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コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS SSスレ4

1 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 18:09:02 ID:kI0yKLMh
ここはPS2/PSPソフト「コードギアス反逆のルルーシュ LOST COLORS」SS投稿スレです。
感想等もこちらで。このゲームについて気になる人はゲーム本スレにもお越しください。
基本sage進行で。煽り・荒し・sageなし等はスルーするか専ブラでNG登録して下さい。

■SSを投下される方へ
・投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れて下さい。(または「何レス目/総レス」を名前欄に)
・規制に掛かる場合があるので、長文の場合支援要請の旨も冒頭に書いて下さい。
・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為に必ずリロード。
・投下許可を求めないこと。みんな読みたいに決まってます!
・固定ハンドルは投下時にだけ付けること。その際成りすましを防ぐためトリップもあるとベスト。
 トリップのつけ方:名前欄に「#(好きな文字列)」 #は半角で。
・読む人を選ぶような内容(オリジナルキャラ・残酷描写など)の場合、始めに注意を入れて下さい。
・単発の方でも投下しやすいように義務ではないですが、
 投下時にはなるべく作者名・タイトル・カップリング表記をして下さい。
・ゲーム内容以外で本編放送前バレ情報があるSSは始めに注意書きを。
・460kb近くなったら次スレを立てるか聞くこと。立てる人は宣言してから。
・保管庫への要望、誤字脱字等の修正依頼は以下のアドレス(geass_lc_ss@yahoo.co.jp)に
 ※修正依頼の際には スレ番号_作品の最初のレス番号 で指定して下さい
 例 0003_0342 のタイトルを ○○○○ カップリングを ○○○○
    (↑この部分が特に重要です!)

2 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 18:10:33 ID:kI0yKLMh
■SS保管庫 http://www1.ocn.ne.jp/~herma/Geass_LC_SS_Top.htm

■過去スレ
1:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1209886757/
2:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1211557284/
3:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1213103523/

■関連スレ
コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS 13(ゲーム本スレ)
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1212919167/
コードギアス LOST COLORSのライは幻の美形 2 (主人公スレ)
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1211338032/
【PS2】コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1203247087/
【PSP】コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1207641630/
コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS 攻略スレ4
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gameover/1209720651/

■公式サイト http://www.geass-game.jp/
■アニメ公式サイト http://www.geass.jp/

■攻略wiki http://www9.atwiki.jp/codegeasslc/

3 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 18:19:53 ID:9r+d2f3t
>>1乙!

4 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 18:27:20 ID:6MuniJwd
密度の濃いSS大量に読めてオラ幸せ。
職人さんにも保管庫管理人さんにも感謝。

5 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 18:31:47 ID:nEHnIsXf
>>1乙!

6 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/20(金) 18:36:40 ID:CsOOaW9C
新スレご苦労さまです。

投下します。
前スレの874の続きです。

注意!
本編ガン無視のオリジナル展開です。

7 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/20(金) 18:38:18 ID:CsOOaW9C
真紅の機体の右腕が、凄まじい音をたてて空間を裂く。

必殺の威力を込めたその一撃を、しかし避けることも、受け流すこともせずに、蒼穹の機体は左腕を突き出す。

二本の武骨な鉄爪がぶつかり合う直前、そのわずかな空間に迸る赤黒い波動。

互いの生み出すエネルギーが轟音と共に相殺し、消え去った瞬間、今度は真紅の左腕の刄と蒼穹の右腕の剣が交差する。

一合、二合、三合――。

縦横に切り裂き、捌き、鍔迫る二機の様は、さながら剣舞のようであったが、当の二機を駆る二人の騎士にとっては、ただ明確な死闘でしかなかった。


8 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/20(金) 18:39:33 ID:CsOOaW9C


――――――


アジア合衆国連合大統領、ゼロ。
その彼が旗艦とする斑鳩は今、戦場独特の喧騒に包まれていた。

『ブリタニア軍増援、右翼に展開しました!』

『中華軍第三陸戦部隊より援軍要請!』

『敵空戦ナイトメア部隊、来ます!』

オペレーターの叫び声にのった情報が飛び交う。

司令席に座ってそれらの情報を、その鋭敏な頭脳で整理していたゼロは舌打ちをした。

「中華軍の動きが悪い」

「確かに…妙ですね。先程までは有利な戦線を維持していたはず」

その声に答えるのは、彼の横に立つディートハルト。
現在、アジア合衆国連合において国家情報長官の地位にある彼は、双璧の一対亡き後、ゼロにとっての種々の面での相談役として、より存在感を増していた。


9 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/20(金) 18:40:58 ID:CsOOaW9C

「星刻はどうした。何か連絡は!」

その問いにオペレーターの一人が答える。

『発見しました。神虎、現在敵ナイトメアと交戦中……映像出ます!』

そして映し出された映像に、艦内のほぼ全員が息を呑んだ。

ゼロもその一人だったが、総司令官としての理性でなんとか自分を建て直す。
そうして、ある事に気付いた彼は、はっとして自分の横、ディートハルトの側とは逆の方向に顔を向けたのだが、あまりに遅かった事を悟った。

(っ!しまった!)

そこにいるはずの紅い髪の少女は、既にいなかった。


――――――


斑鳩の艦橋から格納庫に向かって全力疾走しながら、カレンは自分の心が怒りで、憎しみで、真っ黒に塗り潰されていくのを感じた。

10 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 18:41:51 ID:xBCdnd+L
支援

11 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 18:43:07 ID:9r+d2f3t
支援

12 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/20(金) 18:43:21 ID:CsOOaW9C


――今回の戦争の宣戦布告が、国家首席であるゼロに対して正式な書簡で送られてきた時、実はカレンに対しても一通の封筒が届けられていた。
中を見れば、一枚のデータチップ。

――死神が自分の近くを漂っているような恐ろしい想像を抱きながらも、カレンは震える手でそれを自分のパソコンに入れた。


――果たしてそれは、彼女にとって正しく死神の鎌であったのだった。



格納庫に着いたカレンは自身の愛機、紅蓮に乗り込むと普段の彼女からは考えられないような叫び声を上げた。

「紅蓮を出す!発艦口開けろっ!」

その迫力に気圧された整備員達が急いで発艦口を開くと、間髪入れずに紅い機体は空に舞った。

「紅蓮可翔式、発艦する!」


13 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/20(金) 18:44:17 ID:CsOOaW9C


彼女は許せなかった。
ライが望むはずのない、彼の機体が、その一部といえども、自分達を傷つけるために利用されている事が。

彼女は諦められなかった。
何でもいい、ライが自分の隣にいた証拠が、例えそれが彼のナイトメアだったとしても、自分の手元に欲しかった。



――送られてきたデータチップ。
その中に収められていたのは、彼女の名を最後に呟いて処刑される、ライの姿だった。

14 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/20(金) 18:45:36 ID:CsOOaW9C
終わりです。
ありがとうございました。

15 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 18:47:48 ID:xBCdnd+L
死んでるぅぅぅぅ!?
gjだけど、gjだけど……ライ……

16 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 18:55:56 ID:6MuniJwd
>>14
GJ!待ってました!
うぉぉぉ、正に悲劇になっとる…


17 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 18:57:33 ID:xBCdnd+L
ちなみに、公式サイトで名シーンの結果発表がされてるぜ。
……俺が投票したシーンはなかったがな……orz

18 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 19:02:38 ID:Bdkhrgyn
>>14
グッジョオオオオオブ!!新スレだと思えばなんだこの熱い展開!!!
悲劇だけど熱い!!続きが激しく気になるわー!

19 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 19:13:16 ID:/Fjg3R4l
GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ
GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ
GJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJGJ

20 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 19:27:50 ID:nEHnIsXf
>>14
なんという悲劇……だが俺の心はGJの言葉で埋め尽くされている!

21 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 19:28:23 ID:Ms7AGsil
>>14
まさに「本当の地獄はこれからだ」って展開ですね!
続き期待してます!

22 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 19:32:00 ID:dzskNW3A
GJGJGJGJGJGJ!!!!
ライが処刑ぃぃぃ!?
でも、前回はなんか殿下になっていたんじゃ???あー、訳わからん!続きに期待!

23 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 19:37:52 ID:D26JeaqD
GJ!!でもいやあぁああぁぁああ!!!どうなるのコレどうなるの!?
俺の心臓はりさけそうww…orz

ああもうほんと楽しみにしてますコウ郷!


24 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 19:50:08 ID:BJjRG9Ri
GJです…けど…ライが……ライが処刑?

もしかして殺し合わせるための偽造フィルムじゃ……それでも嫌だぁぁぁぁぁぁ!

25 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 20:05:46 ID:/o1B7+6Q
職人様方GJです
KYながら

開発ブログ更新に載っていたもう一つのライの姿。こちらの方がルルーシュっぽさが出てる(?)

http://imepita.jp/20080620/720370


26 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 20:07:48 ID:x2UqlGWl
>>25
白ルル

27 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 20:12:24 ID:dzskNW3A
>>25
持って行かれた(´ヘ`;)

28 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 21:01:27 ID:brY3vQeq
>>14
GJ
はっ、早く続きを投下してくだせれ・・・
気になってスパロボAPが手につきませんお


29 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 21:05:22 ID:WZClfjXw
>>28
ライ「運が悪いな、あんた…スーパークラブライフル!なんてな」
ライ「記憶が無くても武器の威力は変わらんぜ!ダブルランスロットソード!!前から後ろからバッサリだぁ!」
……ごめん

30 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 21:13:42 ID:yfPFeKa+
>>29
オレンジ「おはようございましたでござりんす」
……もはや何を言ってるか分からんな


31 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 21:42:44 ID:v7tOInhc
>>14
グッジョ…………ぎゃあああ!!!!
今回の投下が終わりってだけでまだ続き、あるよね?

32 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 21:47:06 ID:ItJiuXOP
コードギアスR2 12話〜ラブ、アタック〜

カレンに届け!!この思い・・・



ライ「ラブ・アタァァァァァァァァク――――!!」

33 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 22:06:52 ID:xBCdnd+L
gjだが、何か殺伐とした雰囲気のSSが多いな。
あとラクシャータの色気。
誰かライ達のほのぼの書いてくれ

34 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 22:12:22 ID:PpKl+8kL
>>33
一番簡単な方法を教えよう。
@メモ帳ひらく
Aさあ、(略

35 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 22:12:46 ID:dzskNW3A
今、構造中なんだがなかなかまとまらず苦戦中だ。

36 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 22:18:56 ID:yfPFeKa+
>>33
日向ぼっこ

ポカポカ
ナナリー「気持ちいいですね」
ライ   「気持ちいいな」

ポカポカ
ナナリー「こうしていると、時間の流れを忘れてしまいそうですね」
ライ   「そうだな」

ポカポカ
ナナリー「忘れるといえば…何か忘れてしまっているような?」
ライ   「そういえば僕も何か忘れているような?」
2人   「「…………」」
ライ   「まぁ、いいか」
ナナリー「そうですね」
ライ   「気持ちいいなー」
ナナリー「気持ちいですねー」
ポカポカ…


シスコン「ナナリー!!何処に行ったんだーーー!!!」

37 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/20(金) 22:19:39 ID:CsOOaW9C
>>31
今回の投下は終わりです。
という意味です。


まだラストまでは書き切っていないので、何とも言えないのですが、今まで投下したので二、三割分くらいかな。

38 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 22:23:49 ID:ZqepJcPD
>>14GJ!
続きが楽しみすぐる!!

>>25
さすがフラグ一級建築士
差し出した掌のハートが凶悪だな……
この絵だと、顔立ちはルルーシュってよかシュナイゼル似っぽい気がする

>>33
正にほのぼの!
しかし、最後のキャラ名がワロス

39 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 22:26:10 ID:ZqepJcPD
レス番間違えた…orz

>>36
正にほのぼの!
しかし、最後のキャラ名がワロス

40 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 22:30:22 ID:5Zldd/8/
シスコン吹いたwww

41 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 22:37:09 ID:xBCdnd+L
んー、なるほど。会話文だけかぁ。それならすぐ書けるなぁ
書いてみようかなぁ

42 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 22:37:23 ID:9r+d2f3t
シスコンはあかんて、せめて妹LOVEっていってあげなきゃ!w

43 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 22:38:05 ID:xBCdnd+L
と、忘れてた。
>>36 に全力でGJ!

44 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 22:40:17 ID:yfPFeKa+
>>36
最後のナナリー「気持ちい」じゃなくて「気持ちいい」だったなorz

45 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 22:50:36 ID:ftyik6/q
>>41
ト書きはSSとは言えないと毛嫌いする人も多い諸刃の剣
なのであまりオススメしない
文章力もつかないしね

俺は>>36好きだけどねwww

46 :聖  ◆uOv0XEul/s :2008/06/20(金) 23:11:00 ID:u1n639OS
続きが書けたので投下してみます。
終わる気配が…しないんだ…オチは確定しているというのに。

注意
ロスカラSSではありますが、月下とクラブの擬人化
(つまり半分オリキャラのようなもの)
になっておりますので「…無理」と思われた方は全力でスルーを。
ちなみにCPは未定です。

47 :聖  ◆uOv0XEul/s :2008/06/20(金) 23:11:48 ID:u1n639OS
明るい女性特有の声で微笑みながら、今、生徒会室の女性達は雑談していた。
突然現れた、月下とクラブを中心に。

なぜこんなことになったのか、それは生徒会メンバーのほとんどが人見知りすることもなくそこまで警戒することもないからだ。
ルルーシュは別として。

ではどうしてこうなってしまったのか、と、
僕はこの雑談の引き金になった会話を思い返した。



「忠実なる騎士です」
そう言った二人は、その後僕が聞くより先に女性陣に質問をされた。
「僕が記憶の無い頃を知っているのか」と。
それに対し、

「当然、知っています。なぜならライ様(主)は月下(私)にとって唯一無二の存在なのですから」

と息をぴったりあわせて答えた二人が、ミレイさんの餌食にかかるのはそう時間がかからなかった。

48 :聖  ◆uOv0XEul/s :2008/06/20(金) 23:13:34 ID:u1n639OS
「いつどこで出会ったの」「記憶を無くす前のライはどんな人だったの」「彼女はいたのか」
などという質問攻めに、しかし二人は嬉しそうに答えた。

話によると、僕と月下が出会ったのはとある基地、また僕とクラブが出会ったのはとある研究室で、だそうだ。
なんだそれは、と思ったのだが、二人とも詳しいことは言うことが出来ないらしい。
そのことがますます怪しさを増しているのだが(ルルーシュに至ってはもう不機嫌な顔丸出しである)、まあそれは今は置いておこう。

その当時月下は実力こそあったもののかなり癖があって、他の人間となかなか上手くいかなかったらしい。それが原因で実際に活躍することは出来なかったそうだ。
月下が諦めかけていた、そんな時に現れたのが僕だと言うのだ。
僕は月下と協力し見事エースと言われるような存在になった…らしい。

クラブの場合は、最初から僕の能力をサポートするために生まれた存在、らしい。
けれど月下と同じで僕以外の人間が共に戦うのは無理だというのだ。
まさに僕と戦うために生まれた存在だ、とクラブは言うが、少々言いすぎじゃないだろうか。
ちなみにクラブいわく、彼女の力は僕によってセーブされ、また僕によって全力を開放させられるのだそうだ。


49 :聖  ◆uOv0XEul/s :2008/06/20(金) 23:14:21 ID:u1n639OS
ここまで聞くと、僕は一体記憶を無くす前に何をやっていたのかが非常に気になる。
しかしそのことを二人から聞いても、二人の意見がバラバラでどちらが正しいのか、どちらが間違っているのか、あるいはどちらとも正解なのか間違いなのかが見事に分からない。

月下に言わせれば
「とある人物の直属の部下として信頼をおかれていた、双璧の一人」
らしく、またクラブに言わせれば
「親友と共に世界を平和にしようとしていた、とある人物とは敵同士」
らしい。

けれどとある人物のことについて聞けば、二人とも口を噤む。
干渉しすぎると大変なことになるから、と二人は言うのだが、それで納得は出来ない。


要するに、怪しいところばかりなのだ二人は。
肝心なことは言わず、けれどそれなりの情報は話す。
しかし、それは信用に値するものではない。

「…ライ」
「ん?なんだい、ルルーシュ。」
「信用はするなよ、あの二人。言っていることがあやふやで曖昧すぎる。」
「分かっているよ。」

ぼそりと告げられた言葉に僕は頷く。
ルルーシュの言っていることは間違っていない。
だが、しかし

僕にとって記憶に繋がるものは今のところこの二人しかいないのも、確かだった。


50 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 23:14:51 ID:9r+d2f3t
支援

51 :聖  ◆uOv0XEul/s :2008/06/20(金) 23:17:49 ID:u1n639OS


「そっかー、月下さんもクラブさんも、ライの生まれとかは知らないんだ…。」
「すみません、ライ様と私が一緒に行動していたのはほんのわずかな時間だけなのです。それに…私は一度……」
「…一度?」
「い、いえ、何でもございません!ク、クラブもたしか私と同じくらいの時間でしたよね、一緒にいたのは。」
「あなたよりは長い。それに私は最後まで主と一緒にいましたから、動けなくなったあなたとはわけが違います。」
「んなっ……!!」

意識を月下とクラブに戻せば、二人はまたしても睨み合っていた。
喧嘩するほど仲がいい、というやつだろうか。
いや、むしろライバル意識のようなものを感じるのは気のせいか。

「あ、あれは…!」
「あれは?」
「ラ、ライ様があんなにも凄いと思わなかったんです…あ、あんな壊れちゃうくらいに凄い人、ライ様を除いて他にはいませんよ!」

52 :聖  ◆uOv0XEul/s :2008/06/20(金) 23:18:38 ID:u1n639OS
その言葉に、生徒会のメンバーが一斉に僕を見た。
…なんだ?

「それはあなたが役不足だったからなのでは?」
「な、何を言うのクラブ!」
「私は主を充分に満足させられた自信はあります。確かに激しい人でしたが、私は全身全霊をもって主に尽くしましたから。」
「それじゃあまるで私がライ様を満足させられなかったみたいじゃありませんか!」
「そう聞こえたのなら、そうなのでは?」
「わ、私ではライ様が満足できないと!?」
「まあ、私より満足されてないでしょうね。私は身も心も主に捧げていますから。」
「私だって身も心も捧げています!初めてライ様が私の中に入った感覚、今でも覚えているのですからね!」


皆が僕を見る目がきつくなる。
……だから、なんだというんだ?

月下とクラブの言い合いがひどくなる。何を話しているのかさっぱりだし、皆はやけに僕をじろじろと見るし。
僕に何を望んでいるんだ、と本日何度目かのため息をはいた。

53 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 23:21:40 ID:IBR3ewjU
支援
>>52
あと役不足じゃなくて、役者不足、だよ

54 :聖  ◆uOv0XEul/s :2008/06/20(金) 23:22:26 ID:u1n639OS
以上です。
言えることはひとつ、sageし忘れたのでちょっと頭冷やしてきます。
もう本当すみません…!

55 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 23:33:59 ID:nEHnIsXf
>>54
GJ! 月下もクラブもギリギリアウトな会話ですねww
間違ってないのに会話だけ聞けばライが二股かけた絶倫にしか聞こえない罠w

56 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 23:41:04 ID:9r+d2f3t
>>54
聖卿GJ!
傍から聞いたらとんでもない会話ですねw
さすがフラグ一級建築士!さすが天然ジゴロ!

57 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 23:42:22 ID:yfPFeKa+
>>54
「とある人物」の不機嫌な顔が容易に想像できるなww

58 :テンデ ◆QqpWgMIksU :2008/06/20(金) 23:46:29 ID:nEHnIsXf
投下させていただきます
CPは一応ライC(なってないけど)。少々意味不明かもしれませんがどうぞよろしく

59 :テンデ ◆QqpWgMIksU :2008/06/20(金) 23:46:59 ID:nEHnIsXf
魔女との一時   昼寝編

僕は、優しい夢を見る。それは記憶。それは思い出。僕がまだ人であったころの古びた光景
何よりも大切な妹にせがまれて、母に習った折り紙を折る。一つ、二つ。花を折り船を折り、妹の笑顔を見るのが好きだった
妹の笑顔が僕を笑顔にしてくれる。そんな僕らを見て、笑う母が好きだった

僕は、悲しい夢を見る。それは罪。それは十字架。僕がもう人ではなくなったころの錆びた光景
その手を血に染めてたどり着いた王の玉座。そこから見える敵を全て葬った。敵は外にも内にもいた。その全てを殺して殺して殺し尽くした
それでも僕は嗤っていた。愛しいものを守れることが嬉しかった

―――それは本当にそうだったのか?
―――ただ人を傷つけることが愉快だったんじゃないか?
―――僕はいつの間にか、敵を殺すことを目的にしていた?



60 :テンデ ◆QqpWgMIksU :2008/06/20(金) 23:47:34 ID:nEHnIsXf
夢の終わりは、地獄だった。血まみれの人々。死体の山が転がる戦場。そこに立っているのは僕一人
誰もいない。僕に仕えていた者たちも、僕の国を狙う人たちも、僕が愛した二人も
涙がでない。でるのはただ呻き声。みっともない咆哮は、ただただ空を衝いていた


「ん…………」
「目が覚めたか?」

安定しない視界に映ったのは明るい緑。すぐそばにある彼女の顔は、遠い記憶にある母のようだった

「ずいぶんと魘されていたな」
「昔の…夢をみてたんだ…」

彼女の指が僕の髪を梳く。細くて少し冷たい指が触れる感触は、心地よかった。彼女の膝の上で、僕はまた眼を閉じた



61 :テンデ ◆QqpWgMIksU :2008/06/20(金) 23:48:09 ID:nEHnIsXf
「おい、起きたのにまた眠るのか?」
「今日はこうしていたい気分なんだ。付き合ってくれ」
「ふん、まるで子供だな」

そんな言葉が聞こえたが無視をする。言われるまでもなく、自分はまだ子供なのだから
自分一人では歩けずに、誰かに甘えて自分を作る。誰かと何かを比べなければ、自分を知ることさえできない
とことん自分に自信がない。そうであるうちは、ただのガキとおなじだ

睡魔が僕を襲う。それに抵抗する意思もなく、甘い誘惑に身を捧げる。ただ意識を手放すその前に、僕は一度だけ目を薄く開けた
女神のように微笑む彼女の顔を目に焼き付けて、僕の意識は完全に闇に落ちた

僕は優しい夢を見る。一度は色を失った世界が、鮮やかな色を取り戻していく
世界に立つのは僕とあともう一人。何よりも愛しい、彼女の姿。一度は失った世界。今度こそ守り抜こう
いつまでも、彼女の傍にいられるように……



62 :749 ◆BSEN2a0LWM :2008/06/20(金) 23:49:01 ID:D26JeaqD
>>54
GJ!KMFに萌えるなんて…くやしい、でも(ry
全スレ>>649の続きというかおまけでライナナ(?)いきます。

〜色づく世界 のちょっと後〜

ライさんのお願いで散歩にきた私たち。
お日様もぽかぽかと暖かくて、風が気持ちよくてとっても楽しいです!
でも、ライさんに抱かれているからか、距離がすごく近くて…ドキドキが止まりません…。

途中でお兄様の足音が聞こえて、お兄様はライさんに声を掛けたのですが…
おふたりの様子がなんだかいつもと違うように思えて…優しい感じと怖い感じがするんです。

「あの、お兄様?ライさん…?」

「なんだい、ナナリー?」
「どうしたんだ?ナナリー」

お兄様、そしてライさん。やっぱりいつもと違います。もしかしたら、私がなにか至らないことをしてしまったのでしょうか?

「何かあったんですか?おふたりとも、なんだか怖い顔をしていませんか?」
「ああ、花に近づくが猫いるんだ。追い払おうかと思って」

危ないからナナリーはこっちにおいで、とお兄様は私を抱き上げました。関係のないお話ですが、お兄様が軽々と抱き上げることができるのは私だけだってリヴァルさんがおっしゃっていました。
お兄様は、力持ちです!

「まあ、お花があるんですか?」
「ふわふわした可愛らしい花だよ。」
「お兄様!私をそのお花のところに連れて行ってくれませんか?」


63 :テンデ ◆QqpWgMIksU :2008/06/20(金) 23:49:02 ID:nEHnIsXf
えー、以上です。短い上に意味不明…
誰か、ネタをください。電波をください……

64 :保管庫の人:2008/06/20(金) 23:50:16 ID:DHmQdap0
急ですいませんが、サイトの大改造をします。みんな寝てるだろうから大丈夫ですよね…?

65 :749 ◆BSEN2a0LWM :2008/06/20(金) 23:50:46 ID:D26JeaqD

「え?」

――思わずまぬけた声が出てしまう。無理もない、ルルーシュが言った「花」というのは他でもないナナリーのことだ。…まあ、虫は十中八九で僕なのだろう。

ナナリーは嬉しそうに微笑んで口を開いた。ああ、なんだかすれ違いが起きているような気がするのは……

「ライさん、待っていてくださいね。」
「え?あ、いや…ナナリー」
「今日のお散歩のお礼がしたいんです!お兄様がおっしゃるんですから、きっときれいなお花を摘んで来ますね」
「あ、ああ…楽しみに待ってる。」

…気のせいではなかったみたいだ。
僕は苦笑してルルーシュの方をちらりと見る。イレギュラーに弱い彼のことだ、今必死に頭で何十通りもの策を巡らせているはずだ。

「行きましょう、お兄様!」
「う…うん、そうだねナナリー」
「い、いってらっしゃい…」

…ルルーシュの口調が違う気がするのはもう気にしないことにした。僕に今できるのはルルーシュの応援と大人しく待つことだけだ。

「…最愛の人が、イレギュラーか」

ぽつり、呟いた言葉は青空に吸い込まれるようにして消えた。

END.

以上です。忘れてたなんて言えない…orz
しかもこれ続きものの予定なんですが、書いても大丈夫かな…(´・ω・`)

66 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 23:52:20 ID:D26JeaqD
しまった!割り込んでしまってる…申し訳ありませんテンデ卿orz

67 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 23:57:41 ID:KukgBB1i
聖さんお疲れ様です
何やら面白い雰囲気になってきましたなぁ
続きも期待しています

是だけではなんなので勝手に36続き

カツーンカツーンカツーン

ライ「……ゼロ?どうして此処に?」
ゼロ「これは 試練だ…過去に打ち克てという試練と 私は受け取った
人間の成長は…未熟な過去に打ち克つことだと… え?お前もそうだろう?ライ…」

ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ

ライ「き!!…きさまはッ!まさか!!」
ゼロ「妹につく悪い虫は…バラバラにしてやっても…ミミズのように這い出てくる…
驚いたよ…泥棒猫の心当たりが全く無いわけだ…」

ゼロが仮面を外す

ライ「ル、ルルーシュッ!キサマはッ!」
ルルーシュ「俺のことやッ!お前がナナリーをどうやって連れ出したかなどはどうでもいい!重要なのはッ!ライ!
お前がナナリーを連れて何をしようとしているかだッ!
日向ぼっこだけってわけでは あるまい…ナナリーに『何か』を伝えようとしているな?」
ライ「そばにくるんじゃあねェ―下郎ッッ!!ナナリーの好感度は私が上! 貴様が下だッ!」
ルルーシュ「そうはいかない…お前が下だライ…お前が地獄の下にいれば何を企もうともう問題ないッ!」



まあ、この後ナナリーの怒りに触れてルルーシュはしばらくレクイエムるんだけど…
すまない、一度ライ×ナナリーの落ちでやってみたかったんだ

68 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 23:58:32 ID:9r+d2f3t
>>63
テンデ卿GJです!母性あるC.C.は素晴らしい
初めのくだりが今自分が書いているSSの内容に似ていてビックリしました

>>65
ライナナのSS和みますね。続きが気になります。
ただ>>1に書いてあるように他作品への割り込みに注意して下さい


69 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/20(金) 23:59:09 ID:xBCdnd+L
テンデ卿GJ!
749卿、急ぎ過ぎだ。熱意は認めるが、投下終了か確認するのがマナーだと思う。

70 :保管庫の人:2008/06/21(土) 00:05:50 ID:wrmQllpU
テンデ卿 >>68-69 ホントにすいません…
改装が一通り終わったらまた発表いたします。

71 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 00:07:20 ID:UTfAUrll
>>66
いやいや、お気になさらず。ほのぼのなライナナはいいですね。GJです!

72 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 00:09:05 ID:HRmaFy1N
保管庫の人の働きはまさにゲームでのライの活躍に匹敵する。

73 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 00:15:13 ID:fuUAlMvX
保管庫の人すげえw
もう4スレ目の作品が格納されとる!

74 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 00:45:06 ID:W2ijZ9sd
>>1
今更だが乙

75 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 01:14:41 ID:wHGDeD/e
>>74
はじかれないように結構削っちゃって日本語でおkな感じでごめん>&All
次にテンプレに加えるルール案があったら少し2の方にも入れないとダメかも

長編、続きが楽しみなのが多くて素晴らしいな
単発で新たにって方もどんどん降臨願いたいです

76 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 01:22:09 ID:blB7dOxV
だれもいないので、こそりと感想を、、、

ライ・ランペルージ卿の続きが気になってしかたありません
今スレで続き投下あるといいなー

77 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 01:38:59 ID:HRmaFy1N
夕暮れ間近な学校。
ふと、夕日が見たくなったライは、屋上へと足を向けた。
そして屋上のドアを開けたライの目に飛び込んできたのは―――
―――ピザ柄パンツの女の子だった。

という、ギアス100%みたいなネタが唐突に……いや、忘れてくれ……

78 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 01:46:04 ID:+9cQ7pCY
>>77
修羅場の予感がしてたまらない
これは書けというのか

79 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 01:49:01 ID:9IGQICgL
なら、ノネットさんやネリ様は先生だな。公式サイトのコンテスト見たら、
オレンジがバランスよく指示されてね。ライ共々13話以降の本編登場に全力で期待

80 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 01:49:46 ID:KQeSPzHS
ピザ柄って…w

81 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 01:52:10 ID:KQeSPzHS
>>79
ロスカラ2出してくれるなら別に本編にはでなくていいなぁ。
むしろ尺も足りないし半端にでて半端に退場するくらいならでなくていい

82 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 01:54:35 ID:HRmaFy1N
>>78 書いてくれるなら頼むよ。
俺は複数の女の子を書くのはどうも苦手でな……
>>80
ピザ柄パンツって自分で言うのもなんだが、語呂がよくない?

83 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 02:00:14 ID:wHGDeD/e
>>82
懐かしいネタだな。ジャンプで見てただけだが4、5人くらいで争うんだっけ?
学園・青月編パラレルで見てみたい気がするけど誰をキャスティングするかが問題だなw
ライに映画撮りたいみたいな明確な目的持たせるのも難しそうだし

84 :保管庫の人:2008/06/21(土) 02:00:15 ID:wrmQllpU
取り敢えず改装完了しましたのでお知らせ致します。

1. 保管庫の作品一覧の作者名のリンクをクリック、領地が別窓に現れる
2. 領地の閲覧をクリックすると保管庫にSSが表示される

以上です。領地は今後増やしていきます。今は暫定的ということで。

>>聖卿へ 役不足の箇所を修正して保管しました。

85 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 02:09:34 ID:mbV4mcZx
すげえ凄すぎる。もうあしたから管理人さんに足を向けて寝られねーな

86 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 02:11:29 ID:+9cQ7pCY
>>83
ヒント:学園祭

>>84
もうこれ保管庫とかそんなレベルじゃないですって…
お疲れ様です

87 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 02:12:03 ID:HRmaFy1N
管理人さんの住んでる場所によって眠り方が決まってくるな

88 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 02:34:25 ID:9+WrXOaf
>>83
C.Cが東城なら西野にカレンで北大路にミレイさんで南戸にナナリーで基本的キャスト決定だな

89 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 07:19:32 ID:923phLaH
管理人さん(皇帝)にSS(戦果)を認められて領地を貰えるんですね。
まさにSSスレのナイトオブラウンズ。

90 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 07:38:50 ID:okm2nHwY
そういえば、管理人さんのトコV.V.も居るしなw

91 :テンデ ◆QqpWgMIksU :2008/06/21(土) 09:10:32 ID:UTfAUrll
>>77さんのネタを元に少し書きあげてみました
投下します

92 :テンデ ◆QqpWgMIksU :2008/06/21(土) 09:11:03 ID:UTfAUrll
ギアス100%

その日、ライは学園の屋上へと続く階段を上っていた。足取りは重く、その表情は重く沈んだものである
彼がこんな顔をしているのにはわけがある。きっかけは十数分前、生徒会室で起こったある出来事だった

今日は最近サボりの常習犯になりつつあるルルーシュ、病弱なためあまり顔を出さないカレン、軍に所属しているためになかなかこられないスザクが
めずらしいことに三人ともに生徒会室に集まっていた。この機会逃すべからずとミレイが大いに張り切ってやたらと仕事を持ってきた
その書類の量たるや他の生徒会メンバー、リヴァルやシャーリーは思わず顔をしかめるほどで、そんな二人の様子にライとニーナは苦笑する
だがルルーシュやライのおかげで順調に書類を消費していた時のこと、ミレイが突然言い出したのだ

「私たちで映画を撮るわよ!」

突然立ち上がり天高く拳を突き上げたその姿に、他の面々はただただ唖然とするばかりだった
そんな中いち早く再起動を果たしたのはやはりというかさすがというか、ライとルルーシュだった


93 :テンデ ◆QqpWgMIksU :2008/06/21(土) 09:11:35 ID:UTfAUrll
「映画…? 本気ですか、会長」
「というかいきなりですね。もう少しそれを思いつくに至った経緯を話してほしいんですが…」

そんな二人の言葉にはっ、とした他のメンバーもこくこくと頷く。ミレイは待ってましたとばかりに満足そうに笑みを浮かべた

「もうすぐ学園祭でしょ? それに先駆け、我が生徒会では学園の歴史にその名を残すために何かしたいなぁ、と思ってたのよ」
「でも、それがどうして映画になるんですか?」
「やっぱり形に残るものがいいでしょ? 映画だったらその当時の姿を映像で残せるじゃない」

その言葉に生徒会メンバーはなるほど、と頷く。みなミレイの考えをそれぞれに納得していた
だが彼らは知らない。ミレイが少し前からとあるマンガを読み始めていたことに
そのマンガのヒロインには、それぞれ「東」「西」「南」「北」が一文字ずつ入っていることを

「と、いうわけで。わが生徒会では映画を撮ることに決定しました。つきましては――ライ!」
「はい?」
「貴方を、わが『アッシュフォード学園映像研究部』の初代部長兼映画監督に任命します!」



94 :テンデ ◆QqpWgMIksU :2008/06/21(土) 09:12:18 ID:UTfAUrll
「はぁ……」

そんなわけで、彼は映画監督という最も重大な役目を仰せつかってしまったのである
ライとしてはまだ学園に来たばかりの自分にそんな大役が務まるとは到底思えなかったので全力で反対したのだが
多大な恩を受けているミレイには逆らえるはずもなく、他のメンバーに助けを求めても誰もがそっと視線をそらす
薄情な気もしたが自分が逆の立場なら確実にそうするだろうと思ったので、ライは何も言えなかった

「でも、正直困ったなぁ……」

脚本はミレイが既に書き上げていた。そのシナリオは
政治戦略の為に母国に捨てられた皇子が、異国の地で出会った魔女との契約で手にした力を使い、自分を捨てた国とその数奇な運命に反逆していくという
どうにもどこかで聞いたことのあるようなものだった。ちなみタイトルは『コードギ○ス』
この脚本をみたルルーシュがやけに動揺していたような気がしたが気のせいだろう

とにかく脚本を渡されキャスティングを任されてしまったライはとにかく一度、一人でゆっくりと考えるために屋上へとやってきた
無機質な扉のドアノブに手をかけ、回す。わずかに音を立てて扉は屋上への道を開く


95 :テンデ ◆QqpWgMIksU :2008/06/21(土) 09:13:14 ID:UTfAUrll
屋上に出た彼が最初に目にした光景は、ピザ柄というなんとも奇妙な柄のパンツだった

「え……?」

屋上から学園を見下ろしていた緑の髪の少女。その少女がこちらを振り返ると、風で長い髪とスカートがなびく
そんな光景に、なぜかライはその目を奪われてしまった。そして少女はゆっくりとこちらに歩み寄る

「――――――」

すれ違いの瞬間、彼女が何か呟いた。はっきりと聞き取れなかったそれに何を言ったのか問おうとして振り返るが
その少女はすでに消えていた。まるで白昼夢のような出来事。だがライはぼんやりとした頭で考えていた

「魔女がいるとしたら、彼女のような存在なのかもしれないな」

一度目にすれば決して忘れることのできない美貌。人とは違う美しさにはどこか人を惹きこむ魔力があった

「―――よし」

ライは一つ頷くと屋上を後にした。どこにいるかわからないが、探してみよう。物語の鍵を握る魔女。彼女以上にふさわしい人などいないだろう
なぜかやる気になっている自分に苦笑しつつ、ライは階段を駆け降りた




96 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 09:14:31 ID:MrvYNnRB
支援。なんというメタ映画。

97 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 09:15:06 ID:UTfAUrll
>>95
以上です。とりあえず勢いで書いてしまいました
ルート的にはギアス篇? なのかな?
続きが読みたい人は自分でメモ帳を開いてください

98 :保管庫の人:2008/06/21(土) 09:25:08 ID:wrmQllpU
そして保管完了。歴代最速記録樹立。

99 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 09:34:18 ID:UTfAUrll
>>98
ちょww早すぎるだろww

100 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 09:47:56 ID:sQlOE8i2
テンデ卿GJ!!
お題からここまで書ける人って羨ましいですよ


管理人さん速すぎwwwあんた一体何物なんだよwww

101 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 09:54:18 ID:HRmaFy1N
テンデ卿GJ! ネタ提供した身としては、こんな良作が生み出されて嬉しいぜ!
ちなみに俺の中で、ヒロインといえば外村美鈴なんだ……

そして保管庫の人の素早さに脱帽。その素早さに痺れる、憧れるぅ!

102 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 10:34:27 ID:mpCKeqoP
>>97
GJ!!まさか昨夜出てた話をもう書いてくるとはw
会長のむちゃぶりキャラがうまく生かされてる話ですね
>>98
はえぇwww

103 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 11:27:30 ID:OU0UYfMo
分かったぜ。管理人さんはアーニャのブログと勝負する気なんだ!

104 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 13:57:32 ID:eyevnVL2
管理人さんは未来予知のギアスユーザーなんだ

105 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 14:51:07 ID:FkM12BHg
いや、ザ・スピードのギアスユーザーでは?

106 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 14:59:45 ID:MrvYNnRB
かくして管理人さんはどんどん人間離れしていくのであった

107 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 15:04:43 ID:sqY7W7b4
どれも尋常ではないという事を指してますからねぇw

108 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 15:41:54 ID:HRmaFy1N
なにか、今日は伸びが悪いな。
戦士たちの休日か

109 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 15:46:07 ID:MrvYNnRB
普段の投下速度が尋常じゃないしな。こういう日があってもおかしくなかんべ。
それに攻略本も発売したようだし、燃料を溜めてる期間だと思えば

110 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 16:43:42 ID:wuS9obqA
>>108
戦士たちは夜の戦いが得意なんだよ。

111 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/06/21(土) 16:53:29 ID:+BF7XDpJ
 では、戦士達が休息している隙に私が投下させていただきます。
 一応前回の 蒼月のライ の続きになります。


112 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/06/21(土) 16:54:52 ID:+BF7XDpJ
 コードギアス・ラストカラーズR2〜蒼失の騎士〜

   『プロローグ』
 
 その男にとって、学校――アッシュフォード学園の屋上は大切な場所だった。
 だから男は、あの出来事から一年が経った今でも、定期的にこの場所に訪れるようにしている。
 もっとも、その場所が大切な場所だったと思い出せたのはごく最近だったが……。
「今夜は冷えるな……」
 男――ルルーシュ・ランペルージは屋上入り口から転落防止用の手すりに向かう途中、通り抜けていく秋の夜風に対してそう評価した。
 いや、冷えるのは風のせいだけじゃない。春だろうが夏だろうが、今のルルーシュにはこの屋上が酷く冷えたものに感じられただろう。
 辺りは暗い。そしてこの屋上にはあたりまえの事だがルルーシュ一人しかいなかった。
 屋上がやけに広く感じられた。
「……」
 かつて……ここは、よく三人で集まって他愛も無い話をしていた場所だった。
『どうしたんだいルルーシュ。元気が無いのかい? 珍しいね』
 その時、ルルーシュの背後から声がした。ルルーシュは大して反応することも無く、ゆっくりと振り返る。
 そこには一人の男がいた。銀の髪。端正な顔立ち。スラリとした体躯。
『本当だ。どんなに落ち込んでてもそれを人に感じさせないのが君だったのに』
 そしてもう一人。見覚えのある男が現れた。
 くせ毛。栗色の髪。こちらも顔は整っているが、隣の男と比べると、多少童顔だった。
「ライ、それにスザク……」
 二人はルルーシュにとってかけがえの無い友人だった。しかし、ルルーシュは分かっている。今、目の前にいる二人は幻。
 この場に居るはずは無い。もう、二人は遠くへ行ってしまったのだから。
『人をなんだと思ってるんだお前達は』
 その時、二人の友人の前に立ちはだかるように“自分”が現れた。
 自分――ルルーシュは二人に文句を言う。
『俺だって人間だ。元気が無い時だってある』
 ムッとまるで子供のようにムキになる自分に、ライはハハっと微笑んで言った。
『そういう時に限って、見た目だけでも強がるのが君じゃないか』
 スザクもそれにつられて優しく微笑む。
『そうそう。君は意地っ張りなんだよ昔から』
『スザク。それについて、何かルルーシュの面白恥ずかしい昔話は無いのかい?』

113 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 16:56:54 ID:diLaIFID
支援

114 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/06/21(土) 16:58:43 ID:+BF7XDpJ
『あるある。あれは十年前の神社の階段で――』
『ば、馬鹿! スザク!』
 自分が早足でスザクに詰め寄る。
 そして、決まりきった会話を交わした三人は楽しそうに笑い合う。少なくとも自分は本当に楽しくて笑っていた。
 楽しくて、本当に満たされていた。
(しかし、それは過去の事だ……)
 ルルーシュがそう心で呟くと、三つの影はふっと消えた。
「……」
 また冷たい風が吹く。
 ルルーシュは、改めて屋上から学園を眺める。
 ブリタニアの皇帝から記憶を改変させるギアスを受け、ただC,C,をおびき出すために、それだけのために、そんなくだらない事のためだけに汚された学園。
 鳥篭。その比喩はルルーシュ自身が言ったものだが、はまり過ぎて逆に笑える。
 その鳥篭の中で、ルルーシュは約一年、実験マウスのように偽りの生を謳歌させられていた。
 それを思い出したとたんルルーシュの顔は苦痛に歪む。体が痛いわけじゃない。これは心の苦痛だった。
 奴の……いや、奴らの手のひらで滑稽に踊らさた苦痛。
 憤怒など生ぬるい。今にも怒りで顔の穴という穴から炎が湧き出そうなぐらいだ。
 許せるものではない。許してはいけない。思い知らさなくてはいけない。復讐しなくてはいけない。
 ――スザク。友を売り払った男に。
 ――皇帝。全てを奪った男に。
 復活したルルーシュ――魔人ゼロの手によって。
(が、しかし……)
 そうルルーシュが心で呟くと、怒りは水を引くように消えていった。
(順序を間違えてはいけない)
 いつもそうだった。どんなに怒りに身を囚われていようとも、その事を考えるだけで怒りは潮のように引き下がる。
(復讐より先にナナリー。それにアイツを……ライを助けなければいけない)
 ナナリーは妹。ルルーシュの生きる目的。それを奪われた。ならば奪い返さなくてはいけない。絶対に。
 そしてライ。ルルーシュが創設した黒の騎士団の幹部であり、ゼロとしてもルルーシュとしても信を置いていた男。
 しかし、ルルーシュはそんなライに対し、意図的では無いとは言え裏切りに近い行動を取ってしまった。
「……」
 そして思い出すのはブリタニアへ連行される途中の、その輸送機の中での出来事。

115 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/06/21(土) 16:59:38 ID:+BF7XDpJ
 スザクに捕まったルルーシュとライは別々に監禁された。拘束服を着せられ、猿轡を噛まされ、覆面を被せられた。
 しかし、そんな中、ルルーシュはライと一度だけ顔を合わす機会があった。
 それは本当に一瞬の出来事だった。お互いブリタニアの兵士に挟まれて連行される途中、その通路ですれ違っただけ。
 お互い覆面と猿轡をさせられていた。だから声を交わす事は出来ない、表情も分からない。
 ルルーシュは最初。通路の先にライの姿が見えた時、思わず目を逸らしてしまった。
 怖かった。聡明なライの事だ。こうなった全ての元凶が自分だと気付いているに違いなかった。
 しかし、この場が自分が心を許した数少ない人間との最後の対面になるかもしれなかった。
 おそらく、というか自分達は遅かれ早かれ処刑される。だから……。
 ルルーシュはそう考えて、恐る恐るライと視線を合わせた。
 怒りの視線や軽蔑の視線を覚悟した。それは甘んじて受けようと思った。それだけの事を自分はしてしまったのだから。
 しかし、覆面から覗くライの瞳はそんな暗い色に染まっていなかった。
 その瞳はとても柔らかで、とても優しかった。
 それだけではない。次の瞬間、ライの瞼は不規則に動いた。
 ルルーシュはすぐに気付いた。
 それは、二人で作った遊びの暗号。瞼の瞬きの短長を1024通りにパターン化しその組み合わせで言葉にする暗号。
 そして、その言葉は、 

 ブ ジ デ ヨ カ ツ タ 

 唖然とするルルーシュの隣をライは通り過ぎていった。
 蔑視も怒りも無く、その瞳はただ優しくルルーシュ――友の身を案じていた。
 最後まで……。
 処刑される可能性にも気付いていたはず、
 最愛の人との別れも、その責任が誰にあるかも知っていたはず、それでも……
「最後まで信じてくれていた。案じてくれていた。俺の事を……」
 目頭に力がこもる。
 しばらくルルーシュは俯いていた。風がルルーシュの前髪を弄ぶ。それでも、ルルーシュは微動だにせずにただ俯き続けていた。
 その時、携帯の振動音が体を揺らす。ルルーシュは懐から携帯を取り出し、そのディスプレイを見る。
 画面には“Q−1”の表示。ルルーシュは、指で目元を拭い、一度深く呼吸してから携帯に出た。
「私だ」

116 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 16:59:50 ID:diLaIFID
支援

117 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/06/21(土) 17:01:06 ID:+BF7XDpJ
『カレンです。二、三、打ち合わせしたい事があるのですが、今お時間はよろしいですか?』
 電話の相手は紅月カレン。ルルーシュ――ゼロの親衛隊の隊長だった。
「構わない。何だ」
『はい。実は……』
 二人はそれから数度、事務的なやり取りを交わした。
『では、私たちはこのまま領事館で待機していればよろしいですか』
「ああ頼む。ところで救出した藤堂達の様子はどうだ?」
『はい。やはり一年近くも拘束されていたせいか、体調は万全では無いようです』
 無理も無いか。とルルーシュは心の中で呟いた。
 一年にも及ぶ投獄。しかも、藤堂達は最重要人として捕らえられていた。
 おそらく一日中、体すらまともに動かせなかったに違いない。
 人間の体とは動かさなければ衰退の一途を辿る。そして、そんな落ちた体力を取り戻すのには、どんなに努力をしても数ヶ月はかかるだろう。
「そうか。あまり無理はさせたくは無いが、いつでも出撃できるよう早めに体を作っておくように言っておいてくれ」
『わかりました』
「では……」
 ルルーシュはそう言って携帯を切ろうとする。すると、
『あの……』
 と、再びカレンが何かを言いたげに口を開いた。
「? 何だ」
『……何か分かりましたか』
 ルルーシュはその言葉の意味をすぐに理解した。
 紅月カレン。友が愛した女性。そして、その友を心から愛した女性。
 ライは公式にはブラックリベリオンでゼロと共に死んだ事になっている。しかし、そんな事は誰が信じるものか。
 事実、死んだとされたゼロは生きていた。だからライも生きている。絶対に。
 それが黒の騎士団。そしてルルーシュとカレンの見解だった。しかし、それを完全に信じられる人間などいるだろうか。
 もしかしたら、もうあの笑顔は二度と見れないのかもしれない。そう不安にならない人間がいるだろうか。
 特にカレン。
 彼女はレジスタンスだから良く分かっているだろう。ブリタニアに逆らい、捕らえられた者の末路を。
 処刑。
 それを完全に否定できるほど、ブリタニアが甘い国ではない事を。
「……いや。私の方でも何も掴んでいない」
 それが事実だった。ルルーシュはナナリーの捜索と同時進行でライの行方を探しているが、その行方は掴めていなかった。

118 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 17:02:28 ID:diLaIFID
支援

119 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/06/21(土) 17:03:11 ID:+BF7XDpJ
 そう考えると、ナナリーはまだ良いのかもしれない。少なくとも絶対生きている。あとは取り戻すだけ。
 しかし、ライはどうなのか。
 ライは本当に殺されたのか、それとも生きているのか。それを確認する手段と力すら、復活したばかりの今の黒の騎士団には無かった。
「何か分かったら、お前にはすぐに連絡を入れる」
『はい、お願いします……』
 カレンのその声からは虚勢と落胆、そしてわずかな悲しみが感じられた。
 誰よりも傍にいて欲しい男の生死が分からないのだ。
 そのカレンの苦しみや不安は想像に難くない。普通なら部屋に閉じこもってずっと泣いていても不思議じゃない。
 しかし、彼女はそうしなかった。
 一度は裏切られたゼロを助け出し。
 再び日本解放を目指し。
 そして、ライを取り戻そうとしている。
 自らの手で全てを果たそうと精一杯、不安や苦しみと戦いながらしっかりと地に立っている。
 しかし、ルルーシュは思う。それはとても脆いものなのではないかと。
 カレンは決して強くは無い。ただ普通の女の子より、ちょっと体と意志が強いだけ。ただそれだけで心は普通の女の子と変わらない。
 カレンは、きっとギリギリなのだろう。色々な物を背負いすぎてそれでも虚勢を張ってギリギリで立っているのだろう。
 ライはきっと生きている。その不確かな希望を支えに、息も絶え絶えで、心をすり減らしながら、ボロボロになりながら。
「……カレン。ここから先はルルーシュからの言葉として聞いてくれ」
『?……なに、ルルーシュ?』
 カレンが少し驚き、口調を緩めて聞き返してくる。
 ルルーシュは静かに、しかし、絶対的な意志を込めて言った。
「ライは絶対に見つけ出し、そして助け出す」
『……』
「俺が言いたいのはそれだけだ……切るぞ」
『……ありがとう』
 電話が切れる。
 ルルーシュは手に持った携帯を懐に戻しながら自嘲気味に笑った。
(ありがとう。か……)
 そんな事を言われる義理は、少なくともこの件に関して言えば無い。
 カレンがライと生き別れになったのは自分の責任。
「……決めたよ、ライ」
 だから、ルルーシュは決意した。

120 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 17:04:17 ID:MrvYNnRB
支援。待ってました!

121 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/06/21(土) 17:04:24 ID:+BF7XDpJ
「俺はナナリーを助け出す。絶対にだ。そして……」
 ルルーシュの瞳に、強い意志の炎が宿った。
 ライが何より望んでいたのは何だった?
 それはカレンの幸せだ。しかし、カレンの幸せは当然の事ながらカレンとライが揃わなければ叶わないだろう。
 だから、
「お前が帰ってくるまでカレンは俺が守る。支える。そして何があっても必ず死なせない。不幸にしない」 
 ルルーシュは誓う。かけがえの無い友に。
「それが、こんな俺を最後まで信じてくれた、お前に対するせめてもの……」
 今夜も、屋上には冷たい風が吹く。そんな中、ルルーシュはいつまでも夜の空を眺めていた。

 そして、舞台は一時エリア11を離れブリタニアへ……。

 次回『ナイト オブ ゼロ』につづく。

 これにて終了です。
 っていうか今回、ライが幻でしか出てない……。
 果たして、私のSSでライが活躍する事はあるのか!?
 では、雑文失礼しました。

122 :保管庫の人:2008/06/21(土) 17:06:52 ID:wrmQllpU
GJ、お疲れ様でした。

123 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 17:11:33 ID:MrvYNnRB
>>121
GJ!
本気で待ってました。良かったす。
続きを激しく期待してます!

124 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 17:12:44 ID:vFwOXVKU
>>121
GJ!お待ちしておりました!

ルル―シュとライの信頼関係がいいですね
最近ヘタレなルル―シュばかり見てたので(それも好きなんですがw)格好いいルル―シュが見れて嬉しいです
ライがどうなってるのかが気になります…


125 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 17:13:38 ID:Fgfgmbkj
>>121GJ!
続きを首を長くして待っておりました。
カレンもルルーシュもボロボロで…ライが早く帰ってくると良いなぁ…
帰って…来ますよね…?

126 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 17:14:38 ID:1DyZ7kee
GJです
ライ奪還を誓うルルーシュ、カッコイイ!
とてもオチ担当が多いシスコン兄さんとは思えないぜw


127 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 17:22:01 ID:sqY7W7b4
>>121 GJGJGJ!!
帰ってきたー!!かっこいいルルーシュが帰ってきたーー!!(そっち?)
ライとルルーシュの信頼関係もカレンの健気さもいいですっ…!
続きが気になると同時に緊張します。
ライ…、早く帰って来い…!

128 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 18:18:36 ID:32gZxWhD
>>121GJGJ!
スゲー!
最後までかっこいいルルーシュさん久しぶりに見た気がする!感動した!
続きが楽しみです。

でも一つだけ。スザクが10年前と言っていますが、7年前の間違いでは?
10年前だと二人は出会って無いですよね?

129 :KOUSEI ◆tYEsc9pKQ2 :2008/06/21(土) 19:18:39 ID:+BF7XDpJ
みなさん、丁寧な感想ありがとうございます。
こういうのを頂けると、本当にやる気が出ます!

>>128
ご指摘ありがとうございます。
しまった……ライのギアス能力に続いての基礎的なミス。
保管庫の方に修正依頼を出しておこう。

と思ったらもう載せていただいてました。相変わらず仕事速いなw
本当に、保管庫の方お疲れ様です。
でも、少しはお休みになって下さいね。

130 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 19:23:55 ID:oU2U2s1w
>>121
GJです!
ルルーシュがやたらとかっこよく見えますね。
次回はライが登場でしょうか……?
楽しみに待っております!

131 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 19:33:52 ID:pRB/ULUG
>>121
乙&GJ!待ってました。
この、ルルーシュのライへの信頼が堪らないね!
カレンへの思いやりもいい!眼の合図は凄いと思ったわ。

132 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/21(土) 19:43:59 ID:ePyVEoPA
保管庫の方、いつもご苦労様です。

投下します。
>>7の続きです。
前回より少し長いので、支援お願いします。

注意! 原作無視のオリジナル展開です。

133 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/21(土) 19:45:08 ID:ePyVEoPA
(僥倖だな)

真紅の敵の鉄爪を躱して距離を取ると、すかさずヴァリスを撃ち込む。

(この機体まで引き付けることができるとは……あとは両翼からの挟撃と、枢木のタイミングか)

敵機が輻射波動と同時に放った無数のミサイルを引き離すために、急上昇する。

(もし、それを許すというのならば)

そのまま回避行動を止めることなく距離を詰めると、相手の頭部に、蹴りによる一撃を入れた。

(ゼロの底も知れるというものだ)


134 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/21(土) 19:46:05 ID:ePyVEoPA

――――――

カレンが紅蓮を駆って戦場に辿り着いた時、既に二機の蒼き機体の勝負は着いていた。

動きがほとんど止まった神虎の腹部に、蒼いランスロットは剣を突き刺す。
その光景を見て、カレンは怒りを覚えると同時に、星刻が病に冒されていた事を思い出した。
恐らくは、神虎がほとんど動けなくなっているのも、そのためなのだろう。

蒼いランスロットは、そのまま左腕を神虎のコックピットに叩き込もうとする。

ライの機体の、左腕で。

「やめろーーー!」

その事を認識した瞬間、カレンは限界まで範囲を絞った輻射波動砲弾を蒼いランスロットに向けて放っていた。

寸前気付いた敵は、それを躱すが、カレンはすぐに神虎を守るように前に立つ。

星刻の副官の香凛に神虎の回収を頼むと、眼前の敵に向かって右腕を掲げる。

隠すつもりのない憎しみによって、彼女の声はぞっとするような響きを帯びていた。

「その左腕、返してもらうわ」

絶対に許さない。
カレンはそのまま、紅蓮を真っすぐ突進させた。


135 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/21(土) 19:48:05 ID:ePyVEoPA

――――――

中華本土の南東端、主戦場の沿岸部より少し離れた位置から、アーニャは自身の機体の最大威力の武装である四連ハドロン砲を放った。
その射線上にいた敵ナイトメアが次々と爆散する。

あまりに一方的な殺戮を、しかし気にした様子もなく、コックピットの中で目を覆っていたスコープをはずしてから彼女は呟いた。

「つまんない」

見れば、再度陣形を組んでやってくる敵部隊。
幾度となく繰り返した、作業とも言えるような戦闘に、彼女はとうに嫌気がさしていた。

苦々し気に軽く顔を歪めながら、こんな役割を自分に与えた司令官の顔を思い浮べる。


136 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 19:49:03 ID:wuS9obqA
支援

137 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/21(土) 19:50:01 ID:ePyVEoPA

つい先日着任したばかりのその男は、事前の情報では皇族であるが病弱で、しかも初めての軍務という、お荷物以外の何物でもない存在のはずだった。

しかし、いざ着任してみれば、どう考えても経歴詐称としか思えないような手腕を、様々な場面で発揮してみせたのだ。
もちろんナイトメア戦においても、部隊指揮においても。

斯くして彼は、その力で周囲を納得させ、結果としてラウンズである自分にまで、こんな面倒臭い任務を命じてきたという訳だ。


しかしそんな男に、アーニャはわずかながら興味を持った。


ただしそれは、その手腕や、綺麗な銀灰の髪や、いわゆる皇族顔と言われるような秀麗な容姿によるものではない。

その人間が持つ雰囲気に、纏う気配に。

どこか希薄な印象
不安定で、すぐに崩れてしまいそうな、危うい存在感
無理矢理歪められた様な、不自然なその在り方

そういったものを、アーニャはその男に、ライ・レ・ブリタニアに見出だしたのだった。


138 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 19:50:49 ID:cW0GOonv
支援

139 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/21(土) 19:53:16 ID:ePyVEoPA

――――――

一陣の風が生い茂る葉を揺らす。
見事に手入れされたその新緑は、白亜の宮殿とのコントラストによって、一層の風情を感じさせるものになっていた。

その木々に囲まれた宮殿の中庭において、シュナイゼルは椅子に腰掛け、机上のモニターを見ていた。

「素晴らしいお手並みだね」

モニターの映す、海を隔てた戦場の様子を見ながら感嘆した様に呟く。

「確かにそうですが、初めての軍務と言われて信じる方はいないでしょうね」

そう言って、彼の向かい側に座った人物、カノン・マルディーニは微笑した。
シュナイゼルはその言葉に苦笑を返すと、カノンに向き直る。

「それで、何かわかったのかな?彼のことについて」

そう言ったシュナイゼルの手元に、カノンは一枚の写真を渡す。既にその表情に笑みはない。
冷たいとも思える調子で、報告がなされる。

「結論から申し上げれば、ライ・レ・ブリタニアなる人物は存在しません。」


140 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 19:53:42 ID:sQlOE8i2
支援

141 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/21(土) 19:55:03 ID:ePyVEoPA

写真を見れば、今まさに話題としているライ本人の姿。
しかし、その身を包む物は――

「黒の騎士団、か」

「作戦補佐だったそうですよ。まぁその事実はいつか利用するとして、今は置いておきましょう。」

続けます、と言って報告を再開するカノン。

「その写真と皇帝陛下の御性格から判断しますと、恐らくはそういう事なのでしょうが、今回の戦いにおける手並みを見るに、殿下の対抗馬や押さえも兼ねている可能性はあります」

そう言われて、自分はそんな大層な人物ではないよ、と謙遜してからシュナイゼルは質問を重ねる。

「この写真はどこから?」

「機情に潜り込ませた鼠からです。他にも何枚かありましたが、やはり重要なのはその写真でしょう。それともう一つ」

そう言ってカノンは、今度は一枚の書類を取り出す。

「先日、一人の死刑囚が極秘裏に処刑されています。しかも、家族の保護と引き替えに、刑の執行前に整形手術を受けるという条件で」

そこまででシュナイゼルは、カノンが言わんとしている事を理解した。


142 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 19:56:19 ID:diLaIFID
支援

143 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/21(土) 19:56:37 ID:ePyVEoPA

「陛下の次に望む事は何か、という事だね」

「どうされるおつもりですか?」

シュナイゼルは唇に指を当てて、少し考えるような素振りを見せてから、言う。
その言葉に、カノンは満足そうな笑みを浮かべた。

「ゼロのことだ。彼ならば、ほぼ間違いなくEUを動かしてくるだろう。そしてその時は、アフリカ諸国も賛同するかもしれない」

(陛下の御意向か)

「私はすぐにEU戦線に出向く。だが、今回の戦いでアジア合衆国連合が瓦解していない以上、一旦和議を結ぶ必要がある」

(それは恐らく)

「しかし私には、宰相としての仕事をする時間もない。その私の代わりとして」

(悲劇のさらなる進行)

「今回のアジア合衆国連合との講和会議は、アジア方面軍の司令官殿に一任することにする」

知り合いもたくさんいるだろうしね、そう言ったシュナイゼルの姿に、えげつないという感想以外は有り得ないだろうとカノンは思った。


144 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/21(土) 19:58:37 ID:ePyVEoPA
今回は終わりです。
支援ありがとうございました。

145 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 20:01:50 ID:sQlOE8i2
>>144
GJ!!しかし焦らしますねw
続きが楽しみで仕方ないですよ

146 :名無しくん、、、好きです。。。::2008/06/21(土) 20:05:06 ID:+B5h36rl
UP主、GJ!楽しみにしていた続きが読めて嬉しいです。
また次回もお願いします。



147 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 20:35:28 ID:R/coYhSU
gj!!シュナイゼルのえげつなさが
良くでていますね。
本当にこのスレは質も量もしっかりしていますねぇ。

148 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 20:39:49 ID:s7I3S+pm
ここの職人方皆さんレベル高いので投下を躊躇してる新人さんがいないか心配だ…

>>144
GJ!!今更ですが、毎回人物の描き方が素晴らしいので
脳内でシュナイゼルの声とか違和感なく再生されますw 続きもお待ちしてます。

149 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 20:45:57 ID:MrvYNnRB
>>144
おお・・・GJ!
待っていたSSを2つ読めるとは今日はなんと良き日。

150 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 20:58:14 ID:0hGRQrmC
今日投下された職人さん全員にGJを!
本当は一人に一人に感想を言いたいんだすがそれはさすがにあかんかなと…

>>149
自分も職人の一人ですが、自分のSSを待っていて下さる方もいるんでしょうか?
待っていて下さるなら頑張れます

151 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 21:03:14 ID:MrvYNnRB
>>150
他の方は存じないですが、私はこのスレで続き物になってるSS全て期待してたりします。
>>150さんがどのSSの職人さんだとしても激しく期待してます、と返すと思います。

152 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 21:03:29 ID:wuS9obqA
>>150
何を言っている!楽しみに待っているに決まっているじゃないか!頑張って続きを書いてくれ!

153 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 21:06:52 ID:0hGRQrmC
>>151-152
ありがとう、ちょい泣きそうになっちゃったよ

不肖空マメ頑張らさせて頂きます!!

154 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 22:11:16 ID:1DyZ7kee
>>153
ふぉ?空マメさんが来てるのね
狂王降臨の続きを待ってますよー


155 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 22:12:36 ID:yvG8wk81
投下直後に次の職人の投下があったりして
タイミングの関係で感想が少なかったりってこともあるだろうけど

基本>>1の「投下許可を求めないこと。みんな読みたいに決まってます!」なんだぜ
待ってますよ〜

156 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 22:49:08 ID:ORlEOmzG
>>148
基本が>>1なのは分かっているが、職人さんのレベルの高さにちょっと躊躇しかけてる自分がいる
自身のレベルアップの為にも投稿するつもりだけどね。
現在せっせと書いてるよ

157 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/21(土) 22:54:30 ID:tso0DsR9
皆様、お久しぶりです。
前スレの「ドッキリの分からない子」の続きが出来たので投下したいと思います。

誤字脱字や文章に変なところがあるかもしれませんが、よろしくお願いします!
後、長くなったかもしれないので、支援があると心強いです。

158 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 22:56:19 ID:0hGRQrmC
みんな本当にありがとorz
なるべく早く続き書いて投下するから待ってて下さい!

159 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/21(土) 22:58:07 ID:tso0DsR9
とても暖かな場所に僕は居た。まわりの景色がボンヤリと見えてくる
一人のエプロンを着た女性が台所でご飯を作っている。カレンだった。
こちらを振り返ると微笑んできた

ああ、そうか。僕らは結婚したんだね、カレン。
君とルルーシュが付き合っていたってのはきっと悪い夢だったんだよね
ハハハ、我ながら馬鹿な夢を見たものだ。

玄関のベルが鳴った。カレンが料理を中断し玄関に向かう。

一体誰が来たんだ?この時間帯がよくお父さん方が帰ってくる時間だなぁ
そんなことを考えていた僕の目に飛び込んできたのは・・・

「カレン、ただいま。遅くなってすまない」
「おかえりなさい、ルルーシュ・・・じゃなくてあなた」

る、ルルーシュだとぉおおおお!?
そんな馬鹿な!それに「あなた」って・・・・それじゃカレンと結婚したっていうのは・・

「ああ、ライ。来ていたんだな」
「そうなの、突然だったからビックリしちゃった。今夜は3人で昔話でもしましょうか」
「・・・・・・」

仲の良い普通の夫婦。しかし、僕には信じたくない光景。
そんな僕に更なる追い討ちが・・・


160 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 22:58:16 ID:diLaIFID
全力で支援

161 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 22:59:28 ID:DQsA8lm1
支援!支援!

162 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/21(土) 22:59:31 ID:tso0DsR9
「お父さん、おかえり!」
後ろから、子供の声が聞こえてきた。髪はルルーシュそっくりだが、目はカレンと瓜二つ。
「おお、ナオト!ちゃんといい子にしていたか?」
ルルーシュがそういうと、ナオトと呼ばれた子供は元気よく返事をした
「ウフフ、驚いた?私たち子供が出来たの」
と嬉しそうにカレンが教えてくれた。僕は、もうパニック寸前だった

「お父さん、またチェスをやろうよ!今度は僕が勝つんだ」
「そうか、でも今日は、折角ライおじさんが来てくれてるから、ライおじさんにやってもらいなさい」
「そうね。ライおじさんはお父さんと同じくらい強いんだから。お願いできるライ?」
僕はもう限界だった・・・


「こんなのいやだぁあああああああああ!!!」
「!っ」
クラスの全員から視線を感じる
「どうしたんですか?ライ。なにか授業に問題でも?」
「えっ・・あ、いえ・・・すいません・・・」


163 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 22:59:49 ID:diLaIFID
全力で支援

164 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/21(土) 23:00:41 ID:tso0DsR9
最近の僕はほとんど病気だ。
あの出来事以来、夜まともに寝ることが出来ない状態が続いていた。寝られても今みたいな夢ばかり見てしまう
あれから、生徒会室には行っていない。ナナリーにも会いに行っていない。
カレンとルルーシュはもちろんのこと、皆の前で大泣きしたのだ。恥ずかしくて戻れない。

授業だけなら、皆を避けて出ていれば大方問題はなかった。寂しいという気持ちもあったが、
カレンに会うよりはマシだった



その日の生徒会室
「ライの奴。今日も授業中・・・これで今週5回目だぜぇ?」
「相当思い悩んでるみたいだよね・・・」
「・・カレン、ごめんなさいね。私がドッキリなんてくだらないこと考えなければ・・」

正直、あの時のライは普通にやばかった。あの勘違いっぷりも発狂も。
あの後、生徒会メンバーは30分ほど固まりっぱなしだった。
ただ、誰もが明日になればライがきっと勘違いに気づくだろう。そんな淡い希望にかけてもう一週間が過ぎていた。

「いいんです、会長。あれは私も納得したことですし」
うつむいていた顔を上げ、カレンは言った
「それに・・・」
ここで微かにカレンの顔が赤くなったのに、ミレイはいち早く気づいた。
「彼が、あんな反応したのは驚きましたけど・・・私、ちょっとうれしかったんです・・・
あんなに私のことを思って泣いてくれたなんて・・・」
「カレン・・・」
それが、カレンの正直な気持ちだった


165 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:01:00 ID:diLaIFID
全力で支援

166 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/21(土) 23:01:32 ID:tso0DsR9
「カレン、すごいよっ!あんなことがあったのにもう立ち直ってる。この際、告白しちゃいなよ!僕も精一杯手伝うから!」
スザク・・・あのドッキリの後、説明もなしに告白したらライは本当におかしくなると思うよ

「まぁ、とにかく少なくともあいつをここに連れてきて話す必要があるだろう」
と、いままで沈黙だったルルーシュが口をあけた
「ルルーシュ・・・」
「今回のことは、俺にも責任がある。だから、強行策をつかってでもあいつを立ち直らせてやる!」


次の日
終了のベルが鳴り、学生達は昼食を食べる準備をしていた。
いつもなら、リヴァルなんかに誘われて生徒会皆で楽しく食べているのになぁ・・・ライはそんなことを考えながら
一人、教室を出ようとした。が、


167 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:02:13 ID:diLaIFID
全力で支援

168 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/21(土) 23:02:34 ID:tso0DsR9
「ライっ!」
後ろからカレンに声をかけられた。僕は振り返らない。こういう時の対処法は、ひたすら無視だ。
僕は、構わず廊下にでた。
すると、リヴァルとシャーリーが進路を塞いでいた。仕方無しに反対方向に行こうとすると
ミレイさんとニーナが既にいた。
教室に戻ろうにも、前のドアにはカレン、後ろのドアにはルルーシュとスザクがいた。
僕の選択肢はひとつしか残っていない。

僕は窓から外に出た。ここは1階。全く持って心配はない。しかし・・
「ライさん・・」
そこにはナナリーと車椅子を押している咲世子さんが、分かっていたかのようにいた。
後ろにいた、生徒会メンバーも輪をつくりながら、僕に近づいていた。

囲まれた・・か。こんなに自分をあっさりと囲まれるとは思わなかった。
そして、すぐルルーシュの策だとわかった。


フフフ、ライ。残念ながら、今のお前の状態では極めて単調な動きしか出来ないことはわかっていたさ。
悪いが、ここは捕まってもらおうか。


169 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:02:45 ID:EPTAQzdm
なんという悪夢支援

170 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/21(土) 23:03:17 ID:tso0DsR9
ルルーシュが合図を送り、全員がライの元に突っ込んでいった!
だが、ライは臆することなく、そして、あえてスザクに突っ込んでいった
「!っ」
次の瞬間、ライは持ち前の身体能力でスザクをジャンプで飛び越え、そのまま走っていこうとする。
生徒会メンバーもその後を追おうとするが、
ルルーシュ・リヴァルは全く駄目。
ミレイとニーナも駄目。
カレンも病弱設定なので駄目だ。
シャーリーはスタミナはあるが、元の足の速さがライのほうが遥かに上回っていた。
希望の星のスザクだが、ライに飛ぶ超えられた後、方向展開の際足を捻ったらしく、いつものスピードが出ない・・


これなら逃げ切れる!ライは一気にフルスロットルで逃げようとした。

フハハ、ライ。確かにお前の身体能力は高い。だが、この展開も想定の範囲内だ。
スザクが足を捻ったのはイレギュラーだったが、お前も一つイレギュラーがあるのだよ。

突然、ライは後ろからの気配を感じ振り返った。すると・・
「ライ様〜〜っ!!お待ちくださ〜〜〜〜い!!!」
「さ・・咲世子さんだとぉおおおおお!!!?」


171 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/21(土) 23:05:24 ID:tso0DsR9
今回は、以上です。
とりあえず、咲世子さんを書いてみましたがなんか微妙だなorz

続きはなるべく早くかけるようにしたいです。では

172 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:12:40 ID:0hGRQrmC
>>171
ボタラ卿GJです!
予想以上のヘタレライが見れて良かったwナイトメア・オブ・ライですね

あと割り込んでしまってすいませんorz

173 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:14:03 ID:RY/qH2hV
GJ!!
まさかの完璧メイド咲世子さんとはwww
続き楽しみにしてます
あと方向展開ではなく方向転換ではないのでしょうか?

174 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:15:40 ID:32gZxWhD
隠密メイドktkr
続きを期待せずにはいられない

ところで>>166の「沈黙だった」は「沈黙していた」のタイプミスでしょうか?
ちょっと気になりました

175 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:17:52 ID:yvG8wk81
>>156
おおぜひどんどん書いてください。現状の投下状況も凄すぎるが
それでもみんな、より多くの色んな職人の作品も見たいさ
>>171
GJ!そうまでして逃げようとするライに吹いたw
やはり咲世子さんが最終兵器なんだな。咲世子さんて素手でKMFも破壊できそうだしw

176 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:18:18 ID:B4qwBE6N
ポタラ卿GJ
ちょw咲世子さん足速えええw

177 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:18:54 ID:1MrpLvGP
>>171
最後の台詞のときのライの顔は本編でナナリーから電話がかかってきた時のルルーシュの顔そっくりなんだろうなwwww

178 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:19:07 ID:+9cQ7pCY
>>175
おい、誰か呼んでるぞ

179 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:19:28 ID:sqY7W7b4
GJ!
たまにはヘタレなライもいいですよねw
咲世子さん貴女って…!w
そしてルルーシュが軽くゼロ笑いww

180 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:20:02 ID:DQsA8lm1
落ちに爆笑しました続きが読みたいです

181 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:32:06 ID:sqY7W7b4
>>178
アレですか、東方で不敗な方のことでしょうかww
そして咲世子さん最強伝説が生まれる…!www

182 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:35:49 ID:yvG8wk81
>>178
こっちにはいないって言っといてw

そういや意外とライと咲世子さん自体が関わるSS少なかったかも
食事とか咲世子さんがライの分も作って世話してるんだろうし
そこで何かが芽生えてもおかしくない…かな

183 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:44:58 ID:Fgfgmbkj
>>182
日記にルルーシュとのBL小説を書いたりしているんじゃないか?

…おや、こんな時間に誰か来たようだ。

184 :保管庫の人:2008/06/21(土) 23:48:58 ID:wrmQllpU
>>183 ワタシです!!

185 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/21(土) 23:51:03 ID:tso0DsR9
orz・・・・
今確認すると、文章の変なところが沢山・・・
どうして、自分は投下前に気づけないのだろうか・・・・

文が変なところは、脳内変換してくれると助かります・・・

186 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/21(土) 23:57:01 ID:32gZxWhD
ロスカラのサヨコさんは家政腐だからフラグたてるの難しそうだw
むしろ、ルルーシュやスザク相手に間違ったフラグを勝手に立てられていそうで怖い((((;゜Д゜)))

あーでも、たまにならお笑いでならそういうのもいいかな?
ライはサヨコさんに好意を寄せているのに、サヨコさんは全く気付かないとか
フラグ一級建築士ライvsフラグクラッシャー咲世子

「まあ、ナナリー様。ルルーシュ様とライ様が仲良く寄り添っていらっしゃいますわ。(アッー!)」
「そうなんですか?仲良しなのはいいことですよね

「そうですわね。(アッー!)」
その時ライは咲世子さんに話が微妙に通じない悩みをルルーシュに相談しているところだった……とかw

187 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 00:07:20 ID:yvG8wk81
>>183
死亡フラグかと思いきや保管庫の人で良かったねw
>>186
家政腐咲世子さんが絡んでくるSSはこの板ではNG的な話題がふんだんに出てきそうで怖いなw
ギャグとしては実に面白そうだが

188 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 00:16:07 ID:ZiH+Hntj
今からSSの書こうと思ってんだけど
ゲームやっててもライのキャラを描くのが難しいから
性格とか言動とか若干変えてもいいかな?

189 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 00:23:23 ID:q5EGnZPQ
ふざけんな

190 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 00:29:15 ID:lmq1DiKw
>>188
自らキャラを若干変えると言ってるのはおかしい気がするけど
許容範囲や受け入れ方は人それぞれだからな…読んでみないと分からないし
ゲーム本編でも、例えば純潔派編なんかはライのキャラが変わっちゃってたりするしね

最初に注意書き書いときゃ後は個々の判断じゃない?
続き物なら投下してみて、あんまりキャラに違和感あるとか批判的な感想が多いようなら
次回はやめた方がいいと思うが。

191 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 00:35:24 ID:gzP12Xgv
>>188が釣りにしか見えない件。

192 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 00:51:03 ID:vA8XnQld
咲世子さんEDはゲームをやって
咲世子さんEDがない瞬間から妄想してるが
いかんせん咲世子さん性格が掴みづらいよな
そして何より俺には文章力が無い


193 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 00:56:52 ID:FK3qy9pA
咲世子さんの場合すべての道(美男子)は「あーッ!」に通ずじゃない?

ところですでに攻略本手に入れた人いる?

194 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:04:56 ID:I3DL4sMy
>>193
発売日いつだっけ
それによっては明日ツタヤに駆け込んでくる

195 :名無しくん、、、好きです。。。::2008/06/22(日) 01:11:43 ID:PXccdo2a
6月23日だから、月曜日に発売ですよ。

196 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:12:35 ID:spbz7qS0
>>193
今日、買ってきた。発売日は23日だから、早売りか?
ちなみに入手はアキバ系の書店。
イベントリストがあるから、SSのネタ探したり、ルートの間違いチェックする
のにすげー便利、と思った俺は末期。

197 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:12:55 ID:cgnCXzmq
今日買ってきた俺、参上!
ライの顔が・・・・

198 :貧弱な軍馬 ◆Hrs3a0oJRE :2008/06/22(日) 01:13:28 ID:zH2+dNNw
どうもこんばんは〜
とりあえず「すれ違い、ぶつかり合い」の第三話が出来ましたので投下します。
何か規制が厳しいらしいので、一応支援していただければ幸いです。

199 :保管庫の人:2008/06/22(日) 01:14:42 ID:W9LBiSBP
V.V.「この保管庫には大切なものが欠けている」
私「え…なんでしょうかそれは?」
V.V.「ジャンルだよ。ほのぼのとかシリアスとか。SSサイトには付き物じゃないか」
私「あ、それは前から考えてました。その方がより分かりやすいなあと思って。作者さんの傾向とかも分かりますしね」
V.V.「へえそうなんだ…
    

     じゃあさっさとつくったら?」(冷たい視線)
私「(怖っ…)了解しましたです…」


というわけで、夜の夜中にお呼びでないにも関わらず管理人がしゃしゃり出て来ました。今回はジャンル表記の募集をいたします。


以下はジャンル表記の種類です。(作品の多様化により増やすかも知れません。こんなジャンルどう?というのがあればメールでどうぞ)

コメディ
シリアス
ほのぼの

依頼方法は>>1を参照してください。
指定の際に自分の作品の番号が分からないという職人様が結構いらっしゃるようなので、一覧ページを新たに設けました。
http://www1.ocn.ne.jp/~herma/Geass_LC_SS_Master.html

200 :すれ違い、ぶつかり合い ◆Hrs3a0oJRE :2008/06/22(日) 01:17:31 ID:zH2+dNNw
「ゴメン、ライ。今日は体調が悪くて、これから病院にいくの」

私 紅月カレンは制服に身を包みながらも、朝のアッシュフォード学園の前で、そんな事を語る。
相手はお世話対象……うぅん、私の大事な人 ライ。謝罪は久し振りに二人の予定が合ったから予定されていた散策の中止のせい。

「大丈夫? 無理して学校に来なくても良かったのに」
「うぅん! でも、その…「僕もカレンに会えるのは嬉しい」…うん」

どうしてわざわざ学校に朝だけとは言え顔を出したのか? その理由は恥ずかしくて自分では言えなかったけれど、ライはちゃんと解ってくれてた。
それだけで心が温かくなり、顔が笑顔に綻ぶ。けれど……私が行くのは病院では無いことだけが、彼にウソをつく事だけが残念。

「じゃあ病院まで送るよ」
「え? 良いわよ……今日は授業に出られるんでしょ? たまにしか出られないんだから、勿体無いわ」

私がコレから行くのは戦場だ。黒の騎士団員として藤堂鏡志朗を奪還する為、ブリタニア軍にチョウフ基地に攻撃を仕掛ける。
だからライに送ってもらうわけには行かない。私の行く先は病院じゃなくて……

「ミレイさんには悪いけど……授業よりカレン、君の方が大事だ」
「ちょっと! やめてよね? そういう使い方は……ズルイわ」

201 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:19:28 ID:lmq1DiKw
支援

202 :すれ違い、ぶつかり合い ◆Hrs3a0oJRE :2008/06/22(日) 01:19:42 ID:zH2+dNNw
ふと周りから好機の視線が注がれている事を感じ、そして自分達が今何処に居るのかを思い出した。
登校時間の学園前。つまり……学生の群れの真っ只中だ。

「ヒュ〜熱いね! お二人さん!!」
「ちくしょ〜僕らのカレンさんが……」
「やっぱりライ君は……悔しくなんか無いんだからね!?」

様々な意味合いを乗せた言葉が降り注ぎ、私もライも顔を見合わせて苦笑。しっかりお互いの頬が赤くなっているのも確認。

「僕もここから逃げ出したいんだけど……病院まで付き合って良いかな?」
「もう、しょうがないわね」

差し出された手を取り、私達は学生の群れの中から脱出した。
体調が悪いと言う設定をスッカリ忘れて、走ってしまったけど……大丈夫だろうか?


あれ? 紅月カレンはふと自分の現在の状態に疑問を覚えた。
私とライは病院に行く為のバスを待って、学校から程よく離れたバス停のベンチに腰を下ろしていたはず。
なのに如何して……

「あらあら、ライに恋人が居るなんて想像していませんでした」
「隅に置けんな〜小僧! ワッハッハ」

どうして私の目の前にエリア11の副総督と統合幕僚長が並んでいるんだろう……




203 :すれ違い、ぶつかり合い ◆Hrs3a0oJRE :2008/06/22(日) 01:20:53 ID:zH2+dNNw
バス停に高そうな長〜いリムジンが停車したのが全ての始まりだった。
首を傾げる私たちに語りかけてきたのは後部のスモークのガラスが開き、現れたのは華やかな微笑と桃色の髪。
ユーフェミア・リ・ブリタニア。ブリタニア人ならば、そしてエリア11に住まうものならば、知らない者は居ない顔と名前。

「あら? そんな所でどうされたんですか? ライ」
「えっと……バスを待っています。ユーフェミア殿下」

全くコレだから世間知らずは困る。バス停に座っていたら、バスを待ってるに決まって……って!? 
何で副総督が! ブリタニアの皇女が! ワザワザ車を止めて! 『私の』(ここ重要)ライに話しかけてくるの!?

「どちらまで行くのですか?」
「えっと中央病院まで……」
「では私達の行く先とも近いですのでお送りしますわ」

……姉があんなに強くて、頭も切れて、恐ろしい軍人だと言うのに……このアーパーは何を言ってるんだ?
むしろどうしてそんなにライと親しいの!?

「イエ! 自分も軍人ですので、節度を守らない事には……」
「あら? 何度もお姉さまを助けて、私もスザクと一緒に案内してくださった方ですもの。コレくらいはさせて頂かないと」
「しかし……」



204 :すれ違い、ぶつかり合い ◆Hrs3a0oJRE :2008/06/22(日) 01:21:49 ID:zH2+dNNw
不意に窓の奥からもう一つ覗かせた顔。顔を縦断する傷と含みを持った笑み。歴戦の古強者と表現するべき雰囲気。
まさか……

「中尉、副総督のお誘いを断るのもブリタニア軍人としてはマズイと思わんか?」
「勘弁してください、ダールトン将軍」
「ダールトン? アンドレアス・ダールトン!」

思わず大声を出してしまった。キョトンとした顔が三つ、私のほうを見つめていた。
カッと顔が赤くなったような気がしないでも無く、同時に真っ青に成っている気もする。
声が出てしまうのも当然だ。ユーフェミアは戦場でぶつかった事は無いが。ダールトンはコーネリア軍の重要な一角。
エリア11のブリタニア軍を束ね、同時にコーネリアとの個人的信頼も熱い重鎮中の重鎮。
つまり黒の騎士団として、紅月カレンとして断じて見逃せる存在ではない。まぁ、街中で会うことなど想定していないけど……

「ほ〜姫様やユーフェミア様ではなく、ワシの名前を知っているとは! 面白い女学生だ!」
「えっと紹介します。彼女はカレン・シュタットフェルト、アッシュフォード学園で色々と世話に」

どうやら私の女子学生らしくない反応も笑い飛ばしてくれるらしい。今だけはその豪快な性格に感謝してやろう、フフン!
間髪居れずにライが入れてくれたフォローで場を持ち直し、直ちに離脱を……

「ではお二人はお付き合いしているのですね?」
「「えっ?」」





205 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:23:04 ID:HJ3G1Uob
wktk支援

206 :すれ違い、ぶつかり合い ◆Hrs3a0oJRE :2008/06/22(日) 01:23:11 ID:zH2+dNNw
そんなピンク色の皇女の爆弾発言により、呆然となった私たちは瞬く間に車に詰め込まれた。
『皇女殿下と同じ車で病院まで送ってもらう』
皇族ファンならば、特にユーフェミアにご熱心なニーナ辺りなら喜ぶのだろうけど、私はそんな気分には成れない。
目の前に二人も打破すべき支配者、ブリタニアの象徴とも言うべき存在がいる。武を占める幕僚長と血にて奉られる皇族。
そんな二人を前にしていると言うのに……

「そう、スザクはチャンと学校でやって行けているのですね?」
「はい、軍務との両立ですので大変だとは思いますが……彼は」
「頑張り屋さんですから、心配していませんよ? クスッ」

話の主導権はやはりユーフェミアが作る。内容はスザクのこと、ライのこと、学園生活の事。
ふとゲットーの事やイレブンの事が話しに上り、慌ててユーフェミア自身がソレを引っ込める。
ここに居る誰もが彼女に文句など言えないのだから、そのまま話せば良いもののユーフェミアはソレをしない。
ゲットーやイレブンに気をかけたり、周りの雰囲気を気にしたり……変わった皇女様だ。
ニーナが熱を上げるのも解るし、変わり者だからこそスザクの学校へ行かせるなどの無茶もするのだろう。
でも!! 時々ライに向ける熱っぽい視線は許せん!!

「ところでグロースターとサザーランドの運動性能について如何思う? お嬢さん」
「やっぱり格闘戦での武器の取り回しが違う……ってネットで言われてました」
「そうかい。最近の軍事マニアはバカにできんな〜」

あと時々私に軍事ネタを振ってくるこの強面のオヤジは一体なんだ? 
私も『病弱だけど僅かに軍事オタク』と言う設定にライとの会話で固定されてしまった私も実戦の知識を醸し出さない程度に受け答え。
クソ〜ブリタニアの将軍と軍事ネタでトークをしたレジスタンスなんて居るもんか!
末代までの日本の恥だわ! ゴメンなさい、お兄ちゃん!!


207 :すれ違い、ぶつかり合い ◆Hrs3a0oJRE :2008/06/22(日) 01:25:10 ID:zH2+dNNw
そんな時間は長いようで短く、行く必要が無い病院の前で私はライと別れる。
彼は中まで付き合うといってくれたが、『病気が移ったら大変だ』と断っておいた。
この時だけは皇女と将軍の存在がありがたかい。何やら軍務が如何とかと言っていて、流石に恋人の為に断れない。

「ふっふっ! 恋人……か」

もうそういう関係か?と言われてイヤな気持ちは無くなった。ただちょっと恥ずかしいだけ。
まぁ、正式にお付き合いしている訳でも何でも無い二人の関係。むしろそんな形ばかりのお付き合いなど私たちには必要ない。
例えライがブリタニアの軍人だろうと、私が黒の騎士団だろう。ただアッシュフォードの制服を着ている時だけは……

「これは私の……唯の願望ね」

らいはそんな裏表なんて考えても居ないだろう。ただ全ての大事な人を守る為に軍人として戦っている。
私は本当に汚いな……あれ? 不意にユーフェミアの先程の会話を思い出した。


『ライはお姉さまを何度も助けてくれた』

彼女の姉はもちろんコーネリアだ。助けた……つまりピンチに陥った? 陥っていただろう、私がそうしたのだから。
ナリタで、埠頭で。何度もコーネリアを倒せそうになった。しかし邪魔された。
黒の騎士団側から邪魔されたというのは、コーネリアやユーフェミアにとって『助けられた』と言う事。
ライが……助けたの? あの私達の邪魔をして、コーネリアを助けたのは……白兜!
まさかライがアレのパイロット!?


208 :すれ違い、ぶつかり合い ◆Hrs3a0oJRE :2008/06/22(日) 01:26:14 ID:zH2+dNNw
「違う! そんなはず無い!! ライはこの前まで記憶喪失で右も左も解らなかったんだ!
 シンジュクから出現した白兜のパイロットのはずが無いじゃない!!」

そうだ! そんなはずが無い……ライが……そんな! アァア……合流の時間が……

「キモチガワルイ」

本当に病院に行くべきかしら?


209 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:26:56 ID:Y6i+XWvi
全力支援

210 :貧弱な軍馬 ◆Hrs3a0oJRE :2008/06/22(日) 01:29:26 ID:zH2+dNNw
以上でした〜設定が伝わらないと思うので解説しますw
とりあえずチョウフ基地襲撃事件の日の朝と言う設定。
ユーフェミアとダールトンは美術館に打ち合わせに行く途中。
本当はチョウフの襲撃とかまで書こうかな〜と思ったのですが、何となく一区切りw

次回はチョウフでクラブVS紅蓮二式! そして遂に!!……みたいな?

211 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:29:35 ID:vA8XnQld
支援

212 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:35:05 ID:Y6i+XWvi
>>210
貧弱な軍馬卿GJです!
ユフィに向かって「アーパー」いうカレンに麦茶吹いてしもたw

次回ついに…ですか。全力で待ってます!

213 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:35:46 ID:gh4sN61X
>>210
一番期待していた人の作品をリアルタイムで見られて幸せでした

214 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:36:53 ID:3MV5lCgj
>>貧弱な軍馬氏
GJです!
まさかのユフィとダールトン将軍に笑わせてもらいましたw

しかしタイムリミットは近づいている…次回もwktkしてお待ちしております。

215 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:38:55 ID:spbz7qS0
>>210
GJ!
面白かった! 前回の引きからシリアスな局面に突入かと思いきやw
カレンやライだけじゃなく、ブリ軍の面々の書き方がすごく好きです。
さすがダールトン将軍、豪快ですなw

216 :貧弱な軍馬 ◆Hrs3a0oJRE :2008/06/22(日) 01:41:59 ID:zH2+dNNw
どうでも良いが、ライって少尉だったっけ? 勢いで書いてシマタ、すんません(平伏
それとお早い感想ありがとうございます! 次は……ゆっくり待っていてw

217 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:43:08 ID:lmq1DiKw
>>199
ジャンルとかカップリングとかは職人本人も決め辛いこともあるだろうし、難しいね…
もちろんより良くしようって保管庫の人なりの都合もあるでしょうが
あんまり制約的なことを出して新たな投下を鈍らせる状況になるのは嫌だし
決めた方がいいなら、もうここまでやってくれてる保管庫の人の判断で適当に決めてもいい気が。
>>210
乙です。まだまだ続きが気になりますな

…杞憂かもしれんが土日はともかく深夜投稿は感想が少なくなりがちだし支援も受けにくいから
職人方にはモチベ維持のためにも夕方〜零時くらいまでの投稿の方がいい気がしてしまう

218 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:45:14 ID:FK3qy9pA
確か佐官昇進寸前ぐらいだったような?
パイロットとしての二つ名をつけるなら
赤い彗星ならぬ「青い閃光」か「瞬神ライ」ですか?

219 :名無しくん、、、好きです。。。::2008/06/22(日) 01:45:53 ID:PXccdo2a
GJです!とてもおもしろかったです。とうとう次に・・・・・・ですか。
すべてを知ったときに、彼らはどうするのか、
妄想が止まりません。

それにしても、ここのSSはカレンルートが多いですね。
ユフィ好きとしては少し物足りない気がするけど・・・・・
それでも、ここはやはり楽しい場所です。

220 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:50:22 ID:3MV5lCgj
特派だと准尉で親衛隊だと少尉だったキガス

221 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:53:26 ID:Mf/vYZ0x
GJです。相変わらずなカレンのカッ飛びっぷりが楽しい!!

ライの二つ名か…。
………「青い閃光」も良い気がするけど、ここは敢えてロイドさんの比喩から「蒼い亡霊」と言ってみる。

222 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:54:03 ID:gh4sN61X
>>221
ゲシュペンストですね、分かります

223 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 01:57:04 ID:I3DL4sMy
>>221
幻の美形意外に思いつかない俺ギャグ専門作者

224 :保管庫の人:2008/06/22(日) 01:59:00 ID:W9LBiSBP
>>217 あ、もちろん任意であって強制ではないですよ?

職人の皆様、カプやジャンルの表記に縛られることなく自由に投下して下さい。

225 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 02:00:10 ID:aZAgyp3V
>>210
まさかここでユフィとダールトンが絡むとは…
次の激突でどうなるか?楽しみにしています。

>>217
>夕方〜零時くらいまでの投稿の方がいい気がしてしまう
職人さんの現実の仕事の関係もありますから、投稿する時間は職人さん達の好きで良いと思いますよ。
過疎スレではないから、大体の時間幾人かはこのスレを覗いていますよ……全力で!



226 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 02:01:13 ID:6CrVd2vI
ブルーデスティニーから「蒼い死神」なんて。

>>187
ある意味、死亡フラグより恐ろしい…ハイ、ガンバッテシッピツシテイマスヨ。

227 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 02:02:36 ID:PcobmCWE
最小の動きで攻撃をかわすから幽霊と闘っていると思うんじゃないかって話から
「蒼い幻影(フアントム)」とかどうだろう?
個人的に閃光と呼ぶならならスザクの方だと思うな
さっきまでそこに居たのに!的な動きとスピードならスザクの方が勝るイメージだ

228 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 02:09:54 ID:FK3qy9pA
オレンジが流したデマ(ライ本人はそう思ってるが、周りは納得)が
かなり影響すると思うんだ。だからスピードに関する二つ名になるかと。
さすがに「エニアグラム卿の腰巾着」ではかわいそうだし・・・。
いや、・・・それの方が相応しいか?

229 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 02:12:07 ID:PcobmCWE
ところで自分186なんだが、何かが降りてきてライ×家政腐咲世子ネタかける気がしてきた
書き上がったものがあんまりアッー!よりだったら投下は止めるつもりだけど、
お笑いだったら多少アッー!ネタ入っても大丈夫……だよな?

230 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 02:20:38 ID:3MV5lCgj
とりあえずギャグ的な扱いな注意をいれればおkじゃないか?
実際本編でもスザクとルルーシュのホモネタあったし

231 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 03:57:12 ID:Nflxpofz
藤堂奪還の時にダールトンはたしかイシカワゲットーに行ってなかったっけ…
おやこんな時間に誰か来たようだ…

232 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 04:02:43 ID:C7ecv4gp
>>231
それはゲームだけ。
アニメではユーフェミアの補佐についてた。

233 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 08:26:03 ID:k6MmUeom
>>220
親衛隊ルートでは最終的に大尉じゃなかったかなぁ。
親衛隊への転属で少尉任官→いろいろ手柄立てて大尉に昇進だった希ガス。
うろ覚えなんで間違ってたらスマソ。

234 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 08:29:20 ID:0n2FzReA
>>233
間違ってないよ。あなたは正しいよ。

235 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 09:31:02 ID:crBRvsaa
>>233
ネリ様が大尉に昇進させるとは言っていたけど、実際には昇進してなかったと思う。
昇進する前にEND迎えちゃったからね。

236 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 10:21:41 ID:lhpARgDY
二つ名は「青き旋律」はどうでゲスか?

237 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 10:51:14 ID:W9LBiSBP
青い果実…いやなんでもないです

238 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 10:53:09 ID:J98Coj0w
お前らもう青かったらなんでもいいだろw

239 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 11:08:28 ID:lhpARgDY
いえいえ、そうでもございませんよ。

240 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 11:20:21 ID:yCVw8/pc
青い稲妻…あれ、なんかかっこよくね?

241 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 12:01:29 ID:egoR2Sc6
SMAPかよwww

242 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 12:32:53 ID:dqMXU5jC
青い稲妻が僕を攻める〜
炎、からだ焼き尽くす

243 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 12:40:38 ID:cRIBBgkH
「青」より「蒼」の方が字面的にかっこいいのでは?

244 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 12:58:46 ID:vWQQWnUk
>>242
ゲッチュウ!!(メサルギア的な意味で)

>>243
しかしその字は下手に扱うと厨度がドupする諸刃の剣

245 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 13:09:19 ID:J98Coj0w
まあでも、そろそろ別のスレ行って話すべきだと思うんだ。
こっちいこうぜ
コードギアス LOST COLORSのライは幻の美形 2
ttp://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1211338032/


246 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 14:01:33 ID:lhpARgDY
あと3時間でアニメかぁ。ライが出てこれそうな
ところを探すって楽しみがあるけどなんか憂鬱になってきた。

247 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 14:24:41 ID:rMuKODBB
楽しみなのは分かるけど
とりあえずsageようか

248 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 15:32:16 ID:Fgb4Ja5F
http://www.animate.co.jp/newrelease/img/geass_goods.jpg
ライさん・・・嫁(カレン)がこんな格好で迫ってきたらどうするんだろうwww?

249 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 15:34:25 ID:EXI1T6HD
a

250 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 15:42:23 ID:dqMXU5jC
>>248
僕を好きになれ!とギアスをかける

251 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 15:51:25 ID:CdqkBMH/
だからそういうのは本スレかキャラスレでやれ

252 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 16:17:55 ID:q5EGnZPQ
最近なんか民度下がったな
まあ余所の板から流入してきたんだろうけど

253 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 17:56:50 ID:FCZgxwyB
>>235
なるほど。
ユフィの騎士になれなかったから昇進どうこうはうやむやになったのか。
言われてみるとそうだった気がする。
思い出したよ。
サンクス。

254 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 19:25:01 ID:RmiAuCaY
…なんか本家よりここの職人たちのストーリーのほうが数倍いい気がしてきた

255 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 19:26:29 ID:cpuh5SAL
何入ってんだバカ
頬染める千葉ちゃん最高だったろバカ

256 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 19:26:44 ID:J98Coj0w
>>254
…うん、同感…マジでアニメ見んのやめよっかな…

257 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 19:30:14 ID:3MV5lCgj
種○とかな○はとか設定やストーリーが荒かったりすると逆に
二次創作は作りやすくなる物だよ。独自解釈とか入れられるしね。

つまり何が言いたいかというと


さ ぁ メ モ 帳 を 立 ち 上 g(ry

258 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 19:30:17 ID:CdqkBMH/
見なきゃいいだろうよ

259 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 19:35:20 ID:I3DL4sMy
>>256
そんな事少し考えてたが今週のアーニャで全部吹っ飛んだ
俺もうロリコンでいいや

260 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 19:35:57 ID:+LMJYiLs
>>254
流石にそれはない

261 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 19:41:59 ID:hbSJeMzb
まぁ、そんなこんなは置いといて…職人さんマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

262 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 19:47:32 ID:ZcJTv4Rj
気持ちは分かるが自重しろ

263 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 21:08:22 ID:FK3qy9pA
ふと思ったんだけど、ライの妹(ゲーム見た限りでは黒髪)=マリアンヌの可能性は?
ギアス饗団(たぶんV.V)に瀕死のところを復活&タイムワープで現代に
orギアスを飼いならしてC.CもしくはV.V.化したとかで。


264 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/22(日) 21:22:24 ID:aLovdzko
投下します。
>>133の続きです。

注意!
原作無視のオリジナル展開です。

さらに注意!
今後本編をあまり見なくなると思うので、一層の原作乖離が進みます。
今週以降の新キャラも出てきません。

265 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 21:23:03 ID:/L6x3hXy
>>263
いやぁ、ライはマリアンヌの設定が出来上がった後に作られたキャラだろ、
どう考えても。だから、その設定はありえないと思うぜ

ちなみに今、ギアス編ENDの設定で、
どこか違和感を感じながら日常を過ごしていた生徒会の面々が、
ある拍子に見知らぬ銀髪の青年と自分たちが、
仲良さそうに写った写真を見つけて、この青年のことを探す、っていうか
正体について考えだす、っていう話を書いてるんだが、
ライ出てこないけどいいかしら?

266 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/22(日) 21:23:30 ID:aLovdzko
戦いは終局に向かう。

海上から沿岸部にかけて、両翼に展開したブリタニア軍。
挟撃される形となったアジア軍であったが、司令官ゼロの指揮の元、反撃に打って出る。

それに相対するのは、ブリタニア軍司令官ライ・レ・ブリタニア。


後に、最高峰の戦術家として並び称される両者であるが、この戦いにおいてはライの働きに称賛を送る専門家が多い。

なぜなら、撤退するその時まで、自身のナイトメア戦もこなしつつ、部隊指揮もたった一人で完璧に行うという神業を見せたのだ。

ただしこれは、軍事上の天才戦術家であると同時に、他人を信用しない孤独な絶対者としてのライ・レ・ブリタニア像を形成する一助にもなっている。


267 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/22(日) 21:25:17 ID:aLovdzko

――――――

読まれている。
戦局を示すモニターを憎々しげに睨みながら、ゼロは手元のパネルに、拳を叩きつけたくなるのをなんとか耐えていた。

確実にこちらの手が読まれている。
戦闘開始から結構な時間が経過したが、自分の取る戦術に対しての相手側の反応が異常な程早いのだ。

(…シュナイゼルか)

自身の異母兄であり、帝国宰相の男の顔を思い浮べる。
間違いないだろう。あの男ならば、この反応速度も頷けるというものだ。

(悔しいが)

守り手の利点を使い、時間を稼ぎつつ敵の撤退時にその隙を撃つ。
それくらいしかゼロには、現状で打てる手が見出だせなかった。

(あいつがいてくれたら)

同時に浮かぶのは銀灰の青年、騎士団の双璧と謳われた彼ならば起死回生の手を――

(馬鹿馬鹿しい!)

死んだ人間に何を縋っているんだ自分は。
あいつを殺したブリタニアを倒すまでは、負けられない、終わるわけにはいかない!

声に出さず叫び、頭に浮かんだ残像を振り払って、ゼロは再び矢継ぎ早に指示を出す。
彼もまた、一人の青年の死によって、その心中にまったく余裕を欠いていた。

268 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 21:27:45 ID:J98Coj0w
支援

269 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/22(日) 21:28:13 ID:aLovdzko

――――――

悔しかった。
無残に殺された兄。何もできなかった自分。

悔しかった。
自分の代わりに捕まって、殺されたライ。何もできなかった自分。

悔しかった。
目の前の機体。その攻勢の前に何もできない自分。


「ああっ!」

蹴り飛ばされる。体勢を立て直そうとしても、すかさず来る追撃。
輻射波動でなんとか防いで、すぐに反撃するが、あまりにも華麗に躱される。

「くそっ!」

焦りからか、無理な体勢を直そうと機体制動をかければ、間髪入れずに相手の輻射波動砲弾が迫る。
思いっきり機体を捻って横に飛べば、読まれていたのか右腕の剣がコックピットに肉薄していた。

「っ!」

やられる!
そう思い、目を瞑りそうになった時、カレンの脳裏に様々な場面がフラッシュバックする。

270 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 21:28:58 ID:/RM0Znq5
支援

271 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 21:30:19 ID:6loc//sV
>>265
投下してくれ

写真だけじゃなくビデオとかも残ってそうだな

本編見るかぎりはナナリーの写真とかは全部、ロロに置き換えてるだろうけど、ライの場合は記憶消されてるから

そういう対処してないだろうしな

272 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/22(日) 21:30:35 ID:aLovdzko
『同じだよ…僕は、カレンと同じだ』

『二人で一緒に戦っていこう。これからも』

『ありがとう、カレン』


それはかつての、今とは比べものにならない程苦しくて、辛い、戦いの連続だった日々。
国もなく、巨大な敵に、ただ掠め取るような小さな抵抗しかできなかった過去。
それでも、彼と過ごした、一緒だった、幸せな思い出。

敵機の左腕が目に入る。

絶対に取り返すと誓った、彼の左腕。
あれだけは、あれだけは絶対に!


273 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/22(日) 21:31:31 ID:aLovdzko

「はあーーー!」

気付けば、機体を思いっきり下向きに沈めていた。
死へと誘う剣は本体を貫かずに、彼女の頭上、コックピットの天井部分を斬り飛ばす。

瞬間、紅蓮の回し蹴りが敵機の胸部を捉えた。
吹っ飛んで、再び距離をあける二機。

一面の青空が、カレンには見えた。
そうして視線を動かせば、癪に触るが、この空によく似合う蒼穹の機体。

「まだ、負けられない!終われないのよっ!」

叫んで、睨み付ける。

お互いの視線が交わったような気がした。


274 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 21:32:15 ID:J98Coj0w
支援

275 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 21:32:55 ID:O+/NztBK
支援

276 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/22(日) 21:33:18 ID:aLovdzko

――――――

各部隊に指示を出しながら、少しずつ荒くなる呼吸に、激しくなる頭痛に、ライは困惑していた。

(っ!何だこれは!)

原因はわからないが、ついさっき、真紅の機体のパイロットの姿を見てからの体調の急激な悪化。
当然医者でもないライには、どうしようもない。

しかも戦いは終局が近い。
ここで司令官たる自分が一番に引けば、陣形が崩れる恐れがある。

いや、その前に、もっと根源的な問題がある。

(あの女が何だと言うんだ!)

紅月カレン。
紅蓮弐式のパイロット。
アジア合衆国連合軍のエース。

敵に関する情報として、顔も地位も能力も頭には入っている。
それに、データを覚える時には何も感じなかったはずだ。


277 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/22(日) 21:34:35 ID:aLovdzko

それが今はどうだ。
吐き気がする。頭痛もひどい。額に汗まで滲んできた。

そう、まるで自分の体が、自分の心が


あの女と戦うのを拒否しているような。


紅蓮の右腕がくる。
さっきまでは当然の如く躱せたその攻撃が、今はひどく体力を奪う。

(っ!これ以上は…まずい!)

ライが撤退も覚悟した時、待ち望んだ通信が入った。

『殿下、枢木卿がセイロン島の占領に成功しました。合衆国連合側の部隊は撤退。防備も完了しているとの事です』


278 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 21:34:38 ID:6loc//sV
支援

279 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/22(日) 21:35:20 ID:aLovdzko

その報告の意味を理解した瞬間、ライは全部隊に対して通信を開いた。

「全部隊!作戦は成功したっ。速やかに、かつ隙を見せず撤退せよ!」

明らかに適当で無茶な命令だが、今の彼にとってはそれが限界だった。

すぐに、旗艦の方へ機体を向ける。
敵に背中を向けるのは、この上ない屈辱だったが仕方ない。

「ちいっ!」

追ってくる紅蓮を無視して、スピードをあげる。

途中、誰かがフォローしてくれたのか、紅蓮の気配が背後から消え、ライは無事に旗艦に辿り着くことができた。
当然彼は、フォローしてくれた相手を確認することも、感謝することもできなかったが。


(一体…何、なん、だ)

そうして、ライの意識は闇に包まれた。


280 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/22(日) 21:36:49 ID:aLovdzko
今回はこれで終わりです。
支援ありがとうございました。

281 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 21:40:34 ID:3MV5lCgj
>>コウ氏
GJです!
只でさえギリギリなカレンが今しがた戦っていた相手の招待を知った時
どうなってしまうのか、次回もwktkしてお待ちしております。

282 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 21:42:06 ID:J98Coj0w
>>280
待ってましたのGJ!
ゼロもライの不在を痛手と思ってるのが嬉しかったり。
続きが益々楽しみです!

283 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 21:42:36 ID:/RM0Znq5
いいねー、本編に匹敵するくらい楽しみだよ
次回もお待ちしてます

284 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 21:45:33 ID:r46qy7Rv
コウ卿GJ!
早くもライが頭痛に!直接会ったらどーなる!?
次回も全力でお待ちしますっ!

285 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 22:42:49 ID:HD5qeF9m
保管庫どうなってるんだ?コウ卿の投下から1時間以上立つのにまだ保管されてない。

286 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/06/22(日) 22:43:15 ID:I3DL4sMy
どうもおはようございました
さて今回は前スレカップルな2人の続編です
CPはライ×アーニャ×カレンです

注意
・あれ?カップルな2人の続編だよね?
・相変わらずカオス
・相変わらずキャラ崩壊

ではそれを踏まえた上でどうぞ
長いと思うんで支援してくださるとありがたいです

287 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/06/22(日) 22:44:03 ID:I3DL4sMy
「…ここのドリア、おいしい」
「よかった。…アーニャの口には合わないかな?と思ったんだけど…
 あ、ご飯粒ついてるよ」チュッ
「ライ…ありがとう」

(…これなんでエロゲ?)
(相手についた米粒を自分の唇で取る…その発想はありませんでした)
(ん、このライスコロッケ中々いけるな…さすが我が同志!)

いや、それ同志関係無い
そんなわけで、貴族4人がファミレスの料理を食べていると――

「あれ?どうしてこんな所にライとアーニャが居るの?」
「スザク?」
「あ、僕たちはその…買い物とか映画の途中で立ち寄っただけだよ」
「いわゆるデートだね。わかるよ」
「ッ!?」
「ス、スザク!?」

(スザク!…タイミングが悪いというか…何というか)
(…お前、絶妙なまでのタイミングの悪いときに入ってきたな)
(むむ…このグラタン…非常にうまい!)

288 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/06/22(日) 22:44:43 ID:I3DL4sMy
「それじゃ、僕はこの辺で」
「じゃあね、…後、ジノには内緒でお願いするよ」
「うん。任せて」

(…なんで俺に内緒にしてもらうんだよ)
(さぁ…?日頃の行いとか、その辺ではないでしょうか?)
(このピザ…チーズが非常にうまいぞ!)
(酷っ!…それよりも、スザクに声かけておきますか?)
(ええ。…多分、気づかれてますね)
「すまない、このクリームスパゲッティとドリアを追加で」

オレンジ尾行しろよ
…しかし、この一言でスザクが彼らに気づいたようだ

(…何やってるのジノ、後…ユフィ?)
(ええ。…このデートプランを教えた身としては結果を見るのが大切だと思いまして)
(…ということで、一緒にあの二人を尾行しようぜ)
(…いいのかな?…まぁ、僕はユフィの騎士だ。ユフィを守るためにも同行するよ)
(料理マダー?)
(…あ、動くみたいですよ)
(次は…買い物だっけ?)
(多分携帯とか見るんじゃないかな?)
(とにかく、後を追うか)
(…ジェレミア卿、置いていきますよ)
(え、あ、ちょ、殿下!?)

289 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 22:44:47 ID:J98Coj0w
>>285
ヒント:責めるのお門違い

290 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 22:45:43 ID:ZcJTv4Rj
sien

291 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/06/22(日) 22:46:22 ID:I3DL4sMy
「…で、何がほしいの?」
「色々…服とか…」

(ここは…?)
(知らないんですか?…最近、若い女の子に人気らしいですよ?…私も来たのは初めてですけど)
(ユフィ…今度、行きたい?)
(え!?連れて行ってくださるのですか!?)
(…やっぱり、彼女欲しいな…)
(むぅ…ドリア…クリームスパゲッティ…)

と、尾行中のカップルと絶賛尾行され中のバカップルが楽しそうに話し、
尾行中のジノが目の前で繰り広げられるピンク空間に軽く悲しみ、
柑橘類が過ぎた過去(レストラン的な意味で)を後悔していると――

「あら…ライ、と…あなた誰?」
「あれ、カレン?…どうしたの?」
「…ライ、この人誰?」
「あ、ごめんアーニャ。…彼女はカレン、紅蓮のパイロットだよ」
「…あの…赤いの?」
「で、…この子は誰?まさか隠し子とか、妹?」
「違うよ。…この子は…」
「…ライの、彼女」
「ッ!?」

292 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 22:46:52 ID:ZcJTv4Rj
shien

293 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/06/22(日) 22:46:58 ID:I3DL4sMy
(ありゃ、…修羅場?)
(カレンもタイミングが悪いな…)
(む、誰だあの小娘は)
(話聞いていてくださいよジェレミア卿
 …でも、もしかしてあのカレンって人、ライさんが好きとか…?)
(あー…あの天然女(&男も)殺しだしありえなくは無いな)
(フラグ一級建築士だもんね)
(まさかの二股か?…英雄、色を好むというが…)

「…ねぇ、その子が彼女って…どういうこと?ロリコン?」
「ロ、ロリコ…ン?」
「…ふ〜ん…」
「…嫉妬にしか…聞こえない」
「…へぇ…でも、あなたは守られる立場でしょう?
 私は守る立場に…」
「…私…ナイトオブシックス」
「な!?…そう…そうなんだ」

機体のカラーリングが似ているからか、それとも互いにライのことが好きなのか
はたまた両方なのかはわからないが…物凄く険悪な雰囲気である

(…スザク、正直…怖いです)
(…うん。正直に言うと僕も怖いよユフィ)
(何だろう…あいつに殺意が沸いた)
(む…この宝石いいな、リリーシャにお土産として…)←現実逃避
(…とにかく、色々嫌な予感もするし、退散したほうがいいかもしれないね)
(いや、…正直この修羅場は見てて楽しいと思うが…)

外野も恐怖する程度の修羅場である
しかしそんな修羅場を打ち壊す最高の好機…いや、最悪の事態が起きた


294 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/06/22(日) 22:47:46 ID:I3DL4sMy
「……あれ?誰かが僕たちを尾行してる?」
((((気づかれたッ!?))))

いや、割りとバレバレだと思うが(主にレストランで)
しかし自分たちの世界(又は固有結界)から出ると感覚が鋭くなる辺りさすがは狂王といったところか

「…さて、誰が隠れてるかよくわからないけど、今のうちに出てきて―――」
「…乳だけ女」
「なっ!…あなたのようなお子様には無い物だから嫉妬してるの?」
「…いいの、ライが居てくれれば私はそれで」
「へぇ…いつまであなたの傍に居るのかしらね?」
「…あの、二人とも、…少し静かに…」
「「ライは黙ってて!」」
「…あ、ごめん」

かっこいいはずのシーンがこの二人のせいでぶち壊しである
ってかこの二人全く周りの話を聞いていないような気がしてならない

「…大人しく出るしかないね」
「そうですね」
「…なぁ、後で一発殴らせてくれないか?」
「…つけていた君に言われたくないねジノ」
「…むぅ…気づかれていたとは…」
「正確には今気づいたんですよ、ジェレミア卿」
「…あの、とりあえず…二人の喧嘩止めない?」
「…スザク、今それに触れないでくれ。すごく怖い。下手に手を出せないくらい」
「あ、ははは…そうだよね」

295 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 22:47:51 ID:vA8XnQld
支援かな?

296 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 22:48:12 ID:ZcJTv4Rj
支援

297 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/06/22(日) 22:48:45 ID:I3DL4sMy
「…本当に何とかなりませんかジェレミア卿」
「何故私に振る!」
「…じゃ、ジノは?」
「うん。それ無理」
「…爽やかな笑顔で言わないでくれ、というか二人ともじりじり後ろに下がるのを何とかしてください」
「…なら、私にいい案がありますが…」
「…じゃ、それで行きましょうか殿下」

後に彼はここでどんな案か確認しなかった事を強く後悔することとなる
あ、ここフラグね

「アーニャァッ!」
「カレンッ!」

まぁ、もうこの二人は1期最終話ラスト付近のスザクとルルーシュのような状況に居る為
そのユフィの案を確認する時間も無いのだが

「じゃあ、これから皆さんで一緒にデートしましょう♪」

それは解決では無く問題の先延ばしである。というより修羅場の拡大である

「…なら、簡単な決着として…これからのデートで決めましょうか」
「…いい。私を選んでくれるはずだから…」
「…スザク、遺書渡しておいていいかな?」
「…まぁ、そのくらいなら…」

さらば、フラグ一級建築士。君の事は忘れない

298 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/06/22(日) 22:49:53 ID:I3DL4sMy
と思われていたが実際そうでは無かった
何せ思春期の女子3人の買い物である。ハイテンションのまま夜になっていった
―――この間、ずっと両手を二人の体で埋められていた主人公と、
両手に荷物を持たされたみかん100%とナイトオブスリーはクタクタだが

「今日は楽しかったですね!」
「…新しい服、買っちゃった」
「駄目ね…中々いい包丁見つからなかったわ」
「楽しんだならそれでよかったよ。ね?」
「…ああ、とってもたのしかった(棒読み)」
「うん、とてもたのしかったですぞ(棒読み)」
「…じゃ、僕はこの辺で」

逃げる機会を得たライは一目散に帰ろうとするが、…それがいけなかった

「じゃ、私も…」
「って待ちなさい!…なんで、後ろについて行ってるの?」
「…ライの家に、泊まる」
「ふーん…なら、私もライの家にお邪魔しようかしら?」
「え!?ちょ、ちょっと!?」

ここで帰ろうとせず、それぞれの家に送るという選択肢が正解である
…最も、それでも彼女たちはライの家に来るという可能性もあるが

「まぁまぁ、それだけライさんの家にお泊りしたいなら二人とも泊まっていけばいいじゃないですか♪」

このピンク皇女は狙ってこのことを言っているのか、
それとも男女が一つ屋根の下2人きり(3人だが)になったらどうなるかを知らないのか、
どちらにしろ、この瞬間修羅場がこの当事者3人の話になることが確定した

299 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/06/22(日) 22:51:09 ID:I3DL4sMy
「…本当に何にも無い部屋ね…」
「…むしろ、シンプルで…これはこれで…」
「…こっちに来てまだ1ヶ月くらいだし、最近ほとんど政庁に泊まってるから…その辺は余り触れないで
 今度家具を買いに行こうと思ってるくらいだし」

馬鹿だこの男
こんな事言ったら二人ともついていくに決まっているのに
…しかし、アーニャと付き合っているのに今この状況であたふたしてるこの男も悪い
…まぁ、買い物で切れ味のいい包丁を見ていたカレン相手にそれを言えるかは別だが

「…とりあえず、布団とベッドがあるから二人はそっちで寝て。僕は寝袋使うし」
「…ライと一緒がいい…」
「私もよ。…なら3人で寝ない?その方が公平でしょ?」
「…でも、それは色々とまずいし…それよりお腹空いたから何か作るけど食べる?」
「じゃ、ちょっと待ってて。…晩御飯作るね」
「いや、お客さんにやってもらうのは…」
「いいの。…じゃ、ゆっくりしててね
 ほら、アーニャ、手伝って」
「…わかった」

一瞬火花が散ったような気がする
…何となくこの後の状況を理解したライだが、もう状況打開を諦めて何となくベッドに寝転がると…

「…まずい、眠くなってきた」

300 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 22:51:23 ID:ZcJTv4Rj
支 援

301 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 22:51:41 ID:vA8XnQld
支援?

302 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/06/22(日) 22:51:44 ID:I3DL4sMy
この状況で寝るとまずい気がする、そう思い別のことを考え始めるライ
…そんなわけで、みんな大好きジェレミア卿がR2でどんな名言を生み出すか考えたり、
サザエさんOPの最後のみかんから出てくる人をゼロにする変な想像をして何とかおきようとしたが……

「ん…くぅ…」

やはり人は睡眠欲には勝てないものである

「ライ、ご飯出来た…」
「…もしかして、寝ちゃった?」
「ん…あ…」
「…本気で寝てるし…」
「…ライ、疲れたのかな?」

そりゃ、あんな修羅場に巻き込まれていたら疲れるであろう
しかしこの少女たちは気づいていない

「……やめて…くれ…」

一気に場の空気が凍った
まさかこの状況でシリアスモードな夢を見ているのか?
そう考え、アーニャとカレンは顔を見合わせ、何かを確認しあい、そして…

ライの体に抱きつき、そのまま眠った

303 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 22:55:00 ID:ZcJTv4Rj
支援

304 :やった 規制解けた?:2008/06/22(日) 23:02:34 ID:I3DL4sMy
そして、その日の深夜

「…はっ!…嫌な夢を見たな……!?」
「…ん、ライ…?」
「あ、おはよう…」
「…とりあえず、二人とも何で僕に抱きついてるの?
 いや、一般男子としてうれしいのはうれしいけどね」
「…うなされてた」
「だから、心配になって…それで…」
「…ああ、あの…大丈夫だよ、何かいろんな意味で嫌な夢だったけどね
 セシルさんの料理100食完食しないといけないという…ね」

その時、彼は地雷を踏んだ
…女の前で他の女の話題をしないというのは一般常識である

「…それ…誰?」
「ああ、特派の…」
「軍の人!?…へぇ…どんな人なの?」
「ああ、凄く優しい人だけど…」
「…もしかして浮気してたとか?」
「いや、そんなのじゃなくて、昔の上司だった人だったんだけど…」
「…本当に…何も無いの?」
「何も無かった!」

質問攻めで中々『料理が怖い人』とは中々いいにくい空気である
後、否定するとき力を入れて話すと逆に怪しまれるらしいよ。みんな気をつけようね

305 :修羅場な三人:2008/06/22(日) 23:03:10 ID:I3DL4sMy
「…本当に本当?」
「本当に本当だって!僕が愛してるのはアーニャだけだ!」
「…ライ…」
「……あ、でも、ここで既成事実を作っておけば…」
「ちょ、カレン!何怖いことを言ってるんだ!」
「…既成事実?」
「アーニャ、携帯を出して検索しようとするんじゃない!
 ってカレン!腕押さえるのやめてくれ!」
「…既成事実……!?」

どうやら意味を理解したらしい

「…あれ?アーニャ?どうして僕のズボンに…ってそれは本当にまずい!
 ってかカレンも手伝わないで!」
「…決められないなら、二人とも…」
「そういうことよ」
「…浮気公認!?、…で、でも…」
「…据え膳食わぬは男の恥…」
「って何でそんな言葉覚えてるの!?
 あ、ちょ、やめ」

(省略されました 続きを読むには検索しろ!ビックローブストリーム!)

306 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:05:02 ID:vA8XnQld
支援

307 :修羅場な三人:2008/06/22(日) 23:05:39 ID:I3DL4sMy
おめでとう
人生初規制だ

…というか、三人称視点が非常に難しかったです

と、ここで質問
子供に戻る薬とブリタニア軍・黒の騎士団共同生活
読みたいのはどちらでしょうか?

308 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:06:12 ID:I3DL4sMy
あ、言い忘れましたが投下終了です

309 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:07:50 ID:0n2FzReA
>>307
どっちもみたいぞぉぉ!

310 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:08:05 ID:J98Coj0w
>>307
GJ!わあ、なんてうらやましい奴w
俺はブリタニア軍・黒の騎士団共同生活読みたいっす。
だがいずれ別のほうも読みたいっす。

311 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:08:37 ID:q5EGnZPQ
おいィ!ビッグローブストリームで検索したけど続きないじゃねーか!ふざけんな!GJ!

312 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:13:12 ID:r46qy7Rv
GJ!う、うらやましくなんてないんだからねっ!!(…)
私としては子供に戻る薬でその後ノネットさんがナイトオブ・ラウンズの
身体能力全開でライをお持ち帰りすればいいっ!!ww

313 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:15:10 ID:aZAgyp3V
>>307
GJ!!
しかし、俺と同じ電波を受信していたとは……ちなみに当方は子供に戻る薬の方を受信していた
ちなみに戻るのは体だけで、記憶などはそのままで、生徒会の皆から始まり特派皇女姉妹黒の騎士団
を経て、ラウンズ純血派皇帝をも魅了するドタバタを構想中でした。





314 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:18:59 ID:I3DL4sMy
>>313
一瞬筋肉ビキニ皇帝を想像してコーヒー吹いた
是非その電波を文章にしてしまってください

315 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:31:42 ID:JqcIxSAy
>>312
バーローかよwww

316 :保管庫の人:2008/06/22(日) 23:39:27 ID:W9LBiSBP
>>285 いくら私と言えど、常時監視しているわけではないので…。投下後24時間以内ということで手を打っていただきたい。

317 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:41:17 ID:J98Coj0w
>>316
バカの過剰請求にいちいち反応されてたら
モチベの低下になりかねないのでスルーされるが宜しいかと。

318 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:46:15 ID:zP8/yEG2
????「ビックローブストリィィィム!!」
????「お兄様?何をなさっているのですか?」
????「ホゥワ!!??」

319 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:46:39 ID:cRIBBgkH
まあ、そうだね
今までが平均以上どころじゃない速度での更新だったし
多少遅れたところで不都合は無いっすね

320 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:49:09 ID:FK3qy9pA
今までのペースで更新したら、管理人さんのサバが落ちちゃうんじゃない?


321 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:50:44 ID:Y6i+XWvi
>>316
ここの者なら管理人さんの大変さが分かるから気にしないで下さい

>>285
どこのアホだかしらねぇがわざわざやってもらってるのに文句たれてんじゃねぇ
文句あんなら自分で出来てから言え

322 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:54:15 ID:gzP12Xgv
あーだこーだとガタガタ言うよりもスルー出来ないスレ住民に呆然。

323 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:55:18 ID:kNFtGSzF
管理人への私信とか、直接言って欲しい
ここで言わなくていいと思う
どっちも

324 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:56:23 ID:q5EGnZPQ
みんなもライ並のエアリーディング能力を身に付けようね!

325 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/22(日) 23:57:21 ID:Y6i+XWvi
あ〜悪い
ついカッとなった
すまんorz

326 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 00:13:26 ID:+pIjb0GM
スルースキルを磨くのは大変だからなぁ・・・
まぁ、頑張っていこうぜ。

327 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/23(月) 00:16:11 ID:mp0WavMk
投下します。
ブリタニア軍人ルートで無印とR2の間の脳内補完SSです。
4回ほどで投下終了しますが、念のため支援お願いいたします。

328 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 00:16:41 ID:A7zJexws
蜃気楼強すぎ支援

329 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/23(月) 00:16:56 ID:mp0WavMk
   「円卓の騎士」


 機内アナウンスが着陸を告げる。エリア11との時差は十七時間だ。ライは窓の外を見つめていた。

 特区の血の惨劇から続いたブラックリベリオンが終結して二か月経っていた。第三皇女ユーフェミアの
凶行を止められず、彼が意識を取り戻した時、すべてが終わっていた。何もかもが。
 首謀者のゼロが捕えられたことにより、黒の騎士団は急速に瓦解した。ゼロの処刑は速やかに行われた。
もうあの仮面の男は居ない。幹部の大部分もまた拘束され、残党が僅かに残るとは言えかつての勢力には
遠く及ばない。紅蓮弐式のパイロット、紅月カレンの行方は杳として知れなかったが、そのことは却って
ライを安堵させた。それが甘さであることは分かっていたが、ライにとってカレンは友達だ。再び敵対する
ことになったとしても、生きてさえいれば分かり合う日が来る。そう信じたかった。

 ゼロを捕らえたのは枢木スザクだった。ナンバーズでありながらユーフェミアの騎士となった彼に
イレブンの多くは反発し、また多くは希望を抱いた。彼がゼロを皇帝に突き出したことにより、
逆風は一層強くなっただろう。


330 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/23(月) 00:17:37 ID:mp0WavMk
 スザクはいつも厳しい道を選ぶ。ライは重く息を吐いた。まだ傷の癒えない身体に長距離の移動は
少々堪えたようだ。
 特別派遣嚮導技術部は解消した。しかし実際は第二皇子直属から枢木卿専属への移行したものの、
顔ぶれは変わらない。ライの立場は中途半端で危ういものになりかけたが、ロイドの一言で再び
テストパイロットに収まった。
「そんな簡単に最高のデヴァイサーを手離すわけないでしょ?」
「そういうわけだから、これからもよろしくね、ライ君」

 特派からキャメロットに名称を変えた彼らは先に本国へ異動していた。入院中であったライは遅れて
今日、ようやく合流する。
(そういえば、この時代のブリタニア本国ははじめてか)
明るい日差しの降り注ぐ大地に機体は滑るように着陸した。

331 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 00:18:24 ID:E9uu7nXr
支援

332 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/23(月) 00:18:39 ID:mp0WavMk
「セシルさん、遅れてるのかな……」
 すでに約束の時間を一時間ほど経過していた。僅かな荷物を抱えて、ライは少し戸惑っていた。
空港まで迎えに来ると言ったセシルの姿は見えない。彼女も忙しいだろうと思い、場所さえ教えて
もらえばこちらから行くと申し出たのだが、やんわりと断られた。こんなことになるなら、やはり
きちんと聞いておくべきだったと後悔したが、遅い。迷子のようにしょんぼりとベンチに腰かけていると、
突然、背後に人の気配を感じた。

「……!」
 誰何する間もなく口を塞がれる。訳が分からずもがくと、あっという間に手足を拘束されて
ライの体は宙に浮き、そのまま担ぎあげられる。ついでに目隠しまでされたので、周囲の状況は
まったく見えなくなった。
「はいはい。あんまり暴れるなって。いーとこに連れてってやるんだから、な?」
「その台詞、完全に悪役」

333 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/23(月) 00:19:08 ID:mp0WavMk
 シャッターを切るような小さな電子音と聞き覚えのない二つの声にライはさらに混乱する。
身寄りのない彼を拉致したところで、メリットはないように思える。
あえて挙げるならば、スザクを快く思わないブリタニア本国の貴族、またはかつてライを実験体に
したバトレーあたりか。

 階段を降りる足音と二人の人間の気配、そして太陽の光を感じた後、呆れたような声色が聞こえた。
「お前たち、本当に無理やり連れてきたのか?」

 懐かしい声だった。

334 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 00:19:12 ID:KR3KDjTK
援護

335 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/23(月) 00:19:47 ID:mp0WavMk
今回は以上です。
支援ありがとうございました。
続きは近日中に。

336 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 00:29:45 ID:mULpoMQK
>>335乙&GJ
ところで最後のセリフははじめはスザクかと思ったんだけど違う人?
スザクなら、ジノのアーニャ相手なら君達になるとおもうんだけど…

337 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 00:33:53 ID:ObUSu8PC
マト卿GJ!
最後のセリフはたぶんノネットさんですかねぇ?
というかそれしか思いつかないw
続きが気になりますっ!!

338 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 00:34:02 ID:aynsebnC
>>335
GJ
>>336
僕も最初そー思った。ノネットさんかもね。

339 :速報記者:2008/06/23(月) 00:42:33 ID:E3PNhw1W
現在午前0時40分、既に保管&領地作成完了の模様。この手の保管サイトとしては比較的高めの更新速度だと思われる。

340 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 00:44:28 ID:ZUkdFgN1
やっぱ最初の二人はジノとアーニャ?
続きを楽しみにしつつ、待ってます。
マト卿GJ!

341 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 00:45:30 ID:j8qmyP98
>>339
本当だw
保管庫の人様は限界を越えようとしているのか・・・!?

342 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 00:50:47 ID:4wPWvcAx
>>335
GJ&乙!この展開はまた新しい感じがしてかなりwktkだ!

そして保管庫の人…無理はしないで下さいね、としか。

343 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 01:00:39 ID:5g7w63np
>>335氏GJ!
特派ルートが好きな自分としては続きが気になって仕方がないです!

保管庫の人も連日の作業お疲れ様です。 体を壊しては元も子もないので、決して無理だけはなさらないでください。



自分も特派ルートベースの小説を書いているのですが、以前、このスレであった「スザクがユフィの騎士でライが親衛隊長ってあり?」みたいな
書き込みを見かけたけど、この設定を使わせてもらっていいのだろうか…
冒頭で注意書きすればOK?

344 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 01:00:49 ID:Rke2JLKB
間違った依頼の仕方に意味はないのに・・・・。
管理人さん、藤堂将軍なみに人間ができてます。

345 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 01:02:23 ID:4CDal9Ec
前スレで保管庫の人がちょっと忙しくなるとかいってたような気がするのだが。

346 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 05:19:15 ID:2WBlqUvD
誰も居ないようなのでチキンな俺は投下させてもらおうと思います
正直始めてで全然うまくかけていませんが、ごめんなさい
内容は
ライ×咲世子さんで
結婚です
ゲームに咲世子さんEDが無い時点から考えてたものです
もし途中で止まったら規制です

347 :346:2008/06/23(月) 05:19:58 ID:2WBlqUvD
身体を包むは一面、白、白、白
一見華やかながらも抑えるとこは抑えバランスを整えたウェディングドレス
こんな衣装を来てこんな日が来るとは、想いもしなかった。

「綺麗ですよ、咲世子さん」
鏡越しにそう嬉しそうに、微笑んでくる銀髪の青年
彼の笑顔にはいつも、困らされてばかりだ。だからこんな時ぐらいは、多少意地悪したって許されるはずね
「ライ、このドレス一緒に選んだのと違うのだけれど、どうして違うのがここにあったのかしら?」
ちょっと拗ねた感じの演技を混ぜ少し斜め上目遣いで、振り返りながらライを見る着ている時点で文句をいえないのは自分でもわかっている
ただ恥ずかしかった。
そんな気持ちからでた小さな反逆でも…
彼はちょっと困った顔をしながら答えはじめる
「すいませんでも…」
ライは顔を赤らめながら呟く
「いま着ているほうが似合うかなって」
彼の唇が動いてるのが見えるしかし音が聴こえない
自分の身体が熱くなるのが解るたぶん顔も真っ赤だ
あぁやっぱり彼には勝てないなぁ
それどころかいつも困らされてばかりだ
そう心の中で呟く
「どうしました咲世子さん?」
顔が真っ赤ですけど熱ですか?といいながら

348 :346:2008/06/23(月) 05:22:09 ID:2WBlqUvD
頭に手を当ててくる
自分の心臓が速くなっていくのが解る
「その、ライ」
彼の方を向くと
びっくりするほど近くに顔があった。
「えっと、すいません熱があるなら額で図ったほうがいいかなってって、咲世子さん聴こえてますか?」
ええ、そんな生返事を返すのがやっとだった
見えるのは彼の唇
かなり潤いと弾力のありそうな唇

そして若そうな唇

吸い込まれるのは当然いや必然
コンコン
「失礼します、ナナリーがどうしても花嫁衣装がみたいっていうので」
ガチャ
返事も待たずにドアを開けてくる青年
そして傍らには車椅子に座っている少女
なんてバットなタイミング
丁度、唇と唇が触れた瞬間にドアを開けるなんて
こちらの返事を待たずにドアを開けた青年は
予想外の事態だったのか一瞬もんの凄い顔になったが
わずか数秒で整った顔立ちに戻る
「なんだ、ライこっちに来てたのか、道理で部屋に居ない筈だ」
そう皮肉たっぷりな挨拶を投げ掛けた青年
「あ、あぁルルーシュこんにちわ」
ルルーシュに方に向き返事を返すライ
こちらからでは見えないがたぶん先ほどの私と同じように顔が真っ赤だろう
そう考えると少しおかしくなった。


349 :346:2008/06/23(月) 05:24:46 ID:2WBlqUvD
「あ、ライさんもこちらに来てたんですね」
そう返す少女嬉しそうに笑顔が咲いている
別に鈍感なのではない目が見えないのである
「おはようございますナナリーお嬢様」
先ほどの事は何事もなかったように返事をする私
「おめでとうございます咲世子さん。ちょっと早いですけどウェディングドレス見にきちゃいました」
頭を少し傾けながらそう返される言葉
何処からか吹く風がカーテンと彼女の髪がなびく
「ありがとうございますお嬢様」
それは私の素直な気持ちこの少女にいったいどれ程私は救われたろうか?
ルルーシュに車椅子を押され私の目の前までくる少女
「ナナリーお嬢様どうですか?」
少女の小さな手を両手で包み込む、それを彼女はギュッと握ってくれる。
「はい、咲世子さんとっても…とっても綺麗です」
彼女を知らない人から見たらおかしな発言だろう
だけど私は知っている握っている手から体温がじんわりと伝わってくる。
霞む光景、自分の目頭が熱くなる
返事が無いのを不思議に思ったのだろう、ナナリーがちょっと困ったような顔をしている
「あの…咲世子さん?」
その言葉の直後
「ナナリー、披露宴での祝辞は憶えたのかい?」
遮るようにルルーシュ様がナナリーお嬢様に

350 :346:2008/06/23(月) 05:26:20 ID:2WBlqUvD
優しく話しかける
「お、お兄様それは内緒だって、約束したじゃないですか」
可愛く慌てる少女、その仕草はまるで兎みたいだ。
やれやれといった表情で、ナナリーお嬢様に話しかけるルルーシュ様
「ナナリーそろそろおいとましよう。結婚式の時間も決まっているんだし、遅れさせる訳にもいかないだろ?」
「そうですね…咲世子さんライさん会場でお待ちしてますね。」
ギュッと最後に手を握ってくれるナナリーお嬢様

それじゃあとお二人仲良くドアの方に、向かって行く途中で、ふと足を止めるルルーシュ様
こちらのほうに顔を向け一言語りかける
「ところでライ……君はいつまでその恰好でいるんだ?」

目線をライの服装に向けるルルーシュ様
なんとなく呆れた表情です
「全く花婿が軍服なんて情けない式には、出たくないんだがな」
またもや皮肉たっぷりなルルーシュ様
前々から思っていたのですが、一体二人の間に何があったのでしょうか?

ま、ま、ま、まさかお二人はあんな関係だったのでは、いやしかし私という人間がいながらそんな関係……ありかもしれませんアッー!
なんて妄想スパイラルに陥っている私を尻目に
お参方の会話は進んでいたようで


351 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 05:27:44 ID:Rke2JLKB
支援

352 :346:2008/06/23(月) 05:34:34 ID:2WBlqUvD
「ごめん咲世子さん着替えて来ますね。」
そうライは慌てた様子で部屋を二人と一緒に退出しようとする
しかし何かにきづいたように最後に耳元まで顔を近づけ
「会場で待ってます。………その綺麗です」
最後の方は尻切れトンボで聞き取りづらいぐらいの小さな声で囁き
早足で部屋を出ようとするライ
――たぶんこの時の表情は、ルルーシュ様の何かおかしな事があったような表情から予想するに
顔から湯気がたつぐらい桜色に染まっていたのでしょう――
「それじゃあ咲世子さん付き添い人の俺は後でもう一度来ます」
そう会釈しながらナナリーお嬢様の車椅子を押し
部屋を出ていくお二人
包むは静寂広い部屋の中あるのは鏡とそれに真正面から座っている私
カチカチカチ
こきみよく時計からなるリズム、鏡をみていると歪む口元

――ホントに、イイの?――

そこにいたのはもう一人の私のココロ

――貴方はイレブン、彼はブリタニア人苦シムのは彼――

違うそれは……違う

――解ってイる筈ヨ、でなけれバ、ワタシは見えナい――

口元からは殆ど聴こえないような声で反論する

違う

鏡の私は、最後に口を動かすだけで口撃してきた

353 :346:2008/06/23(月) 05:36:07 ID:2WBlqUvD
――アナタハ――

何を語りかけたか解ってしまう
その言葉は自分自身を自分で否定する為に、有効な一言
私の顔をみて満足したのか鏡の自分は、消えてしまった。
今、鏡に映っているのは情けない姿の私

「マリッジブルーですか咲世子さん?」
気付くと後ろにルルーシュ様が、一体どれくらいの時間落ち込んでいたのだろう?
「全く、今度はノックしたあとにちゃんと声をかけたんですけどね。返事が無いので勝手に入らせて貰いましたよ」
肩をすくめながらそう言葉を繋げ嘆息した後に
「で、理由はなんだ?まさかライの事か?」
声色が変わるルルーシュ様
いや、ゼロ
――今この場にいるのは黒の騎士団のリーダーにして、経済特区日本の重要人物――
「自分が、ライの足枷になるのが余程怖いか咲世子?」
やはりゼロの時のルルーシュ様は凄い
――いつもの彼はただのシスコンにしかなりえない人物だが――
「それは、間違いだぞ咲世子。ライにとってお前の存在がどれほどのものか、解らない訳ではあるまい」
大仰に手をかざすゼロ
――最近は仮面を着けてない時でも、癖がついてしまったようでたまに素顔でもしてしまうようだ。……その正直痛い――
「まったくナンセンスな悩みだな咲世子。ライにとってお前は太陽なのだよ。
それによって奴は輝きを増すいわば月、そう咲世子お前の、存在があってこその、今のライなのだよ。何を悩む事がある!」
そう言葉を力強く放つゼロ
――拳を強く握ったせいか、赤くなっている手
とゆうことは、いつも力説した後は、いつも手は真っ赤っ赤なのだろう――
「ありがとうございますゼロ、お陰で気が楽になりました」
満足したのだろうか?ゼロとしての仮面を脱いだのかルルーシュ様は表情が柔らかくなった。


354 :346:2008/06/23(月) 05:38:32 ID:2WBlqUvD
「それに咲世子さん。ライも同じようなことで悩んでましたよ」
余程おかしかったのだろう、いつもより笑顔であるルルーシュ様
「きっと、二人は似たもの同士なんですよ」
私はその言葉に反応してしまった
「似たもの…同士?」
私とライが?
そう考えてる間にも、次の行動を、起こしながら話しかけるルルーシュ様
「ええ、似たもの同士です。例えば貴方は俺達には、本音を隠してしまう」
そう語りながらお茶を入れるルルーシュ様
「でも、ライには本音をぶつけられるでしょう?」
こちらに歩きながら更に続ける
「それで、充分じゃないですか。俺には良く解らないけどシャーリー辺りに言わせるとそれは、夫婦のカタチとしては、理想だと思いますよ」
そう言葉を締めると、先程いれた熱めの玉露を差し出して下さいました。
「どうぞ咲世子さん。落ち着きますよ」
「ありがとうございますルルーシュ様」
そう言葉を交わし受け取るお茶
一口飲むと苦味が口の中に広がる。しかし、それは幸せの味そう感じ取れる

コンコン
ガチャ
「すいません。そろそろお時間なので式場にどうぞ」
時間のようだ
立ち上がろうとする私に手を差し出して下さる

355 :346:2008/06/23(月) 05:41:24 ID:2WBlqUvD
ルルーシュ様
「それじゃあ、我が家族の花婿になるライのところまで、エスコートしますよ咲世子さん」
その言葉はどれだけの力があったろうか?
――家族たぶん私に欠けていた一つ――
「ありがとう、ルルーシュそれじゃあエスコートお願いするね?」いきなし変わった口調に動揺は一切なく
変わりに、差し出してくれた手で、力強く私を立ち上がらせてくれた



聖厳な雰囲気をかもしだす静かな石畳
目の前の大きな扉は、私を一変させる儀式の扉今その扉が拓かれる。
なりひびくパイプオルガンの音
この一つ一つの音が私を準備させる
傍らには私の家族ルルーシュが付き添い人として
バージンロードを歩んでくれている

そしてその途中では、私の旦那さまになる人ライが佇んでいる
いわば分岐点、自分自身で選んだ道
後悔などもう一切無い
彼の横に着くと、いつもと変わらず、いや、いつもとは違うそれは私の覚悟の証
精一杯の笑顔で彼を見ると、ライも精一杯の笑顔で迎えてくれる
二人で歩くバージンロードこれからの幸せな人生を歩むかの様に、軽やかにそして噛み締めながら歩き続ける
しかし、終着駅は速く訪れる祭壇である


356 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 05:46:36 ID:aynsebnC
支援

357 :346:2008/06/23(月) 06:30:35 ID:2WBlqUvD
「ライ・ランペルージ汝、健やかなる時も病めるときも、共に歩み死が二人を別つまで篠崎咲世子を愛する事を誓いますか?」
ライは緊張してたのだろう
「ち、誓います」
噛んでしまっている横目で見ると汗が垂れている。
「篠崎咲世子汝、健やかなる時も病めるときも、共に歩み死が二人を別つまでライ・ランペルージを愛する事を誓いますか?」
私は噛まないようにきおつけて
「はい、誓います」
もちろん私はそんな気は無い
死んでからでもずっと愛し続けるずっと
「それでは誓いのキスを」
近づく私とライ
ライの表情はわかり安かった。
愛しています
でもここは言葉で表すのが私は好き
「ライ、私は貴方の事を愛しています」
そう囁く私
「勿論僕もだよ、咲世子」
唇と唇が触れるまで後少し
この瞬間だけは絶対に忘れない
そう二人にとって永遠の祝福である

358 :346:2008/06/23(月) 06:33:31 ID:2WBlqUvD
途中で支援して下さったかたありがとうございました
やっぱりおさるさん喰らいました
以上で投稿を終了します


359 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 07:26:51 ID:mULpoMQK
>>358
ライ×咲世子書きはじめたところに昨日の爆笑予告がきて、
同じお笑い(予定)でも違う傾向に話の軸がぶれそうになっていたんだが、
貴方のおかげで続きが書けそうな気がしてきたよ!

360 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 08:36:55 ID:PWF4r4/1
>>343
専任騎士=親衛隊長という設定なので、両者がそれぞれ別人というのは設定上ありえないのでは?
強いて似たような設定をあげるならば、グラストンナイツのような親衛隊もどきをでっち上げるとかかな。

361 :184 ◆CqyEjyiJyU :2008/06/23(月) 08:37:33 ID:Uh+pMptQ
ご無沙汰しておりました。初代スレの184です。前作を投下してそろそろ一ヶ月になりますが
その節は、沢山のGJありがとうございました。
>>346卿 GJ! ライ×咲世子のカップリングは初出ですよね? >>359卿も執筆中ということで
楽しみにしてます。

さてライ×カレン前提、カレンママ視点のSSを投下します。
原作との相違点及びこのSS内設定では
・カレンママは、パートタイムでメイドをしています。
・その為、時間外は母娘のコミュニケーションを取ることができてます。
・パパさんを愛し、また愛されている自信に溢れています。
・その為、本妻や他のブリタニア人メイドにも卑屈な態度を取ることがありません。
・儚げな雰囲気が微塵も残っていません。

上記により「殆どオリキャラじゃねーか?認めない!」「原作の設定は、『カレンの戦う理由』に
深みを与える為に絶対必要なんだ!そこは変えるな」と感じた人はスルーして下さい。

362 :カレンママの日記:2008/06/23(月) 08:40:27 ID:Uh+pMptQ
○月1日
 今日も娘の帰りが遅かった。ブラコンなあの子の事だ、きっとナオトの意思を継いで危険な事を
 しているに違いない。私が心配そうにしているのに、気付いたのだろう。あの子の方から
 「今日は、生徒会の仕事で遅くなっただけだから・・・」
 と言ってくれた。

○月2日
 今日は珍しく、夕方の内に娘が帰ってきた。いつも夜遅いので
 「今日はお早いお帰りですね?カレンお嬢様」
 「今日は、租界の案内をお昼から始めたから――って、そんなの、あなたに関係ないでしょ!」
 と、叱られた。母娘の会話としては、変だが私はメイドという職業に誇りを持っている。
 就業時間中はメイドとして接し、娘にはお嬢様という役柄を演じて貰っている。
 しかし、少々ツンが過ぎるようだ。明日のお弁当には、カルシウム豊富な物を用意しよう。

○月3日
 今日も夕方に娘が帰ってきた。なんだか、ご機嫌のようだ。カルシウム弁当の効果だろうか?
 「お帰りなさいませ。お嬢様、何か良い事でもありましたか?」
 「――『優しいんだな』だって・・・」
 何かを思い出して頬を赤らめた。あまりに可愛いかったので、立場も忘れて抱きしめてしまった。
 イケナイ、イケナイ。私はメイドなのに・・・少し反省。

○月6日
 最近は娘もズル休みをせず、学園に通っている。仲の良い友達ができたのだろうか?
 だとしたら、嬉しい。この職業に就くまでは、各地を転々としていたから。
 今日スーパーに買い物に行ったら、引ったくりにバッグを盗られた。追いかけようとしたら、
 近くに居たブリタニアの学生さんが、代わりに捕まえてくれた。
 学生さんにお礼を、そして引ったくり犯には、きつくお説教をしておいた。
 なぜか、学生さんが目を丸くしていた。

363 :カレンママの日記:2008/06/23(月) 08:41:58 ID:Uh+pMptQ
○月10日
 偶に娘は、弁当箱を二つ持っていく。一つ目は、小さめで可愛らしい感じの物。
 二つ目は、ご飯山盛り、オカズ満載の所謂ドカベン。ドカベンを食べてる姿を想像してみる。
 まさに、体育会系・・・
 お嬢様には似合わないので、くれぐれも学園内で食べないでほしい。

○月11日
 今日は、娘が学園を休んだ。なんでも昨日、男友達に恥ずかしい所を見られて、顔を合わせづらい
 らしい。そんな理由で休むなんて、初めてだから少し驚いた。
 それこそその男の子が吹聴して回らないように、監視しなくていいのかと聞いたら
 「その辺は大丈夫。信用しているから」 
 ふ〜ん、ブリタニアの学生を信用なんて、以前では考えられない事だ。何かよっぽどの事があった
 のかもしれない。

○月13日
 娘が屋敷に、ボーイフレンド?を招待した。
 「まあまあ、娘がいつも〜「お母さん!今はメイドの時間でしょ?!」」
 挨拶をしようとしたら、怒られた。何よ自分だって、『お母さん』って呼んだくせに。
 横で目を丸くする男の子に、既視感を覚えた。考えてると男の子の方から、話しかけてきた。
 「あのー、この間スーパーでお会いしましたよね?」
 「あら、いやだ。ナンパ? 私もまだまだ、捨てたもんじゃないわねぇ」
 と、返したら娘に追い出された。もう、ちょっとしたジョークなのに。
 私の事より、部屋に置いてある鉄アレイとかバーベルをなんとかしなさいよ。

364 :カレンママの日記:2008/06/23(月) 08:43:07 ID:Uh+pMptQ
○月15日
 娘を病院に迎えに行った。学園で火事に巻き込まれたという事で、治療のため病院に搬送された
 そうだ。(実際には、火傷一つしていなかったが)
 「ご無事でなによりです。お嬢様」
 「心配かけて、ごめんなさい。でも、ライが助けてくれたから・・・」
 この間の男の子の事だ。二人は、恋人同士なのだろうか? 興味が尽きない。
 「あの方は、カレンお嬢様のナイトなのですね」
 と、尋ねてみたが
 「そうなのかしら・・・」
 と、呟くのみ。じれったい、もう告白しちゃいなさいよカレン〜

○月17日
 先日から、娘が考え込んでいる。何を悩んでいるかは、見当が付いている。
 むこうから相談しに来ないので、こちらから話を振ることにした。
 「カレンお嬢様〜♪ 私と〜ってもロマンチックなお話を仕入れてきました――」
 そして以前パパから聞いた、学園に伝わるブルームーンの伝説を話して聞かせた。
 娘の瞳から、決意の色が見て取れた。もう、大丈夫だろう。
 「頑張れ、カレン。私の娘」

○月18日
 最近、変なメールが届く。『昔の輝かしい思い出に浸れるお薬です。詳細ご希望の方は――』
 巷で噂の『リフレイン』の事だろう。今、昔を振り返っている暇なぞない。
 娘の恋の行方に、ハラハラドキドキの毎日なのに。
 『――メール不要の方は、お手数ですが下記アドレスにて削除依頼手続きを――』
 おかしいなあ、数日前に削除依頼手続きしたのに。しょうがない、もう一度削除依頼と。

365 :カレンママの日記:2008/06/23(月) 08:44:29 ID:Uh+pMptQ
○月23日
 今日も早朝から、娘と厨房に立つ。ナイト君との仲は良好のようで、娘は彼のためのお弁当を
 作っている。タコさんウインナーに、ごはんにそぼろでハートマーク、コロッケもハートの形に
 して人前じゃ恥ずかしくて食べれないような愛情溢れる仕上げになっている。
 可愛らしいお弁当だが、これがいずれニンニクとか、鰻とか、山芋とかスタミナ?重視のお弁当に
 変わるんだろうなあ。考えている事が顔に出たのか、娘に怪訝な顔をされた。
 「あー この間教えた卵焼きだけど、ニラとかジャコを混ぜて焼くと変化があっていいかもー」
 と、誤魔化しておいた。

○月28日
 しばらく続いていた、例の『リフレイン』のメールが送られて来なくなった。娘が以前
 「削除依頼出して、余計メアドを特定させちゃったみたいね。でも、後4、5日もすればその
  メールは来なくなるんじゃないかしら」
 と、言っていたとうりになった。
 「ほらね♪」
 と、いい笑顔の娘にピンとくるものがあったので、抱きしめて頭を撫でてあげた。
 「さっすがカレン、私の自慢の娘〜♪」
 あ、メイドの時間なのに、またやってしまった。まあいいか、娘も気持ち良さげだし・・・


日記帳をパタンと閉じて、う〜んと伸びをする。明日はいつもより早起きして、大量のお弁当を
作らないといけない。もう、寝なくちゃ。
娘はそ知らぬふりをしているが、明日はきっと学園をサボるだろう。
「ごめんね、ナオト。母さんは、租界を出ることができないから・・・でも、明日はカレンが
 会いに行くから。『元気にやってるから』って」

366 :184 ◆CqyEjyiJyU :2008/06/23(月) 08:48:37 ID:/dIMfC54
以上です。原作の「ずっと傍にいるから。カレン、傍にいるからね」は泣けます。ですから
カレンママが『リフレイン』に逃避しないようにするには、どうしたら良いか考えていました。
娘に『日本人の誇りを捨てた女』と、思われなければ。カレンに理解されていれば、耐える事が
できたかもしれない。それは、母娘間でのコミュニケーション不足が原因じゃないかと・・・
で、書いてみたら性格まで変わってしまって、辻褄合わせるために前書きの設定を捏造するしで
納得して読んでくれた人がどれだけいるのやら・・・

367 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 09:17:11 ID:PrRQ9NV7
>>366
GJです。特に違和感も抵抗もなく読めました。
上手く性格改変できていると思います。


>>343>>360
親衛隊長と専任騎士というより、コーネリア陣営におけるギルフォードとダールトンのような感じにすればいいのではないでしょうか?
スザクが騎士として親衛隊をまとめて、ライが将軍として他の部隊を指揮するみたいな。

368 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 09:18:56 ID:g6F8ecbn
>>366
乙。俺は面白かった。
原作はいいエピソードだけれど悲しすぎでもあったんで
こういう幸せもあったんじゃないか、っていうのは思う。

369 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 11:28:33 ID:SYnhcUuM
これは流石に性格変わりすぎだろ…jk…
と思ったけど
お気楽な蒼月編のでのことだと考えればまあいいかな…という気もした

370 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 12:30:05 ID:raUz7Jm7
>>343
そんな事書き込んだ気が……

専任騎士とその副官で組織編成を受け持つ形ならどうかと?
ライがデスクワークに追われたりスザクにサイン必要な書類の山を突き付けるシーンばかり浮かぶが……

371 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 12:50:41 ID:mULpoMQK
自分がずっと勘違いしてたからなんだけど、オリジナル設定で、
スザク筆頭選任騎士、ライ次席選任騎士とかは?
選任騎士が一人だけだと知らなくって、
ギルフォードが筆頭で、ダールトンはその他のネリ様騎士だとずっと思ってたんだよ…
更にトンナイツがシュナイゼル配下だと勘違いしていたから、
地位が上がれば持てる選任騎士の数が増えるんだと思ってたという……
(宰相クラス=5人、総督クラス=2〜3人、未だ勘違いしてたら皇帝=12人だと思っていただろうw)

372 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 14:24:22 ID:zq/1qG5H
スザクは専任騎士なんだから自分の権限で親衛隊を構築できる
だからライを引き抜いて参謀にも据えられるはず
わざわざオリ設定で補うまでもない

373 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 14:35:05 ID:PrRQ9NV7
結局の所、注意書きさえあれば、オリジナルの設定や展開となっても構わないと思います。

嫌な人は見なければいい話だし。

書き手あってのSSスレなんだから、好きな様に書いていいと思いますよ。

374 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 14:39:00 ID:zq/1qG5H
まあもう本編からしてgdgdだしNE!

375 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 15:30:11 ID:CU9KIYRy
>>373
俺もそう思う
つうか、そこまで酷い話って今のところ無くね?
ここの職人さん達は本当に素晴らしいっ!!
本編もカレン一時退場みたいだからここ見て癒されてる

376 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 15:39:35 ID:ksTM5zBc
俺もそう思うが、タガが外れるとカオス化しそうだからある程度は自粛して欲しいとも思う。
けっこうオリキャラ系は変な人引き込みやすいしね。

377 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 15:44:51 ID:SYnhcUuM
まあ書き手の良識と常識に任せるしかないでしょ


378 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 16:39:37 ID:Rke2JLKB
原則は専任騎士=親衛隊隊長だけど、イレブンであるスザクにブリタニアの軍人が
反発して親衛隊を組めず、ライに親衛隊隊長になってくれと拝み倒す流れかなと。
それにユフィなら気にしないでしょ、そんな原則。まあ、ナナリーの騎士候補を
ことごとく奪われたルルがブチ切れるのは避けられないだろうけど。

379 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 17:20:34 ID:Kpy5A4jG
攻略本ゲットだぜ! これで更にエネルギーを充填出来る
>>378
それいいな。自然な感じ。
ただ、皇族の親衛隊って結構名誉なことだろうから、
それを軍人が断るかどうか、って感じもするが

380 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 18:28:22 ID:gr6o6Usx
>>378
騎士に選ばれた当時のスザクってナンバーズだから正規の騎士ではなく名誉騎士侯って扱いだったよねぇ。
親衛隊を結成しようとしたが人が集まらなかったってのは実際にありそうだw

ああ、なんか構成メンバーがスザクとライしかいない「たった2人の親衛隊」なんて妄想が浮かんできた・・・。

381 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 18:42:27 ID:raUz7Jm7
>>380
いやいや、集まったは良いけどナンバーズ差別しない代わりに札付きだらけの親衛隊に……
いやむしろ愚連隊みたいな有様になって二人の胃を破壊しかける展開とか?

382 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 18:45:06 ID:e3jfnShY
>>380
結局なんだかんだと言ってネリ様が介入してダールトンの
トンナイツが入っていきそうな。

それにしてもダールトンはゲームで意外な一面を見れたから本編退場が惜しいよな

383 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 19:34:32 ID:YvJ4A+8p
>>381
それだ!
その方向で何か書いてみるのもありだなぁw
でも、ネリ様率いるエリア11統治軍にそんなやつらが騎士としていられるかという問題もありそうだがw

>>382
ガウェインのハドロン砲が放たれた瞬間、シールドを展開しながら割って入るクラブが浮かんだ。
R2ダルパパ生存ルートとかも書いてみたくなったw

384 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 19:42:00 ID:E9uu7nXr
>>383
その展開燃えるな!めっちゃ読んでみたい!

385 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 20:04:31 ID:raUz7Jm7
>>383
さすがに素行不良な軍人は居ないだろうから、
強度の実力主義なある意味典型的なブリタニア人とか、家で冷遇されている貴族の次男、三男とか、勘当息子とか、
ナンバーズとのハーフな所為で軍内部で冷遇されているのを拾う形で編入とかどうだろう?


俺もダールトンのランス投擲を狙撃で阻止、続いて第二射で胸を狙って脱出シート強制作動で救出、
って展開考えた。

386 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 20:24:57 ID:Rke2JLKB
先週の放送、ライが婚姻相手なら天子はオーケーしただろうか。
しかし、その提案をした時点でルルーシュは死ぬな
(千葉に一刀両断、ナナリーに魔眼、シンクーに暗器、カレンの生霊、etc)。
また、ライが黒の騎士団にいたら確実にモルドレッドを漁獲し、
アーニャをカレンとの捕虜交換のカードにする。
捕虜時にアーニャに惚れられてしまいフラグ建築記録更新。
玉城 「さすが、ライ。天子様といい、あのピンクのブリキ娘といい、
    幼女を落とすのはお手のもんだなー、(笑い)」
扇  「おいっ、玉城!」
カレン「ふーん、私が捕まってる間に、お子様たちと
    ずいぶんよろしくやってたみたいね。」(以降修羅場)

387 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 20:28:45 ID:8g6/sZwC
親衛隊ルートダールトンエンドとか妄想してるんだけど形にならないんだよなぁ、だから概要だけ落としてく、誰かが活用してくれることを信じて
ユフィの虐殺を阻止したライ、死に掛けの彼を助けたのはダールトンだった
心配する彼をよそにライは自分を殺せとギアスをかける、だが既に彼にギアスは使ってしまったので効果は無く、上官に向かって何だその口はーとぶっ飛ばされノックダウン
大体半年後、ギアスも沈静化したライは正式にダールトンの家の子となり、グランストンナイツとも仲良くやっていた
今日は軍にライが復帰する祝いの日、孤児院で開かれたパーティが開かれた。そこでダールトンが一言
「姫様にふさわしい男をこのダールトンの家から輩出できることをうれしく思うぞ」
むせるライ、それを見て何時ものようにダールトンは笑うのであった

ライってたぶん父性愛に飢えてると思うのよね

388 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 20:31:39 ID:e3jfnShY
>>386
あんな乱戦でモルドレッド捕獲は蜃気楼並みのスペック持ちKMFじゃなければ
難しいのではって漁獲言ってやるなww

そろそろスレチなので自重


389 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 21:44:53 ID:KR3KDjTK
あー

390 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/23(月) 22:58:07 ID:GdU+dCRI
投下します。「円卓の騎士」の続きです。
ブリタニア軍人ルートで無印とR2の間の話です。
本編の空白期間なので、オリジナル展開と言えばそうなるとも言えますので、
ご注意ください。
3回ほどで投下終了の予定なので、支援はなくても大丈夫かと。

391 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/23(月) 22:58:40 ID:GdU+dCRI
 前回、この声を聞いたのは二か月前だ。それなのにこんなに懐かしいと感じるのは、
たった六十日でライを取り巻く世界が目まぐるしく変わってしまったせいだ。
「まるで凶悪な誘拐犯だな。こんなにぐるぐる巻きにして」
「少々強引にでも連れて来いって言ったのはノネットだろ?」
 拘束を外されて自由になった途端、今度はあたたかな二本の腕に動きを封じられる。
「久し振りだな! ん? 少し痩せたか? ちゃんと食べてるか?」
「おいおい、感動の再会はいいけど、それだと抱き潰しちゃうぞ」
「おっと、すまんな」
 彼女は腕を離すと、両手でそっとライの頬を包んだ。
 それでようやくライは相手の顔を見ることができた。騎士らしく鋭い眼差しの中にも
やさしい色を見せるその人はナイトオブナイン、ノネット・エニアグラム卿だ。

「ノネットさん!」
「身体はもう大丈夫か? 心配したんだぞ?」
「僕は大丈夫です。それより、この人たちは?」
 ライは残りの二人を素早く観察した。ノネットと揃いの白い制服。二人とも年はまだ若い。
ひょっとしたらライよりも下かもしれない。しかし彼らの動きは自然だが、まったく隙がない。
先ほどのこともある。あの時、ライは警戒していなかったわけではない。むしろ慣れぬ場所で
普段よりも注意深くなっていたのに。
(さすがはラウンズ、強いな。スザク並の実力の持ち主がごろごろしているというわけか)

392 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/23(月) 22:59:17 ID:GdU+dCRI
「私はジノ・ヴァインベルグ。こっちはアーニャだ」
「……記録」
 ライが差し出された手を握ると、アーニャがまた小さな電子音を立てて携帯のボタンを押下した。

「しっかし、意外だったな! ノネットのお気に入りでスザクの友達だっていうから、どんなのが
来るかと思ったら、普通だ!」
「ご期待に添えず、申し訳ない」
 ライが握った手に力を込めると、ジノは面白そうに目を光らせた。視線が交わり、自ずと笑みが浮かぶ。
ジノが口を開きかけたとき、聞き慣れた声がその空気を破った。

「ジノ! それにアーニャとノネットさんまで」
 一台の車が止まり、中から駆け寄って来たのは枢木スザクだ。
「ライ、ごめんね。遅くなって。まったくどこかの誰かさんが妨害工作して……」
 スザクは口を尖らせて、いつの間にか肩を組んでいたジノからライを引き剥がした。
「なんだよ〜。スザクが内緒にするからだろう?」
 同意するようにアーニャもこくこくと頷く。
「私にも秘密にするとは、いい度胸だ。ライを独り占めする気だったのか?」
「そんなのじゃありませんよ。色々手続きがあって……。じゃあ、僕たちは行きます。また後で
ゆっくり時間を取りますから」

393 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/23(月) 22:59:55 ID:GdU+dCRI
 スザクはライの腕を引くと、その場から逃げるようにして走り出した。確かにあの場所に留まるのは
居たたまれない。目立つ白の制服に、彼らの誰もが人目を惹く容姿をしている。そして、今、ライの前に
居る友人もまた。
「本当にラウンズの一員になったんだな」
 君は夢に一歩近づいたのか?

「荷物はこれだけ?」
 スザクはライの小さなスーツケースを持ち上げて、その軽さに驚いた。慌てて取り返そうとすると、
いいからと笑って、スザクはそのままライの少し前を先導するように歩きだした。冷たい石の長い廊下だ。
「ああ、元々あまり持っていなかったし、あとはクラブハウスに置いてきた。捨てようかと思ったんだけど、
ミレイさんがそうしろって」

 学園のことはまだライにはうまく説明がつかない。ブラックリベリオンで黒の騎士団に占拠されて、
美しかった箱庭は壊されてしまった。以前のように戻るにはもう少し時間が必要だろう。伽藍とした校内と
人気のないクラブハウス、それから――。

「そうか……。会長さんたちは元気?」
 スザクは振り向かない。彼が今、どんな顔をしているのか、気になった。

「スザク、君はナナリーを覚えている?」


394 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/23(月) 23:00:45 ID:GdU+dCRI
以上で今回の投下は終了です。

395 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 23:08:07 ID:IeK9y99C
おつです。いい引きで終わりますね〜

396 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 23:21:02 ID:lVuKfaII
>>394
お疲れ様です
ライとスザクがどうなっていくのか楽しみです。



昨晩書き込みした>>343です
コードギアスは前シリーズから観てはいたのですが、専任騎士=親衛隊長であることを見落としていたようです
(今までギルが専任騎士でダールトンが親衛隊長だと思ってました)
自分の書き込みでオリジナル設定の是非の論争まで発展してしまって申し訳ないです。

自分の中ではギルフォードとダールトンのような関係をイメージしていたのですが、皆さんにいただいたアドバイスをもとに
作品のイメージから破綻することにないようにしたいと思います。

397 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 23:53:17 ID:9CB9xE/I
>>346
昨日の放送で、サヨコさんを呼び捨てのルルーシュみてなぜか猛烈に
へこんだ自分の心をいやしてくれてありがとう…!
また一週間本編を楽しみにできるよ…!



やはりライがいると何かと解決するよな

398 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/23(月) 23:58:55 ID:VEi+sNLE
戦闘だけじゃなく政治関連に食い込めるのも大きいな

399 :千葉はライの嫁:2008/06/24(火) 00:17:42 ID:0RPKOjph
先週の後半を見て思い浮かんだネタを投下しちゃうぜ!
題名は、そうだな。「理屈じゃないのよ、恋心」とでも。うん、センスねぇな!
あと、微妙な長さだから支援は一回くらいしてもらえると助かる!

400 :千葉はライの嫁:2008/06/24(火) 00:19:38 ID:0RPKOjph
「単純な恋の問題です! 政治で語ることではありません!」
ディートハルトの言い分を、そう言ってバッサリ神楽耶様は切り捨てた。
なんともはや。神楽耶様は器の大きな人だ。僕なんて及びもつかない。
「ふむ、そうだな」
「私達は戦争をしているのですよ!」
「お前は黙っていろ」
「お前……!? 参謀に向かって……!」
尚も意見を曲げないディートハルトは、C.C.と千葉さんに口撃を受け、
ラクシャータに笑われている。まぁ、ディートハルトの考え方は女性陣には受け入れられないだろうな。
朝比奈さん達男性陣は愉快そうに事の成り行きを見守っている。ああ、いや、扇さんは困り顔だ。
藤堂さんはそのやり取りを気にしてはいるものの、特に止める気はないらしい。
おお、あのゼロがたじろいでいる。相手が神楽耶様とは言え、
やはりゼロ……ルルーシュにとって色恋沙汰は「ジャンルではない」らしい。
「くっ、ライ、あなたからも何か言ってやってください!」
旗色悪しと見たのか。ディートハルトは「あなたならば分かりますね」というような視線を向けてきた。
まあ、実際、ディートハルトの言うことは「高度な政治的判断」とやらで言うならば、正しいことに違いない。
と、不意に袖をひかれた。見れば千葉さんが、酷く真っ直ぐな、でも何処か懇願するような眼差しを僕に向けてくる。
……まいったな。この人のこの眼には弱いんだ僕は。
だけど、そんな眼をされる以前に、僕の考えは決まっている。
「ディートハルトの言い分は正しい」
僕の言葉にディートハルトはしきりに頷き、神楽耶様や千葉さんは「そんな……」と悲しそうな声を漏らした。
胸が痛い。そんな眼で僕を見ないでくれ。しかも、コラ、ルルーシュ。あっさり僕の言葉で納得するんじゃない。
まったく、人の話は最後まで聞いてほしい。というか、C.C.がニヤニヤしてるのは何なんだ。
ルルーシュがゼロとしての言葉を紡ぐのを遮るような形で、僕は言葉を続けた。

401 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 00:20:36 ID:xXJ0de9b
支援

402 :千葉はライの嫁:2008/06/24(火) 00:20:59 ID:0RPKOjph
「正しい、とは思う。思うが……すまないな、ゼロ。
 僕は君の片腕を自称してるが、今回ばかりは天子様の味方だ」
「むっ」
「なぜです!?」
信じられないものでも見るような目をしながら僕に詰め寄るディートハルト。
まあ、納得出来ないだろうな、この男には。こういうのとは、縁遠い男だから。
「確かに、あなたの言う「高度な政治的な判断」とやらで言うなら、
 あなたの意見は正しいよ、ディートハルト」
「ならば!」
「だけど、人は正論だけでは動かない。正論だとかそういう問題じゃない。心の問題なんだ。
 君もメディアに携わった人間なんだ、分かるだろう? 理屈じゃないんだよ、人の心は」
なかでも恋心はね、という言葉は、あまりにキザ過ぎるので飲み込んだ。
尚も反論しようとするディートハルトは、先程より数倍増しになった女性陣の鋭い眼差しを受けて沈黙した。
ディートハルトも、馬に蹴られたくはないだろうからな。潔く引いたのは良い判断だ。
「勢い付かせてしまった……くそ、良くも悪くも女性に影響力のある方だ」
なにかディートハルトが呟いているが、多分愚痴かなにかだろう。
「ふむ。ライの言うとおりだな。心は人々の力の源。
 大宦官に決起した人々も、私達黒の騎士団も、心の力で戦ってきた!」
妙に大仰な仕草で、熱く語りだすルルーシュ。
やれやれ、調子の良い奴だな……まあ、だから放っておけないんだけど。

403 :千葉はライの嫁:2008/06/24(火) 00:21:46 ID:0RPKOjph
その後。
「ありがとう、朋友」
とか、ゼロと握手し終えたシンクーにがっちりと手をつかまれ、妙に感謝され、
「流石はライさんですわね!」
と、神楽耶様に満面の笑顔で、照れくさくなるくらい褒められ、
「言うじゃないか。やはりに童貞坊やとは違うな」
「ますます気に入ったわ。あんた最高よ」
と、C.C.とラクシャータさんにからかわれて、慌てて逃げ出した僕に、
「……啖呵を切ったお前、堂々としていて良かったぞ。
 その……男らしかった」
何故か赤い顔をした千葉さんが、おにぎりをごちそうしてくれた。


『理屈じゃないのよ、恋心』


(……気のせいか? あれだけ良い演説したのに、なぜだか影が薄い気がする……)

404 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 00:24:07 ID:ivtCX84A
支援物資だ……

つ無頼

要らないだろうがな

405 :千葉はライの嫁:2008/06/24(火) 00:24:28 ID:0RPKOjph
投下終了。
あー、ジャンルとか言わなきゃだっけ?
ジャンルは、ほのぼの? いや、ギャグかな?
カップリングは特にないけど、敢えて言えばライ×女性陣かな?
あと保管の人卿、俺のこれまでの作品は、全部ライ千葉です。ジャンルもシリアスで結構ですので

406 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 00:26:13 ID:0RPKOjph
401、404、支援感謝!
千葉さんがおにぎり……を作ったあと、
しゃもじに残ってた米粒をお礼に受け取ってくれ

407 :保管庫の人:2008/06/24(火) 00:48:04 ID:wir5czK6
>>405 カプもジャンルもあくまで職人様の任意なので何の問題もないです。
ある程度たまったら(今の作者別領地とは別に)、カップリング、ジャンル別の部屋を設けるつもりですので。


>>スレ住人の皆様へ
今後、8月の後半まで更新は1日1回1900〜2100の間になると思います。あと質問したいんですが、
ゲーム公式やサーチへのリンクを張っても大丈夫なんでしょうか?

408 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 01:02:10 ID:CcRBt+Ml
>>407
保管庫兄貴オッスオッス。

更新はぜひとも保管庫さんのご無理のない時間に…
公式へのリンクはテンプレにもあるし問題ないと思うですよ。
サーチも個人的には問題ないかと(ここら辺は異論出るかな?)

409 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 01:05:31 ID:ltYqzbz/
>>407
あくまで個人の意見なのですが俺も問題ないと思います


410 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 01:19:12 ID:B/7qNsOC
>>407
更新お疲れ様です。
公式はOKだと思いますが2chの保管庫なんでサーチは避けた方が良いかと。

411 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 01:24:37 ID:w4AaCPL/
>>マト卿
GJです。ライはどうナナリーの事を説明するのか。スザクはどう答えるのか。
話の流れからするにラウンズに入るのか。むむ、先が読めん。

>>405
上手い説得の仕方ですね。まさしく鶴の一声。
ゼロの大仰な演説よりも想いの言葉の前には空気同然ww
ああ、そうか。これでゼロは想いの力を理解するんだなw
さりげない千葉さんもかわいいですな。強気な女性のこういう部分が魅力を増すたまらないスパイスなんですよね。

それにしても最近のスレの進み具合は凄い。一日空けると100近くが当たり前になっている。
今日は落ち着いているようですが…。
さて、それではReturn Colors5話投下します。今回は今までで一番の長さになってしまいました…
規制に引っかかった場合、前半と後半に分けて投下する予定です。

作者名 RC
タイトル Return Colors
カップリング 現在のところなし

注意事項
このSSはギアス編の続きとなっています。
本編に出てこない地名や設定は捏造だらけです。
人物も本編に近づけるように書いていますが齟齬は当然あります。
主人公はライです。
一話の長さは結構あります。規制に引っかからないよう、支援をよろしくお願いします。

412 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 01:25:22 ID:w4AaCPL/
Return Colors 五話 〜覚醒の狂王と絆の字〜


 最初は何もないところだった。白一色の世界、無音の空間。
 しかし今はその世界に無数の肖像画が並んでいる。明るい絵、暗い絵、怖い絵、哀しい
絵、種類は様々だ。
「…っ」
 肖像画に触れていた手をライは引っ込める。目の前に描かれた絵は黒い服を着た二人組。
一人は自分で、もう一人は艶やかな赤い髪を跳ね上げている勝ち気そうな女性だ。
「カレン……」
 女性の名前だ。先程触れたときに自分がそう呼んでいた。深い親しみと信頼を込めて。
そして彼女も自分に笑顔を見せてくれた。
 最初は映像だけだったのだが、見ている内にいつの間にかに声が聞こえてきていた。
 肖像画の前から離れ、絵画の中をライは歩く。
 本当にここには様々な絵がある。そしてその絵に共通しているのは、どの肖像画にも必
ずライが描かれていること、もう一つは一人の時は怒りや悲しみの表情が多く、誰かとい
るときは反対に楽しげな、嬉しげな表情が多い。
 共に絵に写っている人物は実に様々だ。特に多いのは黒髪の少年に車椅子に乗っている
少女と、黒髪の母娘だ。他に緑色の髪をした拘束衣の女に淑やかそうな真紅の髪の女性と、
同じ色をした勝ち気そうな女性も同じぐらい多い。
しばらく散策するも新しいものはない。さらに白い世界がゆっくりと暗くなっていく。
――そろそろ時間のようだ
『どうだ? そろそろ思い出せたか?』
 背後からかけられた声に動じずゆっくりとライは振り返る。
 そこにはこの世界に来れば、必ず会う男が立っている。表情は白い霧のようなもので覆
われ、王侯貴族のような豪奢なマントが被さっており、体の部位には頑強な鎧をまとって
いる。
 腰の剣柄をいじりながら、男は笑う。最初と変わらす嘲笑の笑み。しかし今はもうどう
も思わない。
「思い出す? これは僕の記憶なのか。だが僕はこんなものは知らない」

413 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 01:26:03 ID:w4AaCPL/
 嘲笑の笑みが呆れに変化する。
『これだけ見ておいてまだ目が覚めないのか。こちらからの接触だけじゃやはり駄目なの
か』
「何度も聞いたがこの肖像画はいったい何なんだ。
 これらの絵を僕は知らない。でも実際触れて入っている映像を見た後、何故か懐かしい
気持ちになる」
『何度も言ったが答えは同じだ。それらに関しては教えても意味がない。お前自身が気づ
かなければいつまでたってもこの世界に来る羽目になる』
「じゃあ質問を変えよう。この世界は何なんだ」
『その質問についてもさっきの答えと同じだ』
 相変わらずはっきりしない物言いにライはむっとなる。再び問おうとするが、ふと気が
つけば周囲は闇に閉ざされている。
『時間切れか。また会おう』
 一方的に言って男は闇に解けていく。ライは追うことはせず、ただ闇の中で一人立ちす
くんでいる。
『このままじゃいつになるかわからないからヒントを一つやろう。
"ギアス"を使え。そうすればおそらく全ての疑問が解けるだろう』
 悩んでいるライに闇の奥から飛んでくる男の声。
「ギアス?」
 問い返すが答えは返ってこない。そして意識も闇に包まれた。


 ベリアル宮の隅にある訓練場。広い石畳の上を二人の騎士が舞っている。幾度も響く金
属同士の激突音。宙に現れては消える火花。
 右側、一定の型を維持しつつも緩急自在に両手に持ち長剣をふるっているのはライ。
 左側、ライと同じように両手に剣を持つ少女。しかし持っているのは女性騎士がよく持
つショートソード。そして動きもライより激しく早く、正確無比に剣戟を放つのはアーニ
ャだ。
 事の始まりはナナリーの仕事が一段落つき、少しの間中庭にて花を愛でた帰り、執務室
に向かう途中屋敷の訓練場でライと何名かのSP達が訓練しているところを通りかかった
時だった。

414 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 01:26:23 ID:D32rugYK
支援

415 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 01:26:37 ID:xXJ0de9b
支援

416 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 01:26:44 ID:w4AaCPL/
「皇女殿下。少し時間、貰ってもいい?」
 唐突にアーニャが言い出し、ナナリーが控えめに了承するとアーニャはライと剣を交え
ようと言い出したのだ。
 それから十分近く、二人の騎士は激しく優雅に剣舞を魅せている。
 周りにいる宮廷の守備兵は、達人同士の剣舞に瞬きすることもなく目を奪われている。
ただ訓練場の隅にいるナナリーと、その隣に立つスザクだけが表情を変えず二人を見つめ
ている。
 状況は互角といえる。力や剣技ではライが上回っているものの、速さと正確さではアー
ニャが上だ。ライが押し込めばアーニャは自身の小さな体を小刻みに動かして防いではか
わし、正確なカウンターを放つ。またアーニャが仕掛ければライは刃を受け流し、力任せ
に弾く。
 砲撃専門のナイトメア、モルドレッドに乗るアーニャだが生身の戦闘能力もスザクに決
してひけは取らない。ナイトオブラウンズは生身でも、KMFでも帝国最高峰の実力者の集
まりなのだ。
――見事なものだ。自分と戦ったら、どちらが上だろう
 ナイトメアでは幾度となく戦ったことはあるが全て機体性能の差でスザクの勝ちだった。
生身での戦闘は一度もない。一人の軍人として、いや男として剣を交えてみたいという欲
求が芽生える。
 全く止まることなく接近、離脱を繰り返す二人。そして幾度めの接近で二人の動きは止
まる。
 剣を振り下ろしたライと、懐に入りショートソードの切っ先を向けているアーニャ。一
見相打ちに見えるがそうではない。
 ライの剣はアーニャの左肩にぎりぎり触れておらず、反対にアーニャのショートソード
は、ぴたりとライの首元に押しつけられている。
「そこまで」
 スザクの声が訓練場に響く。二人はゆっくりと離れ、等間隔に距離を置くと互いへ一礼
する。瞬間、周りの兵達から拍手と歓声が沸く。
「お疲れ様です。アーニャさん」
 使っていた剣を元の場所に戻し、戻ってきたアーニャへナナリーは朗らかに言う。

417 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 01:27:20 ID:w4AaCPL/

「あんまり疲れてない」
「アーニャ」
 そっけない物言いに思わずスザクは咎めようとするが、ナナリーが手でそれを遮る。
 一緒にいる時間が長いせいかアーニャのいささか礼儀に欠けた物言いに、ナナリーもす
っかり慣れてしまったようだ。
「ライ、おかしかった」
 執務室に戻る途中、アーニャがポツリと呟く。
「身のこなしや剣筋が乱れていた。顔色も余りよくなかった」
「…アーニャ」
 今度ははっきりと咎める口調でスザクは言う。
 自分ならばともかく、そのようなことは今言わなくてもいいことだ。ナナリーが気遣う
だろう。そうスザクが思ったとき、
「やっぱり、そうでしたか」
「うん。皇女殿下の言うとおりだった。どうもおかしい」
 沈んだナナリーと平坦なアーニャの言葉に、スザクは目を見開く。
「おかしい? ナナリー、どういう風におかしいんだい?」
「はっきりとはわからないんですけれど、たまに考え込んでるような時があるように思う
んです。訪ねてみたのですけれどライさんは何でもないの一点張りで」
「そこで今日、私が確かめた」
――なるほど。だからさっき突然剣を合わせようと言い出したのか
「……ライさん、どうかしたのでしょうか」
「さっき訊いてみたら最近夢見が悪いって言ってた」
「夢?」
 アーニャはこちらへ振り向くことなく言葉を続ける。
「何でも見たことがないものが夢に出てくるんだって。しかもその夢は目が覚めればどん
な内容かもはっきりと覚えてないとも言ってた」
「見たことがないとわかっているのに、覚えてない?」
 不可解な答えにスザクは首をひねる。

418 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 01:27:41 ID:D32rugYK
支援

419 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 01:27:43 ID:xXJ0de9b
C-EN

420 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 01:28:11 ID:w4AaCPL/
「本人もよくわかってないみたい。ただ何となくそういう感じだって」
「…そうか」
 執務室に戻り、職務を再開するナナリーを眺めながら、スザクは物思いにふける。
 ライがベリアル宮の警護任務についてすでに一月。様子がおかしいと聞き、最初は慣れ
ない宮廷の警備に疲れたかと思っていたが、そう単純な話ではないようだ。
 宮先程の休憩中、二人から話を訊くとこの一ヶ月、特に大きな事はないようだ。ナナリ
ーは自分ができる職務に懸命に励みアーニャは側でそれを見守り、ライはベリアル宮の警
備隊長としてしっかり責務を果たしている。――エリア11も、特に変わった様子はない。
 そんな平穏といえるときにライの様子がおかしいことは気にかかる。友人としても当然
だが、もう一つ。
『枢木よ。ランペルージに何か異変が起きたときは、詳しい状況を伝えよ』
 スザクの主、シャルルがライをベリアル宮の警護任務につかせると言った直後にスザク
だけに言った言葉だ。
――皇帝陛下にとって、彼は何か重要な存在なのか?
 スザクからみれば、彼が皇族の住む城館の警護隊長に任じられたことは、別に不思議な
こととは思わない。認められるだけの実績と実力があることは知っているからだ。
 だがシャルルが気にかけるような存在かと言われれば首をかしげる。スザクの知る限り
そのような存在は今のところ一人しかいない。
 ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。シャルルの息子であり、スザクの親友だった男。現在
はCCと言う魔女を誘き寄せるためだけの餌。彼はそれに匹敵するような人物なのだろうか。
 そこまで思い、スザクははっとなる。
――まさか彼も、ルルーシュと同じ
「ギアスを……」
 思わずこぼれる忌まわしき言葉。発した弾みに脳裏に浮かぶ一人の女性。今でもスザク
の心に輝き続ける掛け替えのない光。生きていれば間違いなく多くの人々を救ったであろ
う輝き。ユーフェミア・リ・ブリタニア。
 しかしその光はギアスという、理をねじ曲げる力によって失われた。そう、あの男ゼロ
が、ルルーシュが何もかも滅茶苦茶にして――
「何」
 淡々とした呼びかけにスザクは顔を上げる。見ればアーニャとナナリー二人がこちらを
直視している。

421 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 01:28:52 ID:w4AaCPL/
「スザクさん、どうかしましたか…? なんだか雰囲気が」
「何か異変でも感じたの」
「い、いや。何でもないんだ。ごめんナナリー、仕事の邪魔をして。少し外の空気を吸っ
てくる」
 慌ててスザクは言い、逃げるように部屋を後にする。壁に背中を付けて、重い息を吐く。
「まさか……」
 考えすぎだ。彼がギアスを持っているわけはない。もし持っているのであれば皇帝陛下
が自分に言わないはずはない――
 己の邪推を振り払い、気晴らしに屋敷を見て回ろうとスザクは歩き出した。


 深夜に入ろうかという時間。ライは目の前にある扉を静かにノックする。室内からすぐ
に入室の許可が聞こえると、一言断りを入れて、中に入る。
 中は広い。所々に身分の高い人間が使うような品の良い物が並んでいるが、それでも尚
広さを感じさせる。
 しかし部屋の主のことを考えると、もう少し狭い部屋でもいいのではないのかと入るた
びにライは思う。
 部屋の主であり、現在のライの主でもある少女ナナリー・ヴィ・ブリタニアは部屋にあ
る小さなテーブルにいた。その側には彼女の護衛役であるラアウンズの一人であるアーニ
ャの姿もある。
「何かご用でしょうか。ナナリー皇女殿下」
 側まで来てライは一礼する。夕方頃、ナナリーから本日の仕事が終わったら部屋に来て
ほしいという連絡が入ったのだ。
彼女の公務か、自分の仕事に関係している話かと思い、ライは相手への礼節を忘れない。
「いいえ、今日はただの"私事"です。――ライさん」
 微笑んでナナリーが言うと、ライは肩の力を抜き、微笑む。そして彼女の側の椅子を引
き、腰を下ろす。

422 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 01:29:34 ID:D32rugYK
し・え・ん

423 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 01:30:35 ID:w4AaCPL/
 ナナリーの側に立っていたアーニャも同じように席に着き、部屋の隅に控えている使用
人に「いつもの」と告げる。するとすぐにお茶と菓子が運ばれてくる。
「このお茶、おいしいなぁ。なんて言うお茶なんだい?」
「それはヨーロッパ産のお茶だそうです。ええと、名前は……」
優雅な仕草で菓子やお茶を運ぶナナリー。優雅さと可愛らしさを混ぜ合わせたような姿
だ。
「そうか、ノネットさんにルキアーノさんは現在EUに出向いているのか」
「うん。あっちも、いろいろと忙しいみたい。後噂ではアフリカの方も騒がしいとか。ス
ザクも近いうちに行くようなこと、言ってた」
 ナナリーに負けず劣らずの可愛らしさを持つアーニャだが、表情や仕草はいつもと同じ
淡々とした物だ。
 互いに仕事がある以上、一緒の時間ができる機会は多くはない。だが今日のように時間
が重なるときはこうして一緒に語らうことが多い。深夜のお茶会、と言うわけだ。
ライがここ、ベリアル宮の警備隊隊長に着任して一月。警備隊隊長として特に大きな事
はなく、ライ個人としては一つだけあった。ナナリー・ヴィ・ブリタニア、彼女との親交
が深まったことである。
 仕事をこなす日々の中、彼女の姿を見るたびに自分でも不思議に思うほどナナリーへの
保護と親しみの思いが強くなっていた。最初はぎこちなかった態度や会話は瞬く間に消え、
まるでかつての友人と相対するような対応を取っていた。
 一方のナナリーもこちらの様子に驚くこともなく優しく、柔らかい態度で接してくれて
いた。そんな彼女と相対するたびにライは主としても、友人としても敬愛の念を深めると
同時、以前感じた不思議な既視感が強まっていくのも感じていた。
 しばらく三人それぞれの私事や仕事の話をしながらゆったりと過ごす。最近ブリタニア
国内で主義者のテロがあったので気をつけよう、と話が終わったところだった。
「大丈夫なの?」
「何がさ」
 唐突なアーニャの言葉に、何のことかわからずライは首をかしげ問い返す。
「最近のあなた、少し様子がおかしい。一週間前は夢見が悪い、でも大丈夫。そう言って
いたけれど全く様子が変わっていない。むしろ悪くなってる」

424 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 01:31:17 ID:w4AaCPL/
 ライは眉をひそめる。事実を指摘されたことよりもナナリーの前で言われたことに少し
腹が立ったのだ。
「そんなことは――」
「ちなみに、このことに気がついたのは皇女殿下」
 少し語気を強めて否定しようとしたところで耳朶に響くアーニャの言葉。ライは目を見
開き、思わずナナリーの方へ振り向く。
 先程まで浮かべていた笑顔はなくなり、気遣わしげな表情でこちらを見つめている。
――迂闊だった……!
 目絵の見えないこの少女は、代わりと言っては何なのだが周囲や身近な人間の様子に敏
感なのだ。数週間でライはそれに気がつき、こちらの心情を極力出さないよう――特に夢
を見始めたときから――にしてきたのだが、どうやら無駄だったようだ。
「無理に話してくれとは言いません。でも話せることなのでしたら、話してもらえません
か?」
 ナナリーの純粋な気遣いのみが込められた言葉に、ライは黙秘することはできない。
「……まだ夢を見続けていてね」
「悪夢?」
 淡々と問うアーニャにライは首を振る。
「最初はどんな夢なのかも目が覚めれば忘れていたんだ。でも見続ける内に少しずつ夢の
内容が鮮明になってきてね」
 夢の内容は様々だ。何故か鎧を着た自分が剣を振り上げ戦っている姿。幼い自分が見知
らぬ誰かから危害を加えられたり、罵倒されている姿。他には学生のような姿でこれまた
見知らぬ誰かと語り合い笑いあい、またある時はナイトメアに乗り戦う夢。
 様々な夢だが、幾つかの共通点がある。そのどの夢にも必ず自分がでており、そして他
の登場者達や風景ははっきりと見えないのだ。せいぜい男か女かぐらいしかわからない。
「楽しそうだったり、ナイトメアに乗っているの夢はわかるけど」
「そんな夢に見るような過去があったり、本や映像などを見たりしたんですか?」
「いや、そう言う物を見たり、体験したことは全くないんだ」
 思案顔になるナナリー。アーニャも何やら――無表情なのは変わりないが――考え込む
ような顔になっている。
 何かフォローしなければと思うが、中途半端なことでは即座に看破される。さてどうす
るか――

425 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 01:31:37 ID:xXJ0de9b
支☆援

426 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 01:32:25 ID:w4AaCPL/
 ライの脳がコンピュータのごとく起動し上手い言い訳を思いついては削除を繰り返すそ
の途中、ナナリーは表情を引き締めるとこちらを見据え、
「ライ・ランペルージ卿」
「は、はい」
 突然かしこまった呼ばれ方をされ、ライは思わず声がうわずる。
「汝が主、ナナリー・ヴィ・ブリタニアの名の下に命じます。明日より三日ほど、休暇を
取りなさい」
「はっ?」
「あなたがここベリアル宮の警備任務に着いて一ヶ月余り。宮廷や私の身辺を守るために
頑張るあまり、必要最低限の休みしか取っていないことはすでに知っています」
 きびきびと告げるナナリーに、ライは言葉を挟めない。
「よって明日より三日ほど、ここベリアル宮より離れ、心身を休めなさい」
「し、しかし……」
 先程以前にも増して周囲の警戒に当たろうと話をしたばかりである。ライ自身の不調と
いう情けない理由で休むわけにはいかない。何とか説得しようとするが、
「皇女殿下の勅命。反論したら皇族批判」
 遮るようにアーニャの言葉が飛んでくる。
「付け加えて言うのなら、これは私の意見でもある。他のことに気が散っている人間を皇
女殿下の側に置いておくわけにはいかない」
 全くの正論にライの口はふさがれる。
「しっかり休んで元気を取り戻してください、ライさん」
 優しく告げられたその言葉がとどめとなった。
「……イエス、ユア・ハイネス」
 ライは項垂れ、力なく返事を返した。


 眼下に見えるのは晴れ渡った空と青い輝きを放つ大海原だ。そのすぐ側にある港では無
数の漁船や客船の姿が見え、港近くに開かれた商店や市場には大勢の人でにぎわっている。

427 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 01:37:37 ID:D32rugYK
紫煙
だがたぶんオサルさんに引っ掛かってるっぽいね

428 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 02:00:54 ID:ltYqzbz/
一応支援
畜生さるめ!

429 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 02:05:07 ID:GFfu47mc
なんてこった!!
待ってたSSが規制かよ…orz

430 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 02:13:13 ID:g378IXJd
支ぇーん、カムバーーーーック!!!

431 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 02:25:08 ID:ueEAEx3h
支援っす。

432 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 02:56:43 ID:w4AaCPL/
規制が解除されたようなので、後半行きます。

433 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 02:57:31 ID:w4AaCPL/
 石造りの階段を下りながら街へ降りる。世界の三分の一を支配する大国だけあって首都
から遠く離れた港町でも、立派で大きな建物が並んでいる。だがその一方で古き時代に作
られた石造りの建物の姿もちらほらと見えるものの、古代と現代の建造物は違和感なく調
和しており周囲の自然も輝きを失ってはいない。まさしく風光明媚の一言だ。
 ナナリーより三日の休暇を言い渡されたライは再び病院にて精密検査を受けた後、自分
に思い出深い場所を巡っていた。
あの夢を見続けていることで、少なからず心身に何かしらの影響を与えていることは疑
いようのない事実。そう思ったライは今一度我が身を引き締めるため自分の辿ってきた場
所を巡ろうと思ったのだ。
 夢は精密検査を受け、懐かしの場所を巡っている間には見ていない。どうやらナナリー
の言っていたとおり心身ともにつかれていたことが原因だったのかもしれない――
そして様々な場所を巡り三日目の今日、この港町にやってきた。
この町こそ、ライ・ランペルージにとって始まりの場所。この町でライは生まれたのだ。
 商店で酒と花束を買い、活気溢れる町並みをライは眺める。
――相変わらず賑わっているなぁ
 変わらぬ光景に微笑して、ライは歩々を進ませる。装着したのは鉄格子に囲まれた墓地
だ。中は広く、多くの墓が並んでいる。この中の半分以上は14年前街で起こったテロ事
件の犠牲者だ。ライはその加害者であり、両親は犠牲者である。
 墓の前まで来ると墓前に酒と花束を添える。
「命日には少し速いけど来たよ。父さん、母さん」
 以前ここに来たのはエリア13から本国に戻ってきた後のことだ。意識がはっきりしな
かったライは副官のヘンリーと共に現在のように思い出の場所を巡り、最後にここに来た
のだ。
 簡単に近況を報告し、また来ると伝えてライは墓を後にする。今日中にはベリアル宮に
戻らなくてはいけないのだ。少し急いで最後の場所へ向かう。
「孤児院のみんな、元気にしているだろうか……」
 レンタカーを走らせながら、ライは孤児院の懐かしい友人らへの思いをはせる。
「ん?」
 孤児院のすぐ近くまで来たときだ、道路に何かが落ちているのを発見する。
 看板のようだ。それも一メートルはある長方形型の大きな。

434 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 02:58:24 ID:Ha57LSkH
支援


435 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 02:58:31 ID:w4AaCPL/
 通行の邪魔だなと思い、一端車を止めてそれを拾う。よく見ると何やら文字が書かれて
いる。
「クラウディウス孤児院…?」
 掠れてかろうじて読めた文字には、何故か自分が世話になっている孤児院の名前が書き
記されてあった。
どういうことなのか、と首をかしげ、周囲を見ると、近くの森の方へ道がある。
道と思わしきそこには草に覆われているものの、周囲に比べ草の伸びが短い。入り口ら
しきところにも木々が立ち並んでいるが、草同様に小さい。
「…?」
 この先に何かあるのだろうか。そう思いライは道だった場所を歩き、小さな木々の間を
くぐり、森へ入る。
 森の中に入ると道が視界に入る。地面は踏み固められ、明らかに人の手の入った痕跡が
見える。
 何故かこの先に生きたくなり、ライは歩々を進める。先に進むたびに何故か酷く心臓の
鼓動が高鳴る。
――この先に、何があるんだろう……?
 好奇心と、何故か恐れを感じつつも進むライ。そして道を出ると、一つの建物が目に入
る。
 それは石造りの建物だ。ライが知る孤児院とよく似た形をしており、周囲にはかつて動
物を飼っていたのか小屋が見え、そのすぐ側に畑も見える。
 しかし長い間人の手が入っていなかったのだろう。小屋が倒壊しかけており、畑は雑草
にまみれている。
 建物に近づく。入り口と思わしきところにはやはり自分が住んでいた孤児院の名が刻ま
れている。
「ここは……なんなんだ」
 恐る恐る中に入る。暗く埃の積もった内部をゆっくりライは歩く。
――似ている
 しばらく建物の中を歩き、ふと心中で呟く。この建物の造りは余りにもライが知るクラ
ウディウス孤児院にそっくりなのである。
 何も考えずしばらく散策していると、目の前に園長室――中身がライの知るクラウディ
ウス孤児院と全く同じであればの話だが――が見えてくる。

436 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 02:59:18 ID:w4AaCPL/
「……」
 ごくり、とつばを飲み込んで中に入る。中は荒れ果てていた。机やソファーは壊れてお
り、本棚の本も床に投げ出されている。
「ん…」
 投げ出されたほんの側によると、その本が個人に所属していたもの達の記録だと言うこ
とがわかる。
 何となく適当にめくると、自分がいたころのものが記されていることに気がつく。
 ひときわ大きく心臓が高鳴る。ライは慌てて過去の自分を探し、愕然とする。
「……!?」
 ライ・ランペルージの名は記されてあった。孤児院に入った時期も、出た時期もあって
いる。だが、一つだけ違うところがある。
 名前の横には当時の写真が貼られている。その姿が今の自分の姿とはまるで別人だ。
「どういうことだ…!?」
 顔を変えたようなことはない。かといってこの記録が間違っているとも思えない。
「一体、どういう事なんだ……」
 気がつけば、ライは本を手に車のところまで戻ってきていた。
 そうだ、孤児院に行かなければ。そう思うが腕は全く動かず、痙攣するばかり。さらに
は心臓の鼓動は強くなり、さらに頭痛がしてくる。
「ぐあっ……!」
 頭を押さえて運転席にうずくまるライ。余りの痛さに目を閉じると、過去の記憶と見え
たこともないものが見える。
――いや、違う
 内心の自分が即座に否定する。記憶の間に見える不明の光景、それらは全て夢の中で見
たものばかりだ。
「どうして……」
 休暇の間は全く見なかったのに、どうして今それらが見えるのか――ライの混乱が極み
に達したその時だ。街の方より激しい爆発音が鳴り響く。
 思わず運転席より立ち上がり街の方を振り向くと、街から煙が上がっている。

437 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 03:00:00 ID:Ha57LSkH
支援

438 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 03:00:06 ID:w4AaCPL/
「何が起こったんだ!?」
 叫び、ライは車を反転させ、街へ急ぐ。しばらくして街に到着すると惨状が目に入って
きた。
 破壊された建物に商店を包む炎。阿鼻叫喚の悲鳴や怒号を迸らせて逃げまどう人々。そ
して街中から聞こえてくる銃声に断続的に続く爆発音。
「何、が……」
 ライはおぼつかない足取りへ街に入る。周囲の人間はそんなライには気にもとない。
 あてもなく歩くと倒れている警官の姿を発見する。
「おい、しっかりしろ!」
 駆け寄るも、すでに事切れている警官。それを見てライの中の何かが刺激される。
 短い黙祷を捧げ、彼から拳銃などを拝借するとライはこの事件を超した愚か者達を探す。
 身を潜めながらしばらく歩くと爆発音が再び聞こえる。聞こえた方向へライは全速力で
駆けると数人の男達がこちらに走ってくるのが見える。
 マスクをして、その手にはライフルや手榴弾を持っている。敵と即座に判断するライ。
近くの物置に隠れ、男達に対し拳銃を構える。
――許せない。再びこの街を壊すことなど。ここは自分の大切な故郷――
「っ!」
 怒りにまかせてそう思ったとき、ひときわ大きい頭痛がライを襲う。思わず声が漏れ、
男達が潜んでいたライに気がつく。
――ますいっ!
 思ったと同時に物陰から飛び出すライ。男達のライフルの銃弾が一瞬前までライのいた
物陰へ当たる。
 一瞬で姿勢を戻し、男達へ拳銃を発砲する。三人いた内二人は吹き飛ぶも一人は倒れず
陰に隠れてしまう。
「くそ……!?」
 舌打ちと同時に背後から迫る機械の駆動音。いや、この駆動音は――!
 振り向けば、目の前には白く塗装されたグラスゴーがこちらへ拳銃を構えている。
――ナイトポリス!
 考える前に飛び退くライ。ナイトポリスの放つ銃弾はかろうじてかわせたものの体勢を
整える余裕はなく、石床に体をたたきつけられてしまう。

439 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 03:00:50 ID:w4AaCPL/
「ぁっ!」
 痛みに呻くも、すぐさま体を起こすが、眼前に入ったのはライフルを構えたナイトポリ
ス。
「銃を捨てろ」
さらに後ろからは騒ぎを起こした男の声と足音が響いてくる。
ゆっくりと後ろを振り返る。もし飛びかかれる距離ならば男を人質にしようかとも考え
たが、先程のライの動きを警戒してか十分に距離を置いてこちらに拳銃を向けている。
『聞こえなかったのか。銃を捨てな』
 さらにナイトポリスからも聞こえ、ナイトメアの駆動音が続く。
――ここまでか…!
 うつむき歯ぎしりしたその時だ。今まで感じたことのない強烈な頭痛を覚える。
「ぐ、あぁぁぁああぁ!??」
 あまりの激痛に拳銃を放り投げ、ライは蹲る。目を閉じ、真っ暗だった視界に現れる男。
──ここまで? 何を言っているんだ、お前は
 激痛が収まるどころか増す中、男のひどく冷めた声が脳裏に響く。
──この程度の状況、どうにでもできるだろう。お前はその力を持っている
 言葉と共に激痛は続く。誰だと考える余裕すら今のライにはない。
──思い出せ。"王"の力を。偽りの記憶を砕き、本当のお前を──取り戻せっ!
 鮮烈な叫びと同時に脳裏に叩き込まれる鉄槌のごとき一撃。その衝撃で頭の中の何かが
割れ、莫大な情報が決壊したダムの如き勢いで脳裏に流れ込む。
「うあああああああああああああっ!!」
こらえきれず周りの状況も忘れてライは叫ぶ。しかし感じるのは激痛だけではない。
――こ、これは…。これは…………!
 脳裏ではめまぐるしい勢いで画像が出ては、切り替わる。今のライはそれがなんなのか
理解できる。
――そう、か。そうだった、のか……
 そう心中で呟くと同時、誰かに引きずり込まれるようにライの意識は闇に落ちた。
 

 暗闇の中、苦痛にあえぐライを彼、ライ・カ・ブリタニアは冷めた目で見つめている。

440 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 03:01:43 ID:w4AaCPL/
――ここまで刺激しても目覚めないのか
 ブリタニアの記憶操作に苛立つと同時に、少し危機感を彼は覚える。
 スザクやナナリーとの接触により、ライは"ライ・ランペルージ"としての記憶を取り
戻しかけている。度重なるこちらからの呼びかけに答え、とうとう記憶のふたは破れた。
しかしそれでも尚機密情報局による記憶操作が思った以上に強固な壁となっている。記
憶のふたは破れはしたものの、未だ偽りの記憶は消えず、壁となってライが自信を取り戻
すことを阻んでいる。これ以上の接触はライと言う人間の器そのものを壊す可能性がある。
「混乱している今ならうまくいくかもしれない。やってみるか」
 呟くと、彼は"ライ・ランペルージ卿"の人格をつかみ、奥に引きずり込もうとする。
しかし混濁しているにもかかわらず、ぴくりとも動かない。
 さすがに主人格だけあってしぶとい――そう思う"ライ・カ・ブリタニア"だが、渾身
の力を込めて引っ張る。
 すると今まで揺るぎはしたものの離れなかった"ライ・ランペルージ卿"が離れる。
"ライ・カ・ブリタニア"は薄笑いを浮かべ奥へ放り込むと、"ライ・ランペルージ卿"
のいた場所へ上がる。
直後、視界に入ってきたのは灼熱の海の中にある町並み。そして鼻腔をつく肉の焼けた
不快な臭い。
 表に出られた歓喜は瞬く間に消し飛び、狂気と怒りの火種に炎が灯る。
「……貴様たち。なぜこのようなことをした」
 ナイトポリスを気にせず、"ライ・カ・ブリタニア"は後ろへ振り向く。先程の男とは別
に、仲間と思われる集団が見える。
 騒ぎを訊いて駆けつけたか――内心で吐き捨てる狂王。
「い、今から死ぬお前には関係がないぜ」
 戸惑う男の声。今のライの狂態を見ていれば当然の反応か。
「関係がない。確かにな。貴様達が主義者であろうが他国の間者であろうが、私には関係
がない」
 視界に映っている紅に染まり、破壊された町並み。それはライが過去に見たもの。
己の力で滅ぼした故国を、守ると誓った何よりも大切な母と妹の亡骸を思い出させる。
「だが、貴様達は一つ罪を犯した」
 生涯、決して忘れないであろう記憶。同時に思い出したくはない、見たくはない記憶。
 それを自分に見せた。王たる自分の傷をえぐった。許されざる大罪。

441 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 03:01:55 ID:Ha57LSkH
支援


442 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 03:02:26 ID:w4AaCPL/
 急速にふくれ上がる灼熱の怒りと憎悪。それらに触発されて眠っていた"王"の力が目
を覚ます。
「この私の"怒り"に触れたことだ」
 再びナイトポリスへ向き直るライ。偉大で凶悪な力の熱が体を満たすのを感じる。
 躊躇はない。王たる自分の逆鱗に触れたもの達に慈悲など与えない。
 まるで指揮者のように腕を動かし一言、彼は命じた。
「ライ・カ・ブリタニアが命じる。貴様達は――死ね!」
 全てをひれ伏せるような鮮烈で圧倒的な"力"が込められた命令が周囲に響き渡る。
『イエス! ユア、ハイネス!!』
 直後、ナイトポリスと背後の男から全く同じタイミングで声が響く。ナイトポリスは自
爆し、背後から無数の銃声と人が倒れた音が聞こえる。
「自ら起こした炎と破壊に、己が体と魂を捧げるがよい。下郎共」
 物言わぬ骸へ蔑みの視線を向け、狂王"ライ・カ・ブリタニア"は吐き捨てた。


 気がつけば、ライは白の空間にいた。周りには無数の肖像画が並んでいる。
 それらを全く見向きもせず、ライは歩く。しばらくするとその奥にいつもの男を発見す
る。
「僕の体を使って、やってくれたようだね」
「ああ。だが私がやらなければ、ここに貴様が来ることも、私と会うこともなかったわけ
だが」
「わかっているさ。怒っている訳じゃない。むしろあの状況で"ギアス"を使う以外の選
択はなかった」
 笑んでいた男の表情が堅くなる。同時に顔にかかっていた白いもやが徐々に薄れていく。
「……思い出したのか」
「君が内側から接触したり、情報を流し込んだり、僕を引っ張り込んだおかげでね。また
以前君が言っていたように"ギアス"を使ったことにより僕の内にあった奇妙な違和感も、
きれいさっぱり消えてしまったよ。
君のおかげだよ。ありがとうライ・カ・ブリタニア」

443 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 03:04:26 ID:w4AaCPL/
「そうか。それは何よりだ。ライ・ランペルージ」
 彼の真名を告げたと同時に、今まで見えなかった顔が明らかになる。
 見えたその顔はライと同じ顔だった。雰囲気こそ尊大かつ覇気が溢れているが、寸分違
わない。
 目の前の男はかつて遙か昔、ブリタニア圏において"狂王"と呼ばれた男ライ・カ・ブ
リタニア。ライ・ランペルージの過去の姿である。
 ライの右側に音もなく現れる肖像画。見向きもせずライはそれに触れる。
 例のごとく眼前に広がる過去の光景。見えたのは神根島。ライが再びの眠りについた場
所。
 一年以上前――ブリタニアの手により記憶喪失となっていたライが全てを思い出し、皆
をギアスの暴走に巻き込むまいと眠りについた数ヶ月後のことだった。
 突如何者かに起こされたライが最初に目にしたものはライの眠りを見届けた少年VV、
そしてもう一人はライがもっとも心を許した一人、ナナリー・ランペルージの眠る姿だっ
た。
『やぁ、ライ。起きたみたいだね』
『VV。それに……ナナリー! 何故彼女がここに!?』
 ライの戸惑いを全く意に介さず、VVは淡々と言う。
『ライ。君にお願いがあるんだ。僕と一緒に来てほしい』
『な……!?』
『最初は君のことなんかどうでもよかったんだけど、いろいろと知りたいことがあってね。
どうかな』
 ぶざけるな――ライはそう叫ぼうとして、それをやめた。VVが静かにナナリーに歩み
寄ったからだ。
 それを見て、ライは悟る。もしここで断ればおそらく自分は再び眠りにつかされるか、
殺される。いや、自分に何かされずとも、ナナリーに何か危害を加える可能性もある。
 力づくでVVを倒そうとは思ったが、それも結局はやらなかった。仮に倒せても生身一
つであるライがナナリーと共にこの孤島から脱出できる手段は皆無と言っていい。それに
あの少年――おそらくギアス能力者――が側にいないとも限らない。

444 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 03:05:08 ID:Ha57LSkH
支援


445 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 03:05:15 ID:w4AaCPL/
 こちらの感覚を狂わせるような能力を使う相手に一人でも厳しいというのに、ナナリー
がいる状態では最悪二人とも抹殺されかねない。自分はともかく、ナナリーだけは絶対に
そんな目に遭わせるわけにはいかない。
『どうかな?』
 再び訊いてくるVV。その手がナナリーの顎をなでたのを見た瞬間、ライは沸騰するよ
うな怒りを覚えたが、必死にそれを押さえる。
 問いかけられるも、選択することはできない。答えは一つしかなかった。
『……わかった』
『ありがとう、ライ』
VVに連れられてきた場所は見知らぬ実験室だった。どうやらそこではギアスの研究を
している場所で、ライにとっては紛れもない地獄だった。
『ぐあぁあぁぁぁぁぁあああ!』
 目覚めれば絶え間なく続けられる目を覆いたくなるような非人道な実験の数々。そこに
いたギアスユーザーからギアスを使われ、また逆にライはも幾度かギアスを使い、そのた
び反動によって体が痛んだ。
 そして気がつけばライの目の前にはあの男がいた。
『おぬしかの"狂王"か』
 シャルル・ジ・ブリタニア。現神聖ブリタニア帝国皇帝にして、ルルーシュとナナリー
の父親。玉座に君臨するその姿からは老いは微塵も感じず、ただ王としての圧倒的な威圧
感と自負が痛いように発せられていた。
『"狂王"の力、我が元で振るうがよい』
 長い時間か、それとも一瞬だったのか。視線を交錯させるとただ一言、シャルルが一方
的に告げ、再びライの意識は途絶える。
次に目を覚ましたのは最初に訪れた研究室とはまた違う部屋。そこでライは今までの記
憶を全て消され、ブリタニアの"ライ・ランペルージ"と言う騎士の記憶を植え付けられ、
そしてEU戦線の指揮を執っているシュナイゼルの元へ送り込まれたのだった。
 肖像画から手を離し、過去の己に向き直る。自分自身が目の前にいる理由も、全てを思
い出した今のライにはわかっている。
 ブリタニアがライに施した数々の実験に記憶操作。特に記憶操作に関してライ自身の抗
う本能が生み出したのが、目の前にいるライ・カ・ブリタニアである。

446 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 03:05:56 ID:w4AaCPL/
 そして自分が記憶を失い、目覚める今の今まで、心の奥底で自分へ訴えかけてくれてい
たのだ。
「さて、それではさっさと済ませるとしよう」
 両手を突き出してくるライ・カ・ブリタニア。ライも黙って彼の側まで歩く。
 そして手の届く距離まで来たところで同じように手を差し出し、彼の手に合わせる。
 重なる両手。しかしすぐライ・カ・ブリタニアの手がライ・ランペルージの手に溶ける
ように入り込む。
 ライ・カ・ブリタニア。彼は個人としての人格は持っているものの、ライという人物の
中では主人格ではない。現在までのライという人間全ての記憶と力を持っている"ライ・
ランペルージ"と違い、数々の実験により生まれた副産物である彼は狂王時代の"ライ・
カ・ブリタニア"と眠りにつくまでの"ライ・ランペルージ"の記憶と力しか持っていな
い。
 そんな彼が今まで心の奥底とはいえ存在できたのはライが自身の全てをものにしていな
かったからだ。だがそれができた今、もうその存在に意味はない。ライはそれを理解して
おり、彼自身もまた納得している。
 近づく二人。のばしたライの腕に飲み込まれていく彼の腕。
 口づけが交わせる距離まで近づくと、ライ・カ・ブリタニアは不適に笑む。
「これからどうするつもりだ?」
「言わずともわかっているだろう?」
 同じようにライも笑みを見せる。さらに近づく二人。鼻がくっつく距離まで来る。
「ならばその名に、あの兄妹との絆である字に恥じぬよう生きることだ。ライ・ランペル
ージ」
 最後にそう言って、彼はライへと重なる。音もなく、煙のようにライ・カ・ブリタニア
はライ・ランペルージの中へ溶けて消えた
「くっ」
 体の中に入り込んだ彼と自分の情報と"ギアス"の力にライは呻く。それらが落ち着く
まで待ち、ゆっくりと立ち上がる。
「……」
 記憶の肖像画以外何もない真っ白な空間。ここを作っていた主が消えた今、もうここに
来ることもないだろう。

447 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 03:07:16 ID:w4AaCPL/
そうライが思うと同時に白い空間の端が少しずつ崩れていく。崩壊が始まったのだろう。
 だがライは一つの肖像画を目の前に出現させる。その肖像画に描かれているのは懐かし
き生徒会メンバーだ。
 右にはスザク、シャリー、カレン。左にはミレイ、ニーナ、リヴァル。皆笑顔だ。
そして中央の右には納得がいかないような表情のルルーシュ、左には苦笑しながらも嬉
しそうなライ。その二人の真ん中に二人と手を繋ぎ可憐に微笑むナナリーがいる。
「……皆と出会ったまだ間もなかった頃だったな」
 ミレイによりアッシュフォード学園で面倒を見られることになったライだったが、書類
の手続きなどで一つ、問題が発生した。
 名字が無いことである。名前こそかろうじて覚えていたものの当時のライはそれを覚え
ていなかった。
 困り果て、生徒会メンバーでライの名字を考えようという話になったのだが、いつの間
にか生徒会メンバー達の名字のどれが似合うかという話にすり替わっていたのだ。
 いつものように騒ぎ、ぐだぐだになりかけたもののナナリーの一声で決まったのだ。
『ランペルージはどうでしょうか?』
 他の名字では合わなかったり語呂が悪かったりなどしていたところでの発言だった。他
の名字よりもいい感じねーとミレイが言い、ルルーシュを除く他のメンバーも賛同した。

448 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 03:07:30 ID:ueEAEx3h
しえーん

449 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 03:08:20 ID:w4AaCPL/
『俺は反対だっ!』
 ルルーシュだけがひどく向きになって反対していた――後々彼のナナリーへの思いを知
るとそれも納得したのだが――もののブリタニアで一般的に知られていることや、ナナリ
ーの発言もあり押し切られる形でライの名字はランペルージに決まった。強固に反対して
いたルルーシュもナナリーに説得され、あっさりと折れた。
『同じランペルージ同士、これから仲良くしましょうね』
 ルルーシュを側に置き、微笑むナナリーはひどく眩しくきれいに思え、ライはあの時初
めて心からの感謝の言葉を伝えた。そして眠りにつくまで、そして記憶を取り戻した今で
もナナリーには――当然許してくれたルルーシュにも――深く感謝している。
 思えば、あれが色を持たなかった、感じなかった自分が最初に見た色だったかもしれな
い。普段は決して見えない透明な、しかし汚れを感じさせない暖かく目映い光。二人がい
たときには常にあの輝きがあった
 ギアスの暴走を恐れたのも、黒の騎士団に入ったのも、自らから眠りにつくことを決意
させたのも。きっと、あの輝きを、あの二人を守りたかったからなのではないか――
「ナナリー、ルルーシュ。君達の幸せは僕が守る。君達に貰った"ランペルージ"の名に
誓って」
 崩れ落ちる世界の中、ライは二人と、そして自身に溶けて消えたライ・カ・ブリタニア
へ向けて宣誓した。

つづく

450 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 03:10:20 ID:w4AaCPL/
 と、言うわけでライ覚醒のお話でした。名字に関してですが最初SSを書くとき名字は
どうしようかなと思い、ランペルージの名字を当てたら「お、結構合うな」と思い、そこ
から名字イベントを思いつき、これでランペルージ兄妹と仲がいい理由の一つなるん
じゃない? と思ったのがきっかけです。またライがこの先二人にこだわる理由の一つともなります。
 ライの記憶に関して皇帝がギアスを使わなかったのは、前話で皇帝が刃向かうなら殺す
と言っていたように、VV達にとって実験し終えたライはそこまで重要な人物ではなくな
っているのです。使える駒ではありますが、手向かうなら殺すといった感じです。
 さて次のお話は記憶が戻ったライの静かな反逆と、ライの記憶が戻ったことと反抗の気
配を見せていることを知ったVV達が奴にそれを教え、あること無いこととを吹き込みキ
レさせるお話です。……まぁ、ここまで言えば奴が誰なのか、皆さんおわかりでしょうね。
ブリタニア編は残すところあと二回です。その後は日本編、そしてR2本編へと入ってい
く予定です。妄想垂れ流しの文章ですが、どうぞ皆さんこれからもお付き合いください。

451 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 03:23:06 ID:vgAVoUa3
RC卿すばらしかったです^^
…また彼が暴れるんですねわかります

452 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 04:11:06 ID:43qF7zaW
RC卿とても面白かったです
次回も楽しみにしています

453 :RC ◆0A6HOlRhmA :2008/06/24(火) 05:59:25 ID:w4AaCPL/
追記
遅れましたが16回もの支援、ありがとうございます。
5回連続当たりが規制のラインとなっているみたいですね。
次も長くなると思いますので、支援をよろしくお願いします。

454 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 08:07:29 ID:EyZuCLCe
>>407
>>410と同じでサーチ系へのリンクはやめた方がいいと思います。
基本2ch系は保管庫も含めいろいろな意味で火種になりかねないのでね。

455 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 08:50:41 ID:3WgrAv8/
保管庫の人様へ

2chと聞いただけで条件反射的に嫌悪感を示す人間も実際いますからリンクは勧めません。炎上の
可能性もありますので…

456 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 12:55:58 ID:XZWJlxdr
やめとくべき

457 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 18:19:24 ID:2ccHvaHQ
私もやめとくべきかと....

458 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 18:55:07 ID:gQo8/xKs
公式へのリンクは賛成しますが…
サーチはやめておいた方がよいかと

459 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 19:30:07 ID:VsPppIEo
>>458と同意見


460 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 19:53:15 ID:16rpY85/
皆さんおっしゃってるようにサーチへの登録はやめたほうがいいでしょう。
とち狂った輩が保管庫の人自身のサイトに突撃してくる可能性もありますしね。

461 :保管庫の人:2008/06/24(火) 20:05:02 ID:wir5czK6
よく考えたら2ch系サイトがサーチへのリンクなどできるわけないじゃんか。
みなさん、私の発言がスレに混乱を招いてしまって申し訳なく思っております。

462 :WZ:2008/06/24(火) 20:29:09 ID:k/fkLaY0
WZといいます。ふと自分は、ブリタニア軍人編のラストから続くR2のSSを
書こうと思っていまして、原作との相違点及びそのSS内設定では
・ライはユーフェミアの暴走を止めることができず、
ブラック・リベリオンが起きている。
・その後、ライはスザクとともにブリタニア本国に行き、
ナイトメア・パイロットとして高い評価を受けている。
・ライはゼロの正体がルルーシュと知らず、
行方不明と聞かされた彼をナナリーと共に探している。
・ギアスの暴走は沈静化しているが、
危うい状態であることに変わりはない。
・そのため、スザクやロイドさん達以外には
冷たい態度をとってしまうことが多い。
・自分の趣味のため、ライのクラブを始め、多くのオリジナル・ナイトメアが登場する予定。
(スザクのランスロットや既存の機体はそのままですが、若干違う装備が加えられている) 

 このようなSSですが、書いて投下してもよろしいでしょうか?

463 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 20:31:47 ID:EeQRA7wr
コーネリア「許可しよう」

464 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 20:42:21 ID:ltYqzbz/
ダールトン「面白い、いいだろう!」

465 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 20:47:19 ID:SIY3ZmS6
>>RC卿
これは…ライと狂王のやり取りがたまらない!
物語初めから思ってたけど全てがツボすぎる
上手いなあ色々と。すごいドキドキしながら読ませてもらった!
いいものをありがとうと声高に叫びたいよ!!
続きも待ってます、全力で!!!


>>保管庫の人
ドンマイ!でも、このスレに尽くす意気込みは凄いと思うから
謝らないで欲しい!

466 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 20:48:15 ID:SIY3ZmS6
割り込んで?すいません…

>>462
ドツボなんで是非

467 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 20:50:14 ID:Y40VyeAm
暴走状態とな!?
仮面の男フラグか!?
言い忘れたがもちろんおk

468 :空マメ ◆uGBxXcjQn2 :2008/06/24(火) 21:03:48 ID:ltYqzbz/
皆様どうも空マメです。
「狂王降臨」の続きが出来上がってきたので、お待たせしている方々に本当に短いですが
、一応冒頭だけでも目を通して頂きたいと思ったので投下します。

題名は「さようなら」です。
では

469 :空マメ ◆uGBxXcjQn2 :2008/06/24(火) 21:04:39 ID:ltYqzbz/
…さようなら…、僕は…

「……っここにもいない…!」
私は斑鳩でのことが終わってからすぐにライを探している。
ライが行きそうな場所を考えて、手当たり次第当たっているけど一向に会うことは出来ていない
ルルーシュと私はもうすぐ神楽野様と一緒に朱禁城に行くことになっている。
だからそれまでにライを探し出して話さなきゃ!
私とルルーシュのことを、なんでもないんだってことを、何よりも謝らなくちゃ!
……確かに私は彼を恐れた。あの圧倒的な雰囲気にのまれて、ライが怖かった……
…そして、彼を避けてしまった……
なんてバカなことをしてしまったのだろう!
とにかくライに会いたい!会って謝って、笑いあえばきっと……

自分でも分かるほど儚い希望を抱きながら走った。そんな簡単なことじゃないと分かってるのに…
ルルーシュがライについて少し教えてくれた。本人が言うべきことだから詳しくは話せないという前提だったけど。
ルルーシュが言うにはあの時豹変した後のライはライの過去の姿だと言った。
今のライとはまるで違う冷徹な雰囲気、あれが過去のライなんだと。
……それ以上は教えてくれなかったけど、それを聞いて悲しくなった。…ライは私に昔の事を話してくれることがなかったら。
なんで隠そうとしたの?! 私とあなたはそんな希薄な関係だった?! ライ……!
私はまだあなたのこと全部知っていない、あなたの過去がどんな酷いものだったのかも知らないけど…
私があなたを支えるから!だから…ちゃんと私に話して…ライ…!


闇夜が腕を広げ、僕を閉じ込めようとしていた。
だけど僕は、自らその中の奥深くに行こうとしている。


470 :空マメ ◆uGBxXcjQn2 :2008/06/24(火) 21:05:17 ID:ltYqzbz/
こんな感じで進んでいきます。
まだ書き入れたい部分があるのでSSとして読んで頂くのはもう少し先になるかと…
現時点で30KB近くあるので色んな意味で不安ではありますが、期待に応えられるよう頑張ります。

では

471 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:09:09 ID:87nTcgAT
>>470GJ!
ライ愛されてるな〜って…
ちょっ!寸止め過ぎる!!
首を長くして待っております。

472 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/24(火) 21:22:38 ID:Rfe4jDSp
投下します。
>>266の続きです。

注意!
原作を完全無視したオリジナル展開です。


ライとカレンを対照的に書こうとしたら、ヒドイ事になった。
今回ライの方がふざけてますが、多分こんなの二度とないと思います。

473 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/24(火) 21:23:58 ID:Rfe4jDSp
皇暦2018年、神聖ブリタニア帝国皇帝シャルル・ジ・ブリタニアは、帝国全土における一つの制度改革を発表した。

大総督制

従来の、一エリアにつき一人の総督を皇帝が任命するという原則を廃止し、本国以外の全ての植民エリアを三つに分け、それぞれに大総督と呼ばれる人間を皇族から選出し、配置する。
大総督はその権限において、己の領土を自由に分割し、さらにその分割した領土に自らが選んだ人間を総督として派遣できる。

すなわちこの制度によって、皇帝の権力の多くが大総督に移譲され、また移譲された三人の大総督こそが次代の皇帝候補としての最終選考に残った者であると、明確に内外に示されたのであった。

474 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/24(火) 21:25:15 ID:Rfe4jDSp

――――――

また、この夢――。

紅月カレンは、半ば諦めの境地に至り、ただぼんやりと立ち尽くす事しかできなかった。

何度も見た、この夢。
それこそ、彼がいなくなってから10回や20回なんかでは足りないくらい見た、地獄の悪夢。

白くて薄い霧が一面に広がっているような、ぼんやりとした視界の中、目の前に立つのは彼、ライ。

誰よりも愛しくて、誰よりも会いたかった人。
その彼が自分の目の前に立っているのに、カレンには何もする事ができない。
声を掛ける事も、手を伸ばす事も、その胸に飛び込む事も。何も。

そしてその内に、ライは消えてしまうのだ。
少しずつ薄れ、消え去ってていく彼を、カレンは引き止めようとする。その名前を叫ぼうとする。
しかし、やはり彼女には、何も、できない。

475 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:25:50 ID:/Z6ylvq/
>>450
長文お疲れ様です!
朝っぱら発見して危うく遅刻するかと思うほどのめりこんでしまいましたw
>>470
ガチンコ並みの寸止めが!w


476 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:25:51 ID:XZWJlxdr
援護

477 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/24(火) 21:26:49 ID:Rfe4jDSp


自分が泣いていると感じるのに、涙もでない。
狂いそうな悲しみに包まれている内に、ライは消え去り、次第に意識が覚醒へと向かっていく。

そうして目が覚めた時、彼女は自分が涙を流していた事に気付くのだった。

その後に心に訪れるのは、悲しみ、苦しみ、憎しみ、痛み、罪悪感、自己嫌悪、孤独。
普段の彼女ならばいざ知らず、その時ばかりは、心が限界まで弱ってしまったその時ばかりは、それらの負の感情を無視する事も、心の奥底に押し込める事も、打ち勝つ事もできない。

だから、悪夢。
死にたくなるような悪夢。

478 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:27:36 ID:/Z6ylvq/
割り込みごめんなさい!支援

479 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/24(火) 21:27:55 ID:Rfe4jDSp


しかし

今回は、違った。
目の前のライ、彼がいつまでたっても消えない。
表情も違う。
いつもは寂しそうな笑みが浮かぶその顔には、今は何かを訝しむような表情が浮かんでいる。
背景も違う。
夢特有の、ぼんやりとした不安定な世界ではなく、重厚な装飾に飾られた小さな部屋。

諦めによって放棄された思考が、少しずつはっきりしてきて、彼女はゆっくりと思い出した。

そうだ。今、自分はブリタニアとの講和会議に、ゼロの護衛として来ていて、会談場所の、この部屋に入って、ブリタニアの代表を待っていて、そして、そして、

「何故返事をしない。貴様は、紅月カレンであろう?」

恋い焦がれた、懐かしい声が、目の前から聞こえた。

480 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/24(火) 21:29:39 ID:Rfe4jDSp

――――――

不愉快な薬品の匂いに、ライの意識は無理矢理覚醒させられた。
うっすらと目を開き、視線を動かせば無駄に仰々しい生命装置。
それが示すデータは自分の健康に異常がない事を教えてくれていた。

どうやら医務室のようだと気付き、小さく息を吐く。

思い出すのは、旗艦に着艦したと同時にコックピットの中で気を失った自分。
と、そこまで考えて顔を顰めていると、横からいきなり声を掛けられた。

「お目覚め」

反射的に体を捻って、構える。
病弱なはずの自分が一体いつ覚えたのか、一分の隙もない戦いの構え。
しかし、今は有り難い。

とりあえず声がした方向を見れば、自分のベッドの脇にある椅子に座って、手元で何かをいじっている桃色の髪の少女。
その小さな体躯に気勢を削がれて、ライは疲れたように相手の名前を口にした。

481 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:30:47 ID:MoJauaRr
支援

482 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/24(火) 21:30:58 ID:Rfe4jDSp


「アールストレイム」

その言葉に、しかし、アーニャ・アールストレイムは何も答えずに手元の何かをいじり続けている。
あれは、携帯電話か?

「なぜお前が此処にいる。戦闘はどうなった」

矢継ぎ早に質問をし、ベッドから降りようとすれば、ようやくアーニャが口を開く。

「安静」

「何?」

「ドクターが言ってた。気を失ったのは精神的な問題。だから、安静」

「……」

一瞬だけ有無を言わさない視線を寄越して、すぐに手元の作業に戻るアーニャの様子に舌打ちをしてから、ライはベッドに横になる。

「戦闘は」

ライがおとなしく横になったのを確認してから、アーニャは質問に答える。あまりに淡々とした口調ではあったが。

483 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:32:24 ID:D32rugYK
支援

484 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/24(火) 21:32:36 ID:Rfe4jDSp


「勝ち。スザクがセイロン島を押さえた。今、こっちに向かってる。」

「…EUは」

「動いた。北アフリカの独立勢力も一緒」

「……アジア側との講和は」

「宰相閣下が全部セットした。後は会談と調印」

アーニャの受け答えは実に簡潔かつ明瞭だ。
それはいい。問題ない。むしろ歓迎すべき事だ。
だが、

「出撃前と、態度が違う気がするんだが」

ライがそう言うと、手元の作業をやめてアーニャが視線を向けてくる。
あまりうるさい事を言うつもりはライにもないが、この目の前のナイト・オブ・シックスは、出撃前はもう少し畏まっていて、形式上とは言え、それなりに自分に対する敬意が感じられた気がするのだ。


485 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/24(火) 21:33:44 ID:Rfe4jDSp
それが今は、何やら憮然とした様子で、

「フォロー」

そんな事を思っていると、突然アーニャが話しだす。

「何だ」

「あの紅い機体に追われていた」

そう言ってライを指差す。

「フォローした」

今度は自分を指差す。
そのアーニャの言動に、ライは自分の口元が引きつるのを感じた。

まさかこの女は、自分を助けたからという、ただそれだけの理由で大きな顔をしている、と?

「…皇族を守るのは、当然の義務だろう」

なんとか怒りを押さえて、ライは言う。
相手がナイトオブラウンズでなければ即刻粛清したかった。

「知ってる」

なら言うんじゃない下衆が!という言葉をライはなんとか飲み込む。
先の戦いの疲れも手伝ってか、普段の覇気が失われつつあった。沸点も低くなる。

486 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/24(火) 21:35:19 ID:Rfe4jDSp

「けど、報酬。もう少し面白い任務がいい」

「…何だと」

いい加減、ライは限界だった。紅月カレンの事もあって気が立っているのだ。
そこにきて、この目の前のチビは何と言った?
報酬だと?面白い任務だと?ふざけるな!

「貴様!いい加減に、」

怒りを爆発させようとしたライの目の前に、アーニャは両手をかざす。
その手は少し、赤い。

「…何だ」

「寝ている殿下に、さっきまでずっと掴まれてた」

本当は気を失ったライを見舞いに来ただけだった。そうして枕元に近づいて寝顔を記録していたら、気付かないうちに手を握られていた。振り払おうとしたら、もう片方の手まで掴まれた。しかも絶対に離さない。仕方なくそのままにして、今まで椅子に座っていたのだ。
戦場でのフォローは任務だが、これは違うだろう。そのせいでブログの更新ができなかったのだ。だから報酬を寄越せ。

と、要約すると以上のような内容を、いつもの話し方で淡々と語ったアーニャに、苦々しげに顔をゆがめながらも、ライは了承の意を伝えざるを得なかったのだった。

487 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:37:18 ID:EeQRA7wr
支援か?

488 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:43:42 ID:D32rugYK
オサルさんっぽいねまた。
支援

489 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:44:23 ID:QTP6bstG
支援支援〜

490 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:46:14 ID:ltYqzbz/
援護射撃

491 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:48:35 ID:DMpKHbGd
支援

492 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:48:52 ID:nQqmv3e1
お猿さんって何でしょう?
規制にひっかかったってことですか?な支援

493 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:49:12 ID:MoJauaRr
風来の支援


494 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:49:20 ID:GFfu47mc
支援

495 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:50:01 ID:ltYqzbz/
>>492
そうです。規制に引っ掛かるとお猿が出で来るんです。
支援

496 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:51:25 ID:QTP6bstG
>>492
おサルさんとは連投規制にひっかかる事でつ。

板によって違うけれども凡そ00分にならないと解除されないという落とし穴もありまつ
で再び支援っと

497 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/24(火) 21:53:42 ID:XvUuqLZw
規制きついので、キリもいいし、残りは次回に回します。
支援ありがとうございました。

498 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:56:49 ID:nQqmv3e1
>>495
なるほど。教えてくださってありがとうございます。
ここでこっそり感想を。
それにしても職人様達の作品の完成度の高さに驚かされます。
簡潔な文章で雰囲気を伝えることができるって羨ましいです。


499 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 21:59:47 ID:GFfu47mc
>>497
GJ!!
次回も楽しみにしてますっ!!


500 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 22:04:33 ID:MoJauaRr
>>470
キタ━(゚∀゚)━!!!!!
冒頭部分だけで続きが気になる気になるw
SSが完成するまで待っとります

>>497
GJ&乙
ライとカレンがとうとう再開か・・・
嬉しいような悲しいような微妙な心境ですな
あと何気にライアニャフラグが?


501 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 22:08:38 ID:xXJ0de9b
>>千葉はライの嫁氏
相変わらずの良質な千葉成分誠にGJにござりまする。
そしてゼロカワイソスw

>>RC氏
毎回濃厚なSSでGJとしか言いようがありませんw
次回もwktkしてお待ちしておりますw

>>コウ氏
再会ッ再会ッ再k(ry
密かにライとアーニャの会話に萌えてしまったのは内緒でs

502 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 22:13:46 ID:U2Ix93qK
コウ氏のSSが楽しみで仕方が無い。

503 :WZ:2008/06/24(火) 22:24:01 ID:k/fkLaY0
許可をいただけたので、完成次第投下したいと思います。
後、一太郎で5〜6P書く程度なのでおそらくは明日、または明後日には
投下できるかと思います。
初心者故に至らないところも多いと思いますが、どうかよろしくお願いします。

504 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 22:28:42 ID:0RPKOjph
>>503
初心者なのはわかったから、>>1を読もうぜ。
そしてsageるんだ。メールの欄にsageと打てばいいから

505 :YURIKU:2008/06/24(火) 23:11:19 ID:SIY3ZmS6
投下しても…大丈夫かな?
軍人編の流れで、ノネットがもし学園祭に来ていたら?というノリで、
ノネット×ライでほのぼの……?的な感じかと思われます。

506 :ノネットさんと学園祭:2008/06/24(火) 23:11:58 ID:SIY3ZmS6
アッシュフォード学園・文化祭当日。
ユーフェミア様の付き添いとしてやってきたというノネットさんが、
生徒会メンバーが屯する前に騒々しく現われたのが始まりだった。

僕の事が気に入っていると皆の前で豪語するその様に、
他の生徒会メンバー達(特にミレイさん)からは
「んもー!ライもやる事はやってるのね〜!!」
「年上のお姉様とかありえねえし!くっそ〜羨ましいぜっ!」
「ユーフェミア様とは違った感じで、素敵なひと…」
……と、お決まりの具合に面白可笑しく勘違いされ、
「ライがこれからやるべきだった仕事を代わりに引き受けるから二人で回ってらっしゃい!」
とミレイさんに背中を押され、ノネットさんと肩を並べて廊下を歩くという
普段ならありえない状況に置かれていた。

お忍びという事もあり、ノネットさんは見慣れたラウンズ服ではないのだが、
ピシっと決めたスーツ姿は男の僕から見てもとても格好良い。
そのせいか、行く先々視線が集まってどうにも落ち着かなかったけれど、
ノネットさんは全く気になしていないようだ。

生徒が楽しんでいる様子を見て感慨深げにノネットさんが呟く。
「学校と言うのはどこも変わらないものだな」
「……そういうものですか?」
「そういうものだ。ライの学校はそうではなかったのか?」
「え?……っと、はい、そうですね…」
この学園以外の学校に行った記憶が無い僕は答えに困ったが、次の瞬間には
「おっ、ホラーハウスか!面白そうだな、入ってみよう!」
と嬉々とそちらに向かうノネットさんが居て。
「………はい」
もちろん僕に拒否権は無く、腕を掴まれて引き摺られるようにその教室へ入った。

507 :ノネットさんと学園祭:2008/06/24(火) 23:12:42 ID:SIY3ZmS6
――数分後。

ホラーハウスに初めて入ったけれど、
流石にこの楽しみ方は違うのではないかと僕は思い始めていた……。

「ライ見ろ!そこに誰かが潜んでいるぞ!」
威勢よく指せば、闇の中からトボトボと現われるお化け役の学生。
「もっと気配を消さないと簡単にバレてしまうぞ。要精進だ、頑張れ学生!」
更に励ますように声を掛け、フォローというとどめをさすノネットさん。
こんな事をホラーハウスに入ってから何度も繰り返していた。
世間知らずという類ではなく絶対わざとやっていると思うけれど、
ノネットさんらしいなと僕にはその楽しげな様子が微笑ましく感じて
クスリと小さく笑ってしまう。
それがノネットさんに聞こえてしまったのか、彼女は勇んでいた足を止め
僕につかつかと歩み寄ってくる。

失礼しました――と謝る前に、僕の二の腕を掴んできたノネットさん。
「やはりライもか弱い女の方が好きか」
憮然とした口調。
次にはぐいとその胸元へと当てられて、肘にやわらかい…馴れない感触がして…。
「の、ノネットさん?!」
「こうやって、ひっつきあって歩いてみようか?私ばかり楽しんでいてはライに悪いからな。……どうだ?」
どうだと堂々提案されても正直困る。いや、悪くはないとは…思うけれど。
「い、いえ、それはその……ええと」
ノネットさんの突然の態度の変わり様にどう対処したら良いのか判らず、
かわす言葉が思い浮ばない。
これが戦闘だったのなら次々と対処案が思い浮ぶものを……!!

508 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 23:13:27 ID:SIY3ZmS6
答えに窮する僕をさらに追い込むように、ノネットさんは僕の耳元で囁いてくる。
「それは?」
更に言葉をそのまま返されてしまって、僕は余計追い込まれしまう。
「う、あの、…………ノネットさん」
「なんだ?」
苦し紛れにノネットさんの名前を呼ぶと、一瞬だが掴まれた腕の力が緩む。
その隙に、僕は慌ててノネットさんから身を剥したが、
拍子に身体のバランスを崩して後ろに倒れそうになる。
「おっと」
この事態にノネットさんは流れるように動き、咄嗟に僕を正面から抱き留めた。

――そう。
まるで、その様子は王子様とお姫様……立場はまるで逆転しているのだが。

この向き合った……顔と顔が近い状況で一瞬見つめあった後、
このままでは(男として)いけないと我に返ったと同時に慌てて身を離し、
ありがとうございます失礼しましたと口早に告げる一方、ノネットさんは落ち着いた声で僕の名前を呼んだ。
「ライ」
「は、はい?」
「いつか私を受け止められる大きな男になってくれよ」
「イエス・マイ・ロード!……って、え?」
頼もしく言われてつい条件反射で答えてしまったが、
とんでもない事を言われた気がするけど……
「よし!大いに期待しているからな!」
戸惑う僕の背中をバシバシと強く叩きながら、
満足げに笑うノネットさんが印象的だった。

……余談。
「いっ……今の何だってのよ!!あーもーやってらんねー!!!!」
完璧に気配を消しきっていたお陰でノネットに感付かれる事もなく、
かつあの妙な雰囲気で出損なって見事スルーされてしまったカレンの
絶叫たる咆哮がホラーハウスに響いたのは、本人達の知らない所だ。

509 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 23:13:44 ID:VsPppIEo
sien

510 :YURIKU:2008/06/24(火) 23:15:22 ID:SIY3ZmS6
以上です。
R2時間軸にライが登場するというドツボなSSがどうしても思い浮ばず、
攻略本効果もあってノネットさんとライって良いよね!という事で書きました。
投下、失礼しました…。

511 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 23:27:38 ID:EDhHDCfY
>>510
GJ
ノネットさん大人の女性じゃのう…そしてカレンwww

512 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 23:28:07 ID:ACCBwnhr
>>510 何かいいね。こういうの!

513 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 23:33:43 ID:ltYqzbz/
>>510
うん、いい!
ノネットさん凄くいい!大人の女性だけどちょっとした所が可愛いw

514 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/24(火) 23:40:09 ID:lIPJa/Jy
>>510
GJGJGJGJGJ-----!!!!!!
ノネットさんいいなぁ…!ゲームでもちゃんとしたEDがあったらよかった
のに…!ん?でも親衛隊EDは入るか…?
カレン…頑張れwwww

515 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/25(水) 00:45:12 ID:kPaJXol8
皆様、夜遅くになりましたが、
>>171の続きが完成せいたので、投下したいと思います。

今回で、終了の予定でしたが人生そううまくいかないものですね。



516 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/25(水) 00:46:39 ID:kPaJXol8
簡単な話だ。
100mを20秒で走る人と10秒で走る人が競走するのを思い浮かべてもらえばいい。
今の僕と咲世子さんはまさにそれだ。
「でもっ・・・これはっ・・・!」ありえない。自分は決して鈍足ではない。
むしろ、かなり足の速い部類に入るはずだ。な、なのにっ・・・・

すぐ、後ろから声がした
「ライ様〜。ちょっと眠っていてくださ〜い♪」
首筋に痛みが走ったかと思った時には、僕の意識は暗闇の中に消えていった・・・


随分長いこと気を失っていたようだ。ライは意識が戻るとある異変に気づく
(・・・・動けない・・・・)
自分の手足が全く動かない・・・見てみると、どうやら生徒会室のソファーの上に寝かされているようだが、手足にはしっかりと縄が縛られていた。
「よぉ〜、やっとお目覚めかい?」
ふいに声をかけられる。リヴァルだった。
「リヴァル・・・これは・・?」
「ああ、これね。会長の命令。目覚ましたら逃げるだろうからだってさ」
本当は皆でライの意識が戻るのを待つつもりだったらしいが、ライを生徒会室に運びおわったころには昼休みはほとんど終っていたらしく、
さすがに、生徒会全員で午後の授業をサボるわけにもいかないし、手足を拘束してるとはいえライに見張りなしだと不安も残る。


517 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 00:48:31 ID:gHN8PRm+
支援

518 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 00:48:53 ID:Vf97QoN3
断固支援!

519 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/25(水) 00:49:11 ID:kPaJXol8
「だから、この俺が会長直々に命を受け、お前の監視をしてるわけなのだ!」
なるほど。確かにリヴァルなら、ミレイさんの命令に喜んでしたがうだろう。
皆は授業が終ってないためか生徒会室にはまだいない。リヴァルしかいないうちに脱出を試みねば・・・
僕は、早速縄を解こうとしたがかなり固く縛ってあった。スザクがやったとすぐ分かった。
(もしかしたら、咲世子さんかも・・)
「おいおい〜。まさか。ちみ逃げようとか思ってない?」
「悪いけど、そのつもりだ。あんなことの後に僕を捕まえるなんて、大泣きした僕をからかう気かっ!」
僕がそういうと、リヴァルはプッと吹き出した
「お前っ・・・・まだ勘違いしてたのかよっ・・・クク・・・」
リヴァルは笑いをなんとか堪えようと必死のようだ。
勘違い?一体何のことだ・・・?
あの時は確かに、思考がおかしくなりそうになっていたが勘違いなんて・・・


520 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/25(水) 00:50:15 ID:kPaJXol8
キーンコーン、カーンコーン〜〜
「おっ!授業が終ったみたいだな。まぁとりあえず、皆が帰ってきたら一通り話してやるから、それまでは大人しくしてろって」
冗談じゃない!
あんな恥ずかしい姿を見られて、それに今の精神状態でカレンに会うなんてっ!耐えられない。死んでも断るぞ!
あまり、使いたくない手だが、今はそんなこと言ってられない。

「リヴァル、ライが命じる!僕の拘束を解き、全力で僕を見逃せっ!!」
僕は最終手段であるギアスを使った。リヴァルは、命令どおり拘束をとき、僕を見逃した。
僕は急いで、生徒会室を出て、学園の外へと急いだ。

その後、すぐミレイさん達が来て僕がなぜいないのか?という問いに対して、覚えていないといい続けるリヴァルに、「オレンジ2世」とあだ名がついたのはまた別の話。


521 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/25(水) 00:51:56 ID:kPaJXol8
――夕方
租界の公園のベンチに僕は腰をかけていた。
目の前で子供たちが遊んでいる。
黒髪の男の子が王子様役で、赤髪の女の子がお姫様、銀髪の男の子が敵役で遊んでいる様だ。
僕の気分は、ますます悪くなってきた・・・

「おい」
聞き覚えの無い声だ・・・。視線を声のするほうにむけた。
アッシュフォードの制服を着ており、髪は緑でかなり長く、顔は人形のように整っていた。
こういう人を美人というのだろう。しかし、ライには全く見覚えが無い。

ライの反応が鈍いので、もう一度「おい」と声をかけられる。
「僕に話しかけているのか?」
「お前以外に誰がいる?これだから泣き虫坊やは・・」
「!っ」
ライは瞬間的に悟った。この女はタチが悪い。と
「まぁいい。ところで、お前。金をもっているか?」


522 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 00:52:13 ID:Vf97QoN3
支援

523 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 00:53:19 ID:Q1vx5bPC
支援



524 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/25(水) 00:53:22 ID:kPaJXol8
「・・・・そりゃあ持っているがなんでだ?」
すると、女が指を刺しその先には、
『激うまっ!期間限定ピザ!枚数に限りがあるのでお早めに』という宣伝の店がありピザが売られていた。
「あれが食べたいからだ。分かったなら早く金を出せ。」
こいつは、新手の借金取りか何かか?
「なんで、君にお金をださなきゃならないんだ?知り合いでもないのに。貸すなら考えてもいいが・・」
「ほぉ・・。お前は女にピザ1枚買わせることも出来ない小さな男か。まだうちの童貞坊やの方がマシだな。」
これ以上の会話は無意味のようだ。

数分後、僕は激うまピザを結局買わされた。これで僕はカップラーメン1つも買えない。今夜は飯抜きだ。
肝心なピザはというと、
「これが、激うまだと?あそこの店主は舌がおかしいのか?普通のピザじゃないか。」
「人に買わせといて、感想はそれか・・」
この頃の僕は本当に運がないらしい。この女と会ってつくづくそう思った。
「お前は本当に小さな男だな。だから、女にふられるんだ。」
「なっ・・!?」
さっきの「泣き虫坊や」といい、こいつは僕のことをストーキングしているのか?



525 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 00:54:06 ID:0SCHa8wD
支援

526 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/25(水) 00:54:39 ID:kPaJXol8
「お前は・・一体・・」
「ま、ふられたと言うのはおかしいか。お前の一方的な勘違いだからな」
また勘違い。僕は一体なにを勘違いしたというのだ
「まだ、分からないのか?あれは『ドッキリ』だよ」
「どっきり?」
聞きなれない単語に首をかしげる。すると女は少し笑ったようだった。
「お前はもう少し国語を勉強しておけ。まぁいい。ピザのこともある。お前には一度だけ手助けをしてやるよ。いつかな」
そういうと、女はピザを食べ終わったようなので帰ろうとした。
「ちょっと、待て!」
僕は、まだ聞きたいことがあるので、女の手首を掴もうとした。しかし、一日中走り回っていたせいか予想以上に疲れていた
僕は足がもつれてしまい、女を押し倒してしまった・・・

「ライっ!!!」
ちょうどその時、僕を探していたカレンが僕を見つけた。
「なんで、こんなタイミングなんだよぉおおおお!!」


527 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 00:56:12 ID:0SCHa8wD
支援

528 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/25(水) 00:59:00 ID:kPaJXol8
以上です。
C.Cをまぜてみましたが、あんまりうまく活用できなかったですorz

それにライ×カレンなのに、一緒に登場する機会がまだあまりないので
次回はホントにライカレを書けるようにしたいです。

支援ありがとうございました!!

529 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 01:12:36 ID:Vf97QoN3
>>528
GJ!!
次はいよいよライカレなんですね?
楽しみしてますっ!!

530 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 01:14:44 ID:tq2GWUlN
GJ!
なにカツアゲしてるんだ魔女はwww

531 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 01:22:26 ID:CC9NVBi/
てっか、以前管理人さん4日に一度って言ってなかったか?半日ペースで更新してるぞ

532 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 01:30:18 ID:EgTPLgio
早く更新して下さる分には問題なかろう。何か納得いかない点でもあるのかい?

533 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 01:40:24 ID:CC9NVBi/
いや、筆舌に尽くせぬくらい感謝しているが、普段の生活は大丈夫なのだろうかと
心配になったんだ。

534 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 04:29:55 ID:gHN8PRm+
すいませんまたチキンな俺です
この前の時をかけるルルーシュを見たら
何となく書きたくなったので書いて見ました
内容は幻の美形を捕まえろって感じなんですけど、全然まだ途中なんですがとりあえず投稿します

注意点は
たぶんラブコメ
とりあえず全員出しとけ
です
次から投稿します

535 :346:2008/06/25(水) 04:31:08 ID:gHN8PRm+
爽やかな朝、澄みわたる空気
部屋の中に、充満するこの雰囲気、それだけで目覚めのいい朝が約束されたようなものだ。
しかし、その空間を壊す声が響く
「おっはよ〜、ラ・イ・ってことで早速お願いがあるんだけど、ってまだ寝てるの?
せっかくミレイさんが来てあげたのに、ほら〜、起っきろ〜」
揺さぶられる身体。単純なリズムで揺られると余計に深い眠りに墜ちていく。
「むぅ。おっきっろ〜・ラ・イ・仕方ないなぁ。」
おもむろに、動きだすミレイさん。
その手には、ライの下から抜いた枕が両手に握られている。
ばふっ
そこはかとなくだけど、気持ち少し軽めに枕をライの頭に押しつける。暫くそのまま押しつけると、苦しいのだろうジタバタしはじめるライ
そろそろ良いだろうと思い枕を上げる
まったくこんな事をしないと起きないなんて、だらしないわねなんて思いながら、ライに向け挨拶する
「おはよ、ライ。で早速なんだけど頼みたい事あるんだけど」


突然の息苦しさ、ほぼ無防備からの攻撃
(こ、これは死ぬ!)
ライは焦っていた。確かに彼には“ギアス”と呼ばれる。絶対服従の力がある
しかしそれは、声が出せる状況での話だ。今の状況では声を出すどころか、息すらも出来ない。
必死になって、もがくものの。身体に必要な酸素が足りなすぎる。
意識がとおのき始めた頃、突如視覚がクリアになる。
つまり息を吸える状況になったのだ。
「ぶはっ」
足りなすぎる酸素、まず彼の口から出た言葉は
身体の隅々に必要な酸素を、行き届かせるための生存の為の一言
そして状況確認、彼の視界に入った女性、
彼女は、ライが起きたのを確認すると、口角をあげ笑顔を作り言葉を発する
「おはよ、ライ。で早速なんだけど頼みたい事あるんだけど」


536 :346:2008/06/25(水) 04:33:09 ID:gHN8PRm+
「おはようございますミレイさん、てか僕死ぬかと思いましたよ」
ちょっとだけ恨みのこもった視線を投げ掛ける
「ん〜、ごめんね。でも男の子でしょそのぐらいガァ〜ッツ!でなんとかしなさい」
彼の表情を一瞥しただけで、たいして悪びれた様子も無く返す言葉
しかし、不思議な事に対して嫌な感じはしない、それが彼女の魅力だろうと考えていたところで、思考が戻る
「確か用事があるとかいってませんでしたっけ?ミレイさん」
自分でいっといてなんだが背筋に少しだけ寒気がした
「んっ〜ふっふっ、そうそう用事なのよ、ライ速く着替えて生徒会室に集合ね」それが、悪魔の囁きだとこの時の僕は気付かない振りをして自分自身を納得させた。
「わかりました。それじゃあ着替えます」
軋むベット、彼の綺麗な銀髪が揺れる。
――クロークに向かって歩くその立ち振る舞いは、王者の如く悠然と華やかに、見える
だが、だがしかし!
彼の性格は、王者というより可愛さが目立って仕方ない。
そのせいかカッコイイというより可愛いという印象しか無いそれが禍の元だった…――
「ところで、ミレイさんいつまで、その…いるんですか?」恥ずかしそうに顔を赤らめるライ
「え〜、だって見たって減るもんじゃないしいいじゃない?てかみたいし」舌をちょろっと出しながら、そう返してくるミレイさん
差詰悪ふざけの一環だろうと思いながらもここはちゃんと帰さなければ
「駄目です、出てって下さる」
「はいはい、わかりました」言葉に反応してドアに向かい歩き始める
「んっふっふっ、でも可愛いわねぇライ、着替え見られるのそんな恥ずかしいの?」
ドアを締める直前にひょいっと顔を出し、自分の顔を指差しながら帰っていった。
ライは最初気付かなかったが、クロークを開けた瞬間理解した。
クロークに、備えつけられた鏡


537 :346:2008/06/25(水) 04:35:10 ID:gHN8PRm+
そこに映し出されていたのは顔が赤くなった彼の姿 だった
その事が、余計彼の顔を赤面させたのは言うまでもない。


――――――――――――

ガチャ「失礼します」
部屋のドアを開けると、生徒会役員の面々が朝早くなのに揃っていた
「おはよう、ライ」スザクが、ドアを開けた僕をみながら挨拶を返して来る。
「おはよう、スザク」スザクの顔をみながら挨拶を返すと、隣の椅子を引いてくれる
僕はその椅子に座る事にする
「まったく、こんな朝早くから呼び出しとは、会長の考えてる事は解らんな。おはよう、ライ」欠伸を噛み殺しながら、夜更かしをしたのだろうか?ルルーシュにしては、珍しいことだった。
「おはよう、ルルーシュ眠たいの?」
「ん、まぁな。」なんて返事をしながらも欠伸をまた噛み殺している
そして、見事に机に突っ伏しているリヴァル
――そっとして置くことにした。――
「おはよー、ライ眠くない?」長い栗色の髪、目鼻ぱっちりした少女まだ髪が濡れている、たぶん部活の朝練だったのだろう。
「シャーリー朝練だったの?」彼女の髪をみながら話かける。
「そうなんだよね〜、まったくいきなし来て生徒会室に集合なんて、ルルなんか聞いてる?」
「知らないな、まぁどうせいつもの悪巧みだろう」慣れた様子で返事を返すルルーシュ、彼等にとってこれはいつもの事なのだろう。
「いやぁでも今度は、何をするんだろうねルルーシュ
まぁ想像はなんとなくつくけど」そう言いながら、ライに視線を移すスザク
自然と皆ライに視線が移行する。
「まぁ、そうだ『な』『ねー』」なんて二人で、息ピッタリに返してくる。
「そろそろ、ライさんの番じゃないかなって思ってたんですよ」突如後ろから『ぬっ』て感じに出てくる手
その手には、紅茶の入ったカップが握られていた。


538 :346:2008/06/25(水) 04:36:58 ID:gHN8PRm+
「どうぞ、熱めに入れました」眼鏡をかけた少女が差し出してくれた紅茶それを一口飲んだ後に礼をする。
「ありがとうニーナ、お陰で目が覚めたよ」彼女の目をみながら礼を言う
「い、いえその普通の事ですから」何が恥ずかしかったのか、視線を下にずらしながら返答するニーナ
他の人にも紅茶を配り彼女は席に着く
バン、景気良く開かれるドア後ろから後光がさされるようにそこに立っていたのはミレイ会長だった。
「遅いですよ会長、呼び出した本人が一番遅くてどうするんですか?」軽く咎める様にルルーシュがミレイさんに先制口撃を仕掛ける
が、「ちょっとねぇコレ取りに行ってたら、遅くなったのごめんね」そういいながら片手をあげる。そこにあるのは何かが入っているカゴ。なにか不吉な予感がしてきた
「ん〜みんな揃っているわねぇ、ってそこの馬鹿誰か叩き起こしてやんなさい」カゴを机の上に起き皆の見える位置に移動しながらリヴァルを指差す
――仕方ないのでミレイさんから受け取ったハリセンで勢いよく叩くスザク――
ガチャ「おはようございます」控え目に開けられた扉そこに居たのは病弱そうな赤い髪の少女
「あ、良かったわねぇカレン今日来てなかったら後悔してたわよぉ」カレンの方に目線を移して話すミレイさん
いぶかしむカレンだが澄ました顔で席に着く
「それじゃ説明するわねぇ」カレンが座ると意気揚々と説明を始めるミレイさん
「はいっ、ホワイトボードに注目じゃいくわねぇ」いうがはやし、皆の視線を集めたホワイトボード
それを勢い良くホワイトボードをクルリと回すミレイさん
「じゃっじゃあ〜ん、どうよこれ?」ミレイさんは皆の方に向いているから気づいて無いが

その字が逆さまである

皆の反応がおかしいのか不満を声に出す
「え〜何よ、面白いじゃないこの企画」ぷりぷりと文句を垂れ流すミレイさん
「その、ミレイちゃん字が逆さま…」恐る恐る指摘するニーナ
うわっちゃあ、やっちゃったぁ。なんてミレイさんは言ってるが、僕は、いや僕らはそれどころじゃなかった。字が反対でもだいたいの内容は理解できた。

539 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 04:46:40 ID:VwHNdHae
支援


540 :346:2008/06/25(水) 04:47:49 ID:gHN8PRm+
戦線狂況、顔面蒼白、脱兎の如く逃げ出したい内容が、書かれていたのである。
「んっふっふっ、完璧。はいはい、もう一度皆ホワイトボードに注目」男子達の身体は重く――いやスザクは何故か軽やかだが――ホワイトボードには絶望的な内容が書かれていた。


〜ドッキドキ幻の美形を捕まえろ大作戦〜


「会長それはなんですか?」諦めとも取れる嘆息をしながら聞くルルーシュ
「良く聞いて下さいました。ルルーシュ君」上機嫌なミレイさん
「じゃ次にこれに注目」カゴから何かを取り出して、皆の前に見えるように突き出す。
「ゼッケンですか?それは」スザクは何故かノリノリで尋ねている
――むしろ嬉しそうだ何より顔が笑顔である――
「良く出来ました、スザク君。そうですゼッケンでぇす」皆の前にゼッケンを広げる。そこにはデカデカと不吉な文字が書かれている
「『幻?』」皆の声が重なる。ピッタリであるシンクロとはこういう事をいうのか、微妙に思考が明後日の方向に逝きかけているライを次の一言が、現実に戻す
「ライ、貴方学校でなんて噂されているか知ってる?」意地悪に僕に質問するミレイさん。
知ってるも何もホワイトボードにデカデカと書かれてあると思うがとりあえず答える事にするライ。
「……幻の美形…ですか?」
「正解、よく出来ました。」そういいながら男子にゼッケンを配り始めるミレイさん
「はいっ、会長なんか裏にはってあるのなんですか?」勢い良く手を挙げながら質問するリヴァル
確かに良くみると裏に何かが貼ってある。
――ひっぺはがそうとするも、剥がせない何かが裏についていた――
「良いとこに気がつきましたリヴァル君、たまには良いこというわねぇ」
「そうっすか、ありがとうございます」なんていってるがリヴァル良く聴くんだ。微妙に誉められてないぞそれは

541 :346:2008/06/25(水) 04:49:52 ID:gHN8PRm+
「実はこれ前からだきつかないと、取れない仕様になってるのよねぇ」
ジェスチャーで抱きつく仕草をしながら説明するミレイさん
ガタッ「「それは本当ですか会長」」珍しくカレンとシャーリーの声が重なる。
何がそんなに嬉しいのか二人とも声がうわずっていた。
そして二人はシャーリーの視線はうなだれるルルーシュに、カレンは僕と目線が合うと同時に、物凄い勢いで明後日の方向に身体を向ける。
「会長この企画はいつから始めるんですか?」横を向くと、キラキラした犬のような目を輝かせる、スザクが会長に質問を投げ掛けている。「今日の一時間目を丸々使ってやるわよ」胸を張りながらそう宣言するミレイさん
うなだれていたルルーシュがささやかな反論しようとする「唐突過ぎるんじゃないですか会長これは?せめて……」
「いきなしやるから面白いんじゃない」笑顔のミレイさんのこの一言で全ての反論はカットされた。
ホワイトボードを裏返し概念を書き込み始めるミレイさん
「時間は、チャイムがなるまでの一時間、前から抱きついたらスイッチが入るから」こちらに背を向け書き込みながら説明するミレイさん
とりあえず手を挙げ質問するライ「スイッチってなんですか?」
「幻の裏にスイッチボタンがついてるんです…」説明はミレイさんからでは無く、何故かニーナがしている
「実は、これ私が造ったんですよ」機嫌がいいのだろう、すこぶる大きな声が出ているニーナ
どうやら概念の書き込みが終わったらしい
ミレイさんはクルッとこちらの方へ向きを変える
「そう、だからギュゥゥッって抱きつかないとスイッチ入んないから、なんならキスしてもいいわよ」なんて茶目っ化ばっちりな事をいうミレイさん
そのせいか持っていた紅茶をこぼすシャーリー
――しかもそのまま固まっている――


542 :346:2008/06/25(水) 04:52:01 ID:gHN8PRm+
そしてまたライは、カレンと視線がぶつかる。
――今度は何故か視線をそらそうとしないカレン、恥ずかしくてライは自分からそらす――
パンパン、手を叩く音が聴こえる「はいはいまたホワイトボードに注目ね、ルールはさっきいったのの他に、敷地内にいる女性に限定、そしてターゲットは四人つまり生徒会役員ね」一人一人指差しながら最後にライに指を差す
「で、後ろにあるものだけど○×が書いてある紙が入っているから」ニッコリと笑顔をこちらに向け、悪魔の一言
「商品はなんと、幻の美形を一日なんでもしほうだい」上着ポケットから券を出すそこには豪華なプリントで、一日自由券なるものが出てきた。
――気が楽になったのだろうルルーシュは立ち直っていた――
「それじゃあ男子諸君頑張って逃げたまえ。せぇのガァ〜ッツ」拳を高々と挙げ号令をかけるミレイさん
それを合図と受け取り皆それぞれ複雑な想いを胸に抱えながら、部屋を出ていく
最後に残ったのはライとミレイさんだけだ。
「なんでこんな企画考えたんですか?」率直な疑問だった。ホワイトボードを消しているミレイさんにぶつけてみる。


543 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 04:54:50 ID:vu97h34G
支援

544 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 04:55:21 ID:vu97h34G
支援

545 :346:2008/06/25(水) 05:32:34 ID:gHN8PRm+
「だって、面白いじゃない」そういいながらもホワイトボードを消す手は動かし続ける
「それに…」ホワイトボードを消し終わりこちらを向くミレイさん
「それに?なんですか」ミレイさんの顔を、見ながら続きを聞きだそうとする。
「それに貴方に、思い出いっ〜〜〜ぱい作って欲しいから」表情はいつもの笑顔というより、どこか寂しそうな笑顔だった


時間が進み、今ライは校舎の端にいる
それぞれ散らばった方が逃げられるだろう
というルルーシュの案のためだ。
校内放送でミレイさんが今回の企画を説明している。
(まったく思い出づくりか…)
そう心中で毒付きながらも
どこか嬉しい自分がいる。そう認知するライ
騒がしくなる校舎、どうやら女生徒全員が乗り気らしい。
(まったくあの人はとんでもない企画を考えるもんだな)
始業のチャイムまで残り30秒
ライは逃走ルートを考える事に埋没する
(やるからには全力)
キンコ〜ン、カンコーン、キンコン、カンコーン、
チャイムがなる
今からライは、ターゲットとして逃げなくてはならない
走り出すライ、教室から出てくる女生徒達の足音
女生徒達の声
走りながらも、笑えている自分がおかしいと思うライ


―残り時間60分―

546 :346:2008/06/25(水) 05:34:58 ID:gHN8PRm+
以上で投稿を終了したいと思います
途中で支援いれてくれた方ありがとうございます。
途中でオサルさん喰らいました。
後投稿して気付いたことなんですが
規制喰らうの字数制限なんでしょうかね?

547 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 09:13:40 ID:ceaQtS/t
>>546
乙。LC版ラブアタックですな。
続きを楽しみにしてます。
このスレはカレン成分を存分に吸収できていいなあ。

548 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 10:33:07 ID:lnqVDZJp
>>546
乙!
だけど少し気になった点が…
地の文で一人称と三人称が混ざってるように感じました

549 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 11:20:51 ID:AYBbE+fH
>>546
GJ!
逃げて!ライ逃げてー!w

あ、でももう少し句読点に気をつけてみるともっと読みやすくなると思うよ

550 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 14:43:33 ID:UaDcJ92E
さっきは書くところ間違えたよ・・・・でよくある、タイムスリップものでLC版騎士団(多少いじりあり)を戦国時代へ飛ばす小説(結構本格派の歴史本読みながらゆっくりと)を書こうと思うのですが
騎士団はどの陣営がいいと思いますか?

自分的には、二人の魔王として信長陣営を考えてますけど・・・・もしくは敵対
ちなみに始めは騎士団だけ、だけどv,v,により色々飛ばされて来たり他の陣営に支援が入ります



551 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 14:50:50 ID:ceaQtS/t
そうなると最早このスレ向きのSSでない気がする。
オリキャラ活躍モノとさほど変わらんイメージが。
俺個人の意見なので他の住人がいいんだったらごめんよ

552 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 15:07:11 ID:ukyaNLWg
俺の個人的な意見としては、すまないがNGだ。
ギアスの世界観ならわかるが、戦国時代とかになると流石にな

553 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 15:09:37 ID:1bxwosMZ
>>550
信長に天下を取らせて、逆に日本がブリタニアに攻めはるとかなら、見たいな。

554 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 15:11:28 ID:HqT6Zxqd
すまないが俺もちょっとNGだな〜。
そこまでいくと最早って感じがあって…

555 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 15:14:50 ID:pp3QVJv5
俺は面白ければいいと思うけど。

556 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 15:19:54 ID:iIJSAOiy
ぼくもNGだな。書きたかったら別のところでかいてください。

557 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 15:22:46 ID:ceaQtS/t
>>556
一言多い。

558 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 15:22:56 ID:eFSCZbBt
ギアスSSと言うよりもはやクロスSSのような気が


559 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 15:27:14 ID:KFCKeRVO
かなり長くなりそうだし、オリキャラも出てきそうな感じ。
話の骨子は興味深いけど、ギアスやロスカラの世界感とは別物っぽくって、
このスレに投下する内容じゃないと感じます。
可能なら、書き上げて個人サイトにアップし、サーチ登録されたらいかがでしょうか?
このスレの住人にはロスカラSSを求め、アッー!にも負けず、
ネットの大海を回遊するツワモノも存在していますよ。

560 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 15:37:40 ID:ukyaNLWg
>>559
の言っていることがベストなんじゃないかなぁ。
出来は置いておいて、そういうのがここに投下されることで、
万一ここの空気が悪化したら嫌だし、現に今ちょっと微妙な感じだし。


561 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 15:42:07 ID:AYBbE+fH
俺もそこまで行くとさすがにアウアウだと思うわ
他にスレ立てるか自分のサイト作るかだわな

>>559
ロスカラSS探すと

562 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 15:44:13 ID:AYBbE+fH
途中で投稿しちまったすまん

ロスカラSS探すといつの間にかアッー!に耐性つくね!ふしぎ!

563 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 15:47:04 ID:G8gzRIzV
世界観別物って
ギアスのキャラ鰤、騎士団入り乱れて
共同生活をおくる「ギアス寮物語」(仮)とかだったらノリノリに・・・

564 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 17:18:43 ID:NwwEKYEX
正直アッーなジャンルは結構漁ってるからもう慣れちまったな。
しかし腐系の人はけっこうパラレル好きだよね。漁り始めた当初は何じゃコリャと思ったよ。

565 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 17:47:29 ID:zFZfYtl9
>>564
アッーな展開の話自体がすでにパラレルもいいとこなわけで。
だから本筋無視して設定変更することに対する抵抗があまり無いんじゃないか?

566 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 18:10:25 ID:KFCKeRVO
設定変更やキャラ改変について細かいこと言い出すとこのスレ的にも微妙だから、
この辺りまでにしとかないか?

職人さんにはスレの空気を読みつつも、なるべく自由に書いていただきたいなあと思う

567 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 18:14:39 ID:wrwuXyqw
もうそろそろ腐談義はいいんじゃないか?

568 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 18:17:49 ID:ceaQtS/t
んじゃ職人さん達の投下を期待しつつ雑談ストップで。

569 :WZ:2008/06/25(水) 19:31:25 ID:0PWsyAPr
WZです。>>462のSSのプロローグ的な物を投下したいと思います。
本編の方は見直しが終わり次第、投下したいと思います。
それでは。




 特区日本式典での血の惨劇。僕は、それを止めることは出来なかった。ゼロがユフ
ィにかけたギアスに僕のギアスに僕のギアスは勝てず、虐殺を許してしまった。
 その後、ユフィに撃たれた僕は、アヴァロンの中で治療を受けた後、
クラブに乗ってすぐさま東京租界に向かった。学園のみんなとナナリーと、最近会うことが
少なくなってしまったけどルルーシュ、そして大切な友であるスザクを助けるために。
 けど、僕に出来ることは何もなかった。僕が到着したときには、既に決戦は終わ
っていた。スザクがゼロを討ち取り、ブリタニア軍の勝利という形で。
 ブラック・リベリオンの後、僕はナイト・オブ・ラウンズの一員となったスザク
やその下の研究チーム特派から『キャメロット』となったロイドさん達と一緒にブ
リタニア本国に移動となった。アッシュフォードのみんなは気になったけど、それ
より僕にはやらなければならないことがあった。
 今、僕のギアスは2度目の暴走から沈静化している。今はまだ大丈夫だが、また
いつ暴走するかはわからない。次に暴走すれば、確実に僕の命はなくなるだろう。
 だから、それまでにやらなければ。
 ナナリーと共に行方不明になったルルーシュを見つけ出す。
 そして、ナイト・オブ・ラウンズになる。
僕に宿っている呪われた力であるギアスではなく、正しい力で世界を変えるために。今度こそ、みんなを護るために。
 友であるスザクと、僕の剣である蒼きナイトメアと共に。
 そしてブラック・リベリオンから、半年の時が流れた。

570 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 19:45:44 ID:gb2QVHuN
支援

571 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 19:54:17 ID:AYBbE+fH
…終わっ…た?

572 :保管庫の人:2008/06/25(水) 20:16:23 ID:YHMyxWhX
>>533
私が出来るだけ早めの更新速度を保ってる理由として

・職人様のモチベーションを上げる原因の一つになると考えている
・更新速度そのものをネタとして提供できる(スレの活性化の一助になる)
・このスレを3日も4日も放置してる方が恐ろしい

じゃあ生活の負担になっていないのかと言えば……
実は全然なっていないんですよね、これが。確かに最初の頃は勝手が解らず大変でしたが、ツールを組むなど
環境を整えた現在では、更新作業の殆どを電車の中で済ませられているんです。この文も電車の中ですw
自宅で行うと言えばサーバーへの転送ぐらいですね。(近々これすらも外出先で行えるようにする予定)

というわけで私はSSをお待ちしております。容量も速度もどうとでもなります。いや、してみせます。
   “作品が来ない”
纏めサイトにとってこれ以上の脅威がありますでしょうか。


トップにマスターデータへのリンクを張りました。ご活用下さい。

573 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 20:29:08 ID:rIq+FM6h
>>572
>・このスレを3日も4日も放置してる方が恐ろしい

何だろうこれは否定できない…
けどこれからもがんばってくださいね

574 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 20:31:29 ID:KFCKeRVO
>>569
今回分はこれで終わり、でいいんだよね?

>>572
保管庫の人カコイイ!
三つ目の理由は笑えますwいや、笑っちゃイカンのですが

575 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 21:40:12 ID:gHN8PRm+
>>547
すいませんGJ有難うございます

>>548>>549
未熟者にご指摘有難うございます
正直どこが、悪いか解らなかったりするので有り難いです。

>>572
保管人さんいつも楽しみに更新楽しみにしてます
まさか自分のが保管されるとは、思って無かったので感無量だったりします。



また夜中にこっそりと、そして、ひっそりと投稿しようと思ってます

576 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 21:51:01 ID:j3rOQgoF
>>572
3つ目の理由が笑えるようで笑えない…

>>575
読みました。GJでした!

このスレ近頃静かだけどこれって嵐の前の静けさ?

577 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 21:59:06 ID:9Qb8xM3F
書こうかなと思ったけど書き込むの恥ずかしいからやめた

578 :保管庫の人:2008/06/25(水) 22:08:51 ID:YHMyxWhX
>>576 私の予想が正しければそろそろ次の波が…
http://www1.ocn.ne.jp/~herma/log.JPG

579 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 22:16:02 ID:j3rOQgoF
>>578
ほほーなるほど…そろそろ次のビックウェーブが
って!何このデータ?!管理人さんこんなんも作ったの?!

580 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 22:18:43 ID:5Z7QORIO
>>578
何時の間にこんなデータ作ってたんだw

581 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 22:18:50 ID:NYiaGK8o
月末は忙しい人が多いから恐らく少ないのではないかな?学生でもそろそろ
期末テストの時期だろうし。

582 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 22:22:21 ID:rIq+FM6h
>>578
何作ってるんですかwwwwwwwwwwwwww
>>581
まぁ月末はテストの時期というのもあるし…
それはありうるかもしれませんね

…もうどうにでもなーれと思ってる人も居るでしょうが

583 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 22:23:22 ID:H2IYXXgV
遅いレスだけど、どうしても感想を書きたい。

>>528
当然のようにカツアゲする魔女にプリン吹いたw
返せ!俺の給料日限定スペシャルプリン!
回が進むごとに目が離せなくなっています。続き、楽しみにしてます。

>>保管庫の人
いつも乙です。
そんなデータまで取ってるんですね。すげぇ。

584 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 22:31:44 ID:AYBbE+fH
グwwwラwwwフwww
何作ってんのwww

585 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 22:49:20 ID:ukyaNLWg
グラフを見て不覚にも吹いたww
保管庫の人卿の期待にこたえるために、波に合わせて書くとしようか
……テスト? アハハ、俺にはもう夏休みしかみえてないヨ

586 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/06/25(水) 23:01:41 ID:rIq+FM6h
グラフは面白いですが今のうちに投下
…というか、早い目にやっておかないと…ほら、テストが…

注意
・キャラ崩壊が酷いです
・全国のシュナイゼルファンの方々すみません
・機体の名前捏造注意
・続き物の予定
・やっぱりカオス

さて、それを踏まえた上でどうぞ

587 :プロローグ:2008/06/25(水) 23:02:33 ID:rIq+FM6h
僕達は今、謁見の間に入る
無論目的は皇帝への報告のためだ

今、僕は3人のラウンズ…ジノ、アーニャ、ノネットさんと共に皇帝に報告をしている

…淡々と述べられるアーニャの報告、それを全て皇帝は聞き終え――

「EUでの戦闘、よくやった
 …おぬしらには、次の…中華連邦との戦いの為エリア11に向かってもらおう
 指揮官はシュナイゼルだ。
 出発は来週とする。早急に準備を進めよ」
「イエス、ユア、マジェスティ」
「…では、下がってよい
 …ライ、貴様は残れ」
「…イエス、ユア、マジェスティ」

エリア11での行政特区日本が設立されてから約1年
僕は本国でノネットさんに戦闘術等を教えてもらって
今ではナイトオブラウンズに匹敵すると言われている騎士…らしい
まぁ、実力は自分のことだからどうも本当にラウンズと同じ力を持っているのかわからないんだけどね

「…さて、ライよ、貴方に…ナイトオブセブンの称号を授けよう」
「…シャルルよ、私はイレブンが良いと言ったが…」
「…では、ナイトオブイレブンの称号を授けよう」

…どうして皇帝、いやシャルルと敬語無しでで話しているかって?
…色々あって、僕が過去のブリタニアの領主であることがバレたんだよ

588 :プロローグ:2008/06/25(水) 23:04:00 ID:rIq+FM6h
「キャスタールの力はどうだ?」
「…ギアス能力は実際は見ていないが、まぁ、指揮に関してはそこそこの実力と言った所か」
「…あなたがそこそこというのは、相当な実力なのですな」
「…まぁ、問題はナンバーズ差別、といったところか
 自らの身を滅ぼすならその点だな」
「…では、シュナイゼルは?」
「…正直、味方でよかったとしか言いようがないな」
「ほぅ…」

こうして皇族に関する報告(というより、質疑応答)を終え、
早くここから出ようとしたが―――

「ライ、待って」
「V.V.?…何だ、まだ用事があるのか?」
「…いや、これだけは伝えておこうと思ってね」
「…何だ、来週出発しないといけないんだろ?…早く色々と用意がしたいんだ」
「…エリア11には、ギアスユーザーが居るって事」
「…何だその事か。…安心しろ、私にギアスは無意味…シャルルもよく知っているはずだ」

記憶が戻ったとき、シャルル…皇帝に、記憶を消されそうになった
…まぁ、その為に自分にギアスを掛けたんだけどね

「…知っておるのか、エリア11にギアスユーザーが居ることを」
「…何となくだ。だが今ので確信できた」
「…じゃあ、シャルルの障害になるならそのギアスユーザーを消してほしい
 障害にならないなら君に任せるよ」
「…わかっている」

589 :プロローグ:2008/06/25(水) 23:05:05 ID:rIq+FM6h
その日の夕方、僕はアヴァロンに呼び出された
そこに待っていたのは、みんなだった

「ライ、ラウンズ就任おめでとう!」
「ノネットさん…?…というか、何でそれを知ってるんですか?」
「ふっふっふ…それはな、」
「…シュナイゼル殿下が…推薦した…」
「で、何番を頂いたんだ!?」
「そうだ!…何番なんだ?8番か?」
「確か今…7番が空席」
「おいおい、2番だろ!?」
「…なんで盛り上がるんだい?…後、僕は11番を頂いたんだけど?」
「…残念」
「…残念も何も、会議とかの席順とかくらいしか関係ないだろ?
 というかその会議も完全にただのお喋りにしかなってないのに…」

…正直、あの会議をノネットさんに連れられて初めて見たときは自分の目を疑ったよ
何でテーブルの中央にお菓子が置いてあって会議をしないのか
…いや、きのこの山とたけのこの里どっちが美味しいか議論した事だけしか見たことないな
今考えても不思議だ

…まぁ、僕もこれからは従者扱いじゃなくてその会議に参加するんだけどね

590 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 23:07:01 ID:EgTPLgio
支援 たけのこの里てwww

591 :プロローグ:2008/06/25(水) 23:07:11 ID:rIq+FM6h
「んー?…特に話す用件が無いからだろ」
「…平和」
「で、それでだけど、今日お前を呼んだのはシュナイゼル殿下達がここでパーティーをするとさ!」
「…殿下が?」

推薦といい、パーティーといい…部下に優しいのか、それとも…恩を売るためだろうか?
…シュナイゼル・エル・ブリタニア…脅威となる存在になりうるかもしれないな…

「…何でも、色々と見てもらいたい服があるとさ」
「…女物で、ドレスとかとか…ウサ耳とかが…あった」

…何させるつもりだあの第二皇子は

「ライ君、来てくれたみたいだね」
「…シュナイゼル殿下、推薦の件も、またこのパーティーの件もありがとうござ…」
「そんなことはいいんだよ。それよりこの服とこの服、ユフィやコーネリアに合うのはどっちだと思う?」
「…いや、これは…どっちも…」

あんたこのことのために今日パーティーをセッティングしたのか?
だとしたら駄目だこの第二皇子、早く何とかしないと……

592 :プロローグ:2008/06/25(水) 23:08:17 ID:rIq+FM6h
「はぁ〜い、シュナイゼル殿下もそこまでにしてくださいねぇ〜」
「そうですよ!…せっかくの料理が冷めてしまいます!」

…セシルさん?非常に不吉な予感がしてたまらないのですが?

「…私たちみんなで作った」
「折角だ!たくさん食べてくれよ!」

良かった…何かいろんな意味で

「とりあえず、食べる前に言っておくねぇ〜…君の新しい機体が完成したよ」
「…新しい機体?クラブじゃなくて?」
「ほら、この機体ってさぁ、正直二番煎じじゃない?」
「マジか!?この機体ってオリジナルじゃないのか!?」
「オリジナルは確か柩木のランスロットだな
 だがこれも青い角がついて通常の三倍の能力を持ってるんじゃ…」
「エニアグラム卿、そんな機能はついてません」
「…とにかく、折角ナイトオブラウンズに昇格したんだし専用の機体を持ってもらおうと思ってねぇ〜」
「ありがとうございます。…でも、それくらい今言わなくても…」
「…いや、…セシル君の料理が…」

あ、なるほど、そういうことですね

「とにかく、その新しい機体を見てもらうだけ見てもらうからね〜
 詳しい装備とかはまた後日説明するからぁ〜」

593 :プロローグ:2008/06/25(水) 23:09:51 ID:rIq+FM6h
「これは…」
「君の新しい機体、ロチェスターだよ〜」

そこにあったのは、青く、そして白く輝く機体
クラブの代名詞にも近かった青い角もしっかりついている

「君のクラブの時の二つ名、『蒼銀の死神』
 だからクラブのカラーリングを出来る限り再現してみたよぉ〜」
「おお!…俺の機体の色とは全く被らないな…」
「…綺麗…記録」
「とりあえず、実戦闘に出すまで出来ればブログには乗せないでくださいね」
「…わかった…」
「と、いうわけだ…ライ、食事が終わったら早速これを操ってみろ!
 無論模擬戦だ!当然私が相手だ!」
「ノネット、お前フライングするなよ!…次は俺だぜ!ライ」
「…私も、やりたい」
「…うん。いいよ」

早く操ってみたい。そして、この人たちに勝ってみたい!
…純粋に、楽しんで戦いたい…という気持ちが止まらない!

…ちなみに、模擬戦をしたのは翌日だったりする
…理由?虹色に輝くパンをひとかじりしたからだよ……

594 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 23:10:09 ID:EgTPLgio
支援

595 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 23:11:43 ID:cL6qs6Nn
支援。レインボーブレッド・・・セシルさんあんたって人は(汗

596 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/06/25(水) 23:12:18 ID:rIq+FM6h
Q:キャスタールって誰?
A:DS版(黒歴史)のオリキャラらしい

Q:ロチェスターって何?
A:ウィキペディアのランスロットの項を見てみたらわかるかもしれない

ということで投下終了
…次回はもしかしたらバトル
それ以降はみんなが待ってたかもしれない
夢のブリタニアと騎士団との共同生活を予定してます

597 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 23:25:08 ID:VCtcKYGH
>>596
GJ!会議とかシュナイゼルwww
(DSはDSでオリジナルKMFとか面白かったけど売り上げ的には黒歴史なのかな?)

くそぅ保管庫の人も頑張ってるんだから読む側も職人のモチベ意地のためにも
感想書きまくりたいところだが、時間がなくて個別に細かく書けないのが悔しい
ほんといつもいつも職人方にも保管庫の人にも頭が下がります

598 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 23:35:46 ID:j4dQxzBy
あれ、DSって黒歴史だったのか?
そこそこおもしろかったと思うんだが

599 :WZ:2008/06/25(水) 23:38:06 ID:0PWsyAPr
WZです。かなり遅れましたが、>>569の続きの第一話を投下します。
自分の能力不足というか至らなさのために、かなりアレな部分もあると思いますが、
目を通していただけたら、とても幸いです。
 では。


コードギアスLost Colors R2 白の騎士と蒼き堕天使

 第一話『破壊の堕天使』


 戦場を蒼き翼を持つ銀の騎士が駆け抜ける。蒼き翼――背中に取り付けられたフロートユニットで凄まじい速度で敵のナイトメア、
EU軍のパンツァーフンメルを両脚に装備されたグリフォンブレイドで胴体から真っ二つに切断し、蹴り飛ばす。
これはランスロットの腕に装備されていたエネルギーシールドのシステムを応用させたもので、その力場を脚部に纏わせることで、
一切の衝撃から機体を守り、切断兵器として用いることも可能としている。
 「いい武装だ。さすがはロイドさんだ」
 別の敵機が自機にその両腕に取り付けられた砲口を向け、発砲するが、脚部のランドスピナーを展開し、
砂埃をあげながら、銀の騎士は大地を疾走する。その疾風のようなスピードで敵部隊を翻弄し、右腰から引き抜いた可変型ライフルを放つ。放たれた弾が自身を狙った敵達を撃ち貫く。
 ――そろそろか――


 

600 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 23:39:08 ID:tj7ahE6L
支援

601 :WZ:2008/06/25(水) 23:40:00 ID:0PWsyAPr
自身の機体と同じ、鮮やかな銀の髪とアイスブルーの瞳を持つパイロット、ライは通信回線をオープンチャンネルに変更する。
 「EU軍の指揮官に告げる。今すぐ武装を解除し、降伏しろ。今ならば、自分もこれ以上の攻撃はしない」
 敵への勧告を続けながら、銀の騎士は超然とした態度で君臨する。
 勧告への解答は、
 バァン、バァン!
 動きを静止させていた銀の騎士に、パンツァーフンメル達は攻撃を再開した。その攻撃を両肩のブレイズ・ルミナスからシールドを形成し、敵達の攻撃はそれに阻まれ、かすり傷一つつけられない。
 降伏はしない、ということか。どうせ無駄だとは思っていたし、仕方ない。

602 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 23:41:01 ID:9q/UgFrN
援護

603 :WZ:2008/06/25(水) 23:41:23 ID:0PWsyAPr
「アヴァロンに報告。EU軍は我々の勧告を拒絶。現時刻より殲滅を開始します」
 胸部の強化型ファクト・スフィアで残りの敵機を確認する。25機。数だけは多いが、この機体と自分の前には障壁にすらならない。
 「行くぞ。アグラヴェイン」
 MVSを背部から引き抜き、柄の部分に連結させ、大きく頭上で振りかぶり、その嵐のごとき刃で近づいた敵機をコックピットブロックごと切り刻む。
 一通り切り刻み、敵機が近づかなくなってきたところで、アグラヴェインは背中の翼を発動させて、上空へと舞い上がる。

604 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 23:42:53 ID:ZfEEY4Ta
支援

605 :WZ:2008/06/25(水) 23:42:56 ID:0PWsyAPr
「すまない。だが」
 アグラヴェインは右腰のライフルを引き抜き、残った敵機に照準を合わせる。
次に腰の後ろ部分に設置されていた巨大な砲塔のようなソケットをライフルの横に取り付け、
脇の部分からエナジーフィラーの伝達ケーブルを引き出し、ライフルに取り付ける。
 この武器の名は、メガ・ハドロンブラスター。
ロイドがアグラヴェインに新たに開発してくれた武装の一つで、モルドレッドのシュタルケハドロン砲ほどの威力はないが、
ガウェインに装備されていたハドロン砲を大きく上回る破壊力を持つ。

606 :WZ:2008/06/25(水) 23:44:46 ID:0PWsyAPr
「消えてもらう」
 ライは低く呟くと、躊躇なくその引き金を引いた。その直後、メガ・ハドロンブラスターの砲口から怒濤のような勢いで赤い閃光が放出される。
その激しい反動で、アグラヴェインの動きが一瞬停止した。閃光はそのまま敵のナイトメアに襲いかかり、その姿を一瞬にして溶解させていく。
射線を動かし、別の敵機達も狙う。その攻撃の前に為す術もなく、EU軍のナイトメアは蹂躙されていった。
 多くの爆炎をバックに、アグラヴェインは死を司る堕天使のように、その中心へ降り立った。
 「・・・・・・任務完了。これよりアヴァロンへと帰還します」
 そのコックピットの中で、ライは抑揚のない声と無表情のまま、呟いた。

607 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/25(水) 23:47:21 ID:L4sZVCEE
支援

608 :WZ:2008/06/25(水) 23:51:42 ID:0PWsyAPr
 以上で第一話投下終了です。
 次回はスザクやラウンズ、ロイドさん達も登場する予定です。
 SSの腕前も一歩一歩精進して行きたいと思います。
 ちなみにアグラヴェインとは円卓の騎士の一人です。
何となく名前の響きが良くてかっこよさそう、強そうという理由で命名してしまいました。
 次回も読んでいただけたらと思います。
 それでは。

609 :WZ:2008/06/25(水) 23:54:11 ID:0PWsyAPr
 申し訳ありません。一番言わなくてはいけないことを言っていませんでした。
支援、援護してくださった方々、ありがとうございした。
 自分などにつきあっていただき、感無量であります。


610 :保管庫の人:2008/06/25(水) 23:56:55 ID:YHMyxWhX
>>WZ卿
569と599〜606は纏めますか?それとも分けて保管しますか?

611 :WZ:2008/06/26(木) 00:01:05 ID:0PWsyAPr
 纏めていただけたら、嬉しいです。お願いできますか?

612 :保管庫の人:2008/06/26(木) 00:05:00 ID:Ua63ZG2R
了解しました。領地も作成致しますので、明日2100までお待ちください。

613 :WZ:2008/06/26(木) 00:07:55 ID:L+5Z1DBG
ありがとうございます。

614 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 00:22:53 ID:IHwqysvu
WZ卿GJ!
夜更かしした甲斐があった。
しかし堕天使…このまますんなり行くとも思えない、先が気になるぜ。

615 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 00:22:54 ID:2tWwxTit
>>613
GJです!なんかもうKMF大好きだから脳みそトリップしかけましたw
あとWZ卿、任意ですが連載をしていただけるならばそろそろ>>1に説明があるように
固定ハンドル等で成りすまし防止策を考えていただけるとありがたいです

616 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 00:32:40 ID:VL+y667E
GJですー。
ライの台詞を見ていたら脳内に某久保さんが現れたのもこの私だ。
やっぱりKMF出すとしたらブリタニア側ですね。
名前も機体もとてもよく映えます。

617 : ◆OjTXyqcwjo :2008/06/26(木) 00:36:02 ID:L+5Z1DBG
614卿、 615卿。ありがとうございます。楽しんでいただけたようで幸いです。
現在2回目を書いているところですが、投下できるのはもう少し咲になるかと思われます。
読んだときに幸せな気持ちになれるように、楽しんでもらえるように全力で書こうと思っています。
ので、今しばらくお待ちください。

615卿、注意ありがとうございます。今回からそうします。

618 :WZ:2008/06/26(木) 00:38:51 ID:L+5Z1DBG
 すいません。わかりにくくなってしまったかもしれませんが、617のやつは自分です。

619 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 00:51:03 ID:2tWwxTit
おそらく2ちゃんねる慣れしてない職人方も多く書き込まれてるんでしょうなぁ
その辺りを責める輩は少なからずいると思いますが気にせず、徐々に慣れつつ投下願います
誰だって最初は初心者だし、それより投下が多いことを喜びたい。
それにしても本編アニメが絶賛放映中ってこともあるけど、どんだけwww

620 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 01:17:26 ID:VL+y667E
誰もいなさそうなので、こっそり投下します。
覚えておられる方も少ないでしょうが、
前スレで「ライ」という作品を投下した者です。
構成、台詞回し、文面など拙い部分、気になった部分は
遠慮なく指摘してくださると嬉しいです。

621 :そらかね ◆MP5xM4Sd5k :2008/06/26(木) 01:18:56 ID:VL+y667E
あらすじです。
るる「しーつーに認められるような立派な男になるぞ」
らい「うるさい、かれんに手を出すな、粛清するぞ」
かれん「わたしのためにあらそわないで」
しーつー「ピザの肴に最高だなお前達」
そんなこんなで殴り合いへ。

622 :ライ3 ◆MP5xM4Sd5k :2008/06/26(木) 01:19:57 ID:VL+y667E
それはまさに予想外だった。
ルルーシュの左目を塞ごうと伸ばした右手が空を切り、ルルーシュの勝ち誇った表情が見える。
まさかあの状況を想定した対処行動を考えていたとは驚きだ。
「カレンと他人ごっ・・・」
まずい、今からでは左目は抑えられない間に合わない。
こんな、こんなことで・・・ようやくカレンに会えたのに・・・私はっ!!!
「い、い、か、げ、ん、に、しなさいっ!!!」
ルルーシュが命令する寸前、カレンの叫びとともにルルーシュの頬に渾身の右ストレートが決まった。
それはまるで投げたボールのように放物線を描き、跳ね、転がり、ようやく止まった。
何かぶつぶつと呟いていたようだけど、しばらくするとピクリとも動かなくなった。
「まったく、こんなことにギアスを使おうなんてどういうつもりなの、ルルーシュは・・・」
・・・返事がない、ただのボロ雑巾のようだ。
そんなことよりも目の前で怒りのオーラを全力で出している紅月カレンその人のほうが問題だ。
カレンが怒っているところは日常茶飯事のようにみかけたが、本気で手を出したところは初めて見た。
僕を見る目はルルーシュを殴り倒したときより厳しくはない、と信じたい。
「ライ、ちょっといいかしら?」
「な、なんでしょうかカレンさん?」
恐る恐る訊ねる。怒ったカレンに逆らわないほうが良いと、本能と理性と経験が硬い握手を交わしていた。
「私とルルーシュは貴方が思っているような関係じゃないから。」
「でも・・・」
「違うから。」
「わかりました。」
いえす、まいらばー。

623 :ライ3 ◆MP5xM4Sd5k :2008/06/26(木) 01:20:30 ID:VL+y667E
カレンが言うにはカップルのように振舞っていたのは、僕を中華連邦の監視者かと思い、
騎士団の人たちと連絡を取るための偽装だったらしい。
そのときにルルーシュが石に躓いてあんなことになったようだ。
「え、あ、そうなの・・・それならそうと・・・」
と呟いたら、思いっきりカレンに睨まれた。
「ライ、貴方最初に私が説明してたの全っ然聞いてなかったのね?」
「ご、ごめんなさい・・・」
頭に血が上ってたとはいえ、人の話に聞く耳を持っていなかった自分が情けない。
「それとルルーシュが私に慰めろって言ったことだけど」
一瞬の沈黙のあと
「ふざけるなーって、私が頬を引っ叩いておしまい、何もされてないわ。」
だから安心してね、とカレンは付け加える。
「あぁ、カレンのことは信じてるよ。」
カレンは活発な少女だが、無闇に人に手を上げるような人間ではない。
それはつまり、カレンに頬を引っ叩かれるようなことをしたということだ。
ふ・・・ふふ、あはははは、案の定だ、思ったとおりだ、やっぱりだ。
可能性は複数考えられるが、その全てが万死に値する。
困ったな、どう粛清してやろうかアイツ・・・ふふ、やり方が多すぎて決まらないなぁ。

624 :ライ3 ◆MP5xM4Sd5k :2008/06/26(木) 01:21:10 ID:VL+y667E
また思考が暗黒面に落ちそうになっているときに、不意に両頬を叩かれた。
「ストップ。また何か危ないこと考えてるでしょ、何だからしくないよライ?」
両手を僕の頬に添えたまま、心配そうに僕を見つめるカレン。
突然の出来事に先ほどまでのどす黒い思考はなくなっていた。
「それにあれは私だからという雰囲気ではなかったわね、自棄になって誰でも良さそうだった。」
ナナリーがエリア11の総督になったとか言っていたけど、それと関係あったのだろうか。
「ということは、慰めろって言ったのは、たまたま相手がカレンだったってこと?」
少し考えたあとカレンはえぇと頷く。
「ということは、もしかして・・・完全に僕の空回り?」
「最初からそう言ってたんだけど・・・ようやくわかってくれたのね。」
まったくもう、と呆れ顔のカレン。
「本当にごめん、君がルルーシュに肩を抱かれたあたりから、自分でも良くわからないくらい苛立ってしまって…」
自分はもう少し自制の効く性格だと思っていた。
C.C.から手渡されたレコーダーの内容も、カレンと恋人だのという話も、
質の悪い冗談だと思ってそれほど気にしていなかったのに。
カレンとのキスを見た瞬間、事故だとわかっていたのにルルーシュが許せなかった。
「カレンがゼロとして信頼していたルルーシュとならば、
一年間以上もいない僕のことなど忘れて恋人になっていてもおかしくない。
そんな劣等感で否定しきれなかったんだ。」

625 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 01:24:25 ID:lBYH+46n
支援

626 :そらかね ◆MP5xM4Sd5k :2008/06/26(木) 01:25:43 ID:VL+y667E
今回は以上です。
一応ライ×カレンものです。
他の職人様達の様に
簡潔な文章で表現できるようになりたいと思う今日この頃です。

627 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 08:04:31 ID:MDSiZVuN
>>626
乙!あらすじに吹いたw
そしてライとカレンがほんのりいい雰囲気の横で
ボロ雑巾が転がっているかと思うとシュール感が増えたw

628 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 08:31:30 ID:5EmRp19q
あらすじやる気ねえwww
そしてルルーシュほったらかしかよwww

629 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 14:11:03 ID:OGQ+8uG+
>>626
実は続きを楽しみに待ってたので読めて満足です。
あとはデレ一直線ですな。

630 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 16:51:51 ID:axP/KYTV
ナナリーヒロイン(?)の短編を投下させていただきます。
・多分、ギアス編に突入する手前(学園編だとライが自分が泳げるかどうか知らないため)
・先にコードギアスDVD6巻特典のピクチャードラマ・STAGE 8.75を見たほうが分かりやすいかも…


631 :STAGE 8.75 LC編 1:2008/06/26(木) 16:53:13 ID:axP/KYTV
ある日の朝、僕がルルーシュに呼ばれて彼の部屋を訪ねてみると、そこにはルルーシュの他にナナリーと咲世子さんが待っていた。
「クロヴィス…ランド?」
「そうです。明日、生徒会のみなさんと一緒に遊びに行けることになったので、ライさんもご一緒にどうかと思いまして」
ナナリーの楽しそうな言葉を聞きながら、咲世子さんが渡してくれたパンフレットを見る。
それによると、クロヴィスランド・クランドリゾート(ブリタニア語)とは前総督であるクロヴィス殿下が残した公共事業で、その中のアトラクション1つの大型プールが落成したらしい。
そう言えば昨日、あるリゾートのオープニングセレモニーに招待されたとミレイ会長が言っていたが、どうやらこれのことだったようだ。
「また会長の気まぐれでな、今日の朝になっていきなり生徒会全員で行くと言い出したんだ」
まったく…とため息をつくルルーシュ。
「そうなのか」
なるほど…だからいきなり呼び出されたのか。生徒会のみんなで行くというのは確かに会長らしい。
しかしそうすると1つ懸念材料が浮かぶ。
「ナナリーは大丈夫なのか?その…プールで泳いだりして」
そう、僕が懸念したのはナナリーも一緒に行くということだった。ナナリーの足でプールに入ったりしたら溺れてしまうのではないだろうか?という心配が頭を過ぎっている。
すると、ナナリーは僕の言葉を聞くとニコッと笑って
「大丈夫ですよ?足は動きませんけどその分、かえって水の中の方が自由なんです」
と答えた。
その横で苦笑しているルルーシュの姿が見えるということはおそらく本当のことなのだろう。ナナリーに危険が及ぶようなら、彼が絶対に連れていかないだろうから(もちろん、僕も反対するだろうが…)
「そう。ならよかった」
「はい。それで…あの、ライさん」
最初は笑顔で返事をしたナナリーだったが、次の瞬間急に歯切れが悪くなってしまった。
「なんだい?ナナリー」
「その……よかったら、私と一緒に泳いでくださいませんか?」
「えっ?」
そう言ったナナリーは恥ずかしそうに頬を赤く染めていた。

632 :STAGE 8.75 LC編 2:2008/06/26(木) 16:54:01 ID:axP/KYTV
ナナリーのこの可愛らしい姿を見ていると、つい「うん」と頷きたくなってしまう。
しかし、
「もちろん…と、言いたい所なんだけど…」
「ダメ……なんですか…?」
僕の言葉に泣きそうな表情を浮かべるナナリー。
「む……!」
「………(ギラッ!)」
次いで、ルルーシュと咲世子さんが刺すような視線をこちらに向けてきた。特に咲世子さんからは殺気のようなものを感じる。
命の危険を感じた僕は、慌てて言葉を付け足した。
「ダメというか……その、水着を持っていないんだ。ここに来た当初は私服すら持っていなかったしね」
「あっ、そういうことだったんですね?ごめんなさい、私ったら」
「いや、言葉が足りなかった僕が悪い」
「でも、そうするとライさんだけ行けなくなってしまいます…」
「それなら、問題ないよ。咲世子さん、あれを」
「かしこまりました」
ルルーシュの言葉に合わせて、咲世子さんが何処からともなく、大きめの紙袋を取り出す。
「これは?」
「お前用の水着だよ。サイズは合っているはずだ」
「僕の?いったい何時の間に…」
「水着の一着ぐらいなら問題ないさ。ただ時間があまりなかったのは事実だから、デザインに文句は言うなよ?」
「言うわけないだろ?ありがとう、ルルーシュ」
こんな所にまで気を使ってくれたルルーシュに感謝しつつ、咲世子さんから水着を受け取る。
「これで、ライさんも一緒にプールに行けますね」
「ああ。それじゃあ、僕のほうからお願いしようかな」
「?」
「僕と一緒に、泳いでくれるかい?」
「あっ……はい!」
桜の花が咲き誇ったようなナナリーの笑顔を見つめると、僕は明日のプールが楽しみで仕方がなかった。


633 :STAGE 8.75 LC編 3:2008/06/26(木) 16:55:36 ID:axP/KYTV
翌日、スザクを除いた生徒会メンバーでクロヴィスランドに到着した僕達。
「うっわ〜〜!広〜〜い!!」
「よ〜し、今日は泳ぎまくっちゃうわよ〜!!」
「体調は大丈夫?カレンさん」
「ええ…心配してくれてありがとう、ニーナさん」
「ナナリー、あまり無理はするなよ」
「はい、お兄様」
みんな思い思いの言葉を口にしながらセレモニー会場へと向かう。ちなみにリヴァルはさっきから黙ってミレイ会長の水着姿を目に焼き付けている。
「あれ、スザク君?」
「みんな!?どうしてここに…」
ところが会場へと向かう途中、何故かスザクと鉢合わせになった。
「ルルーシュ、ナナリー、それにライ、君達まで来てるなんて」
「私がおねだりしたんです。クロヴィス殿下が設計したプールを泳いでみたくて」
「僕も、せっかく水着を用意して貰ったからね」
「そうなんだ…」
「ところで、お前はどうしてこんな所にいるんだ?」
「ああ、僕は仕事なんだ」
「仕事?」
スザクの話だと、彼は要人の警備に来ているらしい。
しかし、わざわざブリタニアの軍人が警備をしなければならないような要人が来るなんてパンフレットには書いていなかったはずだが…
「要人?誰だそれは」
「うん。実は……」
『それでは、クロヴィスランド・オープニングセレモニーを開催いたします』
スザクが誰の警備をしているか説明しようとした時、会場のアナウンスが流れる。

634 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 16:59:19 ID:BcOjdUVO
支援

635 :STAGE 8.75 LC編 4:2008/06/26(木) 17:00:03 ID:axP/KYTV
「まさか!?」
「どうしたんですか?お兄様」
「あれは…」
その言葉と同時に、舞台袖から姿を現したのは、僕達の想像を絶する人物達だった。
向かって左側にいる女性には直接面識があった。
ユーフェミア・リ・ブリタニア…ブリタニア帝国の第3皇女であり、このエリア11の副総督であるのだが、神出鬼没で何故か公園や商店街で出会ったことがある。何処かつかみ所のない性格の女性である。
ということは、マイクに向かって演説をしているのは、コーネリア・リ・ブリタニア皇女なのだろう。ユーフェミア皇女の姉で、エリア11の現総督である。
軍人としてのプライドが高く、自らナイトメアフレームに乗り込み戦場を駆ける…と聞いたことがあるが、なるほど……今はどこか恥ずかしそうな表情をしているが、その口ぶりからは確かに武人のような印象を受ける。

「コーネリア……!」
「会長、見てください。ルルがガン見してます。今にも飛び掛りそうな勢いで…」
「あ〜ら、ルルーシュ。何をそんなにじっくりと見てるのかな〜?」
「っ!?ち、ちがっ」
「まぁ、あれだけご立派だと、健全な高校生男子なら食いつくわよね〜」
「だから、違うと…!」
「ライも無言で見つめてるしね〜」
「そんなにご立派なのですか?コーネリア様は…どうすればそのようになれるのでしょう?」
「うふふ、それはね……」

この時、僕の後ろでこのような会話がされていたのだが、生憎僕は、別のことが気になって聞こえていなかった。
アンドレアス・ダールトン…ユーフェミア皇女と一緒に何度か出会ったことがある軍人だ。強面だが豪快な性格で、器も大きい。しかし、今の彼が大きいのは別の部分だった。
(ダールトン卿、水着の中に銃を隠すのは止めたほうがいいですよ)
おそらくユーフェミア皇女たちの警護のためだろうが、水着の一部分が異様に大きくなっている様ははっきり言って異様だった。


636 :STAGE 8.75 LC編 ラスト:2008/06/26(木) 17:01:11 ID:axP/KYTV
「あの、ライさん」
その時、ナナリーに話しかけられたので、意識を舞台からナナリーに移す。
「なんだい?ナナリー」
「私に、いろいろ教えて貰えませんか?コーネリア様のように立派になれるように!」

「ちょっ、ナナちゃん!?」

コーネリア様みたいに……つまり彼女のような凛とした気品や、精神的な強さ、政治においても活躍できるほどの知性、それらを兼ね備えた女性になるための勉強や訓練をさせて欲しいということだろうか?
僕がナナリーの期待に応えられるかは分からないが、彼女がそう願うのなら僕に拒む理由はない。
「分かった。僕に教えられることなら、何でも教えるよ」

「なっ!?」
「ル、ルル?大丈夫!?」

「ただ、少し厳しいことも教えることになるかもしれないよ?大丈夫かい?」
「はいっ!私、がんばります。ライさんに、ご満足いただけるように!」

「!?!?…フゥ(バタン)」
「ル、ルルーシュ!?」
「ああ〜〜!ルルが倒れた〜〜!!!」
「ん〜、妹LOVEには刺激が強すぎたか〜」
「楽しそうな顔してないで、手伝ってください!」
「ナ、ナナリー……俺は……お前を……優しい、世界に……」
「ルル〜!しっかりして〜〜!!」

「約束ですよ?ライさん」
「もちろんだよ。がんばろうね、ナナリー」
後ろでルルーシュがとんでもないことになっているとはまったく気付かずに、僕とナナリーはしっかりと指切りをするのだった…

637 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 17:02:06 ID:axP/KYTV
以上です。支援してくれた方、ありがとうございました。

638 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 17:32:28 ID:BcOjdUVO
>>626
前スレのも改めて読ませていただいたけど色々うまくパロってたりして面白いw
早く続き読みたい
>>636
ナナリーなんでそこでライなんだ、お兄様死んじゃうよww
ライナナは割と2人だけの世界をつくる感じだね

「デザインに文句は言うなよ?」で、実はルルーシュと同じブーメランだったりしたら
コメディとしてもっと面白くなったかも。 でもダールトンの描写が面白かったw

639 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 17:47:48 ID:VL+y667E
おつです〜
水着、水着とワクワクしていたら
パパ・・・何やってるんですかw
やっぱりライとナナリーはほのぼのとして良いですね〜

640 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 17:49:16 ID:OGQ+8uG+
>>638
GJ!
ダールトンの膨らみが銃なのか別のものなのかが激しく気になるw

641 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 17:59:16 ID:qb8RA1Cn
>>638
GJ!
いやいやいやあのオッサンなら銃と思ったライの勘違いで実は自前の…

642 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 18:19:04 ID:BcOjdUVO
>>640-641
おまいらそろってレス番がズレとるw

ダールトンもメガネも別に水着を着ることなかったのにと思うとさらに面白いな

643 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 18:22:13 ID:5nlWgQdJ
ギルフォードに注意されて、銃ははずしたはず。ならあの膨らみは・・・。

ゲームでクロヴィスランドって出てきたっけ?LCR2では、プールは絶対に必要だな。



644 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 18:34:33 ID:N7OTOmcl
>>643
ダールトンの(股間の)グロースターですね
わかります

645 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 18:41:12 ID:OGQ+8uG+
雑談はここまで。
だが最後に。
>>644
ハドロン砲の間違いだらう

646 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 18:44:09 ID:jYZGUr8W
>>644
ナオト乙

647 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 20:23:13 ID:IHwqysvu
>>646
なにかとおもったらIDかw

>>644
お義兄さんこんにちは。

648 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/26(木) 20:26:32 ID:iKlQPnER
投下します。
>>473の続きです。

注意!
原作無視のオリジナル展開です。

この辺から、話の展開が遅くなります。

649 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/26(木) 20:27:18 ID:iKlQPnER
モニターが映すのは、かつて日本海と呼ばれた海に浮かぶ、一隻の戦艦。

一面に広がる青の中、ぽつんと一点存在する鉄の塊は、あまりに小さく、無力だ。

アヴァロン――神聖ブリタニア帝国第二皇子シュナイゼルの旗艦であるその艦の、司令席とでも言うべき最上座に、アジアエリア大総督ライ・レ・ブリタニアはその身を沈めていた。
モニターが映す戦艦を見る彼の表情には、複雑に感情が入り交じっているのが容易に見て取れる。

今回、ライがこうしてわざわざ洋上の戦艦に向けてアヴァロンで接近しているのは、彼にとっては用事のついでと言えるような、しかし、歴史的には一つの重要な事象のためであった。

日本海会談

先の第三次太平洋戦争の講和条約を結ぶため、アジア合衆国連合と神聖ブリタニア帝国の間で行われる講和会議であり、実に8年ぶりに、日本という固有名詞が正規の歴史書に記される事となる記念すべき出来事であった。

しかし、今のライにはそんな事など一欠けらの価値もない。
彼が今回わざわざ出向いた理由は一つ。

紅月カレン

自分に、敵に背を向けるという屈辱と原因不明の体調悪化を経験させてくれた女。
その女と直に対面してみて、自分の体が、心が、どんな反応を示すかを見る。

それが今回のライの目的であった。

650 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/26(木) 20:28:09 ID:iKlQPnER

条約の締結に関しては、彼は何ら心配していない。
実際、建国間もない敵方には、これ以上の戦争継続は辛いはずである。
だからむしろ、条約は相手にとって渡りに船なのだ。
失敗は有り得ない。

(あとは、あの仮面の口先に踊らされないようにすればいい)

そんな事を考えていると、まもなく着艦するとのオペレーターの報告。
アヴァロンがゆっくりと降下し始める。

(さて、どうなるか)

期待と不安
二つの感情が微妙に入り混じった思いを心に抱いて、ライは静かに目を閉じた。

651 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 20:28:26 ID:wMT8XV07
支援

652 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 20:28:43 ID:OGQ+8uG+
待ってました!支援

653 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/26(木) 20:30:07 ID:iKlQPnER
――――――

「何故返事をしない。貴様は、紅月カレンであろう?」

洋上に浮かぶ戦艦の一室、日本海会談の会場のその部屋の片隅で、カレンは立ち尽くしていた。

恋い焦がれた、懐かしい声。
ずっと聞きたかった、呼んでほしかった、自分の名前。

視線をゆっくりと動かす。

目に入ったのは、艶やかな漆黒の軍服。
高めの襟の、所々に銀の刺繍が入った細身のそれは、同じ銀色の裾の長い豪奢な、けれど嫌味でないマントとの組み合わせも相まって、その人物に驚くほど似合っていた。

部屋に入ってきたと思ったら、こちらの代表であるゼロなどまるで目に入らないかの様に無視して、自分の目の前に立ったブリタニアの代表。

その声も、体つきも、間違えるはずのない彼のものだ。

それを確認して顔をあげたカレンは、しかし次の瞬間、期待を滲ませた表情を凍り付かせた。


654 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/26(木) 20:30:48 ID:iKlQPnER

――違う。

整った顔立ち、綺麗な銀灰の髪、他にも全てが、彼の、ライのものだ。

けれど、その視線は

自分を映す、その瞳だけは

以前の、優しく包み込んでくれるような光を帯びた、ライのものではない。

カレンは一瞬でそれを理解する。
そしてそれは、永遠のような悲しみを伴う理解であるとともに、絶対的に正しいものだった。

なぜなら

彼女が見出だした瞳
そこにあったのは、死よりも深い、絶望と孤独の闇を湛えた、ライ・レ・ブリタニアのものだったから。


655 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 20:31:00 ID:wMT8XV07
支援

656 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/26(木) 20:32:09 ID:iKlQPnER
――――――

だが、理解する事と、それを受け入れる事は違う。

一瞬でライの変化を理解したカレンだったが、思わず自分の体がよろめくのは止められなかった。

それほどまでに、彼女にとっては衝撃的な邂逅だったのだ。
全身の力が抜けるのが、当然のように思える程に。

あんな視線を、ライが自分に向けた事があっただろうか。
あんな瞳をした彼を、自分は見たことがあっただろうか。

そう思うと、床に蹲りそうになる。
それでもよかった。
今は何も考えたくなかった。

――けれど、それは叶わない。

気づけば咄嗟に腕を掴まれ、支えられていた。

誰に、なんて事は分かり切っている。


放って置かれた方が、どんなに楽だったろう。

その掴まれた腕に残る温もりは、忘れられない、間違いなく彼の、彼女の知るライのものだったから

657 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 20:32:12 ID:j4ki+GHz
援護

658 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/26(木) 20:33:13 ID:iKlQPnER
――――――

ライは訝しげに眉根を寄せた。

会場となる部屋に入るとすぐに、こちらに一人の人間が近付いてきた。
警戒と案内のためなのだろう、それは、ゼロの護衛を務める人間だった。

すなわち、自分の目当ての人物というわけだ。

しかし、すぐに名前を呼んで近付けば、凍りついたように動かなくなった。
会談相手であるのだろう相手側の席に座る三人の人間も、驚愕の表情で固まっている。

それらも気にはなったが、優先順位はわざわざ自分が出向いた理由のほうが高い。
すなわち、話し掛けたというのに反応もしない目の前の女、紅月カレン。
自分の体に、心に、何の異常もない事にライは安心しつつも、無視されるのは良い気分ではない。
もう一度呼び掛ければ、ゆるゆると視線を動かし始める。

そして、視線が交差する。

瞬間、息を呑んだ様な気配がしたと思ったら、目の前の女がよろめいた。


――無意識だった。気が付いたら、腕を掴んでいた。


らしくない、と思いつつも支えて立たせると、再び顔を伏せる。
その姿に、一体何なんだという思いが口をついて出る。
少しスパイスの効いた皮肉でも言ってくれようか。

「どうした、大丈夫か?」

――ひどく優しげな声が出て、自分でも驚いた。

659 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 20:33:40 ID:OGQ+8uG+
支援

660 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 20:34:19 ID:wMT8XV07
支援

661 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/26(木) 20:34:27 ID:iKlQPnER

呼びかけに、ビクッと震える小さな体。

訳が分からない。
自分らしくない言葉も、相手の反応も。

今度はきちんと苛つきをぶつけてやろうと、ライが再び声を掛けようとすれば、女が顔をあげた。
その顔はあまりに悲しげで、ライは言葉に詰まる。

「申し訳ありません。失礼しました」

そう言って女は頭を下げると、足早に自分の前から立ち去る。

自分が部屋に入って来てから呆然としているゼロの元に行って、何やら一言二言話した後、部屋を出て行った。

(おいおい、護衛ではないのか)

その姿に、ようやく皮肉が出てくる。
言葉には、ならなかったが。

(何もなくて一安心、その筈ではないのか)

何故自分がこんなに苛立つのか、ライには理解できなかった。


662 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/26(木) 20:35:26 ID:iKlQPnER
今回は終わりです。
支援ありがとうございました。

663 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 20:47:21 ID:PI/V58Lm
>>662
コウ卿GJっ!!
やべぇ、何だか凄く切ない気持ちになった
俺には、この回だけでもう十分悲劇だわ
けど、ゼロとの対話は楽しみで仕方ない


664 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 20:51:59 ID:OGQ+8uG+
>>662
GJ!やばい、本編より心待ちになっちまってる俺w
ゼロ他2人の反応も楽しみだ。
次回を心からお待ちしてます!

665 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 20:58:17 ID:epgm8Ydj
>>662
お待ちしておりました、GJです!
何というか切なくて悲しくて……
でも目が離せない展開ですね
これからゼロとの対話も楽しみです


666 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 21:02:37 ID:BVsRXJAz
>>662
乙&GJ!
無意識のライの行動がヤバいな…続きも楽しみにしてるよ!

667 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 21:09:08 ID:hH7awpaC
>>662
GJ!楽しみにしておりました。
ライ…せめて幸せな結末を切に願う…

668 :346:2008/06/26(木) 21:40:14 ID:IM+hgLQp
>>662GJすぎます
カレン切なすぎる

ところで
>>643
>プールは絶対に必要だな。
の書き込みを見て
何故か野沢那智の声で
「汝の萌えはなんだ!散髪だろうがぁ」
という謎の電波がふってきました。
ということで、投稿しようかと思います。
注意点は、

・たぶんカレンの性格が若干違う

・千葉中尉の性格もたぶん違う


これちげぇよと思ったらスルーしてくれると助かります
次から投稿します

669 :346:2008/06/26(木) 21:42:14 ID:IM+hgLQp
―黒の騎士団ラウンジ―

会議が終わり、去って行く幹部たち。
僕は会議の最中
気になっていた事を、カレンに聞くことにした。
「ねぇカレン、会議時に僕を見ていたようだけど、どうかしたの?」
「え、いやっ、そのぉ」気付かれた事が、恥ずかしかったのだろうか。
うつぶきながら、自分の髪の毛先をいじくるカレン
「あなた、髪のびたわよね?」そのまま、上目づかいでライに尋ねてくるカレン。
「そうかな?自分では良くわからないな。」そういいながら、自分の髪を触ってみる。
―確かに、シャワーを浴びる時は洗い難いかもしれない―
「まぁ、でも問題ないよ、そんな不自由はしてないし。」自分髪を、触るのを辞めて、そう返答する。
「そうかしら?貴方も、黒の騎士団の一員
何だから、身だしなみはちゃんとして貰わないと」
「いや、でもっ」
「でも、じゃないでしょ、まったくライはそこらへん、ちゃんとしてないんだから」
ピシャリと僕の反論をカットする
―その後も、聞こえにくい位の声で
「まったく私がいないと…」
と続けていたが、ライには聴こえてなかった―
「私が、切ってあげるわよ」
チョキチョキと、手でハサミの真似をするカレン。


670 :346:2008/06/26(木) 21:44:17 ID:IM+hgLQp
「いや、でもっそんな手間カレンにかけさせる訳には、いかないよ今度切りに行くよ」
「私が、き・り・ま・す」
一歩近づいてくるカレン
「大体貴方、このまま私がほっといたら」
またも一歩近づいてくるカレン
「絶対切りにいかないわよ絶対」
目の前に、カレンの顔がある
もう少しでキスが出来そうな距離に、僕は焦ってしまう
「わ、わかったよ」
そういいながら顔を横に向ける
「ん、それじゃあ行くわよ」
ガシッ、僕の手を握りラウンジから引っ張り出すカレン
さっきの事が気になったのだろう
「ねぇ、さっきなんで顔そらしたの?」
歩きながら、質問をしてくる。
「それは、カレンの顔が、その……近かったから…」
握られている手の力が強くなり、歩調も大きく早くなる
「痛いよ、カレン」
「う、うるさいわね、ほら、早く行くわよ」
そのまま僕は、引っ張るように、格納庫まで連れていかれる。

―格納庫―

「ライ、この椅子に座って」
それは、何処からかもってきたパイプ椅子だった
「うん、わかった」
僕だって学習する。
―正直ここで、天丼するのは空気を読めていない―
素直に、椅子に座ると
カレンは、満足そうな顔で
「良く出来ました。あ、でも道具借りて来るからちょっと待っててね」


671 :346:2008/06/26(木) 21:46:46 ID:IM+hgLQp
道具を探していたのだろうが、見つからなかった。
そんな様子で、急いで格納庫を出ていくカレン
そんなカレンを、眺めながら僕は、暫く待つことにしようと考えていると
後ろから、凛々しい声で
僕を呼んでくる人がいた。
「ライ作戦補佐、どうかしたのか?」
振り返るとそこには、千葉中尉がこちらを見ていた。
「千葉中尉、お疲れさまです。」
「あぁ、お疲れさま。で、なんでそこで座っているんだ?」
挨拶を返したから、問題ないと判断したのだろう。
近づいてくる千葉中尉
「いえ、髪を切ってくれるってカレンが」
ピクッ、一瞬顔がひきつる千葉中尉
しかし、そのまま僕の所まで来るとおもむろに、
僕の髪をいじくり出した。
「ライの髪を切るのか?カレンが?」
沈んだ声でくるくると、僕の髪で
指に、ロールを作りながら質問してくる。
―見上げると千葉中尉はどこか寂しそうな表情だった―
「ええ、僕は別に良かったんですけど、『どうせ貴方切りにいかないでしょ?』って指摘されちゃって」
「ふむじゃあ、ライは別にカレンに切ってもらわなくてもいいのか?」
さっきとは違い、どこか明るい声で僕に聞いてくる。
「いえ、その、一応約束したので」

672 :346:2008/06/26(木) 21:48:01 ID:IM+hgLQp
「ふむ、じゃあ私が切ってあげよう」
どうやら、僕の声は耳に入って無いらしい。「何、気にするな、幸いにも、丁度ハサミを持っているからな」
おもむろに懐から、ハサミを取り出す中尉。
「なんで、持ってるんですか中尉!」
素直な疑問をぶつける僕
「何、私も丁度気になっていたところだったんだ。」
チョキん、チョキん、ハサミの音が響く。
「それじゃあ、『私が』切ってあげるわ」
照明の具合か、千葉中尉の笑顔が恐い。
「いえ、その、ほら!カレンと先に約束しましたから。」
ささやかな抵抗を試みる僕
「何、気にするな。私のほうが、巧く切れるさ」
はい、無駄でした。
「大丈夫だ。すぐに終わる」
まぁ別に、切ってくれるなら誰でもいいか。
なんて結論にいたりそうな

その時

「何を、やっているんですか千葉中尉!」
格納庫に響く声、振り向くと
そこには瞳を、燦然と怒りに、輝かせたカレンが立っていた。
「カレンか、悪いがライの髪は、私が切らせてもらう」
そう言い切る千葉中尉、身体はカレンのほうに向いている
「駄目です。ライの髪は私が切ります」
こちらに歩いて来るカレン、後ろからなにか情念が漂っているように見える

673 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 21:48:08 ID:rMGRAJl5
支援


674 :346:2008/06/26(木) 21:52:03 ID:IM+hgLQp
「ふん、髪を切るのに、ハサミを忘れる女なんかに、髪を切って欲しくないだろ?なぁライ?」
「大体先に、髪を切るの約束したの私じゃない、そうでしょライ!」
二人とも勢いよく、こちらを見る
二人の間から、なにかが散っているように、錯覚してしまう。
「いや、その、ね!ほら、あれ」
しどろもどろに着地点を探す僕
しかし、僕の返答など最初から気にしていないのだろう
僕が返答する前に、二人の世界に突入していた
「大体ね、アナタ年上でしょ、こういう時は譲りなさいよ!」
「それを、いうなら年の功だ。私のほうがライと釣り合うに決まっている」
「な、ただの年増じゃない、それじゃあライが可哀想だわ」
「いわせておけば、もうゆるさん、カレン」
「それは、私もです千葉中尉」

徐々にエキサイトしていく口論
このままでは、遠くない先に喧嘩が始まるだろうなぁ
なんて現実逃避しながら
自分の座っていたパイプ椅子を、持ち端っこに移動する。
しかし、なんでこんな時に限って誰も居ないんだろう
そう二人のファイトを、遠くに見ながら考えていると。
おもわぬ人物から声がかかった
「ライ、こんなとこにいたのか」
ゼロの登場である。


675 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 21:53:21 ID:lBYH+46n
支援

676 :346:2008/06/26(木) 21:53:52 ID:IM+hgLQp
目の前でおこっている出来事に、目線がいったのだろう。
暫くそっちを二人仲良く見た後に、質問してきた。
「何をやっているのだ。あの二人は?」
もっともな疑問に僕は簡潔に説明した。
すると
「ならば私が切ろう。君には早々に、やってもらいたいことがある」
「………そうだね、頼むよゼロ」


二人がさっぱりしたライに気付いたのは、ライが髪を切り終わった30分後だった。





以上で投稿を終了します。
途中支援ありがとうございます
ほんとにすいませんノリで書いてしまいました。

677 :346:2008/06/26(木) 22:03:21 ID:IM+hgLQp
すいません読みにくいとこに書いてしまいました
以上で投稿を終了します途中支援ありがとうございます。


678 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 22:06:12 ID:PI/V58Lm
>>677
乙!!ほのぼの系も良いですねー
ただ、一つだけ気になったのですが、句読点の置き方がちょっと気になりました
生意気言ってすいません


679 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 22:15:20 ID:W75cA/7d
>>662
悲恋の予感がしている私は相当いじめっ子だと思った。
しかし、続きが気になる終わり方です
>>677
怖い!女の戦いが怖い!
ゼロに死亡フラグが立ったような気がするんだがw


680 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 22:16:51 ID:IHwqysvu
>>677
GJ!
最近のライさん、女の争いにだんだん達観してきてるよな〜w

681 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 22:20:14 ID:LF1NkSAk
>>676

> 目の前でおこっている出来事に、目線がいったのだろう。
> 暫くそっちを二人仲良く見た後に、質問してきた。
> 「何をやっているのだ。あの二人は?」
> もっともな疑問に僕は簡潔に説明した。
> すると
> 「ならば私が切ろう。君には早々に、やってもらいたいことがある」
> 「………そうだね、頼むよゼロ」


> 二人がさっぱりしたライに気付いたのは、ライが髪を切り終わった30分後だった。





> 以上で投稿を終了します。
> 途中支援ありがとうございます
> ほんとにすいませんノリで書いてしまいました。

682 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 22:22:28 ID:jYZGUr8W
>>662乙&GJ
やべぇ、ライの「大丈夫か」に萌えた……
ゼロとの会話が楽しみです
>>677
R2で紅月呼びしていたので、この時点では千葉さんは紅月呼びだと思います
しかし、まさかのゼロ落ちw
ルルーシュは器用なんで、本来の目的から言えばベストの選択だったかも?
土蔵時代にナナリーの髪も切っていそうですしね

683 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 22:33:34 ID:VL+y667E
>>677
おつです。
殺伐とした修羅場を救うべくゼロ登場・・・満を持して!!
なぜか散髪しているゼロが微妙に違和感がなくて嫌ですw

684 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 22:37:44 ID:MDSiZVuN
>>677
面白かった!
この四人の組み合わせ、ほんとにほのぼのが似合うなw

685 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 22:38:16 ID:cpEwZlf9
ひゃっほう、千葉さんだ千葉さんだ! 
やはり自分で書いたものより、他の人が書いたものを読むのがいいなぁ。
gjっす!

686 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/06/26(木) 23:28:59 ID:N7OTOmcl
やぁ全国の義弟のみんな
修羅場の人だよ
(わからない人はIDを見てみよう)

ということで昨日の続きです
注意
・超やっつけ
・1日(というより3,4時間)で仕上げた結果がこれだよ!
・バトルシーン書けない。誰か助けて
・ライよりルルーシュが目立ってるような気がしなくも無い
 けど今回だけ

687 :プロローグ 2:2008/06/26(木) 23:30:41 ID:N7OTOmcl
所変わってエリア11、行政特区日本の会議室では―――

「…シュナイゼルが!?」
「はい。お兄様が4人のナイトオブラウンズと共に来るそうですよ、ルルーシュ」
「今ここでその呼び名はやめてくれ。今の俺はゼロなのだから」
「…で、ルルーシュ」
「お前もかカレン!…何だ?」
「私たちはどうするの?シュナイゼルに会うの?」
「…ああ、色々と聞きたいこともあるしな」
「…ギアスかい?」
「…何とでも言え。…それより、このことは公式発表されるのだろう?」
「ええ」
「…ならば、ある意味でチャンスか…
 スザク、カレン、ナイトメアの準備をしておけ」
「え?どうしてだい?」
「…恐らく、未だに反抗を続けるテロリスト達がシュナイゼルを狙うはずだ
 それを未然に阻止しなければならない」
「…なるほどね」
「…わかったわ」
「あの、他の警備の方たちは…」
「…出来る限り秘密裏に行いたいから、コーネリアにもそう言っておいてくれ
 ここで邪魔となるテロリストを排除するからな
 ただ出撃用意だけはしておいてほしい」
「…はい」

688 :プロローグ 2:2008/06/26(木) 23:31:54 ID:N7OTOmcl
「…zzz…」
「…ジノ、そろそろ交代の時間だけど?」
「…う…後10分…」
「起きないと猫耳の実験台にさせてもらうよ?」
「…わかったっての…」

今僕たちはアヴァロンでエリア11に向かっている
そこに僕やシュナイゼル、後ラウンズのみんなが乗り込んでいる
今ノネットさんは警備のために外を飛んでいて、
僕はロチェスターの武器の性能を頭に叩き込んで、
ジノは隣で熟睡、
アーニャはひたすら携帯でブログの更新中、
シュナイゼルは…まぁ、妹の写真を見てニヤニヤしていると思う

…とにかく、ここは平和だった

「…んじゃ、俺は行ってくるよ」
「…いってらっしゃい」

そんな平和の中でも、一応目的地は植民地である
何があるかわからない
そのために交代で飛行してるんだから

…恐らく僕の推測では、空港に敵が居ると思うんだけどね
そのことに関してはシュナイゼルも考えているはず…

『ライ君、シュナイゼル殿下がお呼びだよぉ〜』

…来たか

689 :プロローグ 2:2008/06/26(木) 23:32:47 ID:N7OTOmcl
「お呼びでしょうか、シュナイゼル殿下」
「…君に頼みたいことがある、無論、今回は本気だよ」
「…ナリタですね」
「そうだよ。…テロリスト達が空港を占拠している可能性がある
 だから君には先に行って安全の確認をしてもらいたい」
 …ロイドにはもう出撃準備を頼んであるから、出来るだけ早く出てほしい」
「イエス、ユア、ハイネス」

…この任務はアーニャでも、ノネットさんでも、ジノでもいいはずだ
…それなのに、何故僕を選んだんだろうか…
ロチェスターの初実戦だからだろうか?

…だけど、考えてる時間は無い。
恐らく、実際に戦闘は起きている…
そして、ラウンズ4人+第二皇子をまとめて葬り去るチャンスと考えると
向こうは多少の無茶でも100機以上のナイトメアをそろえるだろう

僕は、急いで格納庫に向かいロチェスターを出撃させた

690 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 23:33:00 ID:MDSiZVuN
カレンを下さいお義兄さん。支援。

691 :プロローグ 2:2008/06/26(木) 23:34:09 ID:N7OTOmcl
―――同時刻、エリア11、ナリタ空港では

「ここは我らサムライの血がいただいたぁ!」
「ブリタニアに屈した物達に我ら日本人の力を見せ付けてやろう!
 …黒の騎士団よ!この空港の中の人間すべてが我々の人質だ!下手に手出しするとどうなるかわかるかぁ!?」

…俺の予想通りだ、だが…少々俺をなめていたようだな…
人質の中にはすでにオレンジやダールトン、ギルフォード達を紛れ込ませている
そして敵ナイトメアは…ガン・ルゥ15機のみだ

「…悔しいけど、予想通りだね」
「…だが、戦力は恐らくあのガン・ルゥ15機だけだろうな…」
「…空港の中のテロリストはダールトンやギルフォードに任せておいたから多分大丈夫よね」
「ああ。スザク!カレン!出撃するぞ!」

そして、出撃したガヴェイン、ランスロット、紅蓮の3機は瞬く間にガン・ルゥを破壊していく

「戦況は圧倒的有利だな。…さぁ、サムライの血よ、どうするつもりだ?」
「…ゼロ!お前は何故、ブリタニアとの共存を選ぶ!」
「何度言えばわかる。私は、無益な戦争は望まない
 そして、ここではイレブンと呼ばれている日本人は全て開放される!
 貴様らが今力でブリタニアに対抗しようとすることはわかる!
 …だが、それでも、私は人民の味方だ!人民の居場所を奪うことはしない!」
「…ほぅ…ゼロ、お前もよく考えているようだが…今のお前はブリタニアの皇族と共に政治しているのだぞ?
 そのような相手が信用できるとでも?」
「過程ではなく、結果を見てもらいたいものだな」
「…まぁいい、ブリタニアを敵に回しても我らには強力な味方が付いている!」
「ほぅ…中華連邦と手を結んだか、だが、それでも与えられたナイトメア15機はもう全て破壊したが?」

692 :プロローグ 2:2008/06/26(木) 23:34:52 ID:N7OTOmcl
「…誰が15機だけと言った?
 …今だ!全部隊よ!ゼロを、白兜を討ち取れぇ!」
「なっ!」

くっ!まだ戦力があったか!
敵機は…300!?どういう事だ!?
中華連邦との結託、そしてサムライの血の資金面
全て見積もっても多くて50程度だと計算していたのに…馬鹿な!
別組織とのつながりも感じられない筈なのに、何故!?

「ふはははは!…ゼロよ、何故我らがここまで戦力を持つことが出来たと思う?」
「…だが、この程度の数…!C.C.!」
「わかっている!」

ガヴェインから放たれるハドロン砲は、一瞬にして敵機を破壊する
…だが、それでもまだ敵機は残っている
撃っても撃っても敵が沸いてくる、こいつらはゴキブリか!
ランスロットはそろそろエナジーフィラーが切れるだろう、
そして紅蓮は元々1対1に非常に強い機体だが今回は数で敵が圧倒している…っ!
…確か、コーネリアの軍が到着するのが20分後…20分耐える事を目的とすべきだな

…こんなとき、ライ、お前ならどんな選択をする?

693 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 23:35:36 ID:MDSiZVuN
支援

694 :プロローグ 2:2008/06/26(木) 23:36:07 ID:N7OTOmcl
「ゼロよ!このガン・ルゥを舐め…アッー!」
「どうした斉藤!何が起こってい…うわぁああああああ!」

援軍か!…しかし、早い到着だな
さすがはコーネリア、読んでいたか……

「何だあの機体は!?くっ!動きが早すぎる…ぬわー!」
「…何だ、一体?」

…素直にそう言うしか無い
いや、まさか…ナイトオブラウンズか?

「こちらはゼロ。…救援、感謝する」
「…僕は、ナイトオブイレブン ライ・エニアグラムだ
 …さすがだねゼロ、でも…この量はどうしようも無いのかい?」

ライ!?何故お前が…ナイトオブイレブン…?

「…まぁ、少しゆっくりしていて。
 …『蒼銀の死神』…って何故か呼ばれてるみたいだけど
 その実力、見せてあげるよ」

そして、その言葉と共に、レーダーの敵機が、消えていった

695 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/06/26(木) 23:37:54 ID:N7OTOmcl
バトルシーンに詰まってしまったので今日はここまで

Q:何で300機も用意できたんだ?
A:基本はギャグSSだから気にしたら負け

Q:カレンをお嫁にください
A:断る

…誰かバトルシーンの書き方教えてくれませんか?
いや、本当に

696 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 23:43:58 ID:jYZGUr8W
>>695乙&GJ

自分>>646ですが、まさかナオトが修羅場の人さんだったとはw
妹さんは是非ライと幸せにしてあげてください

697 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 23:44:56 ID:jYZGUr8W
>>695乙&GJ

自分>>646ですが、まさかナオトが修羅場の人さんだったとはw
妹さんは是非ライと幸せにしてあげてください

698 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 23:47:08 ID:jYZGUr8W
(くっ…!しまった)

だ、大事な事なので二回言いました

699 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 23:52:52 ID:MDSiZVuN
>>695
GJ!
自分の中のシュナイゼルが粉微塵に崩れていく怪作ですwww

俺も諦めるのでカレンはライのお嫁さんにしたげてください。
ほら、>>696の人も2回言ってることですし。

700 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 23:52:58 ID:VL+y667E
>>695 乙です
ガンルゥをなめッアッー!!が入っていたことに感動&吹きました。

あとナオトお兄さん、妹さんをライの嫁にください。
彼ならきっと幸せにしてくれますから。



701 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/26(木) 23:57:22 ID:5nlWgQdJ
ガン・ルウってかなり、安いから300機ぐらい用意できるでしょ。
そしてことごとく「このガン・ルゥを舐め…アッー!」

702 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 00:17:56 ID:gIT5uJEn
オレンジが生きててくれた事が個人的にGJ。


703 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 00:23:58 ID:beArScrz
アゲアゲだなおまいら

704 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 01:28:03 ID:FD03Bhqb
>>695
乙&GJです
戦闘頑張って下さい






あ、後私346ですが
>>678
指摘ありがとうございます。
直そうと考えながら書いているんですが難しいですね
>>679>>680>>683>>684>>685
皆様がたGJ及び感想ありがとうございます。
>>681
なんかごめんなさい
>>682
やべぇそんな初歩やっちまうなんて
ごめんなさい
腕立て100回しますね


705 :這い寄る混沌 ◆4EKy8pi43U :2008/06/27(金) 03:36:02 ID:JNSR5ghv
さて、久しぶりにSSを投下させて頂きます
その前に、注意点を・・・・・・

カップリングはカレン×ライですが、糖分は含まれておりません
この作品は怪談仕立てです。それほど怖くは無いと思いますが、そっち系が苦手な方はご注意を

あと支援可能な方がいらっしゃいましたら、念のためお願いしたいです

706 :這い寄る混沌 ◆4EKy8pi43U :2008/06/27(金) 03:36:34 ID:JNSR5ghv
「遅くなって御免なさい。ライ、他の皆は?」
カレンが待ち合わせの場所である学園の正面玄関に着くと、そこにはライが一人で佇んで居た
「先に出たよ。カレン、俺と君が最後のペアだ」
(そっか、ライとペアなんだ)
これでイベントの間は、ライと二人きり。それが嬉しくて、カレンの頬が緩んでしまう
騎士団では親衛隊長と戦闘隊長、学園ではお世話係とお世話される側、そして今度は
イベントでもペアを組む事になった。なんと言う偶然だろう、と思う
(少しは、運命だって思っても良いわよね・・・・・・)
「それじゃあ、俺達も行こうか」
差し出されたライの手を取って、カレンが嬉しそうに頷く
「そうね、待たせちゃ悪いものね」
こうして、生徒会主催『迎夏! 第一回肝試し大会!』の幕が開けたのだった

707 :這い寄る混沌 ◆4EKy8pi43U :2008/06/27(金) 03:37:15 ID:JNSR5ghv
『アッシュフォード学園であった怖い話』

「それにしても、会長のイベント好きにも困ったものよね」
暗がりの中、教室の扉の小窓から漏れる月明かりを頼りに、カレンとライは手を繋いだまま歩いていた
目的地は職員室側の玄関。そこに着くまで、決められたポイントに目印のコインを置いていかなければならないらしい
「しかも、何時も突然だし」
ライもそう思うでしょ、とカレンが同意を求めると、ライは困ったような顔で「そうだね」とだけ答える
しかし、カレンが愚痴を言うのも無理は無かった。このイベントが決まったのは、今日の昼食の最中だった
二人が屋上でカレンの作った弁当を食べていると、突然ニーナを連れて現れたミレイが
『今夜、胆試しするわよ! 中庭に8時に集合ね!』
それだけ言うと、風のように去ってしまったのだ
そのお陰でカレンは、紅蓮の整備を早めに切り上げて、学園に戻る必要が出来てしまったのである
「そう言えば」
「どうしたの?」
「ライ、随分早く着いたのね。私の方が先に出たのに」
聞かれてはまずい部分をボカシながら、カレンが問い掛ける
「こう見えても、男の子だから」
「何それ?」
微妙に答えになっていない答えと笑顔ではぐらかされて、つい苦笑してしまう
それでも、普段の生真面目なライとは違った一面が見れた事が少しだけ嬉しかった
「で、本当は・・・・・・」
どうやってこんなに早く着いたのよ、と続けようとしたその時、廊下を支配する闇の奥から幽かな音が聞こえて来た

708 :這い寄る混沌 ◆4EKy8pi43U :2008/06/27(金) 03:38:25 ID:JNSR5ghv
キィ・・・・・・キィ・・・・・・キィ・・・・・・
ゆっくりと、音が近付いて来る
キィ・・・・・・キィ・・・・・・ガラガラッ・・・・・・キィ・・・・・・ガラガラッ・・・・・・
金属の擦れるような音と、車輪の付いた何かを引き摺る音
「始まったみたいね」
身構えるふうでもなく、カレンが呟く
徐々に接近してくる音がハッキリと聴き取れる距離に近付いた時、廊下の向こうに人影が浮かび上がった
白い服を来た女性だ。その女性が小さな簡易ベットの様な、台車の様な物を押して歩いて来ているのだ
(そう言えば、そんな怪談もあったわね)
クラスメイト達が噂していたそれを思い出しながら、カレンはライの手を引いて、その影に近付いて行く
戦場でKMFを駆るカレンにとって、学園の生徒が変装したお化けなど子供騙しも同然だった
(これじゃ、胆試しにならないじゃない・・・・・・)
取りあえず正体を確かめて、知ってる相手なら笑ってやろう。そう思い、更に歩みを進める
キィキィ、ガラガラガラッ・・・・・・キィキィキィ、ガラガラッ・・・・・・
耳障りな音を立てる白い影が視認可能な距離まで近付いた時、そこに現れたのは思った通りの
カレンも知っている有名な怪談の登場人物だった
『怪我をした兵士を乗せた簡易ベットを押す看護婦の霊』
しかもご丁寧に、兵士の着ている軍服は解放戦線のそれだ。何処で手に入れたのかは知らないが
凝り性のミレイの、面目躍如といった所だろうか
それが廊下の真ん中を歩いてくるので、仕方なくカレンとライは端に寄り、道を譲る
かなり近い距離で繁々と観察するが、看護婦の正体に心当たりが無かった
少なくとも、生徒会のメンバーやクラスメイトでは無さそうだ

709 :這い寄る混沌 ◆4EKy8pi43U :2008/06/27(金) 03:40:06 ID:JNSR5ghv
看護婦の霊(?)が、自分達が来た方の廊下へと消えていくのを見送っていると
「カレン、怖くないの?」
ふと、ライが尋ねてきた。カレンが視線を移すと、幾分寂しげな顔のライが目に映った
質問に答えるのも忘れ、暫し魅入ってしまう
(ライの顔でこの表情って、結構反則よね・・・・・・)
幻の美形などと噂される青年の、愁いを帯びた表情。この顔一つで、どれだけカレンのライバルが増えるだろうか
そう言った意味では危険な表情だが、今は自分が独占できる。それなら、胆試しもそれ程悪くないかもしれない
そう考えながらも、ライの質問にどう答えるべきか迷うカレン
頼りになる所をアピールするべきか、女の子らしく怖がって見せるべきか
ほんの一瞬の間に、脳内で行われるカレン会議。若しくは、脳内スキーマ発動
それがもたらした答えは、非常に打算的なものであった
「ちょっとだけ、怖かったかな」
カレンがライの腕にしがみつく。その豊かな胸を押し付ける様に
「そっか、それじゃ先に進もうか」
しかし、返ってきたのは、予想外の反応だった。照れるでもなく、少し嬉しそうに微笑んで続きを促がされる
照れて顔を赤くする、と言う期待通りの反応ではなかった事に、僅かに不満を感じる
しかし、嬉しそうな顔を「今の状況(当ててんのよ状態)を喜んでいる」と、非常にポジティブな解釈をして
促がされるままに、先に進む事にする
(そうよ、まだまだアピールのチャンスはある筈だし)
イベント中の好感度UP作戦をあれこれ考えながら、カレンはライの腕を一層強く抱きしめるのだった

710 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 03:45:38 ID:LYYA3E1l
ライカレ大好きが、3時45分支援をお知らせします。

711 :這い寄る混沌 ◆4EKy8pi43U :2008/06/27(金) 03:45:58 ID:JNSR5ghv
さて、カレンの作戦が戦果を上げたのか、結論を述べてしまおう。否、である。理由は明確だった
現れたお化け役があまりにも不甲斐なかった事だ
テケテケ、何人かのお婆さん(恐らく、ムラサキ婆や四時婆の類だろう)、花子さんっぽい少女
その他、名前も判らないようなマイナーなお化け多数・・・・・・それが、悉く怖くなかったのである
頑張って怖がって見せたものの、明らかに演技な事はバレているであろう
流石のカレンも、この時ばかりは自身の精神力の強さを呪わずには居られなかった
(あぁ、もう! もう、ゴールに着いちゃったじゃない!)
月明かりが差し込む職員用玄関から外に出て、辺りを見回す
ここがゴールであれば他の生徒会メンバーも居る筈なのだが、誰一人として見当たらない
(あれ? ライは、ここがゴールって・・・・・・)
不審に思っていると、カレンの携帯が振動で着信を知らせてきた。名前の表示はミレイ
恨み言の一つでも言ってやろうかと電話に出るが、ミレイに先手を取られてしまう
『カレン、今何処に居るの? 着いてないの、貴方だけよ? もしかして、具合でも悪くなったの?』
「会長、そっちこそ何処に居るんですか? 私とライは・・・・・・」
『そのライなら、とっくに到着済みよ。今、正面玄関に居るから、早くいらっしゃい』
「何言ってるんですか? ライなら、今ここに・・・・・・」
そう言って、ライの姿を求めて振り返るが、不思議な事に見当たらない
(あれ? さっきまでここに居たのに・・・・・・)
『早く来ないと、ライを別の人とペアにしちゃうわよ。無理しなくても良いけど、早めに来てね』
ミレイが電話を切ってしまい、静寂の中に一人取り残されてしまう
(何がどうなってるのよッ!)
カレンは状況も飲み込めないまま、正面玄関へと走り出した

712 :這い寄る混沌 ◆4EKy8pi43U :2008/06/27(金) 03:46:53 ID:JNSR5ghv
「おそ〜い。30分の遅刻よ、カレン。今度遅れそうな時は、連絡ぐらいは頂戴ね」
言葉とは裏腹な、ミレイの優しい笑顔に迎え入れられた。どうやら怒ってはいない様だった
元々、何事をも楽しむ性質のミレイである。よっぽどでなければ、怒られる心配などは無いのだ
ほっとして辺りを見回すと、自分以外の生徒会メンバーは揃っていた。さっきまで一緒だったライまでも・・・・・・
「ライ。貴方、何時の間にこっちに来たのよ」
そう言って、腕を掴んで振り向かせる。自分を置いて居なくなったライに、つい不機嫌な声になってしまう
一方、振り向かされたライは、不思議そうにカレンを見つめていた
「カレン、何を言ってるんだ?」
君より後に向こうを出て、さっき着いたばかりだよ。そう耳打ちされる
ライの答えが、カレンの混乱に拍車をかけた。話が全くかみ合わない
カレンが到着してからゴールに着くまで、ライはずっと一緒に居た筈だ
「カレン、如何したんだ?」
不安そうな声を出すライに気がついたのか、皆が集まってくる
その時、情報を整理する為に記憶を手繰っていたカレンは、一つの違和感に気がついた
自分が到着した時に、ライはこう言ったのだ。『先に出たよ。カレン、俺と君が最後のペアだ』と
ライは自分を『僕』と呼ぶはずだ。少なくとも、カレンの知る限りでは、そうとしか呼ばない
(それじゃあ、あのライは・・・・・・)
「会長、そう言えばお化け役の皆は?」
芽生え始めた恐怖を誤魔化そうとして、思いついた疑問を咄嗟に口にする
「お化け役? そんなの居ないわよ? 参加者は、このメンバーだけよ」
逆効果。新たな情報は違和感と化学反応を起こし、更なる恐怖へと変化する

713 :這い寄る混沌 ◆4EKy8pi43U :2008/06/27(金) 03:47:36 ID:JNSR5ghv
(まさか、そんな・・・・・・それじゃあ、さっきのは・・・・・・)
嫌だ、考えたくない。カレンの脳は必死に結論を否定する
しかしそんな思いを嘲笑うように、違和感→恐怖の化学反応は止まらない
反ブリタニア組織の制服なんて、幾らミレイでも手に入れられるだろうか?
お化けのメイクだって、今にして思えば異常なまでにリアルでは無かったか?
(やっぱり、あれは・・・・・・)
高らかに自己を主張する恐怖を否定する情報を求めて、忙しなく視線を動かすカレン
その視線が恐怖の発生源を捕らえた時、カレンは見てはいけない決定的なものを見てしまった
(ライッ!?)
学園の2階の廊下。そこにある窓の一つから、ライが此方を見つめていた
急いで正面を確認するが、やはり此方にもライが居る
大丈夫? とでも言いたげな表情で、カレンを見つめたままだ
再び、もう一人のライに視線を戻す。やはり、居る。夜の暗さの中でも、ハッキリと判ってしまう
そこで、やっと救いが訪れた。カレンの脳が膨大な恐怖を処理しきれずに、ブレーカーを落としに掛かったのだ
四肢の力が抜け、崩れ落ちるカレン。それを支えようと、手を伸ばすライと生徒会メンバー
皆に囲まれて意識を手放そうとするカレンが最後に見たものは、校舎の中のライ
満面の、狂ったような笑顔でカレンを見つめる、得体の知れない『もう一人の』ライだった・・・・・・

───この日、カレンのプロフィールに『怖いもの:夜の学校』が加わったのは、言うまでも無い───

714 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 03:51:16 ID:LglxL8Tc
こわあああい

715 :這い寄る混沌 ◆4EKy8pi43U :2008/06/27(金) 04:00:13 ID:JNSR5ghv
如何だったでしょうか? 少しは、涼しくなりましたか?
怪談系は、これも久しぶりに書きましたが、やっぱり楽しいですね
久しぶりに、幾つか怪談をでっち上げたくなってきました

しかし、最後の最後でお猿さんが・・・・・・ orz

さて・・・・・・では、また次の作品で・・・・・・(満面の狂った笑顔で、闇に溶けるようにフェードアウト)

716 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 04:00:20 ID:beArScrz
規制っぽいね

717 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 04:07:50 ID:LYYA3E1l
這い寄る混沌氏GJです!
途中まで糖分がありそうだったのに、こういうオチが来ましたか……
しかし、いつぞやのサバ落ち以降、投稿がきつくなりましたな。

718 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 05:49:56 ID:7C4sfXrr
>>715乙&GJ

当ててんのよ状態に吹きました
カレンがこんなに頑張った相手が本物のライじゃなかったなんて、
ライは惜しいことをしたと言うべきか、幽霊が良い思いをしたと言うべきか、悩むところです

719 :千葉はライの嫁:2008/06/27(金) 09:14:47 ID:VFtZnNwC
皆が未来に目を向ける中、敢えて過去に目を向けてみる。
ノリで書いたけど、好評なら続くかも?
ただ……千葉さんが出せないんだよなぁ
とりあえず投下

720 :千葉はライの嫁:2008/06/27(金) 09:16:06 ID:VFtZnNwC
目の前で動かなくなった老婆を、青年は呆けたように見下ろしていた。
庇う間もなかった。爆風により飛ばされてきた瓦礫の直撃を受けた老婆は、
腰から下を潰されてそのままだ。
青年は、老婆の名を知らなかった。そもそも老婆と過ごした時間も、ほんの数日だけ。
だがそれでも、老婆は青年にとって大事な人間だった。
気が付けば、記憶を失った状態でゲットーをふらついていた青年を、
少ない自分の食料を分け与えて世話してくれた。
記憶喪失、という時点で得体が知れない上に、青年の容姿はどう見てもイレブン……日本人のものではなかった。
にもかかわらず、イレブンの老婆は青年の世話をしてくれた。
「……っ……ぁ」
微かな声が聞こえた気がした。
それが、未だ息が合ったらしい老婆の声だと理解した瞬間、
青年は老婆の傍らに跪いた。
血泡をふきながら、ヒューヒュー、と耳障りな呼吸をしながら、
老婆は真っ直ぐに青年を見つめている。
「に……げ……まな、ぶ……にげ……る……」
最後まで言い切ることなく、老婆はそこで事切れた。
老婆が口にした「まなぶ」が、老婆にとってどういう存在だったのかは青年には分からない。
老婆が青年に、その人物の面影を見ていたのか、だから世話してくれていたのか、
それも今となってはもう分からない。分からない、が。
「自分」を失った青年は、一つのことを思い出していた。
「……そうか」
立ち上がり、視線を崩れた瓦礫の先へ向ける。紫色の巨人が、此方に銃口を向けていた。
青年は、その巨人を恐れる様子もなく歩み寄る。
気のせいか。一瞬、瞬きをした青年の瞳に、赤い鵬が見えたような気がした。
「思い出したよ……これが……」
胸の奥で疼く、深いな感情。青年が思い出したもの。
それは。
「これが……“怒り”か」
瞬間、赤の鵬が羽ばたいた。


721 :千葉はライの嫁:2008/06/27(金) 09:16:42 ID:VFtZnNwC
紅月カレンは倉庫に集まった日本人達を見て、申し訳なさと悔しさに責め苛まれていた。
今ここにいる人間の大半は、カレンのようなレジスタンスではない、巻き込まれただけの一般人だ。
自分達が死ぬのは、仕方が無い。それだけの危険を冒しているのだ。
だが、この人々はそうではない。毎日を精一杯、必死で生きてきた人々なのだ。
(なんとか、この人達だけでも逃がさないと……っ!?)
カレンの思考は、突如起きた爆発で中断された。破片が飛び、悲鳴が飛び交う。
巻き上げられた粉塵の向こう側から、ブリタニアの歩兵部隊が姿を現す。それも、戦車のおまけ付きでだ。
「こんな所に逃げ込んでいたのか、イレブン共め」
戦車に乗った指揮官らしき人物が片腕を上げると、それに合わせて歩兵達が射撃体勢に入る。
(そんな……私、ここで死ぬの?)
目の前のブリタニア軍を、呆然と見詰めるカレン。
カレンの視界の端に映った扇達も、敵兵を睨みつけてはいるものの、
既に反撃の意思はないように思えた。
(こんな……こんな、何も出来ないまま……!)
銃口を見つめることが出来ず、ぎゅっとカレンは目を閉じる。
「お兄ちゃん……!」
銃声が響いた。だが、それは兵士達の持つ銃から発せられたものではない。
敵集団の側面から撃ち込まれた銃弾は地面を抉り、外に展開していた歩兵を吹き飛ばした。
同時に、紫色の機体がカレン達の目の前に現れる。その機体はすくいあげるように戦車を持ち上げ、
ダッシュの速度を活かして放り投げた。少しの間が空き、金属が拉げる音と爆音がカレンの鼓膜を打つ。
『ブリタニア兵に告ぐ。銃を捨て、そのまま大人しくしていろ』
先程の銃撃は威嚇射撃だったらしく、兵士達に銃弾は当たっておらず、
ただ着弾の余波を受けて倒れこんでいるだけのようだった。
紫色の機体―――サザーランドは、本来ブリタニアで使用されているKMFである。
そのサザーランドに銃口を向けられた兵士達は、一も二も無く銃を捨て、うつ伏せの体勢で両腕を頭の後ろで組んだ。


722 :千葉はライの嫁:2008/06/27(金) 09:17:28 ID:VFtZnNwC
『大丈夫か?』
「あ……うん」
スピーカー越しの声に、思わず間の抜けた声を漏らすカレン。
はっ、と気付き、扇達と共に敵兵が捨てた銃を拾い集め、敵兵を拘束する。
「助かったぜぇ! ところで、お前誰だ? 工藤か? それとも重田?」
玉城がこの場にいないメンバーの名前を適当に挙げてみるが、
声の主は器用にサザーランドの首を横に振ってみせた。
『いや、僕は貴方達の仲間ではないんだ』
「それじゃあ、貴方は、一体……?」
『僕は……!?』
カレンの問いかけに答えようとした青年の声がとまり、
代わりに忌々しげな舌打ちが聞こえる。

723 :千葉はライの嫁:2008/06/27(金) 09:17:55 ID:VFtZnNwC
「どうしたの?」
『まずい。Z-01がこっちに向かって来てる』
「Z……?」
『敵の新型だ。スペックではこのサザーランドとは比較にならない』
「あ、あの白い奴か!!」
思わず、という風な扇の恐怖混じりの叫びは、その場にいた仲間達の代弁でもあった。
つい先程まで、優勢にことを進めていたカレン達を、たった一騎で敗走させた脅威。
あの白兜が、また襲ってくる。
『時間が無い。西へ向かって走れ。そちらには今敵影が無い』
「貴方はどうするの?」
銃のベルトを肩にかけながら、井上が問いかける。
といっても、井上は声の主の考えを推測出来てはいたが、問わずにはいられなかった。
『僕はここで奴の相手をする。何とか、時間を稼いでみるよ』
「大丈夫なの?」
『言っただろう。スペックでは比較にならないと。
 まぁ、貴方達が逃げ切るまでは頑張ってみるよ……後数分でこちらに着く。急いで』
「すまない!! 行くぞ皆!」
扇を筆頭に、仲間達が一般人を庇いながら西へ向かって逃げていく。
カレンも銃を肩に掛けると、その後に続こうと駆け出す。
『気を付けて』
そのカレンの背中に、声が掛けられた。
カレンは思わず立ち止まり、自分達を守るように背を見せているサザーランドを見上げた。
「貴方も。無理、しないでね」
カレンの声に、声の主はサザーランドの片手を上げて答えた。


724 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 09:19:47 ID:hAQikl5x
しえん

725 :千葉はライの嫁:2008/06/27(金) 09:29:05 ID:VFtZnNwC
「見つけた! あいつで最後……!」
枢木スザクは、最後の敵機体を見つけて、一気に己の乗機……ランスロットを加速させた。
敵のサザーランドはこれまでの敵と違い、焦った様子も見せずスザクを迎え撃つ。
「これで!」
最後の敵だから、とスザクが油断したわけではないだろうが。
スザクは命中が充分見込める距離まで詰めると、両腕と両腰のスラッシュハーケンを発射した。
だが次の瞬間、それは失敗だったと思い知らされることになる。
「何!?」
サザーランドが放った弾丸が、連続でスラッシュハーケンとランスロットを繋ぐワイヤーに命中。
掠った、などというレベルではない。信じがたいことだが、高速で、別々の位置から放たれたハーケンを、
まるで狙ったような―――いや、寧ろ狙ったとしか思えない―――正確さで、敵は撃ち抜いて見せた。
銃弾の直撃を受けたワイヤーは三本が完全に千切れ飛び、一本がかろうじて残ったものの半ばまで千切れている。
これでは、最早使い物になるまい。ファーストコンタクトで、スザクはハーケンを全て失ったのだ。
だが、スザクは怯まない。地面を蹴り、傾いたビルの側壁を足場にしてまた飛び、
サザーランドに踵落としの要領で蹴りを放つ。だがスザクが半ば予想していたように、
サザーランドは即座に後退して蹴りを避け、続いて襲ってきたランスロットの拳を腕の装甲を弾かれながら捌いた。
操縦に集中しながら、スザクは敵の動きに舌を巻いた。
ランスロットが拳を、蹴りを繰り出す度、サザーランドの装甲がひしゃげ、或いは弾け飛ぶ。
だが、それだけだ。戦闘の続行に支障をきたすほどの決定的な一撃は未だ与えられないことを考えれば、
相手のパイロットの腕はかなりのものなのだろう。しかし、それだけで説明がつくのか?
「この動き……本当にサザーランドなのか?」

726 :千葉はライの嫁:2008/06/27(金) 09:30:02 ID:VFtZnNwC
「あは〜! 凄いねぇこれは! 一体どういう操作をしたら、
 サザーランドにこんな動きをさせられるんだろう? セシル君? どうだった?」
ランスロットから送られてくる戦闘のデータを眺めているロイド・アスプルンドは、
興奮を隠そうともせずに喜々として笑った。
楽しそうなロイドとは反対に、戦闘データを解析していたセシル・クルーミーの表情は硬い。
「送られて来るデータから、敵の操作についてある程度の予測は立てられました。
 しかし……」
「何? どうしたの?」
「もし、データ通りなのだとしたら……あの機体のパイロットは、
 一秒間に十二回前後の入力を行っている計算になります」
「一秒間に十二回? それはまた凄い!」
まるで新しいおもちゃを与えられた子供のようにはしゃぐロイド。
セシルはロイドに咎めるような視線を向けながら、首をひねった。


727 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 09:37:44 ID:hAQikl5x
支援

728 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 09:38:11 ID:nI8GLZ3s
支援

729 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 09:51:41 ID:YVpqOF8R
支援

しかし…またか。
職人さん達のモチベ低下が心配。

730 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 10:15:13 ID:DcUguoSc
支援

731 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 10:22:38 ID:ML2q0GFO
支援 このスレももう730まで来たのか。職人さんに感謝。沢山読めて幸せ。

732 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 10:43:52 ID:O5utdEiM
こうも規制が多いとなあ。
したらばに避難所作って、規制時にはそっちに投稿→本スレに代理投下できるようにした方がいいかもね。

733 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 10:50:16 ID:beArScrz
うpろだにtxtあげるって手もある
一気に読めるし保管もしやすい

734 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 10:56:47 ID:YVpqOF8R
確かに合理的だ。それもいいかもね。

ただ俺にとっては、このスレで区切れ区切れに投下されるSSを見ている瞬間に、とても大きな満足感を得ている事も事実だったりする。

735 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 11:16:49 ID:jzLYRbhb
よく知らないがうpろだって専用の作れるんだっけ?
既存のロダは流れるの早いからやめた方がいいよ。

736 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 11:24:04 ID:Rfiz7hkg
というかうpろだ利用は掲示板に投稿してるという感覚じゃないから好きじゃないなあ。
作者さんたちがどう思ってるかは知らないけどさ。
俺はしたらばに避難所作るのがいいと思う。

737 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 11:49:32 ID:ML2q0GFO
俺も避難所に賛成。うpろだはすぐに消えちゃうし、
保管庫の人もいつも早く対応できるわけでもないだろうから。

738 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 11:51:07 ID:L6o5OYB3
期待支援

規制に対して、したらばに避難所、うpろだに上げる。と、対策が出てるが
各職人の判断次第だと思う。
ローカルルールや暗黙のルールになって、職人が投下を躊躇する
ようになったら困る。

職人の一人としては
規制されても支援によって、読み手の期待とかを感じられて
モチベーションの低下は、それほど感じていない。
感想そっちのけで、別の話題で盛り上がる?方がよっぽど・・・


739 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 12:18:32 ID:ML2q0GFO
>>738さんの意見が他の職人さん達の意見でもあることを祈りつつ
この話題はここまでってことで。

740 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 12:23:12 ID:M+3bFIBB
一度投下ないときにでも他の職人さんたちの意見も聞いてみたい所ではあるな。
まあもし作ることになっても避難所使用の強制はなし、支援の強化は絶対ってことで。

ところで千葉嫁氏は規制解除まだかかりそうなのかな。

741 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 12:35:23 ID:YbsDABAD
>>740
すまない。俺は今大学にいるんだ。夜には投稿再開するよ。
あと、支援してくれた方に全力で感謝。モチベの低下とか、
少なくとも俺はぜんぜんないから安心してくれ。ではまた夜に。

742 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 12:41:49 ID:M+3bFIBB
>>741
乙です。全力で夜を楽しみにしてまっす!

743 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 17:24:35 ID:nOXhIsTW
ライは一応皇族だよね?ならカレンを拘束された専属騎士にする展開もあり?
皇帝になって内側から国を変えようとするライを支えると

744 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 17:40:38 ID:ML2q0GFO
>>743
カレンが現時点ではブリタニア自体を毛嫌いしてるっぽいので、
相当な説得力有る理由が無いと突っ込まれそう。
でもわくわくする話なので個人的には投下を期待してる

745 :晴天:2008/06/27(金) 17:46:59 ID:LYYA3E1l
R2-11で、最後誰もカレンの心配をしてなくて可哀想だったので、ライにその分心配させてみました。
気が付けば、妙に暗い話になってしまった。

注意点
・黒の騎士団カレンルートからR2派生のよくあるパターンです。
・勿論ライカレですが糖分0です、アロマブラックです。
・ライの性格がかなりネガティブです。
・鬱々とした雰囲気で、それに合わせて文章もかなりクドめです。
・ライの搭乗機は月下のままです、きっと中身が別物位強化されているのでしょう。
・最近巷で話題の記憶改竄ネタの妄想が入っております。
・タイトルと本文は99%関係ありません。

途中規制が掛かってしまった場合、22時頃まで再投下は無理になると思いますので、ある程度時間が空いたら星になったと思ってスルーして下さい。
では、投下。


746 :晴天:2008/06/27(金) 17:49:07 ID:LYYA3E1l

『もう恋なんてしない』



また……守れなかった。
大切な人が乗った、真紅の機体が目の前で消えて行く。
僕はどうする事も出来なかった。
あの時、僕が出撃していれば。
あの時、僕がもっと巧く神虎を抑える事が出来ていれば。
あの時、僕に力があれば……!
何度も後悔し、何度も叫び、何度も壁を殴りつけた。
それが何の解決にも成らない事は嫌と言うほど理解出来ていたが、それでも僕はそれを止める事が出来なかった。
気が付けば拳から血が滴り落ちていた。
カレンの不安、苦痛を思えば大した傷ではない。
もしかすると僕は、自分の体を痛めつける事で罪を贖っているつもりでいるのかも知れない。
……酷く自分勝手な贖罪だ。
いや、贖罪なんかではない。
「悲劇のヒーローを気取って逃げているだけだ」
漆黒の闇に包まれた月下のコクピットで、自嘲気味に笑う。


747 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 17:49:13 ID:jMbVRel7
携帯から、申し訳ないけど支援

748 :晴天:2008/06/27(金) 17:51:09 ID:LYYA3E1l

遠い昔、僕には守りたいモノがあった。
どんな手段を使っても。
自分がどうなったとしても、守りたいモノがあった。
僕は力を手に入れた。
それは、悪魔との取引だったのかも知れない。
それでも構わなかった。
どんな手段を使っても守りたかったのだから。
だけど、そんな自分勝手な想いは多くの犠牲と共にあっさりと砕け散った。
……守りたかったモノ全てを道連れにして。


749 :晴天:2008/06/27(金) 17:52:43 ID:LYYA3E1l

全てから逃げ、目覚めた世界。
ここで僕は、大切なモノを作らなければ良かったのかも知れない。
でも、再び巡り会ってしまった。
悪魔の力を使っても守りたい大切なモノと。
「カレン……」
大切な、その名を呼ぶ。
いつもなら、呼べば必ず返って来る返事が今は無い。
込み上げて来る胃液が気持ち悪かった。


750 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 17:53:20 ID:ML2q0GFO
支援

751 :晴天:2008/06/27(金) 17:56:03 ID:LYYA3E1l

母、妹、そして恋人。
一体いつになったら僕は、大切な人を守れるのだろうか。
『王の力はお前を孤独にする』
遠い昔、力を手にした時、悪魔に言われた言葉。
1年前、この世界に目覚めた時、魔女に言われた言葉。
「孤独……か」
僕が、孤独になるのは耐えられる。
だけど、そのせいで僕の大切な人が傷つく事には耐えられない。
「孤独か」
もう一度呟く。
今のこの状況が、僕のギアスによる代償だと考えるのは突飛過ぎているのかも知れない。
だが、それでも僕は思う。
僕は……ここに居て良いのだろうか?


752 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 17:57:21 ID:prbEfhgM
私怨

753 :晴天:2008/06/27(金) 17:59:19 ID:LYYA3E1l

「……い……力だ!」
遠くから微かに歓声が聞こえる。
何か盛り上がっているようだ。
カレンの事が解決していない今、何にそんなに盛り上がれるのだろうか?
それとも、いつまでも頭を切り替えられない僕が異常なのだろうか?
重くなった頭を軽く振る。
嘔吐感が消える事は無かった。


754 :晴天:2008/06/27(金) 18:02:02 ID:LYYA3E1l

「…イ、ライ!」
コクピットハッチを叩く音と、僕を呼ぶ声。
不躾な闖入者に心で舌打ちをするも、明らかに居場所を悟られている状況で無視を決め込む事も出来ずハッチを開く。
「やはり、ここに居たか。ゼロが呼んでいるぞ」
そこにいたのは緑色の髪をした少女。
「C.C.か…」
「相変わらず失礼な奴だな、お前は」
金色の目を細め、少女は不敵に笑う。
しかし、その笑顔は一瞬で凍り付いた。
「……壮絶な顔をしているな」
「そうか?」
「それになんだ、そのコクピットは?ラクシャータが卒倒するぞ」
見渡す程の広さも無いが、僕は視線をぐるりと巡らす。
所々に赤い物が飛び散っていた。
血……なんだろう。
それでも僕は、その赤い物を『紅蓮と同じ色の物だな』としか認識出来なかった。
「たいした事じゃない、それでゼロが何の用だ?」
カレンを救い出す計画を練るのだと思えれば、まだ気が楽だった。
だが、居場所は解らず。
無事かどうかすらも解らない。
この状況で、具体的な救出プランが立てられるとは到底思えなかった。


755 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 18:02:26 ID:ML2q0GFO
支援

756 :晴天:2008/06/27(金) 18:05:08 ID:LYYA3E1l

しかしそれでも、スザクが身柄を引き受けた以上、少なくとも無事ではあると思う。
そう思いたかった。
だが、身体の無事がイコール安心とは言えない。
皇帝のギアス。
僕は記憶を改竄されたルルーシュを知っている。
「外見がカレンでも中身が違えば、それはカレンでは無いんだ……」
スザクは、僕の親友の一人はカレンを戦いから遠ざけようとしている。
確かに、彼女は戦いなどせず、あの頃のようにアッシュフォード学園でミレイさん達と共に笑い合っているのが幸せなのかも知れない。
だけど、彼女は自分自身で戦う事を選んだ。
それならば、僕もスザクも、いや他の誰も、カレンの死んだ兄さえも彼女が戦う事をやめさせる事は出来ないのでは無いだろうか。
一般に考えられる幸せが、彼女にとっても幸せである保証は無いのだから。
まだ記憶が改竄されると決まった訳ではないのに、考えがすぐにネガティブになってしまう。
もう一度頭を振る。
やはり、嘔吐感は消えなかった。
「解った、彼の私室に行けば良いのか?」
「ああ」


757 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 18:05:31 ID:t2F9/5Pe
シエン フー
神 虎

758 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 18:05:51 ID:ML2q0GFO
支援

759 :晴天:2008/06/27(金) 18:08:12 ID:LYYA3E1l

気だるい体を引き摺る様に月下のコクピットから這い出る。
格納庫には、僕とC.C.しか居ないようだ。
「外が騒がしかったが、何かあったのか?」
前を歩くC.C.に話題を振るが、別に興味は無かった。
「なに、星刻と天子がな……たいした事ではない」
C.C.が振り向きもせず答える。
「星刻か……」
戦争だから当然の事であり、彼個人には何の罪も無いのかもしれない。
それでも僕は、カレンを捕獲した星刻と普通に会話出来る自信は無かった。
やはり、すぐに頭を切り替える事が出来ない僕が異端なのかも知れない。


760 :晴天:2008/06/27(金) 18:09:16 ID:LYYA3E1l

ふと、振り返る。
いつもより眺めが良い月下の左に少し戸惑う。
そこに紅蓮があって、その足元にカレンがいる当たり前の日常。
だが、今はその日常が無い。
本来あるべきモノが無い、非現実的なスペース。
空虚感が胸に去来した。


761 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 18:09:58 ID:ML2q0GFO
支援

762 :晴天:2008/06/27(金) 18:12:02 ID:LYYA3E1l

決意を固める。
それはもしかすると声に出てしまっていたかも知れない。
「カレン……君は、僕が必ず救い出す」
そう、例えどんな手段を使っても。
あの時の、ドス黒い感じが胸に込み上げて来る。
例え……どんな力を使っても。
そして、君を救い出せたなら。
僕に関する全ての記憶を奪って消え行こう。
今迄と同じ笑顔を、君に向けられる自信が無いから。
その手で、君を抱きしめる資格が無いから。
だけど、それでも僕は構わない。
君が無事に居られるのなら。
君が本来居るべき場所に居られるのなら。
僕は孤独に耐えられる。
君との思い出があれば耐えられるから。
僕は消えよう、君を傷つけない為に。
「この世界にとって、僕はイレギュラーなのだから……」


763 :晴天:2008/06/27(金) 18:13:02 ID:LYYA3E1l

「どうした、ライ」
一向に歩き出さない僕にC.C.が声を掛ける。
「いや、何でもない。行こうか、C.C.」
僕は歩き出す。
もう振り返るつもりは無かった。
「ライ」
緑の髪をした魔女が、歩みを止めず振り向きもせず僕に呼びかける。
「くれぐれも、同じ過ちは繰り返すなよ」
心を見透かされたようで、僕は一瞬足を止める。
「お前は、カレンに。この世界に。必要な人間なのだからな」





……僕は自分の覚悟が揺らぐのを感じた。


764 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 18:13:31 ID:ML2q0GFO
支援

765 :晴天:2008/06/27(金) 18:15:18 ID:LYYA3E1l
以上です。
たくさんの支援、私怨、神虎、本当にありがとうございました。
おかげさまで無事に最後まで投下出来ました!
つたない文章に最後までお付き合いありがとうございました。

次はもっとほのぼのしたSSを書きたいと思います。

766 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 18:16:51 ID:HOd+rsTC
>>695
スザクとルルーシュが共闘しているなどこの作品の状況がいまいち理解できないのですが。



767 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 18:19:42 ID:ML2q0GFO
>>765
GJ。
わかるわかる。あいつら浮かれすg てアニメの感想はさておき。
俺も全く同じこと妄想した。
次回作も期待してます。

>>766
特派ルート後あたりのパラレルじゃね?

768 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 18:31:06 ID:prbEfhgM
>>765
GJ!
俺もまったく同感、情の厚いライさんは絶対あのシーン凹むよな〜と思うわ。

769 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 18:39:14 ID:iArAD2DI
>>765
GJ
>R2-11で、最後誰もカレンの心配をしてなくて可哀想だったので、ライにその分心配させてみました。
同じ事、感じてました。玉城には、イラッと来たし・・・

770 :聖  ◆uOv0XEul/s :2008/06/27(金) 19:00:29 ID:AuamK4zR
>>765
GJです!そうなんですよね、カレンが大変な状況だっていうのに皆浮かれて…。

さてひさびさ投下です、擬人化ではなく短編ですが。
ただし注意
・シャルルとライが同志
・記憶はV.V.との接触により復活済み
・ライが皇族
・ずっと王様ライのターン!
・短い
となっております。パラレルな話として読んでいただければ…

771 :聖  ◆uOv0XEul/s :2008/06/27(金) 19:02:56 ID:AuamK4zR
鋭く磨かれた剣を振るう。
久しぶりに剣を振るう度に実感することは、眠りにつく前よりもずっと身体が軽く、身体能力が上がっているということだった。
そのことはまざまざと自分の身体がいいように扱われていたことを証明しており、このことを思えば今にも自分を改造した愚か者達を葬り去ってやりたかった。

だが残念ながらそれは出来ない。
私がシャルルと同志として肩を並べてしまったからだ。
シャルルの駒を減らすことは私にとっても都合が悪い。

ひゅん、と剣を振り下ろせば、パチパチパチというのん気な拍手の音が聞こえる。
その音の持ち主を睨みつければ、眠たそうな目をこちらに向けながらも拍手を止めた。

「そんなことして楽しいの?」
「訓練だ、楽しいからやっているわけではない。」
「ふーん…にしては笑ってたけど。」
「お前の見間違えだな、V.V.」

子供らしからぬ雰囲気と仕草をするV.V.にそう言い放つ。
正直私はこの子供が好きではない。
私の契約者ではないとしても、同じ能力を持つ存在。腹の底が読めない相手。
腹の底が読めない契約者に対して好感を持てるほど、私は余裕を持っていない。

772 :聖  ◆uOv0XEul/s :2008/06/27(金) 19:04:14 ID:AuamK4zR

「そんなことをしなくても、ナイトメアに乗ればいいのに。」
「あれは機械だ、いつ動かなくなるものか分かったものではない。最後に自分を守れるものは自分自身、ならば自分を鍛えることは当たり前だ。少なくとも私の時代ではそうだ。」
「ここは君の時代じゃないよ。」
「それでも、だ。それでも最後に自分を守るのは自分自身に他ならない。この時代の騎士達が軟弱なのも、そういう精神が抜け落ちているからなのだろうな。」
「それに君は皇族、守るのは他の奴の役目だ。」
「私より強い相手なら守ることを認めてやっても良いが。」
「強情。」
「信用ならない相手に守られるのは嫌いなのでな。」

大体そのナイトメアも気に入らない。
ナイトメアに乗るときのためにと、私が眠っている内に勝手に植えつけられた操作方法、勝手につけられた筋肉。
乗るときは必ずやってくるのだろうが、好き好んで乗りたいとは思わない。
まあ調整は必要なのだから、そう遠くない内に乗る必要はあるのだが……。

「話はそれだけか?V.V.」
「うん、そうだけど」
「ならどこかへ消えろ、私はお前と話すつもりはない。」
「いいよ別に、僕はここで君を見ているだけだから。」
「邪魔だ。」
「そんなに邪険にしなくてもいいじゃない。」

773 :聖  ◆uOv0XEul/s :2008/06/27(金) 19:05:19 ID:AuamK4zR
そう言って薄く笑うV.V.の首元に、剣の切っ先を突きつける。
もちろんこれで死ぬだなんて思っていない、それにシャルルの契約者を殺すなんてことはしない。
だが、ちょっとした脅しくらいならかまわないだろう?
もっとも、この子供に効いているかどうかとなると話はまた別だが。

そして案の定、V.V.はそんなことをされても薄く笑い続けるだけだった。

「仲良くしようよ、僕と君は一応血の繋がりがあるんだから。」
「お前と血縁関係があるだなんて、反吐が出そうだがな。」

V.V.の喉元にある剣を下げる。これ以上は無意味だ。
行かないと分かれば無視をするだけだ、見られているだけで気は散るが仕方が無い。
他の人間ならばどうにかできるものの、こいつは人間ではない。
ならば話すだけ無駄だ、とV.V.の存在を無視し、くるりと背を向けて意識を集中させ、イメージトレーニングの要領で剣を構える。

まったく、母上も妹もいない世界で死ねずに生き、こうして戦うために身体を動かしている自分が愚かでならない。
イメージトレーニングの相手は自分にしようかと考え…

「かっこいいねえ。」

可笑しそうに言うV.V.の声を聞いて、八つ裂きにする奴のイメージはとりあえずこの子供にしよう、と決めた。

774 :聖  ◆uOv0XEul/s :2008/06/27(金) 19:07:07 ID:AuamK4zR
以上です。
なぜだかシャルルとV.V.がマイブームです。
皇族ライもマイブームです。

擬人化の時に誤字を教えてくださったかた、ありがとうございました。
は、恥ずかしい…!

775 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 19:49:44 ID:Oc5pr1iM
>>744
GJです!こういうライもいいですね!
自分もライ王様時代は尊大な感じだったと思います

続き物もいいが単発もいい!!

776 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 20:31:04 ID:6Uh5rjDl
俺が王様ライを想像すると、なぜかどこぞの金ぴか慢心王が浮かんでしまうw
まあライは慢心というものとは程遠い性格だけどね。

『慢心せずして何が王か!!』

777 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 20:36:40 ID:dLapO9J8
月厨はこんなとこまで沸くなよksg
巣に帰れ

778 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 20:37:47 ID:ML2q0GFO
過剰反応すな。スレが荒れる。

779 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 20:53:15 ID:WuBnTDUQ
>>766
気にしたら負けなんです
というかもうあの戦闘終わったらもう全部ギャグだらけなんです

780 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 20:57:26 ID:7EyuuxpU
にゃもにゃも言う王様ライ

781 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 20:59:52 ID:V90/QQ9D
>>765
GJ!読みやすかった。ライの心情の描き方もうまいなぁ…としみじみしながら読んだ後に
>たくさんの支援、私怨、神虎、本当にありがとうございました。
で盛大に吹いたw ほのぼのもお待ちしてますが、レス見てるとコメディセンスもありそうなので期待。
>>774
GJです。V.V.と王様ライのやり取りがすごくそれっぽいな
なんでシャルルと同志になってるのか気になるけどありそうでなかった感じで新しいね

782 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 21:27:24 ID:6Uh5rjDl
>>777
こんな程度のことでいちいちカス呼ばわりとは最悪な奴だな。

783 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 21:32:15 ID:pJDiZreY
>>782
触れるな

784 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 21:33:50 ID:beArScrz
つ スルー検定

785 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 21:38:22 ID:GbsOgRYN
>>782
スルーしろ。
犬にでも噛まれたと思ってくれ。

786 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 22:08:20 ID:nwco7v41
職人の皆様、連日の精力的な投下お疲れ様です。
今回は、最近のサーバー規制強化に因る投稿の中断を回避する手段について選択肢を提供します

投稿中に規制くらった!まだたくさんあるのに……
   ↓
テキストファイルを添付して geass_lc_ss に送信

以上です。

                重要!
1.送信から保管まで、最大で30時間近く掛かることがあります
2.あくまで“選択肢”です。最終的どうするかは職人の判断次第です
3.最初からいきなりこちらに送信しないでください。2chの規制が長時間(24時間以上)解けない場合の非常手段です
4. 3は2に優先します

787 :保管庫の人:2008/06/27(金) 22:22:50 ID:nwco7v41
失礼、名前を入れ忘れました。

788 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/27(金) 22:33:02 ID:6Uh5rjDl
保管庫の方、ご苦労様です。
投下します。
>>649の続きです。
支援お願いします。

注意!
原作無視のオリジナル展開です。

789 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/27(金) 22:33:54 ID:6Uh5rjDl
群青色の上着を引かれる。
見れば、自分の肩程度の桃色。
二人並んで立っている訳だから、身長差がはっきりとわかる。

「どうかした?」

尋ねると、桃色の少女、アーニャは無言で会談会場の部屋の出口に向かって視線を遣る。

その先にあったのは、中華で見て以来の跳ね上がりの真紅。
しかし、ゆっくりと後ろ手にドアを閉めるその様は、どこか悄然としていて、いつもの気勢がない。

「…カレン?」

彼の知る彼女とのあまりの違いに、彼――枢木スザクは訝しむ声をあげた。

「……」

その声に、カレンは反応して此方を見る。
煩わしげな態度で顔を上げた彼女だったが、声を掛けてきた相手が誰かを認識した瞬間、その瞳に決意が宿る。
一歩一歩ゆっくりと足を進めてスザクの前に立つと、カレンは初めて口を開いた。

「入らないの?」

一瞬スザクは考えるが、すぐに何の事か理解する。
部屋に、という意味だろう。

790 :保管庫の人:2008/06/27(金) 22:34:57 ID:nwco7v41
支援と参りましょうか

791 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 22:35:10 ID:YVpqOF8R
支援

792 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 22:35:55 ID:breNx52H
支援

793 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/27(金) 22:36:00 ID:6Uh5rjDl
確かに普通は有り得ない。
自分達はナイトオブラウンズ。
そしてこの艦には護衛として来ている筈なのに、その護衛相手に付くこともせず、こうして部屋の外で並んで立っているだけなのだ。

それも、会談相手はあのゼロ。

もちろんスザクは、全力で護衛をしようとしたのだ。
あの忌々しい力、ギアスを持っているかもしれない敵。そんな奴と護衛も付けずに会談する。
その恐ろしさを、それが彼にもたらした後悔を、スザクは絶対に忘れないだろう。

にも関わらず、自分達は此処にいる。
スザクはその理由を答えた。

「うん…実は殿下が、自分の用事が終わるまで入ってくるなって」

そこまで自分で言っておきながら、再度後悔するスザク。
皇族命令と言われては、ラウンズと言えど反論は許されない。
すぐに済む事との話だったから、なんとか妥協したのだ。

それでも余りに情けない話である。
カレンもさぞ呆れた表情を見せているだろう。
お前は馬鹿かくらい言われるかもしれないな、そう思ったスザクが目の前の少女を見れば、悲しげな、何かを耐えるような表情。
その表情のまま、彼女はため息をつく。

「殿下、か…」

目を伏せ、諦めたようにそう口にしてから、カレンはスザクに再び話し掛ける。
そこに、今見た儚さはすでにない。

794 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/27(金) 22:36:49 ID:6Uh5rjDl
「ちょっと話があるの。付き合ってくれる?」

「いや、でも」

確かに今はやる事がないけれど、さすがに護衛対象を放っておいて敵方の人間と話をするというのは不味いだろう。

いくらその相手が、かつての友人だろうとも。

そう思い、断ろうとしたスザクに、カレンは先手を打つ。

「アジア合衆国連合の紅月カレンとしてではなく、アッシュフォード学園生徒会のカレン・シュタットフェルトとして、同じ生徒会の枢木スザク君にお願いするわ」

そう言ったカレンを、スザクは目を見開いてまじまじと見つめた。
あれ程嫌っていたブリタニアの名前をカレン自身が出してきた事に驚くと同時に、余程のことなのかと思ったのだ。

「ゼロが殿下に害を加えない。それも、その名前と関係に誓って言えるかい」

ただしスザクには、もう一つ確認しなければいけない事がある。
どちらかと言えば、彼にとってはこちらの方が重要だ。
それを言えば、カレンはしっかりと深く頷いたのだった。

「誓うわ。絶対に、それはない」

――だから、辛いのだ。

795 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 22:37:01 ID:7toKYVXW
支援

796 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 22:37:53 ID:YVpqOF8R
支援

797 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/27(金) 22:38:48 ID:6Uh5rjDl
――――――

仮面の中で歯を噛み、膝の上の握り拳を震わせながら、それでもゼロは冷静な姿勢を崩すまいとした。

「本日は、よく、いらしてくれた」

なんとか言葉を一つ一つ絞り出す。
怒りを、悔しさを、悲しみを何かにぶつけたい衝動を止めるのに必死だった。
それに対して、目の前の人物はすぐに声を発する。

「ああ、ライ・レ・ブリタニアだ。異母兄から聞いているとは思うが、よろしく」

ブリタニアの皇族らしい、尊大で冷ややかな態度。
ゼロ、ルルーシュにとっては、ずいぶんと懐かしいものだった。
しかし、自分の大嫌いな、憎んでさえいる連中と同じような態度をライが取らされている事が、ゼロの怒りをより煽り立てる。

「まさかとは思いましたが、こうもあっさり裏切ってくれるとは。しかも皇族?何の冗談なのですか、それは」

二人の会話に投げ込まれる、突然の悪意。
ある意味当然ともいえる言葉を発したのは、ゼロの横に座るブリタニア人。
国家情報長官ディートハルト・リート。
しかし彼の嫌味は、今のライにとっては意味不明の戯言にしか聞こえない。

「…裏切る?何を言っているのだ、貴様は」

そう言って向けられた視線の、あまりの以前との違いにディートハルトは驚く。
それはもはや冷たいなどという言葉では片付けられない、路傍の石を見るような、絶対の無感動。
少なくとも、人間に向ける物ではない。

798 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 22:39:11 ID:7toKYVXW
支援

799 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/27(金) 22:39:19 ID:6Uh5rjDl
驚きつつも、その言葉に答えて、さらに続けようとしたディートハルトだったが、もう一人の人物に止められる。

「やめろ。ここは講和会議のはずだ。それに貴様の言い方は、相手方の代表に対する態度ではない」

ピシャリと言い放ったのは、アジア合衆国連合の軍事の総責任を負う国防長官、藤堂鏡志朗。
最初こそライの変節に驚いた彼だったが、既に普段の重厚な落ち着きを取り戻していた。

何か理由があるに違いない。

藤堂から見て、ライがゼロを、自分達を、何より先程部屋を出て行った真紅の少女を裏切るなど有り得ない事だった。
軍人としてそれなりに様々な事を経験し、また多くの人間と接してきた藤堂にとっても、ライという青年は信用の置ける人物と見られていたのである。
だからこそ、今は彼の振る舞いに合わせるべきだと、藤堂は感じていた。

その藤堂の意思を、彼の発言から理解したディートハルトは不承不承といった様子で矛を収める。

「失礼した。此方の勘違いのようだ」

「……」

藤堂の取り成す言葉に、ライは鼻を鳴らす。
目の前に座るブリタニア人の発言の意味が気にはなったが、何か仕掛けるつもりなのかと警戒して口をつぐんだ。

「私からも謝罪する。この事は忘れていただきたい」

藤堂の落ち着きに感化されたのか、ゼロもようやく本来の在り方を取り戻して言う。

「では講和条約について、さっそくだが」

謝罪と同時にライの言葉を待たずに、なんとか事務的な方向に話を持っていくゼロ。

それ以外にこの感情の奔流を沈める方法を、彼は今持たなかった。


800 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/27(金) 22:40:37 ID:6Uh5rjDl
――――――

「それで、話って何だい」

会場とは別の一室、小さな応接室のような部屋で椅子に腰掛けてスザクは尋ねる。
目の前には、同じく席に着いたカレン。

「ラ…今日来ている、皇子殿下の事」

そのカレンの様子に、スザクは眉根を寄せる。
さっきからどうも変だ。
何か、あるのか。

そう思ったスザクは、ふと、この少女は一応貴族の娘だった事を思い出した。
あの学園での猫被りも思い出してしまい、笑いを堪えるのが大変だったけれど。

801 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 22:41:07 ID:7toKYVXW
支援

802 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/27(金) 22:41:35 ID:6Uh5rjDl
「ひょっとして、カレンはライ殿下とお知り合いだった?」

「っ!」

そのスザクの言葉に、何故か息を呑むカレン。
疑問に思いながらもスザクは続ける。

「あの方は、最近までずっとご病気だったって聞いたけど。本国にいた時にでも?」

そう言ったスザクに、ようやくカレンは答える。
偶然にも会議室にいるゼロと同じように、言葉を一つ一つ絞り出すように。

「違う、わよ。私は、あの方の事は何も、知らない」

「そうなのか。じゃあ、話って?」

一つ、深呼吸をする。
そしてカレンは、ある確信をその口から発した。

「あの青いランスロット。パイロットは、彼なんでしょう?」






803 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/27(金) 22:42:37 ID:6Uh5rjDl
今回は終わりです。
支援ありがとうございました。

804 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 22:43:45 ID:zO2vPMSG
保守!


805 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 22:43:53 ID:8yajjLRk
ちょ、ここで終わりですかw
なんて続きが気になる終わり方なんだ。

続きを心待ちにしております。

806 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 22:47:52 ID:XWxTCsNx
うはぁ生殺しキタwww乙です。続き待ってます

807 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 22:58:24 ID:7toKYVXW
>>803
待ってましt 生殺しー!!
すごい続きが気になるw

808 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 23:09:33 ID:hjwtOl2A
乙!!次回も楽しみにしてます
しかし、投下速度半端ないな
ほぼ連日とは……

809 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 23:16:49 ID:sGNKzvWd
>>713って、ロスカラじゃ無くても良くね?

810 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 23:19:00 ID:7toKYVXW
スルー検定のお時間がやってまいりました

811 :千葉はライの嫁:2008/06/27(金) 23:21:41 ID:VFtZnNwC
先輩達と飯食ってたらすっかり遅くなっちゃったぜ。
んじゃ、昼間の続きを投下しますんで、念のため支援よろしくお願いする

812 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 23:21:58 ID:YVpqOF8R
今日こそエアリーディング検定三級に合格だ!

813 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 23:22:00 ID:0g0+TdmR
援護

814 :千葉はライの嫁:2008/06/27(金) 23:22:36 ID:VFtZnNwC
「ですが仮にそうだとしても、グロースターならまだしもサザーランドの反応速度では、
 パイロットの操作にとても付いていけない筈ですが……」
「だけど、現に今も敵のサザーランドはどうにかランスロットとやり合えてるね。
 いや、これは……ははぁ、なるほど。そういうことか」
新たに送られてきたデータを目にしたロイドが、ただでさえご機嫌な笑みを、
もう満面の笑みと表現してもいいくらい大きくした。
「何か分かったんですか?」
「うんうん、このデータを見ると、徐々にだけどスザク君の攻撃が相手に見切られ始めてる。
 つまり、このパイロットはスザク君の動きを先読みして入力してるんだねぇ。
 これなら、機体の反応が遅れてもなんとかなる」
「それはそうですが、そんな簡単な話では」
「まぁ、スザク君はKMFを使っての実戦はこれが初めてだからねぇ。動きにまだ単調さが残っている。
 だから読みやすいといえば読みやすいのかもしれないけど……この行動予測の正確さは、
 ちょっと信じられないなぁ。うふ、うふふふ〜」
ロイドの見ているデータを目にし、その数値にセシルは唖然となった。
信じられない、なんてものじゃない。まるで未来を知っているかのような正確、いや精確さ。
この数値は、はっきり言って異常だ。
「ん〜、だけど分からないなぁ」
「何がですか?」
「この反応速度は、先読みによるものだとしても……。
 このサザーランド、どう見ても普通の機体よりも出力が高いんだよねぇ。
 どうしてだろ?」


815 :千葉はライの嫁:2008/06/27(金) 23:23:23 ID:VFtZnNwC
ひっきりなしに現れる警告のウィンドウと鳴りやまないアラームに、
青年は端正な眉を寄せた。
ブリタニア軍技術部試作嚮導兵器。世界で唯一の第7世代ナイトメアフレーム。
型式番号Z-01.通称、ランスロット。世界最高峰のKMFの技術を持つブリタニアの、最先端の技術の結晶。
何故か、その情報を青年は“知って”いた。いや、それどころか、
ある力を使ってこの機体を手に入れ、コクピットを目にした瞬間、その操作方法が分かったのだから、
案外自分はKMFと深い関わりのある人間なのかもしれない、と青年は淡々と攻撃を捌きながら思考していた。
実際、その知識量はかなりのものであった。現に今、一般の兵士には不可能な、
ユグドラシルドライブのオーバーロードを行えているのだから。
青年は、機体に乗った瞬間から自分がKMFの操縦に長けた人間であると理解したが、
青年の能力を持って尚、サザーランドでランスロットを相手取るのは難しすぎた。
機体の運動性能はどうにもならない。だが、出力ならば、一時的にだが上げられる方法があった。
それが、ユグドラシルドライブのオーバーロード。限界突破の無謀な行い。
これによりまずユグドラシルドライブそのものが不安定になり、機体の設定数値を越えた高出力に機体そのものが耐えられなくなり、
最後には、エナジーフィラーに使われているサクラダイトがボン。ゲームオーバーというわけだ。
「残り時間は、ざっと三十秒」
それは青年の勘であり、へたをすればもっと早く機体が爆発する恐れもあるが、
青年はその危険性へ向ける意識をカットし、戦闘に集中する。
「反応速度も戦闘センスも見事だ。ランスロットの性能を最大限に発揮できている。
 だが……素直すぎるな」
敵のパイロットをそう評すると青年は、ペダルを一気に踏み込んだ。


816 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 23:23:55 ID:7toKYVXW
支援

817 :千葉はライの嫁:2008/06/27(金) 23:24:00 ID:VFtZnNwC
防戦一方だった敵が突然突っ込んできたことで、一瞬スザクは面食らった。
しかし、それもほんの刹那。カウンターの要領で、突っ込んできたサザーランドの顔面に拳を放つ。
その拳は。
「馬鹿な!」
確実に当たると確信した直後、サザーランドはランスロットの懐に入り込んでいた。
いや、スザクにも分かっている。すり抜けたわけではない。
直前に、最低限の動作で拳を避けたのだろう。それこそ、スザクの動体視力を持ってして、
一瞬すり抜けたと錯覚するほどの動きで。
ランスロットの腰を両手でがっちりとホールドしたサザーランドは、
そのままランスロットをビルにぶつけようと突進する。
スザクは拳をかわされたことで回避行動が遅れ、サザーランドの意外な高出力に対応を誤り、
ランスロットがビルに押し付けられる格好になるのを許してしまう。
「ぐっ、だが、これで!」
『チェックメイト……王手だ』
「っ!?」
敵のパイロットのものと思われる声が聞こえた瞬間、
ランスロットのファクトスフィアが、敵のコクピット・ブロックが射出されたことを知らせた。
この状態で、敵のパイロットが逃げ出した……?
その事実を理解した瞬間、スザクは、全力でサザーランドを振りほどいた。
次の瞬間、至近距離からの閃光と爆発を受け、スザクの意識は暗転した。


818 :千葉はライの嫁:2008/06/27(金) 23:24:47 ID:VFtZnNwC
「あの状態で反応したのか……良いセンスだ」
こちらも若干の爆風の余波を受けてがたつくコクピットの中で、
青年は敵パイロットの常識はずれの反応速度に素直に感心した。
KMFを失った以上、自分の出番はこれで終わりだろう。
だが、このエリアの総督であるクロヴィスの戦闘停止の放送が流れている。
自分は、役目を果たした。
「……お婆さん。カタキは討ったよ」
ぽつりと、青年は悼むような声でそれだけを呟くと、そっと目を閉じた。
同時に、コクピットのパラシュートが開き、緩やかに地面に着地する。
青年はサザーランドの本来のパイロットから奪った拳銃を懐に入れ、コクピットから脱出する。
放送によれば、もう戦闘は停止している。この区画から離れてしまえば、一先ず安全だろう。
それでも念の為崩壊した建物の陰から陰へ移動していると、緑の髪をした少女と出会った。
奇妙な白い服に、神秘的な美貌の少女。少女の美貌に見とれたわけではないが、青年は少女から視線が外せなくなった。
怪我でもしているのか、覚束ない足取りの少女は、青年に気付くと最初警戒の表情を浮かべ、
次いで驚いたような表情を浮かべた。
「君、大丈夫か? 安全なところまで送ろう」
「お前……」
青年の気遣いを無視し、少女はひた向きな眼差しを送ってくる。
「……お前も、王の力を持っているのか」
「王の力……?」
ズキリ、と青年の頭に痛みが走った。一瞬、視界が無色に見えるほどのノイズが頭に奔る。
その痛みに耐えきれず瓦礫に手を付いた青年を眺めると、少女は青年に背を向けた。
「ま、て……お前……一体……っ」
「……私の名前はC.C.。縁があれば、また会うこともあるだろう。
 それではな、銀色の王よ。また会える日を楽しみにしている」
風が吹き、舞上げられた粉塵が青年の視界を遮る。
それが晴れた時には、少女の、C.C.の姿はもうなかった。


819 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 23:25:00 ID:7toKYVXW
支援

820 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 23:26:34 ID:0g0+TdmR
援護

821 :千葉はライの嫁:2008/06/27(金) 23:27:50 ID:VFtZnNwC
これにて終了。
支援感謝。ロボのバトルは難しいなぁ。
あ、保管庫の人卿、出来ればこの作品の一番最初のとこで、
「深いな感情」ってミスしてるところがあるので、「不快な感情」
と訂正しておいてもらえますか? どうかお願いします。

822 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 23:30:32 ID:7toKYVXW
>>821
GJ!かつ続編望みます。
ランスロットを手玉に取るライがステキッ

823 :千葉はライの嫁:2008/06/27(金) 23:33:32 ID:VFtZnNwC
あと、ついでにここが活性化しそうなレスをペタリと。

320 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 19:02:28 ID:Oc5pr1iM
今はんぎゃく日記聞いてるんだけどスタッフーさんが
「LCとても人気なので、ぜひ続編を作りたい」的な発言がありました

これは期待せざるを得ない

824 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 23:46:44 ID:hjwtOl2A
乙!!そしてロスカラへと続くのかな?
是非とも続きを読んでみたいです

>>823
なん…だ…と…?


825 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 23:53:35 ID:8FFjfsNQ
GJ!ライかっこいい…!
続きをぜひとも期待して待ってますっ!!

>>823
おおおおおおおおおおおおおおおおちおち落ち着こう…
…………落ちけ着しまた?

826 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/27(金) 23:55:55 ID:VFtZnNwC
>>825
落ちつけてない落ちつけてないw
こんな時は素数は数えるんだ。1,3,5,7……あ、これは奇数か

827 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 00:15:37 ID:Rs3zQNqZ
>>823
GJ!サザーランドでランスロットとやり合うライは化け物か…!

それ自分が本スレであげたレスだw
こっちに上げても良かったんだ
なんかスレ違いかなと思って遠慮しちゃったんだよね

828 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 00:19:47 ID:cwWP4E3o
>>827
まさにココに必要なスレだよ!!



829 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 00:24:30 ID:CiYOss7g
みんな落ち着けwwww

…話変わるけどアーニャエンドはきっとあるんだろうな?
そうじゃないと俺涙目なんだが

830 :sage:2008/06/28(土) 00:24:59 ID:rBV7xCEz
>>823
なんだとおおおおおおおおおおおおお


831 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 00:26:49 ID:rBV7xCEz
>>830
すまん、ちょっと吊ってくる。

832 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 00:27:54 ID:hQ4Y33Zk
>>825
いや素数であってるだろう、と思った自分は落ち着いてないのか、
単に数学の知識を忘れかけているのかビミョーなライン

>>821乙&GJ
ライ凄すぎ!
チート臭いのにLC設定に則った描写なので、ライなら有り得ると思えてしまいます!
ひとつ気になったんですが、ユグドラシブドライブって一般のKMFにも搭載されているんでしょうか?
自分はアニメ雑誌とかほとんど買っていないので、間違えて思い込んでる可能性も高いのですが、
ランスロット特有の機関だと思っていました

833 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 00:29:12 ID:zR+JYVE5
>>823
まさに11話のような援軍だな!大地が我々の味方になったぞ!

834 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 00:30:33 ID:Rs3zQNqZ
>>830
吊らんでよかよ!w
てかここに知らせにこなくてすまなかったorz
最新の「はんぎゃく日記」でこの件に関してゲストで来た
LCのスッタフーが言ってるから良かったら聞いてみて下さい

835 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 00:33:03 ID:UQUKImht
あーうん、俺も凄く期待しちゃう情報だけど、そろそろゲーム本スレで話すべきだと思うんだ。

836 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 00:37:26 ID:EoncoJl5
>>832
ttp://geass.g.hatena.ne.jp/keyword/%e3%83%a6%e3%82%b0%e3%83%89%e3%83%a9%e3%82%b7%e3%83%ab%e3%83%89%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%96


837 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 00:41:14 ID:ksRGBB7/
普通の機体であればリミッターが設定されてるでしょう。
シャアザクとかもパーツは同じだけど設定が限界ぎりぎりで
三倍出出てたはず。
だからライならガンルウでもリミッターはずせば、「アーっ」にはならないはず。

838 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 00:45:36 ID:EoncoJl5
ちなみに素数は2、3、5、7、11……って感じだ。
関係ないけどね!

839 :蒼い鴉 ◆F.9o83kBbA :2008/06/28(土) 00:56:14 ID:4vpgv/50
>>823
猫に木天蓼ならぬLCファンに続編。コレはすごい情報ですなw

840 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 01:02:12 ID:k9krl5QK
みんな知っててここではスルーしてる話題なのかと思ってた
一時期より本スレ、ライスレ過疎気味だからそっちも閲覧&書き込みよろしく
つーわけで職人さんカモーンщ(゚▽゚щ)

…そういや案外ライ×ミレイないなぁ。
いや俺もあんまり妄想広がらないんだけども…書いてくださる方がいたらお願いします

841 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 01:24:51 ID:v5evNtEl
>>840
今特派EDベースでライ×ミレイ気味のオールキャラ書いてる
ちょっと泣かせるかも?

842 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 01:26:29 ID:W86QI1ha
<<<毎日新聞、謝罪後ヘンタイ記事を再び掲載、2chに指摘され速攻で消す。>>>

902 名前:文責・名無しさん[] 投稿日:2008/06/27(金) 22:12:15 ID:OgRBWcYE0
毎日ヘンタイ新聞 デジタルメディア局 はやる気満々です。
(p)http://search.mdn.mainichi.jp/result?p=masuo+kamiyama&page=1

905 名前:文責・名無しさん[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 22:24:43 ID:x7C+jY290
>>902
http://mdn.mainichi.jp/culture/archive/news/2008/02/20080216p2g00m0dm002000c.html

エロ記事復活か

908 名前:文責・名無しさん[] 投稿日:2008/06/27(金) 22:27:49 ID:dHNkk5Ej0

おい お前ら毎日がまだエロ記事を堂々と載せてるぞ 見てみ

912 名前:文責・名無しさん[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 22:36:31 ID:x7C+jY290
>>902
速攻で消しやがったな。
ここ見ているな。 http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1214581736
         http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1214569287/l100
         http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/news/1214570916/l100

843 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 01:32:21 ID:CiYOss7g
一つだけ聞きたいんですが
チマチマ5,6レスほど書き溜めて規制回避すべきか
10レス前後一気に書いて支援をお願いするかどっちがいいでしょうかね

844 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 01:38:37 ID:k9krl5QK
>>841
おおー!お願いします。エロパロには神がいたけどなかなかなかったカップリングだ
自分も多数派?でライカレ大好きだけど色んなカップリングも、恋愛ナシのシリアス物も見たい。
それだけライやゲーム自体の素材がいいってことなんだろうけど。
>>843
たぶん10レスも一人で連投できないと思います。
>>1にあるように長めになるようなら、念のためにでも最初から支援要請した方が良いかと。

845 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 01:39:25 ID:6mnwipfY
基本作品は完成してから投下して欲しいな。


846 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 01:46:50 ID:EWEl4SWJ
>>845に賛成かな。描きながらだと誤字とかも多くなるし推敲もできない。ここの管理人さんは後から修正
受け付けると言ってくれているが、無いにこしたことないしな。

保管庫といえば>>578のグラフで思わず爆笑してしもた。SSだけじゃなくてレス全部かよw
管理人さんの引き出しはまだまだ尽きそうにないなw

847 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 01:52:53 ID:k9krl5QK
スマソ>>844は単発の場合最後まで書き溜めてるか
連載の場合は大まかなプロットができてるのが前提で、投下時の話です

848 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 02:07:44 ID:CiYOss7g
>>845-847
レスありがとう

…さてどうしよう、連載の終わりが見えない

849 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 05:58:28 ID:hQ4Y33Zk
>>836
ありがとう

850 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 09:31:13 ID:oWbEI9Sa
>>848
終わりが無いのが終わり
それが、君のギアス…【黄金の体験】だ

という冗談はさておき
取り敢えず最初に、連載の出だしとオチを作って置いて
そのあと肉づけしていくと迷走もしないし、途中で書くのが嫌になる事もないですよ。
行き先の判らない旅より、目的地を目指している旅の方が迷わずに進めますしね。


……一寸分りずらいですか?


851 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 10:23:15 ID:ksRGBB7/
明日の放送までに新しいスレ建てれそうだね。
R2になってから給料泥棒な人を整理すると、

・プリン伯爵:ヴィンセントがことごとく紅蓮によって撃破
・ギルフォード:ほぼやられ役
・グラストンナイツ:同上
・玉城:そもそも給料をもらってるのか?

852 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 10:30:29 ID:GYAxqzLF
さげ

853 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/28(土) 16:55:59 ID:tq3AZShJ
誰もいない……。
投下するなら今のうち。

ちょっと行き詰っているので、気分転換に書いたのを投下します。
ギアス篇の中途の短い話です。
カップリングはライ×C.C.

854 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/28(土) 16:57:17 ID:tq3AZShJ
   「一方的な彼女」


 はじめてみて分かったことだが、二重生活というのはきつい。かなりきつい。
昼は学生、夜は黒の騎士団。軍務が公になっているスザクはともかく、僕とカレンは疑惑を
呼ばぬように学生生活もそつなくこなさなければならない。睡眠時間は常にギリギリだ。
そろそろルルーシュに居眠りの仕方を教わるべきか。

 さて本日も丑の刻を廻り、裏門からそろりとクラブハウスへ戻る。カレンを送って来たので、
いつもより少し遅くなってしまった。夜遊びの多いルルーシュが抜け道を色々と教えてくれた
おかげで、この時間の帰宅でもナナリーの安眠は守ることができる。
 クラブハウスはとう消灯していた。小さく灯ったフットライトから伸びる影は長く、時刻も
相まってなかなか不気味だ。足音を立てないように階段を上り、自室の扉に手をかけようとして
違和感を覚えた。人の気配、チーズの香り。

「C.C.……」
「おかえり。案外早かったな」
 僕を黒の騎士団に引きこんだ張本人が平然と他人のベッドの上で寛いでいた。彼女の手元には
大きなピザの箱がある。
「どうして僕の部屋に居るんだ……」
 どっと疲れが押し寄せる。
 僕がトレーラーを出た時、C.C.はラウンジで扇さんたちと夜食を取っていたはずだ。当然、今晩は
そこに泊まるのだと思っていたのに。
「ん? いくら私でも瞬間移動まではさすがに出来ないぞ? お前がカレンといちゃついている間に
ゼロに送らせただけだ」

855 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/28(土) 16:58:17 ID:tq3AZShJ
 C.C.はなぜか不愉快そうに眉を顰めた。とは言っても表に出るのはほんの微かな変化だけで、
それでさえ次の瞬間には何事もなかったかのように元の無表情に戻る。C.C.には感情がないわけではない。
むしろ、喜怒哀楽は激しいくらいだ。彼女と一緒にいるうちに、僕にもその違いを見分けられるように
なっていた。
「別にカレンとは何も……。しかも、さっきまでピザを食べていたじゃないか」
「井上が今日までのクーポン券をくれた。それにアレは新作で、コレは定番。もちろん別腹だ」
 そんな腹があるか。それとも君はあれか、胃袋が四つあるという反芻亜目か。
 しかし、C.C.はそんな僕の呆れた視線を気にも留めず、溶けたチーズをついっと伸ばしている。
僕は眠気と疲れで痛み始めたこめかみを押さえた。
「なんだ? そんな目をしてもやらんぞ」
「遠慮しておくよ」
「ふん、つまらん奴だな」

 僕は窓を少し開けた。籠った空気と冷たい夜の風が入れ替わる。寒いとC.C.は文句を言った。
「君に会っていることはルルーシュに黙っていないといけないんだろう? こんなにチーズのにおいが
してたんじゃ、一発でバレる」
「なるほど、これは密会か」
 何が彼女の琴線に触れたのか、C.C.は金色の目を丸くして僕を見つめた後、笑みを浮かべた。
「そんなロマンチックなものじゃないと思うけれどな」

856 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/28(土) 16:59:27 ID:tq3AZShJ
 客観的に事実のみを述べれば、僕が自室に襲撃されているだけだ。さらに言わせてもらえば、
今、ものすごく眠い。そろそろ限界だ。
 無理やりこじ開けた瞼の隙間から「そこをどいてくれ」の念を込めながらC.C.を見ると、
彼女は聖母のように微笑んでいた。夢か幻か。僕はC.C.が少し避けてできた空間にごろりと横になった。
彼女の体温と香りの残るシーツに身を沈めると、途端に意識が遠のいていく。

「――……」
「なんだ? ……もう寝たのか。まったく、あいつもお前もまだまだ子供だな」
 遠くで彼女の声がして、それから優しい手のひらの感触が続いた。
 その晩、僕は久し振りに穏やかな夢を見た。

857 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 16:59:35 ID:UQUKImht
支援

858 :マト ◆Dmf7s6g6us :2008/06/28(土) 17:01:15 ID:tq3AZShJ
以上で投下完了です。

専ブラにしてから投下したのははじめてなので、ちょっとびびりつつ。


859 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 17:48:38 ID:LA+niJFY
GJ

860 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 18:36:57 ID:U/RRmqCH
>>832
言ってみればナイトメアのエンジンなのでどの機体にも搭載されてるはず。
ランスロットのユグドラシルドライブが高出力なのは使われてるサクラダイトが馬鹿みたいに多いかららしい。

861 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 18:47:31 ID:KRw6lIHN
>>858
GJ!
久々の慈母モードC.C.や…いいなあ

862 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 19:10:36 ID:XsOpDxcs
>>856
ルル「ライ、少し外に出ないか?話したい事があるんだ。いや、今出来た…!」

863 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 21:07:35 ID:EWEl4SWJ
今日はえらく伸びが悪いな…燃料の補充期間か?

864 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 21:08:48 ID:qUP5JJm9
おそらくこれが嵐の前の静けさってやつなんだろうぜ・・・・・・

865 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 21:18:16 ID:EWEl4SWJ
俺もがんばらにゃならんな。今一本書いてるから終わったら投下するぜ。
神楽耶→ライ←天子 なんてマイナーもいいところだがな!

866 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 21:21:40 ID:UQUKImht
wktkして待ってる。

867 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 21:25:10 ID:au70YeIo
>>863
投稿しようとしていたメモ帳がバグって消えたという人もいますよ。
しかし、職人様方皆表現が上手くて羨ましいな〜

868 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 21:27:31 ID:Rs3zQNqZ
>>863
出張とゼミの合宿が重なって身動き出来ない人もいますよ。
早く「狂王〜」の続き書いて投下したいのに……

869 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 21:29:12 ID:cseQXYrQ
最高の組み合わせじゃまいか

870 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 21:31:41 ID:UQUKImht
>>868
すンごく期待して待ってます

871 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 21:44:32 ID:AA3XQeoO
たまにここは書き手しかいないのではないかという錯覚に陥る

872 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 21:49:24 ID:Aud/jKjk
そして書き手でない自分は毎日上質な栄養分を与えてもらっているだけなので、何となく申し訳ない気がする。

873 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/28(土) 21:57:24 ID:3o4nKq/e
あの、今書いているSSの続きが中々上手くいかないので、
少しそれは続きが出来るまで放置して、別のSSを書いたりするのはありでしょうか?

874 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 21:59:41 ID:hQ4Y33Zk
GJを書けばいいと思うよ

875 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 22:04:09 ID:au70YeIo
ポタラ氏
自分は問題ないと思いますよ、職人さんが書きたいように書くのが一番かと。
何かに縛られて強迫観念的に書くよりは、自分が書きたいと思うものを
書いてくださったほうが良いものができると思うので。

876 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 22:06:01 ID:EWEl4SWJ
>>873 全力で肯定するぜ!なんせ今日はまだ1本しかSSが投下されてないんだからな!

877 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 22:08:30 ID:pqXVzw51
>>873
駄目だという理由はある訳ないです
お待ちしてます
勿論、続きも楽しみにしてます

878 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 22:08:51 ID:EoncoJl5
ちなみに、アニメにはでてないけど、
公式の小説には登場してるキャラ出すのはOKかな?

879 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 22:10:28 ID:UQUKImht
OKだと思うよ。他の職人さんのSSでベアトリス出てたけど問題無かったし。

880 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 22:11:22 ID:EoncoJl5
返信サンクス。明日には投下したいぜ

881 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 22:17:37 ID:tq3AZShJ
これは…明日が嵐になる予感。楽しみすぎる。
今日のうちによく眠っておくべきかな。

882 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 22:21:33 ID:UQUKImht
それに明日の本編でどんなダメージ喰らうかわからんから今のうちに眠って備えとくがよろしいかと

883 :修羅場の人 ◆EqnOEsNV9Q :2008/06/28(土) 22:59:09 ID:CiYOss7g
>>865
何そのロリコン(俺)ホイホイ

ということで嵐に巻き込まれる前に投下
>>694の続きです

注意
・慣れないバトルシーンなのでおかしい点が多いような気がする
・約5レス分ですが支援していただくとありがたいです
・プロローグがもう3話も続いていますが後2話は使いそうです

ということで投下します
カップリングは今のところは無しです

884 :プロローグ 3:2008/06/28(土) 23:00:50 ID:CiYOss7g
「…さすがは中華連邦って所か
 人海戦術…まぁ、所有者はテロリストみたいだけど」
「何をごちゃごちゃ言ってやがる!そんな事を呟くなら後ろの心配をってウボァー!」
「…しかしロイドさんはすごいな
 後ろからスラッシュハーゲンを撃てるようにするなんて」

クラブからロチェスターに進化したとき付いた新機能の1つ、それが
「機体後方へのスラッシュハーゲン」

元々、後方にはカメラをつけることが出来なくて、また命中率も非常に悪いため
今まで使う人が居なかっただけで、一応この発想はあったみたい
…でもまぁ、今付いてるこれに自動追尾機能とかそんな便利な機能付いてなくて
直感で当ててるんだけどね

「なっ!何故巻きついてくるんだ!気持ち悪いぞ!」
「…人のナイトメアを気持ち悪いとか言うのやめてくれない?
 …じゃあ、悪口の仕返しということ…で!」
「なっ!うわぁあああ!」

…後、このスラッシュハーゲンには物に命中したときに伸びる機能が付いている
…おかげで、命中した相手のナイトメアに巻きついて投げ飛ばすことも出来るから驚きだ

「…さぁ、とりあえず次は誰が相手?
 命が惜しいなら早く降伏することを願うけどね」

885 :ここだけルル視点:2008/06/28(土) 23:02:33 ID:CiYOss7g
「…なんだあの機体は…」

ライ…ナイトオブイレブンの機体の後ろからスラッシュハーゲンが出ている
普通前にしか付いていない物だ。何故なら命中率の悪さ、そして味方を巻き込む可能性があるからだ
そして外見も非常に変になってしまう
しかし、この男はそれを自由自在に操っている
機体性能…そしてライ自身の能力なのか?

「…さぁ、とりあえず次は誰が相手?
 命が惜しいなら早く降伏することを願うけどね」
「…ええい!怯むな!敵はたった1機!」
「違うな、私も居る!」

ハドロン砲が目の前のガン・ルゥを焼き払う
この1撃で10機とか20機も同時に焼き払っているが、まだ居る

「…後、120機って所か…」
「…ライ卿、ここはあなたに任せていいですか?
 私は柩木卿達を救援しなければならないので」
「…じゃあ、お願いするねゼロ」


886 :プロローグ 3:2008/06/28(土) 23:03:44 ID:CiYOss7g
「ふん!たった1機で何が出来る!」
「…その1機に圧倒されてる人たちには言われたくないね」
「減らず口を!」

…正直ぬるい
これ本当に120機も居るのか?正直ノネットさんやジノの方が圧倒的に強い
…でも、このままだと時間が掛かってしまう。そうすればみんなが…
なら、ここは…!

「……今日の夕食は、パスタにしよう」
「あぁ!?何を言って…ぐわぁあああ!」

ロチェスターの2つ目の新機能、それは
「オーバードライヴ」

…エナジーフィラーの消費が激しくなる代わりに、機体性能を上昇させる
まさに諸刃の剣としか言いようがない機能だ
…しかし、スピードは凄まじい。

「これが…ナイトメアの速さ…ぐはぁ!」
「脱出だ!脱出をしなければ!…うわぁああああああ!」
「なっ…返り…血…?ナイトメアが、返り血を?」
「返り血?…ああ、あれね」

…後この機能はガヴェインやモルドレッドのハドロン砲の技術の応用らしい
おかげでこの機能を使っている間は少し機体が赤くなるみたい

「…さぁ、終わりにしようか」
「くっ!…日本の不屈の魂を舐めアッー!」

こうして、敵ナイトメアを殲滅した

887 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 23:05:38 ID:UQUKImht
支援

888 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 23:05:39 ID:q0oad9nr
支援

889 :プロローグ 3:2008/06/28(土) 23:06:04 ID:CiYOss7g
「ゼロよ!コーネリア・リ・ブリタニアが救援に……何だこれは?」
「…ああ、お疲れ様です。コーネリア殿下」
「その声…ライか?…何故、このような所に!
 だ、だが少しも心配しておらん!」
「…詳しい経緯はまた説明しますね
 …後、もうすぐシュナイゼル殿下達が到着する予定です」
「…あ、ああ…」
(…全く、心配を掛けさせて…)

「ライ!?…何でここに…」
「…スザクかい?久しぶり。
 …色々あって、今は僕もナイトオブラウンズになってるんだよ。」
「…よかった、生きてたんだね」
「…うん。心配掛けてごめん」

そして、何事も無かったかのようにシュナイゼル達の乗ったアヴァロンが到着して、
空港で軽いセレモニーが行われた。

そしてその日の夕方

890 :プロローグ 3:2008/06/28(土) 23:07:00 ID:CiYOss7g
「…シュナイゼル殿下、始めまして。私がゼロだ」
「ほぅ…君がゼロか、よろしく」
「お兄様!…お話したいことがあるので、少し私の部屋まで来てくださいますか?」
「いいとも」
「…私も同行しよう。…あなたに、お話があるのです」
「スザク、そしてライ。出来ればあなたも参加してくださいますか?」
「…イエス、ユア、ハイネス」
「…私達は、どうすればいい?」
「夕食まで、適当に時間を潰しておいてください。」
「そうですか!…なら私は久しぶりにコーネリア殿下に会いに行きましょうかな!」
「…色々見てみたい」
「…じゃあお兄様、行きましょうか」

こうして僕達は、ゼロ・シュナイゼル・ユーフェミア・スザクの4人で話をすることになった
…そしてこの時、この話で僕がこのエリア11に再び居る理由になることになるとは、思っていなかった

891 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 23:07:21 ID:UQUKImht
支援

892 :修羅場の人:2008/06/28(土) 23:08:54 ID:CiYOss7g
Q:カレンドコー?
A:ライは紅蓮のパイロット=カレンと知らない設定
  実は紅蓮の中のパイロットは男と思っている設定(←フラグ)

Q:この作品は何がしたい
A:ブリタニアと黒の騎士団の共同寮生活

ということで今回はここまでです
ありがとうございました

893 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 23:10:08 ID:UQUKImht
>>892
GJ。
わあ、カレンとフラグっすか。これはwktk。
続きを楽しみにしてます。

894 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 23:17:21 ID:+M5qnvku
>>892
ネリ様のツンデレ発言に萌えたw


895 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 23:23:57 ID:EoncoJl5
GJだが、間違いがちょっと気になったかな。
スラッシュハーゲンじゃなくてスラッシュハーケン

896 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 23:24:37 ID:Aud/jKjk
GJ

ただ一つだけ。
スラッシュハーゲンではなく、スラッシュハーケンでは?

897 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 23:25:58 ID:UQUKImht
>>895
>>896
ご結婚おめでとうございます

898 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 23:28:52 ID:EWEl4SWJ
確かにスラッシュハーケンだな。…ってもう保管済みかよ!?

899 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/28(土) 23:29:09 ID:CiYOss7g
>>895-896
アッー!

…保管庫の人さん、修正お願いします

900 :保管庫の人:2008/06/28(土) 23:41:15 ID:MP5fDydm
>>899 修正完了しました

901 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 00:04:52 ID:ElWXndV8
>>892 おつGJですー
ガンルウに乗ると人類皆平等にナメアッーになるんですねw
消費が激しくなって機体が赤くなる、それなんて00?w
カレンあたりは喜びそうですね、色合い的な意味で。

902 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 00:14:13 ID:1OSmdlrK
>>892
GJ!続き期待しています
コーネリア様とも微妙にフラグ立っていますね、ライ

赤くなってパワーアップは界王券を思い浮かべたよ、あたしゃ

903 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 00:14:31 ID:aPj8RxB+
今ライ×カレンの告白ものを書いてるんですがなかなかうまくかけません。
明日の夜には投下しようと思っています。

904 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 00:27:25 ID:JYuzM++/
>>903
おお!今同じようなネタでSS書いております。
きっと同じ電波を受信したのでしょう。

905 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 00:28:52 ID:BQG2bzxz
皆して、明日は投下の嵐だよフラグ立てなくてもwww

906 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 00:35:42 ID:dhmZ4Uvu
そしてその前に新たなるスレを立てなきゃ対処しきれないのではw
>>投下の嵐のフラグ

907 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/29(日) 00:47:04 ID:v2vkY2Tm
今、書き終えたSSが>>903 >>904さんと全く同じネタ・・・・
これは投下しにくい感じですね・・・・

908 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 00:48:47 ID:GpDJZfNd
みんな、今日こそは保管庫の記録を塗り替えてやらないか?目標は9だ!
俺もなんかかく

909 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 00:50:58 ID:gWo48Q6u
>>907 大丈夫だと思いますよ?カモンカモン!

910 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 00:51:45 ID:zsUf+NCm
>>907
投下!投下!

…とりあえず新スレどうしようね

911 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/29(日) 00:56:38 ID:v2vkY2Tm
感情の描写がかなりへたくそですが、投下したいと思います。

ライカレものです。

912 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/29(日) 00:58:05 ID:v2vkY2Tm
「ねぇ。ライって今付き合ってる人いる?」

黒の騎士団アジト。お互いのナイトメアの整備も終わり、休憩をとっていた時だ。
とりあえず、僕は飲んでいたコーヒーを噴出してしまった。

「え〜〜っと・・・なんでそんなことを?」
「えっ!?いや・・・べ、別に気になるとかじゃなくて、ただ・・・・その・・・なんとなく・・」
と、カレンは頬を赤らめながらブツブツと言った。

なんとなく?
やはり、女の子ってのはこういうことを聞きたがるのだろうか?

「いや、僕には今のところそんな素晴らしいパートナーは居ないよ・・・」
なぜか語尾が寂しくなってしまった。

「そ、そうなの・・・い、意外だね・・・」

意外?
ほかの人から見れば、僕は彼女がいるように見えるのだろうか。
でも、残念だけど僕は皆が言うような一級建築士じゃないよ。人生はそんなにバラ色じゃないのさ。

と、天然をかますライ。
君はもう少しまわりを見たまえ。

(よっっっっしゃぁああああああ!!!)
とりあえず恋人が居ないことを確認し、心の中で歓喜するカレン。
だが、すぐ次の質問にはいった。


913 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/29(日) 00:59:18 ID:v2vkY2Tm
「じゃ、じゃあさ・・・好きな人とかはいる?」
「!?」
本日二度目の噴出し。汚いとか言わないでね。
いや、そんなのことより・・・・

「す、好きな人?」
自分に好きな人がいるのかなんて、おかしな話だが考えたこともなかった。
だが、実際にはどうなのだろう・・・
ライは自分の脳内で検索をかけ始める。気になる人物はすぐみつかった。

目の前の人物。紅月カレン・・・
彼女といるとなぜか幸せな気持ちになれる。彼女といると楽しいと思えることも多い。
僕は逆にカレンに聞いてみたくなった

「カレンは、その・・好きな人はいるのかい?」


914 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 00:59:32 ID:SFB2vyBP
支援

915 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/29(日) 01:00:39 ID:v2vkY2Tm
!!
突然の質問にカレンは戸惑う。

どうしよう・・・
ライから聞いてくるなんて・・でも、私の気持ちはもう決まってる。
ずっと前から惹かれていた。
言いたい。たった一言。勇気をだして伝えたい。この気持ちを。

でも、怖い。
彼とのこのままの関係が壊れるのはいやだ。絶対いやだ。
それでも、私は・・・・

「好き・・・・・・」
「え?」
「私は・・あなたのことが・・・ライのことが・・・好きなのっ!!」
言った。伝えたんだ!ついに。
私はライの顔を見つめた。

突然の告白。僕は頭が真っ白になった。
気になると思ってからわずか数分後にその人から告白されるとは予想できるはずがない。



916 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 01:02:05 ID:niQ0aY3Q
どこまでも支援

917 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/29(日) 01:02:25 ID:v2vkY2Tm
沈黙。
その沈黙からカレンは悟った。

違う。彼は私の事が好きじゃない。彼は反応に困っている。
私は馬鹿だ。自分から今の関係を壊してしまった。
そう思うと悲しくなって、涙が溢れてきた。
「ごめんね・・・ライ・・迷惑だったよね・・・」
カレンの涙をみて、僕は気づいた。

ライはカレンを抱き寄せた。
「・・ライ?」
「ゴメン。カレン。僕は馬鹿だった。こんなにも素敵な人がいるのに気づけなくて。」
そして、僕はさらに強く彼女を抱き寄せる。
「僕も・・・カレンのことが好きだ。」


918 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 01:03:05 ID:Z+SctFhj
支援^^

919 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 01:03:08 ID:Jylw3HeY
支援

920 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/29(日) 01:03:22 ID:v2vkY2Tm
一瞬何がおきたか分からなかった。
すべてを理解した時、カレンの涙は喜びのものへと変わっていた。
両思いだった。それがこんなにうれしいものだなんて。

「ライ・・うれしいよぉ・・・」
「僕もだよ。カレン。これからはずっと一緒だ」
ずっと一緒。そのためにも僕は彼女を・・・カレンを守り続けたい。
どんなことが起きようとも、僕は・・

「カレン・・・」
「ライ・・・・大好き」

過去に大切な人を失った二人。もしかしたら互いにその大切な人を埋めるために
惹かれあい、実った恋なのかもしれない。


921 :ポタラ ◆8QavxK4RXU :2008/06/29(日) 01:06:08 ID:v2vkY2Tm
短いですが、以上です。
一応タイトルは「告白の時」。

しかし・・・やっぱり自分はまだ未熟者だと投下する度におもってしまいます。

読んでくださった方々、ありがとうございました!

922 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 01:10:25 ID:niQ0aY3Q
>>921
GJGJGJ!!!!
カレンかわいいよカレン


923 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 01:24:02 ID:dhmZ4Uvu
>>921
GJ!カレンかわいいよっ!内心の叫びにちょっと笑ったw
ちなみにこの直後ゼロとC.C.に遭遇したらいいなぁと思ったりw

924 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 01:25:35 ID:zsUf+NCm
>>921
カレンかわいいよカレン

…しかし一級建築士の呼び方定着してるね
いや、冗談半分で混ぜた俺としては非常にうれしいけどね

925 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 01:59:29 ID:qlkSr1ro
GJ!カレンのかわいさが出ていてとてもいいと思います。ポタラ卿の作品はいつも楽しみ!

926 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 03:43:20 ID:sxkzsmwQ
一応次スレ用に>>2の更新テンプレ貼っとく

■SS保管庫 http://www1.ocn.ne.jp/~herma/Geass_LC_SS_Top.htm

■過去スレ
1:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1209886757/
2:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1211557284/
3:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1213103523/
4:http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1213952942/

■関連スレ
コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS 14(本スレ)
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1214130280/
コードギアス LOST COLORSのライは幻の美形 2 (主人公スレ)
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1211338032/
【PS2】コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1203247087/
【PSP】コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/handygame/1207641630/
コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS 攻略スレ4
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gameover/1209720651/

■公式サイト http://www.geass-game.jp/
■アニメ公式サイト http://www.geass.jp/

■攻略wiki http://www9.atwiki.jp/codegeasslc/


927 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 08:27:58 ID:Xi2CrmLM
>>921
GJ!カレンかわええのう。心の叫びとか、特にw


そろそろ次スレ建てる?今日投下の嵐(予定)になること考えると心もとなくはある

928 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 08:59:09 ID:lU+D4keL
修羅場の人は>>766の質問はスルーですか?

929 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 09:04:48 ID:Xi2CrmLM
KY降臨す。
本日もまたスルー検定のお時間がやってまいりました

930 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 09:59:00 ID:1j5Go0Ts
>>927
まだ70KBは余裕あるから、それなりの大作でも2〜3本は余裕でいけるんじゃない?

931 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 11:23:53 ID:kCZrhe1o
>>930
だそうなので、職人の方々、お待ちしております。

932 :千葉はライの嫁:2008/06/29(日) 11:48:18 ID:FG7Su4i1
んーなら、俺がトップバッターを飾らせてもらおうかな。
前回好評だった無印ギアスの続きで。ライ出てこないけど許してくれ
シリーズとしてのタイトルは、んー、
「コードギアス The reborn world」とか。
英語苦手だけどロスカラも英語なので頑張ってみた。意味はおおざっぱに理解してくれ!
あと支援よろしく

933 :千葉はライの嫁:2008/06/29(日) 11:49:24 ID:FG7Su4i1
「だから、さっさと声明を出すべきだったんだ! 俺達の手柄になったのによぉ!」
玉城の怒声を受けた扇は、反論もせずただ唇をかみしめた。
シンジュクゲットーでの戦闘から幾日も経たぬうちに、エリア11総督のクロヴィスが暗殺されたことが公にされ、
更にその犯人も、間を置かず公表された。
枢木スザク一等兵。日本国最後の首相、枢木玄武を父に持つ名誉ブリタニア人。
クロヴィス総督暗殺は彼の仕業とされ、近日中に処刑されるという。
スザクが捕まる前に犯行声明を出していれば、クロヴィス暗殺は自分達の手柄になっていた。
玉城はそう言っているのだ。
扇が無言なのをいいことに、尚も続けようとした玉城の肩がぐいっ後ろに引かれたかと思うと。
「がっ!」
思わず振り向いた玉城の頬に、強烈な拳が叩きつけられた。吹き飛ばされる玉城。
「小笠原!」
「ごめんごめん、ちょっと腹が立ったからさ」
と扇の咎めるような声を受けても、言葉とは裏腹にちっとも反省の色を見せないその人物は、なんと女性であった。
かなりの長身で、身長は170を楽に超えているだろう。被った茶色いテンガロンハットまで含めると、190に届くかもしれない。
また、長身だからと言って貧弱な印象は全くなく、彼女が女子バスケット元日本代表であったという経歴を聞くと、なるほど、
と頷いてしまうような鍛えられたしなやかな体つきをしている。
カレンに次ぐ高い身体能力を有する女性、それが小笠原であった。
「てめぇ、いきなり何しやがる!」
突っかかる玉城に酷く物騒な笑みを向ける小笠原。
「うるさい。こちとら、あんたの勝手な行動で一度死にかけた身だっての。
 一発殴られたくらいでガタガタ言ってんじゃないよ」
「あん時のは現場の判断」
「あんたの判断は間違ってばかりなんだよね。お分かり?」
「んだとぉ!」
「よさないか、二人とも!」
今にも殴り合いを始めそうな二人の間に割って入る扇。
興が削がれたのか、玉城は不機嫌極まりない様子で舌打ちすると、扇を突き飛ばすようにして部屋を出て行った。
小笠原はといえば、ばつが悪そうに肩口まで伸びた黒髪を一房つかみ、指でくるくるといじっていた。


934 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 11:51:19 ID:Xi2CrmLM
支援。トップバッターキタ!

935 :千葉はライの嫁:2008/06/29(日) 11:51:24 ID:FG7Su4i1
「悪かったねリーダー。面倒かけた」
「……いや、構わないさ。確かに小笠原の意見にも一理あるからな。
 最近の玉城は、連携を乱して行動することが幾らかあるからな」
小笠原が「リーダー」と口にした瞬間、扇はそっと目を伏せて椅子に腰かけた。
そのまま、机に置かれた写真立てに視線を向けながら、何気なく言葉を交わす。
「傷はもう良いのか?」
「平気さ。全快、とまでは行かないけど、チンピラ一人ぶっとばすくらいなら余裕ってとこ。
 応急手当が良かったらしいからね。親切な通りすがりに感謝だね」
小笠原の言うチンピラが誰を指すのかを察し、扇は苦笑した。
小笠原は以前、ブリタニア軍の研究施設を襲撃した際に一時行方不明になっていた。
死んでしまったと扇達が諦めかけた頃、その小笠原からの救難信号が施設から数キロ離れた森から発せられた。
小笠原の話では、出血のせいで意識が朦朧としていたためはっきりとは覚えていないらしいが、誰かが手当てをしてくれたらしい。
しかもその後気を失い、目を覚ました時にはもう森の中にいたということから、何者かが逃がしてくれたようなのである。
「それで、その通りすがりのことは全然覚えていないのか?」
「んにゃ、微妙。なんかこう、気を失う直前に、銀色? そんな感じのが見えたような……?」
「銀色? なんだそれは」
小笠原の自信なさげ言葉に扇が首をかしげたところで、
扉をノックする音がした。入ってきたのは小笠原の同期であり、今となっては中心メンバーの一人である井上だった。
井上は小笠原がいたことで意外そうな顔をしたものの、直にその顔に穏やかな笑みを浮かべた。
「なんだ、もうピンピンしてるじゃない。心配して損したわ」
「へへ、お陰さまで。アタシが死んだら井上が泣きべそかくかと思ったからさ」
子供っぽい笑みで答えた小笠原に「バカ」と言いつつ、テンガロンハットのつばを掴むと、
グイっと引っ張り小笠原の目を隠した。
その何気ないやり取りに含まれた友愛を見て、滅入っていた気分が多少良くなるのを扇は感じた。
扇の視線を感じたのか、気を取り直すように咳払いをすると、井上は本来の要件を語りだした。
ちなみに小笠原は、「うおぅ、目が、目が〜」とか言ってふざけている。

936 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 11:51:43 ID:bMrNAFq0
支援

937 :千葉はライの嫁:2008/06/29(日) 11:52:58 ID:FG7Su4i1
「頼まれてた、例のパイロットのことだけど」
「何かわかったか」
「いや、ダメね。私達と同じようなレジスタンスにあれだけのパイロットがいるって話は、
 調べた限りでは見つからなかったわ。凄腕のナイトメアパイロットといえば、
 日本解放戦線の藤堂とその部下の四聖剣が有名所だけど、
 彼等は基本的に集団行動だし、このシンジュクゲットーに来ていたという話も出てないわ」
井上の報告を聞き、扇は思案顔になる。先の戦いで、扇達の前に現れた二人の謎の人物。
一人は、扇達にサザーランドを与え、戦闘の指揮を執りブリタニアを追い詰めた電話の声の主。
そしてもう一人が、井上に調べさせていた、扇達を逃がしてくれた謎のパイロットである。
あれだけ卓越したナイトメア操縦技術を持っているのなら、てっきり何処かの組織に所属しているのだと扇は考えていたが、
どうも当てが外れたらしい。
「そんなに凄い奴だったわけ? アタシと比べてどうよ?
 カレンちゃんほどじゃなくても、アタシだって結構ナイトメアには自信あるんだけど」
「あんたと比べたら向こうさんに失礼ってものよ。
 私達が束になっても敵わなかった敵の新型と、真っ向からやりあえてたらしいからね」
興味津津、といった感じの小笠原に苦笑する井上。

938 :千葉はライの嫁:2008/06/29(日) 11:53:49 ID:FG7Su4i1
扇達は逃げる際に、足の速い仲間を何人か周囲にばらつかせ、
敵とばったり遭遇しないよう様子を探らせていたが、その中の一人であったカレンが、
敵の新型相手にただ一騎で奮戦するサザーランドを目撃していたのだ。
しかもカレンの話によれば、最終的にナイトメアは失ったものの、敵を行動不能に追い込んだらしい。
扇達自身も戦い、その圧倒的な強さを身を持って知っていた強敵だっただけに、
それを相討ちのようなものとはいえ倒したそのパイロットに、関心が行くのは当然だった。
「ふーん。謎の指揮官に謎の戦士か。
 もし仲間になってくれたら、アタシ達ってすっごいパワーアップよね」
それはどうだろう、と。扇は小笠原ほど単純な考えを持てなかった。
直接会ったわけではないが、あの指揮官のような男は確かに大した能力の持ち主だったが、
なにか、言いようの無い黒い感情を時折感じることがあった。
悪意、というよりも、ブリタニアへの異様なまでの憎悪のようなものを。
「そうだな。せめて、パイロットの方だけでも仲間になってくれればな」
それが扇の本音だった。あのパイロットは、自分達に近しい人物に思えたのだ。
それはカレンに無理をさせたくない、という扇の個人的な感情も関係していたが、
野に放しておくには惜しい人材だと思ったのは事実だった。


扇にとっては皮肉なことに……彼はこの後すぐに謎の指揮官、ゼロと出会うことになる。
彼の指示に従いスザクを救った際はその手並みに感心しつつも、扇は背筋に寒いものを感じずにはいられなかった。

939 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 11:54:48 ID:Xi2CrmLM
支援

940 :千葉はライの嫁:2008/06/29(日) 11:56:17 ID:FG7Su4i1
終了。投下してみると案外短かったなぁ。
ちなみに小笠原さんは、公式小説の朱の軌跡に二行くらい登場してる故人。
名前しか出てないほとんどオリキャラ同然の人なので、
そういうのが嫌な人はすまん。では、さらばだ

941 :千葉はライの嫁:2008/06/29(日) 11:57:40 ID:FG7Su4i1
あっと、忘れてた。
支援に全力で感謝。今度投下する時もお願いするぜ!

942 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 12:11:23 ID:RsonbkMO
全力でGJ!

943 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 12:18:05 ID:Xi2CrmLM
>>940
GJ!続きを期待

944 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 12:24:00 ID:nu8tfpWM
GJ!
どっちのルートに行くか激しく期待!

945 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 13:05:03 ID:S1LWVU2d
>>940
GJ!

946 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 13:37:50 ID:J+eFKomn
GJ

947 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 13:44:14 ID:gDv+7+sP
連載物の期待の星だね
続きが激しく気になる!

948 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 14:10:13 ID:Jylw3HeY
GJ! 支援は任せてくれw

949 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/29(日) 14:36:27 ID:+uW+kO0m
投下します。
>>789の続きです。
支援お願いします。

注意!
原作無視のオリジナル展開です。
想いの力?何それ美味しいの?


950 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/29(日) 14:38:24 ID:+uW+kO0m
アヴァロンの格納庫、その発艦口に一番近い位置に青い曲線形のフォルムのナイトメアが一機、悠然と立つ。
機体の名前はトリスタン。
悲しみの騎士の名を冠するその機体のコックピットの中で、ナイトオブスリーことジノ・ヴァインベルグは頭の後ろで手を組み、何の面白みもないコックピットの天井を見上げていた。

(…暇だな)

今回の会談に随行を命じられたラウンズは三人。
その内の彼だけが、何故一人愛機の中で無為に時間を過ごしているかと言えば至極簡単な理由で、消去法というやつによるものだった。

今回の会談場所は洋上の戦艦。
何時、如何なる場所で、何が起こるかわからない。

どの陣営が敵になるかわからない以上、ナイトメアによる襲撃も有り得る。

よって、三人の内二人が護衛対象に付き、残りの一人がナイトメアで待機する事になったのだ。

――しかし

(スザクって、ゼロが絡むと人間変わるよなぁ)

思い出されるのは、自分が必ず付いていくと語気を強めて主張した同僚の姿。
その様子には、誰も異議を唱える事はできない。

よって二人の枠の一つが埋まる。

951 :◆jediAS78Bg :2008/06/29(日) 14:38:48 ID:79su2eot
あの、少し質問なのですが、良いですか?

以前投下した「蒼の反転」ですが、続きを期待されている方もいらっしゃるようです。
が、私はあれで(非常に中途半端ですが)完結させて、別の話を書くつもりだったのです。

私はあれで終わらせたいのですが、作者の一存で決めるわけにも行かず、意見を聞かせて頂きたいです。。




952 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/29(日) 14:39:00 ID:+uW+kO0m
さらに、ナイトメアによる護衛というからには求められるのはスピードと正確性である。

(…アーニャも当然の様に付いて行くし)

その任務に自身の機体が向いてない事を自覚していたのか、はたまた別の理由か、自分に一言もなく随伴に加わっていたナイトオブシックス、アーニャ・アールストレイム。

結局残ったジノが、このつまらない任務を引き受ける事になったのだった。

(俺も紅蓮のパイロット、久しぶりに見たかったんだけどねぇ)

今回はアーニャに譲るか、と諦めて苦笑を浮かべるジノ。

彼は知らない。
そのアーニャもまた、護衛対象に忘れられて部屋の外にずっと立ちっぱなしにされている事に。
結果、帰ってきたアーニャに絡んだジノは、彼女の強烈な視線に黙らされる事となる。


953 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 14:39:05 ID:Xi2CrmLM
支援 わー待ってました!

954 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 14:39:17 ID:BQG2bzxz
支援

955 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 14:39:53 ID:79su2eot
すみません割り込みました。
支援

956 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/29(日) 14:40:00 ID:+uW+kO0m
――――――

小さな応接室と言っても、人間が一人でいるには些か広すぎてもの悲しい。

その部屋の中央にある正方形の机に、カレンは自身の上半身を突っ伏していた。
彼女の目の前の席に座っていた茶色の癖毛の青年は、既にいない。

(ふふっ、スザクの馬鹿。分かりやすいにも程があるっての…)

そう心の中で言う彼女の表情に浮かぶのは、口調とは裏腹に暗い笑み。

果たしてそれは、今まで話をしていた青年へと向けたものか。
或いは、自分への嘲笑か。


――「あの青いランスロット。パイロットは、彼なんでしょう?」

そう言われた瞬間のスザクの表情は、今やナイトオブセブンとなった彼には滅多に見られない、呆気に取られたもの。
すぐに慌てて冷たい仮面を貼り付けた彼だったが、カレンには最初の表情で十分だった。

否定の発言をするスザクに御座なりな返事をして、すぐにお友達の時間の終了をカレンは宣告したのだった。
彼女の確かめたかった事は、それだけだったから。

それにしても

(私も、何で気付かなかったんだろう)

今にして思えば、あれほど彼に似合った機体もないだろう。

鮮やかな蒼穹のカラーリング。
開発者であるラクシャータをして、理想の使い手とまで言わしめた輻射波動機構の捌きっぷり。
機体性能ギリギリまで振り回す操縦技術。

957 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/29(日) 14:40:58 ID:+uW+kO0m
(絶対に許さない、なんて、私が言えた事じゃないでしょうに)

本当に馬鹿なのは、自分。紅月カレンという女だ。
自分のせいであんな風になったライを、知らなかったとはいえ

(っ…殺そうと、したんだよね)

そこまで考えて、一層自嘲の笑みを深くするカレン。
暗い思考にとらわれかけた彼女だったが

(…でも)

なんとか心の向きを変える。
自分が馬鹿なのは、もう嫌というほど分かっていた事だ。
そうやって愚図るだけでは何も変わらない。
それに今は、選ぶべき道があるのだ。

(生きてて、くれた)

例え自分の事を覚えていなくても、あれは間違いなくライだった。
彼が生きている。
二度と彼に会えないと思っていたカレンにとっては、大きな、それこそ何物にも変えがたい、希望。

ならば

(絶対に、取り戻してやる!)

方法なんて何も考え付かない。
そもそもギアスの事は、彼女の専門外だ。


958 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 14:41:15 ID:Xi2CrmLM
支援

959 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 14:41:24 ID:BQG2bzxz
支援

960 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/29(日) 14:42:04 ID:+uW+kO0m
それでも

体を起こす。
背筋がしっかり伸びた、彼女本来の在り方。

それからカレンは、片腕に優しくもう一方の手を当てて、微笑む。
そこには、一片の闇もない。

(優しい所は、変わってなかったものね)

あの温かさを忘れる事など、諦める事など、彼女には出来ない。出来るわけが、ないのだ。

961 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/29(日) 14:42:56 ID:+uW+kO0m
――――――

カレンがその覚悟を固めた時、現状を正しく理解していたもう一人の人物もまた、大きな転機を迎えていた。

部屋に入る。扉が閉じ、鍵が掛かったのを確認してから、仮面を外す。
煩わしげにそれを投げ捨てると、その人物は目の前のベッドでピザを食べる美しい緑に対して射殺すような視線を向けた。

「…なんだその目は。いっちょまえに格好つけてるつもりか?童貞坊やが」

その視線を物ともせずに、普段通りの毒舌を展開する緑の少女、C.C.。
しかしそのいつもの毒を受けた漆黒の青年は、逆にいつもの様に激昂することもせずに、凍えるような静かな怒りを口にした。

「…黙れ。今度という今度は、俺もお前に愛想が尽きたぞ」

そう言って苛立たしげに椅子に座った青年――ルルーシュの様子に、C.C.は気付かれないようにため息をつく。
彼女には彼女の事情があったのだ。許されるとは、思っていないが。

「ライの事か」

彼女のその言葉に、ルルーシュの視線がさらに厳しいものになる。

「お前は、いつから知っていた」

「最初から」

我慢ならなくなったのか、ルルーシュは荒々しく、座ったばかりの椅子から立ち上がると声をあげた。

「何故言わなかった!俺達が殺し合いをしているのを、お前はただ横で見ていただけか!それに、カレンの事も」

そこでC.C.は割り込む。その言葉は先程のルルーシュのものとは比べ物にならないくらい、冷たい。

962 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 14:43:31 ID:+YIxUq2R
援護

963 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 14:43:50 ID:BQG2bzxz
支援

964 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/29(日) 14:43:57 ID:+uW+kO0m
「もし私がお前にライの事を教えていたとして、お前はあいつと戦えたのか?」

「…ライと、戦うだと?」

「当然だろう?あいつは今やブリタニアの皇族。そしてお前は、そのブリタニアの敵の筆頭だ。これでどうして戦わずにいられる?」

そう言って鼻で笑うC.C.。
ルルーシュは、苦虫を噛み潰したような表情になりながらも答えた。

「ライを、切り捨てろと言っているのか」

「それ以外の意味に聞こえたか?」

感情のない言葉。ルルーシュはその言葉を振り払うかのように叫ぶ。

「だが!切り捨てるだけでは、」

「ブリタニアには勝てない?」

――本当に?

C.C.は薄い、かすかな笑みをその顔に浮かべる。
何故か背筋に悪寒が走るのを、ルルーシュは止められなかった。

965 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/29(日) 14:44:29 ID:+uW+kO0m
「…何が言いたい」

「切り捨てないんじゃない。切り捨てられない、切り捨てるのが怖くなったんじゃないのか?お前は」

「なっ!?」

ルルーシュの動揺にも構わず、C.C.は続ける。
それは、推定の形を取ってはいたが、もはや断定の口調そのものだった。

「一年前、枢木スザクに切り捨てられたように、いつかまた自分が誰かに切り捨てられると、そう思っているんじゃないのか?」

――だからこその、その言葉、その姿勢。

「今のお前は予防線を張っているだけなのさ。他人に切り捨てられないための、な」

そこまで言って、C.C.は今度は本当に口の端をつり上げたのだった。


966 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 14:44:59 ID:Xi2CrmLM
支援

967 :コウ ◆W56eoB1Y.M :2008/06/29(日) 14:45:53 ID:+uW+kO0m
今回は終わりです。
支援ありがとうございました。

968 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 14:47:10 ID:79su2eot
GJです。
割り込んでしまいました。すみません

969 :保管庫の人:2008/06/29(日) 15:06:24 ID:D/PK1zeh
出かける前に更新完了。次は2300頃になると思います。

現在の状況。記録更新は成るか?
http://www1.ocn.ne.jp/~herma/log.JPG

>>951 あくまで個人的な意見ですが是非とも完成させていただきたい。あのままで
 放置するのは惜しい力作です。もちろん作者様の意思が最優先ですがね。

970 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 15:25:07 ID:xYjh1Qf9
>>967GJ!
貴重なシリアスにカッコいいゼロ!
魔女の本領発揮なCC!
乙女成分とカッコヨス成分が絶妙のバランスなカレン!
続きが楽しみすぎます!!

971 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 15:25:21 ID:Xi2CrmLM
>>967
GJ!毎回続きが待ち遠しいです。カレンの奮起が楽しみです。

>>951
ご本人が書かれる気が無いのであればしかたがないかと思います。
いつか、ふと続きをかかれる気になったらまた書いていただけると幸いです。

>>969
またグラフキター!www

972 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 15:36:54 ID:WEKsYfOQ
>>967
まってました!GJです!
しかしこの後はまさか本気で殺し愛になるんでしょうかね

973 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 15:41:03 ID:79su2eot
できるだけ書いてみようと思います。
有難うございました

974 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 16:51:20 ID:UENpAFHD
SS総数162…だと…?
たったの…4スレで…!?

975 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:28:48 ID:7g47Oj+O
職人方のあまりの投下スピードに、スカウターが壊れる勢いだな

976 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:30:02 ID:FG7Su4i1
ふ、ふふふ! 今日の放送でどれだけのもうそ……失礼。
作品が生み出されるのやら……
とりあえずライのプロフは、

クラス:一級建築士
装備:青い帽子、ピコピコハンマー

ってとこかな

977 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:32:31 ID:zsUf+NCm
>>976
ライ出てたよなあの時

…登場のタイミングからしてライはアーニャ狙いか?
もしかしてロリ
(輻射波動でチンされました 続きは読めません)

978 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:33:11 ID:8TcYYHME
ライにロリコンだのなんだのという議論は無意味……
なぜなら奴の射程距離は極めて広い!

979 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:35:45 ID:UENpAFHD
そもそもライさんに守備範囲がどうこうというほうが無意味

980 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:36:00 ID:gDv+7+sP
アーニャのシーンで映っていた、あの銀髪の生徒ってライ!?

981 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:36:01 ID:xYjh1Qf9
今週はライカレ派には朗報……なのか?

982 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:37:12 ID:dhmZ4Uvu
老若男女無差別に落とすからな…
ロリから熟女まで幅ひr
(四連ハドロンで塵と化しました)

983 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:37:45 ID:lruLmB5m
>>980
シャーリーを追っかけてたシーンでもチラリと映ってた
オレンジのギアスキャンセラーで忘れますようにがキャンセルできるから、皆もライのことを思いだせるよな

984 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:39:24 ID:zsUf+NCm
>>983
お前天才だな
ありがとうオレンジ
今日から君をオレンジじゃなくてぽんかんと呼んであげよう

985 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:42:22 ID:Jylw3HeY
ぽんかん吹いたwww

986 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:42:26 ID:FG7Su4i1
つーか、誰か新スレ立てないとピンチだぜ!
それとも誰か立ててくれた?

987 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:42:32 ID:Xi2CrmLM
>>981
最悪の状況から脱出したという意味では朗報だった。
本国行きとかにならんでほんと良かった…

988 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:42:36 ID:S1LWVU2d
新スレを作成しました。

コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS SSスレ5
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/gal/1214728916/

989 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:45:25 ID:FG7Su4i1
全力で乙。
スレ違いだが、あとはもう今週のライで埋めればいいだろ

990 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:46:10 ID:1j5Go0Ts
この大騒ぎのなか冷静な判断力、
>>988、なんとしても欲しい駒だ…

991 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:46:34 ID:79su2eot
キタコレ

426 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:39:35 ID:/OTlUsh6
ライ参上
ttp://dat.2chan.net/18/src/121472850664686fa.jpg



992 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:48:26 ID:kLZyB6BS
GJ!!ヤバい、スゲー嬉しい

993 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:48:42 ID:zsUf+NCm
>>991
このシーンだけ抜き出すと本当にアーニャかわいいな
くっそ俺ロリコンでいいや

994 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:48:49 ID:dhmZ4Uvu
>>991
微妙に頬染めテルヨー
ていうかアーニャ狙ってるやつ多いなおい

995 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:55:08 ID:lzOqrblw
>>988
乙 そしてうめ

996 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:55:53 ID:FG7Su4i1
あともうワンシーンライ出てたが、そっちの画像はないのかなぁ

997 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:56:39 ID:85yL8YFn
>>988
乙、そして今回の話はかなりネタになるな埋め

998 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:57:33 ID:zsUf+NCm
また埋めぽんかん!

999 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:58:27 ID:FG7Su4i1
1000?

1000 :名無しくん、、、好きです。。。:2008/06/29(日) 17:58:30 ID:Xi2CrmLM
1000ならカレンはライの嫁

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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