えず、僕は皆への処世に頭を悩ませた。
駐屯所の寮に帰ってきたのは夜で、帰ってきてそうそう僕は私服のままベッドに倒れこんだ。

「ああ…疲れた…」

ヴァルキュリエ隊の皆が遊び盛りなのは分かる…
しかし彼女達も軍人、あまり過ぎてしまうのも問題だ…
でも厳しく注意すると悲しい顔されそうだし…しかも彼女達のウルウルした目って結構可愛いだろうし…
ああ…頭が混乱してきた…
そんな時だった…

「ん?」

ノックの音が聞こえ、ベッドから起き上がってドアの方に向かい、ドアを開ける。
そこにはヴァルキュリエ隊の一人、マリーカ・ソレイシィのピンクのパジャマを着た姿があった。
彼女は僕を純血派に誘ったキューエル・ソレイシィの妹だ。

「ライ卿…」
「マリーカ?どうしたの?」
「少し…良いですか?」
「…うん。」

僕はマリーカに誘われ、駐屯所の屋上に向かった。


818 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:13:00 ID:MUQrpbAV
支援

819 :ライ×C万歳:2008/08/12(火) 15:13:32 ID:YMDKpEJN
「何?マリーカ?」
「…!」

屋上に付いた途端、マリーカは僕に抱きついた。

「ちょ…マリーカ!?」
「ライ卿…私…ライ卿のことが好きです…」
「え…?」
「ファンだからとか、そんなのじゃなくて、本当に好きなんです!ベルリン戦で貴方に会った時から!」

ベルリン戦…三ヶ月前のベルリン制圧戦の事か…
あの日、僕は味方と離れて敵のパンツァーフンメルに囲まれ、絶体絶命だったマリーカのヴィンセントを救った。
その後、味方と離れて独断先行した理由を彼女に聞いたら、彼女がキューエル卿の妹だったことを知り、兄の意思をついで純血派を復興するため、手柄を立てたかったからだと話した。
僕は「修正」と称し、彼女の額を軽く小突き、「今度から先走るな」と注意した。
その時の彼女の真っ赤な顔を覚えている。
あの時からマリーカは僕に一目惚れだったのか…でも…

「マリーカ…」

僕は自分の胸からマリーカを離し、

「ごめん。」

と一言言った。
あの日…キューエル卿が亡くなったあの日、僕は純血派からの救援信号を無視し、特派ヘッドトレーラーに留まった。
僕はキューエル卿を見捨てた…
彼女の気持ちを受け取る資格は僕には無い…

820 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:13:49 ID:7AGuoreT
18〜25歳で構成。ならネリ様とノネットさんは入隊不・・・。
おや、紫のグロースターと、アンノウンの機体が。
支援

821 :ライ×C万歳:2008/08/12(火) 15:14:11 ID:YMDKpEJN
「…!」

マリーカの顔から血の気が引いていく…

「嫌です…嫌です!嫌です!」

マリーカは激しく頭を振りながらそう言い、パジャマのボタンに手をかける。

「私の…全部…あげますから…」
「…!」

僕はマリーカの右頬に平手打ちを打つ。

「きゃっ!?」

マリーカは右頬を押さえ大きくよろめいた。

「そういうの…良くない!」

僕はマリーカを大きな声で叱る。
自分の体で男の気を引こうなんて最低の考えだ。
僕はマリーカにそんな女の子になってほしくない。

「ごめんなさい…ごめん…なさい…!」

僕の意思を汲み取ったのか、マリーカは大粒の涙を流しながら僕に謝る。
僕はそんな彼女を優しく抱きしめ、頭を撫でた。


822 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:14:24 ID:MUQrpbAV
支援

823 :ライ×C万歳:2008/08/12(火) 15:14:55 ID:YMDKpEJN
………
十分ほど経って彼女を放すと、マリーカは泣き終えたばかりの赤い目をしながら僕を見上げていた。
可愛らしい顔だ…血の匂いのする僕には勿体無いくらいに…

「マリーカ…部屋まで送るよ。」
「ライ卿…」
「ん?」
「一度だけ、キスしてください。それで諦めますから…」
「…分かった。」

マリーカは瞳を閉じ、僕の方を見上げる。
僕も瞳を閉じ、自分の唇を彼女の唇に重ねた。

一分ほどキスを交わした後、僕は彼女を部屋まで送った。

「じゃあ、おやすみ。」
「はい。」

それだけ言葉を交わして僕はマリーカと分かれる。
彼女には幸せになってほしかった。
お兄さんに似た真面目な人と結婚して、優しい女性になって…ほしかった。


824 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:15:27 ID:DAP8IEGZ
支援!

825 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:15:30 ID:MUQrpbAV
支援

826 :ライ×C万歳:2008/08/12(火) 15:16:09 ID:YMDKpEJN
………
「…マリーカ。」

僕はフレイアの爆心地でノネットさんと会い、彼女の胸で泣いた後、ノネットさんと共にマリーカの墓前に来ていた。
綺麗なマリーゴールドの花束を持って…

「マリーカ…」

僕とノネットさんはマリーカの墓前に膝を突いて花束を置き、手を合わせた。
これは戦争だ。人が死ぬのは仕方ない。
でも…なんでマリーカが死ななきゃならないんだ…
彼女には戦いが終わったらもっと遊んで、美味しい物を食べて、恋をして、女の子として生きて欲しかったのに…
なぜ彼女を殺した…カレン…!

「ライ。」

僕の隣にいたノネットさんが僕に話しかける。

「好きだったのか?彼女が…」
「今はもう…分かりません。」

僕はそういって立ち上がりラウンズ専用のマントを翻してロイドさん達の元に向かう。
マリーカ…お兄さんと一緒に見ていてくれ…
僕が…ナイトオブエイト「ブリタニアの青き戦神」が、君達の命を奪った紅蓮の修羅と黒き魔王にこの代償を払わせてやる…!

827 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:16:18 ID:DAP8IEGZ
支援

828 :ライ×C万歳:2008/08/12(火) 15:17:34 ID:YMDKpEJN
投下終了
いやぁ…ほんとにカプに見境がなくなってきた…
あ、一応推奨BGMはMasqueradeで。

829 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:21:14 ID:7AGuoreT
>>828
GJ!小説ではブラコンだった、マリーカを落とすとは。ヴァルキュリエ隊にオレンジ妹リリーシャの名前はなかったね。


830 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:21:20 ID:/FA1mtIH
>>828 ライ×C万歳卿、GJでした!
……泣けんでぇ! 悲しみが溢れそうだ、このSS
色々なカプがあって楽しいなぁここは 代表例、卜部×虫
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

831 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:22:26 ID:DAP8IEGZ
ライ×C万歳卿GJ!
マリーカかわいいw
にしてもテンさんは相変わらずの悪やくぷりで・・・
・・・全員消えてしまいましたけど・・・

次も楽しみに待っています

832 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:27:52 ID:/uXB35BG
もう今日中に終わるんじゃねーか?このスレ
ていうかロスカラ本スレを間もなく追い抜きそうだ

833 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 15:37:23 ID:k3ZIwGqe
1日に何回も投下するハイスペックな職人さんが現れたからな。

834 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 16:05:49 ID:ztMQGatm
>>ライ×C万歳卿GJ、お疲れ様でした。
テンの名前ですが、「ブラットリー」ではなく、「ブラッドリー」の筈なのですが……。

835 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/12(火) 16:07:58 ID:ztMQGatm
sage忘れ失礼しました。

836 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 16:10:50 ID:YMDKpEJN
そうだったのか…じゃあブラッドリーで。
しかし戦死した次の日にお墓があるのもおかしな話だったかな?
…まいっか(ぇ

837 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 16:11:31 ID:/FA1mtIH
>>835 無事に到着したんですね

838 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/12(火) 16:16:56 ID:ztMQGatm
>>836 では修正しておきました。続きと言うことなのでリンクも張ってます。

>>837 はい。そして前線基地(ホテル)に着いて2番目にやることは、このスレの確認。
それがトーマスクオリティでございますw

839 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 16:22:41 ID:dp49WPOB
>>828
GJだよ
見境ないカップを見てたらライセシをまた書きたくなった。
今の魔法少女を投下したら一体休憩してライセシをやるか

840 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 16:33:46 ID:7AGuoreT
>>839
投下しますか?こちらも投下しようかと思っているんですが

841 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 16:35:37 ID:nhkhsawg
>>840
これから書き始めるぐらいだから即投下はないんじゃなかろうか。

842 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 16:40:13 ID:MUQrpbAV
>>840
投下するんならちゃんと宣言すると思うよ

843 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 16:42:38 ID:/uXB35BG
>>840 というわけでGO!

844 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 16:45:15 ID:7AGuoreT
50分ぐらいをめどに投下します。


845 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 17:27:20 ID:DAW4IEJR
test

846 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 17:34:20 ID:DAP8IEGZ
直った・・・直ったよー! ということで支援体制に入りますか

847 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/12(火) 17:34:23 ID:ztMQGatm
復旧したようです。
現在保管庫の方にダウン情報載せてますが、これからこういったことがまた起こった場合に、
情報載せたほうが宜しいでしょうか?

848 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 17:35:25 ID:QoHHK4wM
おさまったかな?
夕食の準備の合間に可能な限り支援いたしますぞ

849 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 17:36:24 ID:7AGuoreT
載せたほうがいいかと。あと>>844で投下するといいましたが、5時50分ぐらいをめどに・・・。また落ちたら今日はあきらめます。

850 :銀飯:2008/08/12(火) 17:51:47 ID:7AGuoreT
さっきはサバ落ちしたので、起こらないことを祈りつつ、前書きを。

前書き
内容は18話でルルーシュがつかまった時にライがいたらと言う話。
普段投稿してる『運命の欠片』とは並行ルートの話で、まじめに書いたので比較的シリアスです。
ルルは役立たず。テンさんの台詞の語尾がおかしいかもしれませんが・・・。
機体に捏造アリと、ところどころネタバレになるかも知れない内容が・・・。
設定はギアス編経由のR2で、自分の作品には必ず出てくるナナリーの専属騎士になったアリス(神根島の封印に立ち会ったため記憶を持っている)とC.C.に記憶を蘇らせてもらったルルーシュ以外全員が忘れているという設定です。
それでも藤堂と四聖剣は身のこなしから以前から知っていたのではないかとうすうす感づいています。

ワードA4設定3ページ分です。トーマス卿に教えていただいた間隔に注意しながら投下します。一応支援をお願いしたいのですが。

851 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 17:53:02 ID:DAP8IEGZ
sienn

852 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 17:53:18 ID:ztMQGatm
支援および更新 並列作業準備完了。いつでもどうぞ!

853 :銀飯:2008/08/12(火) 17:55:20 ID:7AGuoreT
『世界の色(前@)』

「ナイト・オブ・テン。ブリタニアの吸血鬼か?まずい!先ほどのモルドレッドとの戦闘で、既にエナジーフィラーが。」
ゼロ専用機蜃気楼のエナジーフィラー残量を示す計器は残り3割程度であることを表示していた。フロートの継続だけならばなんら問題がないが、ドルイドシステムによる絶対守護領域を展開し続けるには圧倒的に足りなかった。
「さぁて、ゼロ。お前はどんな声で啼いてくれるのかな?」
“ブリタニアの吸血鬼”と異名をとるナイト・オブ・テン、ルキアーノ・ブラッドリーは自身のKMFパーシヴァルの右腕のMVSのクローをブレイズルミナスの展開で旋回させ、ドリルの形状と化した状態で攻撃を仕掛けてきた。
「ふん、硬いだけが取り柄の役立たずのナイトメアが・・・」
「ぐっ。」
蜃気楼の絶対守護領域はかろうじてパーシヴァルの攻撃を防いでいるが、シールドを展開した状況では攻撃ができない上に、ナイト・オブ・ラウンズ相手に接近戦をすることになるため、この状況を打破する方法は皆無に近かった。
(ええい、こんなところで!?ジェレミアやギルフォードは他のラウンズにかかりきり。四聖剣の二人は政庁攻略およびナナリー救出に回している。藤堂はシュナイゼルの援軍に備えさせているため動かせない。くそっ!どうすれば!?)
迷っている間にもエナジーフィラーの残量はどんどん低下し、それに従い、パーシヴァルの右手のドリルが侵入し始めた。
ドン、ドン、ドン!
絶対守護領域を完全に突破される前に玉城の部隊が地上から対空砲火を行ったため、パーシヴァルは一旦攻撃をやめ、間合いを取るために下がった。


854 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 17:55:29 ID:DAP8IEGZ
支援

855 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 17:56:04 ID:ztMQGatm
支援

856 :銀飯:2008/08/12(火) 17:56:32 ID:7AGuoreT
『世界の色(前A)』

「今だ!」
絶対守護領域を解除し、蜃気楼の主砲部分をパージしたが、
ガシャン!
ナイト・オブ・ラウンズが一瞬の隙を見逃すわけもなく、主砲部分にドリルを突き刺した。
「馬鹿め!攻撃の瞬間にシールドが解除されるのを見逃すはずがないだろうが!」
「ぐっ!?」
(完全に遊ばれている!?まずい!このままでは・・・。)
このときすぐにゼロに止めを刺しておけば、彼と彼の部下たちの運命はかわったのかもしれない。
しかし、ブリタニアの吸血鬼には追い詰めた敵を一思いに殺すという慈悲を持ち合わせてはいなかった。バルキュリエ隊に玉城の部隊を駆逐させ後、ゼロを捉えるためにスラッシュハーケンを放って捕らえようとしたのだ。

「ゼロー!」
絶体絶命の状況に追い込まれたゼロの蜃気楼に体当たりし、身代わりとなった漆黒のKGF(ナイト・ギガ・フレーム)があった。
「んな!?まさか、ライ!?」
ゼロの視線の先には、万が一の場合に備えてイカルガで総指揮を取らせていたライそしてラクシャータに作成させていたガウェインの改良機ガウェインMK−U(以下ガウェイン)だった。
「よせ、ライ!その機体は!」
(まだ完成していない。試験すらもまともにやっていないんだぞ・・・。)
「ま〜だ半分も完成してないのよね〜。まあ、あくまでも“外郭部”に関してだけど・・・。」
ラクシャータはイカルガから半ば強奪される形で戦場に投入されたガウェインを見ながらつぶやいた。


857 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 17:56:42 ID:MUQrpbAV
支援

858 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 17:56:48 ID:DAP8IEGZ
支援

859 :銀飯:2008/08/12(火) 18:00:04 ID:7AGuoreT
『世界の色(前B)』

「ほう。ガウェインか?面白いおもちゃを持ってやがるな。だが、身動き一つできない状況ではな!」
そう言いながらルキアーノはライのガウェインにドリルを突き刺した。ガウェインのドルイドシステムはルミナスシールドを展開したが、未完成機体のためにシールドが不十分でなかった。

「くっ、ライ」
ドドドドド!ズキューン!
ライを救おうと、接近を試みるゼロの蜃気楼に対し、ヴァルキュリエ隊から容赦のない弾幕が浴びせられた。
「ええい、邪魔をするな!」
本来であれば拡散構造相転移砲やハドロン砲を放ち、一瞬で撃破できるのだが、先ほどの戦闘で主砲部分のダメージを把握できていない以上、誘爆を避けるためにも、むやみに撃つことができなかった。
(だめだ!だめだ、ライ!?お前は、俺と共にナナリーの元へ、いや、ナナリーのためにもお前だけでも・・・!)
しかし、そんなルルーシュの思いをよそに非情にもガウェインのルミナスシールドは破られ、装甲が削られていく。

「ほう、するとお前がイレブンの猿どものエースというわけか?質問するぞ。お前にとって一番大切なものは一体なんだ?」
ブリタニアの吸血鬼は司令官を守るために身動きが取れなくなったガウェインのパイロットに尋ねた。
「僕にとって大切なもの?」
ライはあらかじめディートハルトに指示していた通り、この通信を全世界に放送するように暗号を送った。
「そうだ。ひとつぐらいはあるだろう?そしてそれを奪い、破壊するのが俺の一番の快楽なのさ!」
「くっ、下種が!」
ガウェインの装甲は比較的分厚く、新素材を使っているため、すぐには破壊されないが、身動きが取れない今のライにとって、こう言い返すのが精一杯だった。
「いいことを教えてやろう!平時に人を殺せば犯罪だが、戦争では殺した数だけ英雄になれるんだよ。そう、我らブリタニアの伝説の英雄にして狂王の異名を持つラインハルト・エス・ブリタニア陛下のようにな!」
「!?」
(ぼ、僕のようにだと!?ふ、ふざけるなー!あ、あの惨劇を!僕が英雄だと!?)


860 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 18:00:08 ID:DAP8IEGZ
支援・・・悪い、あとは任せた!

861 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 18:00:51 ID:ztMQGatm
支援 任せられた!

862 :銀飯:2008/08/12(火) 18:01:38 ID:7AGuoreT
『世界の色(前C)』

「ライ!ナイト・オブ・テン、貴様ー!」
狂王と称されしライの過去をしているゼロ、いやルルーシュにとってルキアーノの言葉は聞き逃せるものではなかった。そのルルーシュの叫び声によってライは発狂をこらえることができた。

「さあ、答えろ!お前にとって一番大切なものは何だ?それはな・・・命だろう?」
下種な高笑いを浮かべるルキアーノに対し、ライは冷たい声を向けた。
「そうか。お前もまた私の過ちが生み出した悲劇の産物というわけか・・・。」
「あん、何を言って?」
「私、いや、僕にとって一番大切なもの・・・。それは・・・」
ライは眼を閉じて、現世に目覚めてから今日までの日を思い出した。
(ナナリー、アリス、ルルーシュ、スザク、カレン、ミレイさん、シャーリー、ニーナ、ヴィレッタ先生。扇さん、藤堂さん、四聖剣の皆さん、ラクシャータさん、黒の騎士団のみんな・・・。それと、それと・・・。あっ、玉城にリヴァル!)
「答えろ、お前に一番大切なものとはいったいなんだ?」
「それは、世界の色を失った僕にさまざまな色を教えてくれた仲間たち!さまざまな色にあふれたこの世界!そしてその世界に住むすべての人々だ!」


863 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 18:01:58 ID:ztMQGatm
支援

864 :銀飯:2008/08/12(火) 18:03:46 ID:7AGuoreT
前半部分はこれで終了です。4レスですんだのに支援を要請してしまい、申し訳ありませんorz
前スレの970ぐらいに投下したアンケの台詞を使わせていただきました。しばらく、これを書こうかと。

865 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/12(火) 18:04:50 ID:ztMQGatm
更新完了!よし、いまのうちに食事いってきます。

866 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 18:10:40 ID:/FA1mtIH
>>864 銀飯卿、GJでした!
ここからどうなるのか、特にテンさんはどうするのか
もしかして世界を壊しにかかるのか……流石にないか
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

867 :銀飯:2008/08/12(火) 18:13:29 ID:7AGuoreT
トーマス卿申し訳ないですが、
>>862の4行目に誤字が
誤「シールドが不十分」→正「シールドが十分」

868 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 18:23:11 ID:MUQrpbAV
>>864
GJでした!ここからどうなるのか続きが気になりますw
玉城とリヴァルの扱いがwww
次の投下を楽しみにお待ちしております
誤字指摘
>>859
>未完成機体のためにシールドが不十分でなかった。
「シールドが不十分」→「シールドが十分」
>>862
>狂王と称されしライの過去をしているゼロ
「している」→「知っている」

869 :銀飯:2008/08/12(火) 18:33:34 ID:7AGuoreT
>>868
指摘ありがとうございます。862の方は完全に見落としてました。

すみませんトーマス卿両方お願いします。

870 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/12(火) 19:22:04 ID:ztMQGatm
>>869 修正しました

871 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:23:15 ID:7zvTzjj7
投下よろしいですか?
12レス近くになってしまいましたので、支援お願いしたいのですが・・・。
どなたかいらっしゃいませんか?

872 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:25:22 ID:zvQ4YQEg
今こそ支援の時

873 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:25:23 ID:DAW4IEJR
>>871
ノシ
支援できます

874 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:25:39 ID:E80JM4Ln
>>856
バルキュリエ隊ではなくヴァルキリエ隊みたいですね

875 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/08/12(火) 19:28:25 ID:7zvTzjj7
有り難うございます。それでは投下します。その前に少し注意書き等を。

タイトル  〜 契り(前編)〜
カップリングは ライ×カレン です。

一応、R2本編介入を目指してのプロローグ的な話として書きたかったです・・・。
二人の絆の強さを表現した上で本編に望みたかったのですがどうも無理っぽいです。
黒騎士ルートを準拠してますが、所々を改変してます。
それと騎士団のキャラが壊れてる人は見事に壊れてますので、読まれる際にはご注意下さい。

それでは行きます。

876 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/08/12(火) 19:28:58 ID:7zvTzjj7
神根島、そこでライは一部ではあるが自身の記憶を思い出した。
そしてそれをゼロに伝え、ゼロもまた自らの秘密をライに明かした。
「ライ、いいな?この事は俺達だけの秘密だ」
「ああ、分かってるよルルーシュ。同じ力を持つ者として、君と共に歩もう」
そう言うと古の時代に狂王と呼ばれた男と、現代において魔王と呼ばれる男は互いに固い握手を交わした。
彼らはこの時、初めて本当の親友と呼べる存在となったのかも知れない。
だが、感動的とも言える場面であるにも関わらず、人の悪い笑顔を浮かべた魔女C.C.が口を挟む。
「おや?ライ、カレンとは共に歩まないのか?お前達は恋人同士なのだろう?」
その言葉を聞いて、やれやれといった様子でライが答える。
「勿論一緒だ。僕はカレンを愛してる。記憶の事も話したよ。それでも、カレンは受け入れてくれた。
共に歩むなんて、そんな事は今更言うまでも無い事だよ」
「ほぅ、言ってくれるな。……愛か。だが、ここ数日あの女はどこか様子がおかしいぞ?
丁度、お前が神根島から戻った時ぐらいからだが、何かあったのか?」
C.C.にしては珍しく心配するような口調で尋ねられ、ライはやや面食らった表情を浮かべた。
「それは困る。ライ、お前とカレンは今や騎士団に無くてはならない存在なんだ。意思の疎通は十分にな」
「分かってるよ、ルルーシュ。また会った時に聞いてみる。っと、もうこんな時間か。それじゃあ、
僕は月下の様子でも見に行くよ」
そう言ってライは部屋を後にしようとしたが、不意にルルーシュに呼び止められる。
「ああそうだ、ライ。言っておきたい事があるんだが」
「何だい?」
ライは何事かと思い聞き返したが、ルルーシュから返ってきたのは何よりも嬉しい言葉だった。
「お前に会えてよかった」
そう言うとルルーシュは静かに微笑んだ。
「っ!……僕もだよ、ルルーシュ」
ライもそれに答えるように微笑み返す。
「やれやれ、全く甘い連中だな。だが、それも良いか」
その様子を見ていたC.C.は慈愛を湛えた表情で二人の若き王の姿を眺めていた。

877 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:28:59 ID:/FA1mtIH
投下!期待!全力!支援!

878 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/08/12(火) 19:30:25 ID:7zvTzjj7

          〜 契り(前編)〜  

僕は格納庫に向かう途中で、先ほどC.C.が言っていた事を思い出していた。
確かに、カレンの様子はおかしい。島から帰った後、散々泣きながら怒られた後からだろうか。
一人で居る時の彼女は、何か張りつめた雰囲気を纏うようになった。
何かを必死に思案しているかのようで、気になった僕は幾度となく尋ねてみたが、その度にカレンは思い詰めた
ような表情を浮かべて、僕はそれ以上聞けなくなってしまう。全くもって情けない。僕にとって大切な女性なのに。
不安で仕方がないというのに。カレン、君は一体どうしたんだ?
僕は歩きなが考えていたが、カレンの考えている事が全く分からない。そして気が付いたらいつの間にか
格納庫に着いていた。目の前には赤と蒼の2体の巨人が佇んでおり、その側には愛機の整備を終えたのだろうか。
首からタオルを下げてドリンクを飲んでいる赤毛の女性の姿が見えた。周りに他の人はおらず、カレンはやっぱり
あの雰囲気を纏っている。
「カレン!」
僕は思い切って呼びかける。すると、カレンは僕の方を振り向いて微笑んだ。その姿には、最早先程の雰囲気は
一欠片も見られない。
「ライ。ゼロとの話は終わったの?」
「うん。終わったよ。ついでだから、帰る前に月下の様子でも見ておこうと思ってね」
「そう……ねぇ、何か良いことでもあったの?」
怪訝な顔をしたカレンが問いかけてくる。
「えっ?何故分かったんだい?」
「だって、今のあなたの顔、もの凄く嬉しそうなんだもの。ゼロと良い話が出来たのかしら?」
クスクスと笑いながらカレンが答える。そんな彼女の様子を見ていて僕に一つの悪戯心が生まれた。
「何故ゼロなんだい?カレンに会えた事が嬉しいかもしれないじゃないか」
「違うわね」
笑顔で否定された。
「私に会えた事が理由ならいつもの様な表情をしてくれるもの。けど、今の表情は初めて見るわ」
驚いた。そこまで僕を見てくれていたのか。そう思うと、嬉しくて顔が綻んでいくのが分かる。


879 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:30:36 ID:/FA1mtIH
支援は幸せ!

880 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:30:54 ID:ztMQGatm
うっかりトイレにも行けない 支援

881 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/08/12(火) 19:32:11 ID:7zvTzjj7
「それよ」
急にカレンに指摘されて、僕は慌てて我にかえった。
「今のが私に会えて嬉しいって顔。私の一番好きな表情よ」
そう言うとカレンは笑顔で見つめてくる。僕もつられて笑顔になる。
「カレンには敵わないな。それに、凄く嬉しいよ。そこまで僕の事を見てくれてるなんてね」
心底思った。彼女こそ、僕の全身全霊、全てを掛けて守るべき人だと。けど、そんな僕の言葉を聞いた彼女は
「……バカ。そんな事笑顔で言わないでよ。恥ずかしいじゃない」
照れた様子で俯いてしまった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
僕達二人は、格納庫に佇む月下に背中を預けながら、たわいもない話を続けていた。それはとれも幸福な時間。
だけど、僕にはどうしても気になる事があった。一人でいる時の彼女の様子だ。聞いてもまたはぐらかされるかも
しれない。けど、もし聞けたら何か力になれるかもしれない。だから思い切って聞いてみる事にした。
「なあ、カレン。以前にも聞いたけど、最近どうしたんだ?」
「えっ!?」
急に彼女の様子が変わった。いつもの様に思い詰めたような表情を浮かべる。いつもの僕なら、ここで引いて
しまっていた。けど、もう引かない。何よりも彼女の力になりたかったから。
「僕でよかったら話してくれないか?君の力になりたいんだ」
「言ったら、あなたを縛る事になりかねないもの。だから言えない」
「でもカレン、僕は君の悩む姿を見たくない。お願いだから話してくれないか」
僕は意を決して踏み込む。絶対に引くもんか。すると彼女は諦めたのか張り詰めた表情を解き話し始めた。
「話しても、引いたりしない?」
「うん。約束するよ」
「じゃあ、結論から言うわ。ねえ、ライ。私と……結婚して」
「えぇっ!?」
正直言って驚いた。まさかカレンからプロポーズされるなんて思ってもいなかったから。
「やっぱり、引いちゃった?」
悲しそうな表情を浮かべたカレンが聞いてくる。


882 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:32:18 ID:/FA1mtIH
このSSを全力で支援するんだ!
>>880 トイレは行けよ

883 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/08/12(火) 19:34:17 ID:7zvTzjj7
「そんな事無いよ!……けど、僕はまだ未成年だし、結婚なんて……」
「分かってるわ。先に婚約だけしておくのよ」
そう言ったカレンの眼差しはいつになく真剣で僕は圧倒されていた。
「で、でも普通そういうのはちゃんと大人になってからじゃ……」
―ダンッ!!―
言い終わる間もなくカレンは僕の胸に飛び込んで来たが、僕は支えきれずに激しい音と共に壁に押し付けられた。
「ライ……私達は、私達は普通なの!?普通に大人になれると思ってるの!?」
そう言って、僕の顔を見上げたカレンの顔は涙で濡れていた。
「私達は普通じゃないわっ!生徒会の皆みたいに、平穏な生活なんて出来ない!次の作戦で死ぬかも
しれない。私達は未来を作る為に戦ってる。けど、その私達には"今"しか無いのよっ!!」
まるで幼子のように泣きじゃくりながらカレンは続ける。
「神根島で、貴方を置き去りにしないといけなかった時の私の気持ちが分かる?本当に気が狂いそうだった。
あなたとこのままの関係で終わるなんて絶対に嫌!!ライ、あなたとの絆が欲しいの!!」
そう一気に言うとカレンはまた僕の胸に顔を埋めた。僕達以外に誰も居ない格納庫にカレンの泣き声が響く。
彼女の華奢な肩は震えていた。その姿は誰よりも愛しくて、絶対に離したくない、僕の大切な人。
「カレン、顔を上げて」
僕がそう言うと、カレンは静かに顔を上げた。僕は涙で濡れたカレンの頬をそっとなぞりながら言う。
「その年齢になったら、結婚しよう」
これは契りなんだ。心と体だけじゃない。僕達がより深く結びつく為に必要な儀式。
それにカレンだけじゃない。僕もいつかはカレンと……と心の中で望んでいた事だったから。
その言葉を聞いた瞬間、カレンの顔が真っ赤に染まった。
「本当に、いいの?」
驚きと嬉しさを抑え切れないような表情を浮かべたカレンが尋ねてくる。僕は満面の笑顔でそれに答えるように言う。
「勿論だよ」
「嬉しいっ!!」
そう言うとカレンは再び僕の胸に顔を埋める。その時、一瞬だけど、カレンがニヤリと笑った気がした。けど、
この状況で、あんな獲物を仕留めたような表情を浮かべる理由が見当たらないし、多分、僕の見間違いだろう。

884 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:34:29 ID:/FA1mtIH
全力で支援!

885 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/08/12(火) 19:35:38 ID:7zvTzjj7
「そうと決まれば次は結納ね。その前に、ゼロと扇さんに報告しないとね」
再び顔を上げたカレンが嬉しそうに話しかける。
「ちょ、ちょっと待ってカレン。いくら何でも早すぎるんじゃ……」
「こういうのは早い方がいいのよ!さっ行きましょ」
物凄い力で引きずられて、僕は元来た道を戻って行く。その時に悟った。見間違いじゃない。"やられた"と……。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『で、ライ。一体何事だというんだ?』
怪訝な様子でゼロが問う。あれからのカレンの行動は迅速の一言だった。
「カレンも急にどうしたんだ?」
扇さんも同じく、怪訝な表情を浮かべている。
二人の言葉を聞いて、カレンが僕の脇腹を肘でつつく。どうやら、僕から言えという事らしい。
「あの、急に呼んですいません。実は……」
どうしよう。いざとなると緊張してしまって言葉に困る。
『ライ。本当にどうしたと言うんだ?』
再度ゼロが問う。いい加減に覚悟を決めて言うしか無い。そうしないと、僕の肋が大破しかねない。
「ゼロ……カレンと婚約する事にした。それで、結納を行いたいと思うんで認めて欲しい」
『なっ!?お前急に何を言いだすんだ!!今、黒の騎士団がどんな状況かお前は分かって――』
「ゼロ、ちょっといいか?」
ゼロが話ている最中だというのに、突如として扇さんが割って入った。それが普段の様子からは信じられなくて
僕は少々驚いた。それはゼロも一緒だったらしく、彼にしては珍しく一瞬言葉に詰まった様子だった。
『っ……何だ?』
「今回の件、認めてやって欲しいんだ」
『扇、聞いていなかったのか?今、我々はそんな事をしている暇は無い』
「分かっている。分かっているが、頼む。この通りだっ!!」
頭を下げる扇さん。僕はそんな二人のやりとりを見ていて唖然としていた。まさか扇さんがゼロに意見を言うなんて
信じられなかったから。扇さんは、カレンにとってはナオトさんが行方不明になって以来、兄として時には親として
接してきた人だ。今回の話でも、僕達にとって一番の難敵になると予想していたから。その扇さんが真っ先に賛成
してくれた。隣に座るカレンに至っては、涙を浮かべて二人の様子を見守っている。


886 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:35:52 ID:MUQrpbAV
支援

887 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:35:54 ID:/FA1mtIH
さぁ支援は今ですか

888 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/08/12(火) 19:37:19 ID:7zvTzjj7
『…………何故だ?』
必死に食い下がる扇さんを見て、ゼロがふと疑問を口にした。
「俺はずっと思ってたんだ。カレンには普通の女の子としての生活を送って欲しい。ナオトもきっとそれを望んで
いたはすだ。だけど、黒の騎士団にはカレンの力はどうしても必要だった。だから俺はその狭間で悩み続けた。
そんな時だ、ライが入団したのは。それから、カレンは変わった。ライと一緒に居る時のカレンは、よく笑うように
なった。その笑顔を見ていて気付いたんだ。ライならカレンを支えてやれる。二人なら互いに支え合っていけると。
だから頼む、ゼロ。認めてやってくれ」
一通り話し終わった後、扇さんは再びゼロに頭を下げた。
『…………』
ゼロは何かを思慮している様子で一言も発しない。
「扇さん……」
カレンは泣いていた。僕も感動のあまり上手く言葉が出せないでいた。そんな時
「ゼロ、お前の負けだな」
どこから入ってきたのか、さも愉快だと言わんばかりの口調でC.C.が話しに入って来た。
『お前は黙っていろ』
「何故だ?婚約ぐらいよいではないか。子供が出来た訳では無いのだから、問題はなかろう?」
「子供……」
その言葉を聞いて、それまで頭を下げていた扇さんが急に僕に視線を向けた。
「カレン、ライ。分かってるだろうがそれはまだお前達には早いぞ」
「「わ、分かってます!」」
僕達は顔を真っ赤にしながら全力で否定した。大丈夫。避妊は欠かした事が無い。
そんな僕達のやりとりを余所に、C.C.はゼロの耳元で何やら囁いている。その何かを聞いたゼロは僕達に聞いてきた。
『ライ、カレン。お前達はそれを何よりも望むんだな?』
僕達は力強く頷いた。すると暫しの間を置いてゼロが言った。
『……いいだろう。黒の騎士団総帥として、二人の婚約を認める』

889 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:37:43 ID:MUQrpbAV
支援

890 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:38:29 ID:ztMQGatm
支援

891 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/08/12(火) 19:39:02 ID:7zvTzjj7
「あ、ありがとございます!」
「ありがとう、ゼロ」
僕とカレンがお礼を言うと、いきなりドアが空いて他の幹部の皆が雪崩れ込んで来た。皆は口々にお祝いの言葉
をかけてくれる。
僕は皆に揉みくちゃにされながらふとカレンを見ると、彼女は井上さんに抱きしめられ頭を撫でられていた。
表情は見えなかったけどあれは多分泣いてる。その姿はまるで本当の姉妹のように見えた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『ちょうど良い。皆も集まっているから。今後の事について話し合う事にする』
ゼロがそう告げると、皆徐に席に着く。
『さて、二人とも。先程結納をすると言ったな。そこで聞きたいが、結納とはどうするのだ?』
ゼロは僕にそう聞いてきたが、僕も詳しくは知らなかった。
「さぁ?カレンは知ってる?」
「ごめんなさい。憧れていたけど作法となると詳しくは私も知らないの」
そんな僕達を見てゼロは呆れたように言う。
『全くお前達は……扇。お前はどうだ?』
いきなりゼロに話を振られた扇さんは慌てた様子で答えるが
「い、いや、俺と千草はまだそこまでは……」
どうやら扇さんも知らないらしい。しかし、千草って誰だ?
『藤堂、お前はどうだ?』
「いや、私も詳しくは知らんのだ」
藤堂さんは面目ないといった様子で答える。
『ならば千葉、君はどうだ?』
「わ、私か!?私はそんな事は……いや、知っておくべきではあるか……すまない、紅月」
千葉さんは一瞬横目で視線を藤堂さん移した後、申し訳なさそうに謝った。
『それでは朝比奈は?』
「それ以前に相手が居ないよ」
朝比奈さんはそんな千葉さんの様子を見て苦笑しながら答える。

892 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:39:53 ID:DAW4IEJR
支援

893 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:40:29 ID:ztMQGatm
支援

894 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/08/12(火) 19:40:51 ID:7zvTzjj7
『では、卜部』
「世界には、何でも結納品で相手を選ぶ虫がいるそうなんだ。ネットにそう書いてあった」
我関せずと言った様子で全く頓珍漢な事を言う卜部さん。頼むから虫から離れて下さい。
『仙波』
「正しい切腹の作法なら知っていますが結納については……。戦闘隊長殿、申し訳ない。ですが、切腹の作法なら
いつでもお教え致します」
恐ろしい事を平然と答える仙波さん。教わったら死ぬじゃないですか。
「お気持ちだけ頂いておきます」
僕はそう答えるぐらいしか出来なかった。
結局、そんなこんなでこの中には正しい作法を知る人は誰も居なかった。
その事で皆が頭を悩ませていると、不意に誰かが言った。
「知りたいか?」
皆が声がした方を振り向くと、またしても意地の悪そうな笑顔を浮かべたC.C.がそこに居た。
「結納なら知っているぞ」
「「「「『本当か?』」」」」
この場に居合わせた全員の視線が一斉に注目する。千葉さんに至っては、メモ帳まで取り出している。
「ああ、知っているぞ。例えばだ。まず結納の際には、相手に失礼の無いように正装で臨まなければいけないとかな」
『正装?この姿では駄目なのか?』
ゼロが自分の服装を指して言うが、C.C.は見下したような表情を浮かべながら言う。
「それなら間違いなく人格を疑われるな」
それを聞いたゼロは頭を垂れた。どうやら少し落ち込んでいるようだ。そんなゼロを無視してC.C.は更に続ける。
「正装といえば男は紋付き袴。女は振袖だな」
『待て、やけに詳しいがお前は何故そんな事を知ってる?』
恐らくこの場に居る全員の思いを代弁してゼロが問い正すが、案の定というべき言葉が返ってきた。
「私は魔女だからな」
『答えになっていないぞ!』
僕は苛ついた様子を見せるゼロを宥める。


895 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:41:52 ID:/uXB35BG
sienn

896 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/08/12(火) 19:42:40 ID:7zvTzjj7
「まあまあ、ゼロ、落ち着いて」
「何だその態度は。詳しく知りたくは無いのか?」
「くっ、やむを得んな。続けろ」
「これから先は有料だ」
「『何だと!?』」
僕達は呆れた口調で叫んだが
「ちょっと待って。お金を取る気?」
それまで熱心に聞いていたカレンが、その言葉を聞いて急に怒気を孕んだ口調で問う。が、C.C.は臆する様子も
無く言い放つ。
「金など要らん。結納後には食事会を行うものなのだ。その時にはピザを出せ」
「何でそうなるのよっ!」
「知りたいのだろう?」
そう言うとC.C.は、またあの人の悪そうな笑みを浮かべた。カレン、魔女には勝てないよ。
『良いだろう。二人の為だ、続けろ。が、その前に一つ聞きたい。モンツキハカマとは何なんだ?」
観念した様子でゼロが疑問を口にする。
「この国では古来より各々の家には家紋という……まあ紋章のようなものを持っているのだ」
「待ってくれ、僕は持って無いよ?」
「ふむ、それは困ったな」
そう言うとC.C.にしては珍しく残念そうな表情を浮かべたが
「あら、ならいい機会ですわ」
と、突然声がしてその場にいた全員が慌てて振り向くと、有り得ない人がそこにいた。SPを引き連れて……。
「「「「か、神楽耶様っ!!??」」」」
皆一様に驚いている。無理も無い。キョウト六家を束ねる皇家の当主がこんなアジトまで来るとは思ってもみな
かったのだから。けど、当の本人はそんな事は気にした様子も無く向かって来る。
そうしてゼロの横まで来るとそこに腰掛けて話し始めた。
「私の、皇家の家紋をお使いになれば良いのですわ」
平然と、とんでもない事を口にした。

897 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:43:44 ID:/FA1mtIH
全力は支援で!

898 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/08/12(火) 19:44:09 ID:7zvTzjj7
「いや、それはちょっと……」
慌てて止めようとしたけど、聞く耳持たずといった様子で神楽耶様は話し続ける。
「良いではありませんか。ライ様には皇家の血が半分入っているのでしょう?私は何れゼロ様に嫁ぐ身。
その後はライ様が皇家を継がれたらよろしいのです。何も問題は無いですわ。いえ、寧ろこれは丁度良い
機会ですわ」
自分の考えが余程素晴らしいと思われたのか、神楽耶様は大層ご満悦だった。
「いや、ですからちょっと待って……」
再度、何とか止めようとしたが、
「そうなるとよぉ〜。将来カレンは皇家の姫様って事になるな。おい、すげぇじゃんかよ!!」
と玉城の余計な一言で全てがぶち壊された。
「私が……皇家の人間に……?」
そう呟くとカレンは一瞬何かを考える仕草を見せる。
「カレン?」
怪訝に思った僕が尋ねると、
「神楽耶様。その話お受けします!!」
何を思ったのか、瞳を輝かせた彼女は、僕の意思など関係無しにそう言い放った。まさか姫様に釣られた?
「ちょっと待って!あの……僕の意思は?」
慌てて尋ねてみたが、
「無いわよ」
と、満面の笑顔を浮かべて一蹴された。
「でも、よりにもよっていきなり皇家を背負えなんて無茶だよ」
「あら、ライ様なら大丈夫ですわ。何と言ってもゼロ様が信頼される殿方ですもの」
と同じく笑顔で告げる神楽耶様によって、僕の運命は決定した。
「ふむ、ならばライの件はクリアだな。他の者もみな日本人だし、家紋は持っているだろう。となると後は……」
それまで事の成り行きを静観していたC.C.の言葉によって、全員の視線が一点に集まる。
「私は日本人では無いからな。当然家紋も持っていない」
何故かゼロは胸を張って答えるが、

899 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:44:35 ID:/FA1mtIH
支援は全力!

900 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/08/12(火) 19:45:07 ID:7zvTzjj7
「それは困りましたわ。その服装はゼロ様にとっては正装でも、私達キョウトの人間からすれば、正装とは
程遠いものですもの」
その言葉を聞いて益々項垂れるゼロ。見ていて少し可哀想だ。
「ふむ、まあ、ゼロの件は任せておけ。無ければ作れば良いだけの事だからな」
『おい、ライと待遇が違うぞ!』
「安心しろ。誰もが知っている素晴らしい図がある。ここまで言えばお前達も分かるだろう?」
自信有り気な表情を浮かべるC.C.。彼女を見ていて、僕はふと思った。誰もが知っている…そうか、あれなら!
そう思い皆を見ると、皆も思い当たるものがあったようだ。勿論ゼロも。
『素晴らしい案だ!C.C.。あれはこの私にこそ相応しい。フハハハッ!』
どうやら復活したらしい。
『では、これより一週間後にライとカレン。二人の結納の儀を執り行う。場所のリストアップは神楽耶に任せる』
「分かりました。キョウトの総力を上げて準備致しますわ」
そういうと神楽耶様はSPを引き連れ颯爽と去って行った。結局、何しに来たのかは分からなかった。
『皆も戦闘隊長兼作戦補佐のライと、零番隊隊長のカレンの為に総力を上げて貰いたいっ!!」
「「「「「おぉー!!」」」」」
こうして無事?にゼロと扇さんに婚約を認められた僕達は、一週間後に控える結納に臨む事となった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
解散後、僕とカレンはアジトの外に出ていた。二人で瓦礫の上に座る。もうすっかり日も落ちていて、ゲットーは
月明かりに照らされていた。
「何だか凄い事になっちゃったね」
「うん。まさか皇家に入れなんて事になるとはね。でも、本当に僕でいいのかい?」
「言ったでしょ。私はあなたじゃなきゃ駄目なんだって」
そう言うと僕達は互いに見つめ合い、やがてどちらともなくお互いの顔が近づく。
やがて、月明かりに照らされた僕達の影は静かに重なった。

901 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:45:25 ID:/FA1mtIH
支援!

902 :ライカレ厨 ◆WLVpAM0ark :2008/08/12(火) 19:46:13 ID:7zvTzjj7
以上で投下終了です。
萌は文化卿申し訳ない。仙波さんの設定ですが、不味ければ削除お願いしますので仰って下さい。

読んで頂けると一目瞭然ですが、最近投下された職人さんのシリアスなSSの余波を前半部分は諸に受けています。
何とかそれで進めようと試行錯誤を繰り返した挙句、結局挫折して後半部分はギャグと化しました・・・。
シリアスな話、書いてみたいなー。

最後になりましたが、支援して下さった皆様、ありがとうございました。


903 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 19:50:29 ID:/FA1mtIH
>>902 ライカレ厨卿、GJでした!
微妙にカレンが黒いww
卜部、仙波、自重しろwwww
誰もが知ってるもの……思いつかないorz
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!


しかしこうまで投下が多いとレポートが書けんではないか

904 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/12(火) 19:58:57 ID:ztMQGatm
トーマスの名に於いて命じる。>>903卿は全力でレポートを作成せよ。
管理者権限発動、903卿のレポートが完成するまで、一覧(領地・SS単体除く)全ての更新を無期限停止する!

905 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 20:07:07 ID:/FA1mtIH
>>904 なっ!
皆さん申し訳ございませんでしたか
ですが、明日提出のレポートなので明日完成させねばならないのでした
故にしばしの辛抱です!
だから私はレポートを書きつつもこのスレを見、支援するのです!

906 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 20:20:07 ID:DAP8IEGZ
>>902
GJ!

卜部と仙波がwww
そういえばたしかに結納の仕方なんて誰もしらないよな
千葉さんあたり知ってるかと思ってたww

20:25分から投下したいと思います



907 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 20:23:20 ID:DAW4IEJR
>>902
する事はしているのに、婚約はちゃんと大人になってからとか言うライに、男の狡さを見たw
避妊に100%は無いんだぜ……?
そしてカレン。紅月姓は皇姓の前には無力なのか……っ!兄ちゃんが二重の意味で泣くぞw
扇さんの兄貴っぷりは素晴らしかった!謝る千葉さんカワユス!!
他の面子はともかく、仙波さんまで知らないとは……未婚だっけ?
ディートハルトとラクシャータの反応も気になるところなんですが、後編には出てくるんでしょうか?
ところで、ゼロが神楽耶を呼び捨てにしていますが、様付けで敬語のはずでは……。
てか、ロスカラ&本編準拠で考えるとゼロと神楽耶様はこれが初対面ですよね???

908 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 20:25:20 ID:PgBWWRaJ
>>902
GJです!確かにカレンが少し黒いwww
卜部さん、仙波さんアンタら何言ってんだwww
誰もが知ってるもの……騎士団マークかギアスマークかな?
>>906
支援します

909 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/12(火) 20:26:05 ID:DAP8IEGZ
定刻になったので投下したいと思います

舞台裏の暮らしS
〜せめて妄想のなかだけでも〜

・ショートストーリー
・すべて会話だけで構成されています
・ギャグです
・いつものようにライ×V.V.

※注意※
・アニメディ○見てない方、ごめんなさい
・ちょっとシリアス?はいった
・インターネットの回線の調子が悪くて自分涙目

910 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 20:26:42 ID:PgBWWRaJ
支援

911 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/12(火) 20:27:42 ID:DAP8IEGZ
「ライ!ライ!大変だ!」
「どうしたV.V.その本なんだ?」
「アニメディ○だよ!ここに大変なことが書いてあったんだ!」
「へっ!?何?こ…怖い…」
「ほら!このぺージ見てよ」
「どれどれ……!!!????」

そこにはライにとって恐ろしいことが書かれていた。
現実とは無情である。よく分からない人は実際に買ってみるか友達から貸して貰おう。

「……この『ライがアニメに出る予定は今のところないですね』ってコレ事実?」
「サンライズのスタッフが言ってくれてるんだ。事実でしょ」
「そ…そんな……。僕、このままこの特区にいることになるの?」
「そうだよ。当たり前だよ」
「うわあああああああああ!!!!!!」


912 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 20:27:54 ID:PgBWWRaJ
支援

913 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/12(火) 20:28:42 ID:DAP8IEGZ
       〜10分後〜

「ひっくひっく……ぐすん……」
「スッキリした?まさか泣くなんて思いもしなかったよ」
「ぐすっ……だってこのまま特区にいるなんて……僕、死んでないのに……」
「わかってるよそれくらい。でも現実はすごくつらいものなんだよ」
「V.V.……お前……」
「……『嘘だらけの世界を滅ぼす』そうシャルルと約束したのにな…」
「…………」
「なんか辛気臭くなっちゃったね。大丈夫だよ、ここには仲間がいる。
 君のことが大好きな人がたくさんいるんだよ。なんでも60人突破だって?すごいね。
 君はちゃんといるじゃないか。みんなのSSの中に……」
「そうだなV.V.。みんなの心の中に僕はいるんだ。生きてるんだ。
 もう、ただの名前なしのゲームオリジナルキャラクターじゃないんだ!皆の心の中できちんと生きてるんだ!」
「そうだよライ。職人の中には本編の中に君を組み込んで書いている人もたくさんいるんだ。
 君はもう、『ただの主人公』じゃないんだよ」

「よし!力みなぎってきた!今からサンライズに抗議の電話だ!」
「いや、それしちゃうとゲームの続編でなくなっちゃうかもよ」
「う……それだけは勘弁してください……」
「とりあえずテンションあげていこー」
「おーー!」

914 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 20:29:33 ID:PgBWWRaJ
支援

915 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/12(火) 20:31:59 ID:DAP8IEGZ


「話変わるんだけど、僕の誕生日いつか知ってる?」
「えっ?知らない。だいたい僕は自分の誕生日すら知らないんだぞ」
「設定決まってないもんね。血液型も分からない、顔もわからない、性格もルートによってかわっちゃう…」
「……(反論できない)で、いつなんだ」
「8月4日。しし座のA型だよ」
「8月4日ってもう過ぎてるな」
「うん、これで64歳かな?忘れちゃった」
「…………ソウデスカ」
「だからさ、誕生日パーティーしてよ」
「もう過ぎたからしなくてもいいだろ」
「ゴメン、もうテレビ局に連絡しちゃった」
「えーーーーー!!!!!なんでテレビ局!?」
「ライを皆に紹介するんだ。ちなみに特区あの世だけでなく全世界にはいるから」
「いや、まじで勘弁してください」
「特注ドレスも完璧だよ。すごくカワイイのを作ってもらってるから。次回が楽しみだなぁ」
「……次回で僕、男としてなにかが壊れそうな予感が……」

916 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 20:32:32 ID:PgBWWRaJ
支援

917 :ワラビ餅 ◆w33inwgarw :2008/08/12(火) 20:33:33 ID:DAP8IEGZ
投下終了。支援ありがとうございました

アニメディ○みてV.V.のプロフィールが掲載されいていてビックリ!
誕生日みたら「・・・すぎてる」でしたので次回はライといっしょに誕生日パーティーですね

にしてもなんでここのところ機械がみんなダメになっていくんだろう・・・
メール機能までダメになってまじ涙目

918 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 20:37:21 ID:/FA1mtIH
レポート書きつつ感想だ
>>917 ワラビ餅卿、GJでした!
逆に考えるんだ、ライ、本編に出ないからこそ続編ゲームに出る、と
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

919 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 20:49:29 ID:7zvTzjj7
>>917
ワラビ餅卿GJでした。卿のSSを拝見していると、変な嗜好に目覚めそうで怖いですw
まあ、何とかライ+V.V.で踏みとどまってますが。
次回も楽しみにしてます。

>>907
ご指摘ありがとうございます。仰るとおり、神楽耶の設定完全にミスしてます。
まあ、書いちゃったのは仕方ないですからそのままでw


920 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 20:57:04 ID:/0d97BJg
>>902 ライカレ厨卿GJ
久しぶりにキター!
周りの人間に見守られて幸せそうな2人に乾杯。
でもこの後特区の式典でまたカレンは悲しい思いをするんだよね…

>>907
そこはあれだよ、きっとブリタニアの医学でそーいうのも発達してんだよw

>>917 ワラビ餅卿GJ
アニメに出たら容易に殺されそうだから出なくていいやと思っているけど
そんなにライが悲しんでるなら出させてやって欲しいと思ったw

921 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 21:14:18 ID:DAW4IEJR
>>917乙でした!
CCの件かと思ったら、そっちでしたかw
私はライがアニメにでるとはハナから思ってない人なので、寧ろ、
アニメ誌にそんな記事が載っちゃうくらいライって人気あるんだ!やっぱライってスゲー!
と思いましたw
次回、ライの何が壊れるのか楽しみにしていますw


>>919
改めて自分のレスを見返したら、乙もGJもしてないじゃありませんか!!大変失礼致しましました。
改めて、乙&GJ!です。後編楽しみにしています。

922 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:03:51 ID:k/oC8/iG
こんばんわ。
只今、帰宅しました。
予定がないようでしたら、投下いたしますがよろしいでしょうか?


923 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:04:46 ID:jdzbhI3v
>>922
カマンベイベ!

924 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:06:53 ID:k/oC8/iG
では、投下いたします。
タイトル「蒼天の騎士(11) 強さと弱さ」
カップリングは…ライ×ミス・ローマイヤ…かなぁ・・。(笑

支援よろしくお願いいたします。

925 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/12(火) 22:09:51 ID:k/oC8/iG
人はいろんな技術を作り出し、貪欲に求め続けてきた。
そして、いつしか神と呼ばれてもおかしくない所までたどり着き、
人が人に手を加え身も心も変えていく事さえ出来るようになった。
しかし、何故だろう…。
求めれば、求めるだけその行為が醜く見えてしまうのは…。



蒼天の騎士(11) 強さと弱さ



薄暗い部屋の中で、ナナリーは目を覚ました。
ベットに寝かされているようだ。
周りの雰囲気の違いに違和感を覚える。
「目を覚ましたようだね、ナナリー」
ベッドの側でスザクさんの声が聞こえる。
でも…スザクさんは、確か…。
「どういうことですか…スザクさん」
「いやぁ、ナナリーには悪いけどライを懲らしめるためにここまで来てもらったんだ」
「え…?」
「あの男のせいで…僕の夢はぐちゃぐちゃにさせられたからね。
少しくらい苦しんでもらわないと…こっちの気が晴れない」
(ナニを言っているの…私の大切なお友達の声で…)
「ナナリーもそう思うだろう?最近、ライって図に乗りすぎなんだよ。
だから、今日はたっぷりと憂さを晴らさせてもらったよ。
今頃は、病院のベッドの上で泣いているだろうな。いい気味だ…くくくくくっ」
(違う…この人は…違う…スザクさんじゃない)
「貴方は誰なんですかっ…。いくらスザクさんの声でも騙されません。
私の大切なお友達のスザクさんはどこなんですかっ」
「なにを言ってるんだい?…僕が…スザク…ぐっ…な…がぁ…ぎぃぃぃぃぃぃぃっ…」
いきなり痙攣したかのように身体が振るえ、その場に蹲り床をのた打ち回るスザク。

926 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:10:13 ID:jdzbhI3v
新カプキタ!支援〜

927 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/12(火) 22:11:03 ID:k/oC8/iG
「あ〜あ…まさか君みたいな子に簡単に狂わされちゃうなんて…。
いや…君みたいな子だから…なのかな…」
入口らしき所から子供のような声が響く。
「久しぶりだね、ナナリー。1年ぶりかな」
「その声は、V.Vさん。貴方のせいなのですかっ…スザクさんがこんなになってしまったのは…」
手が震えながらも気丈に話すナナリー。
(ふふふ…。健気だねぇ…シャルルがかわいがるわけだ)
「まぁ…スザクを手助けしたのは事実だけど、こうなってしまったのはスザク自身が望んでいたためなんだ。
彼はね、常に自分を犠牲にすることで生きてきた。
自分の心を常に殺してきたんだよ。だけど僕はそれはおかしい思ったんだ。
だから、彼を解放してあげただけなんだ」
(もっとも人格改造で少し弄らせてもらったけどね)
「そんな…」
「いいかい、ナナリー。人はね、もっと自分に正直に生きるべきなんだよ。
嘘があっては駄目なんだよ。自分の思うまま生きるべきなんだ。
やさしさや思いやりと言った偽善が何を生み出したと思う?
欲の皮がつっぱった一部の人間を喜ばせただけだよ。
そして、本当の弱者は虐待され続ける。
確かに強さがすべてのブリタニア国儀とよく似ているように見えるけどそれは違う。
わかるだろう…この偽善によって真実を覆い隠す世界の醜さを…」
陶酔したかのように言い切るV.V。


928 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:12:12 ID:Z59cuPcQ
支援

929 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/12(火) 22:13:15 ID:k/oC8/iG
しかし、その言葉をナナリーは否定する。
「醜いのは貴方のほうです。確かにそういう醜い人たちはいるでしょう。
でも、そんな一部の人たちだけで判断するのは間違っています。
人は、やさしさや思いやりがあるからこそ人なんです。
それがなければ、動物と変わりません」
手の震えはより大きくなり、汗が額に浮かび上がる。
それでもナナリーは、主張し続ける。
心がV.Vの考えを否定する。
「ふう…まぁ、いいや。君の大切な騎士様でも連れてきたら考えも変わるだろうからね」
そういうとV.Vは部下に命じさせ、スザクを部屋から引きずり出すとドアを閉めた。
ガチャリという大きな鍵音が回りに響いく。
その音が今まで負けまいと気を張っていたナナリーの心を一気に萎ませる。
恐怖と心細さが心を締め付ける。
そして、今、いつも慰めてくれるライは側にいない。
涙が頬を濡らし、嗚咽が口から漏れる。
「ライさん…ライさん…ライさんっ…」
ベッドに顔を埋め、ライの名前を呼び続ける事しか今のナナリーにはできる事はなかった。



930 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:13:26 ID:PgBWWRaJ
支援

931 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:14:12 ID:Z59cuPcQ
支援

932 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/12(火) 22:14:45 ID:k/oC8/iG
「くっ…」
意識が戻った僕は、すぐに状況把握ができなかった。
徐々に記憶がハッキリしていく。
「ナナリーっ…」
ベッドから起き上がろうとするが身体中に激痛が走る。
「ぐっ…」
「駄目です、ライ卿。今は安静にしてなければ・・・」
ベッドの側についていたミス・ローマイヤがベットから起き上がろうとする僕を押しとどめる。
そのミス・ローマイヤも頭に包帯が巻かれ、痛々しい姿だ。
「すまない…。結局…どうなったんだ?」
あまり話したくなさそうだったが、
話さなければベットから抜け出してでも調べようとするだろうと思ったらしく渋々話してくれた。
事件から丸1日がたっている事。
死者28名、重軽傷者300名あまり、そして行方不明者1名。
さらに政庁の機能がほぼ停止し、そのためエリア11は混乱状態に陥っているとの事だった。
「まさか、スザク捜索の手薄になったところを襲われるとは…。不覚だ…」
確かに特区日本が出来てからエリア11は急速に安定しだしたので気の緩みがあったのかもしれない。
そう思えば思うほど自分自身の不甲斐なさに情けなくなる。
無意識のうちに拳を白くなるほど握り締めブルブルと震えていた。
「そう御自分を責めるのはおやめください、ライ卿。貴方はよくやっています」
ミス・ローマイヤの手が、僕の拳を優しく包み込む。
「それにミスしたら、次回からはそうならないようにすればいい。
奪われたものは取り返せばいい。まだやれる事はあるはずですよ、ライ・エニアグラム」
優しく包み込むような温かさに拳の力は抜け、震えも止まっていた。
「…ありがとう…ミス・ローマイヤ。その通りだ…僕にはまだやれる事がある…そうだね」
「はい、その通りです」

933 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:15:10 ID:PgBWWRaJ
支援

934 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:15:14 ID:Z59cuPcQ
支援

935 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:15:26 ID:OeeGH8PD


936 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/12(火) 22:16:26 ID:k/oC8/iG
その時、ガチャリとドアが開き、ジノとアーニャが入ってきた。
弾かれたように手を離し、何もなかったかのように振舞うミス・ローマイヤ。
でも…顔真っ赤ですよ。
「よぉ、意識取り戻したと聞いたから…って…お邪魔だったかな…」
「…お邪魔…お邪魔…」
ジノはニヤニヤ顔でこっちを見ているし、アーニャはいつもどおり写メを取りまくっている。
どうやら追求されるのは得策ではないと判断したらしいミス・ローマイヤは、
「何か食べ物を持ってきますね」と言うと部屋を出て行った。
出て行くミス・ローマイヤを楽しそうに観察したジノは、彼女が部屋を出た事を確認すると真剣な表情で話を切り出した。
「大雑把にはあの人から聞いたと思うが、他に聞きたい事はあるか?」
「ああ、細かい現在の状況と被害。それにナナリーとスザクの行方だ」
「まぁ、総督がいない現状では、お前が責任者だからな。」
そういうと分厚い書類の束を差し出した。
それは、現在の状況と被害、それによってもたらされる混乱についてまとめてあった。
「まぁ、詳しい事はそれを見てくれ。それとナナリーとスザクの行方だが…」
言葉がそこで止まる。
「わからないってことだな…」
「ああ…。いろいろやっているんだがな…」
普段は陽気な表情のジノだが、今は渋い表情のままだ。
「そうそう…、それとな、皇帝陛下より命令があった」
「皇帝陛下から?」
「ああ、俺とアーニャは、ライ…あんたの指揮下に入り、ナナリー救出に全力を持ってあたれとね」


937 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:16:50 ID:Z59cuPcQ
支援

938 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/12(火) 22:17:34 ID:k/oC8/iG
「どう言う事じゃ…約束が違うではないか」
「約束が違う?それはこちらが言うべき台詞です」
やさしい声の中にも反論を許さない強さが感じられる。
「天子と第一王子オデュッセウスの婚姻によって、両国を深く結び付けようと提案しておきながら、
天子は奪われ、協力ばかりを求められても困るんですよ」
軽蔑の目で映像通信に映る相手を見下す。
(ふん…所詮この程度の輩か…。利用する価値もない…)
「では、御機嫌よう、大宦官の皆さん」
そう締めくくると通信を切った。
「殿下、いかがなさいますか?」
「各地のブリタニア軍に連絡するように…。、中華連邦の混乱にあわせ、侵攻開始せよ…とね。
うまくいったら半分、うまくいかなくても3分の1ぐらいは奪えるでしょう。最小の損害で…」
「わかりました。それとエリア11の件ですが…」
「今は干渉はなしにしましょう。皇帝の目が光っている今はね」
「イエス、ユアハイネス」


939 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:18:37 ID:Z59cuPcQ
支援

940 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/12(火) 22:19:51 ID:k/oC8/iG
「大宦官の軍勢の抵抗収まりました。これで中国地区のほぼ全部をシンクー将軍の軍が把握した事になります」
「ふん…シュナイゼルめ、大宦官を見捨てたか…」
イカルガの艦橋でオペレーターからの報告を受けていたゼロがはき捨てるように言った。
(さすが、兄上ですね、見切りの早い事で…)
「現在の中華連邦の全体把握率はどれくらいだ?」
「現在6割程度です。残念な事にロシア地区を中心に2割程度がブリタニア軍に食われているようです」
「なるほど…ヨーロッパ地区のラウンズの二人を動かしたか…」
ナイトオブナイン、ノネット・エニアグラム
ナイトオブトゥエルブ、モニカ・クルシェフスキー
二人のデータが頭の中に浮かぶ。
その時、また新しい情報が入ったらしく、オペレーターが読み上げていく。
「ディートハルト諜報部局長からの緊急連絡です。
エリア11にて、枢木スザクを中心とするグループによる政庁襲撃があり、政庁の機能はほぼ停止。
さらに総督ナナリー・ヴィ・ブリタニアが誘拐されたそうです」
(なにっ…ナナリーがさらわれただと…)
予想もしない事で頭が真っ白になり、一瞬だけではあったが思考が停止した。

941 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:20:19 ID:Z59cuPcQ
支援

942 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/12(火) 22:21:15 ID:k/oC8/iG
さらにオペレーターが連絡を読み上げていく。
「また、これを機に一気にエリア11を把握し、開放すべきだと諜報部局長から提案されています」
ざわめくイカルガの艦橋のスタッフ達。
彼らのほとんどは、日本人なのだ。
こういう好機と呼べるような事があれば心が動かされてもおかしくない。
確かに、今ならば簡単にエリア11は開放できるだろう。
しかし、それではナナリーの夢であり、ライの努力によってやっと形になった行政特区日本を潰す事にもなりかねない。
そして、今実行している作戦を疎かにしてしまう恐れがある。
「残念だが、提案実行は無理だ。今は中華連邦のより多くの地域を把握する事が最優先事項だ。
日本を取り戻しても、ブリタニアに中華連邦を掠め取られてしまっては意味がない。
みんな、今は耐えてくれ。耐える事も強さだとわかって欲しい」
(「もちろんだ。ナナリーは僕が守ってみせる。親友との約束を果たすためにもね」)
あの時、はっきりと言い切ったライの姿を思い出す。
(ライ…あの時言ったお前の言葉、信じているからな…)
それはすべてを捨ててでもナナリーを助けに行きたい自分の弱い心に言い聞かせるかのような言葉だった。


943 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:21:39 ID:Z59cuPcQ
支援

944 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/12(火) 22:23:02 ID:k/oC8/iG
以上で11話終了です。
支援ありがとうございました。


945 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:27:41 ID:Z59cuPcQ
お疲れ様でした〜
あしっど・れいん卿GJです!
シリアスな話の展開も素晴らしかったですが、何よりミス・ローマイヤに萌えたんだぜ・・・
貴卿の次の投下を全力でお待ちしております!



今更なんですが、銀飯卿のNGFって読み方、ナイト・ギガ・フォートレス じゃありませんでしたっけ?

946 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:30:24 ID:k/oC8/iG
えーっと…多分そうだったと思います。
自信ないですけど…。

947 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:40:02 ID:7zvTzjj7
>>944
あしっど・れいん卿GJでしたっ!!
続きが気になりますw
またの投下をお待ちしています。

948 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:41:55 ID:jdzbhI3v
>>944
GJ!
あのローマイヤさんまで落とすとは…フラグ一級建築士!

949 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:43:39 ID:/FA1mtIH
>>944 あしっど・れいん卿、GJでした!
ていうか改造人間スザク
アレですか?キャンセラーですか?
ここまで書いたところで「人格」改造であることに気づきました
貴公の次の投下を全力でお待ちしております!

950 :銀飯:2008/08/12(火) 22:55:41 ID:7AGuoreT
>>945
KGFなんですが公式とは違い、読みはナイト・ギガ・フレームです。捏造機体で元のガウェインよりでかいけど、トリスタンみたいに可変しないんで。
先にばらしちゃうと、ガウェインの外郭部分の中にライ専用のKMFが入っているんで、可変できないんですよね。

951 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 22:58:25 ID:k/oC8/iG
あ…「改造人間スザク」…。
ネタ的に面白そうだ。(笑

枢木スザクは、改造人間である。
ブリタニアの人々の平和を守るため、悪の組織「黒の騎士団」と日夜戦い続ける。
魔王ゼロ「くううううっ…スザクめぇ…。またしてもっ…」
女幹部カーレン「魔王ゼロ様、私にいい策がございます。私にお任せあれ」
魔王ゼロ「よかろう…お前に任そう。期待しておるぞカーレン」

スザク「だれだっ」
ライ「ただの通りすがりさ。それより気をつけろ。連中、動き出しているぞ」
スザク「えっ…どうして…君はっ…」
ライ「じゃあな…。お前を倒すのは…オレだからな。だから、倒されるなよ」


こんな感じ?(笑

952 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/12(火) 23:01:44 ID:ztMQGatm
皆様、レス数が950を超えましたので次スレ建設を試みます。

953 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:03:30 ID:QbfzWKDq
つ、ついに3日もたなくなった…

954 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:04:31 ID:Z59cuPcQ
む・・・
余計なことを言ってしまって申し訳ありません、銀飯卿

955 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:04:46 ID:jdzbhI3v
怒涛の急展開新スレにいつもの人は間に合うか!
次スレを括目して待て!

956 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:04:49 ID:DAW4IEJR
>>944乙でした!
ローマイヤさんが、ライをフルネーム敬称無しで呼ぶところで、
カプというより、女教師と生徒みたいだと思いました
それはそれでいいなあ……
ところで、国儀という言葉を初めて見たのでweb辞典で検索してみたのですが、確認できませんでした
国是の類義語と考えて読みましたが、それでいいのでしょうか?
以下、誤変換ではないかと思った部分をいくつかあげます

>>938 第一王子→第一皇子 連絡するように。、→連絡するように。
>>940、942 把握(率)→掌握(率)



>>945
ナイトギガフォートレスってKGFじゃなくて、NGFなの?

957 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:05:16 ID:7AGuoreT
いや、ナナリーショックでしょ。でも作品自体の投下も多いね。430KBこえてるし

958 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/12(火) 23:05:30 ID:ztMQGatm
建設、無事完了しました。
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1218549757/

959 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:09:20 ID:2WTbNWCR
>>951
すごく・・・読みたいです・・・。


960 :あしっど・れいん ◆Mjk4PcAe16 :2008/08/12(火) 23:11:25 ID:k/oC8/iG
>>956
あ、それでお願いします。
うわー…何度もチェックしたのに…。(泣

>女教師と生徒みたいだと思いました
あ〜…その通りかも…。この二人は、そういう関係が似合いそう。




961 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:14:48 ID:7AGuoreT
>>958 乙
>>951 ならおやっさんはダールトン、死○博士はラクシャータですか?
>>956 KGFであってますよ。knight(騎士)の頭文字だから

962 :951:2008/08/12(火) 23:15:00 ID:k/oC8/iG
>>959
今度、書いてみます。
こねくり回したら面白そうだ。(笑

963 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:15:28 ID:/FA1mtIH
>>958 こっちでも乙!

レポート書いてる間に次スレとはorz

>>951 むしろ

ライ、スザク、カレン「「「変ー身!とぅ!」」」

スザク「力のランスロット仮面!」
カレン「技の紅蓮仮面!」
ライ「力と技の月下仮面V3!」

を考えた

964 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:17:22 ID:DAW4IEJR
>>958乙でした!

しかし、いつもながらあの方は素早すぎるw


それでは書き込み規制解除を記念して、埋め立てがてら投下。
ロスカラSSではなく、スレSSな小ネタなので、保管は無しでお願いします。
よって今回はあえてコテ&トリは付けていません。

・セリフのみのメタ要素ありSSモドキ
・スレの流行に乗ってメタっぽいVVものを書こうと思ったら書き込み規制にあい、
すっかり乗り遅れました。そんなわけで、
「間違っているのは私じゃないっ!書き込み規制の方だっ!」
・小ネタのはずなのに、3レスも使ってしまう予定
・「ミレイはライの嫁」な方々、ある意味すみません
セリフのみって意外に難しいんですね。
地の文に頼れない分、通常よりセリフにそのキャラらしさが求められる気がしました。

965 :959:2008/08/12(火) 23:18:02 ID:2WTbNWCR
>>962
ありがとうございます!
楽しみに待ってます。

966 :951:2008/08/12(火) 23:18:39 ID:k/oC8/iG
>>963
船隊ものですね。
それはそれで無茶苦茶面白そう。
では、私は改造人間キ●イダーかメ●ルダー風にしましょう。(笑

967 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:19:37 ID:Z93Yr0X2
>>あしっど・れいん卿
ぬおお怒涛のオリジナル展開で続きが気になるぅ…続きを待ってます。
あとこのスレでは(良い意味で)ヘタレルルーシュを見すぎているせいか、卿の描くルルーシュはなんかかっこいいw

>「殿下、いかがなさいますか?」
これはカノンかな?だとするとシュナイゼルには近しい者だから「皇帝」というより「父上の目が〜」と言うと思うな
細かいこと言ってすみません。作品自体は毎回すごく楽しみにしていますよ!

>>964
支援します

968 :(1/3):2008/08/12(火) 23:19:51 ID:DAW4IEJR
「お静かに……。少々貴方にお伺いしたい事がございます」
「物騒だなあ。背後からいきなり頸動脈にクナイあてるなんて。
まあ、そんなことしても僕には無意味なんだけどね」
「でも痛みは感じられるのでしょう?それとも痛いのがお好きな方なのですか?」
「どっちかっていうと、痛くしてあげるのが好きかな?」
「サドですね、わかります。
 でも、貴方の嗜好を確認しにきたわけではありません。
 ……いえ、嗜好を教えてくださるなら、寧ろ貴方とトーマス様がアッー!」
「それ以上言うと保管特法12条例外処理規定第801項を強制摘要するよ?
 そしたら君の登場するSSの凡そ八割が対象になって保管庫から消えちゃうけどいいの?」
「……大変失礼いたしました。以後充分に気を付けることに致します」
「うん、そうして。一度保管したSSを消すなんて事したくないから。
 僕は別にかまわないんだけど、そんな事になったらトーマスが哀しむ」
「……それ、わざと仰っていませんか?」
「何の事?」
(天然なのか、わざとなのか……。いずれにせよ、小悪魔系なのは確実。
 実は年上な小悪魔系ショタと絶対保管の包容力を持つ管理人とのただならぬ関係……アッー!)
「口にださなきゃいいってものじゃないと思わない?」
「心の中を読まないでくださいっ!」
「やっぱり、怪しげなこと考えていたんだ」
「い、いえ、決してそのようなことは……」
「もういいから本題に入ってよ。話が進まない。
 ……まあ、だいたい予想はついてるんだけどね」
「保管庫にカップリング部屋が出来たそうですね」
「大分前にね。君、くノ一なんでしょ?情報遅すぎない?」
「厳密にはくノ一ではなく、SPです。諜報部員でもあります」
「でも、君、視聴者からはトンデモくノ一扱いされてるから」
「最初にできた時は気にならなかったのです」
「スルーするんだ……」
「最初にお部屋ができた方々はトーマス卿や南さまが好まれる、やや特殊な傾向に偏っておりましたから。
 私がその範囲内に無いのは明らかです」

969 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:20:19 ID:Z93Yr0X2
支援

970 :(2/3):2008/08/12(火) 23:22:25 ID:DAW4IEJR
「特殊とか、偏っているとか、さり気無く失礼な事言わないでくれる?僕の魅力は万国共通だよ。
 ……じゃあCCとかの部屋ができたから来たんだ?それにしても間が開きすぎじゃない?」
「長期に渡って携帯会社丸ごと書き込み規制されていたものですから……」
「携帯がダメならPCで書き込めばいいじゃない?」
「夏場はモデムの調子が不安定でして……」
「……ふうん。まあ、どうでもいいや。
 要は、自分の部屋がいつできるか知りたいってことでしょ」
「さすがはVV様。察しがよろしくて助かります」
「この流れで他に何かあるなら、逆にききたいよ。
 ……でも君、自分の立場ってものが判ってないんじゃない?」
「どういう意味でしょうか?」
「最初に部屋ができた僕たちは愛らしくて、いとけなくて、
 放っておけない魅力に溢れたトーマス贔屓のキャラ達」
(ご自分で愛らしいとか言っちゃうんですね……。万国共通とか自信満々なあたり、やっぱり小悪魔系?)
「次にできたCCとカレンはアニメ本編でもメインのヒロインだし、
 ロスカラでもそれぞれギアス編、黒の騎士団編のヒロインなんだよ?
 君はメインヒロインどころか個別エンディングもないじゃないか」
(小悪魔じゃなくて鬼かも……)
「日本解放戦線編のヒロインの千葉や、学園編ヒロインのミレイの部屋でさえ無いのに、
 どうして君の部屋ができると思うのさ?ちょっと図々しいんじゃない?
 だいたいSS数だって君のより千葉の方が断然多いし、トーマスがどう思っているかは知らないけど、
 次に部屋ができるなら千葉が妥当なんじゃないの?」
「そ、そんなことは……わ、私はかなりの数のSSに登場しているはずで……」
「ヒロインとは言い難いアッー!なネタ要員としてはたくさん出てるね」
「ま、真面目で有能なメイドとしても複数登場して……」
「主にナナリーがヒロインのSSとかでね」
「……………」
「諦めたら?」
「……………」

971 :(3/3):2008/08/12(火) 23:24:48 ID:DAW4IEJR
「最近、R2でちょっと活躍したり、新OP・EDで中央とったりしたから勘違いしちゃった?
 今の君もスレ住民に愛されているかもしれないけど、それはヒロインとしてじゃないと思うよ。
 ジェレミアと一緒。ネタキャラとして愛されている。そう言えば、ジェレミアとは仲間になったんだっけ?」
「良き関係が築けていると思います」
「ふうん。新しいご主人様のルルーシュもネタキャラとして愛されているみたいだし、
 似た者主従で君たちけっこうお似合いなんじゃない?
 ああ、そう言えばミレイもそういうところあるよね」
「た、確かにミレイ様も登場SS数に対して、メインヒロインをはっているSSは少ないような……」
「うん、だからね、君たちも愛されてはいると思うんだけど、
 やっぱりギャルゲ板のSSスレの保管庫である以上、
 メインヒロインをはってるSSの数が正義っていうところはあると思うんだ」
「……つまり、これを書いている人のお尻をペンペンして滞っているブツをさっさと仕上げさせ、
 更にはライ×咲世子新ネタをドンドン投下させるのが一番の早道、と……?」
「数があればいいってもんじゃないけど、無いよりはいいんじゃないかな?」
「判りました。この篠崎咲世子、私を愛してくださるスレの皆様の為に
 此奴めのお尻を全力でペンペン致しますっ!」
「僕にしたみたいに、クナイを頸動脈にビッタリとくっつけてあげるのもいいんじゃないかな?
 部屋の中、モデムが不調になるくらい暑いんでしょ?きっと、涼しくなって筆も進むと思うよ」
「ありがとうございます。参考にさせていただきます」
「うん。頑張ってね。スレが賑わえばトーマスも喜ぶと思うし」
(ですから、そういう事を自然体で言われてしまいますと私、私……。アッー!)
「……また、不穏なこと考えなかった?」
「……なんの事でしょうか?
 私がいま考えているのは、如何にしてライサヨSSを増やすか……。それだけです」
「……ふうん。まあ、信じておいてあげるよ。
 何にせよ、SSが増えるのは悪いことじゃないし。頑張ってね」
「ありがとうございます。トーマス様にも宜しくお伝え下さいませ。
 千葉さまのお部屋と部屋一覧が出来る日を楽しみにしております」



「……アイツ、さりげなくトーマスの仕事増やしていったな」

972 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:27:15 ID:DAW4IEJR
以上「VVと咲世子の保管庫な会話」でした。

中盤、長ゼリフでテンポが悪い&VVっぽい言い回しになっているとは言い難いのWパンチで、
もたついているとは思うのですが、上手く修正できませんでした...orz
考えていたネタも半分くらいしか入らなかったけど、これ以上レス数消費するほどのものじゃないし、
なにより迷走しそうな気がするのでまあいいかな、と。
でも、せっかくメタ要素ありなのに、トメさんネタが入れられなかったのは悔やまれる……。

書いていて、自分はVVのキャラを理解できていない事を痛感しました。
どうすればVVっぽくなるか判らないよ!助けて、トーマス!!
呼び捨て失礼。いや、それ以前にアッー!なネタに使った事をこそ謝るべきか……。
でも、トーマス卿なら赦してくれると信じてるっ!
ライアニャ・ライ天子・ライナナを書くことと引き換えに、曲赦をもって罪を一等ずつ減じてくださると!
(これも本当は入れるつもりだったネタなんだけど、入らなかったのでここに書いてみた。
実際に書く予定は……アニャたんだけは一応ネタは捏ねています)

でも、自分がどう頑張っても1日4回投下とか2週間連続投下とかは無理だ……
あの人たちは本当に人間なのか?実は三面六臂で同時に三つのSS書いてるんじゃないのか?
(これも本当はry)

支援&お付き合いありがとうございました。

973 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/12(火) 23:33:34 ID:ztMQGatm
>>972
ニコニコしながら読ませていただきました。許すどころか 大 歓 迎 です。(少なくとも私的には)
……って保管するなと!?これを!?スレSSというなら私だって投下してますよ!(13スレ目の423)
管理人室に置くのも駄目でしょうか……?

974 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:33:57 ID:/FA1mtIH
>>972 GJでした!

ストックゼロからの2週間連続投下のコツは
……携帯を持ってメモ帳で書くことです
何処に居ようが書けます
後は気合と根性と勢いと全力です

最終手段としてはHIKIKOMORIもありますがオススメしません

さぁ全力でレポート書くか

975 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:33:59 ID:7AGuoreT
>>972
GJ!ワロタ
お盆休みに入ってるんだけど、金がないから旅行にいけないんだよ〜。銀盤むずすぎだから、作品を書くほうに夢中になってるだけですよ、多分。

976 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:37:30 ID:7AGuoreT
>>974
睡眠時間を3時間と計算して、全力で書いてください。

977 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:41:48 ID:QbfzWKDq
君らさりげなく職人さんを死なそうとするのやめとこうなw

978 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:43:37 ID:Z93Yr0X2
>>972
咲世子vsV.V.…これを読んでちょっと本編でもこの2人のやり取りを見てみたかった気がしたw

他のレスも読ませていただいたけど
語彙力や知識があって文章についてすごく真面目に考えている方のように感じますなぁ…
管理人卿もそうだけど、こんな職人たちを抱えてるこのスレ、化け物だ

979 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:44:37 ID:k/oC8/iG
>>975
お盆中…仕事なんです…私。(泣

あと、質問よろしいでしょうか?
ここで投下したSSを自分のHPで公開しても問題ないですか?
SS書くのに夢中で、CG描かないものだからHPの更新が止まってる。(爆

980 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:48:11 ID:zNHQDChc
>>979
問題ないと思うけど
公開している職人さんが他にもいた気がするし

981 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/12(火) 23:48:48 ID:ztMQGatm
>>979 問題なしです。というか、そういう方たくさんおられますよ?

968卿からの返答が無い……、私個人のみ読めるようにしますか(サーバーにはあげません)。
気が変わったら即時対処いたしますので、いつでも仰ってくださいね。

982 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:52:59 ID:k/oC8/iG
>>980様 トーマス様
回答ありがとうございました。

983 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:54:16 ID:/uXB35BG
さて、そろそろ埋めに入るべきなのか?
雑談すべきか迷う

このスレって本当に2ちゃんなのか?って思うことが多々ある

984 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:58:45 ID:2WTbNWCR
>>976
いつもそれぐらいなのに全然SSを書いていない…。
いろいろネタを考えて構想もできてる感じなのに初投下以来全く書いていない。
やべぇよ俺。ガンダムユニバースやってる場合じゃねよ。

俺、全ミッションSSにしたらSS書くんだ…。SSだけに。

985 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/12(火) 23:59:56 ID:DAW4IEJR
>>973
しまっちゃわないと死んじゃう体質のトーマス卿なら、それでも保管したいと言うんじゃないかなあ?と、
実は思ってましたw
自分のコテハン部屋に収納する気になれないだけなので、
管理人室なりコテ無し部屋なりお好きに仕舞ってください。


>>974-975
私は人外魔境の世界に足を踏み入れたくないですw


>>979
公開自体に問題はないけど、ネラー嫌いに特攻かまされたり、
盗作よぼわりされたりする可能性が0ではないことを考慮して、
公開前にそれなりの覚悟をしておいた方がいいかもしれない

986 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/13(水) 00:00:16 ID:k/oC8/iG
>>983
それはありますね。

そもそもここにこなかったらSS書いてないと思う。
それほど他のところとは違っていた。
みんな、ゲームや出てくるキャラ好きなんだなぁと実感するし


987 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/13(水) 00:01:27 ID:Du7ztzoJ
ところで年末には『ベストSS賞』とか『ベスト職人賞』とか
決めたりするんですか?

988 :銀飯:2008/08/13(水) 00:01:43 ID:7AGuoreT
なら埋めついでにアンケお願いします。

SSで書いてたKGFの中のKMFの名前迷ってて

◎魔人コードギアス
○天使長ルシフェル
▲魔王サタン
△マークネモ
×緑の騎士ベルシラック

競馬の馬柱ではありませんので、自由に選んでください。



989 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/13(水) 00:03:34 ID:UZgrL7jW
管理人室って何処に行けば見られるの?
面白そうなSSが保管されてるみたいだけど

990 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/13(水) 00:04:07 ID:Xn6As1tN
>>986
俺も初めてSS書いたのはこのスレ見てからだったなあ。
それ以前にも他のゲームのSSサイトは回ってたけど、書く気にはならなかったし。
やっぱりあれだ。ライが魅力に魅力的に感じられたから。あとは個人的にカレンの
魅力が異常なほど胸にキたから。

991 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/13(水) 00:04:37 ID:5tlaE+l4
-ゲシュペンスト
………冗談です

敢えての△で

992 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/13(水) 00:05:33 ID:UZgrL7jW
>>988
○か▲か×のどれかで

どうにも魔人コードギアス=アリスの2代目KMF、マークネモ=ナナリーのKMFというイメージが…

993 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/13(水) 00:08:07 ID:/FA1mtIH
>>992 だからこその△だ
ナナリーとの絆的なものを感じるじゃないか!

994 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/13(水) 00:09:13 ID:T9LohwWq
>>985 じゃあサーバーに上げる自体は問題ないんですね。どういう形かはまたおいおい検討します。自治区が無難かな。

>>986 ライに魅了されたクチですか?w

>>987 格付けはあまりに危険なので(既に一度、職人の称号云々の話で揉めたことがある)慎重にするべきかと。
最多投下数職人、ぐらいなら問題……ないこともないか……。

995 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/13(水) 00:10:06 ID:pIKonRFK
●か▲で

996 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/13(水) 00:10:08 ID:uL0n7MFq
○か▲で

997 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/13(水) 00:11:40 ID:vS5iS0T3
>>987
そういうのはいらないかな…職人さんのモチベ低下とかに繋がりかねん
>>988
首ナシ騎士の×も面白そうだ。

998 :保管者トーマス ◆HERMA.XREY :2008/08/13(水) 00:11:45 ID:T9LohwWq
>>989 まだ建設中です。ごめんなさいですぅ。

999 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/08/13(水) 00:11:46 ID:NTbn7BDH
>>983
良くも悪くも2chぽくないなあとは思うw
半角かなの扱いの話題については真面目にビックリしたよ

>>987
そういうのは荒れる可能性があるのでおすすめしないなあ
職人に優劣つけるみたいで、良くないと思うんだぜ

>>988
△マークネモ
サタン&ルシフェルは世界観にあわない気がする

1000 :995:2008/08/13(水) 00:12:00 ID:pIKonRFK
間違えました。
●じゃなくて○です
てゆうか●って何だよ、俺。

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

451 KB
★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.02.02 2014/06/23 Mango Mangüé ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)